JP3202360U - 木製ササラ板 - Google Patents

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JP3202360U
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敦 坪内
敦 坪内
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河合製巧株式会社
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Abstract

【課題】短い材料から長いササラ板を構成できる木製ササラ板を提供する。【解決手段】階段11のササラ板12は複数のピース16,17,18に分割されている。各ピース16,17,18の対接部間に連結手段が備えられている。この連結手段は、突部と凹部との嵌合関係によって形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、住宅等において階段の両側を構成する木製のササラ板に関するものである。
住宅等における階段は、左右のササラ板の上縁に踏み板と蹴上板とが固定されている(例えば、特許文献1参照)。そして、従来、このササラ板は、一枚の板材から切り出されていた。
特開平10−8676号公報
例えば、一般住宅の階段15段分のササラ板では、その長さが4メートルを越える。このため、ササラ板を切り出すために、長い木板材料が必要になって、材料の選択範囲が狭くなるだけではなく、加工や運搬に際して取り回しが面倒であり、その加工時や運搬時に折れてしまうおそれもある。また、運搬や保管において長いスペースを占拠するため、その運搬や保管に支障をきたすおそれもあった。
本考案の目的は、短い材料から長いササラ板を構成できて、前述した問題点を解消可能にした木製ササラ板を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案は、ササラ板をその長さ方向において複数のピースを組み合わせて構成したことを特徴とするものである。
上記の構成によれば、短い複数のピースを組み合わせて長いササラ板を構成できる。そして、各ピースが短いために、そのピースは長い材料から切り出す必要はなく、短い材料から切り出せばよい。従って、材料の選択範囲が広くなるとともに、加工や運搬に際して取り回しが容易になり、折れてしまうおそれを少なくできる。また、運搬や保管に要するスペースを短くすることができる。
以上のように、本考案によれば、短い材料から長いササラ板を構成できるという効果を得ることができる。
階段の斜視図。 階段の取り付け状態を示す断面図。 ピースの組み付け状態を示す側面図。 ピースの組み付け前の状態を示す分解側面図。 突部及び凹部を一箇所に設けた変更例を示す側面図。 突部及び凹部を横方向に向けて形成した変更例を示す側面図。 連結手段を省いた変更例を示す側面図。 連結金具を用いた変更例を示す側面図。
以下に、本考案を具体化した実施形態を図1〜図4の図面に従って説明する。
図1に示すように、階段11は、両側の木製のササラ板12と、ササラ板12の複数の段部の水平面上に固定された踏み板14と、段部の直立面に固定された蹴上板15とによって構成されている。
前記ササラ板12は、複数(実施形態では3枚)の第1〜第3ピース16,17,18を凹凸の嵌合関係を介して組み合わせて構成されている。
すなわち、図1,図3及び図4に示すように、下側の第1ピース16における中間部の第2ピース17との対接部には、上下一対の上向きの突部19と、上下一対の下向きの凹部20とが形成されている。前記第2ピース17における第1ピース16との対接部には、上下一対の下向きの突部21と、上下一対の上向きの凹部22とが形成されており、これらの突部21及び凹部22は、第1ピース16の凹部20及び突部19と同形同大であって、それらはガタ付きなく嵌り合うようになっている。
同様に、前記第2ピース17における上部の第3ピース18との対接部には、上下一対の上向きの突部19と、上下一対の下向きの凹部20とが形成されている。前記第3ピース18における第2ピース17との対接部には、上下一対の下向きの突部21と、上下一対の上向きの凹部22とが形成されており、これらの突部21及び凹部22は、第2ピース17の凹部20及び突部19と同形同大であって、それらはガタ付きなく嵌り合うようになっている。
前記突部19,21の先端及び凹部20,22の内端は曲面状である半円状に形成されている。
図2に示すように、前記ササラ板12を構成する第1〜第3ピース16,17,18は、階段11の両側に位置する壁板23にネジやクギ等の固定部材24によって固定されている。
次に、以上のように構成された階段11の取り付け方法について説明する。
ササラ板12は、第1〜第3ピース16,17,18が壁板23に固定される前に、突部19,21と凹部20,22との嵌合によって第1〜第3ピース16,17,18を組み付けて構成される。このように組み付けられたササラ板12は、住宅の階段部位の両側に位置する壁板23にクギ等の固定部材24によって固定される。そして、左右のササラ板12の各段部の水平面間に踏み板14が固定されるとともに、直立面間に蹴上板15が固定される。
このため、本実施形態では以下の効果がある。
(1)ササラ板12が複数枚のピース16,17,18に分割されているため、各ピース16,17,18は短いものとなる。従って、各ピース16,17,18は長い材料から切り出す必要はなく、短い材料から切り出せばよい。このため、材料の選択範囲が広くなるとともに、材料や各ピース16,17,18の加工や運搬に際して取り回しが容易になり、折れたりするおそれを少なくできる。また、材料や各ピース16,17,18の運搬や保管に要するスペースを短くすることができる。
(2)各ピース16,17,18の対接部間に連結手段としての突部19,21と凹部20,22とが備えられているため、各ピース16,17,18を強固に連結させることができる。
(3)前記突部19,21と凹部20,22とよりなる連結手段は、各ピース16,17,18に形成された凹凸の嵌合関係であるため、かすがい等の別体の連結部材が不要になり、部品点数の増加を抑えて、構成を簡素化できる。
(4)前記嵌合関係を形成する突部19,21及び凹部20,22は上下方向に向かって形成されているため、ササラ板12の長さ方向,言い換えれば各ピース16,17,18を分離させる方向への力に抗することができて、各ピース16,17,18を強固な結合状態に保持できる。
(5)突部19,21の先端及び凹部20,22の内端が円弧状に形成されているため、凹部20,22の内端部に亀裂発生等の原因となる集中応力が生じることを抑制できる。
(6)前記連結手段がササラ板12の段部の直立面の下側部分に位置するため、段部の水平面に段差が生じることはなく、踏み板14を水平に設置できる。
本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化してもよい。
・図5に示すように、ピース25,26を連結するための突部27及び凹部28をそれぞれ1箇所に形成すること。
・図6に示すように、ピース25,26を連結するための突部27及び凹部28を横方向に向けて形成すること。
・図7に示すように、ピース25,26には、それらを連結するための突部19,21の先端及び凹部20,22を設けることなく、それらの対接端面を突き合わせ状態にして、ピース25,26は壁板23に対する固定によって両者間25,26間の位置関係を保持すること。
・図8に示すように、前記図7に示すピース25,26の構成において、両者間25,26間をクギや木ネジを用いて連結する連結金具29を用いること。この連結金具29は、かすがいに変更してもよい。
11…階段、12…ササラ板、16…ピース、17…ピース、18…ピース、19…突部、20…凹部、21…突部、22…凹部、25…ピース、26…ピース、27…突部、28…凹部、29…連結金具。

Claims (7)

  1. 長さ方向において複数のピースに分割されている木製ササラ板。
  2. 前記各ピースの対接部間に連結手段が備えられた請求項1に記載の木製ササラ板。
  3. 前記連結手段は突部と凹部との嵌合関係である請求項2に記載の木製ササラ板。
  4. 前記突部の先端部及び凹部の内端部は曲面状に形成されている請求項3に記載の木製ササラ板。
  5. 前記嵌合関係を形成する突部と凹部とは上下方向に向かって形成されている請求項3または4に記載の木製ササラ板。
  6. 前記連結手段は蹴上の部分に位置する請求項2〜5のうちのいずれか一項に記載の木製ササラ板。
  7. 前記ピースとは別体の連結部材が連結手段である請求項1に記載の木製ササラ板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017203288A (ja) * 2016-05-11 2017-11-16 朝日ウッドテック株式会社 ユニット階段および階段用側板
JP2020522636A (ja) * 2017-06-06 2020-07-30 ルーカス ワグナー 折畳み式階段

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