JP3204712U - コンクリート構造体用スリーブ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】型枠内への取付作業を簡単な構造で容易に行えるコンクリート構造体用スリーブ装置を提供する。【解決手段】軸方向に伸縮自在に構成され、任意の長さで伸縮を固定可能なスリーブ12と、外周がスリーブの両端部の内周に嵌合可能であり、軸方向の一端側が型枠104、106の内面に釘50により固定可能な一対の保持リング32とを備えたスリーブ装置10を型枠104、106間に設置する。スリーブ12は、第1スリーブ14と、第1スリーブ14内に伸縮自在に嵌合された第2スリーブ16と、締付手段24により第1スリーブ14及び第2スリーブ16を任意の長さで固定可能な固定ベルト18とで構成されている。【選択図】図1
Description
本考案は、建築物の梁、柱、壁等のコンクリート構造体に横方方向の配管用貫通孔を形成するために使用されるスリーブ装置に関し、特に、コンクリート打設の際に、配管用貫通孔となる位置の両型枠間に取り付けるコンクリート構造体用スリーブ装置に関する。
従来、コンクリート構造体に配管用貫通孔を形成するスリーブ装置としては、例えば図8に示すように、連結されて伸縮可能な一対のスリーブ82、84からなるスリーブ装置80を、対向配置された一対の型枠104、106の間隔に一致するように長さを調節しながら、両端部に設けられた固定部86、88を釘90により型枠104、106に打ち付け固定するものがある。
しかしながら、このような従来のスリーブ装置80を型枠104、106内へ取り付ける際には、図8(A)に示すように、先ず一対のスリーブ82、84を両型枠104、106の間隔以下の長さに縮めた状態で両型枠104、106内に挿入した後に、両スリーブ82、84を伸長する方向にスライドさせる。
次に、図7(B)に示すように、一方のスリーブ82の固定部86に釘90を通して対面する型枠104の内側に打ち付けた後、他方のスリーブ84を他方の型枠106の内側に突き当て、一対のスリーブ82、84を両型枠104、106間の長さに伸ばした状態で、他方のスリーブ84の固定部88に釘90を通して対面する型枠106の内側に打ち付けるという手順となる。
このような作業を一人の作業者で行おうとすると、一方のスリーブ82の固定部86を所定の取付位置に合わせ、且つ一対のスリーブ82、84を片手で保持した状態で、一方のスリーブ82の固定部86に釘90を通して打ち付けなければならないことから、その作業性は非常に悪く、スリーブ装置80の型枠104、106への取り付けに手間が掛かり、作業効率が悪いという問題がある。
また、スリーブ装置80の型枠104、106への位置決めは、配管用貫通孔の中心軸CLが型枠104、106の内面に交差する点を基準にするが、このような従来のスリーブ装置80においては、スリーブ82の固定部86を釘打ちする際に、金属製のスリーブ82の内側を見ることができず、当該基準点が視認できないため、スリーブ82の型枠104内面への位置合わせはスリーブ82の外径や固定部86に対して行わなければならず、その場合、型枠104内面への位置決め用のマーキング(ケガキ線)は、固定部86の位置を配管用貫通孔の中心軸線CLからの距離を考慮して決定しなければならず、この点でも作業効率が悪いという問題がある。
本考案は、このような課題を鑑みてなされたものであり、型枠内への取付作業を簡単な構造で容易に行えるコンクリート構造体用スリーブ装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案によるコンクリート構造体用スリーブ装置は次のように構成する。本考案は、コンクリート構造体構築用の型枠間に設置され、当該コンクリート構造体に貫通孔を形成するスリーブ装置であって、
軸方向に伸縮自在に構成され、任意の長さで伸縮を固定可能なスリーブと、
外周がスリーブの両端部の内周に嵌合可能であり、軸方向の一端側が型枠の内面に保持可能な一対の保持リングと、
を備えたことを特徴とする。
軸方向に伸縮自在に構成され、任意の長さで伸縮を固定可能なスリーブと、
外周がスリーブの両端部の内周に嵌合可能であり、軸方向の一端側が型枠の内面に保持可能な一対の保持リングと、
を備えたことを特徴とする。
保持リング体は、軸方向の一端側に、型枠の内面に固定する釘部材と係合する係合部を備え、
係合部は、スリーブの中心軸線と交差する位置に釘部材を挿通する釘穴を備える。
係合部は、スリーブの中心軸線と交差する位置に釘部材を挿通する釘穴を備える。
スリーブは、
両端を開口した第1スリーブと、
両端を開口し、第1スリーブ内に伸縮自在に挿入された第2スリーブと、
第1スリーブの、第2スリーブの挿入側端部に設置され、第1スリーブ及び第2スリーブを任意の長さで固定可能な固定ベルトと、
を備え、
保持リングは、
第1スリーブの内側に嵌合可能な第1保持リングと、
第2スリーブの内側に嵌合可能な第2保持リングと、
を備える。
両端を開口した第1スリーブと、
両端を開口し、第1スリーブ内に伸縮自在に挿入された第2スリーブと、
第1スリーブの、第2スリーブの挿入側端部に設置され、第1スリーブ及び第2スリーブを任意の長さで固定可能な固定ベルトと、
を備え、
保持リングは、
第1スリーブの内側に嵌合可能な第1保持リングと、
第2スリーブの内側に嵌合可能な第2保持リングと、
を備える。
固定ベルトは
長手方向の一端側が第1スリーブの挿入側端部に配置され、他端側が径方向に可動する第1固定部と、
第1固定部に対して円周方向に対称的に構成された第2固定部と、
第1固定部及び第2固定部の可動端側を締め付ける締付手段と、
を備え、
締付手段により第2スリーブを第1スリーブに締付固定する。
長手方向の一端側が第1スリーブの挿入側端部に配置され、他端側が径方向に可動する第1固定部と、
第1固定部に対して円周方向に対称的に構成された第2固定部と、
第1固定部及び第2固定部の可動端側を締め付ける締付手段と、
を備え、
締付手段により第2スリーブを第1スリーブに締付固定する。
締付手段は、
第1固定部の可動端に設けられたナット部と、
第2固定部の可動端に設けられ、ナット部に螺合するボルト部と、
を備える。
第1固定部の可動端に設けられたナット部と、
第2固定部の可動端に設けられ、ナット部に螺合するボルト部と、
を備える。
固定ベルトは、長手方向の一端側にナット部及び他端側にボルト部を有し、内径が第1スリーブの内径に略等しく形成され、長手方向中央の所定範囲が第1スリーブに固定される。
本考案によれば、コンクリートを打設する前に、配管用貫通孔を形成する位置の両型枠の内面に保持リングを固定し、スリーブの一端部を一方の保持リングの外周に嵌合させた後に、スリーブを軸方向に伸長させてスリーブの他端部を他方の保持リングの外周に嵌合させた状態で、スリーブの軸方向の伸縮を固定する、という簡単な構造と容易な作業により、コンクリート構造体の所定の位置配管用貫通孔を形成することができる。
また、コンクリート硬化後に外された型枠から保持リングを取り外して再利用できるという効果も得られる。
図1は、本考案によるコンクリート構造体用スリーブ装置の実施形態を、型枠内に設置した状態で示した斜視図であり、図2は、図1のスリーブ装置を分解した状態で示す斜視図である。なお、図1には、コンクリート打設の際にスリーブ装置を取付ける一対の型枠を想像線で示している。
図1に示すように、本実施形態のスリーブ装置10は、軸方向に伸縮自在な円筒状のスリーブ12と、軸方向の一端側が釘50により両型枠104、06の内面に固定され、外周がスリーブ12の両端部の内周に嵌合可能な一対の保持リング32で構成されている。
スリーブ12及び保持リング32は、通常、亜鉛メッキされた鋼板により形成されるが、それ以外の材料、例えば塗装された鋼板やステンレス板、あるいは硬質塩化ビニル等のプラスチック素材でもよく、用途によって適宜選択される。また、スリーブ12と保持リング32とを、異なる材料で構成しても構わない。
スリーブ12は、大径側の第1スリーブ14の中に小径側の第2スリーブ16を嵌め込んだ構造であり、第1スリーブ14の第2スリーブ16との嵌合側端部に設置されている固定ベルト18を締付手段24により締め付け、第2スリーブを第1スリーブに締付固定することで、第1スリーブ14と第2スリーブ16との軸方向の伸縮を任意の長さ、図1の場合は、両型枠104、106間の長さに設定することができる。
図2に示すように、第1スリーブ14には、型枠104に突き当てられる突当側端部に、円筒形状の変形を防止するフランジ部14aが形成され、第1保持リング34に嵌め込む際の作業性を確保している。同様に、第2スリーブ16には、型枠106に突き当てられる突当側端部にフランジ部16aが形成されている。
また、第1スリーブ14の、第2スリーブ16の挿入側端部に設置された固定ベルト18は、締付手段24として、一端側の第1固定部20と、他端側の第2固定部22の先端部を蝶ネジ28で締め付ける構造を備えている。
図3は、図2の固定ベルト18と第1スリーブ14との構成を示す斜視図であり、固定ベルト18を第1スリーブ14に接合する前の状態を、図2とは逆に、固定ベルト18側からフランジ部14aの方向を見ている。
図3に示すように、固定ベルト18は、帯状の金属板材を第1スリーブ14と略同じ径に形成すると共に、両端側から概ね1/3の位置を固定片30により第1スリーブ14に、スポット溶接等で接合することで、一方を第1固定部20、他方を第2固定部22としている。
更に、第1固定部20及び第2固定部22の端部を外側に折り曲げ、第1固定部20の折曲部にはネジ穴26を、第2固定部22の折曲部には蝶ネジ28用の通し穴を形成し、通し穴を通した蝶ネジ28とネジ穴26とを螺合させて締付手段24を構成している。
ネジ穴26は、本実施形態では、バーリング加工により突き出した部位にネジを形成しているが、第1固定部20の折曲部にナット部材を接合するようにしてもよく、また、作業性は若干損なわれるが、第1固定部20及び第2固定部22の両折曲部に通し穴を形成し、蝶ネジ28を通してナットと螺合させるようにしても構わない。
再度、図2を参照し、第1スリーブ14を嵌め込んで保持する第1保持リング34は、帯状の金属板材が円形に形成された保持部38と、保持部38の軸方向の一端側に接合された帯状の係合部42で構成され、係合部42の中央の、第1スリーブ14の中心軸線と交差する位置に、釘50を通す釘穴46を備えている。同様に、第2スリーブ16を嵌め込んで保持する第2保持リング36も保持部40と係合部44で構成され、係合部44の中央には釘穴48を備えている。
図2において、第1保持リング34は係合部42を水平方向に、第2保持リング36は係合部44を垂直方向に配置しているが、その配置方向は、配管用貫通孔の中心軸線に対応する位置決め用のマーキングと、釘穴46、48との位置関係が目視できれば、どのような向きでも構わない。
図4は、図1に示す保持リング32、特に図2に示す第1保持リング34を、図2とは逆に、第1スリーブ14を嵌め込む方向から見た斜視図であり、図4(A)は、図1、2に示す実施形態、図4(B)は、他の実施形態である。
図4(A)に示す第1保持リング34Aは、帯状の係合部42Aの両端部が、保持部38Aの内周の曲率で曲面(円筒状)に形成して折り曲げられ、その折曲部42aが保持部38Aの内面に、スポット溶接等で接合されている。
それに対し、図4(B)では、保持部38Bが円形状ではなく、対向する一部分を平面状にした形状(二方取り形状)に形成され、その平面部38bに帯状の係合部42Bの両端部が平面で折り曲げられた折曲部42bが接合されている。
図4(A)に示す第1保持リング34Aと図4(B)に示す第1保持リング34Bとでは、第1スリーブ14をはめ込む際の作業性に顕著な差がないため、生産設備や生産コストを考慮して何れかを選択すればよく、また、第1スリーブ14をはめ込む形状と第1スリーブ14の中心軸線に交差する位置に釘穴46が存在すれば、他の形状でも構わない。
図5は、図1のスリーブ装置10を型枠104、106内に組み付ける手順を示す説明図である。スリーブ装置10を型枠104、106内に組み付けるには、先ず、図5(A)に示すように、第1保持リング34及び第2保持リング36の各々の釘穴46、48を、形成する配管用貫通孔の中心軸線CLに対応した型枠104、106内面の位置決め用のマーキングに合わせ、釘50により第1保持リング34と第2保持リング36を型枠104、106の内面に打ち付ける。
次に、第1スリーブ14内に第2スリーブ16を挿入して縮めた状態のスリーブ12を型枠104と型枠106の間に挿入し、図5(B)に示すように、第1スリーブ14と第2スリーブ16をスライドさせてスリーブ12を伸長させ、スリーブ12の両端の開口部を型枠104、106に打ち付けられた第1保持リング34と第2保持リング36の各々に嵌め込む。
その後、スリーブ12を両型枠104、106間の長さに伸ばし、スリーブ12の両端の開口部を型枠104、106の内面に押し当てた状態で蝶ネジ28をねじ込み、第2スリーブ16を締め付けてスリーブ12の伸縮を固定することで、スリーブ装置10の設置は終了する。
図6は、図5のスリーブ装置10の、コンクリート打設後の状態を示す断面図である。図6(A)は、コンクリート構造体100を形成するための型枠104、106の間にコンクリートを打設した後に、コンクリートが硬化するまでの養生期間の状態であり、図6(B)は、コンクリートが硬化した後に、コンクリート構造体100から型枠104、106を取り外し、配管用貫通孔102が形成された状態である。
図6(B)に示すように、コンクリート構造体100の形成後に、第1スリーブ14と第2スリーブ16はコンクリート構造体100内に残るが、第1保持リング34と第2保持リング36は、各々型枠104、106と共に取り外されるため、この第1保持リング34と第2保持リング36は、釘50を抜いて型枠104、106から取り外すことで再利用することができる。
上記の実施形態において、保持リング32は、図2に示すように、第1スリーブ14の内径に適合する第1保持リング34と、第2スリーブの内径に適合する第2保持リング36とを区別しているが、大径側のスリーブ、本実施形態では、第1スリーブ14との嵌め合い公差が許容できる場合には、大径側と小径側とで区別せずに同じ外径のものを使用することも可能である。
通常、建築物の梁、柱、壁等に設けられる配管用貫通孔の位置精度として数ミリ程度の誤差は許容されるため、作業性を考慮して大径側と小径側とで同じ保持リングを使用しても問題ないが、同じ保持リングを使用し且つ位置精度がある程度必要な場合は、大径側スリーブと小径側スリーブの保持リングとの嵌合側の内径を同じにすることも可能である。
図7は、本考案によるコンクリート構造体用スリーブ装置の他の実施形態として、大径側スリーブと小径側スリーブの保持リングとの嵌合側の内径を同じにした構成を示しており、図7(A)は、大径側スリーブの保持リングとの嵌合側の内径を小径側スリーブに合わせた場合、図7(B)は、小径側スリーブの保持リングとの嵌合側の内径を大径側スリーブに合わせた場合である。
図7(A)に示すスリーブ装置60は、大径側の第1スリーブ64の中に小径側の第2スリーブ66を嵌め込んでいるが、第1スリーブ64の保持リングとの嵌合部64aの内径を第2スリーブ66と同径に絞り込んでいる。
なお、円筒形状の変形を防止するために、第2スリーブ66の嵌合側端部には、フランジ部66aが設けられているが、嵌合部64aに至る段付き形状は、フランジ部66aと同様に円筒形状の変形を防止できるため、第1スリーブ64には、フランジ部を設ける必要がない。
図7(B)に示すスリーブ装置70は、大径側の第1スリーブ74の中に小径側の第2スリーブ76を嵌め込んでいるが、第2スリーブ76の保持リングとの嵌合部76aの内径を第1スリーブ74と同径に広げている。
また、円筒形状の変形を防止するために、第1スリーブ74の嵌合側端部には、フランジ部74aが設けられているが、嵌合部76aに至る段付き形状は、フランジ部74aと同様に円筒形状の変形を防止できるため、第2スリーブ76には、フランジ部を設ける必要がない。
以上で実施形態の説明を終えるが、本考案は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値等による限定は受けない。
10、60、70、80:スリーブ装置
12、82、84:スリーブ
14、64、74:第1スリーブ
16、66、76:第2スリーブ
18:固定ベルト
20:第1固定部
22:第2固定部
24:締付手段
26:ネジ穴(ナット部)
28:蝶ネジ(ボルト部)
30:固定片
32:保持リング
34:第1保持リング
36:第2保持リング
38、40:保持部
42、44:係合部
46、48:釘穴
50、90:釘(釘部材)
86、88:固定部
100:コンクリート構造体
102:配管用貫通孔
104、106:型枠
12、82、84:スリーブ
14、64、74:第1スリーブ
16、66、76:第2スリーブ
18:固定ベルト
20:第1固定部
22:第2固定部
24:締付手段
26:ネジ穴(ナット部)
28:蝶ネジ(ボルト部)
30:固定片
32:保持リング
34:第1保持リング
36:第2保持リング
38、40:保持部
42、44:係合部
46、48:釘穴
50、90:釘(釘部材)
86、88:固定部
100:コンクリート構造体
102:配管用貫通孔
104、106:型枠
Claims (6)
- コンクリート構造体構築用の型枠間に設置され、当該コンクリート構造体に貫通孔を形成するスリーブ装置であって、
軸方向に伸縮自在に構成され、任意の長さで伸縮を固定可能なスリーブと、
外周が前記スリーブの両端部の内周に嵌合可能であり、軸方向の一端側が前記型枠の内面に保持可能な一対の保持リングと、
を備えたことを特徴とするコンクリート構造体用スリーブ装置。
- 請求項1記載のコンクリート構造体用スリーブ装置に於いて、
前記保持リングは、前記一端側に、前記型枠の内面に固定する釘部材と係合する係合部を備え、
前記係合部は、前記スリーブの中心軸線と交差する位置に前記釘部材を挿通する釘穴を備えたことを特徴とするコンクリート構造体用スリーブ装置。
- 請求項2記載のコンクリート構造体用スリーブ装置に於いて、
前記スリーブは、
両端を開口した第1スリーブと、
両端を開口し、前記第1スリーブ内に伸縮自在に挿入された第2スリーブと、
前記第1スリーブの、前記第2スリーブの挿入側端部に設置され、前記第1スリーブ及び第2スリーブを任意の長さで固定可能な固定ベルトと、
を備え、
前記保持リングは、
前記第1スリーブの内側に嵌合可能な第1保持リングと、
前記第2スリーブの内側に嵌合可能な第2保持リングと、
を備えたことを特徴とするコンクリート構造体用スリーブ装置。
- 請求項3記載のコンクリート構造体用スリーブ装置に於いて、前記固定ベルトは、
長手方向の一端側が前記第1スリーブの挿入側端部に配置され、他端側が径方向に可動する第1固定部と、
前記第1固定部に対して円周方向に対称的に構成された第2固定部と、
前記第1固定部及び第2固定部の可動端側を締め付ける締付手段と、
を備え、
前記締付手段により前記第2スリーブを前記第1スリーブに締付固定することを特徴とするコンクリート構造体用スリーブ装置。
- 請求項4記載のコンクリート構造体用スリーブ装置に於いて、前記締付手段は、
前記第1固定部の可動端に設けられたナット部と、
前記第2固定部の可動端に設けられ、前記ナット部に螺合するボルト部と、
を備えたことを特徴とするコンクリート構造体用スリーブ装置。
- 請求項5記載のコンクリート構造体用スリーブ装置に於いて、前記固定ベルトは、長手方向の一端側に前記ナット部及び他端側にボルト部を有し、内径が前記第1スリーブの内径に略等しく形成され、長手方向中央の所定範囲が第1スリーブに固定されたことを特徴とするコンクリート構造体用スリーブ装置。
Priority Applications (1)
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JP2016001490U JP3204712U (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | コンクリート構造体用スリーブ装置 |
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JP3204712U true JP3204712U (ja) | 2016-06-09 |
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JP2016001490U Expired - Fee Related JP3204712U (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | コンクリート構造体用スリーブ装置 |
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