JP3206394U - 組立家具の連結手段 - Google Patents

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偉路 佐々木
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Abstract

【課題】製造者による取付作業を容易ならしめ、取り付け方向のミスに起因する作り直し等の余分なコストや手間を排除する組立家具の連結手段を提供する。【解決手段】基軸部9と基軸部の先端を略直角に折曲してなる頭部3とよりなる略L字状のフック1の頭部を突出させた状態で、基軸部を回動中心として回動自在に支持するフック基盤13と、フック1を抱持する受具基盤21とからなる組立家具の連結手段であり、フック基盤と受具基盤とをそれぞれ合成樹脂により形成する。【選択図】図14

Description

本考案は、組立家具の連結手段に関するものである。
近年、製造者が最終組み立てをせずに家具等を販売し、購入者に組み立て作業をさせ、コストダウンを図る販売方法が一般的となっている。
従来より、組立家具の連結部は例えばネジなどの固定具を用いてそれぞれ固定する方法もあったが、購入者はネジ止め作業が必要となり、手間がかかる。そこで、製造者が、あらかじめ、係止孔を有する係止基盤を一方の家具構成部材に取付け、略L字状のフックを有するフック基盤を他方の家具構成部材に取付けておき、購入者はフックを係止基盤に固定する、いわゆる「やり越し金具」による固定方法が一つの方法として存在している。組立家具に当該やり越し金具を付設することにより、組立及び分割が容易になる。
しかし、従来の「やり越し金具」による組立方法の場合、製造者が略L字状のフックの折れ曲がり方向を間違えてフックを取り付けてそのまま販売してしまう、あるいは、販売前に気が付いても、家具の当該部分の作り直しが必要となるという事例が多く存在し、無駄なコストや手間が発生することが多かった。
本考案は、従来の「やり越し金具」における上述の如き問題を解決し、製造者が略L字状のフックの折曲方向を気にせずにフック基盤を家具に取付けることができるようにした組立家具の連結手段を提供しようとしてなされたものである。
本考案は上記課題を解決するために、下記の組立家具の連結手段を提供するものである。
第1考案の組立家具の連結手段は、基軸部と該基軸部の先端を略直角に折曲してなる頭部とよりなる略L字状のフックを、該頭部を突出させた状態で、該基軸部を回動中心として回動自在に支持するフック基盤と、該フックを抱持する受具基盤とからなるものである。
第2考案の組立家具の連結手段は、前記フック基盤と受具基盤とをそれぞれ合成樹脂により形成してなるものである。
第1考案によれば、略L字状のフックはその基軸部を回動中心として回動自在にフック基盤に支持されているため、製造者が組立家具の構成部材にフック基盤を取り付ける際に、作業者はフックにおける頭部の方向を気にすることなくフック基盤を取り付けることが可能となり、フック基盤の取付け方向のミスは生じ得ないことになり、作業の効率化を図ることができる。更に、製造者によるフック基盤の取り付け方向のミスに起因する作り直し等の余分なコストや手間を排除することができる。
第2考案によれば、前記受具基盤及びフック基盤はそれぞれ合成樹脂からなるため、コストの削減を図ることができる。
図1は本考案に係る連結手段におけるフックの側面図である。 図2は本考案に係る連結手段におけるフック基盤の断面図である。 図3は本考案に係る連結手段におけるフックが、フック基盤に対して基軸部を回動中心として回動する過程を示す断面図である。 図4は本考案に係る連結手段におけるフックが、フック基盤に対して基軸部を回動中心として回動する過程を示す正面図である。 図5は本考案に係る連結手段における受具基盤の断面図である。 図6は本考案に係る連結手段における受具基盤の正面図である。 図7は本考案に係る連結手段におけるフックの斜視図である。 図8は本考案に係る連結手段におけるフック基盤の斜視図である。 図9は本考案に係る連結手段におけるフック基盤の別の斜視図である。 図10は本考案に係る連結手段におけるフックが、基軸部を回動中心として回動する過程を示す斜視図である。 図11は本考案に係る連結手段における受具基盤の斜視図である。 図12は本考案に係る連結手段における受具基盤の別の斜視図である。 図13は本考案に係る連結手段におけるフックを受具基盤に挿入する過程を示す断面図である。 図14は本考案に係る連結手段におけるフックを受具基盤に挿入した後の断面図である。 図15は本考案に係る連結手段におけるフックを受具基盤に挿入した後の斜視図である。 図16は本考案に係る連結手段におけるフック基盤と受具基盤とをそれぞれ組立家具の構成部材に取り付けた状態を示す正面図である。
本考案による組立家具の連結手段は、基軸部9と該基軸部9の先端を略直角に折曲してなる頭部3とよりなる略L字状のフック1を該頭部3を突出させた状態で該基軸部9を回動中心として回動自在に支持するフック基盤13と、該フック1を抱持する受具基盤21とからなるものである。
前記フック基盤13と前記受具基盤21とをそれぞれ合成樹脂により形成することが望ましいが、フック1は、金属で形成してもよい。
符号5に示すものはフック1における頭部3の先端部、符号7はフック1の折曲部、符号11は基軸部9下端の円盤部11である。フック1の基軸部9は、フック1がフック基盤13に対して該基軸部9を回動中心として回動自在となるように、円柱状に形成する。ただし、頭部3及び先端部5は、他の形状でも良い。
図2の符号13に示すものは、フック基盤である。フック基盤13は、内部に穴部15が設けられている。穴部15は、図2に示すように、円柱状穴部17の基端側に略円錐状穴部19を連設させてなるものである。
図示の事例においては、フック基盤13の側面に凹凸部14を設けている。この凹凸部14は、滑り止め機能とデザイン的な効果とを発揮するものである。フック基盤13は、一例として、図8及び図9に示すように、正面視において長方形の両端を円弧状に形成してなる形状とすることもできる。また、材料の節約のため、内部に空間20を形成することもできる。その場合、フック基盤13の補強のため、補強板18を複数枚内在させてもよい。
図5の符号21に示すものは、受具基盤である。受具基盤21は図5及び図12に示すよう、内部に空間部25が設けられている。空間部25は、図5、図6及び図11に示すように、受具基盤21の前面の肉厚部27のほぼ中央に形成された係止孔23を介して外界に連通する。係止孔23は、前記フック1を挿入可能な大きさに形成されている。また、係止孔の端部24は、好ましくはフック1の基軸部9に対応する円弧状に形成する。また、受具基盤21は、一例として、側面に凹凸部22を設ける。この凹凸部22は、滑り止め機能とデザイン的な効果を発揮するものである。受具基盤21は、一例として、図11、図12に示すように、正面視において、長方形の両端を円弧状に形成してなる形状とすることもできる。
製造者は、フック基盤13の下部16と受具基盤21の下部26をそれぞれ接着剤等の固定手段により、組立家具の各構成部材における所定の位置に固定してもよいが、図16に示すように、フック基盤13を一方の構成部材にフック1を該構成部材の表面から外方に突出させた状態で埋設し、受具基盤21を他方の構成部材に該受具基盤21の係止孔23を該構成部材の表面に露出させた状態で埋設することが望ましい。図16における当該一方の構成部材は天板31であり、当該他方の構成部材は側板33である。
図3、図4及び図10に示すものは、フック1が、フック基盤13に対して基軸部9を回動中心として回動する過程をあらわしたものである。穴部15の上部である円柱状穴部17は、フック1の基軸部9と直径をほぼ等しく形成する。円柱状穴部17の存在により、フック1とフック基盤13の関係が安定する。また、略円錐状穴部19の下部にフック1の円盤部11が陥入しているため、フック1は、フック基盤13より脱落しない。フック1の頭部3を持ち、基軸部9を回動中心としてフック1を回動させることにより、図示の如く頭部3の向きを変えることができる。
図13は、フック基盤13から突出しているフック1を受具基盤21の内部に挿入しようとする過程を示している。フック1の頭部3を、フック基盤13の係止孔23と平行にして挿入する。
図14、図15は、フック基盤13から突出しているフック1を受具基盤21の内部の空間部25に挿入した後の状態を示したものである。フック1の頭部3がフック基盤13より突出している長さは、受具基盤21の肉厚27とほぼ等しいかやや大きく形成されている。フック1の頭部3をフック基盤13の空間部25に挿入し、固定することにより、フック基盤13は、受具基盤25に係止される。
1 フック
3 頭部
5 先端部
7 折曲部
9 基軸部
11 円盤部
13 フック基盤
15 穴部
17 円柱状穴部
19 略円錐状穴部
21 受具基盤
23 係止孔
25 空間部
27 肉厚部
31 天板
33 側板

Claims (2)

  1. 基軸部と該基軸部の先端を略直角に折曲してなる頭部とよりなる略L字状のフックを、該頭部を突出させた状態で、該基軸部を回動中心として回動自在に支持するフック基盤と、
    該フックを抱持する受具基盤とからなる組立家具の連結手段。
  2. 前記フック基盤と受具基盤とをそれぞれ合成樹脂により形成してなる請求項1に記載の組立家具の連結手段。

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