JP3205543U - パーティション - Google Patents
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Abstract
【課題】重しを使用した倒れにくく、また位置がずれにくい簡易的なパーティションを提供する。【解決手段】本体2をジグザグ状に折り曲げることで複数のシート片6の折れ曲がり方向が交互となる折り畳み可能な屏風型のパーティション1であって、隣接するシート片6間に渡って上下2つのカット線を折り曲げ部5を横断するように形成し、屏風状に本体2を配置した状態で上下のカット線で区画される反転領域11に含まれる折り曲げ部5の折り曲げ方向を反転領域11に含まれない折り曲げ部5の折り曲げ方向とは逆側に突出させることで平面視においてシート片6によって方形に包囲される空間を構成可能とした。これによってペットボトルPを重しとしてパーティション1を支持することができる。【選択図】図6
Description
本考案は災害時に災害から避難した人々が一時的に住まいするための収容施設(例えば、学校の体育館、公民館等)内において隣との間仕切り用に使用されるパーティションに関するものである。
台風や地震等の災害時において避難指令が出た際に避難した人々は避難所として学校の体育館、公民館のような施設に一時的に収容されるのが一般的である。このような際に使用される隣との間仕切りのために使用される簡易パーティションの一例として特許文献1を挙げる。特許文献1の簡易パーティションは起立させた段ボール製の簡易パーティション1A〜1Cが簡単に倒れないように支持手段として下端に支持部5a〜5fを設けたり簡易パーティション1A〜1Cの下端と交差する段ボール製プレート8a〜8dを脚として設けるようにしている。
しかし、特許文献1の簡易パーティション1A〜1C程度の支持手段では強めの風が吹いた場合に倒れてしまったり位置ずれしてしまう可能性がある。また、風が吹かなくとも重量がないためにユーザーの軽い接触によって容易に位置がずれてしまったりする。そのため、この種の簡易的なパーティションにおいて倒れにくく、また位置がずれにくいものが求められていた。
上記の目的を達成するための第1の手段として、シート状の本体をジグザグ状に折り曲げることで複数のシート片の折れ曲がり方向が交互となる折り畳み可能な屏風型のパーティションであって、隣接する前記シート片間に渡って少なくとも2つのカット線を折り曲げ部を横断するように形成し、前記本体を前記シート片がジグザグ状となるように配置した状態で上下の前記カット線で区画される前記隣接する前記シート片間の領域(以下、反転領域とする)に含まれる前記折り曲げ部の折り曲げ方向を前記反転領域に含まれない前記折り曲げ部の折り曲げ方向とは逆側に突出させることで平面視において前記シート片によって方形に包囲される空間を構成可能とした。
このような構成では、本体をシート片がジグザグ状となるように配置した状態で、隣接するシート片間に形成した反転領域を反転領域以外の領域とは逆側に反転して突出させることができるため、反転領域と反転領域以外の領域とによって平面視においてシート片によって方形に包囲される空間を構成することができ、その空間内に重しを設置することができる。その結果、重しで支えられてパーティションが風で倒れたりユーザーのわずかな接触で移動したりすることがなくなる。
このような構成では、本体をシート片がジグザグ状となるように配置した状態で、隣接するシート片間に形成した反転領域を反転領域以外の領域とは逆側に反転して突出させることができるため、反転領域と反転領域以外の領域とによって平面視においてシート片によって方形に包囲される空間を構成することができ、その空間内に重しを設置することができる。その結果、重しで支えられてパーティションが風で倒れたりユーザーのわずかな接触で移動したりすることがなくなる。
ここに「少なくとも2つのカット線を折り曲げ部を横断するように形成し」とは1つのカット線を折り曲げ部を横断するように形成しても反転領域を形成することはできず、カット線を上下方向に2つ以上形成することで反転領域として形成することができて反転領域以外の領域とは逆方向に突出させることができることを意味する。3つ以上のカット線を形成すれば逆方向に突出させる反転領域が複数できるため適宜反転させる部分を選択することで反転領域の高さを変更することが可能となる。また、保管においては折り畳むことができるので保管スペースをとらない。また、必ずしもすべての折り曲げ部位置に反転領域を形成する必要はない(もちろん形成してもよい)。
「本体」の素材はプラスチック製でも、段ボールのような紙製であってもどちらでもよい。プラスチック製である場合には例えば発泡ポリプロピレンのようなクッション性、断熱性があってパーティションとして使用しない場合には敷物として使用可能な素材がよい。また、プラスチック製であれば極めて軽量で耐水性もあり、汚れても水拭きで簡単に拭き取りが可能に構成できる。
「カット線」は直線で構成されても曲線で構成されてもよい。要は隣接するシート片間に渡って折り曲げ部を横断するように形成ていればよい。また、カット線が直線である場合に接地面に水平であってもそうでなくともよい。反転領域は設置される重しと高さ方向で面同士が交差するような位置である必要があるため、むしろカット線は接地面に水平でないほうが重しと交差する面が増えることとなるためよりよい。
また、重しは反転領域を反転領域以外の領域で包囲される空間内に配置でき、設置状態で反転領域まで高さが及ぶような重量物であれば何を配置してもよい。例えば、災害時に配布される水の入ったプラスチック製の容器、いわゆるペットボトルを使用できることがよい。
「本体」の素材はプラスチック製でも、段ボールのような紙製であってもどちらでもよい。プラスチック製である場合には例えば発泡ポリプロピレンのようなクッション性、断熱性があってパーティションとして使用しない場合には敷物として使用可能な素材がよい。また、プラスチック製であれば極めて軽量で耐水性もあり、汚れても水拭きで簡単に拭き取りが可能に構成できる。
「カット線」は直線で構成されても曲線で構成されてもよい。要は隣接するシート片間に渡って折り曲げ部を横断するように形成ていればよい。また、カット線が直線である場合に接地面に水平であってもそうでなくともよい。反転領域は設置される重しと高さ方向で面同士が交差するような位置である必要があるため、むしろカット線は接地面に水平でないほうが重しと交差する面が増えることとなるためよりよい。
また、重しは反転領域を反転領域以外の領域で包囲される空間内に配置でき、設置状態で反転領域まで高さが及ぶような重量物であれば何を配置してもよい。例えば、災害時に配布される水の入ったプラスチック製の容器、いわゆるペットボトルを使用できることがよい。
また、第2の手段として、前記カット線が前記シート片の上下方向における中央よりも下方に形成されているようにした。
このような位置にカット線があると、反転領域と反転領域以外の領域とによって平面視においてシート片によって方形に包囲される空間内に重しを配置して立設させたパーティションを支えた場合にパーティションの安定性がよくなる。
また、第3の手段として、前記カット線は前記シート片の下端寄り位置に形成されるようにした。
このような位置にカット線があると、反転領域と反転領域以外の領域とによって平面視においてシート片によって方形に包囲される空間内に重しを配置して立設させたパーティションを支えた場合にパーティションの安定性が特によくなる。また、あまり高さのない重しであっても反転領域まで及んで包囲されることとなるため、使用できる重しの種類が多くなり汎用性が高まる。
このような位置にカット線があると、反転領域と反転領域以外の領域とによって平面視においてシート片によって方形に包囲される空間内に重しを配置して立設させたパーティションを支えた場合にパーティションの安定性がよくなる。
また、第3の手段として、前記カット線は前記シート片の下端寄り位置に形成されるようにした。
このような位置にカット線があると、反転領域と反転領域以外の領域とによって平面視においてシート片によって方形に包囲される空間内に重しを配置して立設させたパーティションを支えた場合にパーティションの安定性が特によくなる。また、あまり高さのない重しであっても反転領域まで及んで包囲されることとなるため、使用できる重しの種類が多くなり汎用性が高まる。
また、第4の手段として、前記カット線が前記折り曲げ部位置方向ほど前記シート片の下端に接近しているようにした。
つまり、カット線が接地面に水平でなく折り曲げ部方向に下がっているような構成である。このように構成すると、設置される重しと高さ方向で面同士が交差する領域が増えるため、例えばあまり高くない重しであっても使用することが可能となり、使用できる重しの種類が多くなって汎用性が高まる。
また、第5の手段として第4の手段において前記反転領域の上縁を構成することとなる前記カット線は前記折り曲げ部位置において連続的な曲線とされているようにした。
カット線が折り曲げ部方向に下がっている場合には、折り曲げ部位置において先端に角部が発生してしまうことになる。角部があると反転領域を反転領域に含まれない折り曲げ部の折り曲げ方向とは逆に突出させる作業の際に手が当たって邪魔となる。そのため、このように折り曲げ部位置において連続的な曲線で接続することでそのような不具合を防止することができる。
つまり、カット線が接地面に水平でなく折り曲げ部方向に下がっているような構成である。このように構成すると、設置される重しと高さ方向で面同士が交差する領域が増えるため、例えばあまり高くない重しであっても使用することが可能となり、使用できる重しの種類が多くなって汎用性が高まる。
また、第5の手段として第4の手段において前記反転領域の上縁を構成することとなる前記カット線は前記折り曲げ部位置において連続的な曲線とされているようにした。
カット線が折り曲げ部方向に下がっている場合には、折り曲げ部位置において先端に角部が発生してしまうことになる。角部があると反転領域を反転領域に含まれない折り曲げ部の折り曲げ方向とは逆に突出させる作業の際に手が当たって邪魔となる。そのため、このように折り曲げ部位置において連続的な曲線で接続することでそのような不具合を防止することができる。
また、第6の手段として、前記反転領域の上縁には凹部が形成されるようにした。
つまり、反転領域の上縁を構成することとなるカット線が凸状に形成されるということでもある。このように構成することで、反転領域を突出させる作業においてユーザは凹部に指を掛けながら作業をすることが可能となるため作業効率がよくなる。
また、第7の手段として、前記カット線の基部は前記シート片に形成された透孔の周縁に接続されているようにした。
つまり、カット線が切りっぱなしではなく、このように透孔の周縁に接続されるような端末処理をすることで外力がかかった場合に裂けにくくなる。
つまり、反転領域の上縁を構成することとなるカット線が凸状に形成されるということでもある。このように構成することで、反転領域を突出させる作業においてユーザは凹部に指を掛けながら作業をすることが可能となるため作業効率がよくなる。
また、第7の手段として、前記カット線の基部は前記シート片に形成された透孔の周縁に接続されているようにした。
つまり、カット線が切りっぱなしではなく、このように透孔の周縁に接続されるような端末処理をすることで外力がかかった場合に裂けにくくなる。
本考案によれば、反転領域と反転領域に含まれない部分とで重しを包囲することができるため、重しを利用して倒れにくく、また位置がずれにくい簡易的なパーティションを提供することができる。
以下、本考案の実施の形態のパーティションについて図面に基づいて説明する。
図1及び図6に示すように、パーティション1は発泡ポリエステル製の長方形形状の平板状の本体2を備えている。本実施の形態では本体2の全長(横方向長さ)は1800mmとされ、全高(縦方向長さ)は980mmとされている。また、厚みは3mmとされている。本体2の横方向の一側には上下寄り位置に一対の差し込み片3が本体2と一体に形成されており、他側の差し込み片3に対応する一にはスリット4が形成されている。これによって本体2は差し込み片3を隣接する本体2のスリット4に係合させて横方向に連結させることが可能となっている。
本体2は300mm間隔で5つの折り曲げ部5が形成されている。各折り曲げ部5は上下方向に所定間隔で直列にスリットが配置された(つまり破線状にスリットが配置された)スリット列として構成されている。本体2の折り曲げ部5で区画された長方形部分はシート片6とされている。6枚のシート片6は折り曲げ部5を境界としてジグザグ状に交互の向きで折り曲げ可能とされている。
図1及び図6に示すように、パーティション1は発泡ポリエステル製の長方形形状の平板状の本体2を備えている。本実施の形態では本体2の全長(横方向長さ)は1800mmとされ、全高(縦方向長さ)は980mmとされている。また、厚みは3mmとされている。本体2の横方向の一側には上下寄り位置に一対の差し込み片3が本体2と一体に形成されており、他側の差し込み片3に対応する一にはスリット4が形成されている。これによって本体2は差し込み片3を隣接する本体2のスリット4に係合させて横方向に連結させることが可能となっている。
本体2は300mm間隔で5つの折り曲げ部5が形成されている。各折り曲げ部5は上下方向に所定間隔で直列にスリットが配置された(つまり破線状にスリットが配置された)スリット列として構成されている。本体2の折り曲げ部5で区画された長方形部分はシート片6とされている。6枚のシート片6は折り曲げ部5を境界としてジグザグ状に交互の向きで折り曲げ可能とされている。
隣接するシート片6間には折り曲げ部5を横断するように第1のカット線7と第2のカット線8が形成されている。第1のカット線7と第2のカット線8は平行に延出され、図1の正面視において折り曲げ部5を境界として左右鏡像対象に浅いV字状となるように形成されている。第1及び第2のカット線7、8の基端はそれぞれ円形に穿設された透孔9の外縁に接続されている。本体2の下端2aから第1のカット線7の基端となる透孔9中心までの垂直方向の距離は182.00mmとされ、第1のカット線7の基端となる透孔9中心と第2のカット線8の基端となる透孔9中心間の距離は81.18mmとされている。折り曲げ部5から左右の透孔9中心までの水平方向の距離は102.00mmとされている。第1のカット線7が折り曲げ部5と交差する位置では第1のカット線7は下方に膨出されて半円形状の突起部10が形成されている。
このような第1及び第2のカット線7、8で挟まれ、上下の透孔9間(つまり第1及び第2のカット線7、8の端末間)を仮想的に結んだ領域を反転領域11とする。反転領域11には突起部10に対応した凹状の窪み12が形成されることとなる。
このような第1及び第2のカット線7、8で挟まれ、上下の透孔9間(つまり第1及び第2のカット線7、8の端末間)を仮想的に結んだ領域を反転領域11とする。反転領域11には突起部10に対応した凹状の窪み12が形成されることとなる。
次に、このように構成されたパーティション1の使用方法について説明する。
図1の平板状態のパーティション1を図2に示すように本体2をシート片6がジグザグ状になるように屈曲させ床面に立設させる(つまり屏風状に立設させる)。ジグザグ状に屈曲させると折り曲げ部5の折り曲げ方向は交互となる。このような状態のパーティション1に対してユーザーは反転領域11の折り曲げ部5を手前突出側から反対側に向かって押すことで折り曲げ部5の折り曲げ方向を反転させ、逆側に突出させることができる。あるいは、ユーザーは反転領域11の折り曲げ部5を凹んだ側において第1のカット線7に指を押し込んで窪み12に引っ掛けるようにして手前に反転領域11を引っ張っることで折り曲げ部5の折り曲げ方向を反転させ、逆側に突出させることができる。このような反転領域11を逆側に突出するような作業を必要な位置の反転領域11に対して行う。つまり、5つすべての反転領域11を反転させてもよく、いくつかの位置のみを反転させてもよい。
このように反転領域11を反転させることで図3に示すように折り曲げ部5の下部寄りにシート片6によって包囲された方形(菱形か正方形)の空間Sが形成されることとなる。そして、図4及び図5に示すように上方からこの空間S内に重しとなる例えば水等の液体の入ったペットボトルPを嵌挿し床面に載置する。これによってペットボトルPはシート片6の反転領域11と反転領域11の上下の隣接した領域によって包囲されることとなって立設されたパーティション1を支持することとなる。尚、実際にはパーティション1は可撓性があり、重しとなるペットボトルPの形状は区々であるのでペットボトルPとの接触部分が多少撓むことは許容される。
パーティション1を片付ける際にはペットボトルPを空間Sから抜いて反転領域11を反転ではない他の領域と面一となるように押し込み、シート片6が重なるように折り畳んで保管する。
図1の平板状態のパーティション1を図2に示すように本体2をシート片6がジグザグ状になるように屈曲させ床面に立設させる(つまり屏風状に立設させる)。ジグザグ状に屈曲させると折り曲げ部5の折り曲げ方向は交互となる。このような状態のパーティション1に対してユーザーは反転領域11の折り曲げ部5を手前突出側から反対側に向かって押すことで折り曲げ部5の折り曲げ方向を反転させ、逆側に突出させることができる。あるいは、ユーザーは反転領域11の折り曲げ部5を凹んだ側において第1のカット線7に指を押し込んで窪み12に引っ掛けるようにして手前に反転領域11を引っ張っることで折り曲げ部5の折り曲げ方向を反転させ、逆側に突出させることができる。このような反転領域11を逆側に突出するような作業を必要な位置の反転領域11に対して行う。つまり、5つすべての反転領域11を反転させてもよく、いくつかの位置のみを反転させてもよい。
このように反転領域11を反転させることで図3に示すように折り曲げ部5の下部寄りにシート片6によって包囲された方形(菱形か正方形)の空間Sが形成されることとなる。そして、図4及び図5に示すように上方からこの空間S内に重しとなる例えば水等の液体の入ったペットボトルPを嵌挿し床面に載置する。これによってペットボトルPはシート片6の反転領域11と反転領域11の上下の隣接した領域によって包囲されることとなって立設されたパーティション1を支持することとなる。尚、実際にはパーティション1は可撓性があり、重しとなるペットボトルPの形状は区々であるのでペットボトルPとの接触部分が多少撓むことは許容される。
パーティション1を片付ける際にはペットボトルPを空間Sから抜いて反転領域11を反転ではない他の領域と面一となるように押し込み、シート片6が重なるように折り畳んで保管する。
このような構成の実施の形態のパーティション1では次のような効果が奏される。
(1)発泡ポリエステル製のパーティション1は軽量であるため、単に屏風状に立設させた状態では風やわずかに触れただけで位置ズレしてしまう可能性がある。しかし、上記のようにペットボトルPを重しとして支持することによって、そのような不具合はなくなり簡易なパーティションとして軽量で扱いやすく、また汚れても汚れが落ちやすく、かつ水濡れに強い等々発泡ポリエステル製のパーティション1としての優位性が十分発揮できることとなる。
(2)災害時に比較的供給が安定しているペットボトルPがちょうど空間Sに収まるような設計であるため、重しの入手が容易である。
(3)反転領域11を反転させた状態では反転領域11中央の折り曲げ部5側が斜め前方に下がって配置されることとなり、ペットボトルPと面接触する領域が増すためパーティション1の安定性がよい。
(4)第1及び第2のカット線7、8は端末が透孔9に接続されているため、外力がかかった場合に第1及び第2のカット線7、8に沿ってシート片6が裂けてしまうという不具合が生じにくい。
(5)突起部10の先端(下端)は曲面で構成されているため、反転領域11を引き出す際に手の甲側が擦れて当たっても痛くない。また、突起部10に対応する窪み12によって反転領域11が引き出しやすくなっている。
(6)パーティション1の組み立て及び設置にあたって特に道具は必要ではなく簡単に組み立て及び設置ができる。
(1)発泡ポリエステル製のパーティション1は軽量であるため、単に屏風状に立設させた状態では風やわずかに触れただけで位置ズレしてしまう可能性がある。しかし、上記のようにペットボトルPを重しとして支持することによって、そのような不具合はなくなり簡易なパーティションとして軽量で扱いやすく、また汚れても汚れが落ちやすく、かつ水濡れに強い等々発泡ポリエステル製のパーティション1としての優位性が十分発揮できることとなる。
(2)災害時に比較的供給が安定しているペットボトルPがちょうど空間Sに収まるような設計であるため、重しの入手が容易である。
(3)反転領域11を反転させた状態では反転領域11中央の折り曲げ部5側が斜め前方に下がって配置されることとなり、ペットボトルPと面接触する領域が増すためパーティション1の安定性がよい。
(4)第1及び第2のカット線7、8は端末が透孔9に接続されているため、外力がかかった場合に第1及び第2のカット線7、8に沿ってシート片6が裂けてしまうという不具合が生じにくい。
(5)突起部10の先端(下端)は曲面で構成されているため、反転領域11を引き出す際に手の甲側が擦れて当たっても痛くない。また、突起部10に対応する窪み12によって反転領域11が引き出しやすくなっている。
(6)パーティション1の組み立て及び設置にあたって特に道具は必要ではなく簡単に組み立て及び設置ができる。
上記実施の形態は本考案の原理およびその概念を例示するための具体的な実施の形態として記載したにすぎない。つまり、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではない。本考案は、例えば次のように変更した態様で具体化することも可能である。
・本体2のサイズやシート片6の間隔やシート片6の数等は上記は一例に過ぎず他の形態で実施することも可能である。また、本体2の素材の変更も自由である。
・上記実施の形態のパーティション1ではすべての折り曲げ部5位置に反転領域11を形成するようにしたが、選択的に折り曲げ部5位置に反転領域11を形成するようにしてもよい。
・重しとして上記のペットボトルPは一例である。ペットボトルPも様々な容量のサイズの異なるものを使用することができる。また、ペットボトルP内には液体の代わりに砂を入れて重しとすることも可能である。
・第1及び第2のカット線7、8に更にカット線を形成するようにしてもよい。これによって上下方向に複数の反転領域11を設けることができ、重しに応じた対応を採ることができる。
・その他、本考案の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
・本体2のサイズやシート片6の間隔やシート片6の数等は上記は一例に過ぎず他の形態で実施することも可能である。また、本体2の素材の変更も自由である。
・上記実施の形態のパーティション1ではすべての折り曲げ部5位置に反転領域11を形成するようにしたが、選択的に折り曲げ部5位置に反転領域11を形成するようにしてもよい。
・重しとして上記のペットボトルPは一例である。ペットボトルPも様々な容量のサイズの異なるものを使用することができる。また、ペットボトルP内には液体の代わりに砂を入れて重しとすることも可能である。
・第1及び第2のカット線7、8に更にカット線を形成するようにしてもよい。これによって上下方向に複数の反転領域11を設けることができ、重しに応じた対応を採ることができる。
・その他、本考案の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
1…パーティション、2…本体、5…折り曲げ部、6…シート片、7…第1のカット線、8…第2のカット線、11…反転領域。
Claims (7)
- シート状の本体をジグザグ状に折り曲げることで複数のシート片の折れ曲がり方向が交互となる折り畳み可能な屏風型のパーティションであって、
隣接する前記シート片間に渡って少なくとも2つのカット線を折り曲げ部を横断するように形成し、前記本体を前記シート片がジグザグ状となるように配置した状態で上下の前記カット線で区画される前記隣接する前記シート片間の領域(以下、反転領域とする)に含まれる前記折り曲げ部の折り曲げ方向を前記反転領域に含まれない前記折り曲げ部の折り曲げ方向とは逆側に突出させることで平面視において前記シート片によって方形に包囲される空間を構成可能としたことを特徴とするパーティション。 - 前記カット線は前記シート片の上下方向における中央よりも下方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパーティション。
- 前記カット線は前記シート片の下端寄り位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のパーティション。
- 前記カット線は前記折り曲げ部位置方向ほど前記シート片の下端に接近していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパーティション。
- 前記反転領域の上縁を構成することとなる前記カット線は前記折り曲げ部位置において連続的な曲線とされていることを特徴とする請求項4に記載のパーティション。
- 前記反転領域の上縁には凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパーティション。
- 前記カット線の基部は前記シート片に形成された透孔の周縁に接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパーティション。
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