JP3206825U - マウスピース - Google Patents

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Abstract

【課題】歯列不正の人(歯並びが悪い人)、歯の色が悪い人あるいは歯列の一部が欠損している人などが口腔内に装着することにより、歯列の審美性を高めたり、装飾性を持たせたりすることができる、マウスピースを提供する。【解決手段】マウスピース1は、口腔内の上顎部6の歯牙7及び歯肉8の一部を包み込むように装着される本体部2と、本体部2の露出面2aに設けられた人工歯部3と、を備えている。本体部2は弾力性を有する透明な合成樹脂により上顎部6の形状に合わせて形成され、人工歯部3は歯に似せた形状、色調及び質感を有する合成樹脂製であり、複数の人工歯部3を本体部2の露出面2aに理想的な整列状態で固着することにより、歯並びの良好な歯列が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、口腔内の歯列に装着して使用されるマウスピースに関する。
人間の口腔内の歯並びの良し悪しや咬合不正などは、先天的因子だけでなく、後天的因子によって左右される面があるが、従来は歯並びや咬合が悪くても、生まれつきだからと諦め、そのまま放置する人が多かった。ところが、近年においては、歯並びや咬合の大切さに関心が高まり、矯正歯科医院などにおいて、歯列不正や不正咬合を整える治療を受ける人が増大している。
一方、虫歯については、歯磨きを励行することによって予防することができるが、歯の色は人によってばらつきがあり、真っ白な歯を持った人や黄色身がかった歯を持った人がいるのが実状である。そこで、口腔内の歯列に装着することによって歯を白く見せる審美的な要素を有する歯列包囲装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1記載の「審美的歯列包囲装置」は、歯を白く見せる審美的な要素を有する歯科材料であり、各個人の臨床印象模型に基づいて、天然歯列に模して着脱可能に形成された歯列包囲装置(マウスピース)である。この「審美的歯列包囲装置」を口腔内に装着することにより、黄色身がかった歯を持つ人でも、歯を白く見せることができる。
また、スポーツを行う者が使用するマウスピースや顎関節症治療用のマウスピースなどについても、従来、様々なタイプのものが提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献2記載の「スポーツ用マウスピース」がある。
特許文献2記載の「スポーツ用マウスピース」は、弾性を有する軟質合成樹脂で構成され、略H形の断面形状を有し、略馬蹄形の平面形状をなし、非機能時の中心咬合において上下顎歯列の咬合面間の空隙を隙間なく塞ぎ、上下顎歯列及び歯槽外側面を覆い、装着者の中心咬合における咬合圧を緩圧し得るようになっている。
特許文献2記載の「スポーツ用マウスピース」を口腔内に装着することにより、中心咬合位によって上下歯牙を弾性的に保持することができ、最大筋力発揮時において歯牙支持組織を破壊から守り、スポーツにおける記録向上、健康管理を図ることができる。
実用新案登録第3183163号公報 特開2000−157657号公報
歯並びが悪い人(歯列不正の人)、歯列の一部が欠損したままの人あるいは歯の色が悪い人など、歯に関するコンプレックスを有する人は、大きく口を開けて笑ったり、喋ったりするのに引け目を感じ、日常生活を送る上で、心理的に窮屈な思いをすることが多い。特に、これらの人は、結婚披露宴やパーティなど大勢の人が集まる場所に出席するときや、笑顔で写真撮影されるときに引け目を感じることが多いと言われている。
歯並びの悪い人は矯正歯科医院などにおいて歯列不正を整える治療を受けることによって綺麗な歯並びに矯正することができるが、何度も通院しなければならず、オーダーメードの矯正用器具を長期間に亘って口腔内に装着しなければならないので、面倒であり、治療費も高額である。
歯の色が悪い人は特許文献1記載の「審美的歯列包囲装置」を口腔中に装着することによって歯を白く見せることができるが、歯並び自体の審美性は変えられない。
特許文献2記載の「スポーツ用マウスピース」はスポーツを行う人が必要とする実用性、機能性を最優先させたものであり、歯列を矯正したり、歯列欠損部分を補填したりする作用効果は備えていない。
本考案が解決しようとする課題は、歯列不正の人、歯の色が悪い人あるいは歯列の一部が欠損している人などが口腔内に装着することにより、歯列の審美性を高めたり、装飾性を持たせたりすることができる、マウスピースを提供することにある。
本考案のマウスピースは、口腔内の少なくとも歯列に装着される本体部と、前記本体部の露出面に設けられた人工歯部若しくは装飾部と、を備えたことを特徴とする。
ここで、前記本体部は透光性を有するものとすることができる。
また、少なくとも前記人工歯部若しくは前記装飾部を透光性の保護膜で被覆することもできる。
一方、前記装飾部は、天然石材、人造石材、ガラス材、金属材、セラミックス材、合成樹脂材、植物性材料若しくは動物性材料のうちの少なくとも1以上を前記本体部の露出面に付設して形成することができる。
また、前記保護膜は透光性を有する合成樹脂シートで形成することができる。
本考案により、歯列不正の人、歯の色が悪い人あるいは歯列の一部が欠損している人などが口腔内に装着することにより、歯列の審美性を高めたり、装飾性を持たせたりすることができる、マウスピースを提供することができる。
本考案の実施形態であるマウスピースを歯列に装着する前の状態で斜め上方から見た斜視図である。 図1に示すマウスピースを歯列に装着した状態を示す斜視図である。 本考案のその他の実施形態であるマウスピースを歯列に装着する前の状態で斜め上方から見た斜視図である。 図3に示すマウスピースを斜め下方から見た斜視図である。 図3に示すマウスピースを歯列に装着した状態を示す斜視図である。 図3に示すマウスピースを歯列に装着した状態を示す斜視図である。 図6中のA−A線における一部省略断面図である。
以下、図1,図2に基づいて、本考案の実施形態であるマウスピース1について説明する。図1,図2に示すように、マウスピース1は、口腔内の上顎部6の歯牙7及び歯肉8の一部を包み込むように装着される本体部2と、本体部2の露出面2aに設けられた人工歯部3と、を備えている。本体部2は弾力性を有する透明な合成樹脂により上顎部6の形状に合わせて形成され、人工歯部3は歯に似せた形状、色調及び質感を有する合成樹脂製であり、複数の人工歯部3を本体部2の露出面2aに審美性を高めた状態(所謂、理想的な歯並びの状態)で固着することにより、歯並びの良好な歯列が形成されている。本体部2は透明なものに限定しないので、歯肉8の色調、質感に似た合成樹脂で形成することもできる。本体部2及び人工歯部3は歯科治療や歯列矯正などで使用される各種材料を用いて形成することができ、製造方法は限定しない。
図1に示すように、スポーツを行っているときや事故などによって歯が折れたり、抜けたりしたまま、放置している人の上顎部6にマウスピース1を装着すると、図2に示すように、自然な白さを持った人工歯部3が綺麗に並んだ状態を呈するので、歯列の審美性を高めることができる。従って、結婚披露宴やパーティなど大勢の人が集まる場所に出席するときや、笑顔で写真撮影されるときに引け目を感じるような状況を回避することができる。
また、事故などで急に歯を失った状態、あるいは、歯列矯正が完了する前の状態において、結婚披露宴やパーティなどに出席しなければならないときでも、マウスピース1を口腔内に装着することによって歯列の審美性を保つことができる。
次に、図3〜図7に基づいて、本考案のその他の実施形態であるマウスピース10について説明する。図3,図4に示すように、マウスピース10は、口腔内の上顎部30の歯牙31及び歯肉32の一部を包み込むように装着される本体部11と、本体部11の露出面11a(図7参照)に設けられた装飾部12と、装飾部12及び本体部11の露出面11aを被覆した状態で露出面11aに形成された透光性の保護膜13(図7参照)と、を備えている。
本体部11は弾力性を有する合成樹脂により上顎部30の形状に合わせて形成され、装飾部12は顆粒状をした複数のクリスタルガラス12aを本体部11の露出面11aに固着することによって形成されている。本実施形態では、複数のクリスタルガラス12aを本体部11の正面側の露出面11aに、所定個数ずつ島状に固着して、歯牙31の配列と同様の配列をなす複数の装飾部12が形成されているが、これに限定するものではない。
保護膜13は、原材料である合成樹脂シート(図示せず)を、本体部11の露出面11a及び装飾部12を覆うように付設した後、真空雰囲気若しくは減圧雰囲気の下で加熱することによって形成されている。
図5に示すように、透光性を有する保護膜13は本体部11の露出面11a及び装飾部12のクリスタルガラス12aに隙間なく密着し、クリスタルガラス12aの剥離を防止するとともに、露出面11aを保護している。
図1,図2に示すマウスピース10を上顎部30に装着すると、図3,図4に示すような状態となる。このとき、複数の装飾部12をそれぞれ形成するクリスタルガラス12aが光を受けて輝くので、従来のマウスピースにはない、装飾的な作用効果を発揮する。
本実施形態のマウスピース10においては、複数のクリスタルガラス12aを本体部11の露出面11aに固着することよって装飾部12が形成されているが、これに限定するものではないので、天然石材、人造石材、ガラス材、金属材、セラミックス材、合成樹脂材、植物性材料若しくは動物性材料のうちの少なくとも1以上を本体部11の露出面11aに付設して形成することもできる。
また、保護膜13は透光性を有する合成樹脂シートで形成されているため装飾部12の外観性を阻害することなく、装飾部12を保護することができる。
なお、前述した実施形態のマウスピース1,10は本考案を例示するものであり、本考案のマウスピースは前述したマウスピース1,10に限定されない。
本考案のマウスピースは、歯列の審美性を高めたり、装飾性を持たせたりするためのマウスピースあるいはスポーツ用、顎関節症治療用、矯正用あるいは歯ぎしり防止用のマウスピースとして広く利用することができる。
1,10 マウスピース
2,11 本体部
2a,11a 露出面
3 人工歯部
6,30 上顎部
7,31 歯牙
8,32 歯肉
12 装飾部
13 保護膜

Claims (5)

  1. 口腔内の少なくとも歯牙に装着される本体部と、前記本体部の露出面に設けられた人工歯部若しくは装飾部と、を備えたマウスピース。
  2. 前記本体部が透光性を有する請求項1記載のマウスピース。
  3. 少なくとも前記人工歯部若しくは前記装飾部を透光性の保護膜で被覆した請求項1または2記載のマウスピース。
  4. 前記装飾部が、天然石材、人造石材、ガラス材、金属材、セラミックス材、合成樹脂材、植物性材料若しくは動物性材料のうちの少なくとも1以上を前記本体部の露出面に付設して形成された請求項1〜3のいずれかに記載のマウスピース。
  5. 前記保護膜が、透光性を有する合成樹脂シートで形成された請求項3記載のマウスピース。
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