JP3203395U - 立体プリント - Google Patents

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達哉 飛山
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Abstract

【課題】一般に市販されているアイロンを用いて、生地に立体感あふれるプリントを短時間で容易になし得る立体プリントを提供する。【解決手段】表面に図柄2を形成したポリエステルシート1の図柄2の上面にウレタン発泡樹脂を塗布乾燥させて、ウレタン発泡樹脂層3を形成し、かつ、このウレタン発泡樹脂層3の上面に、接着樹脂を塗布乾燥させて発泡樹脂層4を形成してなる立体プリントを構成してなり、この立体プリントを生地などに装着するのに、生地の上面に立体プリントを置き一般的に市販されているアイロンで中温にて押圧して10秒程度のわずかな時間で完全装着することが出来る。【選択図】図1

Description

本考案は、立体プリント、特に生地に装着する場合に誰もが格別の装置を用いることなく容易に装着し得る立体プリントに関する。
従来、衣服に装着する転写シートとしては、平面転写シートが生地にアイロンを用いて熱圧着されるものが一般的に使用されている。
さらに、近年、立体的な転写シートとして、離形紙と、この離形紙の上面に所望のパターンが形成されるカラープリント部と、このカラープリント部の上面に形成された第1の接着剤層と、この第1の接着剤層の上面に形成されたパターンの立方体に応じた凹凸面を持つ発泡剤層と、この発泡剤層の上面に形成された第2の発泡剤層と、を備え、特別の加熱装置を用いて衣服等に接着するようにしたプリント用離形紙が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特許第3288017号公報
上記した特許文献1に記載のプリント用離型紙では、主体感にあふれた図柄生地に貼着できるものの、貼付の際に格別の加熱装置を使用せねばならないので、このプリント用離型紙を購入した個人等が、誰でも簡単に衣服等に容易に装着出来ないという問題がある。
一方、上記従来の平面転写シートを用いて、アイロンにより、容易に生地に装着できるが、この平面転写シートでは、立体間にあふれた図柄を貼着できない、という問題がある。
本考案は、上記問題点に着目してなされたものであって、一般に市販されているアイロンを用いて、立体感あふれるプリント装着を短時間で容易に行ない得る立体プリントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の立体プリントは、 図柄を表面に印刷したポリエステルシートと、このポリエステルシートの表面に印刷された図柄部分上に形成されたウレタン発泡樹脂層と、このウレタン発泡樹脂層上に形成された接着樹脂層と、から構成されてなることを特徴とする
本考案の立体プリントにおいて、更に具体的に前記図柄は、前記ポリエステルシートに同一の図柄を複数個印刷してなるものであることとしても良い。
また、本考案の立体プリントにおいて、更に具体的に前記図柄は、前記ポリエステルシートに、図柄の異なる複数個を、それぞれ複数個印刷してなるものであることとしても良い。
本考案によれば、所望の図柄をコーティングシートに印刷し、このコーティングシートの図柄部分のみの製版を用い、前記図柄の色を取る発泡ウレタン樹脂をコーティングし、かつ乾燥後熱プレスによって熔けて紙維に吸着する接着剤をコーティングするように構成しているので、次の効果を得ることが出来る。
本考案の立体プリントを衣服等の布生地にプリントする際は、市販のアイロンの中温(140℃〜190℃)で立体プリント上から10秒程押さえることで、布生地に溶着することが出来るので、立体プリントを布生地等に貼付するメーカーのみならず、立体プリントを購入した消費者も所有のアイロンで簡単に装着できる。
また、アイロンの熱により、ウレタン樹脂が膨張(立体化)し、かつ図柄の色を取ると同時に、2層目の接着剤が中温10秒程度の加熱にて溶けて生地製品について立体プリントを簡単、短時間で完成できる。
さらに、この立体プリントを装着した製品を、洗濯機、脱水機にて、洗濯、乾燥させても、脱落、剥がれ等が一切発生しないという保証を行うことが出来る。
本考案の一実施形態の立体プリントの層構成を示す断面図である。 同実施形態立体プリントのポリエステルシートの図柄を示す図である。 同実施形態立体プリントの製作に使用する柄製版の一例を示す図である。 同実施形態立体プリントにおいて、ウレタン発泡樹脂を製版の上からコーティング乾燥するのを説明する斜視図である。 同実施形態立体プリントにおいて、乾燥後、その上からの接着樹脂をコーティングし、乾燥することを説明するための斜視図である。 同実施形態立体プリントを、アイロンを用いて布地に熱圧着する状態を示す説明図である。 同実施形態立体プリントを、アイロンを用いて押圧着したシャツを示す図である。 同実施形態立体プリントをシャツに押圧着した状態を示す側面図である。
以下、実施の形態により、本考案を、さらに詳細に説明する。図1は、本考案の一実施形態立体プリントの構成を示す断面図である。
この実施形態立体プリントは、図柄を表面に印刷したポリエステルシート1と、このポリエステルシート1の表面に印刷された図柄部分2上に形成されたウレタン発泡樹脂層3と、このウレタン発泡樹脂層3上に形成された接着樹脂層4と、から構成されている。
この実施形態立体プリントについて、さらに具体的構造を、製造方法とともに説明する。
この実施形態立体プリントのポリエステルシート1として、図2に示す図柄2が貼着されたものを使用している。また、このポリエステルシート1の図柄2の外形と同形の図柄2aを形成した図3に示す柄製版5を予め作成しておき、柄製版5を用いて図1に示すウレタン発泡樹脂層3、接着樹脂層4をポリエステルシート1上に形成する。
このウレタン発泡樹脂層3及び、接着樹脂層4の形成は、図4に示すように、柄製版台6に、ポリエステルシート1を下層に、その上に柄製版5を配置し、柄製版5の上からウレタン発泡樹脂層3を、ヘラ7を用いてコーティングし、ポリエステルシート1の図柄2上面にウレタン発泡樹脂層3を形成する。その後1日乾燥する。
ウレタン発泡樹脂層3の乾燥後、図柄2上面のウレタン発泡樹脂層3の上から、図5に示すようにヘラ7を用いて接着樹脂層4をウレタン発泡樹脂層3の上面にコーティングし、その後、1日乾燥する。これにて、この実施形態立体プリントによるプリントが完成する。
この立体プリントを生地に装着させる場合は、図2に示す立体プリントのように4個の図柄が形成されている場合、各図柄毎に、或いは2個毎にカットして、その1つを生地に貼付装着する。
衣服等の生地への立体プリントの装着は、図6に示すように、生地8の上面に、この実施形態立体プリントを、接着樹脂層4を下面にして載置し、その
載置した立体プリントの上面からアイロン9を中温にて約10秒押さえる。このアイロン9の加熱による熱プレスにより、接着樹脂層4が溶融して生地8の繊維中に溶け込み、立体プリントが強固に生地8に装着される。このようにして図7に示すように、図柄2の立体プリントの生地8への装着が完成する。
以上のように、生地8への立体プリントの装着により、図8に示す横断面図のように生地8上に形成された立体プリントの図柄2部分は、プックリ膨れることが判る。
なお、上記実施形態において、ポリエステルシート1上に形成される図柄が、同じ図柄を4個配置してなるものを示したが、本願考案においては、これに限ることなく、同じ図柄のものが4個以外の適宜の数設けられるものであっても良い。
また、もちろん形成された図柄は、異なる形状の数種のものが適宜配置されるものであって良い。
1 ポリエステルシート
2 図柄
3 ウレタン発泡樹脂層
4 接着樹脂層
5 柄製版
6 柄製版台
7 ヘラ
8 生地
9 アイロン

Claims (3)

  1. 図柄を表面に印刷したポリエステルシートと、このポリエステルシートの表面に印刷された図柄部分上に形成されたウレタン発泡樹脂層と、このウレタン発泡樹脂層上に形成された接着樹脂層と、から構成されることを特徴とする立体プリント。
  2. 前記図柄は、前記ポリエステルシートに同一の図柄を複数個印刷してなるものであることを特徴とする請求項1記載の立体プリント。
  3. 前記図柄は、前記ポリエステルシートに、図柄の異なる複数個を、それぞれ複数個印刷してなるものであることを特徴とする請求項1記載の立体プリント。
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