JP3203652U - 樹林葬用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数者の遺骨を一緒に埋葬可能な樹林葬に好適な遺骨収容容器を提供する。【解決手段】遺骨を収容し地中に埋葬して樹林葬を行うための容器11であって、樹脂製の外容器12と、2以上の樹脂製の内容器21,31を備える。内容器は、遺骨を入れるための開口を有して内部に遺骨を収容可能な内容器本体と、前記開口を開閉可能に閉塞する上蓋とを有する。外容器は、垂直方向に起立する筒状の周壁と、当該周壁によって囲まれる収納空間の底面部を閉塞する底板と、収納空間の天面部を開閉可能に閉塞する外蓋とを有し、2以上の内容器を垂直方向に重ねて収納空間に収納できる。【選択図】図1

Description

本考案は、樹林葬用容器に係り、特に樹林葬を行う場合に遺骨を入れて埋葬するための容器に関する。
樹林葬が近年広まりつつある。この樹林葬とは、樹木葬などとも呼ばれ、樹木をシンボル(墓碑)としてその周辺に遺骨を埋葬する葬儀の方法である。
樹林葬を行う場所としては、墓地として許可を得ている寺院や、霊園の一部に設けた専用の区域などがあり、霊園全体を樹木葬専用の墓域としている樹林墓地もある。
樹林葬へのニーズが増大している背景には、都市部への人口集中に伴い居住地からのアクセスが良い場所に墓地が求められていることや、少子化による墓地費用の削減の要請、単身者の増加により永代使用を前提とした従来型墓地への需要が少なくなってきていることなどが挙げられるが、これらに加えて、自然に還りたいという希望をかなえられる埋葬方法への需要が考えられる。
また、遺骨を入れて埋葬する容器である骨壷を開示する文献として下記特許文献1〜4がある。
実用新案登録第2581104号公報 特開2009−56120号公報 特開2010−136963号公報 実用新案登録第3197640号公報
ところで、樹林葬では一般に、遺骨を袋や骨壷に収容した後、これらをコンクリート等で地中に形成した墓穴区画(カロート/納骨室)に収納することにより埋葬を行っている。
ところが、骨壷は陶磁器製のものが多く、衝撃に弱いうえに雨水や埃、昆虫の侵入などを受けて、収容した遺骨が経年劣化する問題がある(袋を使用する場合も同様)。このため、前記特許文献1〜3のように密閉性を高めて内部の遺骨を保護可能な骨壷の提案もなされているが、これらの骨壷も必ずしも樹林葬に適したものではない。
なぜなら、近年では配偶者や肉親あるいはペットと一緒に埋葬されたいと言う要望が少なくないが、上記骨壷は、複数の者の遺骨を収容できるものではなく、かかる要望に応えることが出来ないからである。
一方、前記特許文献4には、複数の者の遺骨を収容可能な骨壷が開示されている。
しかしながらこの特許文献4に記載の骨壷は、遺骨を収容する複数の収容部の端部を入れ子式に差し込んで接続する構造であるから、高い加工精度が要求され製造コストが嵩む難がある。また、収容部の端部を単に差し込んだだけの構造であるから、雨水や埃、昆虫の侵入などを受けて、収容した遺骨が劣化すると言う前述した既存の骨壷と同様の問題が生じ得る。
さらに、樹林葬では数十年後(例えば33年後や50年後等)に遺骨を取り出して合祀墓に移されることがあり、遺骨を入れていた骨壷はこのときに不要になるが、骨壷の廃棄が難しいという問題がある。遺骨が収容されていたと言う特殊性から、産業廃棄物として処分するにも骨壷の引取り業者が少ないからである。
したがって、本考案の目的は、今後増えることが予想される樹林葬に好適な遺骨収容容器を新たに提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するため、本考案に係る樹林葬用容器は、遺骨を収容し地中に埋葬して樹林葬を行うための容器であって、遺骨を入れるための開口を有して内部に遺骨を収容可能な内容器本体と、前記開口を開閉可能に閉塞する上蓋とを有する内容器を2以上備えるとともに、垂直方向に起立する筒状の周壁と、当該周壁によって囲まれる収納空間の底面部を閉塞する底板と、前記収納空間の天面部を開閉可能に閉塞する外蓋とを有して、前記2以上の内容器を垂直方向に重ねて前記収納空間に収納できるようにした外容器を備える。
本考案では、遺骨を内容器に入れ、内容器を外容器に収納し、この外容器を地中に埋め或いは納骨室などに収容することにより埋葬を行う。
内容器は、遺骨を収容する内容器本体と、内容器本体の開口を塞ぐ上蓋とを有する。一方、外容器は、筒状の全体形状を有し、複数の内容器を垂直方向(高さ方向)に積み重ねるようにして内部に収納することが出来る。外容器の天面部は内容器を出し入れ出来るようにするため、開閉自在な外蓋によって閉塞する。
したがって、例えば合祀葬や分骨を行うときなど、埋葬した遺骨を取り出したいときには、外蓋を開けて外容器の収納空間から内容器を取り出し、内容器の上蓋を開ければ内容器本体内に収納してある遺骨を取り出すことが出来る。
また、外容器には複数の内容器を収納することが出来るから、配偶者や肉親あるいはペット等と一緒に埋葬されたいと言う要望にも応えることが出来る。また、内容器と外容器の二重構造によって遺骨が保護されるから、すなわち、遺骨はそれぞれ内容器に収容された後、更に外容器に収納されるから、遺骨の劣化を防ぐことが出来る。
また、例えば夫婦のいずれかを先に埋葬し、残された者を後年同じ外容器内に収容して埋葬するような場合に、後年の埋葬時には外容器を開けるだけで済み、先に埋葬されている遺骨は後に埋葬するための内容器とは別の内容器に収容されこれを開ける必要はないから、後年の埋葬行為によって先に埋葬されている遺骨が痛むことがなく、この点でも本考案によれば遺骨を良好な状態に維持することが出来る。
内容器および外容器は、共に、樹脂を主体とする材料(例えばABS樹脂)からなるものとすることが好ましい。焼却処分や溶解処分、リサイクルを可能とし、合祀などのときに廃棄・処分をしやすくするためである。また、樹脂製とすれば陶磁器等と比較して材料自体に柔軟性があるから、衝撃に強くすることができ破損し難くなる利点がある。また、製造コストも低減することが出来る。さらに、震災のような大規模な災害時にも、破損し難い樹脂製容器の二重構造(外容器と内容器)によって遺骨を保護することができ、また、容器に喪主や故人の名前を刻んでおけば誰の遺骨か直ちに判別することができ、無名骨が発生することを防ぐことも出来る。
また、好ましい態様として、内容器本体を密閉状態に閉塞できるように前記上蓋を構成する。収容した遺骨の劣化をより確実に防ぐためである。同様の理由から、外容器の外蓋についても前記収納空間を密閉状態に閉塞できるように構成することが好ましい。
また、前記外容器は、円筒形の全体形状を有し且つ高さ方向の寸法が直径の3倍より大きい場合がある。このように外容器を(したがって容器全体を)縦長の形状とすれば、内部に複数者の遺骨(2以上の内容器)を収納した場合にも横幅をとらないから、隣との間隔をつめて埋葬場所の単位面積あたりより多くの遺骨を埋葬することが可能となる。
内容器本体を上蓋によって閉塞する具体的構造としては、例えば次のような構造を採用することが出来る。
内容器が円筒形の全体形状を有し、上蓋が前記開口を覆うことが可能な円盤状の天板部と、当該天板部の周縁から立ち下がるリング状の側壁部とを有し、内容器本体はその上端部に、側壁部の内径より小さな外径を有し側壁部内に差し込まれて上蓋と嵌合する嵌合端部を備え、内容器が、上蓋を内容器本体の嵌合端部に着脱自在に固定するための係止手段を備える。この係止手段は、嵌合端部の外周面および側壁部の内周面のうちの一方に備えた係止突起と、嵌合端部の外周面および側壁部の内周面のうちの他方に備えた係止溝とを含む。
また上記係止溝は、略L字状の全体形状を有する。より具体的には、上記係止溝が、前記開口を閉塞するため上蓋を内容器本体に被せるときに係止突起を受け入れて係止突起が垂直方向に移動できるよう垂直方向に延びる垂直溝部と、係止突起が垂直溝部を垂直方向に移動した後に内容器本体と上蓋との間の相対的な回転操作に伴って当該回転方向に移動できるように垂直溝部の先端部から水平に延びる水平溝部とを備える。
そして、上蓋を内容器本体の嵌合端部に嵌合させ、係止突起を垂直溝部に沿って垂直に移動させた後、上蓋と内容器本体を相対回転させて係止突起を水平溝部に沿って水平に移動させると、内容器本体が上蓋により密閉状態に閉塞される。
また、上記のような閉塞構造を採用する場合には、上蓋により内容器本体を密閉状態に閉塞した閉蓋状態において上蓋と内容器本体の相対回転を阻止するラッチ機構をさらに備えても良い。
具体的には、当該ラッチ機構は、前記係止突起および前記水平溝部のうちの一方に備えた凹部と、前記係止突起および前記水平溝部のうちの他方に備えた凸部とを備える。この凸部は、前記凹部と嵌合可能であり、前記閉蓋状態において当該凸部が当該凹部に嵌り込むことにより上蓋と内容器本体の相対回転を阻止する。このようなラッチ機構を備えれば、上蓋が不用意に緩んで内容器本体の密閉状態が解除されることを防ぐことができ、収容した遺骨をより良好な状態に維持することが出来る。
本考案において外容器に収納する内容器の個数は、典型的には2個または3個とすることが出来るが、4個以上の内容器を外容器に収納できるようにしても良い。また内容器として、例えば大柄の故人用の比較的大きな内容器と、小柄の故人用の比較的小さな内容器と、ペット用のさらに小さな内容器を用意するなど様々な大きさ(高さ)の内容器を、また外容器についても大きさ(高さ)の異なる複数種類の容器をそれぞれ用意しておけば、内容器と外容器の色々な組み合わせで埋葬を行うことができ、顧客の多様なニーズにきめ細かく対応することが可能となる。
本考案によれば、遺骨の劣化を防いで良好な状態に維持することが出来る。また、配偶者や肉親、ペットなどと一緒に埋葬されたいと言う希望をかなえることも可能となる。
本考案の他の目的、特徴および利点は、図面に基づいて述べる以下の本考案の実施の形態の説明により明らかにする。なお、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
図1は、本考案の一実施形態に係る樹林葬用容器を示す斜視図である。 図2は、前記実施形態に係る樹林葬用容器の分解斜視図(内容器を取り出した状態)である。 図3は、前記実施形態に係る樹林葬用容器の内容器を示す斜視図(上蓋を開けた状態)である。 図4は、前記実施形態に係る樹林葬用容器の内容器の一部(図3の符号Aで示す部分/上蓋と内容器本体の係合部を容器内側の斜め下方から見た状態)を示す図である。 図5は、樹林葬墓地の一例を示す概念図である。 図6は、前記実施形態に係る樹林葬用容器の他の構成例を示す斜視図である。
図1から図4に示すように本考案の一実施形態に係る樹林葬用容器11は、円筒状の全体形状を有する外容器12と、垂直方向に積み重ねるようにして外容器12の中に収納した2個の内容器21,31とからなる。
外容器11は、垂直に起立する円筒状の周壁13と、周壁13によって囲まれた円柱状の収納空間17の底面部を閉塞する底板14と、収納空間17の天面部を開閉可能に閉塞する外蓋18とを有する。外蓋18の側壁内周面と周壁13の上端部外周面には互いに螺合する螺子16を形成してあり、外蓋18をスクリューキャップのように外容器12(周壁13)の上端に被せて回転させる螺子込み操作によって外容器12(周壁13)の上端部に固定し開口15を塞ぐことが出来る。
外容器12の形状は、縦長の全体形状(例えば高さH1を直径D1の3倍以上)を有するものとする。内容器21,31を垂直方向に積み重ねて収納できるようにし、外容器12内に複数者の遺骨(複数の内容器)を収納して埋葬できるようにするためである。具体的な寸法値は、特に限定されるものではないが一例を示せば、直径D1を例えば20〜25cm程度、高さH1を例えば800〜850cm程度とすることが出来る。
一方、内容器21,31は、底面が閉塞され上面に開口を有して内部に遺骨を収容可能な円筒状の内容器本体22と、上面開口を開閉可能に閉塞する上蓋23とをそれぞれ有する。外容器12の収納空間17に収納できるように内容器21,31はその外径を、外容器12(周壁13)の内径より若干小さな寸法とする。また内容器21,31は、底面が天面より小さく、天面から底面に向け下方に向かうにつれ次第に水平断面積が小さくなるようなテーパ状の周面を有している。内容器21,31の周面をこのようなテーパ形状にすれば、内容器21,31を外容器12の上面開口15に差し入れやすくなり、外容器12の収納空間17内に内容器21,31をスムーズに収納することが出来るようになる。
上記内容器21,31および外容器12は、共に樹脂材料(例えばABS樹脂)により形成する。樹脂製とすることで衝撃に強い埋葬用容器を低廉なコストで製造できる上に、焼却処分や溶解処分、リサイクルが可能となるから廃棄処分をしやすくすることが出来る。また前述したように、震災のような大規模な災害時にも、破損し難い樹脂製容器の二重構造(外容器12と内容器21,31)によって遺骨を保護することができ、例えば内容器21,31に喪主や故人の名前を刻んでおけば誰の遺骨か直ちに判別することが可能となって無名骨が発生することを防ぐことも出来る。
内容器本体22と上蓋23には、上蓋23を内容器本体22の上面部に固定するための係止機構と、上蓋23の緩みを防ぐラッチ機構を備える。以下、図3〜図4を参照してこれらについて説明する。
上蓋23は、内容器本体22の上面開口を覆う円盤状の天板23aと、天板23aの周縁から立ち下がるリング状の側壁23bとを備え、側壁23bの内周面に複数(本実施形態の場合は4つ)の係止溝26を有する。これらの係止溝26は、側壁23bの下端から上方へ垂直に延びる垂直溝部26aと、垂直溝部26aの上端から側壁23bに沿って水平に延びる水平溝部26bとを備え、略L字状の全体形状を有する。
一方、内容器本体22は、その上端部に、上蓋23の側壁23bの内側にちょうど嵌め込むことが可能なリング状の嵌合端部24を備え、この嵌合端部24に、上蓋23の各係止溝26に対応する係止突起25(本実施形態の場合は係止溝26の数に対応して4つ)を設けてある。
さらに、上蓋23の緩みを防ぐラッチ機構として、各係止突起25の先端部に凹部25aを、また当該凹部25aと嵌合する凸部26cを前記各係止溝26の先端部にそれぞれ備える。
内容器本体上端部の嵌合端部24に上蓋23を被せると(矢印B参照)、各係止突起25は、対応する各係止溝26の垂直溝部26a内にそれぞれ進入し、上蓋23の下方への押下げ操作に伴い当該垂直溝部26a内で上方に相対移動する(矢印E1参照)。その後、上蓋23を回転させると(矢印C参照)、各係止突起25は、対応する各係止溝26内において垂直溝部26aに連続する各水平溝部26b内をさらに水平にそれぞれ移動し(矢印E2参照)、係止溝26の先端部に形成した凸部26cが、係止突起25の先端部に形成した凹部25aに嵌り込む。これにより内容器本体22に上蓋23が固定され、この閉蓋状態では、前記ラッチ機構(凹部25aと凸部26c)によって上蓋23の緩み(上蓋23と内容器本体22の相対回転)が阻止され、遺骨を収容する内容器本体22の内部空間が密閉状態に保たれる。
図5は本実施形態の樹林葬用容器11を使用可能な樹林葬墓地の一例を示すものである。同図に示すように、円盤状の各墓石30の下の地中に本実施形態の容器11をそれぞれ埋設することにより埋葬を行うことが出来る。なお、墓石30の形状や有無、埋葬区画の形状・配置、樹木の配置などは様々なものがあり、図示の例に限定されるものではない。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
例えば、前記実施形態では2個の内容器21,31を備えたが、図6に示すように3個の内容器21,31,41を外容器12内に収納できるようにしても良い。また、外容器12の高さH1や、内容器21,31,41の高さH2〜H4を様々に設定することで、4個以上の内容器を外容器12内に収納する構造とすることも可能である。
さらに、前記実施形態では、上蓋23側に係止溝26を、内容器本体22側に係止突起25をそれぞれ備えたが、これとは逆に、上蓋23側に係止突起25を、内容器本体22側に係止溝26をそれぞれ備えても良い。
また前記実施形態では、各容器(外容器12と内容器21,31)を、円形の断面を有する円筒形状を有するものとしたが、本発明に言う「筒状」とは必ずしも円筒状に限られず、正方形や長方形、あるいは六角形や八角形など多角形の断面形状を各容器12,21,31が有していても構わない。
11 樹林葬用容器
12 外容器
13 周壁
14 底板
15 開口
16 螺子
17 収納空間
18 外蓋
21,31,41 内容器
22 内容器本体
23 上蓋
23a 天板
23b 側壁
25 係止突起
25a 凹部
26 係止溝
26a 垂直溝部
26b 水平溝部
26c 凸部
30 墓石

Claims (7)

  1. 遺骨を収容し地中に埋葬して樹林葬を行うための容器であって、
    遺骨を入れるための開口を有して内部に遺骨を収容可能な内容器本体と、前記開口を開閉可能に閉塞する上蓋とを有する内容器を2以上備えるとともに、
    垂直方向に起立する筒状の周壁と、当該周壁によって囲まれる収納空間の底面部を閉塞する底板と、前記収納空間の天面部を開閉可能に閉塞する外蓋とを有して、前記2以上の内容器を垂直方向に重ねて前記収納空間に収納できるようにした外容器を備えた
    ことを特徴とする樹林葬用容器。
  2. 前記内容器および前記外容器は、共に、樹脂を主体とする材料からなる
    請求項1に記載の樹林葬用容器。
  3. 前記上蓋は、前記内容器本体を密閉状態に閉塞可能である
    請求項1または2に記載の樹林葬用容器。
  4. 前記外蓋は、前記収納空間を密閉状態に閉塞可能である
    請求項1から3のいずれか一項に記載の樹林葬用容器。
  5. 前記外容器は、円筒形の全体形状を有し、且つ、高さ方向の寸法が直径の3倍より大きい
    請求項1から4のいずれか一項に記載の樹林葬用容器。
  6. 前記内容器は、円筒形の全体形状を有し、
    前記上蓋は、前記開口を覆うことが可能な円盤状の天板部と、当該天板部の周縁から立ち下がるリング状の側壁部と、を有し、
    前記内容器本体は、その上端部に、前記側壁部の内径より小さな外径を有し前記側壁部内に差し込まれて前記上蓋と嵌合する嵌合端部を備え、
    前記内容器は、前記上蓋を前記内容器本体の嵌合端部に着脱自在に固定するための係止手段を備え、
    当該係止手段は、
    前記嵌合端部の外周面および前記側壁部の内周面のうちの一方に備えた係止突起と、
    前記嵌合端部の外周面および前記側壁部の内周面のうちの他方に備えた係止溝と
    を含み、
    前記係止溝は、
    前記開口を閉塞するため前記上蓋を前記内容器本体に被せるときに、前記係止突起を受け入れて当該係止突起が垂直方向に移動できるよう垂直方向に延びる垂直溝部と、
    前記係止突起が前記垂直溝部を垂直方向に移動した後に前記内容器本体と前記上蓋との間の相対的な回転操作に伴って当該回転方向に移動できるように前記垂直溝部の先端部から水平に延びる水平溝部と
    を備えることにより略L字状の全体形状を有し、
    前記上蓋を前記内容器本体の嵌合端部に嵌合させ、前記係止突起を前記垂直溝部に沿って垂直に移動させた後、前記上蓋と前記内容器本体を相対回転させて前記係止突起を前記水平溝部に沿って水平に移動させると、前記内容器本体が前記上蓋により密閉状態に閉塞される
    請求項1から5のいずれか一項に記載の樹林葬用容器。
  7. 前記上蓋により前記内容器本体を密閉状態に閉塞した閉蓋状態において前記上蓋と前記内容器本体の相対回転を阻止するラッチ機構として、
    前記係止突起および前記水平溝部のうちの一方に備えた凹部と、
    前記係止突起および前記水平溝部のうちの他方に備えた、前記凹部と嵌合可能な凸部と
    を備え、
    前記閉蓋状態において前記凸部が前記凹部に嵌入することにより前記上蓋と前記内容器本体の相対回転を阻止できるようにした
    請求項6に記載の樹林葬用容器。
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