JP3205499U - 載置台 - Google Patents

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貴巨 大山
貴巨 大山
芳宏 林
芳宏 林
一也 佐々木
一也 佐々木
直永 五嶌
直永 五嶌
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宏和工業株式会社
関東器材工業株式会社
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Abstract

【課題】物品の下の設置面の掃除が行い易い載置台を提供する。【解決手段】前側キャスタ及び後側キャスタにより移動可能にされた冷蔵庫などの物品の後側キャスタを載置する載置台10であって、後側キャスタを載置する縦断面略台形状の載置部20と、載置部20に隣接して後側キャスタを載置部20に向けて移動させる傾斜面30aを有するキャスタ移動部30とを有しており、載置部20とキャスタ移動部30とが着脱自在に構成されている。【選択図】図1

Description

この考案は、物品を載置する載置台であって、特にキャスタ付物品のキャスタを載置する載置台に関するものである。
従来、冷蔵庫等の重量のある物品を載置する載置台が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この載置台は、当該物品の移動用に底面等に取り付けられているキャスタを載せることで、物品が動かないように保持できるようになっている。また、当該キャスタを用いて物品を移動させて、キャスタを載置台にスムーズに載せることができるように、物品の設置面(床面)から傾斜して載置台の上面に続くスロープが設けられている。
実用新案登録第3152610号公報
これに対し、冷蔵庫等の物品の下の設置面の掃除を行いたいという要望があった。しかしながら、前記したような従来の載置台では、その高さが低いため、設置面と物品の底面との間に掃除機のノズルや掃除用ワイパー等の掃除用具を挿入することができなかった。
ここで、載置台をもっと高くして設置面と物品の底面との間に掃除用具を挿入できる等の効果が生じるようにした場合、キャスタをスムーズに設置面から載置台の上面に移動させるために、スロープの傾斜が急にならないようにスロープを長くする必要があった。そのため、物品の下の設置面の掃除をしようとしても、結局、キャスタを載置した載置台にスロープを有しているため、当該スロープが邪魔になって載置台周りが掃除できず、物品の下の設置面を十分に掃除することができない虞があった。
そこで、この考案は、キャスタを載置した後で物品の下の設置面の掃除が行い易い載置台を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の考案は、キャスタにより移動可能にされたキャスタ付物品の前記キャスタを載置する載置台であって、前記キャスタを載置する縦断面略台形状の載置部と、前記載置部に隣接して前記キャスタを前記載置部に向けて移動させる傾斜面を有するキャスタ移動部とを有しており、前記載置部と前記キャスタ移動部とが着脱自在に構成されている載置台としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の構成に加え、前記載置部に設けられた第1係合部と前記キャスタ移動部に設けられた第2係合部とを係合することで前記載置部に前記キャスタ移動部を取り付けるように構成されており、前記第1係合部と前記第2係合部とは、嵌め込みにより係合するように構成されている載置台としたことを特徴とする。
また請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記載置部の前記底面及び前記キャスタ移動部の前記底面には、滑り止め部が設けられている載置台としたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の構成に加え、前記載置部の上面には、前記キャスタ移動部側に、周囲から中央に向けて落ち込む段差部を有しており、前記キャスタ移動部側以外の周囲に、前記段差部の上段より上方に突出した壁部を有している載置台としたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の考案は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の構成に加え、前記キャスタ移動部の内部は、上面から前記底面に掛けて形成されたリブを有するように構成されている載置台としたことを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、載置部とキャスタ移動部とが着脱自在に構成されているため、キャスタを載置部に載置後にキャスタ移動部を取り外すことができる。そのため、掃除ができるように載置台の高さが高くなって、その分だけキャスタを移動させるキャスタ移動部が長くなっても、物品の下の設置面を掃除する際に、邪魔になるキャスタ移動部がない状態にでき、掃除が行い易くなると共に、十分な掃除を行うことができるものである。
また、請求項2に記載の考案によれば、第1係合部と第2係合部とを嵌め込みにより係合することで、載置部にキャスタ移動部を取り付けられるように構成されているため、キャスタを載置部に載置後に、載置部からキャスタ移動部を取り外すのを簡単に行うことができる。また、キャスタを載置部に載置した状態から別の位置に移動させる際に、載置部にキャスタ移動部を取り付けるのを簡単に行うことができる。
また、請求項3に記載の考案によれば、キャスタ移動部の底面に滑り止め部が設けられているため、キャスタ移動時には主にこの滑り止め部で、キャスタの移動に伴ってキャスタ移動部も移動しようとすることを防止することができ、これにより、キャスタを確実に載置部まで移動させることができる。また、載置部の底面に滑り止め部が設けられているため、キャスタを載置後に振動が生じても一旦配置した載置台が移動してしまうことなく、確実にキャスタを載置して物品を保持することができる。
また、請求項4に記載の考案によれば、載置部の上面の周囲には、キャスタ移動部側に、中央に向けて落ち込む段差部を有し、キャスタ移動部側以外に、段差部の上段より上方に突出した壁部を有しているため、載置部にキャスタが移動してきて載置された状態で、キャスタを確実に載置部内に安定して保持することができる。
また、請求項5に記載の考案によれば、キャスタ移動部の内部が、上面から底面に掛けて形成されたリブを有しているため、リブ同士の間に空間を形成して軽くて着脱し易くすることができ、かつ、当該リブで物品を載せても耐えられる剛性を備えた状態を保つことができる。
この考案の実施の形態に係る載置台を示す斜視図である。 同実施の形態に係る載置台を示す側面図である。 同実施の形態に係る載置台を示す底面図である。 同実施の形態に係る載置台における図1のA−A断面図である。 同実施の形態に係る載置台において載置部からキャスタ移動部を取り外した状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係る載置台において載置部からキャスタ移動部を取り外した状態を示す断面図である。 同実施の形態に係る載置台において後側キャスタがキャスタ移動部を移動中の状態を示す側面図である。 同実施の形態に係る載置台において後側キャスタが載置部のキャスタ保持部に保持された状態を示す側面図である。 同実施の形態に係る載置台において後側キャスタがキャスタ保持部に保持された状態で載置部からキャスタ移動部を取り外した状態を示す側面図である。 同実施の形態に係る載置台に載せるキャスタを有する冷蔵庫の底面図である。
以下、この考案の実施の形態について、図1〜図10を参照して詳細に説明する。
この実施の形態の載置台10は、図10に示す冷蔵庫1のようなキャスタ5,6により移動可能にされたキャスタ付物品をかさ上げして、図8,図9に示すように、冷蔵庫1の底面2と冷蔵庫1の設置面3との間に隙間4を設けることで、冷蔵庫1の下に掃除機のノズル又は掃除用ワイパー等の掃除用具を挿入可能として、当該位置の掃除を可能とするものである。
まず、この実施の形態のキャスタ付き物品としての冷蔵庫1について説明する。この冷蔵庫1は、図10に示すように、2つの前側キャスタ5と、2つの後側キャスタ6と、前側キャスタ5の前側に配置された2つの高さ調節脚7を有するものであり、持ち上げて運ぶのが困難なほどの重量物である。そのため、前後4つのキャスタ5,6で移動させ、所定の設置場所で高さ調節脚7を下方に突出させて前側キャスタ5を持ち上げて移動不可能にして設置するようになっている。
次に、この実施の形態の載置台10について説明する。この載置台10は、図10に示すように、冷蔵庫1の底面2の後側に2つ取り付けられた後側キャスタ6を1つずつ載置するように構成されたものである。また、図10に示すように、冷蔵庫1の前側に2つ取り付けられた前側キャスタ5を載置する別の載置台100を有している。そして、後側の載置台10と前側の載置台100に、キャスタ5,6を載置することで、冷蔵庫1を所定の高さまでかさ上げして、冷蔵庫1の底面2と冷蔵庫1の設置面3との間に隙間4が形成されるようになっている。なお、前側キャスタ5を載置する載置台100(図10参照)については、後述する。
前記した載置台10は、図1に示すように、載置部20と、当該載置部20に隣接して配置されたキャスタ移動部30とを有しており、図5に示すように、載置部20とキャスタ移動部30とが着脱自在の別体で構成されている。
このうち、載置部20は、図1,図2,図8,図9に示すように、後側キャスタ6を載置して保持する部位であり、プラスチック,シリコン,ゴム等の所定の剛性を有する部材で構成されており、縦断面略台形状(ここでは特に、略長方形状となっている)に形成されている。
また、この載置部20は平面視略長方形状に形成されており、その上面20aの後述するキャスタ移動部30側には、周囲から中央に向けて落ち込む段差部27を有しており、段差部27の下段27b側である中央部分が、略水平面からなるキャスタ保持部21となっている。また、図1,図4,図5に示すように、載置部20の上面20aにおけるキャスタ移動部30側以外の周囲には、キャスタ保持部21及び段差部27の上段27aより上方に突出して高さを高くした壁部22となっている。このように、載置部20の中央部分のキャスタ保持部21の周囲に、上方に位置する段差部27と壁部22を有しているため、キャスタ保持部21に保持された後側キャスタ6が容易に段差部27や壁部22を乗り越えて載置部20から脱落することがないように構成されている。
また、図3〜図6に示すように、載置部20におけるキャスタ移動部30との境界の底面20b付近には、第1係合部26が設けられている。この第1係合部26は、後述するキャスタ移動部30の第2係合部36と嵌め込みで係合するものであり、載置部20のキャスタ移動部30との境界の側面から側方に突出しており、先端側が上方に鈎状に曲がった形に形成されている。
また、載置部20の底面20bには、図2,図3に示すように、摩擦係数の高い所定の材質(例えば、軟質のシリコンゴム,エラストマ等)及び形状に構成された滑り止め部25が設けられている。ここでは、図3に示すように、載置部20の底面20b全体に滑り止め部25が設けられている。さらに、この滑り止め部25は、振動を吸収する振動防止効果を有する材質となっている。また、図4,図6に示すように、載置部20の内部は、上面20aから底面20bに掛けて格子状のリブ23が形成されており、当該リブ23を有することによって、リブ23同士の間に空間部24が形成されている。そして、この格子状のリブ23により載置部20の剛性を保持するように構成されている。
一方、キャスタ移動部30は、図7に示すように、載置部20に隣接して後側キャスタ6を載置部20に向けて移動させるスロープとなる部位であり、キャスタ移動部30の上面が傾斜面30aとなっており、当該傾斜面30aと載置部20の上面20aとが連続している。これにより、後側キャスタ6が、設置面3からキャスタ移動部30の傾斜面30a上を通って、斜め上方に移動していき、載置部20の上面20aのキャスタ保持部21に到達して、保持されるように構成されている。なお、ここでは、キャスタ移動部30の傾斜面30aの載置部20側の端部が、載置部20の上面20aの段差部27の上段27aと滑らかに繋がるように構成されている。
また、図1,図4〜図6に示すように、キャスタ移動部30における傾斜面30aの載置部20に向かう方向の両脇は当該傾斜面30aより高さを高くした壁部32となっており、キャスタ移動部30を移動する後側キャスタ6が脇に逸れてキャスタ移動部30から脱落することがないように構成されている。なお、ここでは、キャスタ移動部30の壁部32が傾斜面30aから突出する高さと載置部20の壁部22が段差部27の上段27aから突出する高さとが同じになるように形成されており、これによりキャスタ移動部30の壁部32と載置部20の壁部22が連続した壁部に構成されている。
また、キャスタ移動部30は、図1,図2,図4〜図6に示すように、その先端部であるキャスタ移動先端部31が先細形状となり、設置面3と滑らかに繋がるように構成されている。また、キャスタ移動部30の底面30bには、摩擦係数の高い所定の材質(例えば、軟質のシリコンゴム,エラストマ等)及び形状に構成された滑り止め部(図示省略)が設けられている。また、図3,図4,図6に示すように、キャスタ移動部30の内部は、傾斜面30aから底面30bに掛けて格子状のリブ33が形成されており、当該リブ33を有することによって、リブ33同士の間に空間部34が形成されている。そして、この格子状のリブ33によりキャスタ移動部30の剛性を保持するように構成されている。
また、図4,図6に示すように、キャスタ移動部30における載置部20との境界の底面30b付近には、第2係合部36が設けられている。この第2係合部36は、前記した載置部20の第1係合部26と嵌め込みで係合するものであり、キャスタ移動部30の載置部20との境界の側面に形成された凹部からなっており、鈎状の第1係合部26が丁度嵌め込まれる形状に形成されている。
そして、上方に向けた鈎状に形成された第1係合部26を第2係合部36に嵌め込むことで、載置部20に対してキャスタ移動部30を略水平方向(載置部20とキャスタ移動部30を結ぶ方向)に移動させようとしても当該係合部26,36の係合により移動しないようになっている。これに対し、載置部20に対してキャスタ移動部30を略垂直方向(上下方向)に移動させようとすると、上方に向けた鈎状の第1係合部26から第2係合部36が丁度抜ける角度となっているため、載置部20からキャスタ移動部30を取り外すことができるようになっている。
なお、ここでは、図6に示すように、載置部20の第1係合部26に対して、垂直方向より傾斜した斜め方向(図6では、白抜き矢印で示す左上方向)にキャスタ移動部30を移動させることで、第2係合部36が外れるようになっている。また、載置部20からキャスタ移動部30を取り外す際に、キャスタ移動部30を、その傾斜面30aが冷蔵庫1の底面2に衝突しない程度の僅かな量だけ持ち上げれば、第1係合部26と第2係合部36の嵌め込みが解除できるように構成されている。
次に、この実施の形態の載置台10の作用について説明する。
まず、冷蔵庫1の設置場所における後側キャスタ6が位置する箇所(ここでは2箇所)にキャスタ移動部30が前側、載置部20が後側になるように載置台10を配置する。次に、キャスタ5,6を用いて冷蔵庫1を前側から設置場所に移動させ、図7に示すように、冷蔵庫1の前側を持ち上げながら載置台10に対して後側キャスタ6を、キャスタ移動先端部31からキャスタ移動部30の傾斜面30aに載せていく。
そして、図7に示すように、冷蔵庫1の前側を持ち上げながら、後側キャスタ6を、そのままキャスタ移動部30の傾斜面30a上を移動させていき、図8に示すように、載置部20に到達してキャスタ保持部21まで移動させて保持する。それから、2つの前側キャスタ5をさらに持ち上げ、図10に示すように、その下に略直方体形状の載置台100を滑り込ませて前側キャスタ5及び冷蔵庫1の移動を規制する高さ調節脚7を載置台100に載せ、高さ調節脚7を下方に延ばして前側キャスタ5が動かないようにすることで、冷蔵庫1を設置する。これにより、図8に示すように、冷蔵庫1がかさ上げされて、冷蔵庫1の底面2と冷蔵庫1の設置面3との間に隙間4が形成される。
その後、図6に示すように、後側キャスタ6が載っている載置台10のキャスタ移動部30を載置部20に対して上方に移動させ(ここでは、キャスタ移動部30を左上方向に僅かに移動させる)図9に示すように、第1係合部26に嵌め込まれていた第2係合部36を取り外す。これにより、冷蔵庫1を載置している間は不要となるキャスタ移動部30を冷蔵庫1の下から排除することができ、冷蔵庫1の底面2と設置面3との間の隙間4における空間部分である間隙Kを広げることができる。
一方、冷蔵庫1を別の場所に再度移動させるときには、後側キャスタ6が載っている載置台10の載置部20の第1係合部26に対して、左上方からキャスタ移動部30の第2係合部36を下ろして嵌め込み、後側キャスタ6がキャスタ移動部30の傾斜面30aを通過できる状況にする。次に、前側キャスタ5を持ち上げて載置台100を取り外し、その後、冷蔵庫1の前側を持ち上げながら、後側キャスタ6を前方に移動させることで、後側キャスタ6を載置台10の載置部20からキャスタ移動部30に移動させ、そのままキャスタ移動先端部31の方向に移動させ、最終的に設置面3にまで移動させることで、載置台10から後側キャスタ6を取り外す。
以上のように、前記した実施の形態の載置台10によれば、載置部20とキャスタ移動部30とが着脱自在に構成されているため、後側キャスタ6を載置部20に載置後にキャスタ移動部30を取り外すことができる。そのため、掃除ができるように載置台10の高さが高くなって、その分だけ後側キャスタ6を移動させるキャスタ移動部30が長くなっても、冷蔵庫1の下の設置面3を掃除する際に、邪魔になるキャスタ移動部30がない状態にでき、掃除が行い易くなると共に、十分な掃除を行うことができるものである。
また、前記した実施の形態の載置台10によれば、第1係合部26と第2係合部36とを嵌め込みにより係合することで、載置部20にキャスタ移動部30を取り付けられるように構成されているため、後側キャスタ6を載置部20に載置後に、載置部20からキャスタ移動部30を取り外すのを簡単に行うことができる。また、後側キャスタ6を載置部20に載置した状態から別の位置に移動させる際に、載置部20にキャスタ移動部30を取り付けるのを簡単に行うことができる。
また、前記した実施の形態の載置台10によれば、キャスタ移動部30の底面30bに滑り止め部(図示省略)が設けられているため、後側キャスタ6の移動時には主にこの滑り止め部で、後側キャスタ6の移動に伴ってキャスタ移動部30も移動しようとすることを防止することができ、これにより、後側キャスタ6を確実に載置部20まで移動させることができる。また、載置部20の底面20bに滑り止め部25が設けられているため、後側キャスタ6を載置後に振動が生じても一旦配置した載置台10が移動してしまうことなく、確実に後側キャスタ6を載置して冷蔵庫1を保持することができる。
また、前記した実施の形態の載置台10によれば、載置部20の上面20aの周囲には、キャスタ移動部30側に、中央に向けて落ち込む段差部27を有し、キャスタ移動部30側以外に、段差部27の上段27aより上方に突出した壁部22を有しているため、載置部20に後側キャスタ6が移動してきて載置された状態で、後側キャスタ6を確実に載置部20内に安定して保持することができる。
また、前記した実施の形態の載置台10によれば、キャスタ移動部30の内部が、傾斜面30aから底面30bに掛けてリブ33を有しているため、リブ33同士の間に空間部34を形成して軽くて着脱し易くすることができ、かつ、当該リブ33で冷蔵庫1を載せても耐えられる剛性を備えた状態を保つことができる。
なお、以上説明した実施の形態は、本考案の理解を容易にするために記載されたものであって、本考案を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した実施の形態では、第1係合部26と第2係合部36とが嵌め込みで係合するようになっており、その嵌め込み方向が略上下方向となっていたが、これに限るものではなく、略上下方向以外の方向に移動させることで第1係合部に第2係合部を嵌め込んで係合したり双方の嵌め込みを解除したりするようになっていても良い。例えば、載置部に対してキャスタ移動部を、水平方向における載置部とキャスタ移動部とを結ぶ方向と直交する方向(載置部とキャスタ移動部の境界に沿った方向)にずらすことで、嵌め込みによる係合を解除できるようになっていても良い。さらに、第1係合部と第2係合部の係合が嵌め込み以外(例えば、キャスタ移動部から突出する突出部を載置部の孔部に差し込んで係合させており、突出部を引き抜くことで係合を解除する構成、ラッチによる係合、ネジ止めによる係合等)で行われるようになっていても良い。
また、前記した実施の形態では、キャスタ移動部30の傾斜面30aと載置部20のキャスタ保持部21とが段差部27を介して繋がっており、載置部20の壁部22とキャスタ移動部30の壁部32がこれらより突出して同じ高さに形成されていたが、これに限るものではない。例えば、キャスタ移動部の上面と載置部のキャスタ保持部とが完全に段差なく繋がっていても良いし、壁部22,32が異なる高さに形成されていても良い。また、場合によっては壁部22,32の何れか又は双方が形成されていない構成であっても良い。
また、載置部の大きさや形状、厚さ、内部構造等、キャスタ移動部の大きさや形状、傾斜角度、内部構造等については、物品の大きさや形状や設置状態等に応じて、適宜決定するようになっていれば良い。
また、前記した実施の形態では、冷蔵庫1の後側キャスタ6を載置するための載置台10として本考案を用いていたが、これに限るものではなく、冷蔵庫の前側キャスタを載置する載置台として使用しても良い。このように前側の載置台として使用する場合には、載置部からキャスタ移動部を取り外したときに、残った第1係合部が突出したり目立ったりしないような構成となっていることが好ましい。
また、前記した実施の形態では、冷蔵庫1を載置するための載置台10(さらには冷蔵庫1の後側キャスタ6を載置するための載置台10)として本考案を用いていたが、これに限るものではなく、他の物品を載置するための載置台として本考案の載置台を用いるようになっていても良い。特に、比較的重量のある物品や、物品の底面と床面との間の隙間が少ないものに、好適に用いられるものである。
1 冷蔵庫(キャスタ付物品)
2 底面
3 設置面
4 隙間
5 前側キャスタ(キャスタ)
6 後側キャスタ(キャスタ)
7 高さ調節脚
10 載置台
20 載置部
20a 上面
20b 底面
21 キャスタ保持部
22 壁部
23 リブ
24 空間部
25 滑り止め部
26 第1係合部
27 段差部
27a 上段
27b 下段
30 キャスタ移動部
30a 傾斜面(上面)
30b 底面
31 キャスタ移動先端部
32 壁部
33 リブ
34 空間部
36 第2係合部
K 間隙

Claims (5)

  1. キャスタにより移動可能にされたキャスタ付物品の前記キャスタを載置する載置台であって、
    前記キャスタを載置する縦断面略台形状の載置部と、前記載置部に隣接して前記キャスタを前記載置部に向けて移動させる傾斜面を有するキャスタ移動部とを有しており、
    前記載置部と前記キャスタ移動部とが着脱自在に構成されていることを特徴とする載置台。
  2. 前記載置部に設けられた第1係合部と前記キャスタ移動部に設けられた第2係合部とを係合することで前記載置部に前記キャスタ移動部を取り付けるように構成されており、
    前記第1係合部と前記第2係合部とは、嵌め込みにより係合するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の載置台。
  3. 前記載置部の前記底面及び前記キャスタ移動部の前記底面には、滑り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の載置台。
  4. 前記載置部の上面には、前記キャスタ移動部側に、周囲から中央に向けて落ち込む段差部を有しており、前記キャスタ移動部側以外の周囲に、前記段差部の上段より上方に突出した壁部を有していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の載置台。
  5. 前記キャスタ移動部の内部は、上面から前記底面に掛けて形成されたリブを有するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の載置台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210041245A (ko) * 2019-10-07 2021-04-15 김철준 환자 이송장치

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