JP3207310B2 - 放射線測定器 - Google Patents
放射線測定器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線測定器、特に表
示する放射線の値の安定性を容易に検知できる放射線測
定器の改良に関する。
示する放射線の値の安定性を容易に検知できる放射線測
定器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放射線測定器には、その放射線の
計数率又は線量率を表示する表示方式として、次の3方
式のいずれかが用いられていた。すなわち、(1)アナ
ログ方式、(2)デジタル方式、(3)アナログとデジ
タルとを組み合わせた方式である。
計数率又は線量率を表示する表示方式として、次の3方
式のいずれかが用いられていた。すなわち、(1)アナ
ログ方式、(2)デジタル方式、(3)アナログとデジ
タルとを組み合わせた方式である。
【0003】図6には、従来のアナログ方式の表示部の
正面図が示されている。まず、(1)アナログ方式で
は、図6(a)、(b)に示されるように、計測された
放射線の計数率又は線量率は表示部(例えばメータ)の
針50によって示される。この方式によれば、現在測定
されている放射線の計数率又は線量率の値の変動は、針
50の振れを観察すれば一目で分かる。しかしながら、
その値が安定傾向にあるか否かは、針50の振れからは
分からない。また、メータ式の表示の場合、装置が大型
化し、更に針50が示す値は、その値を読む人によって
若干の誤差を生じるおそれがあった。
正面図が示されている。まず、(1)アナログ方式で
は、図6(a)、(b)に示されるように、計測された
放射線の計数率又は線量率は表示部(例えばメータ)の
針50によって示される。この方式によれば、現在測定
されている放射線の計数率又は線量率の値の変動は、針
50の振れを観察すれば一目で分かる。しかしながら、
その値が安定傾向にあるか否かは、針50の振れからは
分からない。また、メータ式の表示の場合、装置が大型
化し、更に針50が示す値は、その値を読む人によって
若干の誤差を生じるおそれがあった。
【0004】一方、(2)デジタル方式は、装置の小型
化が図れ、かつ放射線の計数率又は線量率の値を正確に
読み取れる方式である。しかしながら、この方式では、
現在測定されている放射線の計数率又は線量率の値の変
動は、デジタル表示を常時監視することによってしか分
からず、それによっても正確に変動を知ることは難しか
った。このため、その値が安定したか否かを判断するこ
とは困難であった。
化が図れ、かつ放射線の計数率又は線量率の値を正確に
読み取れる方式である。しかしながら、この方式では、
現在測定されている放射線の計数率又は線量率の値の変
動は、デジタル表示を常時監視することによってしか分
からず、それによっても正確に変動を知ることは難しか
った。このため、その値が安定したか否かを判断するこ
とは困難であった。
【0005】そこで、近年では、(3)アナログとデジ
タルとを組み合わせた方式が採用されるようになってき
ている。すなわち、放射線の計数率又は線量率の値はデ
ジタル表示され、測定状況はメータ等に表示するもので
ある。これによれば、針の動きによって現在測定されて
いる放射線の計数率又は線量率の値の変動を把握するこ
とができる。
タルとを組み合わせた方式が採用されるようになってき
ている。すなわち、放射線の計数率又は線量率の値はデ
ジタル表示され、測定状況はメータ等に表示するもので
ある。これによれば、針の動きによって現在測定されて
いる放射線の計数率又は線量率の値の変動を把握するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
(3)アナログとデジタルとを組み合わせた方式におい
ても、アナログ式の表示部を有するため装置の大型化は
改善されないという問題があった。
(3)アナログとデジタルとを組み合わせた方式におい
ても、アナログ式の表示部を有するため装置の大型化は
改善されないという問題があった。
【0007】そこで、放射線の計数率又は線量率の値及
びその値の変動を共にデジタル方式で行うようになって
きている。この方式において、変動の表示は、液晶表示
によるバーグラフであり、バーの伸び縮みがアナログ方
式の針の触れに相当する(図7参照)。このため、装置
の小型化が図れ、かつ正確に放射線の計数率又は線量率
の値を読むことができる。
びその値の変動を共にデジタル方式で行うようになって
きている。この方式において、変動の表示は、液晶表示
によるバーグラフであり、バーの伸び縮みがアナログ方
式の針の触れに相当する(図7参照)。このため、装置
の小型化が図れ、かつ正確に放射線の計数率又は線量率
の値を読むことができる。
【0008】しかしながら、バーグラフ表示にしても、
指示値の変動はメータ式と全く同様であり、指示値が安
定傾向にあるか否かは、指示値をじっとみつめていない
と分からないという欠点は依然残されたままである。
指示値の変動はメータ式と全く同様であり、指示値が安
定傾向にあるか否かは、指示値をじっとみつめていない
と分からないという欠点は依然残されたままである。
【0009】本発明は、以上のような問題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、計測される放射線の値の安
定性を容易に把握することができ、正確な計測を行う放
射線測定器を提供することである。
たものであり、その目的は、計測される放射線の値の安
定性を容易に把握することができ、正確な計測を行う放
射線測定器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係る放射線測定器は、放射線の計
数率又は線量率を表示する第1の表示部と、同一時刻に
おける長い時定数で計測された第1の計数率又は線量率
と短い時定数で計測された第2の計測率又は線量率との
差をとり、この差と第1の計数率又は線量率との比を表
示する第2の表示部と、を有し、前記第2の表示部の表
示変動によって、測定時の前記第1の表示部の表示値の
安定性を検知することを特徴とする
するために、本発明に係る放射線測定器は、放射線の計
数率又は線量率を表示する第1の表示部と、同一時刻に
おける長い時定数で計測された第1の計数率又は線量率
と短い時定数で計測された第2の計測率又は線量率との
差をとり、この差と第1の計数率又は線量率との比を表
示する第2の表示部と、を有し、前記第2の表示部の表
示変動によって、測定時の前記第1の表示部の表示値の
安定性を検知することを特徴とする
【0011】また、本発明の参考例の放射線測定器は、
放射線の計数率又は線量率を表示する第1の表示部と、
単位時間における計数率又は線量率の値の変動を表示す
る第2の表示部と、を有し、前記第2の表示部の表示変
動によって、測定時の前記第1の表示部の表示値の安定
性を検知することを特徴とする。
放射線の計数率又は線量率を表示する第1の表示部と、
単位時間における計数率又は線量率の値の変動を表示す
る第2の表示部と、を有し、前記第2の表示部の表示変
動によって、測定時の前記第1の表示部の表示値の安定
性を検知することを特徴とする。
【0012】
【作用】以上のように構成された本発明の放射線測定器
において、長い時定数で計測された第1の計数率又は線
量率と短い時定数で計測された第2の計数率又は線量率
との差をとり、この差と第1の計数率又は線量率との比
を表示する第2の表示部を有することにより、現在測定
している放射線の計数率又は線量率の値の変動を一目で
把握できる。このため、計測値が安定してから計測値を
読むことができ、正確な値を検出することができる。
において、長い時定数で計測された第1の計数率又は線
量率と短い時定数で計測された第2の計数率又は線量率
との差をとり、この差と第1の計数率又は線量率との比
を表示する第2の表示部を有することにより、現在測定
している放射線の計数率又は線量率の値の変動を一目で
把握できる。このため、計測値が安定してから計測値を
読むことができ、正確な値を検出することができる。
【0013】また、単位時間当たりの計数率又は線量率
の値の変動を表示する第2の表示部を有することによ
り、上記同様現在測定している放射線の計数率又は線量
率の値の変動を一目で把握できる。このため、計測値が
安定してから計測値を読むことができ、正確な値を検出
することができる。
の値の変動を表示する第2の表示部を有することによ
り、上記同様現在測定している放射線の計数率又は線量
率の値の変動を一目で把握できる。このため、計測値が
安定してから計測値を読むことができ、正確な値を検出
することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。
を説明する。
【0015】図1は、本発明に係る放射線測定器の第1
の実施例の概略構成を示すブロック図である。図2は、
本発明に係る放射線測定器の第1の参考例の概略構成を
示すブロック図である。図3及び図4は、本発明に係る
放射線測定器の表示部の表示例の正面図である。図5
は、計測時の表示状況を説明する図である。
の実施例の概略構成を示すブロック図である。図2は、
本発明に係る放射線測定器の第1の参考例の概略構成を
示すブロック図である。図3及び図4は、本発明に係る
放射線測定器の表示部の表示例の正面図である。図5
は、計測時の表示状況を説明する図である。
【0016】本発明に係る放射線測定器は、表面汚染の
サーベイ及び線量率サーベイとして用いられる。
サーベイ及び線量率サーベイとして用いられる。
【0017】第1の実施例 本実施例に係る放射線測定器は、放射線を検出する検出
器10と、その検出器10からの放射線信号を増幅する
増幅器12と、増幅された放射線信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器(図示せず)と、異なる時定数
(時間間隔)により放射線信号の計数率(単位時間当た
りの平均値)をそれぞれ算出する2つの算出器と、所定
の時定数における計数率を表示するデジタル表示部18
と、2つの算出器から出力された異なる計数率を用いて
計数率の変動を算出する計数率の変動算出回路20と、
この計数率の変動算出回路20に基づいて、計数率の変
動値を表示する変動表示部22とを有する。
器10と、その検出器10からの放射線信号を増幅する
増幅器12と、増幅された放射線信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器(図示せず)と、異なる時定数
(時間間隔)により放射線信号の計数率(単位時間当た
りの平均値)をそれぞれ算出する2つの算出器と、所定
の時定数における計数率を表示するデジタル表示部18
と、2つの算出器から出力された異なる計数率を用いて
計数率の変動を算出する計数率の変動算出回路20と、
この計数率の変動算出回路20に基づいて、計数率の変
動値を表示する変動表示部22とを有する。
【0018】ここで、異なる時定数により放射線信号の
計数率をそれぞれ算出する2つの算出器とは、長い時定
数(時間間隔が長い場合)による計数率Aの算出回路1
4と、短い時定数(時間間隔が短い場合)による計数率
Bの算出回路16とである。長い時定数による計数率A
の算出回路14によって算出されたデータをプロットし
たものが図5の実線34であり、短い時定数による計数
率Bの算出回路16によって算出されたデータをプロッ
トしたものが図5の破線32である。
計数率をそれぞれ算出する2つの算出器とは、長い時定
数(時間間隔が長い場合)による計数率Aの算出回路1
4と、短い時定数(時間間隔が短い場合)による計数率
Bの算出回路16とである。長い時定数による計数率A
の算出回路14によって算出されたデータをプロットし
たものが図5の実線34であり、短い時定数による計数
率Bの算出回路16によって算出されたデータをプロッ
トしたものが図5の破線32である。
【0019】本実施例の特徴は、上記長い時定数による
計数率Aの算出回路14と、短い時定数による計数率B
の算出回路16とから出力された計数率Aと計数率Bと
を用いて、重み付けのアベレージングを行ったことであ
る。すなわち、計数率の変動算出回路20において、下
記に示すような計算を行ったことである。
計数率Aの算出回路14と、短い時定数による計数率B
の算出回路16とから出力された計数率Aと計数率Bと
を用いて、重み付けのアベレージングを行ったことであ
る。すなわち、計数率の変動算出回路20において、下
記に示すような計算を行ったことである。
【0020】変動値=K・{(B−A)/A}
(K:定数) そして、上記変動値を随時変動表示部22に表示するこ
ととしたことである。これにより、放射線の計数率の変
動を一目で把握することができる。図1において、変動
表示部22は、棒状の変動表示部であるが、これに限る
ものではない。すなわち、図3及び図4に示されている
ように、変動表示部は、計数率を表示するデジタル表示
部18の下方に配設され、その形状は、蝶々型の変動表
示部28でもよく、更にこれらに限るものではない。ま
た、変動表示は、図に示されるように「0」を中心とし
て、更に色分けされて表示されていてもよい。例えば、
変動部分(図3及び図4の斜線部分)30が「赤」、背
景が「青」に色分けされていてもよい。
(K:定数) そして、上記変動値を随時変動表示部22に表示するこ
ととしたことである。これにより、放射線の計数率の変
動を一目で把握することができる。図1において、変動
表示部22は、棒状の変動表示部であるが、これに限る
ものではない。すなわち、図3及び図4に示されている
ように、変動表示部は、計数率を表示するデジタル表示
部18の下方に配設され、その形状は、蝶々型の変動表
示部28でもよく、更にこれらに限るものではない。ま
た、変動表示は、図に示されるように「0」を中心とし
て、更に色分けされて表示されていてもよい。例えば、
変動部分(図3及び図4の斜線部分)30が「赤」、背
景が「青」に色分けされていてもよい。
【0021】次に、図5を用いて測定時の表示状況を説
明する。図5は、被測定対象の計数率が実線40のよう
にステップ状に変化した時の一例である。なお、計数率
の代わりに線量率又は放射能濃度を指標にしてもよい。
明する。図5は、被測定対象の計数率が実線40のよう
にステップ状に変化した時の一例である。なお、計数率
の代わりに線量率又は放射能濃度を指標にしてもよい。
【0022】計数率は、実線34に示されるように推移
する。そのときの変動表示部は、次のようになる。ま
ず、変動表示部28a、28bは、計数率が安定な時の
表示であるが、このときは変動部分30が小さく「プラ
ス」及び「マイナス」に振れている。しかし、計数率が
大きく変化し始めると、「(B−A)/A」が大きな値
となるため、変動部分30は「プラス」領域を大きく振
れる(変動表示部28c)。そして、計数率がある値に
安定していくと、変動部分30は「プラス」から「0」
付近に近づいてくる(変動表示部28d)。そして、計
数率が安定すると、変動部分30は「0」に近づく(変
動表示部28e)。この時点の計数率を読めば、測定者
は正確な計数率を把握することができる。
する。そのときの変動表示部は、次のようになる。ま
ず、変動表示部28a、28bは、計数率が安定な時の
表示であるが、このときは変動部分30が小さく「プラ
ス」及び「マイナス」に振れている。しかし、計数率が
大きく変化し始めると、「(B−A)/A」が大きな値
となるため、変動部分30は「プラス」領域を大きく振
れる(変動表示部28c)。そして、計数率がある値に
安定していくと、変動部分30は「プラス」から「0」
付近に近づいてくる(変動表示部28d)。そして、計
数率が安定すると、変動部分30は「0」に近づく(変
動表示部28e)。この時点の計数率を読めば、測定者
は正確な計数率を把握することができる。
【0023】第1の参考例 本参考例に係る放射線測定器は、先の第1の実施例と同
様の検出器10と、増幅器12と、A/D変換器(図示
せず)と、所定の時定数における計数率を表示するデジ
タル表示部18とを有し、更に放射線信号から単位時間
当たりの計数率を算出するレートメータ24と、レート
メータ24から出力された計数率を単位時間で除して
「傾き」(計数率/Δt)を算出する計数率の変動算出
回路26と、この計数率の変動算出回路26から出力さ
れた「傾き」を変動率として表示する変動表示部28と
を有する。
様の検出器10と、増幅器12と、A/D変換器(図示
せず)と、所定の時定数における計数率を表示するデジ
タル表示部18とを有し、更に放射線信号から単位時間
当たりの計数率を算出するレートメータ24と、レート
メータ24から出力された計数率を単位時間で除して
「傾き」(計数率/Δt)を算出する計数率の変動算出
回路26と、この計数率の変動算出回路26から出力さ
れた「傾き」を変動率として表示する変動表示部28と
を有する。
【0024】本参考例における測定時の変動表示部28
の表示状況は、第1の実施例とほぼ同様である。すなわ
ち、計数率が安定して変動率である「傾き」が小さく
「プラス」及び「マイナス」に振れる場合は、変動部分
30は小さく「プラス」及び「マイナス」に振れてい
る。そして、計数率が大きく変化し始めると「傾き」が
大きく「プラス」に傾くため、変動部分30は大きく
「プラス」に振れる。そして、計数率が安定してくると
「傾き」が「0」に近づくため、変動部分30は「0」
に近づく。
の表示状況は、第1の実施例とほぼ同様である。すなわ
ち、計数率が安定して変動率である「傾き」が小さく
「プラス」及び「マイナス」に振れる場合は、変動部分
30は小さく「プラス」及び「マイナス」に振れてい
る。そして、計数率が大きく変化し始めると「傾き」が
大きく「プラス」に傾くため、変動部分30は大きく
「プラス」に振れる。そして、計数率が安定してくると
「傾き」が「0」に近づくため、変動部分30は「0」
に近づく。
【0025】なお、変動表示部28の形状及び色分け等
は、第1の実施例と同様である。また、測定時の変動表
示部28の表示形態も第1の実施例と同様で、棒状であ
っても蝶々型であってもよい。
は、第1の実施例と同様である。また、測定時の変動表
示部28の表示形態も第1の実施例と同様で、棒状であ
っても蝶々型であってもよい。
【0026】以上、放射線の計数率について説明してき
たが、線量率も同様の方法で表示することができる。こ
れにより、測定者は線量率が安定した時点で線量率を読
むことができ、正確な線量率を把握することができる。
たが、線量率も同様の方法で表示することができる。こ
れにより、測定者は線量率が安定した時点で線量率を読
むことができ、正確な線量率を把握することができる。
【0027】なお、本発明は、放射線の計数率及び線量
率の変動を容易に検知することができるため、放射能汚
染部位及び線量率の高い場所を容易に発見することがで
きる。
率の変動を容易に検知することができるため、放射能汚
染部位及び線量率の高い場所を容易に発見することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の放射線測定器に
おいて、長い時定数で計測された第1の計数率又は線量
率と短い時定数で計測された第2の計数率又は線量率と
の差をとり、この差と第1の計数率又は線量率との比を
表示する第2の表示部を有するので、現在測定している
放射線の計数率又は線量率の値の変動を一目で把握でき
る。このため、計測値が安定してから計測値を読むこと
ができ、正確な値を検出することができる。
おいて、長い時定数で計測された第1の計数率又は線量
率と短い時定数で計測された第2の計数率又は線量率と
の差をとり、この差と第1の計数率又は線量率との比を
表示する第2の表示部を有するので、現在測定している
放射線の計数率又は線量率の値の変動を一目で把握でき
る。このため、計測値が安定してから計測値を読むこと
ができ、正確な値を検出することができる。
【0029】また、単位時間当たりの計数率又は線量率
の値の変動を表示する第2の表示部を有するので、上記
同様現在測定している放射線の計数率又は線量率の値の
変動を一目で把握できる。このため、計測値が安定して
から計測値を読むことができ、正確な値を検出すること
ができる。
の値の変動を表示する第2の表示部を有するので、上記
同様現在測定している放射線の計数率又は線量率の値の
変動を一目で把握できる。このため、計測値が安定して
から計測値を読むことができ、正確な値を検出すること
ができる。
【0030】更に、計測値の表示も計測値の変動の表示
もデジタル表示を行えるので、装置を小型化することが
できる。
もデジタル表示を行えるので、装置を小型化することが
できる。
【図1】 本発明に係る放射線測定器の第1の実施例の
概略構成を示すブロック図である。
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る放射線測定器の第1の参考例の
概略構成を示すブロック図である。
概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係る放射線測定器の表示部の第1の
表示例の正面図である。
表示例の正面図である。
【図4】 本発明に係る放射線測定器の表示部の第2の
表示例の正面図である。
表示例の正面図である。
【図5】 計測時の表示状況を説明する図である。
【図6】 従来のアナログ方式における表示部の正面図
である。
である。
【図7】 従来のデジタル方式における表示部の正面図
である。
である。
10 検出器 12 増幅器 14 長い時定数による計数率Aの算出回路 16 短い時定数による計数率Bの算出回路 18 デジタル表示部 20、26 計数率の変動算出回路 22、28 変動表示部 24 レートメータ 30 変動部分 50 針 54 バーグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−264228(JP,A) 実開 平1−151285(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01T 7/00
Claims (1)
- 【請求項1】 放射線の計数率又は線量率を表示する第
1の表示部と、同一時刻における 長い時定数で計測された第1の計数率
又は線量率と短い時定数で計測された第2の計測率又は
線量率との差をとり、この差と第1の計数率又は線量率
との比を表示する第2の表示部と、 を有し、 前記第2の表示部の表示変動によって、測定時の前記第
1の表示部の表示値の安定性を検知することを特徴とす
る放射線測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32714593A JP3207310B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 放射線測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32714593A JP3207310B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 放射線測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07181265A JPH07181265A (ja) | 1995-07-21 |
JP3207310B2 true JP3207310B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=18195820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32714593A Expired - Fee Related JP3207310B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 放射線測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207310B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7772970B2 (en) | 2006-04-07 | 2010-08-10 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle display device |
KR200488351Y1 (ko) * | 2017-06-28 | 2019-01-16 | 노승자 | 다기능 포장상자 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5001899B2 (ja) * | 2008-05-01 | 2012-08-15 | 日立アロカメディカル株式会社 | 放射線測定装置 |
JP2013101006A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-23 | Yamagata Kyodo:Kk | 放射線計測器 |
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1993
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