JP3205685B2 - カセット装填装置 - Google Patents
カセット装填装置Info
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- JP3205685B2 JP3205685B2 JP18542795A JP18542795A JP3205685B2 JP 3205685 B2 JP3205685 B2 JP 3205685B2 JP 18542795 A JP18542795 A JP 18542795A JP 18542795 A JP18542795 A JP 18542795A JP 3205685 B2 JP3205685 B2 JP 3205685B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- loading device
- cassette loading
- tape
- pressing spring
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Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
などに用いられるカセット装填装置に関し、特に、フロ
ントローディング方式のカセット装填装置に関するもの
である。
などに用いられるカセット装填装置に関し、特に、フロ
ントローディング方式のカセット装填装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のカセット装填装置を、図
４とともに以下説明する。ここで、図４（ａ）は従来の
カセット装填装置を示す平面説明図、図４（ｂ）は従来
のカセット装填装置を示す側面説明図である。
４とともに以下説明する。ここで、図４（ａ）は従来の
カセット装填装置を示す平面説明図、図４（ｂ）は従来
のカセット装填装置を示す側面説明図である。
【０００３】従来のカセット装填装置は、図４に示すよ
うに、テープカセット１を載置するスライダー２の長手
方向両端に該スライダー２に対して垂直にホルダー３及
びホルダー４が取り付けられ、スライダー組品を構成し
ている。さらに、ホルダー３，４にはそれぞれカセット
押圧スプリング５，６が取り付けられるとともに、ピン
部７，８，９，１０が設けられている。一方、一対のフ
レーム１１及びフレーム１２が左右平行に立設されてお
り、それぞれ一対の溝部１３，１４及び溝部１５，１６
が設けられている。
うに、テープカセット１を載置するスライダー２の長手
方向両端に該スライダー２に対して垂直にホルダー３及
びホルダー４が取り付けられ、スライダー組品を構成し
ている。さらに、ホルダー３，４にはそれぞれカセット
押圧スプリング５，６が取り付けられるとともに、ピン
部７，８，９，１０が設けられている。一方、一対のフ
レーム１１及びフレーム１２が左右平行に立設されてお
り、それぞれ一対の溝部１３，１４及び溝部１５，１６
が設けられている。
【０００４】上記構成において、ホルダー３，４のピン
部７，８，９，１０は、それぞれフレーム１１，１２の
溝部１３，１４，１５，１６に摺動自在に組み込まれ、
図示しない駆動手段によって、スライダー組品はカセッ
ト挿抜位置とカセット装填位置との間を上記溝部１３〜
１６に沿って案内され移動する。
部７，８，９，１０は、それぞれフレーム１１，１２の
溝部１３，１４，１５，１６に摺動自在に組み込まれ、
図示しない駆動手段によって、スライダー組品はカセッ
ト挿抜位置とカセット装填位置との間を上記溝部１３〜
１６に沿って案内され移動する。
【０００５】その際、テープカセット１は、左右のカセ
ット押圧スプリング５，６によりその上面を押圧され、
スライダー組品内でずれることなく、スライダー組品と
同一の軌跡で移動する。
ット押圧スプリング５，６によりその上面を押圧され、
スライダー組品内でずれることなく、スライダー組品と
同一の軌跡で移動する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカセット装填装置においては、カセット押圧ス
プリング５，６が常にテープカセット１を押圧するよう
に取り付けられているため、カセット挿抜時に大きな負
荷を伴うという問題があった。
た従来のカセット装填装置においては、カセット押圧ス
プリング５，６が常にテープカセット１を押圧するよう
に取り付けられているため、カセット挿抜時に大きな負
荷を伴うという問題があった。
【０００７】また、カセット押圧スプリング５，６には
長時間負荷がかかるので、バネ力のへたりが生じ、特に
カセット押圧スプリング５，６を樹脂一体成形とした場
合には、クリープによる変形が生じるという問題があっ
た。
長時間負荷がかかるので、バネ力のへたりが生じ、特に
カセット押圧スプリング５，６を樹脂一体成形とした場
合には、クリープによる変形が生じるという問題があっ
た。
【０００８】さらに、カセット押圧スプリング５，６と
して、板バネを２つ使用しているので、コスト上不利で
あった。
して、板バネを２つ使用しているので、コスト上不利で
あった。
【０００９】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、必要なタイミングのみテープカセットの一
側面を押圧することにより、カセット挿抜時の負荷を低
減するとともに、カセット押圧スプリングのバネ力のへ
たりやクリープ変形を防止することのできるカセット装
填装置を提供することを目的とする。
ものであり、必要なタイミングのみテープカセットの一
側面を押圧することにより、カセット挿抜時の負荷を低
減するとともに、カセット押圧スプリングのバネ力のへ
たりやクリープ変形を防止することのできるカセット装
填装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のカセット装填装
置は、テープカセットを載置するスライダーと、該スラ
イダーの両端に一対のホルダーとを有するスライダー組
品と、前記スライダー組品を摺動自在に保持して、カセ
ット装填位置まで案内する一対のフレームと、前記スラ
イダー組品を移動させる駆動手段と、前記スライダー組
品に対する前記テープカセットの位置のずれを防止する
ために、前記テープカセットを押圧するカセット押圧ス
プリングと、所定のタイミングのみ、前記カセット押圧
スプリングが前記テープカセットを押圧するように制御
する制御手段とを備えたカセット装填装置であって、前
記カセット押圧スプリングを、前記ホルダーの少なくと
も一方に、一体樹脂成形して設けてなるものである。
置は、テープカセットを載置するスライダーと、該スラ
イダーの両端に一対のホルダーとを有するスライダー組
品と、前記スライダー組品を摺動自在に保持して、カセ
ット装填位置まで案内する一対のフレームと、前記スラ
イダー組品を移動させる駆動手段と、前記スライダー組
品に対する前記テープカセットの位置のずれを防止する
ために、前記テープカセットを押圧するカセット押圧ス
プリングと、所定のタイミングのみ、前記カセット押圧
スプリングが前記テープカセットを押圧するように制御
する制御手段とを備えたカセット装填装置であって、前
記カセット押圧スプリングを、前記ホルダーの少なくと
も一方に、一体樹脂成形して設けてなるものである。
【００１１】そして、本発明のカセット装填装置におい
ては、カセット押圧スプリングのテープカセットへの押
圧を、テープカセットが移動している位置等の必要な位
置でのみ動作させ、カセット挿抜位置やカセット装填位
置等の不要な位置では解除させることにより、カセット
挿抜時の負荷を低減し、さらに長時間負荷がかかること
によるバネ力のへたりや、クリープ変形を防ぐことがで
きる。また、カセット押圧スプリングのクリープ変形を
防止できることから、このカセット押圧スプリングを樹
脂一体成形とすることが可能となる。
ては、カセット押圧スプリングのテープカセットへの押
圧を、テープカセットが移動している位置等の必要な位
置でのみ動作させ、カセット挿抜位置やカセット装填位
置等の不要な位置では解除させることにより、カセット
挿抜時の負荷を低減し、さらに長時間負荷がかかること
によるバネ力のへたりや、クリープ変形を防ぐことがで
きる。また、カセット押圧スプリングのクリープ変形を
防止できることから、このカセット押圧スプリングを樹
脂一体成形とすることが可能となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカセット装填装置
の一実施形態を、図１乃至図３とともに説明するが、上
記従来例と同一部分には同一符号を使用し、その説明は
省略する。
の一実施形態を、図１乃至図３とともに説明するが、上
記従来例と同一部分には同一符号を使用し、その説明は
省略する。
【００１３】ここで、図１（ａ）は本実施形態のカセッ
ト装填装置におけるカセット挿抜位置を示す平面説明
図、図１（ｂ）は本実施形態のカセット装填装置におけ
るカセット挿抜位置を示す側面説明図、図２（ａ）は本
実施形態のカセット装填装置におけるカセット移動中の
位置を示す要部平面説明図、図２（ｂ）は本実施形態の
カセット装填装置におけるカセット移動中の位置を示す
側面説明図、図３（ａ）は本実施形態のカセット装填装
置におけるカセット装填位置を示す要部平面説明図、図
３（ｂ）は本実施形態のカセット装填装置におけるカセ
ット装填位置を示す側面説明図である。
ト装填装置におけるカセット挿抜位置を示す平面説明
図、図１（ｂ）は本実施形態のカセット装填装置におけ
るカセット挿抜位置を示す側面説明図、図２（ａ）は本
実施形態のカセット装填装置におけるカセット移動中の
位置を示す要部平面説明図、図２（ｂ）は本実施形態の
カセット装填装置におけるカセット移動中の位置を示す
側面説明図、図３（ａ）は本実施形態のカセット装填装
置におけるカセット装填位置を示す要部平面説明図、図
３（ｂ）は本実施形態のカセット装填装置におけるカセ
ット装填位置を示す側面説明図である。
【００１４】本実施形態のカセット装填装置は、図１乃
至図３に示すように、図４とともに上述した従来のカセ
ット装填装置の構成における左右一対のカセット押圧ス
プリング５，６を廃止し、単一のカセット押圧スプリン
グ１７をホルダー３に一体樹脂成形して設けている。
至図３に示すように、図４とともに上述した従来のカセ
ット装填装置の構成における左右一対のカセット押圧ス
プリング５，６を廃止し、単一のカセット押圧スプリン
グ１７をホルダー３に一体樹脂成形して設けている。
【００１５】また、カセット押圧スプリング１７にカム
フォロア部１８を設け、フレーム１１にカム部１９を設
けており、該カム部１９によるカムフォロア部１８の矢
印Ａ−Ｂ方向の移動に伴って、カセット押圧スプリング
１７も矢印Ａ−Ｂ方向に移動するものである。
フォロア部１８を設け、フレーム１１にカム部１９を設
けており、該カム部１９によるカムフォロア部１８の矢
印Ａ−Ｂ方向の移動に伴って、カセット押圧スプリング
１７も矢印Ａ−Ｂ方向に移動するものである。
【００１６】カセット挿抜位置（図１参照）において
は、カムフォロア部１８はカム部１９の凹部に嵌合して
おり、矢印Ｂ方向に位置しているため、カセット押圧ス
プリング１７はテープカセット１の側面を押圧しない。
このため、カセット挿抜位置では、テープカセット１に
対する負荷はかからない。
は、カムフォロア部１８はカム部１９の凹部に嵌合して
おり、矢印Ｂ方向に位置しているため、カセット押圧ス
プリング１７はテープカセット１の側面を押圧しない。
このため、カセット挿抜位置では、テープカセット１に
対する負荷はかからない。
【００１７】次に、カセット移動中の位置（図２参照）
においては、カムフォロア部１８はカム部１９の凹部を
脱して、矢印Ａ方向に位置しているため、カセット押圧
スプリング１７はテープカセット１の側面を押圧する。
これによって、テープカセット１の両側面に規制力が働
き、該テープカセット１のスライダー組品に対するずれ
を防止することができる。
においては、カムフォロア部１８はカム部１９の凹部を
脱して、矢印Ａ方向に位置しているため、カセット押圧
スプリング１７はテープカセット１の側面を押圧する。
これによって、テープカセット１の両側面に規制力が働
き、該テープカセット１のスライダー組品に対するずれ
を防止することができる。
【００１８】さらに、カセット装填位置（図３参照）に
おいては、再びカムフォロア部１８はカム部１９の凹部
に嵌合して矢印Ｂ方向に戻り、カセット押圧スプリング
１７はテープカセット１の側面を押圧しない。尚、カセ
ット装填位置では、図示しない駆動機構によりスライダ
ー組品がテープカセット１下側方向に押圧され、ホルダ
ー３，４のカセット押さえ部によりテープカセット１は
下方に押圧されるため、カセット押圧スプリング１７に
よるテープカセット１の側面への押圧は不要となるもの
である。
おいては、再びカムフォロア部１８はカム部１９の凹部
に嵌合して矢印Ｂ方向に戻り、カセット押圧スプリング
１７はテープカセット１の側面を押圧しない。尚、カセ
ット装填位置では、図示しない駆動機構によりスライダ
ー組品がテープカセット１下側方向に押圧され、ホルダ
ー３，４のカセット押さえ部によりテープカセット１は
下方に押圧されるため、カセット押圧スプリング１７に
よるテープカセット１の側面への押圧は不要となるもの
である。
【００１９】上述したとおり、本実施形態のカセット装
填装置においては、カセット押圧スプリング１７のテー
プカセット１側面への押圧を、テープカセット１が移動
している位置でのみ動作させ、カセット挿抜位置やカセ
ット装填位置の位置では解除させることにより、カセッ
ト挿抜時の負荷を低減し、さらに長時間負荷がかかるこ
とによるバネ力のへたりや、クリープ変形を防ぐことが
できる。
填装置においては、カセット押圧スプリング１７のテー
プカセット１側面への押圧を、テープカセット１が移動
している位置でのみ動作させ、カセット挿抜位置やカセ
ット装填位置の位置では解除させることにより、カセッ
ト挿抜時の負荷を低減し、さらに長時間負荷がかかるこ
とによるバネ力のへたりや、クリープ変形を防ぐことが
できる。
【００２０】これによって、カセット押圧スプリング１
７をホルダー３に一体樹脂成形して設けることを可能と
している。また、単一のカセット押圧スプリング１７に
てテープカセット１の一側面を押圧するように構成して
いるので、従来必要であった２つの板バネを廃止するこ
とが可能であり、コストの低減を実現することができ
る。
７をホルダー３に一体樹脂成形して設けることを可能と
している。また、単一のカセット押圧スプリング１７に
てテープカセット１の一側面を押圧するように構成して
いるので、従来必要であった２つの板バネを廃止するこ
とが可能であり、コストの低減を実現することができ
る。
【００２１】
【発明の効果】本発明のカセット装填装置は、上述のよ
うな構成としているので、カセット押圧スプリングのテ
ープカセットへの押圧を、テープカセットが移動してい
る位置等の必要な位置でのみ動作させ、カセット挿抜位
置やカセット装填位置等の不要な位置では解除させるこ
とにより、カセット挿抜時の負荷を低減し、さらに長時
間負荷がかかることによるバネ力のへたりや、クリープ
変形を防ぐことができる。また、カセット押圧スプリン
グのクリープ変形を防止できることから、このカセット
押圧スプリングを樹脂一体成形とすることが可能とな
る。
うな構成としているので、カセット押圧スプリングのテ
ープカセットへの押圧を、テープカセットが移動してい
る位置等の必要な位置でのみ動作させ、カセット挿抜位
置やカセット装填位置等の不要な位置では解除させるこ
とにより、カセット挿抜時の負荷を低減し、さらに長時
間負荷がかかることによるバネ力のへたりや、クリープ
変形を防ぐことができる。また、カセット押圧スプリン
グのクリープ変形を防止できることから、このカセット
押圧スプリングを樹脂一体成形とすることが可能とな
る。
【図１】本発明のカセット装填装置の一実施形態におけ
るカセット挿抜位置を示す説明図である。
るカセット挿抜位置を示す説明図である。
【図２】本発明のカセット装填装置の一実施形態カセッ
ト移動中の位置を示す説明図である。
ト移動中の位置を示す説明図である。
【図３】本発明のカセット装填装置の一実施例における
カセット装填位置を示す説明図である。
カセット装填位置を示す説明図である。
【図４】従来のカセット装填装置を示す説明図である。
１ テープカセット ２ スライダー ３，４ ホルダー ７，８，９，１０ ピン部 １１，１２ フレーム １３，１４，１５，１６ 溝部 １７ カセット押圧スプリング １８ カムフォロア部 １９ カム部
Claims (2)
- 【請求項１】 テープカセットを載置するスライダー
と、該スライダーの両端に一対のホルダーとを有するス
ライダー組品と、 前記スライダー組品を摺動自在に保持して、カセット装
填位置まで案内する一対のフレームと、 前記スライダー組品を移動させる駆動手段と、 前記スライダー組品に対する前記テープカセットの位置
のずれを防止するために、前記テープカセットを押圧す
るカセット押圧スプリングと、 所定のタイミングのみ、前記カセット押圧スプリングが
前記テープカセットを押圧するように制御する制御手段
とを備えたカセット装填装置であって、前記カセット押圧スプリングを、前記ホルダーの少なく
とも一方に、一体樹脂成形して 設けたことを特徴とする
カセット装填装置。 - 【請求項２】 上記請求項１記載のカセット装填装置に
おいて、 カセット押圧スプリングは、テープカセットの一方の側
面を押圧するものであることを特徴とするカセット装填
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18542795A JP3205685B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | カセット装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18542795A JP3205685B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | カセット装填装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935377A JPH0935377A (ja) | 1997-02-07 |
| JP3205685B2 true JP3205685B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=16170602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18542795A Expired - Fee Related JP3205685B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | カセット装填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3205685B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP18542795A patent/JP3205685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0935377A (ja) | 1997-02-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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