JP3205997U - ボトル蓋、ボトル及び金型装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボトル本体と併せて使用されるボトル蓋、当該ボトル蓋を有するボトル及び上記したボトル蓋を成形するための金型装置を提供する。【解決手段】このボトル蓋は、ボトル蓋上部に位置し、密閉した中空ハウジングに形成され、品物を収容するための収納部と、収納部の底部から下方へ延出し、ボトル本体の口に接合するための接合部と、を備え、収納部の底部には、割れ部10131が形成され、割れ部は、ボトル蓋がボトル本体に対して締められることによって下方へ所定の位置を超えると、ボトル本体の口先端201からの押圧力の作用で破壊され、この割れ部の位置に沿って収納部の底部から離脱する離脱部を形成し、この離脱部の離脱によって収納部の内部とボトル本体の内部とを連通させ、品物がボトル本体内に落ちることができるように設計される。【選択図】図2

Description

本考案は、ボトル本体と併せて使用されるボトル蓋、ボトル及びボトル蓋を成形するための金型装置に関する。
ボトル蓋は、日常生活にありふれたものであり、飲料ボトル、健康食品用ボトルや薬瓶などの各種のボトルは、ボトル蓋によって密閉される。
従来から、市販された飲料ボトルの多くは単一の密閉機能を有する単層のつまみ型ボトル蓋で密閉される。また、収納部を有するボトル蓋、例えば薬瓶の蓋も知られる。当該薬瓶の蓋は、開放可能な上部収納空間とボトル本体に接合するための下部接合部とを備え、上部収納空間の上部には口をかぶせる小蓋を有する。このように、使用者は、品物、例えば、ボトル内の薬品と合わせて飲む薬品を収納空間に収納する。薬を飲むときに、使用者は小蓋を引き開き収納空間を開けて、その中から薬品を取り出す。そして、ボトル蓋を開けて、ボトルの中からもう一つの薬品を取り出し、上記の薬と配合して飲む。これらのボトル蓋は、それぞれの特徴又はメリットを具備し、人々の生活を便利にする。
一方、生活水準の日増しに高まること伴い、飲み物の品質、品質保証期限及び添加剤の使用に対する要望及び認知が高くなる。例えば、ボトル内の品物である飲料水の口当たりが良いこと、腐食防止剤を添加しないこと、及び品質保証期限が十分に長いことが望まれる。従来の予め混合された飲料水においては、上記要望を満たすことが困難である。これは、飲料水の中が栄養物に富んだ状態で、腐食防止剤を添加しないと、十分の品質保証期限を確保できない。
この状況を鑑み、本考案者はボトル蓋に着手して上記の課題を解決することに思い付いた。具体的には、例えば、前記の収納型ボトル蓋を利用し、溶質をその上部空間に収納し、溶媒である浄水をボトル本体内に収納する。飲料水を飲む前に、使用者は上部空間に収納された溶質を取り出し、ボトル本体内に投入し、配合して飲む。このように、溶質と溶媒とは別々に収納される。溶質は、例えば乾燥された純化ビタミン錠であり、溶媒は、例えば浄水である。溶質も溶媒もより長い品質保証期限を持ち、飲料水への要望が部分的に満たされる。
しかしながら、上記したボトル蓋にしても、飲料水への要望を完全に満たすことができない。例えば、上記した収納型ボトル蓋の場合、使用者は上部空間に収納された品物を取り出してボトル本体に投入することは不便であり、慎重な取り扱いが必要あり、さもなければ内容物はばら撒かれる恐れがある。また、品物をボトル本体に投入する際にも汚染される恐れがある。例えば、手に付着するばい菌をボトル本体につれて行く可能性がある。
従って、少なくとも従来のボトル蓋に存在する上記課題のうちの一つ又は複数を解決することができるボトル蓋、ボトル蓋の製造方法及びボトル蓋を有するボトルが求められる。
上記した欠点及び不足を鑑み、本考案の目的の一つのは、少なくとも上記従来課題における一つ又は複数の問題を解決するボトル蓋、ボトル、及びボトル蓋を成形するための金型装置を提供することを目的とする。
本考案の一実施例において、ボトルのボトル本体と併せて使用されるボトル蓋であって、ボトル蓋上部に位置し、密閉した中空ハウジングに形成され、品物を収容するための収納部と、前記収納部の底部から下方へ延出し、前記ボトル本体の口に接合するための接合部と、を備え、前記収納部の前記底部には、割れ部が形成され、該割れ部は、前記ボトル蓋が前記ボトル本体に対して締められることによって下方へ所定の位置を超えると、前記ボトル本体の口先端からの押圧力の作用で破壊され、この割れ部の位置に沿って前記収納部の前記底部から離脱する離脱部を形成し、この離脱部の離脱によって前記収納部の内部と前記ボトル本体の内部とを連通させ、前記品物が前記ボトル本体内に落ちることができるように設計されるボトル蓋を提供する。
上記本考案の実施例において、好ましくは、前記割れ部は前記ボトル本体の前記口先端に対向する位置に形成される。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記割れ部は、前記割れ部が破壊された後に形成される前記離脱部の直径を前記ボトル本体の口栓部の内径よりも大きくして前記ボトル本体に落ち入ることがないように、前記ボトル本体の前記口先端の内壁よりも径方向外側に形成される。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記割れ部は、前記ボトル本体の前記口先端の外壁に対向する位置に形成される。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記収納部の前記底部の面積は前記離脱部の面積よりも大きい。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記割れ部は、前記収納部の前記底部における底部のその他の部分よりも薄い環状の薄肉部に形成される。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記収納部は、頂部と、側壁部と、前記底部とからなり、前記頂部は透明部を有することで、前記収納部の内部の品物が外部から見えるようになる。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記透明部は、前記頂部中央における周囲部分よりも薄い部分に形成される。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記収納部は、頂部と、側壁部と、前記底部とからなり、前記頂部と前記側壁部とは一体に形成されており、前記側壁部と前記底部とは、前記頂部と前記側壁部とによって形成される開口に品物が投入された状態で一体に結合されている。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記接合部と前記収納部の底部とは一体に形成される。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記接合部は、前記ボトル本体の前記口栓部と締めることによって合わせる締め部と、該締め部から下方へ一体に延出するストッパーとを備える。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記ストッパーは、前記ボトル蓋が締められて前記ボトル本体が密閉された後に前記ボトル本体の前記口栓部の外壁における凸出部に当接され、前記ボトル蓋がさらに下方へ進められないように設けられる。
上記本考案のいずれかの実施例において、好ましくは、前記ストッパーが前記締め部から離脱されることで、前記ボトル蓋が前記所定の位置を超えて下方へ締められて、前記離脱部が離脱されるように、前記ストッパーが設けられる。
本考案の一実施例において、前記ボトル本体と併せて使用される前記ボトル蓋とを備えるボトルであって、上記ボトル蓋を使用するボトルを提供する。
本考案の一実施例において、前記頂部と前記側壁部とが一体に形成された形状に対応するキャビティ部を有する第一金型と、前記底部と前記接合部とが一体に形成された形状に対応するキャビティ部を有する第二金型と、を備える、上記ボトル蓋を成形するための金型装置を提供する。
なお、上記説明は例示的なものであり、本考案の範囲を限定するものではない。
以下の説明及び図示から、本考案の例示的な実施例における上記及びその他の特徴及びメリットがより明確になる。なお、この説明及び図面は例示的なものであり、本考案の範囲を限定するものではない。
図1は本考案の一実施例に係るボトルを示す断面図である。 図2は図1に示すボトルにおける円形部分の要部拡大図である。 図3は図1の分解図であり、図1におけるボトルのボトル蓋部分を示す。 図4は図1の分解図であり、図1におけるボトルのボトル本体部分を示す。 図5は本考案の一実施例における、図3に示すボトル蓋の製造方法を示す図であり、一方の金型により成形されたボトル蓋の一部を示す。 図6は本考案の一実施例における、図3に示すボトル蓋の製造方法を示す図であり、他方の金型により成形されたボトル蓋の別の部分を示す。
以下、図面により実施例に対する詳しい説明には、本考案に関する上記及び他の技術内容、特徴及び作用効果が明確になる。以下の実施例に言及される方向及び用語は、例えば、上、下、左、右、前又は後などは、図面における方向だけである。従って、上記方向及び用語は、本考案を限定するものではなく、単なる説明例に過ぎない。なお、すべての実施例において、同じ符号が同じ部品を示す。
以下、本考案の例示的な的各実施例について、図面を参照して説明する。
まず、図1〜4を参照し、本考案の好ましい実施例に係るボトル及びボトル蓋について説明する。ただし、図1はこの実施例に係る前記ボトルの断面図であり、図2は図1に示すボトルにおける円形部分の要部拡大図である。図3は図1におけるボトルのボトル蓋部分だけを示す。図4は図1中におけるボトルのボトル本体部分だけを示す。
図1に示すように、上記好ましい実施例に係るボトルは、ボトル蓋10とボトル本体20とを含み、両者が併せて使用される(この実施例では、締めることによって一体に組み合わされている)。
さらに、図3に示すように、このボトル蓋10は、ボトル蓋10の上部に位置し品物を収納するための収納部101(上部の点線枠に示す)を備え、この収納部101は、互いに連なる頂部1011、側壁部1012及び底部1013からなり、密閉した中空ハウジングを形成する。なお、本考案の図面では、簡潔に示すために、収納部101に収納される品物が図示されないが、ボトル蓋がボトル本体に併せて使用される場合、一般的にボトル蓋内に品物が収納される。この品物がこの収納部が密閉される前に投入されるものであり、詳しく後述する。このボトル蓋10は、さらに、収納部101の底部1013から下方へ延出する接合部102を備える。この接合部102は、ボトル蓋10をボトル本体20に締めるように、ボトル本体20と接合する。この接合部102は、従来のつまみ型ボトル蓋のネジ付きの側壁部の構成と同じ又は類似に形成してもよい。
図2から明らかになるように、収納部101の底部1013に、割れ部10131が形成される。好ましくは、該割れ部10131は、収納部101の底部1013における底部1013のその他の部分よりも薄い環状の薄肉部に形成される。該割れ部10131は、ボトル蓋10がボトル本体20に対して締められることによって下方へ所定の位置を超えると、ボトル本体20の口先端201からの押圧力で破壊され、この割れ部10131の位置に沿って収納部101の底部1013から離脱する離脱部(該離脱部は図3において直径がd1である部分)が形成され、この離脱部の離脱によって収納部101の内部とボトル本体20の内部とを連通させ、品物がボトル本体20内に落ちることができるように設計される。このように、実施例に係る好ましいボトル蓋10は、以下の状況に適用できる。
例えば、溶媒である浄水をボトル本体20に入れてボトル蓋10を閉める。このように、ボトル蓋10の収納部101の底部1013は、ボトル蓋10の接合部102とともに、従来のつまみ型ボトル蓋として機能し、溶媒をボトル本体に密閉できる。さらに、溶媒と混合しようとする品物、例えば乾燥のビタミン錠は、収納部101に収納されている(品物がいかに収納部101に収納されるかについて後述する)。収納部101自体は密閉した空間に形成されているため、品物が汚染されないままで長期間で保存される。このように、溶質と溶媒とを別々に保存することが実現でき、それぞれの品質保証期限の延長に有利である。使用者、例えば消費者は、飲料水を飲もうとすると、ボトル本体20の口先端201がボトル蓋10の底部1013に押し上げるように、下方へボトル蓋10を締めて、この押圧力で、ボトル蓋10の底部1013が割れ部10131にて破壊され、前記の離脱部が形成される。離脱部がボトル蓋10の底部1013から離脱すると、実際に、底部1013に開口が形成されることになる。このように、収納部101中の品物がボトル本体20に落ち、溶媒と混合される。もちろん、ボトルを倒置し、ボトル本体20における溶媒をボトル蓋10に入れて品物と混合させてもよい。このように、消費者は、ボトル蓋10の通常の締めやボトル本体20のシェイクの動作によって、その場で新鮮かつ美味しい飲み物を作ることができる。
本考案に係るボトル/ボトル蓋によると、少なくとも以下に示す全部のメリット、或いは、そのうちの一つ又は複数を有する。
(1)品物と溶媒とは別々に保存され、且つ密閉されるため、品質保証期限の延長が可能になる。例えば、浄水を溶媒とする場合、腐食防止剤を添加しなくても長期間で保存できる。これに対して、従来の予めに混合された飲料水では、飲料水の中に栄養物を含むので、腐食防止剤を添加しないと、十分な品質保証期限の確保が困難である。
(2)使用者にとって、品物と溶媒とを混合させる方法は、極めて簡単であり、ボトル蓋を締めてボトル本体をシェイクすることだけで実現できる。この動作は、使用者が慣れている動作であり、製品の市場性にも有利である。
(3)ボトル蓋自体の構造が極めて簡単で、製造コストも低価であり、コストパフォーマンスのよいボトル蓋、ボトルや飲み物の提供が可能になる。
(4)離脱部がボトル蓋の底部から離脱されることで、品物と溶媒とが十分に接触し混合される。例えば、鋭いものにより底部に開口を開け混合させる形態に比べて、混合がより簡単且つ均一となり、より美味しい飲み物の提供が可能になる。
(5)品物と溶媒との混合は完全に密閉した空間で行われる。例えば、ボトル蓋を開けて品物を入れる従来の混合形態に比べて、より衛生的な飲み物の提供が可能になる。
(6)本考案のボトル蓋において、新設の部品又は部分ではなく、従来から形成されている口先端により収納部の底部が壊される。この設計が巧妙で、構成が簡単であるとともに、信頼性も高く、コストが低い。
なお、便宜上、以上は固体の品物と液体の溶媒との混合を例にして説明した。しかし、本考案のボトル蓋は固体と液体との分離又は混合に限らず、固体と固体、液体と液体との分離又は混合の場合にも適応できる。ボトル蓋には、固体が収納されてもよいし、液体が収納されてもよい。また、ボトル本体にも、固体が収納されてもよいし、液体が収納されてもよい。なお、本明細書では、便宜上、ボトル蓋又はボトル本体との表現でボトルを説明する。実際に、例えば、ボトル蓋のほうが大きく、ボトル本体のほうが小さいこともある。この場合、ボトル蓋は収納機能を具備し、ボトル蓋をボトル本体と、ボトル本体をボトル蓋と称することもできる。ボトル蓋、ボトル本体という表現は本考案の範囲を限定するものではなく、場合によって、ボトル蓋とボトル本体との表現を切り替えて使うこともできる。
なお、本考案では、「割れ部」とは、破壊可能な部分であり、具体的には、ボトル蓋がボトル本体に対して下方へ締められ所定の位置を超えると、ボトル本体の口先端が収納部の底部を押し上げ、この押圧力で、破壊可能な部分である。このような技術思想で、「割れ部」は従来技術における各種の手段で「破壊可能」を実現できる。例えば、割れ部がその周囲部分よりも破壊されやすいように設けられる。以上のように口先端の上方への押圧力で破壊可能になる「割れ部」に関する設計は、すべて本考案の範囲に含まれる。
以下、本考案の好ましい実施例に係るボトル蓋10の構成について、引き続き説明する。本考案の好ましい実施例によると、割れ部10131は、ボトル本体20の口先端201に対向する位置に形成されてもよい。好ましくは、割れ部10131が、ボトル本体20の口先端201の内壁よりも径方向外側に形成される。さらに好ましくは、割れ部10131が、ボトル本体20の口先端201の外壁に対向する位置に形成される。このようにすれば、図2に示すように、この割れ部10131は、破壊された後に形成される前記離脱部の直径d1が、ボトル本体20の口栓部の内径よりも大きくてボトル本体20に落ちない。このように、消費者が品物と溶媒とを混合させる場合、「異物」(即ち、離脱部)がボトル本体20内に入ることがなく、消費者に飲料水が異物に汚染されるとのイメージ又は錯覚を与えることはない。離脱部自体が衛生の規格に合致するから、たとえ離脱部がボトル本体20に落ちても飲料水を汚染しない。さらに好ましくは、上記本考案のいずれかの実施例において、収納部101の底部1013の面積が離脱部の面積よりも大きい。即ち、図面に示す収納部101の底部1013の直径d2が離脱部の直径d1よりも大きい。このようにすれば、例えば直径d2が直径d1に等しい場合と異なって、離脱部が底部1013から離脱しても、品物とボトル本体20における溶媒との混合を抑制することができる。
さらに、本考案の好ましい一実施例では、図2に示すように、接合部102は、締めることによってボトル本体20の口栓部に合わせる締め部1021と、この締め部1021から下方へ一体に延出するストッパー1022とを備える。ストッパー1022は、ボトル蓋10が締められてボトル本体20を密閉した後にボトル本体20の口栓部の外壁の凸出部202に当接され、ボトル蓋10がさらに下方に進めないように設けられる。一方、ストッパー1022は、使用者によって引き裂かれた後に締め部1021から離脱され、ボトル蓋10が下方へ所定の位置を超えることができ、口栓部がボトル蓋10に対して上方へ進み、割れ部10131を破壊させ、離脱部を離脱させるようになる。このように、使用者がストッパー1022を引き裂かないと、ボトル蓋10を下方へ締めることができない。これにより、使用者が不用意にボトル蓋10を下方へ締めて割れ部10131を破壊させ、品物と溶媒とを混合させることを抑制できる。ストッパー1022の具体的な構成は、従来のボトル蓋の設計で通常用いられているボトル蓋が開けられることを制限する環状の帯である。しかし、本考案の実施例では、ストッパー1022の主な作用又はその他の作用はボトル蓋10が下方へ締められことを抑制することにある。
以下、図5及び図6は、図3に示すボトル蓋の製造方法を示し、図5は一方の金型によって成形されたボトル蓋の一部を示し、図6は他方の金型によって成形されたボトル蓋の別の部分を示す。本考案の実施例に係るボトル蓋10は、密閉した収納部101を備え、収納部101内に品物を入れる必要がある。従って、本考案者はボトル蓋を図5及び図6に示す二つの部分に分けて製造することを思いついた。そして、例えば図5に示す容器に品物を投入して図5に示す部分と図6に示す部分とを一体に結合させる。
具体的には、ボトル蓋10が一般的にプラスチックからなるので、金型によってボトル蓋10を成形することができる。特に、ボトル蓋10の収納部101の頂部1011と側壁部1012の形状とに対応するキャビティ部を有する一方の金型により、収納部101の頂部1011と側壁部1012とを一体に成形させる。一方、ボトル蓋10の底部1013と接合部102の形状とに対応するキャビティ部を有する他方の金型により、収納部101の底部1013とボトル蓋10における口栓部に合わせるための接合部102とを一体に成形させる。そして、図5に示すように、頂部1011と側壁部1012とによって形成される開口した容器に品物を投入する。そして、側壁部1012と底部1013及び接合部102を一体に結合させ、例えば超音波溶接により一体に形成し、品物が封入された収納部101を形成する。これで分かるように、完成品のボトル蓋10は、ボトル蓋10が一体に形成される部品である。なお、ここで、図1〜図3に示す側壁部1012と接合部102との間で隔面を有し、図面では両者が二つの部品であるが、これは説明や図示が便利になるためである。完成品のボトル蓋10は、両者が二つの部品ではなく、一体に形成されるものである。
以上のようにボトル蓋10を製造する過程中で、図5に示すように、ボトル蓋10の頂部1011を透明部10111を有するように製造してよい。このようにすれば、外部から収納部101の内部の品物が見られ、使用者が品物の状態を確認することができる。好ましくは、透明部10111は、頂部1011中央における周囲部分よりも薄い部分によって形成されるものである。このように、ボトル蓋が一般的にプラスチックからなるため、薄い部分が自然的に透明部となる。このため、製造工程が簡単であり、ボトル蓋10の素材の節約にも有利である。
最後に、本考案の図面及び説明は、部分又は部品が対称性を持つ円形又は円柱形であることに基づいて、断面図を利用して説明する。当業者は製図の常識や以上の説明からボトル蓋10やボトルの全体構成を把握できる。もちろん、特定の場合では、ボトル蓋10、口栓部の部分は円形又は円柱形でなくてもよい。例えば、四角形又は角柱状など、割れ部10131の設計から容易に想到できるものである限り、ボトル蓋10、ボトル本体20又はボトルの機能の実現を妨げなければ、これらの特定の形状又は構成のボトル蓋、ボトル本体又はボトルは本考案の範囲に含まれる。例えば、ボトル蓋10の収納部101は四角形であってもよい。そして、口栓部に合わせる接合部102は中空の円柱状であり、収納部101の底部における割れ部10131は、例えば口先端201に対応する円環部であってもよい。
なお、上記実施例について、本考案は既に明細書において説明され且つ図面において図示される。当業者にとっては、以上の実施例は好ましい実施の形態であり、実施例におけるある技術特徴は課題の解決には不可欠なものではなく、課題の解決や技術案の形成に影響を与えない限り、省略してもよい。さらに、実施が可能である場合、一実施例の特徴、要素及び/又は機能をその他の一つ又は複数の実施例の特徴、要素及び/又は機能に適当に組み合わせてもよい。

Claims (15)

  1. ボトルのボトル本体と併せて使用されるボトル蓋であって、
    ボトル蓋上部に位置し、密閉した中空ハウジングに形成され、品物を収容するための収納部と、
    前記収納部の底部から下方へ延出し、前記ボトル本体の口に接合するための接合部と、を備え、
    前記収納部の前記底部には、割れ部が形成され、該割れ部は、前記ボトル蓋が前記ボトル本体に対して締められることによって下方へ所定の位置を超えると、前記ボトル本体の口先端からの押圧力の作用で破壊され、この割れ部の位置に沿って前記収納部の前記底部から離脱する離脱部を形成し、この離脱部の離脱によって前記収納部の内部と前記ボトル本体の内部とを連通させ、前記品物が前記ボトル本体内に落ちることができるように設計されること、を特徴とするボトル蓋。
  2. 前記割れ部は前記ボトル本体の前記口先端に対向する位置に形成されること、を特徴とする請求項1に記載のボトル蓋。
  3. 前記割れ部は、前記割れ部が破壊された後に形成される前記離脱部の直径を前記ボトル本体の口栓部の内径よりも大きくして前記ボトル本体に落ち入ることがないように、前記ボトル本体の前記口先端の内壁よりも径方向外側に形成されること、を特徴とする請求項2に記載のボトル蓋。
  4. 前記割れ部は、前記ボトル本体の前記口先端の外壁に対向する位置に形成されること、を特徴とする請求項3に記載のボトル蓋。
  5. 前記収納部の前記底部の面積は前記離脱部の面積よりも大きいこと、を特徴とする請求項1に記載のボトル蓋。
  6. 前記割れ部は、前記収納部の前記底部における底部のその他の部分よりも薄い環状の薄肉部に形成されること、を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のボトル蓋。
  7. 前記収納部は、頂部と、側壁部と、前記底部とからなり、前記頂部は透明部を有することで、前記収納部の内部の品物が外部から見えるようになること、を特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のボトル蓋。
  8. 前記透明部は、前記頂部中央における周囲部分よりも薄い部分に形成されること、を特徴とする請求項7に記載のボトル蓋。
  9. 前記収納部は、頂部と、側壁部と、前記底部とからなり、前記頂部と前記側壁部とは一体に形成されており、前記側壁部と前記底部とは、前記頂部と前記側壁部とによって形成される開口に品物が投入された状態で一体に結合されていること、を特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のボトル蓋。
  10. 前記接合部と前記収納部の底部とは一体に形成されること、を特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のボトル蓋。
  11. 前記接合部は、前記ボトル本体の前記口栓部と締めることによって合わせる締め部と、該締め部から下方へ一体に延出するストッパーとを備えること、を特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のボトル蓋。
  12. 前記ストッパーは、前記ボトル蓋が締められて前記ボトル本体が密閉された後に前記ボトル本体の前記口栓部の外壁における凸出部に当接され、前記ボトル蓋がさらに下方へ進められないように設けられること、を特徴とする請求項11に記載のボトル蓋。
  13. 前記ストッパーが前記締め部から離脱されることで、前記ボトル蓋が前記所定の位置を超えて下方へ締められて、前記離脱部が離脱されるように、前記ストッパーが設けられること、を特徴とする請求項12に記載のボトル蓋。
  14. 前記ボトル本体と、前記ボトル本体と併せて使用される前記ボトル蓋とを備えるボトルであって、
    請求項1から請求項13のいずれかに記載のボトル蓋を使用すること、を特徴とするボトル。
  15. 前記頂部と前記側壁部とが一体に形成された形状に対応するキャビティ部を有する第一金型と、
    前記底部と前記接合部とが一体に形成された形状に対応するキャビティ部を有する第二金型と、を備えること、を特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載のボトル蓋を成形するための金型装置。
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