JP3204418B2 - カセツト着脱装置 - Google Patents
カセツト着脱装置Info
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- JP3204418B2 JP3204418B2 JP28541992A JP28541992A JP3204418B2 JP 3204418 B2 JP3204418 B2 JP 3204418B2 JP 28541992 A JP28541992 A JP 28541992A JP 28541992 A JP28541992 A JP 28541992A JP 3204418 B2 JP3204418 B2 JP 3204418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- guide
- tape cassette
- arrow
- stage
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67544—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
- G11B15/67547—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/027—Covers
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図7) 発明が解決しようとする課題(図7) 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用(図1及び図2) 実施例(図1〜図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はカセツト着脱装置に関
し、例えばビデオテープレコーダ(VTR)のテープカ
セツトをローデイングするカセツト着脱装置に適用して
好適なものである。
し、例えばビデオテープレコーダ(VTR)のテープカ
セツトをローデイングするカセツト着脱装置に適用して
好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばVTRにおいては、テープ
カセツトをローデイングするカセツト着脱装置が設けら
れている。すなわち図7に示すようにテープカセツトを
VTR本体に挿入する場合、テープカセツトの外形に合
わせた案内装置1をVTR本体内に設け、当該案内装置
によつてテープカセツトを案内するようになされてい
る。
カセツトをローデイングするカセツト着脱装置が設けら
れている。すなわち図7に示すようにテープカセツトを
VTR本体に挿入する場合、テープカセツトの外形に合
わせた案内装置1をVTR本体内に設け、当該案内装置
によつてテープカセツトを案内するようになされてい
る。
【0004】すなわちこの案内装置1は、テープカセツ
ト3の下側面を保持する下ハーフガイド2A及びテープ
カセツト3の側面をガイドする側面ガイド4Cが設けら
れている。またテープカセツト3の上側面を押さえて当
該テープカセツト3を下ハーフガイド2Aに押圧するロ
ーラ4A及び4Bを有するローラ装置4が設けられてい
る。
ト3の下側面を保持する下ハーフガイド2A及びテープ
カセツト3の側面をガイドする側面ガイド4Cが設けら
れている。またテープカセツト3の上側面を押さえて当
該テープカセツト3を下ハーフガイド2Aに押圧するロ
ーラ4A及び4Bを有するローラ装置4が設けられてい
る。
【0005】従つてテープカセツト3は下ハーフガイド
2Aの曲折部2B及び側面ガイド4Cによつて当該テー
プカセツト3を側面方向にガイドするようになされてい
ると共に、下ハーフガイド2A及びローラ装置4によつ
て上下方向にガイドするようになされている。
2Aの曲折部2B及び側面ガイド4Cによつて当該テー
プカセツト3を側面方向にガイドするようになされてい
ると共に、下ハーフガイド2A及びローラ装置4によつ
て上下方向にガイドするようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のテー
プカセツト3においては、テープ面を保護するためのリ
ツド3Aが設けられており、当該リツド3A及びテープ
カセツト本体間でがたつきが生じるためにテープカセツ
トの側面方向の位置決め精度が劣化する問題があつた。
またテープカセツト3を下ハーフガイド2Aに押さえ付
けるためのローラ装置4を設ける分、当該ローラ装置4
の厚みHだけ案内装置1が大型化することを避け得ない
問題があつた。
プカセツト3においては、テープ面を保護するためのリ
ツド3Aが設けられており、当該リツド3A及びテープ
カセツト本体間でがたつきが生じるためにテープカセツ
トの側面方向の位置決め精度が劣化する問題があつた。
またテープカセツト3を下ハーフガイド2Aに押さえ付
けるためのローラ装置4を設ける分、当該ローラ装置4
の厚みHだけ案内装置1が大型化することを避け得ない
問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一段と小型の構成で正確な位置決め精度を得ること
ができるカセツト着脱装置を提案しようとするものであ
る。
で、一段と小型の構成で正確な位置決め精度を得ること
ができるカセツト着脱装置を提案しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、カセツト22を挿入口23から挿
入した後、所定の装填位置に装填すると共に、装填位置
に装填されたカセツト22を挿入口23から掃出するカ
セツト着脱装置20において、挿入口23内でカセツト
22の挿入方向に沿つて設けられた一対の突起部材でな
る突起ガイド21A、21Bをカセツト22の対向する
2つの面に形成されたガイド溝22E、22Fに係合す
ることにより当該カセツト22を片持ち保持するように
する。
め本発明においては、カセツト22を挿入口23から挿
入した後、所定の装填位置に装填すると共に、装填位置
に装填されたカセツト22を挿入口23から掃出するカ
セツト着脱装置20において、挿入口23内でカセツト
22の挿入方向に沿つて設けられた一対の突起部材でな
る突起ガイド21A、21Bをカセツト22の対向する
2つの面に形成されたガイド溝22E、22Fに係合す
ることにより当該カセツト22を片持ち保持するように
する。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】突起ガイド21A、21Bをカセツト22の対
向する2つの面に形成されたガイド溝22E、22Fに
係合して当該カセツト22を片持ち保持することによ
り、カセツト全体を保持することなく簡易な構成でカセ
ツトを保持することができる。
向する2つの面に形成されたガイド溝22E、22Fに
係合して当該カセツト22を片持ち保持することによ
り、カセツト全体を保持することなく簡易な構成でカセ
ツトを保持することができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0015】図1において20は全体としてVTRのカ
セツト着脱装置を示し、テープカセツト22を挿入口2
3からステージ27に対して挿入又は掃出するようにな
されている。このステージ27にはテープカセツト22
の上下側面に形成されたガイド溝22E及び22Fに係
合するガイドレール21A及び21B(図5)が設けら
れており、当該ガイドレール21A及び21Bに沿つて
テープカセツト22が当該ステージ27に挿入される。
このとき当該テープカセツト22はステージ27に設け
られたガイドレール21A及び21Bによつて片持支持
される。また図2に示すようにこのテープカセツト22
のガイド溝22E及び22Fが形成された端部をステー
ジ27の底面に押圧する板ばね24A及び24Bがステ
ージ27に設けられている。
セツト着脱装置を示し、テープカセツト22を挿入口2
3からステージ27に対して挿入又は掃出するようにな
されている。このステージ27にはテープカセツト22
の上下側面に形成されたガイド溝22E及び22Fに係
合するガイドレール21A及び21B(図5)が設けら
れており、当該ガイドレール21A及び21Bに沿つて
テープカセツト22が当該ステージ27に挿入される。
このとき当該テープカセツト22はステージ27に設け
られたガイドレール21A及び21Bによつて片持支持
される。また図2に示すようにこのテープカセツト22
のガイド溝22E及び22Fが形成された端部をステー
ジ27の底面に押圧する板ばね24A及び24Bがステ
ージ27に設けられている。
【0016】また当該カセツト着脱装置20のシヤーシ
25(図1)はVTRのシヤーシ(図示せず)に固定さ
れており、当該シヤーシ25にはステージ27が矢印a
で示す方向又はこれとは逆方向に上下動し得る状態で保
持されている。さらにシヤーシ25にはカム板29を挟
んでスライド板30が矢印bで示す方向又はこれとは逆
方向にスライドし得る状態で保持されている。すなわち
シヤーシ25に固定されたガイド突起31及び32がス
ライド板30のガイド孔34及び35に係合され、当該
ガイド孔34及び35がガイド突起31及び32に沿つ
て移動するようにスライド板30がスライドするように
なされている。
25(図1)はVTRのシヤーシ(図示せず)に固定さ
れており、当該シヤーシ25にはステージ27が矢印a
で示す方向又はこれとは逆方向に上下動し得る状態で保
持されている。さらにシヤーシ25にはカム板29を挟
んでスライド板30が矢印bで示す方向又はこれとは逆
方向にスライドし得る状態で保持されている。すなわち
シヤーシ25に固定されたガイド突起31及び32がス
ライド板30のガイド孔34及び35に係合され、当該
ガイド孔34及び35がガイド突起31及び32に沿つ
て移動するようにスライド板30がスライドするように
なされている。
【0017】またスライド板30に形成されたL字形状
のガイド孔37及び38にはステージ27に固定された
ガイド突起41及び42が係合され、当該ガイド孔37
及び38がガイド突起41及び42に沿つて移動するよ
うになされている。ここでスライド板30には当接部3
0Aが形成されており、挿入口23から挿入されたテー
プカセツト22の端面22Aに当該当接部30Aが当接
するようになされており、さらにテープカセツト22が
挿入されると、これに応じて当該当接部30Aが矢印b
方向に移動し、これによりスライド板30が矢印bで示
す方向にスライドする。
のガイド孔37及び38にはステージ27に固定された
ガイド突起41及び42が係合され、当該ガイド孔37
及び38がガイド突起41及び42に沿つて移動するよ
うになされている。ここでスライド板30には当接部3
0Aが形成されており、挿入口23から挿入されたテー
プカセツト22の端面22Aに当該当接部30Aが当接
するようになされており、さらにテープカセツト22が
挿入されると、これに応じて当該当接部30Aが矢印b
方向に移動し、これによりスライド板30が矢印bで示
す方向にスライドする。
【0018】従つて図2に示すようにテープカセツト2
2が挿入口23から挿入された状態から、さらに最深部
(これをカセツト上昇位置と呼ぶ)まで挿入されると当
該挿入動作に応じてスライド板30が矢印b方向にスラ
イドすることによりガイド孔37及び38の水平領域3
7A及び38Aがガイド突起41及び42に沿つて移動
する。このとき当該ガイド孔37及び38の水平領域3
7A及び38Aと垂直領域37B及び38Bとの交点と
なる曲折部37C及び38Cがガイド突起41及び42
の位置まで到達すると、当該スライド板30の矢印b方
向へのスライド動作はガイド突起41及び42よつて係
止される。
2が挿入口23から挿入された状態から、さらに最深部
(これをカセツト上昇位置と呼ぶ)まで挿入されると当
該挿入動作に応じてスライド板30が矢印b方向にスラ
イドすることによりガイド孔37及び38の水平領域3
7A及び38Aがガイド突起41及び42に沿つて移動
する。このとき当該ガイド孔37及び38の水平領域3
7A及び38Aと垂直領域37B及び38Bとの交点と
なる曲折部37C及び38Cがガイド突起41及び42
の位置まで到達すると、当該スライド板30の矢印b方
向へのスライド動作はガイド突起41及び42よつて係
止される。
【0019】この状態においては、ステージ27に固定
されたガイド突起41及び42はスライド板30のガイ
ド孔37及び38の垂直領域37B及び38Bに沿つて
矢印a方向に移動し得る状態となる。この状態において
カム板29は、当該カム板29に形成されたガイド孔5
5及び56(図2)がシヤーシ25に固定されたガイド
突起31及び32によつてガイドされながらばね40の
付勢力によつて矢印b方向にスライドする。
されたガイド突起41及び42はスライド板30のガイ
ド孔37及び38の垂直領域37B及び38Bに沿つて
矢印a方向に移動し得る状態となる。この状態において
カム板29は、当該カム板29に形成されたガイド孔5
5及び56(図2)がシヤーシ25に固定されたガイド
突起31及び32によつてガイドされながらばね40の
付勢力によつて矢印b方向にスライドする。
【0020】このときカム板29に斜めに形成されたガ
イド孔43及び44が矢印b方向に移動することに応じ
て、当該ガイド孔43及び44に沿つてガイド突起41
及び42が移動することにより、当該ガイド突起41及
び42はスライド板30のガイド孔37及び38の垂直
領域37B及び38Bを矢印aで示す方向に移動する。
イド孔43及び44が矢印b方向に移動することに応じ
て、当該ガイド孔43及び44に沿つてガイド突起41
及び42が移動することにより、当該ガイド突起41及
び42はスライド板30のガイド孔37及び38の垂直
領域37B及び38Bを矢印aで示す方向に移動する。
【0021】従つて当該ガイド突起41及び42の移動
に伴つてステージ27は矢印aで示す方向に下降移動
し、図3に示すように当該ステージ27内に挿入された
テープカセツト22はステージ27と共に下降位置(す
なわち記録再生位置)に装填される。
に伴つてステージ27は矢印aで示す方向に下降移動
し、図3に示すように当該ステージ27内に挿入された
テープカセツト22はステージ27と共に下降位置(す
なわち記録再生位置)に装填される。
【0022】ここで図4に示すように、第1のカム板2
9及び第2のカム板60はそれぞれ係合部57及び61
において連結リンク66を介して連結されており、カム
板29が矢印bで示す方向又はこれとは逆方向にスライ
ドした際に連結リンク66が回動中心66Aを中心とし
て矢印c方向又はこれとは逆方向に回動することによ
り、カム板60が矢印dで示す方向又はこれとは逆方向
にスライドする。従つてステージ27が上昇位置(図
2)から下降位置(図3)に移動することにより、これ
に応じてカム板29及び60が図4の矢印b及びd方向
にスライドする。
9及び第2のカム板60はそれぞれ係合部57及び61
において連結リンク66を介して連結されており、カム
板29が矢印bで示す方向又はこれとは逆方向にスライ
ドした際に連結リンク66が回動中心66Aを中心とし
て矢印c方向又はこれとは逆方向に回動することによ
り、カム板60が矢印dで示す方向又はこれとは逆方向
にスライドする。従つてステージ27が上昇位置(図
2)から下降位置(図3)に移動することにより、これ
に応じてカム板29及び60が図4の矢印b及びd方向
にスライドする。
【0023】ここで図5はテープカセツト22が上昇位
置にある状態をカム板60側から示したものであり、カ
ム板60には当該カム板60のスライド方向(矢印d方
向)にガイド孔62及び63が形成されている。ガイド
孔62及び63にはシヤーシ25に固定されたガイド突
起71及び72が係合され、当該カム板60のスライド
方向(矢印d方向)をガイドするようになされている。
置にある状態をカム板60側から示したものであり、カ
ム板60には当該カム板60のスライド方向(矢印d方
向)にガイド孔62及び63が形成されている。ガイド
孔62及び63にはシヤーシ25に固定されたガイド突
起71及び72が係合され、当該カム板60のスライド
方向(矢印d方向)をガイドするようになされている。
【0024】またシヤーシ25には矢印a方向にガイド
孔74が形成され、ステージ27に固定されたガイド突
起73を係合することにより、当該ステージ27はガイ
ド孔74に沿つて矢印a方向又はこれとは逆方向に上下
動し得る状態に保持されている。またカム板60には矢
印a方向に対して傾斜したガイド孔64が形成されてお
り、ガイド突起73が係合されている。
孔74が形成され、ステージ27に固定されたガイド突
起73を係合することにより、当該ステージ27はガイ
ド孔74に沿つて矢印a方向又はこれとは逆方向に上下
動し得る状態に保持されている。またカム板60には矢
印a方向に対して傾斜したガイド孔64が形成されてお
り、ガイド突起73が係合されている。
【0025】従つてカム板60が矢印dで示す方向にス
ライドした際に、傾斜したガイド孔64が矢印d方向に
平行移動することにより、当該ガイド孔64に係合され
たガイド突起73がこれに応じてシヤーシ25のガイド
孔74に沿つて下降する。従つて当該ガイド突起73に
固定されたステージ27もこれに応じて下降する。
ライドした際に、傾斜したガイド孔64が矢印d方向に
平行移動することにより、当該ガイド孔64に係合され
たガイド突起73がこれに応じてシヤーシ25のガイド
孔74に沿つて下降する。従つて当該ガイド突起73に
固定されたステージ27もこれに応じて下降する。
【0026】ここで図5に示すようにテープカセツト2
2が挿入口23から最深部まで挿入された際に当該テー
プカセツト22のリツド22Bの先端部はリツド開閉部
材80の爪81に対向する状態となる。この状態におい
て図2について上述したカム板29のスライド動作に応
じてテープカセツト22がステージ27と共に下降位置
に下降する。このとき図6に示すようにテープカセツト
22のリツド22Bはリツド開閉部材80の爪81に吊
り上げられた状態となつて当該リツド22Bは開蓋状態
となる。
2が挿入口23から最深部まで挿入された際に当該テー
プカセツト22のリツド22Bの先端部はリツド開閉部
材80の爪81に対向する状態となる。この状態におい
て図2について上述したカム板29のスライド動作に応
じてテープカセツト22がステージ27と共に下降位置
に下降する。このとき図6に示すようにテープカセツト
22のリツド22Bはリツド開閉部材80の爪81に吊
り上げられた状態となつて当該リツド22Bは開蓋状態
となる。
【0027】また当該カセツト着脱装置20には、テー
プカセツト22を下方向(図1において矢印aで示す方
向)に押圧位置決めするためのカセツト位置決め装置5
0が設けられている。すなわちステージ27の先端部に
形成された突出部51(図1)に断面コ字状のカセツト
押圧部材52が回動軸27A(図5)において所定の範
囲だけ回動し得るように係合され、当該カセツト押圧部
材52の回動先端部52B及びカム板60間に捩じりコ
イルばね53が取付られている。またカセツト押圧部材
52からテープカセツト22方向に押圧部52A(図
1)が突出形成されており、当該押圧部52Aによつて
テープカセツト22を矢印aで示す方向に押圧するよう
になされている。
プカセツト22を下方向(図1において矢印aで示す方
向)に押圧位置決めするためのカセツト位置決め装置5
0が設けられている。すなわちステージ27の先端部に
形成された突出部51(図1)に断面コ字状のカセツト
押圧部材52が回動軸27A(図5)において所定の範
囲だけ回動し得るように係合され、当該カセツト押圧部
材52の回動先端部52B及びカム板60間に捩じりコ
イルばね53が取付られている。またカセツト押圧部材
52からテープカセツト22方向に押圧部52A(図
1)が突出形成されており、当該押圧部52Aによつて
テープカセツト22を矢印aで示す方向に押圧するよう
になされている。
【0028】すなわちテープカセツト22には、図5に
示すように側面方向にフランジ状の平面部でなる当接部
22Cが形成されており、テープカセツト22を挿入口
23から最深部まで挿入した際に当該当接部22Cの当
接面に対向する上部位置にカセツト押圧部材52の押圧
部52Aが対向する。この状態において図6に示すよう
にテープカセツト22がステージ27と共に下降する
と、カセツト押圧部材52の回動先端部52B及びカム
板60間の距離が短くなることにより、当該回動先端部
52B及びカム板60間に設けられた捩じりコイルばね
53はカセツト押圧部材52を矢印a方向に回動させる
ような付勢力を発生する。
示すように側面方向にフランジ状の平面部でなる当接部
22Cが形成されており、テープカセツト22を挿入口
23から最深部まで挿入した際に当該当接部22Cの当
接面に対向する上部位置にカセツト押圧部材52の押圧
部52Aが対向する。この状態において図6に示すよう
にテープカセツト22がステージ27と共に下降する
と、カセツト押圧部材52の回動先端部52B及びカム
板60間の距離が短くなることにより、当該回動先端部
52B及びカム板60間に設けられた捩じりコイルばね
53はカセツト押圧部材52を矢印a方向に回動させる
ような付勢力を発生する。
【0029】この結果当該カセツト押圧部材52の押圧
部52Aはテープカセツト22の当接部22Cに当接す
ると共にこれを矢印a方向に押圧する。従つてテープカ
セツト22が下降位置に下降した状態(図6)において
カセツト押圧部材52が当該テープカセツト22を矢印
a方向に押圧し、容易に上下方向(矢印a方向又はこれ
とは逆方向)に動かないように位置決めされる。
部52Aはテープカセツト22の当接部22Cに当接す
ると共にこれを矢印a方向に押圧する。従つてテープカ
セツト22が下降位置に下降した状態(図6)において
カセツト押圧部材52が当該テープカセツト22を矢印
a方向に押圧し、容易に上下方向(矢印a方向又はこれ
とは逆方向)に動かないように位置決めされる。
【0030】以上の構成において、テープカセツト22
を装填する場合、当該テープカセツト22を挿入口23
からステージ27内の最深部まで挿入することによつて
ばね40の付勢力が発生し、当該付勢力によつてテープ
カセツト22はステージ27と共に下降位置まで下降す
る。
を装填する場合、当該テープカセツト22を挿入口23
からステージ27内の最深部まで挿入することによつて
ばね40の付勢力が発生し、当該付勢力によつてテープ
カセツト22はステージ27と共に下降位置まで下降す
る。
【0031】これに対して下降位置に装填されたテープ
カセツト22を取り出すイジエクト時においては、例え
ばキヤプスタンモータ等を切り換えて駆動手段として使
用することにより、図3の状態となつているカム板29
を矢印bに対して逆方向にスライドさせる。これにより
ステージ27が上昇すると共にこれに応じてばね40に
よる付勢力が発生する。このときステージ27が上昇完
了するとスライド板30はガイド孔37及び38の垂直
領域37B及び38Bによるロツクが解除され、ばね4
0の付勢力によつて矢印bで示す方向と逆方向にスライ
ドする。この結果当該スライド板30に設けられた当接
部30Aによつてステージ27内のテープカセツト22
が矢印bで示す方向と逆方向に移動され、挿入口23か
ら掃出される。
カセツト22を取り出すイジエクト時においては、例え
ばキヤプスタンモータ等を切り換えて駆動手段として使
用することにより、図3の状態となつているカム板29
を矢印bに対して逆方向にスライドさせる。これにより
ステージ27が上昇すると共にこれに応じてばね40に
よる付勢力が発生する。このときステージ27が上昇完
了するとスライド板30はガイド孔37及び38の垂直
領域37B及び38Bによるロツクが解除され、ばね4
0の付勢力によつて矢印bで示す方向と逆方向にスライ
ドする。この結果当該スライド板30に設けられた当接
部30Aによつてステージ27内のテープカセツト22
が矢印bで示す方向と逆方向に移動され、挿入口23か
ら掃出される。
【0032】このように装填時においてはばね40の付
勢力によつてテープカセツト22を下降位置まで下降さ
せると共に、イジエクト時においては当該ばね40の付
勢力によつてテープカセツトを挿入口23から掃出する
ことができる。
勢力によつてテープカセツト22を下降位置まで下降さ
せると共に、イジエクト時においては当該ばね40の付
勢力によつてテープカセツトを挿入口23から掃出する
ことができる。
【0033】以上の構成によれば、テープカセツト22
の上面及び下面に形成されたガイド溝22E及び22F
にガイドレール21A及び21Bを係合し片持支持する
ようにしたことによりカセツトのリツド側のガイドを不
要とすることができ、これによりテープカセツト22の
位置決め精度を向上し得ると共にステージ27の構成を
一段と小型化することができる。また当該ステージ27
を一段と小型化し得ることにより、当該カセツト着脱装
置20を装着したままの状態で当該カセツト着脱装置2
0に覆われたリール台85及び86周囲のメンテナンス
を一段と容易にし得る。
の上面及び下面に形成されたガイド溝22E及び22F
にガイドレール21A及び21Bを係合し片持支持する
ようにしたことによりカセツトのリツド側のガイドを不
要とすることができ、これによりテープカセツト22の
位置決め精度を向上し得ると共にステージ27の構成を
一段と小型化することができる。また当該ステージ27
を一段と小型化し得ることにより、当該カセツト着脱装
置20を装着したままの状態で当該カセツト着脱装置2
0に覆われたリール台85及び86周囲のメンテナンス
を一段と容易にし得る。
【0034】またカセツト位置決め装置50によつてテ
ープカセツト22を位置決めするようにしたことによ
り、従来テープカセツト22の上面を押圧するようにな
されたローラ等を用いた大型の位置決め装置4(図7)
を用いることなくテープカセツト22を矢印a(図1)
方向に位置決めすることができ、この分当該カセツト着
脱装置20を薄型化することができる。
ープカセツト22を位置決めするようにしたことによ
り、従来テープカセツト22の上面を押圧するようにな
されたローラ等を用いた大型の位置決め装置4(図7)
を用いることなくテープカセツト22を矢印a(図1)
方向に位置決めすることができ、この分当該カセツト着
脱装置20を薄型化することができる。
【0035】またばね40を駆動源としてカセツト装填
時においてはテープカセツト22を下降位置まで下降さ
せると共にカセツトイジエクト時においてはテープカセ
ツト22を挿入口23から掃出するようにしたことによ
り、当該駆動用として専用のモータを不要とし、これに
より一段と構成を簡易化することができる。
時においてはテープカセツト22を下降位置まで下降さ
せると共にカセツトイジエクト時においてはテープカセ
ツト22を挿入口23から掃出するようにしたことによ
り、当該駆動用として専用のモータを不要とし、これに
より一段と構成を簡易化することができる。
【0036】なお上述の実施例においては、テープカセ
ツトを装填及び掃出する駆動源としてコイルばね40を
用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
要は弾性体の弾性力を用いるようにすれば良く、他の種
々の駆動源を用いることができる。
ツトを装填及び掃出する駆動源としてコイルばね40を
用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
要は弾性体の弾性力を用いるようにすれば良く、他の種
々の駆動源を用いることができる。
【0037】また上述の実施例においては、テープカセ
ツト22をガイドする手段としてレール形状のガイドレ
ール21A及び21Bを用いた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、他の種々の突起部材を用いるこ
とができる。
ツト22をガイドする手段としてレール形状のガイドレ
ール21A及び21Bを用いた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、他の種々の突起部材を用いるこ
とができる。
【0038】さらに上述の実施例においては、本発明を
VTRのテープカセツト22を着脱するカセツト着脱装
置20に適用した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、他の種々の装置に装填するカセツトを着脱す
るカセツト着脱装置に広く適用することができる。
VTRのテープカセツト22を着脱するカセツト着脱装
置20に適用した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、他の種々の装置に装填するカセツトを着脱す
るカセツト着脱装置に広く適用することができる。
【0039】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、突起ガイ
ドをカセツトの対向する2つの面に形成されたガイド溝
に係合して当該カセツトを片持ち保持することにより、
カセツト全体を保持することなく簡易な構成でカセツト
を保持することができるので、一段と小型化したカセツ
ト着脱装置を実現できる。
ドをカセツトの対向する2つの面に形成されたガイド溝
に係合して当該カセツトを片持ち保持することにより、
カセツト全体を保持することなく簡易な構成でカセツト
を保持することができるので、一段と小型化したカセツ
ト着脱装置を実現できる。
【図1】本発明によるカセツト着脱装置の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】ステージの上昇状態を示す側面図である。
【図3】ステージの下降状態を示す側面図である。
【図4】カム板の構成を示す斜視図である。
【図5】ステージの上昇状態を示す側面図である。
【図6】ステージの下降状態を示す側面図である。
【図7】従来例を示す部分的側面図である。
20……カセツト着脱装置、21A、21B……ガイド
レール、22……テープカセツト、22E、22F……
ガイド溝、23……挿入口、25……シヤーシ、29…
…カム板、30……スライド板、30A……当接部、5
0……位置決め装置。
レール、22……テープカセツト、22E、22F……
ガイド溝、23……挿入口、25……シヤーシ、29…
…カム板、30……スライド板、30A……当接部、5
0……位置決め装置。
Claims (2)
- 【請求項1】カセツトを挿入口から挿入した後、所定の
装填位置に装填すると共に、上記装填位置に装填された
上記カセツトを上記挿入口から掃出するカセツト着脱装
置において、上記挿入口内で上記カセツトの挿入方向に沿つて設けら
れ、上記カセツトの対向する2つの面に形成されたガイ
ド溝に係合することにより当該カセツトを片持ち保持す
る一対の突起部材でなる突起ガイド を具えることを特徴
とするカセツト着脱装置。 - 【請求項2】上記カセツトの保持されない側を押圧する
ことにより保持及び位置決めする位置決め手段とを具え
ることを特徴とする請求項1に記載のカセツト着脱装
置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28541992A JP3204418B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | カセツト着脱装置 |
KR1019930018781A KR100265194B1 (ko) | 1992-09-30 | 1993-09-17 | 카세트 착탈장치 |
US08/127,572 US5396382A (en) | 1992-09-30 | 1993-09-28 | Cassette inserting and ejecting apparatus for loading a tape cassette in a VTR |
US08/336,532 US5526210A (en) | 1992-09-30 | 1994-11-09 | Tape cassette for loading by a cassette inserting and ejecting apparatus |
US08/548,097 US5717553A (en) | 1992-09-30 | 1995-10-25 | Tape cassette for loading by a cassette inserting and ejecting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28541992A JP3204418B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | カセツト着脱装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111437A JPH06111437A (ja) | 1994-04-22 |
JP3204418B2 true JP3204418B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17691281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28541992A Expired - Lifetime JP3204418B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | カセツト着脱装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US5396382A (ja) |
JP (1) | JP3204418B2 (ja) |
KR (1) | KR100265194B1 (ja) |
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US5513053A (en) * | 1993-10-22 | 1996-04-30 | Sony Corporation | Combination casing member, cam member and cassette holder for a cassette loading mechanism |
JPH09282752A (ja) * | 1996-04-16 | 1997-10-31 | Sony Corp | カセット式記録再生装置 |
US7027258B2 (en) | 2003-02-27 | 2006-04-11 | Tandberg Data Asa | Recording tape cartridge load and lock method |
US7187516B2 (en) * | 2003-03-31 | 2007-03-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording and reproduction apparatus |
US6978102B2 (en) * | 2003-07-03 | 2005-12-20 | Hewlett-Packard Development Company, Lp. | Ejection apparatus and method |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR910000536B1 (ko) * | 1985-01-28 | 1991-01-26 | 니뽕 빅터 가부시끼가이샤 | 테이프 카세트 장착 장치 |
JPH0740397B2 (ja) * | 1986-04-11 | 1995-05-01 | 松下電器産業株式会社 | 磁気記録再生装置 |
JP2621318B2 (ja) * | 1988-03-28 | 1997-06-18 | ソニー株式会社 | カセット装着装置 |
JP2770493B2 (ja) * | 1989-11-06 | 1998-07-02 | ソニー株式会社 | テープカセット |
US5240200A (en) * | 1990-03-30 | 1993-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tape cassette |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP28541992A patent/JP3204418B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-09-17 KR KR1019930018781A patent/KR100265194B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-09-28 US US08/127,572 patent/US5396382A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-11-09 US US08/336,532 patent/US5526210A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-10-25 US US08/548,097 patent/US5717553A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5526210A (en) | 1996-06-11 |
KR940007822A (ko) | 1994-04-28 |
JPH06111437A (ja) | 1994-04-22 |
US5717553A (en) | 1998-02-10 |
US5396382A (en) | 1995-03-07 |
KR100265194B1 (ko) | 2000-09-15 |
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