JP3206066U - センサ内蔵密封装置 - Google Patents
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Abstract
Description
これによれば、金属環と樹脂ソケットとによって、電子基板を所定の位置により的確に位置づけ保持することができる。特に、樹脂ソケットの熱膨張を金属環が阻止し、電子基板が所定の位置に安定的に保持される。
これによれば、電子基板を、限られたスペースの中にコンパクトに収納でき、しかも、前記回転検出装置を構成した場合、磁気センサと磁気エンコーダとの所期のエアギャップがより確実に確保される。
これによれば、板状円輪部によって、電子基板が、シール部材との軸方向間の所定位置により的確に位置付けられる。
これによれば、金属環の円筒部が、芯金の円筒部に嵌合されることにより、シール部材と金属環との一体化が簡易になされる。
これによれば、位置決め構造部によって、金属環に対する電子基板の位置が的確に決められる。
これによれば、電子基板に位置合わせ構造部が設けられることにより、電子基板の前記金属環に対する位置がより的確に決められる。
これによれば、複数の電子基板の各磁気センサが、周方向に関して所定の位相差をもって位置付けられているので、回転部材の絶対角度検出が的確になされる。
これによれば、樹脂ソケットによって、磁気センサがシール部材の周方向に関して所定の位相差をもって位置付けられるから、磁気センサの安定した位置づけがなされ、回転部材の絶対角度検出が的確になされる。
この場合、前記シール部材と金属環との間に、前記複数の電子基板間を繋ぐ電気配線を収容する空所が設けられているようにしても良い。
これによれば、複数の電子基板を繋ぐ電気配線がシール部材と金属環との間の空所に収容されるから、装置がコンパクト化されると共に、配線部分が当該回転検出装置を固体部材に取付ける際に邪魔になることがない。
さらに、前記樹脂ソケットに、前記複数の電子基板間を繋ぐ電気配線を収容する段部若しくは溝部が設けられているようにしても良い。
これによれば、樹脂ソケットに段部若しくは溝部を設けることによって、前記電気配線を収容する空所の確保が効果的になされる。
これによれば、外部磁界の影響が金属環によって遮断され、特にモータに適用する場合は、磁気センサがモータの磁気的構成部分からの磁気的影響を受け難くなる。
これによれば、回転部材の回転検出が、より的確且つ精度良くなされ、信頼性の高い回転検出装置が得られる。
なお、シールリップ部54は、図例のような二股状の形状に限らず、回転軸3の周面に弾接するものであれば、他の形状であっても良い。
なお、電子基板6の金属環7或いは樹脂製ソケット8に対する相対位置がこのように定まることにより、後記する回転検出が精度良くなされるが、金属環円筒部72と芯金円筒部52との嵌合部に両者の周方向の相対位置を決める手段を設けても良い。例えば、金属環円筒部72と芯金円筒部52との嵌合部のいずれか一方に、軸心L1に沿った方向のスリットを設け、他方にこのスリットに嵌り込んでスリットに対して相対摺動可能な突起或いは突条を設けることも可能である。
その他の構成は前記の実施形態と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
3 回転軸(回転部材)
4,4A センサ内蔵密封装置
5 シール部材
50 空所
51 芯金
52 芯金円筒部(円筒部)
52a 一端部
53 芯金円輪部(板状円輪部)
6 電子基板
6d 突片部(位置合わせ構造部)
61 磁気センサ
7 金属環
71 金属環円輪部(板状円輪部)
71a 切欠(位置決め構造部)
72 金属環円筒部(円筒部)
8 樹脂製ソケット
83 段部
9,10 電気配線
12 回転検出装置
S 空間部
L 回転軸心
L1 軸心
Claims (13)
- 固定部材と、該固定部材に対して同心回転する回転部材との間の空間部をシールするセンサ内蔵密封装置であって、
前記固定部材に取付けられる環状のシール部材と、
磁気センサを搭載し、前記シール部材に組付けられる電子基板と、
前記電子基板を前記シール部材との軸方向間に配して一体化する金属環とを含み、
前記シール部材は、前記固定部材に嵌合される円筒部及び該円筒部の一端部より径方向に延設された板状円輪部を備えた芯金と、前記板状円輪部に固着された弾性体製のシールリップ部とからなり、
前記シール部材が前記固定部材に取付けられた状態では、前記シールリップ部が前記回転部材の周面に弾性摺接可能とされると共に、前記磁気センサが前記回転部材に嵌合された磁気エンコーダに対向し得るよう構成されていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項1に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記電子基板を保持する環状の樹脂製ソケットをさらに備え、該樹脂ソケットは前記シール部材と前記金属環との軸方向間に配された状態で前記金属環に一体とされ、前記電子基板は当該樹脂ソケットを介して前記シール部材に組付けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記電子基板は、その板面が、前記シール部材における前記芯金の板状円輪部に垂直で、且つ、当該板状円輪部の径方向に直交する方向に沿うように組付けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記金属環が、板状円輪部を含むことを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項4に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記金属環が、前記板状円輪部の一周縁部に連なり、前記芯金の円筒部に嵌合される円筒部を有していることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項4又は請求項5に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記金属環の前記板状円輪部に、前記電子基板の位置決め構造部が設けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項6に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記電子基板には、前記位置決め構造部に対応する位置合わせ構造部が設けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項1に記載のセンサ内蔵密封装置において、
複数の前記電子基板が前記シール部材に組付けられ、各電子基板の前記磁気センサがシール部材の周方向に関して所定の位相差をもって位置付けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項2に記載のセンサ内蔵密封装置において、
複数の前記電子基板が、前記樹脂ソケットを介して前記シール部材に組付けられ、各電子基板の前記磁気センサがシール部材の周方向に関して所定の位相差をもって位置付けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項8又は請求項9に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記シール部材と金属環との間に、前記複数の電子基板間を繋ぐ電気配線を収容する空所が設けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項9に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記樹脂ソケットに、前記複数の電子基板間を繋ぐ電気配線を収容する段部若しくは溝部が設けられていることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記金属環が磁性体金属からなることを特徴とするセンサ内蔵密封装置。 - 請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載のセンサ内蔵密封装置において、
前記磁気センサが、前記回転部材に嵌合された磁気エンコーダとにより回転部材の回転検出装置を構成することを特徴とするセンサ内蔵密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016002059U JP3206066U (ja) | 2016-05-09 | 2016-05-09 | センサ内蔵密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016002059U JP3206066U (ja) | 2016-05-09 | 2016-05-09 | センサ内蔵密封装置 |
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JP2013104938A Continuation JP2014224789A (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | センサ内蔵密封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3206066U true JP3206066U (ja) | 2016-09-01 |
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Family Applications (1)
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JP2016002059U Expired - Lifetime JP3206066U (ja) | 2016-05-09 | 2016-05-09 | センサ内蔵密封装置 |
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JP (1) | JP3206066U (ja) |
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2016
- 2016-05-09 JP JP2016002059U patent/JP3206066U/ja not_active Expired - Lifetime
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