JP3205088U - バリケード構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のバリケード構造体板に比べて、移動や携帯、保管が容易であり、且つ支柱部材の使用個数を半減させ、安全性並びに現場での工性が高く、施工工期の短縮化と作業コストの大幅な低減を実現出来るバリケード構造体を提供する。【解決手段】支柱部2と開脚状脚部3、3’の下端近傍部21間に固定されている補助棒状体部5とからなる支柱部材2と、一対の支柱部材2、2’を、対峙させた状態で、各支柱部材2、2’の当該頂点部4同士、又は当該補助棒状体部5、5‘同士を相互に連結する規制バー部6、7とで構成されているバリケード構造体1に於いて、頂点部4及び補助棒状体部5に、規制バー部6、7を嵌合固定する半割継手手段8を2個配置した。【選択図】図1

Description

本考案は、バリケード構造体に関するものであり、特に詳しくは、道路や通路の工事或はその近傍に於ける公共施設や建造物の工事に伴って、当該道路や通路を走行する車両や、通行人を当該道路や通路内への侵入を阻止し、別途設置した仮の道路や通路へ強制的に移動・誘導させる為のバリケード構造体に関するものである。
従来から、特定の道路や通路で、所定の工事が行われている場合、或は特定の道路や通路の近傍に於ける公共施設や建造等の建設工事或は改修工事が行われている場合には、当該道路や通路を人或は車両が歩行したり走行したりすると大変危険である為、当該道路や通路を走行する車両や、通行人を当該道路や通路内への侵入を阻止し、別途設置した仮の道路や通路へ強制的に移動・誘導させる為に適宜の案内板や、看板、標識板、規制用の紐或はテープ、簡易滑移動自在の柵等が任意に、使用されて来ている。
中でも、従来から簡易な構造で、耐久性があり、人手による搬送、移動が容易である安全で経済的なバリケード構造体として、図2に示す様な構造を有するバリケード構造体1が頻繁に使用されて来ている。
係る従来の代表的なバリケード構造体1は、図2に示す様に、適宜の棒状体20を屈折或は湾曲させて形成された、頂点部4と一対の開脚状脚部3、3‘とが一体的に形成されている支柱部2と、当該開脚状脚部3、3‘のそれぞれの下端近傍部21間を相互に連結して固定されている補助棒状体部5とからなる支柱部材2と、当該一対の支柱部材2、2’を、当該各支柱部材2が形成する平面部を相互に平行になる様に対峙させた状態で、当該各支柱部材2、2、2“、2‘”の当該頂点部4同志、及び又は当該各支柱部材2、2、2“、2‘”同士の当該補助棒状体部5同士を相互に例えば、適宜の構成を有する半割型継手8等を使用して連結して固定される、所定の長さを有する、長尺状の規制バー部6とで構成されているものである。
そして、当該バリケード構造体1を実際に当該工事現場等で活用する際には、防護安全柵や案内・誘導路の長さに応じて、所定の長さに設定されている当該個々のバリケード構造体1を複数個現場に搬送し、図1に示す様に、個々の当該バリケード構造体1をその長尺方向に直列的に線状に配列して使用するものである。
然しながら、係る使用方法に於いては、個々の当該バリケード構造体1、1’、1”、を隣接して長尺状に配列させた場合には、隣接する当該バリケード構造体1,1’同士の当該支柱部2’、2“が近接して配置される事になるので、その分材料の無駄が発生することになると同時に、外観的にも見苦しく、更には、搬送作業も厳しくなり作業効率の低下につながると言う問題があった。
従って、本考案は、上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成でありながら、従来のバリケード構造体板に比べて、移動や携帯、保管が容易であり、且つ当該支柱部材2の使用個数を半減させ、安全性並びに現場での施工性が高く、施工工期の短縮化による作業コストの大幅な低減を実現出来るバリケード構造体を提供することにある。
本考案は、上記した目的を達成するために、基本的には、以下に示す様な技術構成を採用したものである。
即ち、本考案の第1の態様としては、適宜の棒状体を屈折或は湾曲させて、頂点部と一対の開脚状脚部とが形成されている支柱部と、当該開脚状脚部のそれぞれの下端近傍部間を相互に連結して固定されている補助棒状体部とからなる支柱部材と、当該一対の支柱部材を、当該各支柱部材が形成する平面部を相互に平行になる様に対峙させた状態で、当該各支柱部材の当該頂点部同志、及び又は当該各支柱部材同士の当該補助棒状体部同士を相互に連結して固定する所定の長さを有する、長尺状の規制バー部とで構成されているバリケード構造体に於いて、当該頂点部及び当該補助棒状体部に、当該規制バー部を嵌合固定する機能を有する半割継手手段を複数個、好ましくは2個を配置した事を特徴とするバリケード構造体であり、又、本考案の第2の態様としては、当該複数個の支柱部材が、当該各支柱部材が形成する平面部を相互に平行になる様、且つ所定の間隔を介して相互に対峙させた状態で、横方向に配列されている場合に於いて、第1と第2の当該支柱部材間にあっては、当該第1の該規制バー部は、当該第1の支柱部材に於ける当該頂点部に設けた第1の半割継手手段と当該第2の支柱部材に於ける当該頂点部に設けた第1の半割継手手段とにより係合固定処理されると共に、当該第1の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第1の半割継手手段と当該第2の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第1の半割継手手段とにより係合固定処理されており、一方、それに続く第2と第3の当該支柱部材間にあっては、当該第2の規制バー部は、当該第2の支柱部材に於ける当該頂点部に設けた第1の半割継手手段とは異なる当該第2の半割継手手段と、当該第3の支柱部材に於ける当該頂点部に設けた第1の半割継手手段とは異なる当該第2の半割継手手段とにより係合固定処理されると共に、当該第2の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第1の半割継手手段とは異なる当該第2の半割継手手段と当該第3の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第1の半割継手手段とは異なる当該第2の半割継手手段とにより係合固定処理されている事を特徴とする前記したバリケード構造体を含むバリケード構造体列である。
本考案は、上記のように構成したので、簡易な構成でありながら、従来のバリケード構造体板に比べて、移動や携帯、保管が容易であり、且つ当該支柱部材2の使用個数を半減させ、安全性並びに現場での施工性が高く、施工工期の短縮化による作業コストの大幅な低減を実現出来るバリケード構造体を提供すること出来ると言う優れた作用効果を奏するものである。
図1は、本考案に係るバリケード構造体1の一具体例の構成を示す斜視図である。 図2は、従来に於けるバリケード構造体1の一具体例の構成を示す斜視図である。 図3は、従来於けるバリケード構造体1の支柱部材2の構成を示す正面図である。 図4は、本考案に係るバリケード構造体1の支柱部材2の構成の一具体例を示す正面図である。 図5は、本考案に係るバリケード構造体1の支柱部材2の構成の他の具体例を示す正面図である。 図6は、本考案に使用される半割型継手の一構成例を示す側面図である。 図7は、本考案に係る当該バリケード構造体1の支柱部材2に於ける当該補助棒状体部5の下面部に使用される半割型継手の一構成例とインパクトレンチ使用してネジ締めを行う場合の例を示す側面図である。 図8(A)乃至図8(C)は、本考案に係る当該バリケード構造体1で使用される支柱部材2の構成の例を示す正面図である。
以下に、本考案に係る当該バリケード構造体道路標識看板一具体例の構成について図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本考案に係る当該バリケード構造体1の一具体例の構成を説明する図であり、図中、適宜の棒状体20を屈折或は湾曲させて、頂点部4と一対の開脚状脚部3、3’とが形成されている支柱部2と、当該開脚状脚部3、3’のそれぞれの下端近傍部21間を相互に連結して固定されている補助棒状体部5とからなる支柱部材2と、当該一対の支柱部材2、2’を、当該各支柱部材が形成する平面部S、S’を相互に平行になる様に対峙させた状態で、当該各支柱部材2、2’の当該頂点部4同志、及び又は当該各支柱部材2、2’同士の当該補助棒状体部5、5‘同士を相互に連結して固定する所定の長さを有する、長尺状の規制バー部6、7とで構成されているバリケード構造体1に於いて、当該頂点部4及び当該補助棒状体部5に、当該規制バー部6、7を嵌合固定する機能を有する半割継手手段8を複数個、好ましくは2個を配置した事を特徴とするバリケード構造体1が示されている。
処で、本考案に於いて使用される各種の部材の材質は特に限定されるものではなく、従来一般的に使用されている鋼材、合成樹脂等から形成された中実型或は中空状の断面が円形、楕円形、多角形、矩形、L字型等任意の形状を持った部材を使用する事が可能である。
尚、当該部材として好ましくは、軽量で有りながら、強度が大なる特性を持つ、強度の高い合成樹脂、FRPの様な繊維補強合成樹脂、炭素繊維等を内蔵する複合合成樹脂、アルミ等の軽量金属材料を含む、高強度の金属材料等で構成される事が望ましい。
又、当該支柱部材2の高さは特に限定されるものではないが、例えば、50cm乃至100cm程度であることが好ましく、又、当該規制バー部6、7の長さも特に特定されるものではないが、例えば、100cm乃至300cm程度の物であることが好ましい。
一方、本考案に係る当該支柱部材2の側面から見た形状は、特に限定本発明されないが、例えば、図8(A)に示す様に英文字のA型を示すものや、図8(B)に示す様に英文字のU字型で、その開脚状脚部3、3’の下端部近傍部に当該補助棒状体部5が設けられているもの、更には、図8(C)に示す様に、下向きのコの字型を呈しているもの等が使用出来る。
尚、当該開脚状脚部3、3’の間隔も任意に設定する事が可能である。
又、本考案に於いては、当該頂点部4及び当該補助棒状体部5に、それぞれ当該規制バー部6、7の端部を嵌合固定する機能を有する半割継手手段8を複数個設けるものであり、その数は特定されるものではないが、好ましくは2個を配置する事が好ましい具体例である。
此処で、本考案に於いて使用される当該半割型継手8について言及するならば、当該半割型継手8は、その構成は特に限定されるものではなく、公知の半割型継手を使用する事が可能である。
図6には、本考案で使用可能な当該半割型継手2の一具体例の構成が示されており、基本的には、当該規制バー部6、7に於ける下半分の外形形状を受け入れる凹陥状の湾曲部が形成されている基部サドル部10であって、当該基部サドル部10の一方の端部11には、適宜の旋回軸部13を介して、旋回自在に結合された締め付け螺子部14が設けられていると共に、その他方の端部15には、適宜の旋回軸部16を介して、当該規制バー部6、7に於ける上半分の外形形状を受け入れる凹陥状の湾曲部が形成されている調整サドル部12の一方の端部18が旋回自在に結合されており、当該調整サドル部12の他方の端部19には、当該締め付け螺子部14の一部を受け入れる開放溝部(図示せず)が設けられたフランジ部17が設けられている構造を有しており、当該規制バー部6或いは7を取り付けた後、当該調整サドル部12を当該締め付け螺子部14と係合させた後、手動或いは適宜の電動インパクトレンチ等で当該螺子部のボルトを回転させて締め付けることにより、当該規制バー部6、7を当該支柱部材2に取り付ける作業が完成する。
係る当該半割型継手5に於ける当該基部サドル部10の底面部を適宜の接合手段、例えば、ボルト・ナット手段或いは溶接手段等を使用して、当該支柱部材2の頂部4或いは当該補助棒状体部5の外部表面に接合固定させて使用されるものである。
処で、従来の当該バリケード構造体1に於いては、図3に示されている通り、1個の当該第1の半割型継手81を、当該支柱部材2の頂点部4の上面外表面部30に接合固定する共に、第2の半割型継手90を、当該支柱部材2の当該補助棒状体部5の上面外表面部32に接合固定した構造を採用しており、対向する一対の当該支柱部材2、2’のそれぞれの当該第1の半割型継手81と81‘との間に第1の規制バー部61を配置してそれぞれの半割型継手81と81‘で締め付け固定すると共に、当該支柱部材2、2’のそれぞれの当該第2の半割型継手90と90‘との間に第2の規制バー部71を配置してそれぞれの半割型継手90と90‘で締め付け固定する事により当該立体形状を呈する当該バリケード構造体1が形成されるものである。
そして、当該従来のバリケード構造体1を複数個集めてそれらを当該規制バー部6、7の長手方向と略一致する方向に沿って縦列配列させて、規制柵或は安全誘導路を形成するものである。
然しながら、当該従来のバリケード構造体1、1に於いては、隣接するそれぞれの当該バリケード構造体1の当該支柱部材2、2’が重複して並列配置される為、余分な部材が使用され、外観形状に不均一感が生じると同時に、無駄なコストが掛かってしまう事から、不経済であるとの問題が生じていた。
これに対し、本考案に於いては、上記した各欠点を解消する為に、複数の個別に形成された当該バリケード構造体1を複数個使用するのではなく、当該バリケード構造体1の使用現場に於いて、簡単に且つ効率的に組み立てて当該規制柵或は安全誘導路を容易に且つ低コストで組立て使用する事が出来る様に、当該個々の風力発電装置用ブレードの当該支柱部材2を、隣接する各バリケード構造体1間で共通に利用する様に構成されているものである。
具体的には、図4或は図5に示す様に、当該各支柱部材2、2’の当該頂点部4及び当該補助棒状体部5に、当該規制バー部6、7を嵌合固定する機能を有する半割継手手段8を複数個隣接して配置したものである。
本考案に於いては、当該それぞれの部位に於ける当該半割継手手段8の使用個数は、好ましくは2個である。
先ず、本考案に於ける第1の具体例に於いては、図4に示す通り、当該それぞれの支柱部材2、2’、2”・・・に於ける当該頂点部4に於いては、当該複数個、好ましくは2個の半割継手手段81(第1の半割型継手段)と半割継手手段83(第2の半割型継手段)とが、当該頂点部4の上面部30に並列して近接配置されている構成を有しているものであり、更に、当該補助棒状体部5に於いては、当該複数個の、好ましくは2個の半割継手手段82(第3の半割型継手段)と半割継手手段84(第4の半割型継手段)とが、当該補助棒状体部5の上面部32に並列して近接配置されている構成を採用しているものである。
上記具体例に於いて使用される当該半割型継手81乃至84の構造は、上記した図6に示す従来公知の構成を有する当該半割型継手を当該基部サドル部10を下側面に向けて、使用する事が可能であり、且つ、当該半割型継手81と83及び当該半割型継手82と84とは、当該何れの部位4及び5に於いても、当該締め付け螺子部14が設けられている部分が相互に反対方向に向いている様に取付固定されている事が望ましい。
一方、本考案に於ける第2の具体例に於いては、当該支柱部材2、2’、2“・・・・のそれぞれに於ける当該頂点部4に於いては、当該複数個の、好ましくは2個の当該半割継手手段81(第1の半割型継手段)と半割継手手段83(第2の半割型継手段)とが、当該頂点部4の上面部30と下面部31とに分散して配置されており、更に、それぞれの当該補助棒状体部5に於いては、当該複数個の、好ましくは2個の半割継手手段82(第3の半割型継手段)と半割継手手段84(第4の半割型継手段)とが、当該補助棒状体部5の上面部32と下面部33とに分散して配置された構成を採用しているものである。
上記具体例に於いて使用される当該半割型継手81乃至83の構造は、上記した図6に示す従来公知の構成を有する当該半割型継手を当該基部サドル部10を当該支柱部材2の外表面との接合面に向けて、配置使用する事が可能であるが、当該第4の半割型継手84に関しては、当該図6に示された従来の半割型継手の構成とは若干異なる構成を採用する必要がある。
即ち、本具体例に於ける当該第4の半割型継手84は、当該補助棒状体部5の下面部33に当該第4の半割継手手段84を接合させる場合に際し、当該補助棒状体部5の下面部33に、当該半割継手手段84の基部サドル部10が接合されていると共に、当該基部サドル部10の一端部15には、当該調整サドル部12の一端部18を旋回自在に結合している旋回軸受手段16が設けられると共に、当該調整サドル部12の他方の自由端部11には、旋回軸受手段13を介して当該調整螺子部14が設けられており、且つ当該基部サドル部10の他方の端部19には、調整螺子部14を挿入嵌合させる溝部を持ったフランジ部17が設けられており、更に当該調整サドル部に当該調整螺子部14が係合固定された場合には、当該調整螺子部14の自由先端端部が、当該補助棒状体部5の下面部33からその上面部32の方向に向けて指向される様に設定されていると言う構成を採用している事が望ましい。
一方、上記具体例に於いては、当該補助棒状体部5の上面32から下面33に向けて、当該調整螺子部14の先端部に指向する開口孔部35が設けられている事も望ましい具体例である。
本考案に於いて、当該第4の半割型継手84を上記した様に構成する理由は、当該補助棒状体部5の下面部33に当該第4の半割型継手84を、図5に於ける当該第2の半割型継手83と同じ様な向きに取りつけると、当該第4の半割型継手84の締め付け螺子部14の先端部と地面或は床面との距離が短くなりすぎ、その結果、の螺子締め操作が極めて不便となり、作業効率が大幅に低下する外、当該螺子締め操作を効率化する為に、電動式のインパクトレンチ40が使用できなくなるので、より多くの不便を発生する事になるからである。
そして、本考案に於いては、当該第4の半割型継手84を図5に示す様な方向で当該補助棒状体部5の下面部33に取りつけると共に、当該第4の半割型継手84の締め付け螺子部14を当該インパクトレンチ40を使用して締め付け、締め外し操作を容易に実行出来る様に、当該補助棒状体部5の上面部32からその下面部33に向けて、当該インパクトレンチ40の先端部101が当該締め付け螺子部14のナット部にまで到達する様な貫通孔部35を設ける事が望ましい。
本考案に於いては、上記した構成を有する当該支柱部材2と当該規制バー部6及び7とを、工事現場の状況に合せて必要な個数(複数個)を用意して現場まで搬送し、当該現場に於いて、作業員が複数個の並列的に所定の間隔をおいて配置された当該支柱部材2の間を当該規制バー部6及び7を当該それぞれの半割型継手8に嵌合させて締め付け固定することにより図1に示す様な、連続状のバリケード構造体列が完成するのである。
以下に、本考案に於ける当該支柱部材2と当該規制バー部6及び7とを使用して当該バリケード構造体1を形成する手順の一例を説明する。
即ち、当該複数個の支柱部材2,2’、2”、・・・が、当該各支柱部材2,2’、2”、・・・が形成する平面部Sを相互に平行になる様、且つ所定の間隔L1を介して相互に対峙させた状態で、横方向に配列されている場合に於いて、第1と第2の当該支柱部材2,2’間にあっては、当該第1の該規制バー部6は、当該第1の支柱部材2に於ける当該頂点部4に設けた第1の半割継手手段81と当該第2の支柱部材2’に於ける当該頂点部4’に設けた第1の半割継手手段81’とにより係合固定処理されると共に、当該第2の規制バー部7は、当該第1の支柱部材2に於ける当該補助棒状体部5に設けた第3の半割継手手段82と当該第2の支柱部材2’に於ける当該補助棒状体部5’に設けた第3の半割継手手段82’とにより係合固定処理されており、一方、それに続く第2と第3の当該支柱部材2’、2”間にあっては、当該第1の規制バー部6は、当該第2の支柱部材2’に於ける当該頂点部4’に設けた第1の半割継手手段81’とは異なる当該第2の半割継手手段83’と、当該第3の支柱部材2”に於ける当該頂点部4”に設けた第1の半割継手手段81”とは異なる当該第2の半割継手手段83”とにより係合固定処理されると共に、当該第2の規制バー部7は、当該第2の支柱部材2’に於ける当該補助棒状体部5’に設けた第3の半割継手手段82’とは異なる当該第4の半割継手手段84”と、当該第3の支柱部材2”に於ける当該補助棒状体部5”に設けた第3の半割継手手段82”とは異なる当該第4の半割継手手段84”とにより係合固定処理され、以下この状態を交互に繰り返す様に構成されている当該バリケード構造体2を含むバリケード構造体列である。
本考案は、道路工事や道路周辺部の建造物の工事等で通行人或いは車両のドライバーに対して、侵入規制の有無、迂回通路の存在有無等を報知させる為に、道路上等で使用されるバリケード構造体として使用する事が可能である。
1 バリケード構造体1
2、2’、2”・・・ 支柱部
3、3’ 開脚状脚部
4 頂点部
5、5’ 補助棒状体部
6 規制バー部
7 規制バー部
8 半割継手手段
10 基部サドル部
11 一方の端部
12 調整サドル部
13 旋回軸部
14 締め付け螺子部
15 他方の端部
16 旋回軸部
17 フランジ部
18 一方の端部
20 棒状体
21 下端近傍部
30 上面部、上面外表面部
31 下面部
32 上面外表面部
33 下面部
35 貫通開口孔部
40 インパクトレンチ
61 第1の規制バー部
71 第2の規制バー部
81 第1の半割継手手段
82 第3の半割継手手段
83 第2の半割継手手段
84 第4の半割継手手段
90 従来例に於ける第2の半割継手手段
S、S’ 平面部

Claims (7)

  1. 適宜の棒状体を屈折或は湾曲させて、頂点部と一対の開脚状脚部とが形成されている支柱部と、当該開脚状脚部のそれぞれの下端近傍部間を相互に連結して固定されている補助棒状体部とからなる支柱部材と、当該一対の支柱部材を、当該各支柱部材が形成する平面部を相互に平行になる様に対峙させた状態で、当該各支柱部材の当該頂点部同志、及び又は当該各支柱部材同士の当該補助棒状体部同士を相互に連結して固定する所定の長さを有する、長尺状の規制バー部とで構成されているバリケード構造体に於いて、当該頂点部及び当該補助棒状体部に、当該規制バー部を嵌合固定する機能を有する半割継手手段を複数個、好ましくは2個を配置した事を特徴とするバリケード構造体。
  2. 当該頂点部に於いては、当該複数個の半割継手手段が、当該頂点部の上面部に並列して配置されている事を特徴とする請求項1に記載のバリケード構造体。
  3. 当該頂点部に於いては、当該複数個の半割継手手段が、当該頂点部の上面部と下面部とに分散して配置されている事を特徴とする請求項1に記載のバリケード構造体。
  4. 当該補助棒状体部に於いては、当該複数個の半割継手手段が、当該補助棒状体部の上面部に並列して配置されている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のバリケード構造体。
  5. 当該補助棒状体部に於いては、当該複数個の半割継手手段が、当該補助棒状体部の上面部と下面部とに分散して配置されている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のバリケード構造体。
  6. 当該補助棒状体部の下面部に当該半割継手手段が設けられる場合には、当該補助棒状体部の下面部に、当該半割継手手段の基部サドル部が接合されていると共に、当該基部サドル部の一端部には、当該調整サドル部の一端部を旋回自在に結合している旋回軸受手段が設けられると共に、当該調整サドル部の他方の自由端部には、旋回軸受手段を介して調整螺子部が設けられており、且つ当該基部サドル部の他方の端部には、当該調整螺子部を挿入嵌合させる溝部を持ったフランジ部が設けられており、更に当該調整サドル部に当該調整螺子部が係合固定された場合には、当該調整螺子部の自由先端端部が、当該補助棒状体部の下面部からその上面部の方向に向けて指向される様に設定されており、更に、当該補助棒状体部の上面から下面に向けて、当該調整螺子部の先端部に指向する開口孔部が設けられている特徴とする請求項5に記載のバリケード構造体。
  7. 当該複数個の支柱部材が、当該各支柱部材が形成する平面部を相互に平行になる様、且つ所定の間隔を介して相互に対峙させた状態で、横方向に配列されている場合に於いて、第1と第2の当該支柱部材間にあっては、当該第1の該規制バー部は、当該第1の支柱部材に於ける当該頂点部に設けた第1の半割継手手段と当該第2の支柱部材に於ける当該頂点部に設けた第1の半割継手手段とにより係合固定処理されると共に、当該第2の規制バー部は、当該第1の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第3の半割継手手段と当該第2の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第3の半割継手手段とにより係合固定処理されており、一方、それに続く第2と第3の当該支柱部材間にあっては、当該第1の規制バー部は、当該第2の支柱部材に於ける当該頂点部に設けた第1の半割継手手段とは異なる当該第2の半割継手手段と、当該第3の支柱部材に於ける当該頂点部4”設けた第1の半割継手手段とは異なる当該第2の半割継手手段とにより係合固定処理されると共に、当該第2の規制バー部は、当該第2の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第3の半割継手手段とは異なる当該第4の半割継手手段と、当該第3の支柱部材に於ける当該補助棒状体部に設けた第3の半割継手手段とは異なる当該第4の半割継手手段とにより係合固定処理され、以下この状態を交互に繰り返す様に構成されている当該バリケード構造体2を含むバリケード構造体列。
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