JP3202899B2 - 連想メモリ - Google Patents

連想メモリ

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JP3202899B2
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正人 米田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一致検索の行われ
るデータ幅を複数のワードに拡張する機能、すなわち、
連続する複数回の検索でそれぞれ一致が検出された場合
に全体としての一致が検出される機能を備えた連想メモ
リに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、配列された複数の各メモリワ
ードそれぞれに各ディジタルデータを記憶しておき、参
照データを入力し、入力された参照データの全部もしく
は所定の一部のビットパターンと一致するビットパター
ンを有するディジタルデータが記憶されたメモリワード
を検索する連想メモリ(Associative Me
mory,内容アドレス式メモリ;Content A
ddressableMemory)が提案されてい
る。
【0003】図16は、連想メモリの一例を表わした回
路ブロック図である。この連想メモリ10には、mビッ
トを1ワードとする、互いに図の横方向に並ぶmビット
のメモリセルからなる多数のメモリワード11_1,1
1_2,…,11_nが備えられている。またこの連想
メモリ10は、1ワードの参照データが入力されラッチ
される参照データレジスタ12を備え、参照データレジ
スタ12にラッチされた参照データの全部もしくは所定
の一部のビットパターンと、各メモリワード11_1,
11_2,…,11_nに記憶された格納データのうち
上記ビットパターンと対応する部分のビットパターンと
の一致不一致が比較され、各メモリワード11_1,1
1_2,…,11_nのそれぞれに対応して備えられた
一致線14_1,14_2,…,14_nのうちビット
パターンが一致したメモリワード11_1,11_2,
…,11_nに対応する一致線14_1,14_2,
…,14_nに論理‘1’(ここでは5Vとする)の一
致信号が出力される。それ以外の一致線14_1,14
_2,…,14_nは論理‘0’(ここでは0Vとす
る)にとどまる。
【0004】これらの一致線14_1,14_2,…,
14_nに出力された信号は、各フラグレジスタ15_
1,15_2,…,15_nに格納される。ここでは、
一例として、図示のように、各フラグレジスタ15_
1,15_2,…,15_nにそれぞれ‘0’,
‘1’,‘1’,‘0’,…,‘0’,‘0’が格納さ
れたものとする。これらのフラグレジスタ15_1,1
5_2,…,15_nに格納された信号はプライオリテ
ィエンコーダ16に入力され、このプライオリティエン
コーダ16からは論理‘1’の信号が格納されたフラグ
レジスタ(ここではフラグレジスタ15_2とフラグレ
ジスタ15_3の2つのみとする)のうちの優先度の最
も高いフラグレジスタに対応するアドレス信号ADが出
力される。ここでは、添字が若いほど優先順位が高いも
のとし、従ってここではフラグレジスタ15_2に対応
するメモリアドレスが出力される。このプライオリティ
エンコーダ16から出力されたアドレス信号ADは、必
要に応じてアドレスデコーダ17に入力される。アドレ
スデコーダ17ではこの入力されたアドレス信号ADを
デコードして、各メモリワード11_1,11_2,
…,11_nそれぞれに対応して備えられたワード線1
8_1,18_2,…,18_nのうちの入力されたア
ドレス信号ADに対応するいずれか1本のワード線(こ
こではワード線18_2)にアクセス信号(ここでは論
理‘1’の信号)を出力する。これによりアクセス信号
の出力されたワード線18_2に対応するメモリワード
11_2に記憶されている格納データが出力レジスタ1
9に読み出される。
【0005】次に、フラグレジスタ15_2に格納され
た信号を‘0’に変更することにより、今度はフラグレ
ジスタ15_3に対応するメモリワード11_3のアド
レスを得ることができる。上記のように、連想メモリ1
0は、参照データの全部もしくは所定の一部のデータを
用いて多数のメモリワード11_1,11_2,…,1
1_nに記憶された格納データを検索し、一致する格納
データを有するメモリワードのアドレスを得、必要に応
じてそのメモリワードに記憶されたデータ全体を読み出
すことができるように構成されたメモリである。
【0006】図17は、連想メモリがバスに接続された
状態を示す模式図、図18は、連想メモリが接続された
バスに、さらにSRAMが接続されたシステムを示す模
式図である。図17に示す連想メモリ10はデータバス
100に接続されており、制御線101から送られてき
た制御信号に応じて、データバス100上を伝送されて
きたデータをメモリ部11に記憶し、あるいはメモリ部
11に記憶されたデータの検索を行う。データ検索によ
り一致が検出されると、その一致が検出されたメモリワ
ードのアドレスADがプライオリティエンコーダ16か
らレジスタ19に出力され、そのアドレスADが制御信
号Sによりレジスタ19に格納される。その後必要に応
じ、データバス100に出力される。またデータバス1
00には、その他の出力データ、例えば、一致が検出さ
れたか否か、複数のメモリワードで一致が検出されたか
否か、あるいはその一致が検出されたメモリワードに記
憶されていた格納データそのもの等も、必要に応じて、
データバス100に出力される。
【0007】連想メモリ10から出力された、検索結果
を表わすデータは、データバス100を経由して、図1
8に示すSRAM80にアドレスとして入力される。し
たがってデータバス100は、SRAM80にとっては
アドレスバスとしての役割りをなす。図18に示すSR
AM80では、データバス100を経由して連想メモリ
10から送られてきた検索結果を表わすデータをアドレ
スとして入力し、かつ制御線102から送られてきた制
御信号に応じて、連想メモリ10の検索結果に応じたデ
ータが、SRAM80から、SRAM80のデータバス
103に出力される。
【0008】このように連想メモリ10とSRAM80
を接続するのは、連想メモリ10のメモリ容量は、通
常、SRAM80等の汎用メモリのメモリ容量に比べ小
さく、したがって連想メモリ10には検索に必要なデー
タのみを記憶しておき、そのデータに関連するデータ
は、SRAM80等、メモリ容量の大きな汎用メモリに
記憶しておくためである。
【0009】上記の、連想メモリ10とSRAM80と
からなるシステムの概念を明確にするために一例を挙げ
ると、連想メモリ10には各個人の氏名を格納し、各個
人の、氏名以外の多数のデータはSRAM80に格納し
ておいて、氏名で検索を行い、その検索結果をSRAM
80に入力してその特定の個人の多数のデータを引き出
す等の使用方法が考えられる。
【0010】上記連想メモリにおいて、一致検索の行わ
れるデータ幅を複数のワードに拡張する機能、すなわ
ち、連続する複数個の検索でそれぞれ一致が検出された
場合に全体としての一致が検出される機能を備えた連想
メモリが提案されている。図19は、データ拡張機能を
備えた連想メモリの一例を示すブロック図である。図1
6に示した連想メモリの構成要素と対応する構成要素に
は、図16に付した符号と同一の符号を付して示し、そ
の要素についての重複説明は省略する。
【0011】各メモリワード11_1,11_2,…か
ら延びる各一致線14_1,14_2,…,は、各アン
ドゲート20_1,20_2,…の一方の入力端子に接
続されている。また各アンドゲート20_1,20_
2,…の他方の入力端子には各オアゲート21_2,2
1_3,…の出力端子が接続されており、各オアゲート
21_2,21_3,…の一方の入力端子は、初回検索
制御線22に接続されている。ただし図示の一番上のア
ンドゲート20_1に対応するオアゲートは省略されて
おり、そのアンドゲート20_1の入力端子に初回検索
御線22が直接接続されている。
【0012】各アンドゲート20_1,20_2,…の
出力端子は各第1のフラグレジスタ23_1,23_
2,…のデータ入力端子に接続され、各第1のフラグレ
ジスタ23_1,23_2,…の出力端子は各第2のフ
ラグレジスタ24_1,24_2,…の力端子に接続
されている。各第2のフラグレジスタ24_1,24_
2,…の出力端子は、図16に示すプライオリティエン
コーダ16(図19では図示省略)に接続されるととも
に、図19の下方に隣接するメモリワードに対応するオ
アゲート21_2,21_3,…の入力端子に接続され
ている。
【0013】互いに対応する第1および第2のフラグレ
ジスタ23_1,24_1,;23_2,24_2,…
の各ペアが図16に示す各フラグレジスタ15_1,1
5_2,…に対応する。第1のフラグレジスタ23_
1,23_2,…と第2のフラグレジスタ24_1,2
4_2,…には、ともに、一致結果ラッチ制御線25に
出力される一致結果ラッチ信号S1が入力され、その一
致結果ラッチ信号S1により各データ入力端子から入力
された入力データがラッチされるが、第1のフラグレジ
スタ23_1,23_2,…には、一致結果ラッチ信号
51の立ち上がりaの時点における入力データがラッチ
され、第2のフラグレジスタ24_1,24_2,…に
は、一致結果ラッチ信号S1の立ち下がりbの時点の入
力データがラッチされる。
【0014】以上のように構成された連想メモリにおい
ては、以下のようにして一致検索が行われる。尚、ここ
では図示のように、各メモリワード11_1,11_
2,11_3,11_4,11_5,11_6…には、
各参照データA,B,C,D,C,F,…が格納されて
いるものとする。ここで、各参照データを単独で検索す
る際は、参照データREF_DATAを入力して検索を
行う際に、初回検索制御線22に初回検索タイミング信
号S2を出力する。ここでは、参照データREF_DA
TAとしてデータ‘B’を入力したものとすると、デー
タ‘B’が格納されたワードメモリ11_2に対応する
一致線14_2に論理‘1’の一致信号が出力されてア
ンドゲート20_2に入力され、また、これとともに初
回検索タイミング信号S2がオアゲート21_2を経由
してアンドゲート20_2に入力されるため、アンドゲ
ート20_2から論理‘1’の信号が出力される。また
このとき、他の一致線14_1;14_3,14_4,
…には論理‘0’の信号が出力されるため、それに対応
する他のアンドゲート20_1;20_3,20_4,
…からは論理‘0’の信号が出力される。
【0015】アンドゲート20_2から出力された論理
‘1’の信号は、一致結果ラッチ制御線25に出力され
た一致結果ラッチ信号S1の立ち上がりaのタイミング
で第1のフラグレジスタ23_2にラッチされ、それに
引き続くの一致結果ラッチ信号S1の立ち下がりbのタ
イミングで第2のフラグレジスタ24_2にラッチされ
る。
【0016】また第1のフラグレジスタ23_2および
第2のフラグレジスタ24_2に論理‘1’の信号がラ
ッチされる各タイミングで、他の第1フラグレジスタ2
3_1;23_3,23_4,…、および他の第2のフ
ラグレジスタ24_1;24_3,;24_4,…には
論理‘0’の信号がラッチされる。このようにして各第
2のフラグレジスタ24_1,24_2,24_3,…
にラッチされた論理‘0’,‘1’,‘0’,…の信号
が図16に示すプライオリティエンコーダ16に入力さ
れ、ワードメモリ11_2のアドレス信号ADが得られ
る。
【0017】次に、データ幅が拡張された検索を行う場
合について説明する。ここでは、2ワードに拡張され
た、データ‘B’とデータ‘C’からなる2ワードデー
タを検索する場合について説明する。この場合、先ず上
記と同様にして、データ‘B’の検索を行う。これによ
り、ワードメモリ11_2に対応する第1および第2の
フラグレジスタ23_2,24_2に論理‘1’の信号
がラッチされる。次に参照データREF_DATAとし
てデータ‘C’を入力して検索を行うが、このときは初
回検索制御線22には初回検索タイミング信号S2は出
力せずに、初回検索制御線22は論理‘0’の状態に保
っておく。参照データREF_DATAとしてデータ
‘C’を入力して検索を行うと、図示の2つのワードメ
モリ11_3,11_5にそれぞれ対応する一致線14
_3,14_5に論理‘1’の一致信号が出力される
が、オアゲート21_3には、第2のフラグレジスタ2
4_2にラッチされている論理‘1’の信号が入力され
ているため一致線14_3の一致信号はアンドゲート2
0_3を通過し、第1および第2のフラグレジスタ23
_3,24_3に、一致を表わす論理‘1’の信号がラ
ッチされる。一方オアゲート21_5には、第2のフラ
グレジスタ24_4にラッチされている論理‘0’の信
号が入力されているため一致線14_5の一致信号はア
ンドゲート20_5で遮断され、第1および第2のフラ
グレジタ23_5,24_5には不一致を表わす論理
‘0’の信号がラッチされることになる。このようにし
て、データ‘B’とデータ‘C’のペアからなる2ワー
ドデータの一致検出が行われる。3ワード以上のデータ
の一致検出も同様にして行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】例えば、図19に示す
ようなデータ幅拡張機能を備えた連想メモリと、汎用の
例えばSRAM等を組合せて図18に示すようなシステ
ムを構成した場合、図18に示すデータバス100上を
複数の参照データが順次送られてきて連想メモリ10で
複数回の一致検索が行われ、その複数回の検索で一致が
検出されると、今度はその検索結果がデータバス100
に出力されてSRAM80に入力され、SRAM80か
らその検索結果に応じたデータがデータバス103に出
力されることになるが、その場合、SRAM80は、連
想メモリ10で複数回、例えば数十回のもの検索を行う
間ずっと待機していることになり、その検索が終了して
から始めてSRAM80が動作を開始し所望のデータを
データバス103に出力することになり、SRAM80
から読み出された、検索結果に対応する最終的なデータ
を得る迄に長時間を有するという問題がある。
【0019】本発明は、上記事情に鑑み、所望のデータ
を得るまでの時間の短縮化が図られた連想メモリを提供
することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の連想メモリは、複数のデータ群それぞれを構成する
複数の格納データを各格納データ毎に記憶する複数のメ
モリワードを備え、複数の参照データが順次入力され、
入力された参照データの全部もしくは所定の一部のビッ
トパターンと、上記複数の格納データそれぞれの、全部
もしくは上記所定の一部に対応する部分のビットパター
ンとの一致不一致を検索する過程を、順次入力された複
数の参照データについて複数回繰り返すことにより、所
望のデータ群を構成する複数の格納データが記憶された
複数のメモリワードからなるメモリワード群を検出する
連想メモリにおいて、以下の第1〜第6の連想メモリに
共通する特徴として、所定のデータ入力バスに接続され
該データ入力バス上を順次伝送されてきた前記複数の参
照データを順次入力するデータ入力端子と、入力された
各参照データを用いた各検索の結果、もしくは該各検索
を含む複数回にわたる一連の検索の結果を、前記データ
入力バスとは異なるデータ出力バスに出力するデータ出
力端子とを備えたことを特徴とする。
【0021】本発明の連想メモリは、データ入力端子と
データ出力端子とを分けたため、データ出力端子から
は、複数回の検索からなる一連の検索の終了を待つこと
なく必要な情報を出力することができ、例えば、一回の
検索毎にその検索結果を出力し、汎用メモリ側で、その
1回毎の検索結果を用いて可能性の高いデータの読み出
しを開始することができ、検索結果に対応するデータを
より高速に得ることができるなど、所望のデータを得る
までの時間が短縮化される。
【0022】ところで、連想メモリ1個分ではそのメモ
リ容量が不足する場合等には連想メモリ複数個を備える
システムが考えられている。本発明の連想メモリその
ようなシステムに適合するものであり、そのシステムに
応じ、以下のような態様のうちのいずれかの態様採用
される。そのように構成された連想メモリうちの第1の
連想メモリは、上記の共通の特徴を備えた連想メモリに
おいて、さらに、検索により一致が検出された場合に上
記結果を上記データ出力端子に伝達し、検索により不一
致が検出された場合に上記データ出力端子を連想メモリ
の内部回路から切り離す出力回路を備えたことを特徴と
する。
【0023】また、上記の連想メモリ複数個を備えるシ
ステムに適合する連想メモリのうちの第2の連想メモリ
は、上記の共通の特徴を備えた連想メモリにおいて、
らに、一連の複数回にわたる検索の中で特定の検索が行
なわれたこととを認識する特定検索認識手段と、その特
定検索認識手段により特定の検索が行なわれたことが認
識され、かつ一致が検出された場合に、上記結果を上記
データ出力端子に伝達し、上記特定検索認識手段により
特定の検索ではないことが認識された場合、もしくは一
致が検出されなかった場合に、上記データ出力端子を、
この連想メモリの内部回路から切り離す出力回路を備え
たことを特徴とする。
【0024】ここで、本発明の連想メモリ、上記第1
の連想メモリの特徴と上記第2の連想メモリの特徴との
双方を備え、切り換え自在に構成してもよい。そのよう
に構成された第3の連想メモリは、上記の共通の特徴を
備えた連想メモリにおいて、さらに、複数回にわたる検
索の中で特定の検索が行なわれたことを認識する特定検
索認識手段と、検索により一致が検出された場合に上記
結果をデータ出力端子に伝達し、検索により不一致が検
出された場合にデータ出力端子を自分自身の内部回路か
ら切り離す第1のモードと、特定検索認識手段により特
定の検索が行なわれたことが認識され、かつ一致が検出
された場合に、上記結果をデータ出力端子に伝達し、特
定検索認識手段により特定の検索ではないことが認識さ
れた場合、もしくは一致が検出されなかった場合に、デ
ータ出力端子を、自分自身の内部回路から切り離す第2
のモードとを有する出力回路と、その出力回路のモード
を自在に切り換えるモード切換手段とを備えたことを特
徴とする。
【0025】さらに、上記システムに適合する連想メモ
リのうちの第4の連想メモリは、上記の共通の特徴を備
えた連想メモリにおいて、想メモリ複数個が共通の、
データ入力バスおよびデータ出力バスに接続された場合
における、自分よりも優先度の高い連想メモリで一致が
検出されたか否かを表す情報を入力する一致情報入力端
子と、自分自身で一致が検出されたか否かを表わす情報
を出力する一致情報出力端子と、自分自身より優先度の
高い連想メモリで一致が検出されず、かつ自分自身で一
致が検出された場合に上記結果を上記データ出力端子に
伝達し、自分自身より優先度の高い連想メモリで一致が
検出された場合、もしくは自分自身で一致が検出されな
かった場合に、上記データ出力端子を、自分自身の内部
回路から切り離す出力回路を備えたことを特徴とする。
【0026】上記本発明の連想メモリ、上記第4の連
想メモリの特徴と上記第1の連想メモリの特徴との双方
を備え、切換え自在に構成してもよい。そのように構成
された第5の連想メモリは、上記の共通の特徴を備えた
連想メモリにおいて、想メモリ複数個が共通の、デー
タ入力バスおよびデータ出力バスに接続された場合にお
ける、自分よりも優先度の高い連想メモリで一致が検出
されたか否かを表す情報を入力する一致情報入力端子
と、自分自身で一致が検出されたか否かを表わす情報を
出力する一致情報出力端子と、検索により一致が検出さ
れた場合に上記結果をデータ出力端子に伝達し、検索に
より不一致が検出された場合にデータ出力端子を自分自
身の内部回路から切り離す第1のモードと、自分自身よ
り優先度の高い連想メモリで一致が検出されず、かつ自
分自身で一致が検出された場合に上記結果をデータ出力
端子に伝達し、自分自身より優先度の高い連想メモリで
一致が検出された場合、もしくは自分自身で一致が検出
されなかった場合に、データ出力端子を、自分自身の内
部回路から切り離す第3のモードとを有する出力回路
と、この出力回路のモードを自在に切り換えるモード切
換手段とを備えたことを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の連想メモリ、上記第4
の連想メモリの特徴と上記第2の連想メモリの特徴との
双方を備え、あるいは、それに加えて、さらに上記第1
の連想メモリの特徴を兼ね備えて、切り換え自在に構成
してもよい。そのように構成された第6の連想メモリ
は、上記第5の連想メモリにおいて、複数回にわたる検
索の中で特定の検索が行なわれたことを認識する特定検
索認識手段を備え、上記出力回路が、上記第1のモード
に代えて、もしくは上記第1のモードとともに、上記特
定検索認識手段により特定の検索が行なわれたことが認
識され、かつ一致が検出された場合に、上記結果をデー
タ出力端子に伝達し、特定検索認識手段により特定の検
索ではないことが認識された場合、もしくは一致が検出
されなかった場合に、データ出力端子を、自分自身の内
部回路から切り離す第2のモードを有するものであるこ
とを特徴とする。
【0028】ここで、この第4の連想メモリ、第5の連
想メモリ、ないし第6の連想メモリは、上記の一致情報
出力端子に代えて、自分自身で一致が検出されず、かつ
自分よりも優先度の高い連想メモリでも一致が検出され
なかったか、あるいは、自分自身もしくは自分よりも優
先度の高い連想メモリで一致が検出されたかを表わす情
報を出力する一致情報出力端子を備えたものであっても
よい。
【0029】尚、上記第1〜第6の連想メモリのいずれ
の態様においても、上記出力回路が、一連の検索の間、
検索の結果得られる複数種類の情報のうちの所定の第1
の種類の情報を出力し、その一連の検索終了後、外部か
らの要求に応じて、上記複数種類の情報のうちの少なく
とも1種類の、第2の種類の情報を出力するものである
ことが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下では、先ず、データ幅が複数
のワードに拡張された、本発明を適用するのに好適な連
想メモリ(特願平5−248121号参照)について説
明し、次いで本発明の実施形態について説明する。図1
9に示す連想メモリは、データ幅拡張機能を備えてはい
るが、2ワード,3ワード等に拡張されるデータは、互
いに隣接したメモリワードに所定の順序で格納されてい
る必要があり、互いに離れたメモリワードに格納されて
いる場合や逆の順序、例えばデータ‘C’,データ
‘B’の順序に格納されている場合には複数のデータを
結合した一致検出を行うことはできない。
【0031】このような検索が必要となる場合のデータ
構造を、図20に示す。図20には、それぞれ属性I,
II,III,IVが付された4つのデータがセットと
なって1つのデータ群を構成しているデータ構造が示さ
れている。データ群および属性の概念を明確にするため
に一例を挙げると、例えば各群番号1,2,3,4,…
毎の各データ群は各個人に属するデータであり、属性I
はその人の氏名、属性IIはその人の生年月日、属性I
IIは住所、……等を示している。
【0032】このように各属性I,II,III,IV
が付された複数のデータからなるデータ群を連想メモリ
に格納しておいて検索を行う場合に、例えば群番号1の
データを検索する場合を例に説明すると、データ‘A’
の検索とデータ‘B’の検索をこの順に行って一致する
データ群の残りのデータ‘C’,‘D’を読み出すこと
だけではなく、例えばデータ‘A’の検索とデータ
‘D’の検索を行って残りのデータ‘B’,‘C’を読
み出したい場合や、データ‘B’の検索を先に行い、次
にデータ‘A’の検索を行いたい場合がある。
【0033】しかし、上述したワード幅拡張機能を備え
た従来の連想メモリでは、このような検索は不可能であ
る。また従来の連想メモリでは、データ‘A’とデータ
‘B’の検索を行った場合に、図20に示す群番号1の
欄にある属性Iの付されたデータ‘A’と属性IIの付
されたデータ‘B’とのペアと、群番号4の欄にある属
性IIの付されたデータ‘A’と属性IIIの付された
データ‘B’とのペアとの区別をすることはできず、例
えば、‘氏名’という属性Iと‘生年月日’という属性
IIの情報を基にそれらが一致する特定の個人の属性I
II,IVの情報を知ろうとしても、属性IIと属性I
IIのペアでも一致が検出される等必要な情報以外のノ
イズが混入してしまうことになる。
【0034】以下に示す連想メモリ(特願平5−248
121号)は、例えば図20に示すように群構造をなす
データを格納しておいて、同一の群内の複数のデータの
任意の組合わせによる検索を行うことのできる連想メモ
リである。図21は、特願平5−248121号にて提
案された連想メモリを示すブロック図である。図19に
示す連想メモリの各構成要素と同一の構成要素には、図
19に付した符号と同一の符号を付して示し、相違点に
ついてのみ説明する。
【0035】各メモリワード11_1,11_2,…
は、属性を格納する属性格納部11_1_1,11_2
_1,…とデータを格納するデータ格納部11_1_
2,11_2_2,…とで構成されており、各メモリワ
ード11_1,11_2,…には、互いに対応する属性
とデータとのペアからなる格納データがそれぞれ格納さ
れている。ここでは、図示のように、各メモリワード1
1_1,11_2,11_3,11_4には、それぞ
れ、図20に示す群番号1に属する、属性I,データ
‘A’、属性II,データ‘B’、属性III,データ
‘C’、属性IV,データ‘D’が格納されている。ま
た各メモリワード11_5,11_6,…には、それぞ
れ、図20に示す群番号2に属する、属性I,データ
‘C’、属性II,データ‘F’、……が格納されてい
る。また検索にあたっては、属性とデータとのペアから
なる参照データREF_DATAが入力される。
【0036】各メモリワード11_1,11_2には、
そこに記憶された格納データ(属性及びデータの双方)
が、入力された参照データ(属性及びデータの双方)と
一致しているときに一致信号が出力される従来の一致線
14_1,14_2,…のほか、属性のみの一致不一致
の信号が出力される属性一致線30_1,30_2,…
が備えられている。尚、属性のみの一致も、属性及びデ
ータの双方の一致も、従来の一致検出回路と同様に構成
され、従来の一致検出回路は連想メモリの分野において
極めて一般的な技術であるため、ここでの図示および説
明は省略する。
【0037】各メモリワード11_1,11_2に対応
して第3のフラグレジスタ31_1,31_2,…が備
えられており、各属性一致線30_1,30_2,…は
対応する第3のフラグレジスタ31_1,31_2,…
のデータ入力端子に延びている。また、この実施例の連
想メモリには、図20に示す各データ群に属する各デー
タが格納されたメモリワードからなるメモリワード群そ
れぞれについて1本ずつデータ線32_1,32_2,
…が備えられており、またデータ線32_1,32_
2,…と各第2のフラグレジスタ31_1,31_2,
…の出力端子との間には各第1のスイッチ33_1,3
3_2,…が備えられている。これらの第1のスイッチ
33_1,33_2,…は具体的にはトランジスタ等を
用いて構成される。後述する他のスイッチについても同
様である。各第1のスイッチ33_1,33_2,…
は、対応する各第3のフラグレジスタ31_1,31_
2,…に論理‘1’の信号がラッチされているときに導
通され、論理‘0’の信号がラッチされているときには
遮断される。各第3のフラグレジスタ31_1,31_
2,…は、一致結果ラッチ制御線25に出力される一致
結果ラッチ信号S1の立ち下がりbのタイミングで、対
応する属性一致線30_1,30_2,…の信号をラッ
チする。
【0038】またデータ線32_1,32_2,…と各
オアゲート21_1,21_2,…の入力端子との間に
各第2のスイッチ34_1,34_2,…が備えられて
おり、これら各第2のスイッチ34_1,34_2,…
は、対応する属性一致線30_1,30_2,…の信号
により、その信号が一致を表わす論理‘1’のときに導
通状態、不一致を表わす論理‘0’の時に遮断状態とな
るように制御される。尚、この図21に示す連想メモリ
には、図19に示す連想メモリと異なり、図示の最上段
のメモリワード11_1に対応するアンドゲート20_
1の前段にもオアゲート21_1が備えられている。
【0039】以上のように構成された連想メモリにおい
て、一致検索は以下のようにして行われる。1ワード分
の単独のデータの検索、および第1回目の検索は、図1
9に示した従来のワード拡張機能付連想メモリの場合と
同じであるためここでは説明は省略し、ここでは第1回
目の検索において属性IIとデータ‘B’とからなる参
照データREF_DATAによってメモリワード11_
2に対応する第1および第2のメモリワード23_2,
24_2に論理‘1’がラッチされたものとする。この
とき、属性の一致を受けてメモリワード11_2に対応
する属性一致線30_2に論理‘1’の信号が出力さ
れ、これにより、対応する第3のフラグレジスタ31_
2にも論理‘1’の信号がラッチされ、対応する第1の
スイッチ33_2がオンし、対応する第2のフラグレジ
スタ24_2に格納された、属性及びデータ双方の一致
を表わす論理‘1’の信号がデータ線32_1に出力さ
れる。またこれとともに、対応する第2のスイッチ34
_2もオンするが、第1回目の検索においてはこれは無
用の動作である。
【0040】次に、属性IVとデータ‘D’からなる参
照データREF_DATAを入力して検索を行うものと
する。このときは、図19の連想メモリの場合と同様、
初回検索制御線22は論理‘0’に保持されている。こ
のとき、属性の一致を受けてメモリワード11_4に対
応する属性一致線30_4に論理‘1’の信号が出力さ
れ、これにより対応する第2のスイッチ34_4がオン
し、データ線32_1に出力されていた、メモリワード
11_2に対応する第2のフラグレジスタ24_2の論
理‘1’の信号がオアゲート21_4を経由してアンド
ゲート20_4に入力される。このため、メモリワード
11_4で属性IVとデータ‘D’の双方の一致が検出
されて一致線14_4に論理‘1’の一致信号が出力さ
れると、一致結果ラッチ制御線25に出力される一致結
果ラッチ信号S1により、対応する第1および第2のフ
ラグレジスタ23_4,24_4に論理‘1’の信号が
ラッチされる。またこのとき、属性一致線30_4に出
力された論理‘1’の信号が、対応する第3のフラグレ
ジスタ31_4にラッチされ、対応する第1のスイッチ
33_4がオンし、第2のフラグレジスタ24_4の論
理‘1’の信号がデータ線32_1に出力される。また
この2回目の検索では、メモリワード11_2に対応す
る属性一致線30_2には属性の不一致を表わす論理
‘0が出力されるため、対応する第3のフラグレジスタ
31_2には‘0’が格納され、メモリワード11_2
に対応する第1のスイッチ33_2はオフする。
【0041】これにより、メモリワード11_4に対応
する第2のフラグレジスタ24_4の論理‘1’の信号
がプライオリティエンコーダ16(図16参照)に入力
され、メモリワード11_4のアドレスが得られること
になるが、メモリワード11_4には属性IVが格納さ
れていることは予め分かっており、同一群内の例えば属
性IIIのデータを読み出したいときは、得られたアド
レスから1を引いてメモリワード11_3のアドレスを
求め、そのアドレスをアドレスデコーダ17に入力して
メモリワード11_3の内容を読み出せばよい。
【0042】尚、2回目の検索時に、属性IVとデータ
‘D’とからなる参照データに代わり、例えば属性IV
とデータ‘B’とからなる参照データで検索が行われた
場合、メモリワード11_4については、属性は一致す
るため第2のスイッチ34_4がオンし、データ線32
_1に出力されている論理‘1’の信号が取り込まれる
が、データが異なるため一致線14_4には不一致を表
わす論理‘0’が出力され、第1及び第2のフラグレジ
スタ23_4,24_4には一致が検出されなかったこ
とを示す論理‘0’がラッチされる。また、データ
‘B’が一致するメモリワード11_2については属性
が一致せず、したがって属性及びデータの双方も一致し
ない。
【0043】以上のようにして、図21に示す連想メモ
リでは、同一の群内においては、互いに離れたメモリワ
ードに記憶されたデータであっても、もしくはデータの
順序を逆にして検索した場合であっても、検索を行うこ
とができる。ここで、上記実施例におけるデータ線32
_1,32_2,…,は、1つの群に属するデータの数
が予め定まっているものとしてその長さが固定されたも
のであるが、このように固定長のデータ線を備えると、
1つの群に属するデータの数の最大を見積もり、最大の
データ数に対応した長さのデータ線を備える必要があ
る。これではその最大よりも少ない数のデータによりデ
ータ群が構成される場合に無駄なメモリワードが発生す
ることになる。そこで、1つの群に属するデータの数に
合せてデータ線を可変長とすることが好ましいがデータ
線の長さをいかにして可変長とするかが問題となる。
【0044】図22は、可変長のデータ線を実現する一
つの方式を示した模式図である。データ線32が複数の
メモリワード11_1,11_2,11_3,…に亘っ
て延び、そのデータ線32には、最上端のメモリワード
11_1を除く他のメモリワード11_2,11_3,
…それぞれに対応する各スイッチ40_1,40_2,
40_3,…が互いにシリーズに配置されている。これ
らの各スイッチ40_2,40_3,40_4,…は、
対応するメモリワード11_2,11_3,11_4,
…と、その直ぐ上段に隣接するメモリワード11_1,
11_2,11_3,…との間に配置されている。それ
らのスイッチ40_2,40_3,40_4,…のうち
の1つおきのスイッチ40_2,40_4,40_6,
…は第1制御線41に出力される第1のスイッチ制御信
号によりオンし、3つおきのスイッチ40_3,40_
7,…は第2制御線42に出力される第2のスイッチ制
御信号によりオンし、残りのスイッチのうち8つおきの
スイッチ40_5,…は第3制御線43に出力される第
3のスイッチ制御信号によりオンされる。
【0045】1つのデータ群を構成するデータの数が2
の場合は、第1制御線41に第1のスイッチ制御信号を
出力することにより1つおきのスイッチ40_2,40
_4,40_6,…をオンさせる。これにより各2つの
メモリワード11_1,11_2;11_3,11_
4;11_5,11_6;…毎に切断されたデータ線が
形成される。また、1つのデータ群を構成するデータの
数が4の場合は、第1制御線41に第1のスイッチ制御
信号を出力するとともに第2制御線42に第2のスイッ
チ制御信号を出力する。すると、各4つのメモリワード
11_1,11_2,11_3,11_4;11_5,
11_6,…毎に切断されたデータ線が形成される。同
様にして、1つのデータ群を構成するデータの数が8の
場合は、第1制御線41、第2制御線42にそれぞれ第
1および第2のスイッチ制御信号を出力するとともに、
第3制御線43に第3のスイッチ制御信号を出力する。
これにより各8つのメモリワード11_1,…,11_
8;11_9…毎に切断されたデータ線が形成される。
【0046】この方式によれば、1つのデータ群を構成
するデータの数が2の倍数の場合はメモリワードに空き
は生じないが、2の倍数以外の、例えば3,5,9等の
場合空きのメモリワードが生じてしまうことになる。こ
の空きのメモリワードが生じないように多数のスイッチ
40_2,40_3,…を任意にオン,オフできるよう
に構成すると、制御線の本数が多数本となり、またそれ
らの制御線にスイッチ制御信号を出力する制御回路が複
雑となる。したがって、図22に示す方式は、データ線
の長さを任意に制御するには不向きである。
【0047】図23は、可変のデータ線を実現するもう
一つの方式を示した模式図である。多数のメモリワード
に亘ってデータ線32が延び、そのデータ線32に互い
にシリーズに接続された、最上端のメモリワードを除く
他のメモリワードそれぞれに対応する各スイッチ40_
2,40_3,40_4,…が備えられている点は図2
2の場合と同じである。各メモリワードには、各属性格
納部11_1_1,11_2_1,11_3_1,…が
備えられており、それら属性格納部11_1_1,11
_2_1,11_3_1,…には、図示の各属性I,I
I,III,IVがそれぞれ格納されている。この例
は、属性格納部11_1_1,11_2_1,11_3
_1,…に格納された属性が属性Iかそれ以外の属性I
I,III,IVかに応じて、属性Iの場合は対応する
スイッチをオフのままとし、それ以外の属性II,II
I,IVの場合は対応するスイッチをオンするように構
成したものである。このように構成すると、1つのデー
タ群を構成するデータの数がいくつであっても、また、
データ数の異なるデータ群が混在していても、各データ
群の先頭に属性Iのデータを配置することにより、自動
的に過不足ない数のメモリワード毎に切断されたデータ
線が形成されることになる。
【0048】図24は、属性がIかそれ以外かを判定す
る属性判定回路の一例を示す回路図である。ここでは属
性Iに‘000’が割り当てられており、属性格納部1
1_i_1に格納された属性が属性I(‘000’)の
場合オアゲートから‘0’が出力され、したがってトラ
ンジスタ40で構成されたスイッチ40’はオフ状態と
なり、そのトランジスタ40’の両側のデータ線が電気
的に切断される。属性格納部11_i_1に格納された
属性が属性I以外の属性の場合はオアゲートから‘1’
が出力され、トランジスタ40はオン状態となり、その
トランジスタの両側のデータ線が接続される。
【0049】このように、図21に示す連想メモリにお
いて、1つのデータ群を構成するデータの数に応じてデ
ータ線32_1,32_2,…の長さを調整することも
できる。もちろん、属性データを利用するのではなく、
専用の制御線によってスイッチを制御することによりデ
ータ線の長さを調整してもよいことはいうまでもない。
【0050】図21に示す、本発明の連想メモリによれ
ば、群構造のデータを格納しておいて検索を行う場合
に、各群内の任意の組み合わせの複数のデータに基づい
た検索を行うことができる。図1は、本発明の第1の実
施形態の連想メモリがバスに接続された状態を示す模式
図、図2は図1に示す連想メモリとSRAMとが接続さ
れたシステムを示す模式図である。
【0051】図17,図18に示す従来例の要素に対応
する要素には図17,図18に付した番号と同一の番号
を付して示し、相違点のみについて説明する。この図
1,図2に示す第1の実施形態では、連想メモリ10の
データ入力端子とデータ出力端子10bとが分かれてお
り、データ入力端子10aはデータ入力バス100A、
データ出力端子10bはデータ出力バス100Bに接続
されている。データ出力バス100Bは、SRAM80
にとってはアドレスバスの役割りをなし、そのデータ出
力バス100Bは、SRAM80のアドレス入力端子に
接続されている。
【0052】データ入力バス100Aからは複数の参照
データが順次入力され、連想メモリ10ではそれら複数
の参照データそれぞれを用いた複数回からなる一連の検
索が行われるが、データ出力バス100B上には、それ
ら複数回の一連の検索結果を待つことなく、各参照デー
タを用いた各検索毎に、その各検索毎の検索結果、もし
くはその各検索を含む、これまでの複数回にわたる一連
の検索の結果が出力される。
【0053】したがってSRAM80では、その途中の
検索結果を用いて、最終的な検索結果に対応する確率の
高いデータの読出しを開始することができ、全体として
高速なデータ処理が可能となる。図3は、連想メモリを
複数個備えたシステムを示す図である。以下に説明する
第2の実施形態(および後述する第3〜第10の実施形
態)では、図3に示すように複数の連想メモリ10A,
10B,…,10Nが並列的に、互いに共通の入力バス
100A、共通の出力バス100Bに接続されている。
この出力バス100Bは、図2に示すように、SRAM
80に接続される。また、これら複数の連想メモリ10
A,10B,…,10Nには、制御線101を経由し
て、検索の開始を指示する制御信号である検索パルスW
R_ が共通的に入力され、これら複数の連想メモリ10
A,10B,…,10Nでは同時に検索が行なわれる。
【0054】図4は、図3に示すような、連想メモリを
複数個備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリ
の第2の実施形態を示す模式図である。入力バス100
Aから、データ入力端子10aを経由して参照データが
入力され、制御線101を経由して検索パルスWR_ が
入力されると、メモリ部11において一致検索が行なわ
れ、その検索の結果一致が検出されると、その一致が検
出されたメモリワードのアドレスADがプライオリティ
エンコーダ16から出力されトライステートバッファ1
10に入力される。このトライステートバッファ110
の出力側は、データ出力端子10bを経由して出力バス
に接続されている。
【0055】またメモリ部11では、検索の結果一致が
検出されると、一致が検出されたことを表わす一致信号
HOUT_ が生成される。この一致信号HOUT_ はト
ライステートバッファ110の制御端子に入力され、こ
れにより、トライステートバッファ110は、一致が検
出された場合にプライオリティエンコーダ16側から伝
達されてきたアドレスADを出力バス側に出力し、一致
が検出されなかった場合にそのトライステートバッファ
110の入力側と出力側とを切り離す。
【0056】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシ
ステムにおいて、各検索毎にある1つの連想メモリのみ
でしか一致が生じないことがあらかじめわかっているシ
ステムの場合は、図4に示すように、出力バス100B
側に図4に示す実施形態の場合はトライステートバッフ
ァ110(本発明にいう出力回路の一例)を備え、自分
自身で一致が検出された場合にのみ検索結果(図4に示
す実施形態の場合はアドレスAD)を出力するようにす
ると、複数の連想メモリ10A,10B,…,10N
で、出力バス100Bを共用することができる。
【0057】図5は、図3に示す、複数の連想メモリを
備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリの第3
の実施形態を示す模式図、図6は、そのタイミングチャ
ートである。ここでは、図6に示すように、検索を3回
行なう毎に、それら3回の検索で一致が検出されたメモ
リワード群を代表するアドレスADを出力するものとす
る。この3回は一連の検索1回分を意味するものであっ
てもよいが、そうである必要はなく、例えば一連の検索
1回分は30回の個別の検索から成り、この3回は、そ
の1回の一連の検索の途中結果を出力するサイクルを定
めるものであってもよい。
【0058】図5に示す第3の実施形態には、何回の検
索毎に検索結果を出力するかを定める所定値が格納され
るレジスタ112、検索パルスWR_ を計数することに
より、現在が何回目の検索であるかを知るカウンタ11
1、カウンタ111の計数値とレジスタ112に格納さ
れた所定値とを比較する比較器113、およびその計測
値が所定値に達し、かつ一致信号HOUT_ が出力され
た(論理’0’)場合に、トライステートバッファ11
0を制御してアドレスADを出力バス100Bに伝達さ
せるゲート回路114が備えられている。尚、カウンタ
111は、比較器113で計測値が所定値に達したこと
が検出される毎にリセットされるものとする。
【0059】この図5に示す実施形態においては、途中
の、1回目、2回目の検索では複数の連想メモリで一致
が検出されるおそれがあっても、レジスタ112に格納
された回数(上記例では3回)の検索毎に、複数の連想
メモリ10A,10B,…,10Nのうちの高々1つの
連想メモリのみで一致が検出されるシステムであれば、
出力バス100Bを複数の連想メモリ10A,10B,
…,10Nで共用することができる。
【0060】図7は、図3に示す、複数の連想メモリを
備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリの第4
の実施形態を示す模式図である。図に示す第3の実施
形態との相違点について説明する。この図7に示す実施
形態においては、検索パルスWR_ を計数することによ
り、一連の検索中の、現在、何回目の検索であるかを知
るカウンタ123、および一連の検索を構成する複数の
検索それぞれについて、検索結果を出力するか(論理
‘1’)もしくは検索結果を出力しないか(論理
‘0’)を指示する出力制御フラグを書込み自在に格納
する出力制御フラグレジスタ122が備えられている。
また、この実施形態においては、出力許容フラグレジス
タ124が備えられており、この出力許容フラグレジス
タ124は、検索結果の出力を許容するか(論理
‘1’)もしくは検索結果の出力を禁止するか(論理
‘0’)を示す出力許容フラグが書込み自在に格納され
る。この出力許容フラグレジスタ124に検索結果の出
力を許容する論理‘1’が格納されている場合におい
て、メモリ部11で一致が検出されると、カウンタ12
3のカウント値が指し示す出力制御フラグが論理‘1’
の場合、ゲート回路121から、トライステートバッフ
ァ110を、その入力側のアドレスADを出力バス10
0Bに出力する状態に切り換える信号が出力される。
【0061】すなわち、この図に示す実施形態におい
ては、出力制御フラグレジスタ122に格納する出力制
御フラグによって、一連の検索中何回目の検索の結果を
出力するかを任意に定めることができる。また、この図
に示す実施形態においては、出力許容フラグレジスタ
124が備えられているため、この連想メモリが複数個
共通の入力バス100A、出力バス100Bに接続され
たシステムにおいて、ある特定の連想メモリのみ検索を
行ないたい場合、あるいは、今回の検索ではある特定の
連想メモリは除外したい場合等に、検索から除外する連
想メモリについて、その出力制御フラグレジスタ122
の出力制御フラグを全て論理‘0’に書き換える操作を
行なうことなく、出力許容フラグを論理‘0’に書き換
えるだけで済むことになる。
【0062】尚、図5に示す実施形態では、カウンタ1
11とレジスタ112とを備え、それらの値が一致する
か否かにより、本発明にいう特定の検索が行なわれたか
否かを認識しており、また、図7に示す実施形態におい
ては、カウンタ123と出力制御フラグレジスタ122
を備え、カウンタ123のカウント値により指し示され
る出力制御フラグの論理により、本発明にいう特定の検
索が行なわれたか否かを認識しているが、本発明にいう
特定検索認識手段は、図5、図に示す構成に限られる
ものではなく、要するに特定の検索が行なわれたか否か
を認識するものであればよく、例えば外部から参照デー
タを入力する際に、今回が特定の検索である旨を表わす
信号を入力してもよく、参照データとともにその参照デ
ータのID番号を入力し、一方内部には特定のID番号
を格納するレジスタを備えておいて、入力された参照デ
ータのID番号とレジスタに格納されたID番号とが一
致したことをもって特定の検索であることを認識しても
よく、特定の検索を行なうときに連想メモリ内である状
態が設定されることがわかっている場合に、その状態が
設定されたことをもって特定の検索であることを認識し
てもよい。
【0063】また、図7に示す実施形態には、検索結果
の出力を許容するか禁止するかを定める出力許容フラグ
を書込み自在に格納する出力許容フラグレジスタ124
が備えられるが、このようなレジスタを備えることに代
え、外部ピンからゲート回路121に直接に、この出力
許容フラグに相当する信号を入力するように構成しても
よい。
【0064】図3に示すような、複数の連想メモリを備
えたシステムの場合であって、データ入力バスとデータ
出力バスとを分離する場合、従来の考え方からすれば、
データ出力バスを共用するためには、複数の連想メモリ
にアドレスを与え、そのアドレスを指定して、指定され
た連想メモリのみで検索を行なうか、あるいは、検索は
複数の連想メモリで同時に行なうものの、複数の連想メ
モリに優先順位を付し、一致を検出した連想メモリのう
ち優先度の最も高い連想メモリにのみ出力バスの使用権
を与えるという手法を採用することになる。本発明にお
いても、出力バスの使用が競合するのを避けるためにそ
のような手法を採用してもよいが、そのような手法を採
用すると、連想メモリのアドレスをいちいち指定して検
索を行なうシステムの場合、検索のための手順が煩雑で
あり、かつ検索の高速性が損なわれることになる。
【0065】また、優先順位を付す手法の場合、優先度
の高い連想メモリで一致が検出されたか否かを伝達する
のに時間がかかり、やはり検索の高速性が損なわれる恐
れがある。そこで、各検索毎、あるいは複数の検索毎
に、高々、いずれか1つの連想メモリでのみ一致が検出
されることがあらかじめわかっているシステムの場合、
図4に示す第2の実施形態、図5に示す第3の実施形
態、あるいは図7に示す第4の実施形態のように、他の
連想メモリで一致が生じたか否かの情報は参照せずに、
自分自身で出力バスを使用するか否かを決めるようにし
てすると、一層高速の検索が可能となる。
【0066】図8は、図3に示す、複数の連想メモリを
備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリの第5
の実施形態を示す模式図である。この図8に示す実施形
態には、図2に示す態様、すなわち一致信号HOUT_
が出力されたとき、トライステートバッファ110から
一致のアドレスADが出力される態様と、図4に示す態
様、すなわち、カウンタ111,レジスタ112,比較
回路113,ゲート回路114を備え、一致信号HOU
T_ 出力されるとともに、レジスタ112に格納された
所定値とカウンタ111のカウント値とが一致したとき
に、トライステートバッファ110から一致のアドレス
ADが出力される態様との双方が備えられており、それ
ら2つの態様のいずれを使用するかを、外部からの選択
信号SELで制御されるマルチプレクサ125で切り換
えるよう構成されている。
【0067】図に示す実施形態の場合であっても、レ
ジスタ112の内容を各個別の一回の検索毎に検索結果
を出力するよう設定することにより、図4に示す実施形
態と同様の動作を行なわせることができるが、この図8
に示すように双方の態様を備えて切り換え可能に構成す
ると、わざわざレジスタ112の内容を書き換えること
なく、毎回の検索毎の出力と、所定の検索回数毎の出力
とを切り換えることができる。
【0068】図9は、図3に示す、複数の連想メモリを
備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリの第6
の実施形態を示す模式図、図10は、その接続状態を示
す模式図である。但し、図10には、本実施形態に特徴
的な配線のみを示し、入力バス100A,出力バス10
0B等は図示が省略されている。ここに示す第6の実施
形態の場合、図10に示す複数の連想メモリ10A,1
0B,…,10Nのうち、上段側の連想メモリほど高い
優先度が付されており、出力バス100Bの使用権は、
一致が検出された連想メモリのうち優先度の最も高い連
想メモリが獲得する。
【0069】これを実現するため、この実施形態におけ
る連想メモリでは、図9に示すように、上段側の連想メ
モリに一致があるか否かを示す一致信号HI_ をゲート
回路115に入力し、かつ自分自身で一致があったか否
かを示す一致信号HO_ を外部に出力する。ゲート回路
115は、その一致信号HI_ が、上段側で一致が検出
されたことを示す論理‘0’の場合に、プライオリティ
エンコーダ16から出力されたアドレスADが出力バス
100Bに伝達されるのを阻止し、その一致信号HI_
が上段側で一致がなかたことを示すHI_ =‘1’であ
って、かつ自分自身で一致が検出された(HOUT_ =
‘0’)場合にアドレスADを出力バス100Bに伝達
するように、トライステートバッファ110に向けて制
御信号を出力する。
【0070】図10に示す複数の連想メモリ10A
0B,…,10Nは、それぞれが、上記のように構成さ
れており、さらに、図10に示すように、各連想メモリ
10A,10B,…,10Nの一致信号HO_ に基づい
て上段側の連想メモリで一致が検出されたか否かを検出
して各連想メモリ10B,10C,…,10Nのための
一致信号HI_ を生成する外部回路を構成することによ
り、それら複数の連想メモリ10A,10B,…,10
Nが、出力バス100Bを共用することができることと
なる。この、図10に示すシステムの場合、外部回路が
必要となるが、検索の高速性を損なうことなく、複数の
連想メモリで同時に一致が検出される可能性がある場合
にも適合するシステムが構築される。
【0071】図11は、図3に示す、複数の連想メモリ
を備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリの第
7の実施形態を示す模式図、図12は、その接続状態を
示す模式図である。この図12においても、入力バス、
出力バス等は図示が省略されている。ここに示す第7の
実施形態の場合、図9、図10に示す実施形態と同様、
図11に示す複数の連想メモリ10A,10B,…,1
0Nのうち上段側の連想メモリほど高い優先度が付され
ており、出力バス100Bの使用権は、一致が検出され
た連想メモリのうち最も優先度の高い連想メモリが獲得
する。
【0072】これを実現するため、この第の実施形態
においては、上段側の連想メモリから下段側の連想メモ
リに向けて順次に、上段側で一致が検出されたか否かを
表わす一致信号が伝達される。図11に示すように、連
想メモリには、上段側の連想メモリからの一致信号HI
_ が入力され、ゲート回路115とゲート回路116に
入力される。ゲート回路115の構成及び作用は図7に
示す第4の実施形態の場合と同じであり重複説明は省略
する。ゲート回路116は上段側から伝達されてきた一
致信号HI_ が一致を示している(HI_ =’0’)か
自分自身で一致が検出された(HOUT_ =’0’)場
合に、後段側に向かって一致信号HO_ =’0’を出力
し、上位側から伝達されてきた一致信号HI_ が不一致
を示しており(HI_ =’1’)かつ、自分自身でも一
致が検出されなかった(HOUT_ =’1’)の場合に
後段側に向かって不一致(HO_ =’1’)を出力する
ゲートである。
【0073】このように、上段側から下段側に向かって
一致信号を順次伝達するように構成すると、前述したよ
うに一致信号の伝達に時間がかかり、高速検索にはやや
不向きではあるが、外部回路を構成することなく、複数
の連想メモリで同時に一致が検出される可能性のある場
合にも適合するシステムが構築される。図13は、図3
に示す、複数の連想メモリを備えたシステムに適合す
る、本発明の連想メモリの第8の実施形態を示す模式図
である。
【0074】この図13に示す実施形態には、図5に示
す態様、すなわち、カウンタ111,レジスタ112,
比較回路113,ゲート回路114を備え、一致信号H
OUT_ が出力されるとともに、レジスタ112に格納
された所定値とカウンタ111のカウンタ値とが一致し
たときに、トライステートバッファ110から一致アド
レスADが出力される態様と、図11に示す態様、すな
わち、ゲート回路115,116を備えて上段側の連想
メモリから下段側の連想メモリに向けて順次に、上段側
で一致が検出されたか否かを表わす一致信号が伝達され
るよう構成し、上段側から伝達されてまた一致信号HI
_ が不一致を示しており(HI_ =‘1’)、かつ自分
自身で一致が検出された(HOUT_ =‘0’)の場合
に、トライステートバッファ110から一致アドレスA
Dを出力する態様との双方が備えられており、それら2
つの態様のいずれを使用するかを、外部からの選択信号
SELで制御されるマルチプレクサ125で切り換える
よう構成されている。
【0075】この図13に示す実施形態には、上記のよ
うに、他の連想メモリで一致が生じたか否かの情報は参
照せずに、自分自身で出力バスを使用するか否かを決め
る態様と、自分自身より優先度の高い連想メモリで一致
が検出されたか否かを参照して出力バスを使用するか否
かを決める態様との双方が備えられており、これによ
り、そのシステムに備えられた複数の連想メモリのうち
高々1つの連想メモリでのみ一致が検出されることがあ
らかじめわかっている場合は、他の連想メモリで一致が
検出されたか否かの情報は参照せずに自分自身で一致が
検出された場合に出力バスを使用する態様に切り換え
て、より高速の検索を行なうことができ、かつ、複数の
連想メモリで同時に一致が検出される可能性があるシス
テムにも適合する連想メモリが実現する。
【0076】図14は、図3に示す、複数の連想メモリ
を備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリの第
9の実施形態を示す模式図である。図4に示す第2の実
施形態をベースにしてその第2の実施形態に追加された
構成について説明する。この図14に示す第9の実施形
態には、第2の実施形態に比べ、図11に示す実施形態
と同様に、上段側の連想メモリの一致信号HI_ を入力
し、上段側から伝達されてきた一致信号HI_ が一致を
示している(HI_ =‘0’)か自分自身で一致が検出
された(HOUT_ =‘0’)の場合に、後段側に向か
って一致信号H0_ =‘0’を出力し、上段側から伝達
されてきた一致信号HI_ が不一致を示しており(HI
_ =‘1’)かつ自分自身でも一致が検出されなかった
(HOUT_ =‘1’)場合に後段側に向かって不一致
(H0_ =‘1’)を出力する構成を有している。ま
た、この図14に示す実施形態には、検索パルスWR_
でセットされ、出力制御線132を経由して伝達されて
きた出力制御パルスRD_ でリセットされるフリップフ
ロップ131、プライオリティエンコーダ16から出力
された一致アドレスADを格納する一致アドレス格納レ
ジスタ130、上段側から伝達されてきた一致信号HI
_ と、自分自身の一致信号HOUT_ を入力し、自分自
身を含め自分自身よりも上段側のいずれかの連想メモリ
で一致が検出されたか否かを表わす一致情報を格納する
一致情報格納レジスタ127、図3に示すように接続さ
れた複数の連想メモリの中で自分自身が最終段の連想メ
モリであるか(論理‘0’)否か(論理‘1’)を示す
最終段フラグを格納する最終段フラグレジスタ126、
出力制御パルスRD_ を受けて検索結果をあらわす複数
のデータのうちのどのデータを出力するかを指示する出
力制御回路128、および一致信号HOUT_ と最終段
フラグとを切り換えてトライステートバッファの制御端
子に入力するマルチプレクサ129が備えられている。
【0077】マルチプレクサ129は、フリップフロッ
プ131の出力と出力制御回路128の出力とにより切
り換え制御され、一連の検索を実行している間は、フリ
ップフロップ131が検索パルスWR_ を受けて論理
‘1’の状態にあり、マルチプレクサ129は、メモリ
部11から出力された一致信号HOUT_ を出力するよ
う制御される。またこのとき、出力制御回路128は、
一致情報格納レジスタ127、およびメモリ部11に向
けて出力を禁止する制御信号を出力するとともに、一致
アドレス格納レジスタ130に向けて一致アドレスAD
を出力するよう制御信号を出力する。したがって、一連
の検索中は、図4に示す第2の実施形態と同様、メモリ
部11で一致が検出され、一致号HOUT_ が論理
‘0’にアサートされると、トライステートバッファ1
10から一致アドレスADが出力される。
【0078】また、一連の検索が終了した後、出力制御
パルスRD_ が入力されると、フリップフロップ131
がリセットされ、今度は、マルチプレクサ129は、出
力制御回路128の出力により切り換え制御される。出
力制御回路128は、出力制御パルスRD_ が入力され
ると、出力すべき検索結果を選択する。この出力すべき
検索結果としては、本実施形態においては、一致情報格
納レジスタ127に格納された一致情報、メモリ部11
から読み出される、一致アドレスADに格納された格納
データ、および、一致アドレス格納レジスタ130に格
納された一致アドレスの3種類の情報がある。一致アド
レス格納レジスタ130に格納された一致アドレスA
D、もしくは、メモリ部11から読み出される、一致ア
ドレスADに格納された格納データを出力する場合は、
複数の連想メモリのうち、一致が検出された(HOUT
_ =‘0’)連想メモリからその情報を出力することに
なるので、出力制御回路128は、マルチプレクサ12
9を、一致信号HOUT_ 側に切り換える。また、出力
制御回路128によって出力を指示された一致アドレス
格納レジスタ130もしくはメモリ部11は、一致アド
レスADもしくはその格納データを出力する。これによ
り、出力バス100Bには、一致が検出された連想メモ
リから、一致アドレスAD、もしくはその格納データが
出力される。
【0079】一方、一致情報格納レジスタ127に格納
された一致情報を出力する場合は、システム全体として
いずれかの連想メモリで一致が検出されたか否かを知る
必要があり、したがって最終段の連想メモリからその一
致情報を出力させる必要がある。このため、出力制御回
路128は、マルチプレクサ129を、最終段フラグレ
ジスタ126に格納された最終段フラグを出力する側に
切り換え、かつ一致情報格納レジスタ127に向けて、
その一致情報格納レジスタ127に格納された一致情報
を出力するように指示する。こうすることにより、出力
バス100Bには、最終段の連想メモリから一致情報が
出力される。
【0080】この図14に示す第9の実施形態において
は、上記のように、一連の検索の際に所定の検索結果
(ここに示す例では一致アドレスAD)を出力するとと
もに、検索終了後においては検索結果をあらわす複数種
類の情報を出力することができるよう構成したため、検
索中のみでなく、検索後においても出力バス100Bを
有効に利用することができる。
【0081】図15は、図3に示す、複数の連想メモリ
を備えたシステムに適合する、本発明の連想メモリの第
10の実施形態を示す模式図である。図15に示す実施
形態は、図14に示す実施形態に、図11,図13と同
様なゲート回路114を追加し、マルチプレクサ129
を、選択信号SEL_ によっても切換え可能としたもの
である。検索パルスWR_ の入力によりフリップフロッ
プ131の出力が論理‘1’にあるとき、選択信号SE
L_ の論理に応じて、メモリ部11から出力された一致
信号HOUT_ もしくはゲート回路114の出力がマル
チプレクサ129から出力され、それぞれ、上段側の連
想メモリの一致情報HI_ は参照せずに自分自身で一致
HOUT_ が検出された(HOUT_ =‘0’)場合
に、あるいは、自分自身で一致が検出され(HOUT_
=‘0’)、かつ、上段側の連想メモリのいずれでも一
致が検出されなかった(HI_ =‘1’)場合に、一致
アドレスADが出力される。
【0082】一連の検索が終了した後、出力制御線13
2から出力制御信号RD_ による検索結果の情報出力に
ついては、図14の場合と同様であり、重複説明は省略
する。このように本発明においては、種々の実施形態を
組み合わせることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連想メモ
リは、データ入力端子とデータ出力端子とを分けたた
め、検索結果に対応するデータを高速に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の連想メモリがバスに接続さ
れた状態を示す模式図である。
【図2】図1に示す連想メモリとSRAMとが接続され
たシステムを示す模式図である。
【図3】連想メモリが複数個備えたシステムを示す図で
ある。
【図4】図3に示すような、連想メモリ複数個を備えた
システムに適合する、本発明の連想メモリの第2の実施
形態を示す模式図である。
【図5】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシステ
ムに適合する、本発明の連想メモリの第3の実施形態を
示す模式図である。
【図6】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシステ
ムに適合する、本発明の連想メモリの第3の実施形態を
示すタイミングチャートである。
【図7】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシステ
ムに適合する、本発明の連想メモリの第4の実施形態を
示す模式図である。
【図8】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシステ
ムに適合する、本発明の連想メモリの第5の実施形態を
示す模式図である。
【図9】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシステ
ムに適合する、本発明の連想メモリの第6の実施形態を
示す模式図である。
【図10】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシス
テムに適合する、本発明の連想メモリの第6の実施形態
の接続状態を示す模式図である。
【図11】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシス
テムに適合する、本発明の連想メモリの第7の実施形態
を示す模式図である。
【図12】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシス
テムに適合する、本発明の連想メモリの第7の実施形態
の接続状態を示す模式図である。
【図13】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシス
テムに適合する、本発明の連想メモリの第8の実施形態
を示す模式図である。
【図14】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシス
テムに適合する、本発明の連想メモリの第9の実施形態
を示す模式図である。
【図15】図3に示す、複数の連想メモリを備えたシス
テムに適合する、本発明の連想メモリの第10の実施形
態を示す模式図である。
【図16】連想メモリの一例を表わした回路ブロック図
である。
【図17】連想メモリがバスに接続された状態を示す模
式図である。
【図18】連想メモリが接続されたバスに、さらにSR
AMが接続されたシステムを示す模式図である。
【図19】データ拡張機能を備えた連想メモリの一例を
示すブロック図である。
【図20】群構造のデータの一例を示す図である。
【図21】データ拡張機能を備えた連想メモリの他の例
を示すブロック図である。
【図22】可変長のデータ線を実現する一つの方式を示
した模式図である。
【図23】可変のデータ線を実現するもう一つの方式を
示した模式図である。
【図24】属性がIかそれ以外かを判定する属性判定回
路の一例の回路図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,…,10N 連想メモリ 10a データ入力端子 10b データ出力端子 11 メモリ部 11_1,11_2,… メモリワード 80 SRAM 100A データ入力バス 100B データ出力バス 110 トライステートバッファ 111 カウンタ 112 レジスタ 113 比較回路 114,115,116 ゲート回路 122 出力制御フラグレジスタ 123 カウンタ 124 出力許容フラグレジスタ 125 マルチプレクサ 126 最終段フラグレジスタ 127 一致情報格納レジスタ 128 出力制御回路 130 一致アドレス格納レジスタ 131 フリップフロップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−189978(JP,A) 特開 平1−161550(JP,A) 特開 平6−236692(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 15/00 - 15/06 WPI(DIALOG)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ群それぞれを構成する複数
    の格納データを各格納データ毎に記憶する複数のメモリ
    ワードを備え、複数の参照データが順次入力され、入力
    された参照データの全部もしくは所定の一部のビットパ
    ターンと、前記複数の格納データそれぞれの、全部もし
    くは前記所定の一部に対応する部分のビットパターンと
    の一致不一致を検索する過程を、順次入力された複数の
    参照データについて複数回繰り返すことにより、所望の
    データ群を構成する複数の格納データが記憶された複数
    のメモリワードからなるメモリワード群を検出する連想
    メモリにおいて、 所定のデータ入力バスに接続され該データ入力バス上を
    順次伝送されてきた前記複数の参照データを順次入力す
    るデータ入力端子と、 入力された各参照データを用いた各検索の結果、もしく
    は該各検索を含む複数回にわたる一連の検索の結果を、
    前記データ入力バスとは異なるデータ出力バスに出力す
    るデータ出力端子と、 検索により一致が検出された場合に前記結果を前記デー
    タ出力端子に伝達し、検索により不一致が検出された場
    合に前記データ出力端子を該連想メモリの内部回路から
    切り離す出力回路と を備えたことを特徴とする連想メモ
    リ。
  2. 【請求項2】 複数のデータ群それぞれを構成する複数
    の格納データを各格納データ毎に記憶する複数のメモリ
    ワードを備え、複数の参照データが順次入力され、入力
    された参照データの全部もしくは所定の一部のビットパ
    ターンと、前記複数の格納データそれぞれの、全部もし
    くは前記所定の一部に対応する部分のビットパターンと
    の一致不一致を検索する過程を、順次入力された複数の
    参照データについて複数回繰り返すことにより、所望の
    データ群を構成する複数の格納データが記憶された複数
    のメモリワードからなるメモリワード群を検出する連想
    メモリにおいて、 所定のデータ入力バスに接続され該データ入力バス上を
    順次伝送されてきた前記複数の参照データを順次入力す
    るデータ入力端子と、 入力された各参照データを用いた各検索の結果、もしく
    は該各検索を含む複数回にわたる一連の検索の結果を、
    前記データ入力バスとは異なるデータ出力バス に出力す
    るデータ出力端子と、 複数回にわたる検索の中で特定の検索が行なわれたこと
    を認識する特定検索認識手段と、 前記特定検索認識手段により特定の検索が行なわれたこ
    とが認識され、かつ一致が検出された場合に、前記結果
    を前記データ出力端子に伝達し、前記特定検索認識手段
    により特定の検索ではないことが認識された場合、もし
    くは一致が検出されなかった場合に、前記データ出力端
    子を、該連想メモリの内部回路から切り離す出力回路と
    備えたことを特徴とする連想メモリ。
  3. 【請求項3】複数のデータ群それぞれを構成する複数の
    格納データを各格納データ毎に記憶する複数のメモリワ
    ードを備え、複数の参照データが順次入力され、入力さ
    れた参照データの全部もしくは所定の一部のビットパタ
    ーンと、前記複数の格納データそれぞれの、全部もしく
    は前記所定の一部に対応する部分のビットパターンとの
    一致不一致を検索する過程を、順次入力された複数の参
    照データについて複数回繰り返すことにより、所望のデ
    ータ群を構成する複数の格納データが記憶された複数の
    メモリワードからなるメモリワード群を検出する連想メ
    モリにおいて、 所定のデータ入力バスに接続され該データ入力バス上を
    順次伝送されてきた前記複数の参照データを順次入力す
    るデータ入力端子と、 入力された各参照データを用いた各検索の結果、もしく
    は該各検索を含む複数回にわたる一連の検索の結果を、
    前記データ入力バスとは異なるデータ出力バスに出力す
    るデータ出力端子と、 複数回にわたる検索の中で特定の検索が行なわれたこと
    を認識する特定検索認識手段と、検索により一致が検出された場合に前記結果を前記デー
    タ出力端子に伝達し、検索により不一致が検出された場
    合に前記データ出力端子を該連想メモリの内部回路から
    切り離す第1のモードと、前記特定検索認識手段により
    特定の検索が行なわれたことが認識され、かつ一致が検
    出された場合に、前記結果を前記データ出力端子に伝達
    し、前記特定検索認識手段により特定の検索ではないこ
    とが認識された場合、もしくは一致が検出されなかった
    場合に、前記データ出力端子を、 該連想メモリの内部回
    路から切り離す第2のモードとを有する出力回路と、 該出力回路のモードを自在に切り換えるモード切換手段
    を備えたことを特徴とする連想メモリ。
  4. 【請求項4】複数のデータ群それぞれを構成する複数の
    格納データを各格納データ毎に記憶する複数のメモリワ
    ードを備え、複数の参照データが順次入力され、入力さ
    れた参照データの全部もしくは所定の一部のビットパタ
    ーンと、前記複数の格納データそれぞれの、全部もしく
    は前記所定の一部に対応する部分のビットパターンとの
    一致不一致を検索する過程を、順次入力された複数の参
    照データについて複数回繰り返すことにより、所望のデ
    ータ群を構成する複数の格納データが記憶された複数の
    メモリワードからなるメモリワード群を検出する連想メ
    モリにおいて、 所定のデータ入力バスに接続され該データ入力バス上を
    順次伝送されてきた前記複数の参照データを順次入力す
    るデータ入力端子と、 入力された各参照データを用いた各検索の結果、もしく
    は該各検索を含む複数回にわたる一連の検索の結果を、
    前記データ入力バスとは異なるデータ出力バスに出力す
    るデータ出力端子と、 該連想メモリ複数個が共通の、前記データ入力バスおよ
    び前記データ出力バスに接続された場合における、自分
    よりも優先度の高い連想メモリで一致が検出されたか否
    かを表す情報を入力する一致情報入力端子と、 自分自身で一致が検出されたか否かを表わす情報を出力
    する一致情報出力端子と、 自分自身より優先度の高い連想メモリで一致が検出され
    ず、かつ自分自身で一致が検出された場合に前記結果を
    前記データ出力端子に伝達し、自分自身より優先度の高
    い連想メモリで一致が検出された場合、もしくは自分自
    身で一致が検出されなかった場合に、前記データ出力端
    子を、自分自身の内部回路から切り離す出力回路 を備え
    たことを特徴とする連想メモリ。
  5. 【請求項5】複数のデータ群それぞれを構成する複数の
    格納データを各格納データ毎に記憶する複数のメモリワ
    ードを備え、複数の参照データが順次入力され、入力さ
    れた参照データの全部もしくは所定の一部のビットパタ
    ーンと、前記 複数の格納データそれぞれの、全部もしく
    は前記所定の一部に対応する部分のビットパターンとの
    一致不一致を検索する過程を、順次入力された複数の参
    照データについて複数回繰り返すことにより、所望のデ
    ータ群を構成する複数の格納データが記憶された複数の
    メモリワードからなるメモリワード群を検出する連想メ
    モリにおいて、 所定のデータ入力バスに接続され該データ入力バス上を
    順次伝送されてきた前記複数の参照データを順次入力す
    るデータ入力端子と、 入力された各参照データを用いた各検索の結果、もしく
    は該各検索を含む複数回にわたる一連の検索の結果を、
    前記データ入力バスとは異なるデータ出力バスに出力す
    るデータ出力端子と、 該連想メモリ複数個が共通の、前記データ入力バスおよ
    び前記データ出力バスに接続された場合における、自分
    よりも優先度の高い連想メモリで一致が検出されたか否
    かを表す情報を入力する一致情報入力端子と、 自分自身で一致が検出されたか否かを表わす情報を出力
    する一致情報出力端子と、検索により一致が検出された場合に前記結果を前記デー
    タ出力端子に伝達し、検索により不一致が検出された場
    合に前記データ出力端子を自分自身の内部回路から切り
    離す第1のモードと、自分自身より優先度の高い連想メ
    モリで一致が検出されず、かつ自分自身で一致が検出さ
    れた場合に前記結果を前記データ出力端子に伝達し、自
    分自身より優先度の高い連想メモリで一致が検出された
    場合、もしくは自分自身で一致が検出されなかった場合
    に、前記データ出力端子を、自分自身の内部回路から切
    り離す第3のモードとを有する出力回路と、 該出力回路のモードを自在に切り換えるモード切換手段
    を備えたことを特徴とする連想メモリ。
  6. 【請求項6】 複数回にわたる検索の中で特定の検索が
    行なわれたことを認識する特定検索認識手段を備え、 前記出力回路が、前記第1のモードに代えて、もしくは
    該第1のモードとともに、前記特定検索認識手段により
    特定の検索が行なわれたことが認識され、かつ一致が検
    出された場合に、前記結果を前記データ出力端子に伝達
    し、前記特定検 索認識手段により特定の検索ではないこ
    とが認識された場合、もしくは一致が検出されなかった
    場合に、前記データ出力端子を、自分自身の内部回路か
    ら切り離す第2のモードを有するものである ことを特徴
    とする請求項記載の連想メモリ。
  7. 【請求項7】 前記一致情報出力端子に代えて、自分自
    身で一致が検出されず、かつ自分よりも優先度の高い連
    想メモリでも一致が検出されなかったか、あるいは、自
    分自身もしくは自分よりも優先度の高い連想メモリで一
    致が検出されたかを表わす情報を出力する一致情報出力
    端子を備えたことを特徴とする請求項4から6のうちい
    ずれか1項記載の連想メモリ。
  8. 【請求項8】 前記出力回路が、一連の検索の間、検索
    の結果得られる複数種類の情報のうちの所定の第1の種
    類の情報を出力し、該一連の検索終了後、外部からの要
    求に応じて、前記複数種類の情報のうちの少なくとも1
    種類の、第2の種類の情報を出力するものであることを
    特徴とする請求項から7のうちいずれか1項記載の連
    想メモリ。
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