JP3206799U - コンパクトミラー - Google Patents

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繁 坂本
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【課題】映し出す範囲を広くし傷が付きにくくした構造のコンパクトミラーを提供する。【解決手段】鏡を内蔵した第1、第2部材10、20を回動により折り畳み可能なコンパクトミラー1において、前記鏡はそれぞれ、第1、第2部材10、20を折り畳んだ場合に対向する向きに備えられ、第1部材10は、前記鏡として凸面鏡12を備えると共に、凸面鏡12よりも外側の周囲には、凸面鏡12の中央部12aよりも高く形成される突起15を備える。さらに、第2部材20には、突起15を収納する凹部25を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、内部に鏡を内蔵し折り畳み可能なコンパクトミラーに関する。
従来、化粧ミラーとして内部に1枚ないし2枚の鏡を内蔵し、2つの部材を重ね合わせて折り畳み可能な懐中型のコンパクトミラーが広く用いられてきた。そして、コンパクトミラーに用いる鏡は、平面鏡か、平面鏡と凹面鏡の組み合わせであることが多かった。平面鏡であれば目元や口もとを見ることができ、凹面鏡であれば、さらに拡大して見ることができた。
しかし、平面鏡は、その特性上、鏡との距離にかかわらず、鏡の大きさの2倍の範囲でしか映し出すことができない。このため、通常のコンパクトミラーの大きさでは、平面鏡で顔全体もしくは髪型を確認するには不十分であった。そして、鏡の大きさが小さくなるほどその傾向は顕著になった。
また、範囲を広く映し出す鏡として凸面鏡があるが、凸面鏡はその中央部が周囲よりも突出しているため、他のものと触れた場合にミラー面の中央部が傷つき易いという懸念がある。
また、コンパクトミラーの使い方として、90度ほど開いて手に持って使う場合もあるが、両手を使用したい場合は、机の上等に置いて使用する。しかし、この場合は、通常は、90度からさらに数十度の範囲で開いて使用するため、重心が後ろになり、後ろ側に倒れ易く安定しない。
そこで、コンパクトミラーを270度以上開いて机の上等の置いて使う方法もあり、この場合は、使用しない鏡が下面となる。しかし、下面となる鏡が凸面鏡となった場合、特に、中央部が物とこすれて傷つき易い他に、座りが悪く位置が安定しないという問題も生じてしまう。
本考案は、上記課題に鑑みて、映し出す範囲を広くし傷が付きにくくした構造のコンパクトミラーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本考案のコンパクトミラーの1つは、鏡を内蔵した2つの部材を回動により折り畳み可能なコンパクトミラーにおいて、前記鏡はそれぞれ、前記2つの部材を折り畳んだ場合に対向する向きに備えられ、前記部材の一方は、前記鏡として凸面鏡を備えると共に、前記凸面鏡よりも外側の周囲には、前記凸面鏡の中央部よりも高く形成される突起を備えることを特徴とする。
本考案によるコンパクトミラーの一実施例において、前記部材の他方には、前記突起を収納する凹部を備えることを特徴とする。また、前記突起は3箇所に備えられていることを特徴とする。また、前記部材の他方には、前記鏡として凹面鏡を備えることを特徴とする。また、前記2つの部材の回動可能な角度は270°以上であることを特徴とする。
本考案によれば、コンパクトミラーにおいて、映し出す範囲を広くし傷を付きにくくすることができる。
図1は、本考案のコンパクトミラーを180°開いた状態の一例を示す平面図である。 図2は、本考案のコンパクトミラーを180°開いた状態の一例を示す側面図である。 図3は、本考案のコンパクトミラーを閉じた状態の一例を示す側面図である。 図4は、本考案のコンパクトミラーを285°開いた状態の一例を示す平面図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本考案のコンパクトミラーを180°開いた状態の一例を示す平面図である。図2は、本考案のコンパクトミラーを180°開いた状態の一例を示す側面図である。
コンパクトミラー1は、第1部材10と第2部材20が相互に、回動機構30により回動可能に構成されており、第1部材10と第2部材20を重ね合わせて折り畳み可能となっている。以下、折り畳んだ状態(図3参照)で、第1部材10と第2部材20が対向する側が回動方向内側とする。
第1部材10は、第1フレーム11、凸面鏡12、突起15を備えている。また、第1フレーム11には、係合部18を備えていてもよい。
第1フレーム11は、全体として円板形状であり、中央部の回動方向内側に凸面鏡12を設置できるようになっている。そして、凸面鏡12を設置した状態において、第1フレーム11は、凸面鏡12よりも外周側の周囲に、凸面鏡12の中央部12aよりも(回動方向内側に向けた)高さのある周囲フレーム部11aを有している。周囲フレーム部11aの高さは一定であり、凸面鏡12の外周側の全周にわたって形成されている。
凸面鏡12は、周囲が円形状であり中央部12aに行くに従い突出している形状であり、同じ大きさの平面鏡よりも広い範囲を映し出すことが可能な鏡である。そして、凸面鏡12の凸面は、コンパクトミラーを使用する適切な距離で、顔全体や、髪型全体を映し出せるように決定される。
突起15は、周囲フレーム部11aの上面(回動方向内側に向けた面)に設定されて一定の高さを有している突起である。図1では、120°ごとに、3箇所設置されており、係合部18の位置にかからないように、係合部18から30°ずれている例を示している。
係合部18は、コンパクトミラー1を閉じたとき第2部材20側の係合部28と係合して、閉じた状態を保持出来るように、回動機構30と反対側の周囲フレーム部11aに設けられている。本実施形態では、係合部18は突起状の部材の例を示しており、この高さは突起15の高さよりも低く形成されている。
第2部材20は、第2フレーム21、凹面鏡22を備えている。また、第2フレーム21には、凹部25を備えている。また、第2フレーム21に係合部28を備えていてもよい。
第2フレーム21は、中央部の回動方向内側に凹面鏡22を設置できるようになっている。そして、凹面鏡22を設置した状態において、第2フレーム21は、凹面鏡22よりも外周側の周囲に、凹面鏡22よりも(回動方向内側に向けた)高さのある周囲フレーム部21aを有している。周囲フレーム部21aの高さは一定であり、凹面鏡22の外周側の全周にわたって形成されている。
凹面鏡22は、周囲が円形状であり中央部に行くに従いくぼんでいる形状であり、同じ大きさの平面鏡よりも狭い範囲を拡大して映し出すことが可能な鏡である。凹面鏡22の凹面は、コンパクトミラーとして、適切な拡大をして映し出せるように決定される。例えば、このときの拡大率は2倍でも良く、さらには、4倍として、はっきりと目元や口元を確認できるようにしてもよい。
凹部25は、周囲フレーム部21aの上面(回動方向内側に向けた面)に設けられ、コンパクトミラー1を折り畳んだ状態で、突起15を格納できる大きさの穴である。このため凹部25は、突起15よりも大きく、深さも突起15の高さよりも深い。凹部25の位置は、突起15に対向する位置であり、図1では、突起15の位置に合わせて120°ごとに3箇所、係合部28から30°ずれて設置されている例を示している。
係合部28は、係合部18と係合するために、本実施形態では、凹みとなっている例を示している。
回動機構30は、第1部材10と第2部材20が相互に回動可能にするため、例えば、第1フレーム11の側面と第2フレーム21側面の間に軸を介して接続されるヒンジで構成されている。回動機構30により、第1部材10と第2部材20の間の角度である開角度θは0°から270°以上、例えば、0°から300°程度まで回動出来るようになっている。開角度θが0°の場合は折り畳んだ状態となる。
図3は、本考案のコンパクトミラーを閉じた状態の一例を示す側面図である。図3の状態では、開角度θは0°であり、第1部材10の回動方向内側と第2部材20の回動方向内側同士が重ね合わさっている状態である。
図3の状態では、第1部材10側の突起15は、第2部材20側の凹部25の内部にすべて入るようになっている。これにより、第1フレーム11の周囲フレーム部11aと第2フレーム21の周囲フレーム部21aが全周にわたって当接することを可能とする。また、図3の状態において、凸面鏡12と凹面鏡22は向かい合っており、これらの間には一定のクリアランス(例えば1mm以上)を有している。また、この状態では、係合部18と係合部28は係合しており、閉じた状態を保持出来るようになっている。
図3のように、コンパクトミラー1を折り畳めることと、突起15を凹部25に収納できる構成であるので、コンパクトミラー1を全体としてコンパクトにして持ち運びができる。さらに、周囲フレーム部11aと周囲フレーム部21aが全周にわたって当接することで、周囲から埃や塵等が凸面鏡12及び凹面鏡22に流入することを防ぎ、凸面鏡12及び凹面鏡22を清潔に保つことができる。
図4は、本考案のコンパクトミラーを285°開いた状態の一例を示す平面図である。この状態では、第1部材10の回動方向内側が下面となり、第2部材20の凹面鏡22を垂直より15度奥側に傾けて使用する状態を示す。
図4の状態では、コンパクトミラー1は、配置面100上に、第1部材10の突起15の回動方向内側の端部が当接して置かれている。このため、配置面100から凸面鏡12の中央部12aまでの距離Aは、突起15の高さBに、周囲フレーム部11aと凸面鏡12の中央部12aの高さ方向の距離を加えたものとなる。
図4では、開角度θが270°以上である285°となっているため、第2部材20の重心は第1部材10の上側に位置しており、安定した重量バランスを保つことができる。また、配置面100からの距離Aは突起15の高さBも加えているので、たとえ凹凸がある配置面の場合でも凸面鏡12に傷がつきにくくなる。そして、特に傷をつけたくない中央部12aの傷を防止できる。また、高さがあることで配置面100上の埃やよごれも凸面鏡12に付きにくくなる。なお、突起15は3箇所に設けてあるので、いずれの突起15も浮くことなく3箇所の当接により安定性を得られる。
以上の様に、本考案の実施形態について示してきたが、本考案は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態に設けられた全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、第1フレーム11、第2フレーム21は全体として円板状としたが、これに限らず四角等の多角形や円以外の形状としてもよい。
また、突起15の数は3つとすることで安定性があることを説明したが、これ以外に、1つの突起や、2つの突起、さらには3以上の突起、または、全周にわたって突出した突起の形状としてもよい。この場合、突起を格納するための凹部は、突起に合わせた形状と位置で形成される。
また、折り畳んだ状態で、凸面鏡12と凹面鏡22が干渉しない範囲であれば、周囲フレーム部11aの高さは、凸面鏡12の中央部12aの高さよりも低くしてもよい。ただし、突起15の回動方向内側の先端は、凸面鏡12の中央部12aよりも高くすることが必要である。
また、凹面鏡22の代わりに平面鏡としてもよい。
1 コンパクトミラー
10 第1部材
11 第1フレーム
11a 周囲フレーム部
12 凸面鏡
12a 中央部
15 突起
20 第2部材
21 第2フレーム
21a 周囲フレーム部
22 凹面鏡
25 凹部
25 突起
30 回動機構

Claims (5)

  1. 鏡を内蔵した2つの部材を回動により折り畳み可能なコンパクトミラーにおいて、
    前記鏡はそれぞれ、前記2つの部材を折り畳んだ場合に対向する向きに備えられ、
    前記部材の一方は、前記鏡として凸面鏡を備えると共に、前記凸面鏡よりも外側の周囲には、前記凸面鏡の中央部よりも高く形成される突起を備えることを特徴とするコンパクトミラー。
  2. 請求項1に記載のコンパクトミラーにおいて、
    前記部材の他方には、前記突起を収納する凹部を備えることを特徴とするコンパクトミラー。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコンパクトミラーにおいて、
    前記突起は3箇所に備えられていることを特徴とするコンパクトミラー。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンパクトミラーにおいて、
    前記部材の他方には、前記鏡として凹面鏡を備えることを特徴とするコンパクトミラー。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンパクトミラーにおいて、
    前記2つの部材の回動可能な角度は270°以上であることを特徴とするコンパクトミラー。
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