JP3205306U - 発熱体冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱体冷却装置において、冷却用熱交換器の風下側に止水ネットを設ける場合に、組立が容易となる発熱体冷却装置を提供する。【解決方法】冷却した空気流で発熱体を冷却する発熱体冷却装置1であって、空気流が内部を通過する略筒状で膨出部12を有するハウジング10と、ハウジング10の内部に設置され空気流を冷却する冷却用熱交換器11と、ハウジング10の内部に設置され、膨出部12を閉塞する閉塞部材14と、冷却用熱交換器11の下流側に設置される飛水防止ネット15とを備え、閉塞部材14と飛水防止ネット15とは、一体的に構成されたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、発熱体の冷却を行う発熱体冷却装置に関し、特に、ハイブリッド自動車や電気自動車に用いられるバッテリの冷却を行う発熱体冷却装置に関するものである。
近年、自動車の分野において、ハイブリッド自動車や電気自動車が広く実用されるようになってきている。その際に、従来よりも大容量のバッテリが用いられ、その発熱量も従来の自動車と比べ、はるかに大きくなってきている。
一方、バッテリの設置場所は、自動車内部の居住スペースを確保するため、トランクルーム下部や、座席床下などの、狭隘で、形状が制限される場所となる場合が多い。
そのような中で、いかに効率的にバッテリを冷却するかは、走行性能、快適性、安全性など、自動車全体の性能を確保する意味で、極めて重要な問題となってきている。
ここで、バッテリなどの発熱体を冷却するための発熱体冷却装置も、狭隘で形状が制限される場所に配置されることが多いため、発熱体冷却装置に内蔵される冷却用熱交換器も小型のものが用いられる。一方、バッテリなどの発熱体は、その表面が冷却された空気と接触することで冷却されるものである。ここで、一般に発熱体は数量が多く、表面形状も複雑であり、発熱体冷却装置には大きな送風能力が求められる。その結果、冷却用熱交換器を通過する空気流の風速は速いものとなり、親水性の表面処理を施した冷却用熱交換器を用いたとしても、凝縮水の飛水に対して、より注意深く考慮する必要がある。
特に、このような凝縮水を、送風機などによって、発熱体や電気回路、電子回路などへと飛散させないことは、長時間の稼働のために重要な要素である。
例えば、エバポレータ表面に発生する凝縮水の飛散を防止するための方法として、特許文献1には、クーラーユニットのケーシング内に配されたエバポレータの風下側に設けた止水ネットによって、飛散した水滴を捕え、その先への飛散を防止する技術思想が開示されている。
このように、発熱体冷却装置において、冷却用熱交換器の風下側に止水ネットを設けることは、比較的簡便な構造で、更に下流方向への水滴の飛散を防止できるという利点がある。
ところで、特許文献1に示されるような冷却ユニットでは、空気流路内に冷媒の膨張手段が配置されているため、通気抵抗が上昇しやすく、大きな風量を得にくいものであった。この点、特許文献2に示される冷却ユニットでは、膨張手段が冷却用熱交換器の側面側に配置され、空気流路の外側にあるため、通気抵抗の上昇を抑制することができ、大きな送風能力が求められる発熱体冷却装置に好適な構成となっている。
実開昭60−130117号公報 特開平11−091338号公報
しかしながら、膨張手段を空気流路の外側に配置する場合には、空気流が冷却用熱交換器を迂回することを防止する必要がある。この点、特許文献2では、膨張手段を収容する空間と冷却用熱交換器を収容する空間とを区画して対応しており、とりわけ冷却用熱交換器の全周を囲むように空気流路を構成することが重要である。
そして、発熱体冷却装置を、冷却用熱交換器を通過する空気流路の外側に膨張手段を配置し、かつ冷却用熱交換器の風下側に止水ネットを設ける場合にも、冷却用熱交換器の全周を囲むように空気流路を構成する必要が有り、その組立が複雑になるという問題があった。
そこで、上記問題を解決するため、本考案は、膨張手段が空気流路の外側に配置され、且つ冷却用熱交換器の風下側に止水ネット(飛水防止ネット)を設ける場合に、組立が容易となる発熱体冷却装置を提供することを課題とした。
かかる課題を解決するため、本考案は、空気流で発熱体を冷却する発熱体冷却装置であって、
−前記空気流が内部を通過する略筒状で、膨出部分を有するハウジングと、
−前記ハウジングの内部に設置され、前記空気流を冷却する冷却用熱交換器と、
−前記ハウジングの内部に設置され、前記膨出部分を閉塞する閉塞部材と、
−前記冷却用熱交換器の下流側に設置され、前記閉塞部材と一体的に構成された飛水防止ネットと
を備えたことを特徴とする。
また、閉塞部材は、冷却用熱交換器の下方に配置されるとともに、飛水防止ネットから流出した水を流す排水溝が設けられたことを特徴とする。
更に、飛水防止ネットは、少なくとも下方が冷却用熱交換器と離れるように傾斜して設置されたことを特徴とする。
本考案に係る発熱体冷却装置では、膨出部分を有するハウジングを備えており、膨張手段を膨出部分に配置して空気流路の外側に位置することができるもので、ハウジングの膨出部分を閉塞する閉塞部材と飛水防止ネットとを一体的に構成したから、組立工程の削減により発熱体冷却装置の組立を容易化することができる。
本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置を組み込んだ発熱体冷却システムの断面図である。 本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置の斜視図である。 本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置の一部部材を除去した状態の斜視図である。 本考案の第1の実施形態に係る閉塞部材と飛水防止ネットとを示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置のハウジングについて、閉塞部材が取付けられる部分の一例を示す断面図である。 本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置の閉塞部材と飛水防止ネットとの製造過程を示す断面図である。 本考案の第2の実施形態に係る発熱体冷却装置の斜視図である。 本考案の第2の実施形態に係る閉塞部材と飛水防止ネットとを示す斜視図である。
以下、図面を参照し、本考案の実施形態にかかる発熱体冷却装置について説明する。なお、以下では本考案の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本考案の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図1は、本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置1を組み込んだ発熱体冷却システム100の斜視図である。
発熱体冷却システム100は、ほぼ密閉されたモジュールケース3、モジュールケース3に内蔵された発熱体5、発熱体を冷却するための発熱体冷却装置1及び冷却された空気を送風する送風機4を備えて構成され、図中に矢印で示すように、発熱体冷却装置1によって冷却された空気を送風機4により発熱体5に向かわせて発熱体5を冷却し、その後、空気流は発熱体冷却装置1に還流するようになっている。
図2は、本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置1の斜視図である。発熱体冷却装置1は、薄肉筒状のハウジング10と、ハウジング10に内蔵されたエバポレータなどの冷却用熱交換器11とを含み、冷却用熱交換器11により冷却された空気流が、送風機4によってモジュールケース3内を循環するようになっている。
また、ハウジング10には、一部に、外側に膨出した膨出部12が設けられており、この膨出部12の内部空間には、冷却用熱交換器11に配管などで連結される膨張手段(膨張弁13)が設置される。このため、膨張弁13は空気流の外側に配置されることとなり、通気抵抗の上昇が抑制される。
なお、ハウジング10は、膨出部12を有しない上部10aと、膨出部12を有する下部10bとに分割された構造となっている。その分割された部材の結合については、はめ込み、ラッチ止めなど、周知の技術によるものとする。
また、ハウジング10の材質については、樹脂製、金属製など、薄肉に加工できるものならどのようなものでもよく、使用条件、加工方法、コストなどの面から、適宜選択すればよい。
この膨出部12を閉塞する閉塞部材14が、冷却用熱交換器11の下側に挿入され、更に、冷却用熱交換器11の風下側には、飛水防止ネット15が設けられる。ここで、閉塞部材14と飛水防止ネット15とは、一体的に構成されている。
また、閉塞部材14の一部には、水滴を排水するための、断面が略U字状の排水溝16が設けられている。なお、排水溝16については、この図の奥側から手前側に水滴が流れるような傾斜を有しているものとする。
図3は、本考案の第1の実施形態に係る発熱体冷却装置1のハウジング10の閉塞部材14及び飛水防止ネット15を除去した状態の斜視図である。但し、同図においては膨張弁13を強調して表示するため、下方中央部付近の一部を透視表示している。同図に示すように、膨出部12には、冷却用熱交換器11に配管などで連結される膨張弁13が設置される。
なお、膨張弁13は、図示しないコンプレッサから送り込まれる高圧の液冷媒を減圧・気化して、冷却用熱交換器11に供給するためのものであり、冷却用熱交換器11の近傍に設けることが通例である。
図4は、本考案の第1の実施形態に係る閉塞部材14と飛水防止ネット15とを示す斜視図である。奥の構成を示すため、同図においては一部を切り裂いて表示している。
ここで、閉塞部材14は、膨出部12の内部空間に連通する開口部30のうち、膨張弁13への配管の通路部分のみを残して開口部30を閉塞するようになっており、一方、飛水防止ネット15は、ハウジング10の空気流路の断面をなるべく広く覆うようになっており、そして閉塞部材14と飛水防止ネット15とは、一体的に構成されている。更に、閉塞部材14の飛水防止ネット15に近い側には、排水溝16が設けられている。
飛水防止ネット15は格子状の構造で構成されており、空気流が通過でき、冷却用熱交換器11から離脱した水滴が捕捉されるような空隙を有している。なお、この形状は、水平、鉛直の格子状に限定されず、鉛直方向のみのすだれ状や、菱形の格子状などでもよく、空気流の風量・風速や水滴の離脱具合に応じて適宜選択すればよい。
また、閉塞部材14と飛水防止ネット15との一体的に構成された部材の材質は、加工の容易さなどから樹脂製であることが望ましいが、それに限定されず、金属製でもよく、また、一部に異なる材質、例えば、繊維質などを用いてもよい。使用条件、加工方法、コストなどから、適宜、選択すればよい。
なお、飛水防止ネット15は、組立完了の際には、下方が冷却用熱交換器1と離れるように傾斜して構成されている。これは、飛水防止ネット15と閉塞部材14との一体化部材の製造の際にその形状を成形するか、あるいは、後述するように組立の際にその形状になるようにすればよい。
図5は、発熱体冷却装置1ハウジング10について、閉塞部材14が取り付けられる部分の構造の一例を示す断面図であり、ハウジング10の開口部30に設けられた段差のある縁部17に、閉塞部材14が載置されるようになっている。なお、閉塞部材14とハウジング10との組立方法はこれに限定されず、例えば、ネジ止めや止め金による方法であってもよい。
図6は、発熱体冷却装置1の閉塞部材14と飛水防止ネット15との製造過程を示す断面図である。飛水防止ネット15と閉塞部材14と排水溝16とからなる一体化部材は、最終形状を有する部材を成形してもよいが、この図に示すごとく、略平面状の部材で製作しておき、使用の際に飛水防止ネット15に相当する部分を折り曲げて部材形状を形成するようにしてもよい。ここで、折り曲げを容易にするためには、折り曲げ部の肉厚を薄くする、あるいは、切込みをいれておくようにすることが望ましい。
次に、このような構成の発熱体冷却装置1の組立方法について説明する。発熱体冷却装置1は、ハウジング10を、膨出部12を有する下部10bと、膨出部12を有しない上部10aとに2つに割った状態で組立を開始する。
冷却用熱交換器11と膨張弁13とを事前に組みたてておき、その組立品がハウジング下部10bに組み付けられる。すなわち、膨張弁13が膨出部12の内部に設置され、冷却用熱交換器11がハウジング下部10bの本体の内部に設置される。ここで、膨出部12への膨張弁13の挿入は、膨出部12の内部空間に臨む開口部30が広く開いているため、容易に行うことができる。
その後、閉塞部材14が、冷却用熱交換器11と膨張弁13とを連結する配管を避けつつ、開口部30の縁部17に載置される。また、閉塞部材14と一体に構成される飛水防止ネット15は、下方が冷却用熱交換器1と離れるように傾斜して組み立てられる。
ここで、閉塞部材14と飛水防止ネット15とが一体的に構成されていることから、別部材である場合に比べ、部材間の結合の手間が不要になり、また、ハウジング10の内部で、閉塞部材14の位置が固定されれば飛水防止ネット15の位置も設定されることにより、組立の煩雑さが解消される。
最後に、ハウジング上部10aを、ハウジング下部10bと合体するように固着する。その際に、飛水防止ネット15の上端部を、ハウジング上部10aに設けた、ハウジング10の内側に盛り上げた畝部18によって抑えるようにして、位置を固定するようにしてもよい。
なお、飛水防止ネット15は、上述したように、下方が冷却用熱交換器1と離れるように傾斜して組み立てられていることが望ましいが、空間的な制約や、発生する水滴の量などから、これと異なる組立状態(例えば、下方側、上方側とも冷却用熱交換器11から等距離である状態や、上方側が冷却用熱交換器11から離れるような状態)とする場合もあり得るが、この場合でも、後述する水滴の流下促進効果は減じることがあっても、閉塞部材14と飛水防止ネット15とが一体化されていることでの、組立性の向上の効果は減じるものではない。
このような構成における発熱体冷却装置1の動作について説明する。送風機4によりモジュールケース3の内部を還流される空気は、発熱体冷却装置1内部のケース3に内蔵された冷却用熱交換器11において冷却されるとともに、空気流の風下側表面には、空気中の水蒸気が凝結した水滴が生じ、それらの水滴は、空気流の風量・風速によっては、冷却用熱交換器11の表面から離脱する。
離脱した水滴は、冷却用熱交換器11の下流に配置された飛水防止ネット15によって捕捉され、次第に水滴が成長し、重力によって下方へ落下(流下)していく。ここで、飛水防止ネット15の下方が発熱体冷却装置1から離れるように傾斜して配置すると、飛水防止ネット15に到達した空気流は、飛水防止ネット15を通過する成分の他、飛水防止ネット15の傾斜に沿って下方へと向かう成分が発生する。このため、水滴の下方への移動を、重力に加えて風力に基づくものとし、水滴の下方への流下を促進することができる。
下方に到達した水滴は、飛水防止ネット15と閉塞部材14との間にある排水溝16に向かい、そこで、飛水防止ネット15の全域で捕捉された水滴がまとまって、排水溝16の傾斜に従って、図3の奥側から手前側に流れる。そして、手前側の端部にて図示しない垂直の樋を伝い、膨出部12に設けた排水口19へと導かれ、発熱体冷却装置1の外部へと排水される。
なお、排水方法についてはこれに限定されず、樋を用いない方法や、ホースなどの配管を用いる方法や、外部に排出せず、発熱体冷却装置1または発熱体冷却システム100の内部に貯えるようにしてもよい。このとき、吸水材に吸収させるようにずれば、液体化した水がモジュールケース3の内部に拡散することを防止できる。
ここで、飛水防止ネット15と閉塞部材14と排水溝16とを、分割することなく一体的に構成したから、別部材で構成する場合に起こる可能性のある、分割部からの水滴の漏れも防止できる。
また、部材が一体化されていることから、別部材で構成する場合に起こる可能性のある、組み付け忘れのような状況の発生を避けることができる。
次に、本考案の第2の実施形態を、図7、図8を用いて説明する。図7は、本考案の第2の実施形態に係る発熱体冷却装置2の斜視図である。
この実施形態においては、全体的に第1の実施形態の発熱体冷却装置1を90度回転させたような形態となっている。すなわち、冷却用熱交換器21の、下方ではなく側方に、膨張弁23が配置される。ハウジング20の膨出部22も、下方ではなく側方に設けられ、従って、ハウジング20の開口部40も鉛直面に設けられている。また、ハウジング20の分割構造20a、20bも、上下ではなく、左右に割れるようになっている。開口部40の閉塞部材24と飛水防止ネット25とが一体化した部材についても、その結合部分の稜が略鉛直の状態となる。
この実施形態における組立方法は、まず、膨出部22を有するハウジングの分割部分20a側に、部分組立済みの冷却用熱交換器21及び膨張弁23を組み付ける。これも、開口部40を広く取ってあるので、膨張弁23を膨出部22の内部に容易に組み付けができる。
その後、開口部40の閉塞部材24が、冷却用熱交換器11と膨張弁13とを連結する配管を避けつつ、開口部40に配置される。開口部40は、第1の実施形態の場合と同様に、縁部を備えるものとしてもよい。また、閉塞部材24と一体で構成される飛水防止ネット25は、下方が冷却用熱交換器1と離れるように傾斜して組み立てられる。
最後に、ハウジング20の分割部分20bを、分割部分20aと合体させるように固着することで、発熱体冷却装置2の組立が完了する。
図8は、閉塞部材24と飛水防止ネット15との位置関係を示す斜視図である。本実施形態においては、閉塞部材24と飛水防止ネット25とは一体的に構成された一体化部材の一部となっている。閉塞部材24と飛水防止ネット25との折り曲げ部(接続部)はほぼ鉛直の稜であり、排水溝は設けられていない。なお、飛水防止ネットの下端部に排水溝を設けるようにしてもよい。また、一体化部材は、図8のように当初から接続部が曲がった状態で成型されていても、曲がっておらず平面状に成形されていて組立時に曲げるようにしてもよい。
このように第2の実施形態においても、閉塞部材24と飛水防止ネット25とが一体化した部材による、組立性の向上の効果が十分に得られる。
なお、これまでの実施形態の説明では、発熱体5として自動車用バッテリ、冷却用熱交換器1としてエバポレータを例に説明したが、これに限定されるものでなく、発熱体としては冷却を必要とするあらゆる電気装置(例えば、車両走行用モータのインバーター)、冷却用熱交換器としては、冷却に用いられるあらゆる熱交換器(例えば、液体式冷却用熱交換器)を含むものとする。また、送風機4は発熱体冷却装置1に含まれないものとして説明してきたが、ハウジング10の内部に配置されて、発熱体冷却装置1を構成する部品とされていてもよい。
1 発熱体冷却装置
10 ハウジング
11 冷却用熱交換器
12 膨出部
13 膨張弁
14 閉塞部材
15 飛水防止ネット
16 排水溝
17 縁部
18 畝部
19 排水口
2 発熱体冷却装置
20 ハウジング
21 冷却用熱交換器
22 膨出部
23 膨張弁
24 閉塞部材
25 飛水防止ネット
30 開口部
40 開口部

Claims (3)

  1. 空気流で発熱体を冷却する発熱体冷却装置であって、
    −前記空気流が内部を通過する略筒状で、膨出部分を有するハウジングと、
    −前記ハウジングの内部に設置され、前記空気流を冷却する冷却用熱交換器と、
    −前記ハウジングの内部に設置され、前記膨出部分を閉塞する閉塞部材と、
    −前記冷却用熱交換器の下流側に設置され、前記閉塞部材と一体的に構成された飛水防止ネットと
    を備えたことを特徴とする発熱体冷却装置。
  2. 前記閉塞部材は、
    −前記冷却用熱交換器の下方に配置されるとともに、
    −前記飛水防止ネットから流出した水を流す排水溝が設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の発熱体冷却装置。
  3. 前記飛水防止ネットは、
    −少なくとも下方が前記冷却用熱交換器と離れるように傾斜して設置された
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発熱体冷却装置。
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