JP3206047U - スマホ位牌 - Google Patents

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Abstract

【課題】実家の仏壇に詣でて位牌を拝礼する事なく何時何処でもスマホより呼出し故人を偲び礼拝する事が可能となるスマホ位牌を提供する。【解決手段】故人の戒名、法名、俗名、死亡年月日を記した位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸の情報をスマホに収録し、着脱機構を持合わせた黒塗角型台座と宗教色を脱した丸型台座、更に故人の業績、経歴、遺影をウイングパネルに表記出来る自宅供養祀を応用した自宅供養祀台座に装着し仏事行事や日常のお勤めに使用、何れの台座もスマホへの充電機能を具備する。宗教、宗派に捉われず拝礼の対象となる本尊、名号、教像や遺影並びにリン音や雅楽また短い読経の音声をスマホに収録し日常の礼拝に使用する。新規の故人にあっては戒名、法名(号)、等の授与資格者からの情報を授受後、直接スマホに収録し親兄弟、親族間で通信範囲を限定しメール送信し法要や日常のお勤めに使用する。【選択図】図1

Description

本考案はスマートホン(以下スマホと略)を位牌(仏教に於いて故人の主を現すメディアとして木製のブロックから構成される)の表記部に脱着可能ならしめる構造を特徴とする。
故人の主を現すメディアとしてとしては図1に示す位牌のほか繰出位牌、過去帖、法名軸並びに既登録第3196001号自宅供養祀がある
本考案のスマホ位牌は台座の上部に加工した勘合溝にスマホを装着し法事や月命日等特待のほか日常的にスマホの保管場所としての機能持つ。
スマホへのデータの提供方法はパソコンからメールにて送信やインターネットを経由必要情報を受信或いはパソコンから専用アプリを使用しUSBによりスマホへデータをインストールする。
故人情報のスマホへのデータの提供がなされた後は通常のスマホとしての機能を満たす。また、スマホの充電器として利用すべく台座に設置された充電端子スマホを装着する事により充電出来る。
故人の主を現す表示物として位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸並び既登録第3196001号自宅供養祀があり、その設置場所として仏壇が主に用いられている。
近年の少子化傾向により長男が実家の家跡として仏壇を守る習慣がある。他の兄弟はそれぞれが実家に戻った時に拝礼していた。スマホに位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸、自宅供養祀の情報を収納する事により家跡を受継ぐ本人も含め他の兄弟達も各自のスマホにより位牌情報を呼出す事により、場所や時間に制限される事なく礼拝できる。
これらの方法により実家の仏壇に詣でて位牌を拝礼する事なく何時何処でもスマホより呼出し故人を偲び礼拝する事が可能となる。
実家の仏壇には多くの先祖を祀った過去帖や各先祖の戒名を板に表記され格納される繰出位牌があり、故人の命日等に過去帖であれば該当頁を開き、また繰出位牌であれば該当戒名板を前面に設置し礼拝する。
この様な一連の作業も予めこれらの情報を入力したUSBメモリよりスマホへインストールする事により何時何処でもスマホより呼出し故人を偲び礼拝する事ができる。
必要により関係先へ転送も当然可能です。
拡大するスマホの高年齢者への浸透、2014年のデジタルマーケッティング情報では40代で72.9パーセント、50代では48.6パーセントの利用拡大され、利用時間ともパソコンを上回る急伸である。
今後、シニア層への利用拡大が想定され、シニアの外出例えば、「おばぁちゃん」の原宿、巣鴨への外出時もスマホの携帯、即ちスマホ位牌の携帯はお守りとして必須アイテムとなる。
日本家屋での仏間の設置が減少し生活様式の多様化、格家族化に伴い仏壇を設置される家が減少され既登録第3196001号自宅供養祀に代表される仏壇に変わるものとして普及しはじめおり本考案のスマホ位牌は仏壇の有無に関係なく利用できる。
特願 2006−177531 公報 生前に故人が残したネットワーク上のコンテンツ等情報をその死後、故人の意志に従ってインターネット仏壇やインターネット墓に配信するとともに、故人の情報を閲覧可能なインターネットシステムの提供。
故人の意志に従ってインターネット仏壇やインターネット墓に配信する事、故人の情報を閲覧可能する等、インターネット網内に仏壇、墓用、遺言、死亡等々のサーバを設置する等、本考案のスマホ位牌とは狙いが違う。
特願 2006−177532 公報 故人と生前、コミュニティ等を通じて親交のあった人々に、コミュニティに属する人の訃報を知らせるとともに、インターネット網を介して故人の遺族に簡易な方法でお悔やみのメッセージや香典を送付できる死亡情報配信システムの提供。
コミュニティ等を通じて親交のあった人々訃報を知らせたり、香典を送付する等、インターネット網内にコミュニティ、死亡情報提供等々のサーバを設置を要する等、本考案のスマホ位牌とは狙いが違う。
携帯位牌 (株)フレンド 既存の位牌を持ち運び可能な携帯型にしたもので、蒔絵を施した漆塗り加工されている。
製品化への狙いは本考案のスマホ位牌と同様、長男以外の縁者が両親の位牌を持ちたい等が上げられている。
本考案のスマホ位牌と最大の違いは携帯位牌が故人の主を表示する手法が位牌札に表記する事で追加、更新等手間が掛かる。
また、故人との思い出の場所に一緒に行きたい等の願いに際し、本考案のスマホ位牌にたいして特別に持参しなければならず、忘れやその時その場所で形態位牌を持ってくれば良かった等の急な心の変化に対応できない。
デジタル仏壇 (株)デザイン 様々な記録をデジタル技術にゆだねて保管する機能を持ち合わせ、位牌、写し出される幾枚もの遺影、安らぎの音、先祖の昔日をたどる情報、大切な日を知らせる機能を備えたコンパクトな厨子型仏壇。
前述したが、本考案では台座に勘合する溝へスマホ自身を差し込む事により故人の情報をスマホに直接表示させるもので、特別な機能を持ち合わせた専用のデジタル仏壇とは考案の着想が異なる。
考案が解決するための手段
インストール方法、既登録第3196001号自宅供養祀の情報をUSBメモリにダウンロードする事により可能である。例えばmobi istik社製により携帯端末やパソコンから各種ファイルや写真等のデータを自由にスマホに入手可能である。
表示時間の設定、スマホを位牌として使用する場合、拝礼の時間帯にスマホの画面を静止状態にする必要がある。
しかしながら、長時間にわたりスマホを一定の画像を表示したままではバッテリー容量り限界が生じる。この為スマホ位牌の台座となるスマホ装着部に充電コンセントを設置しスマホを装着時充電可能とした。
スマホの異なる寸法対する対応としては、スマホ位牌の台座に装着する勘合溝の寸法をフリーサイズに加工する事により異なる寸法のスマホに対応する事ができる。
課題を解決するための手段
スマホへ故人の主である位牌を初めとする図1に示す各種メディアに収録されている情報をスマホへ集録する事により、常に肌身離さず持ち歩く事が可能となる。また既登録第3196001号自宅供養祀の情報をスマホへインストールする事により何時何処でも故人の情報を呼出す事ができ合祀墓や樹木葬墓、海洋散骨にて処理した故人への 心のわだかまり寂しさを解決する事が出来る。
スマホの製造メーカによる異なる外形寸法対する対応としては位牌台座部の勘合する溝の寸法をフレキシブルに加工し装着するスマホに適合した樹脂製アタッチメントを介する事により異なる寸法のスマホに対応させる。
故人の証を証言する手段として、前述した位牌の外、故人の戒名等を一枚の板に表記しそれらを纏め収納する繰出位牌、並びにつづら折りにした過去帖(一日から三十一日記載可能)がある。更に法名軸に位牌と同様の情報を書込む場合もある。これらに就いてもスマホに収録する。
考案の効果
本考案のスマホ位牌は家跡を継承した実家、例えば長男以外の兄弟姉妹は実家に出向き両親等の位牌を拝礼する手段が無かったがスマホ位牌により実家へ帰省することなく礼拝可能となる。
繰出位牌、過去帖等多くの故人情報が集積されている場合でもスマホへ収録する事により容易に検索する事ができる。
スマホに収録する事により、法事等の関係先への連絡もメールにより可能となる。
また、故人のプロフィール等付加する事により故人を偲び追悼する事も可能。
スマホ位牌は台座を選択する事により例えば、角型位牌台座を選んだ場合は仏具的イメージとなり仏壇等へ設置も可能。また丸型位牌台座を選ぶ事により、仏教以外のキリスト教、神道の崇拝者に於いても位牌と言う概念を抱かせず故人を追悼、偲ぶパーソナルツールとして利用する事が出来る。
角型台座、丸型台座何れもスマホの充電機能を有する。
核家族化、少子高齢化社会の到来によりシニア世代同居する家族も少なく、子供に面倒を掛けたくない等の思いから介護施設への入居、グループホームへの入居、老人ホームへ入居とシニア世代の居場所も多角化されてきた。何れの施設も個人の仏壇を持込む事はできず、本考案のスマホ位牌を使用する事により亡き肉親の位牌等を身の周りに置きたい等の願望を満たす事ができる。
本考案の故人の主を現す現存するメディアを示す。Aは位牌、Bは過去帖表紙、Cは過去帖表記部を示す。Dは法名軸、Eは既登録第3196001号自宅供養祀を示す。Fは繰出位牌位牌札収納状態を示す。 本考案の角型台座スマホ位牌を示す。Aはスマホを角型台座に装着動作を示す。Bは角型台座の平面図を示し勘合溝中央には充電端子を示す。Cはスマホを角型台座に装着した投影図を示す。Dは角型台座スマホ位牌の側面図を示す。2aはスマホ本体、2bは角型台座のスマホ装着用勘合溝。2cはスマホへの充電コネクタを示す。 本考案の丸型台座スマホ位牌を示す。Aはスマホを丸型台座に装着動作を示す。Bは丸型台座の平面図を示し勘合溝中央には充電端子を示す。Cはスマホを丸型台座に装着した投影図を示す。Dは丸型台座スマホ位牌の側面図を示す。3aはスマホ本体、3bは丸型台座のスマホ装着用勘合溝。3cはスマホへの充電コネクタを示す。
以下本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
[図4]本考案の位牌への実施事例を示す。Aは既存の位牌を示す。Bは位牌の表記情報をスマホに集録した状態を示す。Cはスマホに集録した位牌情報を角型台座に装着動作事例を示す。Dは角型台座に装着された状態を示す。Eはスマホに集録した位牌情報を丸型台座に装着動作事例を示す。Fは丸型台座に装着された状態を示す
[図5]本考案の繰出位牌への実施事例を示す。Aは既存の繰出位牌を示す。Bは繰出位牌の表記情報をスマホに集録した状態を示す。Cはスマホに集録した繰出位牌情報を角型台座に装着動作事例を示す。Dは角型台座に装着された状態を示す。Eはスマホに集録した繰出位牌情報を丸型台座に装着動作事例を示す。Fは丸型台座に装着された状態を示す。
[図6]本考案の過去帖への実施事例を示す。Aは既存の過去帖を示す。Bは過去帖の表記情報をスマホに集録した状態を示す。Cはスマホに集録した過去帖情報を角型台座に装着動作事例を示す。Dは角型台座に装着された状態を示す。Eは丸型台座に装着動作事例を示す。Fは丸型台座に装着された状態を示す。
[図7]本考案の法名軸への実施事例を示す。Aは既存の法名軸を示す。Bは法名軸の表記情報をスマホに集録した状態を示す。Cはスマホに集録した法名軸情報を角型台座に装着動作事例を示す。Dは角型台座に装着された状態を示す。Eはスマホに集録した法名軸情報を丸型台座に装着動作事例を示す。Fは丸型台座に装着された状態を示す
[図8]本考案の既登録第3196001号自宅供養祀への実施事例を示す。Aは既存の自宅供養祀を示す。Bは自宅供養祀の表記情報をスマホに集録した状態を示す。Cはスマホに集録した自宅供養祀情報を角型台座に装着動作事例を示す。Dは角型台座に装着された状態を示す。Eはスマホに集録した自宅供養祀情報を丸型台座に装着動作事例を示す。Fは丸型台座に装着された状態を示す
従来、故人の主を現す手段として、位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸等々は先祖伝来家の仏壇に設置され礼拝されてきた。少子高齢化に伴い継承者不在となり仏壇しまいも話題となりつつある。本考案はこれらの背景から家単位の故人の主をスマホを活用する事により個人単位に変革し、高齢者が介護施設やグループホーム、老人ホーム等に入居されても仏壇内の先祖の心配をする事なく安穩に過ごす事が出来る。このことはスマホの高齢者への潜在需要拡大にも繋がり産業上の利用拡大への可能性を有する。
本考案の「スマホ位牌」は従来の位牌には持合せないパーソナル性を具備する事により従来、家系継承者の家にしか存在しえなかった位牌等を兄弟や嫁先での実家の父母等の位牌等を本考案の宗教的色彩を排除した丸型台座スマホ位牌を使用する事により嫁先でも設置可能となり、スマホ台座の需要が喚起され位牌等の市場が拡大される。
1a 位牌表記部
1b 過去帖表紙
1c 過去帖表記部
1d 繰出位牌表記部
1e 繰出位牌位牌札
2a スマホ本体
2b 角型台座スマホ勘合溝
2c 角型台座スマホ充電端子
3a スマホ本体
3b 丸型台座スマホ勘合溝
3c 丸型台座スマホ充電端子
本考案は仏教に於いては故人の主を現すメディアとしては図1に示す位牌、過去帖、繰出位牌、法名軸等また既登録第3196001号自宅供養祀がある。これらの情報をスマートホン(以下スマホと略)に収録し、着脱可能ならしめる構造を持つ専用台座に設置するスマホ位牌。
スマホに収録した情報はスマホ自体を台座に設置し仏事行事に遂行使用する他、これらの情報を収録したスマホを携帯し得る事により何時何処でも故人を偲び、また故人と次元を異にせず体験を共有し慕う満足感を得る。
神道では仏壇に替り祖霊舎、キリスト教では家庭祭壇が用いられ、それぞれ霊璽やキリスト像や故人を偲ぶ写真等が飾られている。これら信仰の対象もスマホに収録する事によりスマホ位牌として利用可。
本考案のスマホ位牌は台座の上部に加工した勘合溝に予め故人の情報を収録したスマホを装着し法事や月命日等特別日の他、日常的にスマホの保管場所としての機能持つ。
スマホへのデータの提供方法はパソコンからメールにて送信やインターネットにより必要情報を受信或いはパソコンから専用アプリを使用しUSBによりスマホへデータを収録する。
故人情報のスマホへのデータの提供がなされた後は通常のスマホとしての機能を満たす。また、スマホの充電器として利用すべく台座に設置された充電端子にスマホを装着する事により充電出来る。
仏教では故人の主を現す表示物として位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸並び既登録第3196001号自宅供養祀があり、その設置場所として仏壇が主に用いられている。
日本の家族制度の延長として長男が実家の家跡として仏壇を守る習慣がある。他の兄弟はそれぞれが実家に戻った時に拝礼していた。仏壇内に祀られている位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸や宗派のご本尊の掛軸等をスマホ収録する事により家跡を受継ぐ本人も含め他の兄弟達も自分のスマホにより故人の情報を呼出し礼拝できる。
これらの方法により実家の仏壇に詣でて位牌を拝礼する事なく何時何処でもスマホより呼出し故人を偲び礼拝する事が可能となる。
仏壇の管理は、故人の命日等に過去帖であれば該当頁を開き、繰出位牌であれば該当戒名板を前面に設置する。スマホに収録されていれば、この様な作業はする事なく随時拝礼できる。
神道における祖霊舎、キリスト教に於ける家庭祭壇についても仏教と同様な考えに基づきお神札や霊璽、家庭祭壇ではマリア像や遺影等をスマホに収録する事により何時何処でもスマホより呼出し故人を偲び礼拝する事ができる。
必要により関係先へ転送も当然可能。
拡大するスマホの高年齢者への浸透、2014年のデジタルマーケッティング情報では40代で72.9パーセント、50代では48.6パーセントの利用拡大され、利用時間ともパソコンを上回る急伸である。
今後、シニア層への利用拡大が想定され、シニアの外出例えば、「おばぁちゃん」の原宿、巣鴨への外出時もスマホの携帯、即ちスマホ位牌の携帯はお守りとして必須アイテムとなる。
また核家族化高齢化により仏壇を護っていた主も高齢化により介護施設やグループホームに入り「家終い」「仏壇終い」等が発生する。これらの施設には仏壇等は持ち込めず入居者にとっては精神的な重圧となる。スマホ位牌を使用する事により精神的負担から解放される。
日本家屋での仏間の設置が減少し生活様式の多様化、格家族化に伴い仏壇を設置される家が減少され既登録第3196001号自宅供養祀に代表される仏壇に変わるものとして普及しはじめおり本考案のスマホ位牌は仏壇の有無に関係なく利用できる。
特願 2006−177531 公報 生前に故人が残したネットワーク上のコンテンツ等情報をその死後、故人の意志に従ってインターネット仏壇やインターネット墓に配信するとともに、故人の情報を閲覧可能なインターネットシステムの提供。
故人の意志に従ってインターネット仏壇やインターネット墓に配信する事、故人の情報を閲覧可能する等、インターネット網内に仏壇、墓用、遺言、死亡等々のサーバを設置する等、本考案のスマホ位牌とは狙いが違う。
特願 2006−177532 公報 故人と生前、コミュニティ等を通じて親交のあった人々に、コミュニティに属する人の訃報を知らせるとともに、インターネット網を介して故人の遺族に簡易な方法でお悔やみのメッセージや香典を送付できる死亡情報配信システムの提供。
コミュニティ等を通じて親交のあった人々え、訃報を知らせたり、香典を送付する等、インターネット網内にコミュニティ、死亡情報提供等々のサーバを設置を要する等、本考案のスマホ位牌とは狙いが違う。
携帯位牌 (株)フレンド既存の位牌を持ち運び可能な携帯型にしたもので、蒔絵を施した漆塗り加工されている。
製品化への狙いは本考案のスマホ位牌と同様、長男以外の縁者が両親の位牌を持ちたい等が上げられている。
本考案のスマホ位牌と最大の違いは携帯位牌が故人の主を表示する手法が位牌表記部に加工する事で追加、更新等手間が掛かる。繰出位牌や過去帖、法名軸では対応不可。また、故人との思い出の場所に一緒に行きたい等の願いに際し、本考案のスマホ位牌にたいして特別に持参しなければならず、忘れやその時その場所で形態位牌を持ってくれば良かった等の急な心の変化に対応できない。
デジタル仏壇 (株)デザイン様々な記録をデジタル技術にゆだねて保管する機能を持ち合わせ、位牌、写し出される幾枚もの遺影、安らぎの音、先祖の昔日を辿る情報、大切な日を知らせる機能を備えたコンパクトな厨子型仏壇。
本考案のスマホ位牌においては故人の情報をスマホに直接表示させるもので、特別な機能を持ち合わせた専用のデジタル仏壇とは考案の原点が異なる。
スマホへの情報収録は主に仏壇内に設置されている故人の主を現すメディア(位牌、過去帖、繰出位牌、法名軸等)の仏壇の管理者もしくは委託者により写真、音声録音等に電子化しメールやUSB等により関係者へ受け渡す。
新規故人情報については、戒名、法名(号)、俗名等々を授けられる資格を有する者が故人の継承者へ授受後、継承者本人もしくは委託者により電子化し関係者のスマホへ収録する。
仏壇管理者もしくは委託者は必要により故人の情報をデータベース化し故人の主を現すメディア(位牌、過去帖、繰出位牌、法名軸)に記載する事なく直接依頼者のスマホへ情報を提供し専用台座に装着する事により仏事行事に遂行し得る。
既登録第3196001号自宅供養祀をスマホへインストールする方法はインターネットを経由しUSBメモリにダウンロードする事により可能である。例えばmobi istik社製により携帯端末やパソコンから各種ファイルや写真等のデータを自由にスマホに入手可能である。
表示時間の設定、スマホを位牌として使用する場合、拝礼の時間帯にスマホの画面を静止状態にする必要がある。スマホの設定で実現可能。
しかしながら、長時間にわたりスマホを一定の画像を表示したままではバッテリー容量り限界が生じる。この為スマホ位牌の台座となるスマホ装着部に充電コンセントを設置しスマホを装着時充電可能とした。
スマホの異なる寸法対する対応としては、スマホ位牌の台座に装着する勘合溝の寸法をフリーサイズに加工する事により異なる寸法のスマホに対応する。
スマホへ故人の主である位牌を初めとする図1に示す各種メディアに収録されている情報をスマホへ集録する事により、常に肌身離さず持ち歩く事が可能となる。
故人の主を現すメディアの他、心の癒しを求める宗教に於ける礼拝の対象として本尊、名号、霊璽、キリスト像等が存在するが、これらについても図6に示す如くスマホに収録する事により、より身近に存在を感知し信仰の一助になる。
また海洋散骨、樹木葬墓、合祀墓等の情報を表示出来るウイングパネルを持合わせた登録第3196001号自宅供養祀を台座として使用する事により故人の終焉場所を偲ぶ事が出来心のわだかまり寂しさを解決する事が出来る。
スマホの製造メーカによる異なる外形寸法対する対応としては位牌台座部の勘合する溝の寸法をフレキシブルに加工し装着するスマホに適合した弾性部材アタッチメントを介する事により異なる寸法のスマホに対応させる。
図4に示す自宅供養祀を台座に使用したスマホ位牌に於いてはスマホの製造メーカによる異なる外形寸法対する対応として台座に取付ける三つ折りプレートの取付け位置調整する事によりスマホに適合する事が出来る。
故人の主を現す手段として、前述した位牌の外、故人の戒名等を一枚の板に表記しそれらを纏め収納する繰出位牌、並びにつづら折りにした過去帖(月別に一日から三十一日記載可能)がある。更に法名軸に位牌と同様の情報を書込む場合もあるこれらについては先祖代々の情報が時系列に記載されおりデータベース化する事により管理が省力化する事が出来る。
仏壇管理者から委託者はデータベース化された故人の情報を必要により関係者へインターネットにて提供し得る環境を構築する。
本考案のスマホ位牌は家跡を継承した実家、例えば長男以外の兄弟姉妹は実家に出向き両親等の位牌を拝礼する手段が無かったがスマホ位牌により実家へ帰省することなく礼拝可能となる。
繰出位牌、過去帖等多くの故人情報が集積されている場合でもデータベース化する事により容易に検索する事ができる。
故人の情報をデータベース化する事により故人の仏事情報、法要日等についてアラーム機能を設定する事により、施設入居の独居者が連れ合いの命日日を忘れる等が防止できる。
スマホに収録する事により、法事等の関係先への連絡もメールにより可能となる。
また、故人のプロフィール等付加する事により故人を偲び追悼する事も可能。
スマホ位牌は台座を選択する事により例えば、角型位牌台座を選んだ場合は仏具的イメージとなり仏壇等へ設置も可能。また丸型位牌台座を選ぶ事により、仏教的イメージとなり仏壇等へ設置も可能。また丸型位牌台座を選ぶ事により、仏教以外のキリスト教、神道の崇拝者に於いても位牌と言う概念を抱かせず故人を追悼、偲ぶパーソナルツールとして利用する事が出来る。
角型台座、丸型台座、自宅供養祀台座の何れもスマホの充電機能を有する。自宅供養祀を台座として使用する場合、背景の三つ折りウイングパネルのデザインを選ぶ事により癒しの空間が醸成され安堵する事が出来る。
台座を使用しない時は通常のスマホとして機能活用し、旅先等突発的で故人にも情景、雰囲気を同次元で共に慕いたい等の想いをスマホ位牌を携帯する事により思いを満たす事ができる。
核家族化、少子高齢化社会の到来によりシニア世代同居する家族も少なく、子供に面倒を掛けたくない等の思いから介護施設、グループホーム、老人ホーム等へ入居とシニア世代の居場所も多様化されてきた。何れの施設も個人の仏壇を持込む事はできず、本考案のスマホ位牌を使用する事により亡き肉親の位牌等を身の周りに置きたい等の願望を満たす事ができる。
本考案の故人の主を現す現存するメディアの投影図を示す。Aは位牌、Bは過去帖表紙、Cは過去帖表記部を示す。Dは法名軸、Eは既登録第3196001号自宅供養祀を示す。Fは繰出位牌の位牌札収納状態を示す。 本考案の角型台座スマホ位牌を示す。Aはスマホを角型台座に装着動作を示す投影図。Bは角型台座の平面図を示し勘合溝中央には充電端子を示す。Cはスマホを角型台座に装着した投影図を示す。Dは角型台座スマホ位牌の側面投影図を示す 2aはスマホ本体、2bは角型台座のスマホ装着用勘合溝。2cはスマホへの充電コネクタを示す。 本考案の丸型台座スマホ位牌を示す。Aはスマホを丸型台座に装着動作を示す投影図。Bは丸型台座の平面図を示し勘合溝中央には充電端子を示す。Cはスマホを丸型台座に装着した投影図を示す。Dは丸型台座スマホ位牌の側面投影図を示す。3aはスマホ本体、3bは丸型台座のスマホ装着用勘合溝。3cはスマホへの充電コネクタを示す。 自宅供養祀を台座に使用したスマホ位牌を示す。Aは自宅供養祀にスマホ4aを装着した正面投影図を示す。Bは平面図を示す。Cは側面図を示す、三つ折りウイングパネル下部に設けられた溝4bにスマホ充電用コンセント4cを示す。 故人の主を現す現存するメディアE列の上より位牌A、過去帖B、繰出位牌C、法名軸Dについて角型台座F、丸型台座Gに情報を収録表示したスマホを装着した状態示す投影図。 図6は宗教宗派による拝礼の対象となる本尊、名号(南無阿弥陀仏等の唱え言葉)、掛軸、神道の霊璽、キリスト像等のスマホ収録実施例を示す。 自宅供養祀(登録NO3196001)を台座に使用したスマホ位牌の実施例。図7の上段には Aは骨壺なしの自宅供養祀(背景のウイングパネルには本堂を描写) Bは位牌の情報をスマホに収録表示したスマホを示す。Cは位牌の情報をスマホに収録表示したスマホを自宅供養祀台座Aに装着動作を示す。Dは位牌の情報を収録したスマホを自宅供養祀台座Aに装着した状態を示す。図7の下段には Eは骨壺ありの自宅供養祀(背景のウイングパネルには寺院を描写) Fは法名軸の情報をスマホに収録表示したスマホを示す。Gは法名軸の情報を収録したスマホを自宅供養祀台座Eに装着動作を示す。Hは法名軸の情報を収録したスマホを自宅供養祀台座Eに装着した状態を示す。
以下本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図5に示す左列Eは既存の故人を現す現存のメディアを示す。E縦列上部より位牌A、過去帖B、繰出位牌C、最下段は法名軸Dを示す。
中段F列は現存の故人を現すメディアE列の情報を収録したスマホを角型台座に装着された状態を示す。上部より位牌A、過去帖B、繰出位牌C、最下段は法名軸Dを示す
右端G列は現存の故人を現すメディアE列の情報を収録したスマホを丸型台座に装着された状態を示す。上部より位牌A、過去帖B、繰出位牌C、最下段は法名軸Dを示す
宗派によっては位牌を用いず過去帖、法名軸を使用する等地域的慣習により宗派の教義に反して位牌を使用する場合もあり、本考案により過去帖も法名軸も位牌と同様に扱う事が出来これらの問題も解決し得る。この論争は宗派に執って永年解決えの模索がされていた課題である。
図7は本考案の自宅供養祀を台座に使用した実施例を示す。
Aは分骨壺なし台座で三つ折りウイングパネルには本堂描写した自宅供養祀台座を示す、Eは分骨壺付台座でウイングパネルには寺院全景を描写した自宅供養祀台座を示す。
Bはスマホに位牌の情報を表示させた状況、Fはスマホに法名軸の情報を表示させた状況を示す。C並びGは各情報を収録したスマホを自宅供養祀台座に装着動作状態を示す。D、Hは各情報を収録したスマホを自宅供養祀台座に装着した状態を示す。
三つ折りウイングパネルはご本尊や仏事名号、故人を偲ばせる画像や好きであった絵画、或いは故人の経歴、業績、戒法名授受意味等々表記。
仏教での事例を記載しましたが、無宗教、神道、キリスト教、その他の宗教に於いても崇める内容をスマホに収録し本自宅供養祀台座に装着し活用可能。
従来、故人の主を現す手段として位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸等々は先祖伝来家の仏壇に設置され礼拝されてきた。少子高齢化に伴い継承者不在となり「家終い」「仏壇終い」も話題となりつつある。本考案はこれらの背景から家単位故人の主の情報をスマホを活用する事により個人単位に変革し、高齢者が介護施設やグループホーム、老人ホーム等に入居されても仏壇の管理を心配する事なく安穏に過ごす事が出来る。このことはスマホの高齢者への潜在需要拡大にも繋がり産業上の利用拡大への可能性を有する。
本考案の「スマホ位牌」は従来の位牌には持合せないパーソナル性を具備する事により従来、家系継承者の家にしか存在しえなかった位牌等を兄弟や嫁先での実家の父母等の位牌等を本考案の宗教的色彩を排除した丸型台座や自宅供養祀台座へのスマホ位牌を使用する事により嫁先でも設置可能となりスマホ自体の需要が喚起され市場の拡大が期待される。
1a 位牌表記部
1b 過去帖表紙
1c 過去帖表記部
1d 繰出位牌表記部
1e 繰出位牌位牌札
2a スマホ本体
2b 角型台座スマホ勘合溝
2c 角型台座スマホ充電端子
3a スマホ本体
3b 丸型台座スマホ勘合溝
3c 丸型台座スマホ充電端子
4a スマホ本体
4b 自宅供養祀台座スマホ勘合溝
4c 自宅供養祀台座スマホ充電端子

Claims (1)

  1. (1)位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸、自宅供養祀等の故人の主情報をスマホに収録し台座に装着し法事等の仏事時に活用する。
    (2)既存の位牌、繰出位牌、過去帖、法名軸に記載された情報を継承者からの依頼によりスマホに登録しスマホにて仏事情報を検索可能とする。
    (3)台座については通常の位牌を連想される黒塗角型台座と宗教色を排除した自由な色彩を施した台座とし且つ充電機能を具備する。
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