JP3207094U - ドアハンドル及びドア - Google Patents

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Abstract

【課題】引戸、開き戸にかかわらず適用することができるドアハンドル及びドアを提供する。【解決手段】ドアハンドル40を、取付部(取付部材50)と、返し部62を有する先端部60と、連結部70と、を備える構成とする。取り付けられるドアが引き戸である場合に、ドア本体20に取り付けられた状態において、取付部(取付部材50)のドア本体20が取り付けられる側の面と反対側の面を、ドア10を開ける方向に移動可能とする第一の操作部54とし、返し部62のドア本体20側の端部を、ドア10を閉じる方向に移動可能とする第二の操作部63とし、取り付けられるドア10が開き戸である場合に、ドア本体20に取り付けられた状態において、返し部62の進入空間41に臨む部分(内面部分62a)及び進入空間に臨む部分とは反対側の部分(外面部分62b)を、ドア10を開閉可能な第三の操作部65とする。【選択図】図2

Description

本考案は、ドアに取り付けられるドアハンドル及びそれを用いたドアに関するものである。
従来の引戸用取手(ドアハンドル)として特許文献1に記載されるものがあり、これによれば、取手の側面に、側面方向から内方に向かって指を差入れるための指差入れ部を設け、その指差入れ部に指先を引掛けて引戸を引き出すための指掛部が形成され、引戸の側端部を内方に切り欠いて凹部を設け、その凹部に取手が嵌め込まれて構成されていた。
特開2006−219866号公報
しかし、上記の引戸用取手(ドアハンドル)では、引戸に適用することはできるが、回動して開閉する開き戸には、指が掛かる部分がなくそのままでは適用できないという問題があった。
本考案は、上記事情に鑑み、引戸、開き戸にかかわらず適用することができるドアハンドル及びドアを提供することを目的とする。
請求項1記載の考案では、出入り口に設置されるドアのドア本体に取り付けられるドアハンドルであって、
前記ドア本体に取り付けられた状態において、前記ドア本体の側端部に取り付けられる取付部と、前記ドア本体から離れる側に配置される先端部と、前記取付部と前記先端部とを連結する連結部と、を備え、前記先端部は、前記ドア本体側に延設される返し部を有し、前記取付部と前記先端部と前記連結部とで囲まれる領域が、前記ドアの出入り方向の少なくとも一方の側において開口して指を進入可能な進入空間とされ、
取り付けられる前記ドアが引き戸である場合に、前記ドア本体に取り付けられた状態において、
前記取付部の前記ドア本体が取り付けられる側の面と反対側の面が、前記ドアを開ける方向に移動可能とする第一の操作部とされ、
前記返し部の前記ドア本体側の端部が、前記ドアを閉じる方向に移動可能とする第二の操作部とされ、
取り付けられる前記ドアが開き戸である場合に、前記ドア本体に取り付けられた状態において、
少なくとも、前記返し部の前記進入空間に臨む部分及び前記進入空間に臨む部分とは反対側の部分が、前記ドアを開閉可能な第三の操作部とされていることを特徴とする。
これによれば、引き戸を開閉可能な第一の操作部及び第二の操作部に加えて、開き戸を開閉可能な第三の操作部を有することにより、引き戸、開き戸の両方に適用することができる。
請求項2記載の考案は、前記連結部の前記先端部側には、前記ドア本体に取り付けられた状態における上下方向からみた幅が、前記取付部側の幅より狭小に形成された逃がし部が形成されていることを特徴とする。
これによれば、指が進入空間に進入できなくなること、進入させた指が連結部に接触して指が痛くなること、を抑制することができる。
請求項3記載の考案のように、前記第一の操作部を、前記ドア本体に取り付けられた状態において、前記ドア本体が取り付けられる側の面側に向かって凹状に形成すれば、ドアを開けるときに指先の形状に対応しやすくなるとともに、指先の引っ掛かり良くなり操作性を向上させることに寄与する。
請求項4記載の考案のように、前記ドア本体に取り付けられた状態において、前記進入空間を、前記ドアの出入り方向の両方に形成すれば、出入り方向の両方でドアの開閉操作が必要な場合に好適なものとすることができる。
請求項5記載の考案のように、前記連結部に、前記ドアの出入り方向において、光を透過可能な明かり窓を有する構成とすれば、ドア本体に明かり窓を形成することなく、照明の光の有無によりドアの向こう側の状況を把握することを容易にすることができる。
請求項6記載の考案では、ドア本体と、請求項1〜5のいずれかに記載のドアハンドルと、を備えるドアとしている。
本考案の一実施形態のドアの正面図である。 同実施形態の部分平面図である。 同実施形態のドアハンドルの取付部の拡大平面図である。 同実施形態のドアハンドルの先端部の拡大平面図である。 同実施形態の明かり窓の拡大正面図である。 図5の(a)は、VIa−VIa線矢視断面図であり、(b)はVIb−VIb矢視断面図である。 同実施形態のドアハンドルの(a)はドアを閉じるときの動作説明図であり、(b)は、ドアを開くときの動作説明図である。 本考案の他の実施形態のドアの正面図である。 同実施形態のドアハンドルの(a)はドアを開くときの動作説明図であり、(b)は、ドアを閉じるときの動作説明図である。 ドアハンドルの変形例の平面図である。
本考案のドアの一実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明において、各図面に記載される矢印の、Fを前、Bを後ろ、Rを右、Lを左、Uを上、Dを下、とする。なお、説明をしやすくするため、断面図のハッチングは、省略してある。
ドア10は、図1に示すように、ドア本体20と、ドアハンドル40と、を有して、建築物の出入口等に設置されたドア枠100に開閉可能に設置されている。
ドア本体20は、図1、2に示すように、上壁面21と、下壁面22と、左壁面23(戸先ともいう)と、右壁面24(戸尻ともいう)と、前壁面25と、後壁面26と、を有して、矩形平板状に形成されている。
ドア枠100は、図1に示すように、左右方向に沿って配設される上横枠体101及び下横枠体102と、上下方向に沿って配設される左縦枠体103及び右縦枠体104と、を有して矩形枠状に形成されている。
本実施形態では、ドア10は、ドア枠100内を左右方向にスライド移動する引き戸として構成されている。
ドアハンドル40は、図1、2に示すように、金属製でドア本体20の左側の端部に取り付けられている。
ドアハンドル40は、取付部材50と、ハンドル部材80と、で構成されている。
取付部材50(実用新案登録請求の範囲の取付部に相当する)は、図2、3に示すように、長尺平板状なベース板51と、上下方向からみてベース板51の短手方向の両方の端部から、左側にそれぞれ突設される板状のガイド片52、52と、を有して断面略コの字状に形成されている。なお、ベース板51は、ドア本体20の上下方向における長さと略同一の長さとされ、各ガイド片52は、ベース板51の長手方向(上下方向)の全域にわたって突設されている。
取付部材50は、ベース板51と、ガイド片52、52と、で囲まれる領域内に、ドア本体20の左側の端部を嵌め込み可能とされている。本実施形態では、取付部材50は、ドア本体20の左壁面23の全域、前壁面25及び後壁面26の左壁面23側の一部の領域の外側に嵌め込み可能とされている。
ベース板51のガイド片52、52が突設される側とは反対側(左側)の面には、ベース板51の右側の面に向かって断面矩形状に凹むように形成され、後述する連結部70を連結するときに位置決めをする凹溝53が長手方向に沿って形成されている。なお、凹溝53は、ベース板51の長手方向(上下方向)の全域にわたって配設されている。
ベース板51の左側の面、換言すれば、ドア本体20が取り付けられる側と反対側の面には、上下方向からみて、凹溝53をはさんで、ベース板51の右側の面に向かって断面円弧状に凹むように形成される第一の操作部54、54を有している。
各第一の操作部54は、指で右側に押すことで、ドア10を開ける方向に移動可能とされる。
ハンドル部材80は、先端部60と、連結部70と、を有している。
先端部60は、図2、4に示すように、長尺平板状なベース板61と、上下方向からみてベース板61の短手方向の両方の端部から、左側(ドア本体20側)にそれぞれ突設される板状の返し部62、62と、を有して断面略コの字状に形成されている。なお、ベース板61は、ドア本体20の上下方向における長さと略同一の長さとされ、各返し部62は、ベース板61の長手方向(上下方向)の全域にわたって突設されている。
返し部62は、ベース板61側から自由端側に向かうにしたがって、前後方向における幅が徐々に狭くなるように形成されている。本実施形態では、ベース板61の左側の面と、返し部62の外側の面(前面、後面)とは略直交し、返し部62の内側の面がベース板61に向かうにしたがって肉厚となるように形成されている。
返し部62の右側の端部(ドア本体20側の端部)は、ドア10を閉じる方向に移動可能とする第二の操作部63とされる。
各第二の操作部63は、指で左側に押すことで、ドア10を閉じる方向に移動可能とされる。
ベース板61の返し部62、62が延設される側とは反対側(左側)の面には、ベース板61の右側の面に向かって断面円弧状に凹むように形成される凹溝64が長手方向に沿って形成されている。なお、凹溝64は、ベース板61の長手方向(上下方向)の全域にわたって配設されている。
凹溝64には、ウレタン等で形成される緩衝材81が取り付けられ、ドア10を閉じたときに、左縦枠体103が、金属製の先端部60との接触で疵(きず)がつくことを抑制する。
連結部70は、図2、4に示すように、長尺な四角柱状に形成されている。連結部70には、上下方向に沿って上面から下面に向かって断面矩形状に貫通する貫通孔71が形成されている。
連結部70は、ベース板61と連設され連結部70の左側(先端部60側)には、上下方向からみた幅が、取付部材50側の幅より狭小に形成された逃がし部72が形成されている。
本実施形態では、左右方向における、連結部70の外形形状が、貫通孔71の左側の端部と略同一の位置から、左側に行くにしたがって狭小となり、ベース板61近傍までいくと、少し広がる略台形状となるように形成されている。
連結部70の上部には、連結部70の前側及び後側の外周面から貫通孔71まで貫通する窓孔73、73がそれぞれ形成されている。貫通孔71の窓孔73、73に対応する位置には、図5に示すように、アクリル樹脂で構成され光を透過可能な光透過部材82が配設されている。窓孔73、73と光透過部材82で、いわゆる明かり窓として機能する。
ドアハンドル40の、組み付け方法を説明する。取付部材50の凹溝53に、連結部70の先端部60と連設する側とは反対側の端部を進入させて位置決めする。ベース板51のガイド片52、52が突設される側の面(右側の面)から、連結部70の逃がし部72近傍に至るまで、図示しないねじ孔を長手方向(上下方向)において複数箇所形成して、ねじ90でそれぞれ固定することで、連結部70及び先端部60と取付部材50とが一体化される。
ドアハンドル40は、図2に示すように、組み付けられた状態において、取付部材50と、ハンドル部材80の先端部60と、連結部70と、で囲まれる領域が、ドア10の出入り方向(前後方向)側が開口して指を進入可能な進入空間41が形成されることになる。
返し部62の内面部分62a及び外面部分62bが、ドア10を開閉可能な第三の操作部65とされる。換言すれば、返し部62の進入空間41に臨む部分及び進入空間41に臨む部分とは反対側の部分が、指で操作可能な第三の操作部65となる。
明かり窓の組付け状態を説明する。図5、6(a)、(b)に示すように、ベース板51のガイド片52、52が突設される側の面(右側の面)から、連結部70の貫通孔71の左側の壁に至るまで、図示しないねじ孔を形成して、ねじ91で貫通孔71を塞ぐように固定することで、光透過部材82の下方向への移動を規制可能とする。そして、貫通孔71の上側からを進入させる。ねじ91により、光透過部材82の貫通孔71内での下側への移動が規制されて、上下方向の位置決めがなされる。
貫通孔71内に光透過部材82を進入させると、ねじ91により下側に移動することが規制される。そして、ベース板51のガイド片52、52が突設される側の面(右側の面)から、連結部70の貫通孔71に至るまで、図示しないねじ孔を形成して、ねじ92により、貫通孔71の左側の壁に押し付けるように固定することで、光透過部材82は位置決め固定される。
組み付けられたドアハンドル40の、ドア本体20への取り付け方を説明する。まず、取付部材50のベース板51のガイド片52、52が突設される側の面を、左壁面23の全域、前壁面25及び後壁面26の左壁面23側の一部の領域の外側に嵌め込む。
取付部材50のベース板51の第一の操作部54、54、換言すれば、ドア本体20が取り付けられる側と反対側の面から、ドア本体20の左端部内に至るまで、図示しないねじ孔を上下方向において複数箇所形成して、ねじ93でそれぞれ固定することで、ドアハンドル40が、図2に示すように、ドア本体20へ取り付けられる。
ドア10の使用態様について説明する。図7(a)に示すように、ドア10を矢印Xの方向に閉じるときには、第二の操作部63を指で左側に押すことで、ドア10を閉じる方向に移動させることができる。第二の操作部63は、上下方向からみて略円弧状に形成され角部分を無くしているので、指で左側に押すときに指が痛くなることはない。
図7(b)に示すように、ドア10を矢印Yの方向に開けるときには、第一の操作部54を指で右側に押すことで、ドア10を開ける方向に移動させることができる。第一の操作部54は、断面円弧状に凹んでいるので、ドア10を開けるときに指先の形状に対応しやすくなるとともに、指先の引っ掛かり良くなり操作性を向上させることに寄与する。
上記構成のドアハンドル40では、出入り口に設置されるドア10のドア本体20に取り付けられるドアハンドルであって、ドア本体20に取り付けられた状態において、ドア本体20の側端部(左壁面23の全域、前壁面25及び後壁面26の一部)に取り付けられる取付部(取付部材50)と、ドア本体20から離れる側に配置される先端部60と、取付部(取付部材50)と先端部60とを連結する連結部70と、を備え、先端部60は、ドア本体20側に延設される返し部62を有し、取付部(取付部材50)と先端部60と連結部70とで囲まれる領域が、ドア10の出入り方向の両方の側が開口して指を進入可能な進入空間41とされ、ドア本体20に取り付けられた状態において、取付部(取付部材50)のドア本体20が取り付けられる側の面と反対側の面が、ドア10を開ける方向に移動可能とする第一の操作部54とされ、返し部62のドア本体20側の端部が、ドア10を閉じる方向に移動可能とする第二の操作部63とされていることを特徴とする。
これによれば、引き戸を開閉可能な第一の操作部54及び第二の操作部63により、引き戸に適用することができる。また、ドア本体20に取り付けられた状態において、少なくとも、返し部62の進入空間41に臨む部分(内面部分62a)及び進入空間41に臨む部分とは反対側の部分(外面部分62b)が、ドア10を開閉可能な第三の操作部65を有しているので、開き戸に換装して適用することができる。
また、連結部70の先端部60側には、ドア本体20に取り付けられた状態における上下方向からみた幅が、取付部(取付部材50)側の幅より狭小に形成された逃がし部72が形成されていることを特徴とする。
これによれば、指が進入空間41に進入できなくなること、進入させた指が連結部70に接触して指が痛くなること、を抑制することができる。
また、第一の操作部54を、ドア本体20に取り付けられた状態において、ドア本体20が取り付けられる側の面側に向かって凹状に形成しているので、ドア10を開けるときに指先の形状に対応しやすくなるとともに、指先の引っ掛かり良くなり操作性を向上させることに寄与する。
また、ドア本体20に取り付けられた状態において、進入空間41を、ドア10の出入り方向の両方に形成しているので、出入り方向の両方でドア10の開閉操作が必要な本実施形態において好適なものとすることができる。
また、連結部70に、ドア10の出入り方向において、光を透過可能な明かり窓(窓孔73、光透過部材82)を有する構成としているので、ドア本体20に明かり窓を形成することなく、照明の光の有無によりドア10の向こう側の状況を把握することを容易にすることができる。
また、ドア本体20と、ドアハンドル40と、を備えるドア10としている。
本考案の他の実施形態を図8、9に基づいて説明をする。ドア10と共通する構成については、同一符号を付してそれらの説明の全部又は一部を省略する。
ドア枠100Aは、図8に示すように、左右方向に沿って配設される上横枠体101及び下横枠体102と、上下方向に沿って配設される左縦枠体103及び右縦枠体104と、を有して矩形枠状に形成されている。本実施形態では、ドア枠100Aは、ドア枠100より左右方向の幅が狭く形成されている。
ドア10Aは、上下二つの蝶番105、105により、右縦枠体104に上下方向を軸として開閉可能に支持されて、ドア枠100A内に開閉可能に配設されている。本実施形態では、ドア10Aは、前側に開く開き戸として構成されている。
ドア10Aの使用態様について説明する。図9(a)に示すように、ドア10Aを矢印M1の方向に開けるときには、返し部62の第三の操作部65に指をつまむように掛けて前側に引き付けることで、ドア10Aを開ける方向に移動させることができる。
詳説すると、返し部62の進入空間41に臨む部分(内面部分62a)及び進入空間41に臨む部分とは反対側の部分(外面部分62b)とを、指でつまんで前側に引き寄せることで、ドア10Aを開くことができる。
図9(b)に示すように、ドア10Aを矢印M2の方向に閉じるときには、返し部62の第三の操作部65を二本の指でつまんで後側に押すことで、ドア10Aを閉じる方向に移動させることができる。
詳説すると、返し部62の進入空間41に臨む部分(内面部分62a)及び進入空間41に臨む部分とは反対側の部分(外面部分62b)とを、指でつまんで後側に押し込むことで、ドア10Aを閉じることができる。
連結部70の先端部側には、上下方向からみた幅が、取付部材50側の幅より狭小に形成された逃がし部72が形成されている。これにより、指が進入空間41に進入できなくなること、進入させた指が連結部70に接触して指が痛くなること、を抑制することができる。
上記構成のドア10Aでは、引き戸を開閉可能な第一の操作部54及び第二の操作部63に加えて、開き戸を開閉可能な第三の操作部65を有することにより、開き戸に適用することができる。
以上のことより、ドアハンドル40は、引き戸を開閉可能な第一の操作部54及び第二の操作部63に加えて、開き戸を開閉可能な第三の操作部65を有するので、引き戸、開き戸の両方に適用することができる。
本考案のドアハンドル及びドアは上記構成に限定されるものではない。即ち、本考案の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。以下に、変形した態様を例示する。
進入空間41をドア10の出入り方向の少なくとも一方の側にのみ形成することも可能である。この場合、図10に示すように、ドアハンドル40Aは、進入空間41を前側が開口する構成とし、連結部70を進入空間41の開口する側とは反対側の後側の端部に配置して、先端部60を前後方向前側にのみ延設するようにすることができる。また、ハンドル部材80と、取付部材50とを別部材とせず一体構成している。
10 ドア
10A ドア
20 ドア本体
40 ドアハンドル
40A ドアハンドル
41 進入空間
50 取付部材
54 第一の操作部
60 先端部
62 返し部
62a 内面部分
62b 外面部分
63 第二の操作部
65 第三の操作部
70 連結部
72 逃がし部
73 窓孔
82 光透過部材

Claims (6)

  1. 出入り口に設置されるドアのドア本体に取り付けられるドアハンドルであって、
    前記ドア本体に取り付けられた状態において、前記ドア本体の側端部に取り付けられる取付部と、前記ドア本体から離れる側に配置される先端部と、前記取付部と前記先端部とを連結する連結部と、を備え、前記先端部は、前記ドア本体側に延設される返し部を有し、前記取付部と前記先端部と前記連結部とで囲まれる領域が、前記ドアの出入り方向の少なくとも一方の側において開口して指を進入可能な進入空間とされ、
    取り付けられる前記ドアが引き戸である場合に、前記ドア本体に取り付けられた状態において、
    前記取付部の前記ドア本体が取り付けられる側の面と反対側の面が、前記ドアを開ける方向に移動可能とする第一の操作部とされ、
    前記返し部の前記ドア本体側の端部が、前記ドアを閉じる方向に移動可能とする第二の操作部とされ、
    取り付けられる前記ドアが開き戸である場合に、前記ドア本体に取り付けられた状態において、
    少なくとも、前記返し部の前記進入空間に臨む部分及び前記進入空間に臨む部分とは反対側の部分が、前記ドアを開閉可能な第三の操作部とされていることを特徴とするドアハンドル。
  2. 前記連結部の前記先端部側には、前記ドア本体に取り付けられた状態における上下方向からみた幅が、前記取付部側の幅より狭小に形成された逃がし部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のドアハンドル。
  3. 前記第一の操作部は、前記ドア本体に取り付けられた状態において、前記ドア本体が取り付けられる側の面側に向かって凹状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアハンドル。
  4. 前記ドア本体に取り付けられた状態において、前記進入空間が、前記ドアの出入り方向の両方に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のドアハンドル。
  5. 前記連結部には、前記ドアの出入り方向において、光を透過可能な明かり窓を有していることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のドアハンドル。
  6. ドア本体と、請求項1〜5のいずれかに記載のドアハンドルと、を備えることを特徴とするドア。
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