JP3206490U - 連結式外壁落下防止タイルシート - Google Patents

連結式外壁落下防止タイルシート Download PDF

Info

Publication number
JP3206490U
JP3206490U JP2016002168U JP2016002168U JP3206490U JP 3206490 U JP3206490 U JP 3206490U JP 2016002168 U JP2016002168 U JP 2016002168U JP 2016002168 U JP2016002168 U JP 2016002168U JP 3206490 U JP3206490 U JP 3206490U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
metal wire
tiles
fall prevention
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016002168U
Other languages
English (en)
Inventor
富男 古賀
富男 古賀
Original Assignee
株式会社オリオンセラミック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリオンセラミック filed Critical 株式会社オリオンセラミック
Priority to JP2016002168U priority Critical patent/JP3206490U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206490U publication Critical patent/JP3206490U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

【課題】本考案は、建築物における内外装タイルの落下防止のために、タイルに加工を施したタイルシートを提供する。【解決手段】タイル1裏面に溝又は孔を形成し、その溝又は孔に金属線3を挿入して単体もしくは複数のタイル1を接着剤4等の固定材で連結固定させて、その金属線3は建築物に取り付けることができるようにする。【選択図】図3

Description

本考案は、金属線と接着剤からなるタイル落下防止に関するものである。
タイル単体と建築物内外壁を、接着剤で固定した金属製の線を介して固定するタイル落下防止策は以前から行われていた(例えば、非特許文献1、2参照)。
「建築工事標準仕様書JASS19陶磁器質タイル張り工事」 「日本工業規格JISA5209−2008」
しかしながら、タイル単体単位での施工は時間が掛かるうえに、単に接着剤でタイルと金属線を固定するだけでは充分な接着強度が得られなかった。
本考案は、単体のタイル数個から数十個を指定の寸法になるように糊付の紙やフイルム等で固定されたものに、連なったタイル裏面に溝を入れ、その溝内に金属線を埋め込み、その後金属線上に接着剤を注入する事でタイルと金属線の接着力が強固になるとともに、連なったタイルシートが形成される事により、タイルが単体で剥離して落下することを防ぐとともにタイル数個から数十個を一度に施工できるので、タイル工事の施工能力を向上させる事で上記の課題を解決する。
本考案に係る連結式タイル落下防止加工は、数枚から数十枚のユニット化したタイルを金属線で固定する事で、タイル工事の施工性を大幅に向上させるとともに、タイルと金属線の接着力を強化する事で内外装タイルの落下を大幅に減少させる事ができる。
本考案に係る連結式タイル落下防止加工におけるタイル溝入れ工程図である。 本考案に係る連結式タイル落下防止加工の金属線挿入工程図である。 本考案に係る連結式タイル落下防止加工に於ける接着剤等の固定材の固定工程図である。 本考案に係る連結式タイル落下防止加工の仕上がり状態を表示する図であり、ユニット化を示す図である。 本工程に係る連結式タイル落下防止加工の仕上がり状態を示すタイル表面図である。 本工程に係る連結式タイル落下防止加工の部分断面図であり、目地部における金属線の弛みを表している。
図1に示すように、一般的に使用されるタイル全般にわたり、タイル1の裏面に図2の3で表されている、金属線を挿入させるための溝2を形成させる。
図2に示すように金属線3を挿入し、その2と3で形成された部分に接着剤等の固定材を充填させる。
図3で形成されたタイルと金属線とでなるものを、図4に示すように任意の数量を連結させる。
図4に示すように金属線3は任意の寸法を両端若しくは片端に延長させる。
上記工程により完成した本考案の連結式タイル落下防止加工品は金属線の片端、もしくは両端を建築物本体にビス等の固定器具を用いて固定することにより、通常はタイル張用のモルタルセメントや弾性接着剤にて一枚ずつ建築物と接着させているタイルが万が一剥がれた場合でも、落下して器物や人物へ被害を与えることを防止することができる。
上記工程により完成した本考案の連結式タイル落下防止加工品は金属線の片端、もしくは両端をプレキャストコンクリート板の製造過程においてプレキャストコンクリート内部の鉄筋等に結束することで、プレキャストコンクリート板でのタイルの落下防止になる。
タイルとタイルを金属線で連結する場合には、指定されたタイル間の幅である目地幅よりも、図6で示すように金属線を数ミリ程度長めにタイル間に差し渡して弛ませておくことで実際のタイル施工時に於ける目地幅調整が可能となる。
なお、本実施形態では複数のタイルに溝が形成されている場合について説明したが、溝の替りに孔が形成されていてもよい。
1タイル
2溝
3金属線
4接着剤
5糊付紙や粘着フイルム
6弛みをもたせた金属線

Claims (3)

  1. 矩形のタイルの一辺に平行な方向に溝又は孔が設けられ、当該溝又は孔が同一直線に並ぶように配置された複数のタイルと、前記溝又は孔に沿って配置され前記複数のタイルに固定された金属線とを含むタイルシート。
  2. 請求項1で連結固定されたタイルシートは、金属線を任意の寸法に延長させて建築物本体との固定ができるようにしたタイルシート。
  3. タイルとタイルを連結している金属線を、指定された目地幅よりも数ミリ程度長めにセットすることにより、タイル施工時の目地幅の調整を容易にできるようにしたタイルシート。
JP2016002168U 2016-04-21 2016-04-21 連結式外壁落下防止タイルシート Expired - Fee Related JP3206490U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016002168U JP3206490U (ja) 2016-04-21 2016-04-21 連結式外壁落下防止タイルシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016002168U JP3206490U (ja) 2016-04-21 2016-04-21 連結式外壁落下防止タイルシート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3206490U true JP3206490U (ja) 2016-09-23

Family

ID=56959145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016002168U Expired - Fee Related JP3206490U (ja) 2016-04-21 2016-04-21 連結式外壁落下防止タイルシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206490U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019052426A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 株式会社大林組 仕上面材、仕上げ構造、及び、仕上面の施工方法
CN113356390A (zh) * 2020-03-02 2021-09-07 韦加仁 一种建筑双块组合砖、集成墙

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019052426A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 株式会社大林組 仕上面材、仕上げ構造、及び、仕上面の施工方法
CN113356390A (zh) * 2020-03-02 2021-09-07 韦加仁 一种建筑双块组合砖、集成墙

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3206490U (ja) 連結式外壁落下防止タイルシート
DK201100090U1 (da) Bygningsstenforbindelse
JP2006225878A (ja) 組積造構造物の補強構造
KR101723334B1 (ko) 절곡을 이용한 금속제 거푸집의 제작방법 및 그 방법에 의해 제조된 거푸집
US20080066404A1 (en) Corner support
EP3037599B1 (en) Wall structure
JP2018053441A (ja) ループ状継手を備えたプレキャストコンクリート床版
EP3928430A4 (en) DIRECTIONAL COUPLER AND ELECTRONIC DEVICE THEREOF
KR102107756B1 (ko) 탈형 간격 확보용 인코너 거푸집과 이의 시공 및 해체 방법
US11549261B2 (en) Building material, stacked body of building materials, and building-material construction method
JP2021011762A5 (ja)
JP6308803B2 (ja) スリット形成用型枠構造及びその補強金物
JP6457827B2 (ja) 筋かい固定金物
EP1757754A3 (en) Plastic wedge with side metal support for formwork boards
JP3223464U (ja) ウォータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具
JP6250330B2 (ja) 壁構造
KR102065212B1 (ko) 부재 결합 구조
JP6744617B2 (ja) 建物躯体に外装板を取り付けるためのアンカー金物
JP6716202B2 (ja) 建築用金物
CN207332159U (zh) 一种装饰用托槽
EP1753107B1 (en) Clamping piece
JP6493477B1 (ja) 裏打された無機質板による内壁構造
WO2008144790A3 (de) Verbindungselement und hohlwandelement mit solchen verbindungselementen
JP3212617U (ja) 左官鏝
JP3202114U (ja) 壁面建材の壁面建材落下防止部材

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3206490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees