JP3205795B2 - セグメント組立装置 - Google Patents

セグメント組立装置

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JP3205795B2
JP3205795B2 JP28100097A JP28100097A JP3205795B2 JP 3205795 B2 JP3205795 B2 JP 3205795B2 JP 28100097 A JP28100097 A JP 28100097A JP 28100097 A JP28100097 A JP 28100097A JP 3205795 B2 JP3205795 B2 JP 3205795B2
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gripped
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JP28100097A
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潔 田中
広行 松藤
政治 奥村
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Penta Ocean Construction Co Ltd
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Penta Ocean Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド工法によ
るトンネルの構築に際して、セグメントを、その端面に
設けられた凸部、凹部を嵌合させるようにして、組み立
てるセグメント組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シールドトンネルのセグメントの組み立
ては、組み立てようとするセグメントを、セグメント組
立装置のセグメント把持部により把持し、トンネルの半
径方向、周方向、軸方向へセグメント把持部を介して移
動させて、既設のセグメントに整合させるように位置決
めし、ボルトを介して既設のセグメントと連結するよう
にして、自動的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、セグメント把持
部に把持したセグメントを既設のセグメントに整合させ
る際には、テレビカメラ、光センサ、超音波センサ等の
非接触センサにより両者の位置関係を検出して、セグメ
ント把持部の移動を数値制御していたため、位置決めに
時間を要する等の問題があり、また、厳しい環境で多数
の非接触センサーを使用するため、位置決め精度が低下
する、メンテナンスが頻繁に必要になる等の問題があっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
非接触センサーを用いずに、セグメントを比較的高速で
高精度に位置決めすることができるセグメント組立装置
の提供を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
シールドトンネルのセグメントを把持するセグメント把
持部を備え、前記セグメント把持部を移動させて、前記
セグメント把持部に把持されたセグメントを既設のセグ
メントに整合させるセグメント組立装置において、セグ
メント嵌合具が、トンネルの軸方向又は周方向へ前記セ
グメント把持部に把持されたセグメントよりも突出可能
で、トンネルの半径方向へ前記セグメント把持部と一体
的に移動するように備えられ、前記セグメント嵌合具に
は、テーパー状の凹部又は凸部が、既設のセグメントの
端面の凸部又は凸部に嵌合して、前記セグメント把持部
に把持されたセグメントの端面の凸部又は凹部を整合さ
せるように設けられたことにある。なお、セグメント嵌
合具の凹部又は凸部のテーパー面には、球状の案内具が
突出後退可能に装着されることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。図1、2において、1、1…はセグメ
ントであり、セグメント1の軸方向の両端面には、テー
パー状の凸部、凹部(ほぞ)が設けられている。そし
て、組み立てようとするセグメント1Bの端面の凹部
を、既設のセグメント1A の端面の凸部に嵌合させるよ
うにして、セグメント1、1…を組み立てるようになっ
ている。
【0007】また、図1、2において、10はセグメン
ト組立装置のセグメント把持部であり、セグメント把持
部10は、半径方向移動部、軸方向移動部、周方向移動
部等(図示せず)を介して支持され、トンネルの半径方
向、軸方向、周方向へ移動自在で、数値制御により位置
決め可能になっている。なお、セグメント把持部10
は、半径方向に関しては、外力により強制的に所定量だ
け移動させ得るように、例えばバネ等を介して弾性的に
支持されている。
【0008】セグメント把持部10は、セグメント1の
グラウト孔にねじ込まれるネジ棒等の把持手段(図示せ
ず)を備えており、セグメント1を開放自在に把持する
ようになっている。また、セグメント把持部10には、
把持したセグメント1B を既設のセグメント1A に整合
させる整合装置、セグメント1A 、1B 間を連結するボ
ルトを締結する締結装置(図示せず)などが支持されて
いる。
【0009】整合装置は、セグメント把持部10に対し
て油圧ジャッキ等を介して軸方向に移動するアーム12
と、アーム12の先端に固定されたセグメント嵌合具1
4とからなっており、セグメント嵌合具14は、アーム
12の移動によって、セグメント把持部10に把持され
たセグメント1B の先端面よりも先方に突出し得るよう
になっている。なお、アーム12は、半径方向、周方向
に関しては、セグメント把持部10に対して固定されて
いる。
【0010】そして、セグメント嵌合具14の先端面に
は、セグメント11の端面の凸部に対応したテーパー状
の凹部が設けられている。そして、図3に示すように、
セグメント嵌合具14の先端面の凹部のテーパー面に
は、球状の案内具14aが突出後退可能に装着され、セ
グメント嵌合具14の凹部とセグメント11の凸部とが
円滑に嵌合するようになっており、また凹部の奥面に
は、テフロンシート等の緩衝材14bが固着され、セグ
メント11の端面の凸部を保護するようになっている。
【0011】このように構成されるセグメント組立装置
によりセグメント11、11の自動組立を行うには、セ
グメント把持部10に組み立てようとするセグメント1
Bを把持した状態で、セグメント把持部10をトンネ
ルの半径方向、周方向、軸方向へ移動させて、数値制御
により粗位置決めを行う。
【0012】そして、図4に示すように、整合装置のア
ーム12を軸方向に移動させて、セグメント嵌合具14
を把持されたセグメント1B よりも先方に突出させ、セ
グメント嵌合具14の先端面の凹部を既設のセグメント
A の端面の凸部に嵌合させる。すると、セグメント把
持部10が強制的に半径方向に移動させられ、セグメン
ト把持部10に把持されたセグメント1B の端面の凹部
と既設のセグメント1A の端面の凸部とが整合する。
【0013】そして、図5に示すように、セグメント嵌
合具14を既設のセグメント1A に嵌合させた状態で、
セグメント把持部10を軸方向に移動させて、把持され
たセグメント1B の端面の凹部と既設のセグメント1A
の端面の凸部とを嵌合させる。そして、図6に示すよう
に、両セグメント1B 、1A 間を連結するボルトを締結
後、セグメント嵌合具14を後退させて既設のセグメン
ト1A から離反させ、把持されていたセグメント1B
開放する。
【0014】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るセグメント
組立装置は、セグメント嵌合具を、トンネルの軸方向又
は周方向へセグメント把持部に把持されたセグメントよ
りも突出可能で、トンネルの半径方向へセグメント把持
部と一体的に移動するように備え、セグメント嵌合具に
は、テーパー状の凹部又は凸部を、既設のセグメントの
端面の凸部又は凸部に嵌合して、セグメント把持部に把
持されたセグメントの端面の凸部又は凹部を整合させる
ように設けたことによって、非接触センター等を使用せ
ずに、比較的高速で高精度にセグメントの位置決めを行
うことができ、セグメントの組み立てを効率的に行うこ
とができる。また、セグメント嵌合具の凹部又は凸部の
テーパー面に、球状の案内具を突出後退可能に装着する
ことによって、セグメント嵌合具の凹部又は凸部を既設
のセグメントの端面の凸部又は凹部に好適に嵌合させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るセグメント組立装置の実施の形
態を示す側面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1のセグメント組立装置のセグメント嵌合
具の拡大図である。
【図4】 図1のセグメント組立装置によるセグメント
の位置決め工程を示す側面図である。
【図5】 図1のセグメント組立装置によるセグメント
の位置決め工程を示す側面図である。
【図6】 図1のセグメント組立装置によるセグメント
の位置決め工程を示す側面図である。
【図7】 図1のセグメント組立装置によるセグメント
の位置決め工程を示す側面図である。
【符号の説明】
1 セグメント 10 セグメント把持部 12 アーム(整合装置) 14 セグメント嵌合具(整合装置) 14a 案内具 14b 緩衝材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−125893(JP,A) 特開 昭61−79000(JP,A) 実開 平2−120600(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドトンネルのセグメントを把持す
    るセグメント把持部を備え、前記セグメント把持部を移
    動させて、前記セグメント把持部に把持されたセグメン
    トを既設のセグメントに整合させるセグメント組立装置
    において、 セグメント嵌合具が、トンネルの軸方向又は周方向へ前
    記セグメント把持部に把持されたセグメントよりも突出
    可能で、トンネルの半径方向へ前記セグメント把持部と
    一体的に移動するように備えられ、前記セグメント嵌合
    具には、テーパー状の凹部又は凸部が、既設のセグメン
    トの端面の凸部又は凸部に嵌合して、前記セグメント把
    持部に把持されたセグメントの端面の凸部又は凹部を整
    合させるように設けられたことを特徴とするセグメント
    組立装置。
  2. 【請求項2】 セグメント嵌合具の凹部又は凸部のテー
    パー面には、球状の案内具が突出後退可能に装着された
    請求項1に記載のセグメント組立装置。
JP28100097A 1997-10-15 1997-10-15 セグメント組立装置 Expired - Lifetime JP3205795B2 (ja)

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JPH11117694A JPH11117694A (ja) 1999-04-27
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