JP2020522636A - 折畳み式階段 - Google Patents

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Abstract

本発明は、第1の側桁構造(16)及び第2の側桁構造(18)、ステップ(20)を有する折畳み式階段(10)に関しており、ステップ(20)は側桁構造(16、18)の間に配置されて、第1の側桁構造(16)とは第1の軸(22)を介して且つ第2の側桁構造(18)とは第2の軸(24)を介して、ピボット回転可能に接続されている。階段(10)が折畳まれているとき(14)にできるだけ多くの空間を節約するために、軸(22、24)は側桁構造(16、18)の凹部(26)に配置されており、第1の側桁構造(16)の凹部(26)は第1の軸(22)と垂直に上昇方向に開口され、第2の側桁構造(18)の凹部(26)は第2の軸(24)と垂直に下降方向に開口される。

Description

本発明は、請求項1の主となる記述に従った折畳み式階段に関する。
そのような階段は、例えば、住居又はオフィスの部屋、ホール、又はその他の建物の内壁又は外壁にて使用されることができる。ある階段の側桁は、このために普通は永久的に壁に取り付けられる。そのとき、他の部屋側の側桁は壁の方向に動かされることができ、これで階段を折畳むことができる。
折畳み式階段は一般的に、空間状態が最適な方法で使用されなければならないエリアで使用される。従来の折畳み式ではない階段は、そのようなエリアにおいて、使用可能な空間を不必要に低減することがある。
独国特許出願公開第4416426号明細書 国際公開第2017/024349号
折畳み式階段は従来技術から既知である。例えば独国特許出願公開第4416426号明細書は階段を開示しており、そのステップは側桁に、平行四辺形のガイドロッドの様式で、側桁がお互いに対して平行位置で折畳まれることができるように接続されている。しかし、そのような階段は、折畳み状態では、2つの階段側桁が一つの平面上に置かれることができないという欠点を有している。代わりにそれらはお互いに平行に位置し、このことは、この階段が、折畳み状態で少なくとも2つの側桁構造の厚さだけ壁から依然として部屋に突出していることを意味する。これは、その階段が、折畳み状態であっても依然として、利用可能な部屋の最適な使用を許容しないことをもたらす。加えて、そのような折畳まれた階段は、それが壁から突出している厚さのために目障りであると認識されることがある。
加えて、独国特許出願公開第4416426号明細書に従った階段のジョイントの平行四辺形のガイドは、部屋側の側桁が折畳まれることができる方向が階段の傾斜によって固定されるという欠点を有する。それゆえ、対角線の折畳み動作が一般的に(すなわち階段の傾斜に沿って)規定され、これが普通は、階段の全長が展開状態よりも折畳み状態で大きいということをもたらす。この技法によって低減される空間ゲインとは別に、部屋側の側桁はまた、階段踊り場の一つよりもさらに動かされ、部屋側の側桁が一般的に、上側の階段踊り場よりもさらに突出する。それゆえ、階段の折畳みの邪魔になるので、階段踊り場には何の物体又は構造物も置かれることができない。階段踊り場の一つに配置され得るドア又は階段レールでさえ、独国特許出願公開第4416426号明細書に従った折畳み階段とは、非常に限定された方法でしか互換性がない。
さらなる折畳み階段は、国際公開第2017/024349号から知られている。2つの側桁構造を有する階段がここでは記述されており、ステップが側桁構造の凹部に配置され、側桁構造と軸を介してビボット回転可能に接続されている。ここでは、第1の側桁構造の凹部は上昇方向に第1の軸と垂直に設計され、第2の側桁構造の凹部は下降方向に第2の軸と垂直に設計されている。国際公開第2017/024349号に記述されている階段はさらに手すりを有しており、これもまた折畳まれることができる。しかし、そのような階段は、折畳み動作をサポートできる要素が設けられていないという事実のために、折畳み及び展開が大きな労力を必要とするという欠点を有している。したがって、国際公開第2017/024349号に従って製造された階段は、その重量のために、あるステップの数を超えると一人では展開又は折畳まれることがもはやできない。
従来技術の欠点が、本発明によって修正される。それゆえ本発明は、ほとんど労力を必要とせずに折畳みやすく、折畳み状態で最適な空間の節約を保証する安全で且つ信頼性のある階段を提供するというタスクに基づいており、その折畳み動作は階段の全長を変化させない。
本発明の主な特徴は、請求項1の特徴部にリストされている。さらなる設計が、請求項2〜14の主題を形成する。
上述のタスクは、第1の側桁構造と第2の側桁構造とを有し、第1の側桁構造とは第1の軸を介してピボット回転可能に接続され且つ第2の側桁構造とは第2の軸を介してピボット回転可能に接続されたステップが側桁構造の間に配置されており、軸が側桁構造の凹部に配置されて、第1の側桁構造の凹部は第1の軸と垂直に上昇方向に開口するように設計され、第2の側桁構造の凹部は第2の軸と垂直に下降方向に開口するように設計されている、折畳み式階段によって解決される。
ある特定の実施形態では、軸が少なくとも部分的に回転軸要素によって形成され、回転軸要素がそれぞれのステップに堅固に結合されている中央回転要素を有し、且つそれぞれの側桁構造に堅固に結合されている少なくとも一つの外側回転要素を有し、中央回転要素及び少なくとも一つの外側回転要素がお互いに対して回転可能に搭載され、中央回転要素と少なくとも一つの外側回転要素との間に少なくとも一つのねじればね要素が配置されていることが、認識される。
第1の側桁構造は、ここでは例えばねじ留め、接着、プラグ接続、又はこれらの可能性の組み合わせを通して、壁に取り付けられることができる。側桁構造及びステップは、好ましくは比較的に堅固で且つ安定していて、それゆえ弾力的な材料から、例えば木材、金属、又は対応するプラスチックから形成されるべきであって、木材が好ましくは想定される。ステップは、軸を介して、それらがステップの少なくとも90°のピボット回転角度を許容するようにピボット回転可能であり、これにより階段が、完全に展開された状態から完全に折畳まれた状態に動くことを可能にする。階段は、この設計により、壁の方向に実質的に垂直に折畳まれることができて、階段の全長は変化しない。完全に展開された状態は、ここでは主に、階段が2つの側桁構造の間に垂直に配置されている状態として理解されるべきである。階段は好ましくは、2つの側桁構造の表面及びステップの踏板がお互いに平行で且つ実質的に2次元平面上で配置されると、完全に折畳まれる。完全に折畳まれた状態は、ここでは側桁構造の凹部によって実現され、実質的な利点は、第1の側桁構造の凹部が第1の軸と垂直に上昇方向に開口するように設計され、且つ第2の側桁構造の凹部が第2の軸と垂直に下降方向に開口するように設計されていることから成る。側桁構造のこの相殺効果は、水平に折畳む過程を可能にする。
一つの利点は、中央回転要素及び少なくとも一つの外側回転要素を有する回転軸要素からもたらされる結果となる。中央回転要素及び少なくとも一つの外側回転要素は、お互いに対して回転可能に搭載されている。中央回転要素は、それが挿入されたそれぞれのステップに堅固に結合されている。少なくとも一つの外側回転要素は、それが同じように挿入されたそれぞれのステップに堅固に結合されている。この構造で、側桁構造及びステップがお互いに対して安全に且つ信頼性良くピボット回転されることができることが保証される。ピボット又は回転力は回転軸要素のみに作用し、それが今度は搭載された回転要素をお互いに対して回転させるので、このようにすると側桁構造とステップとの間に摩擦は生じない。回転軸要素が付加的に、階段の完全に折畳まれた及び/又は完全に展開された状態を、例えば回転軸要素に一体化された阻止機構によって固定することもまた、認識されることができる。回転軸要素の構成要素は、好ましくは、例えば金属のような弾力的で且つ堅固な材料から形成される。
一つの特定の利点は、回転軸要素の構造からもたらされる結果となる。回転軸要素はここでは、少なくとも2つの別個の部分、すなわち中央回転要素ならびに少なくとも一つの外側回転要素を備えている。回転軸要素のこの2つの又は複数部分の設計で、階段の製造が著しく容易になっている。中央回転要素は、例えば、このために設けられた取込路に最初に挿入されることができて、その開口は各々、ステップの側桁側の端に位置している。少なくとも一つの外側回転要素がそれから、このために側桁構造に設けられた取込路に外側から挿入され、中央回転要素に押さえ付けられることができる。中央回転要素及び少なくとも一つの外側回転要素はそれから、お互いに回転可能に結合される。このタイプの装着を可能にするために、ステップ又は側桁の取込路は個別の貫通孔として対応するように設計されており、これらは、共通の貫通孔が生成されるようにお互いをカバーするように配置されることができて、ここに、今では組み立てられた回転軸要素が受け入れられることができる。回転軸要素の装着が成功すると、引き続いてステップが、側桁構造にピボット回転可能に固定される。
階段を折畳み且つ展開するときに使用者によって印加されなければならない力を最小化するために、ねじればね要素が中央及び外側回転要素の間に配置されている。ねじればね要素の一端の各々は、ここでは外側回転要素の開口部に軸方向に挿入又は押し込まれることができて、ねじればね要素のそれぞれの他端は、中央回転要素の開口部に軸方向に挿入又は押し込まれることができる。ねじればね要素は、ここでは復元力を印加し、これが、折畳みの間に階段に作用する力に対抗して作用する。それゆえこの別形は、階段が単一の使用者により好ましい方法で操作されることを可能にする。これは、後者(別形)が、階段を折畳んでいるときに特にサポートされるからである。全ての軸に設けられたねじればね要素が、階段を展開する方向に対して復元力を作用するように圧縮応力が与えられているので、折畳み階段の安全性が同時に増す。それゆえ、階段が折畳み状態で壁に立てかけられると、回転軸のねじればね要素は、階段の意図されない展開を妨げる。それゆえ、ねじればね要素は全体的に、階段がより少ない労力で取り扱われることができることを、確実にする。回転軸要素のこの有益な設計はまた、対応するように多くのステップを有する長い階段の折畳みを、各々の付加的なステップが今度は付加的なねじればね要素を供給するので、問題なく可能にする。
好適な実施形態によれば、凹部が少なくとも部分的に階段の折畳み状態にてステップを受け入れて、ステップは、折畳み状態では第1の側桁構造及び第2の側桁構造と一つの平面上に配置される。凹部は、好適な実施形態では、それらがステップを実質的に完全に積極的に取り囲むように設計されることができる。ステップは、この設計では、折畳みの間に問題なく凹部に挿入されることができる。これより、階段の完全な折畳みを可能にするのは凹部のみである。それゆえ、このために設けられた凹部にステップが収容されることができるので、第2の側桁構造は第1の側桁構造と同じ平面上にされることができる。加えて、折畳まれた階段は、どの構成要素がより厚みを持つように設計されているかに依存して、一つの側桁構造の厚さ分か又はステップの厚さ分のいずれかのみだけ、壁から室内に延在する。いずれの場合も、本発明に従った設計は、両方の側桁構造が階段の折畳み状態でお互いに平行に置かれる必要性を防ぐことができ、このことは、階段が少なくとも両方の側桁構造の厚さ分だけ室内に対応するように延在することを意味する。
ステップの側桁側の端がステップの踏板エリアよりも狭く、端と踏板エリアとの間のコーナーエリアが球状の凹部を有していることが、さらに認識されることができる。端のより狭い設計は、側桁構造の凹部へのステップの積極的な挿入を可能にする。端と踏板エリアとの間のコーナーエリアの球状の凹部は、ここでは、折畳み状態での側桁要素におけるステップの同じ高さでの取込を可能にする。凹部は、コーナーエリアからの実質的に凹面のフライス加工部である。コーナーエリアの球状の凹部が無いと、階段が内側及び外側に向かってピボット回転することを許容するために、ステップと側桁構造との間に多くのあそびが必要とされるであろう。この多量のあそびが今度は、折畳み状態にてステップの端と側桁要素との間の明らかなギャップをもたらす結果となる。それゆえ球形の凹部は、ステップが実質的に完全に積極的に取り囲まれることができるので、審美的に最も満足させる階段の設計を可能にする。
有益な設計によれば、中央回転要素はその外周縁に長手方向のリブを有しており、これがステップの材料と積極的に係合する。あるいは中央回転要素は、その外周縁にぎざぎざの刻みが付けられることができる。結果として、外周縁の形状が設けられた表面は、ステップにおける回転要素のグリップを増す。長手方向のリブはここでは、中央回転要素のステップへの容易な挿入可能性を可能にするという付加的な効果を有し、同時に、長手方向のリブは、階段が折畳まれるときに中央回転要素がまた折畳み方向にステップの内部で回転することを防ぐ。このことは、そうでなければ可能である回転軸要素のねじれによって力が軸にて失われることがもはやないので、階段を折畳む特に付加的なサポートを確実にする。形状が設けられた、特に長手方向にリブが設けられた外周縁の表面はまた、中央回転要素の安定性を増し、これより階段を折畳むときの安全性を増す。中央回転要素の外周縁の形状が設けられた表面はさらに、回転要素がもはやステップに接着される必要が無いという利点を有する。
一つのさらなる発展によれば、少なくとも一つの外側回転要素が栓及びシャフトを有しており、栓はその外周縁に長手方向のリブを有しており、これが側桁構造の材料と積極的に係合する。栓及びシャフトは、ここでは特に2つの部分からなる設計であることができる。
シャフトは好ましくはスチール製であって、中央回転要素及びこれよりその弾力性を有する回転軸要素の安定性及び耐久性の増加を確実にする。栓は、ステップに中央回転要素を固定するために設けられる。栓の長手方向のリブは、ここでは回転要素のグリップを増し、これがそれから、同じ目的のために設けられた側桁の取込路に、動きに抵抗するように固定されることができる。このことは、中央回転要素のスリップのために力が軸で失われることをもはや無くすことができるので、階段を折畳むときに付加的なサポートを確実にする。長手方向にリブが設けられた回転要素の外周縁は、さらに安定性の増加を確実にし、これにより階段の安定性を増加させる。あるいは、栓は、その外周縁にぎざぎざの刻みが設けられることができる。外側回転要素の外周縁の形状が設けられた表面は、回転要素が側桁要素に接着される必要が無いという利点を有する。
シャフトが外側回転要素の栓に回転可能に搭載されていることが、さらに認識されることができる。この設計は、摩擦が最小化されてクリーンなピボット回転動作を保証する。
この階段の一つの別形では、シャフトが中央回転要素に回転可能に搭載されている。この設計もまた、摩擦が最小化されてクリーンなピボット回転動作を保証する。いずれの場合も、回転可能に搭載された回転要素の構造は、軸の弾力性を増す。
少なくとも一つのねじれ要素がコイルばねであることが、さらに有益に認識されることができる。ここでは、コイルばねが、折畳み状態よりも展開状態で、より大きな圧縮応力が与えられていることが、好ましくは認識される。圧縮応力は、それらが階段の折畳みをサポートするように設定されることができる。同時に、展開の間に発生する力が、コイルばねに圧縮応力を与えることによって最小化されることができる。あるいは、単一の連続したコイルばねによって、復元力が生成されることができる。それゆえコイルばねは、コイルばねの圧縮応力が折畳み中に階段に作用する重力と対抗するように作用するので、階段がほとんど労力無しに折畳まれることができるという利点を有する。この設計の助けによって、階段は単一の人物によって折畳まれ且つ展開されることができる。それゆえ回転軸要素のこの有益な設計は、対応して多くのステップを有する長い階段でさえ問題なく折畳まれることを許容する。これは、各々の付加的なステップが今度は、それとともに付加的な回転軸要素をもたらすからである。
さらなる効果は、側桁構造の少なくとも一つが側桁要素から構成されることができて、側桁要素が中央要素及び端要素を備えて、全ての中央要素が実質的に同じ形状を有している可能性がもたらされる結果となる。端要素は、脚によって、一方では階段が展開状態で側桁構造が安定して立つことができ、他方では、要求されるように側桁構造が上側の階段踊り場をステップ差なく仕上げることを確実にする。側桁要素のこの設計は、階段の周囲に依存した側桁構造の傾斜及び長さの変動を許容する。さらなる利点は、そうでなければ非常に長い側桁構造がより小さく及びこれにより取り扱いやすい構成要素に分解されるので、組み立てられていない状態で階段が運搬しやすいということからなっている。
側桁要素が凹部ならびに挿入形状及び/又は取込形状を含み、ある側桁要素の挿入形状が他の側桁要素の受入形状に積極的にプラグ接続されることができることが、さらに認識されることができる。この設計の結果として、側桁要素は、パズルのように、お互いに問題なくプラグ接続されることができる。加えて、特に中央要素は、この形状によってある方向方位を与えられて、これが組み立て中の誤りを防ぐ。側桁要素の形状はまた、挿入形状の積極的な取込が取込形状による前もっての固定を確実にするので、プラグ接続された側桁構造の安定性を増す。側桁要素がプラグ接続エリアに貫通孔を有することが、ここではさらに認識されることができる。貫通孔は、側桁要素の安定した最終固定を保証する。それは例えば、側桁要素のねじ留め又は合わせ釘留めを可能にする。
一つの有益な実施形態によれば、凹部が各々ピボット回転軸に平行なエッジを有し、これが軸方向に沿って溝状のへこみを有する。溝状のへこみは例えばフィレットの様に設計されることができて、側桁要素に対するステップのピボット回転可能性と同時に、側桁要素における積極的なステップの受け入れを可能にする。へこみなしのステップの積極的な配置は、ステップ及び側桁要素がそのときには固着するので、側桁要素の取込におけるピボット回転可能性をもはや許容しない。
凹部が各々それらのコーナーエリアにフリーカットを有していれば、これもまた有益である。フリーカットは、側桁構造の凹部におけるステップの積極的な取込を可能にする。コーナーエリアにフリーカットが無いと、階段の折畳み及び展開を可能にするために、ステップと側桁構造との間に多量のあそびが必要とされるであろう。この多量のあそびが今度は、折畳み状態において、ステップの端と側桁構造の軸に平行なエッジとの間に大きなギャップをもたらす結果となる。それゆえフリーカットは、階段がステップを実質的に積極的に取込むことができるようにするので、審美的に最も満足させる階段の設計を可能にする。
さらなる発展によれば、第2の側桁構造が少なくとも一つのグリップ及び/又は一つの手すりを有する。グリップは、側桁構造がグリップで保持されることができ、それゆえより簡単に折畳まれ又は展開されることができるので、本発明に従った階段の操作を有益な方法で簡単化する。階段を上る際に起こることがある落下の危険が、手すりによって最小化されることができる。
手すりが第2の側桁構造に可動的に接続されていることがまた、認識されることができる。可動な接続は、階段が折畳まれるときに手すりもまた折畳まれることができることを意味する。これにより、空間の節約が付加的に最適化される。
一つの特別な且つ特に独立した設計では、軸が側桁構造に水平に配置されることができる。凹部は、少なくとも部分的に、階段の折畳み状態においてステップを取り込むことができる。ステップは、折畳み状態では、第1の側桁構造及び第2の側桁構造と同じ平面上に配置されることができる。
ステップは好ましくは、折畳み状態では、第1の側桁構造及び第2の側桁構造と実質的に2次元の平面上で配列される。折畳まれた階段が、どの構成要素がより厚いものとして設計されているかに依存して、ちょうど一つの側桁構造の厚さか又はステップの厚さのいずれかだけ壁から室内に延在するという利点は、このことからもたらされる。いずれの場合にも、階段の折畳み状態において両方の側桁構造がお互いに平行に配置されなければならず、階段が少なくとも両方の側桁構造の厚さだけ対応するように部屋に延在することを意味するという状況は、本発明に従った設計で避けることができる。
軸は、少なくとも部分的にピボット回転軸要素によって形成されることができる。ピボット回転軸要素の使用は軸の安定性及び弾力性を増す。ピボット回転軸要素が付加的に、例えばピボット回転軸要素に一体化された阻止機構によって、完全に折畳まれている状態及び/又は完全に展開された状態を固定することが、さらに認識されることができる。
ピボット回転軸要素は、ねじれ要素及び/又はスチールシャフト、第1のユニバーサルジョイントシャフトエンド、第2のユニバーサルジョイントシャフトエンド、及び平坦ベアリングブッシュを含むことができて、平坦ベアリングブッシュは、第1の固定リング及び第2の固定リングによって、スチールシャフト上に固定されている。スチールシャフトは、ここではその弾力性によって、軸の安定性及び耐久性が増すことを確実にする。平坦ベアリングブッシュは、摩擦が最小化されたクリーンなピボット回転運動を保証する。固定リングは、平坦ベアリングブッシュをスチールシャフト上の所定の位置に保持する役割を果たす。いずれの場合も、ピボット回転軸要素が軸の全体的な弾力性を増し、これが対応するように階段の折畳み及び展開を実質的に改良する。あるいは、スチールシャフトがねじれ要素として作用することができる。スチールシャフトは伸縮可能に設計されることができて、それゆえ軸がピボット回転されると復元力を生成する。ピボット回転軸要素はそのとき、スチールシャフトで折畳み及び展開動作をサポートし、スチールシャフトの復元力が折畳み中に階段に作用する力に対抗するように機能する。この別形は、階段が単一の人物によって有益な方法で操作されることを可能にする。
第1のユニバーサルジョイントシャフトエンドは、第2のユニバーサルジョイントシャフトエンドより小さい直径を有することができる。この設計は、ピボット回転軸要素の単純な装着を可能にする。ピボット回転軸要素はまた、このようにして方向を与えられて、これが付加的にピボット回転軸要素の装着の間に誤りを防ぐ。
第1のコイルばねが第1のユニバーサルジョイントシャフトエンドと平坦ベアリングブッシュとの間に配置されることができ、第2のコイルばねが第2のユニバーサルジョイントシャフトエンドと平坦ベアリングブッシュとの間に配置されることができ、コイルばねは、折畳み状態よりも展開状態で、より大きな圧縮応力を受けることができる。コイルばねは、この実施形態ではねじれ要素として設計される。スチールばねは、そのときには好ましくは堅固である。コイルばねの圧縮応力は、ここではそれらが階段の折畳みをサポートするように設定されることができる。同時に、展開時に生じる力が、コイルばねに圧縮応力を与えることによって最小化されることができる。これによりこの設計は、コイルばねの圧縮応力が折畳み中に階段に作用する重力に対抗するように作用するので、より少ない労力で階段が取り扱われることができるという利点を有する。階段は、この設計の助けで、単一の人物によって折畳まれ且つ展開されることができる。これより、対応して多くのステップを有する長い階段さえ、各々のさらなるステップがそれと共に今度は付加的なピボット回転軸要素をもたらすので、ピボット回転軸要素のこの有益な設計で、問題なく折畳まれることができる。
ユニバーサルジョイントシャフトならびに平坦ベアリングブッシュのスチールシャフトとは反対側の側部には、ぎざぎざが設けられることができる。ぎざぎざが設けられた表面は、ピボット回転軸要素をより簡単にグリップする。それらはそのときには、同じ目的で設けられた取込路において、よりよく固定されることができる。このことは、ピボット回転軸要素のスリップのために力が軸で失われることがもはや無いので、階段の折畳み時に付加的なサポートを確実にする。ピボット回転軸要素のぎざぎざが設けられた表面はまた、軸の安定性が増すことを確実にし、これにより階段の安全性が増すことを確実にする。
本発明のさらなる特性、詳細、及び利点は、特許請求項の言葉、ならびに図面を参照した実施形態例の以下の記述からもたらされる結果となる。
展開状態における階段のある実施形態の別形を示す斜視図である。 展開状態、折畳み状態、ならびに移行状態における階段のある実施形態の別形を示す斜視図である。 展開状態における手すりを有する階段のある実施形態の別形を示す斜視図である。 回転軸要素のある実施形態の別形を詳細に示す図である。 回転軸要素の代替的な実施形態の別形を詳細に示す図である。 お互いにプラグ接続された側桁構造の2つの中央要素を詳細に示す図である。 側桁構造、特に中央要素のある実施形態の別形を示す上面図である。 ステップのある実施形態の別形を示す上面図及び側面図である。
図1は、展開状態12における本発明に従った階段10を示す斜視図である。そのような階段10は、存在している空間状態が最適に使用されなければならないエリアでの使用に、特に適している。階段10はそれゆえ、使用されないときには、大きな労力無しに、折畳み状態14から展開状態12に移行されることができる。他の方法で使用されることができる空間が、このようにしてもたらされる。階段10は、このために第1の側桁構造16及び第2の側桁構造18を有し、第1の側桁構造16は、図1に示される実施形態では壁に取り付けられている。ステップ20がまた、側桁構造16、18の間に配置され、これらは、第1の軸22を介して第1の側桁構造16と、ならびに第2の軸24を介して第2の側桁構造18と、ピボット回転可能に接続されている。ここでは本発明に従って凹部26が側桁構造16、18に設けられて、これらがステップ20の軸22、24を受け入れる。側桁構造16、18は、図示されている例では反対効果的に配置されており、このことは、第1の側桁構造16の凹部26は第1の軸22に垂直に上昇方向に開口するように設計されている一方で、第2の側桁構造18の凹部26は第2の軸24に垂直に下降方向に開口するように設計されていることを意味する。本発明に従った凹部26は、完全に折畳まれた状態14では、ステップ20が側桁構造16、18と同一面に配置されることを確実にする。好適な実施形態によれば、第2の側桁構造18はハンドル(描かれていない)を有することができる。このことは、側桁構造18がグリップされることを容易にし、それゆえ折畳み式階段10のより容易な操作を確実にする。
図2は図1の実施形態例であるが、階段10が展開状態12に加えて折畳み状態14、ならびに対応する移行状態で描かれている斜視図である。図1及び図2に示された実施形態例の第1及び第2の軸22、24は、側桁構造16、18に、水平に、有益に配置されている。この実施形態は、第2の側桁構造18が壁に向かって垂直な方向(A)に折畳まれることを可能にする。これより、対角線の折畳みが避けられる。階段10は、したがってここでは、全体的な長さが変わることなく折畳まれることができる。この好適な実施形態は、階段踊り場が例えばドア等のような負荷的な付加構造を含むエリアにおける階段10の使用を可能にする。
例として示されている側桁構造16、18の凹部26は、ステップ20が少なくとも部分的に側桁構造16、18に受け入れられることができるという利点をさらに有する。このようにして、階段10は、折畳み状態24で実質的に二次元的に存在し、第1の側桁構造16、第2の側桁構造18、及びステップ20が、この状態では共通の面上に位置している。そのような折畳まれた階段10は、対応するように、最も可能な空間ゲインを確実にする。
図3は、図1及び図2に既に記述されたもののような階段10を示す斜視図である。しかし、加えて図3には手すり11が示されており、これは好ましくは第2の側桁構造18にピボット回転可能に接続される。図3はここでは、手すり11の例を、内向きにピボット回転された状態、外向きにピボット回転された状態、ならびに対応する移行状態で、示している。手すり11は、ピボット回転が可能であることにより、階段10の折畳み可能性には何の影響も有さない。階段10の完全に折畳まれた状態14もまた、手すり11によって影響されない。これより階段10は、依然として、ほとんど2次元平面上に折畳まれることができる。手すり11は、階段10の安全性を改善するために機能する。
図4は、回転軸要素30のある実施形態の別形を示す詳細図である。ステップ20が、そのような回転軸要素30を介して側桁構造16、18にピボット回転可能に接続されている。それゆえ回転軸要素30は、階段10の軸22、24を少なくとも部分的に形成する。図4に示された回転軸要素30は、中央回転要素32及び外側回転要素34を有しており、外側回転要素34は単一ステージの構成要素として設計されていて、これが中央回転要素32上に搭載され且つそれにより取り囲まれている。外側回転要素34の単一部品設計は、ここでは連続シャフト35であり、その各々の端エリアは栓38として設計されている。本発明によれば、2つの外側回転要素34もまた設けられることができて、その各々が、それら自身のシャフト35を介して中央回転要素32上に搭載され且つ回転可能に接続されていて、2つの外側回転要素34は、中央回転要素32の各端で軸方向に中央回転要素32に挿入されている。図4に従って設計された回転軸要素30の場合、連続シャフト35として設計されている外側回転要素34は、図4の例の場合には平坦ベアリングブッシュとして設計されている固定リングによって、中央回転要素32に固定されている。
お互いに対する回転要素32、34の搭載は、それらがピボット回転プロセスの間に発生する摩擦を明らかに低減するので、軸22、24のクリーンなピボット回転動作を可能にする。これより、階段10が、一人によって多大な労力無しに折畳まれ又は展開されることができることが保証されることができる。図4に示された実施形態の例によれば、外側回転要素34の2つの栓36は、各々が異なった直径を有する。この設計のおかげで、より小さなそれぞれの栓36を有する外側回転要素34が対応する軸ガイドに最初に挿入されることができるので、単一部品の外側回転要素34を有する回転要素30の搭載が単純化される。異なったサイズの栓36の設計からもたらされるさらなる有益な局面は、回転軸要素30に方向が与えられていることからなり、このことは、回転軸要素30の誤った搭載を防ぐ。
本発明によれば、回転軸要素30は、少なくとも一つのねじればね要素38を有する。図4に示された回転軸要素30では、ねじればね要素38はコイルばねである。回転軸要素30は、ここでは両端の各々に別個のコイルばねを有する。ねじれトルクが、ねじればね要素38を介して又はコイルばねを介して生成されて、これが、階段10が折畳み又は展開されるときにサポートとして作用する。あるいは、ねじれトルクが単一の連続したばねによって生成されることもまた、認識されることができる。
回転軸要素30の代替的な別形が図5に示されている。図4の実施形態の別形とは異なって、2つの外側回転要素36が図5には存在し、これらは栓36として設計されたリーチであって、シャフト35を介して中央回転要素32に各々接続されるように回転可能に搭載されている。外側回転要素34の栓36は、各々異なる直径を有することができる。各シャフト35は、外側回転要素34にて、ならびに中央回転要素32にて、回転可能に搭載されるように受け止められることができる。あるいは、しかしシャフト35は、2つの回転要素32、34の一方には動きに抵抗するように、例えば溶接を通して接続され、回転要素32、34の他方30にのみ回転可能に搭載されることができる。ねじればね要素38は、中央回転要素32とそれぞれの外側回転要素34との間の2つのシャフトに沿って配置される。ねじればね要素38の一端の各々は、ここでは外側回転要素34の開口に軸方向に挿入またはプラグ接続されることができて、ねじればね要素38の他端の各々は、中央回転要素36の開口に軸方向に挿入又はプラグ接続される。図5の回転軸要素30の複数部品の設計は、中央回転要素32及び少なくとも一つの外側回転要素34がここでは順番に階段10に装着されることができるので、階段10の組み立てを簡単にするという利点を有する。
図4及び図5の回転軸要素30の外側回転要素32ならびに中央回転要素34の栓36は、その外周縁に長手方向のリブを有しており、これがステップ20又は側桁構造16、18の材料と積極的に係合することができる。あるいは、栓36及び中央回転要素32は、お互いにつき合わされるか又はクリンプされるか、あるいは互換性のある輪郭を有することができる。形状が設けられた表面は、回転軸要素30がグリップされることを容易にさせる。それらはそれから、それらのために設けられた取込路に、よりよく固定されることができる。このことは、階段10が折畳まれるときに、力が中央回転要素30のスリップのために軸22、24で失われることがもはや無いために、付加的なサポートを確実にする。回転軸要素30の外周縁の形状が設けられた表面はまた、軸22、24の安定性を増し、これにより階段10の安全性を増すことを確実にする。
回転軸要素30は、折畳み及び展開動作のためのサポート手段として認識される。ステップ20は、それとともに過剰な労力無しにピボット回転されることができて、このことは階段10の折畳み動作を有益な方法で容易にする。回転軸要素30のさらなる利点は、それらが軸22、24の安定性及び弾力性を増すという事実にある。回転軸要素30は、好ましくは、このためにスチールからできている。
図6は、2つの側桁要素40、特に側桁構造16、18の2つの中央要素42の詳細図を示す。中央要素42は、階段10の一つの実施形態の別形において側桁構造16、18がそれを有するように構成される構成要素である。壁構造16、18は、このように引き続く階段エリアの空間的な整合性に応じて、可変に設計されることができる。
中央要素42は凹部26を有し、ここでは、ピボット回転可能に搭載されたステップ20の狭い端が軸22、24を横切って配置される。凹部26はさらに、折畳み状態14でステップ20の端がそれらを受け入れることができる空間を提供する。加えて、挿入形状46ならびに受入形状44が各中央要素42に形成される。受入形状44は、特に好適な別形では、挿入形状46を積極的に取り囲むことができる。受入形状44及び挿入形状46は、側桁要素40が最初の固定ステップの間にお互いにプラグ接続されることができるという共通の利点を有する。側桁要素40はそれから、図5の例に示されたもののような貫通孔を必要として、固定されることができる。側桁要素40は、例えばここでは、お互いにねじ留め又は合わせ釘留めされることができる。貫通孔は有益な方法で部分孔が組み合わされており、それらは各々受入形状44及び挿入形状46に設けられている。2つの側桁要素40がお互いにプラグ接続されると直ぐに、部分孔が一緒に貫通孔を形成する。
中央要素42とは別に、端要素43もまた、さらなる側桁要素40として形成されることができる(図1に描かれている)。これらの整合性は、中央要素42と実質的に同じである。しかし、端要素43はいつも、凹部26に加えて一つの受入形状44のみ又は一つの挿入形状46のみしか有さず、両方の形状を同時に有さない。端要素43は、例えば側桁構造16、18のより良い設置を保証するために又は階段踊り場の端を平坦にするために、階段10が使用されるエリアに応じたさらなる形状の調整を受けることができる。
第1の側桁構造16の側桁要素40が第2の側桁構造18の側桁要素40から異なっている必要は無いこともまた、理解される。側桁構造16、18の反対効果は、例えば単純にそれぞれの端要素43の選択からもたらされることができる。
側桁要素40の実施形態の別形が、図7に上面図及び側面図で示されており、描かれている側桁要素40は中央要素42である。示されている中央要素42の例は、凹部26、受入形状44、及び挿入形状46を有する。受入形状44は、ここでは特に好適な別形では、挿入形状46を積極的に取り囲むことができる。受入形状44及び挿入形状46は、側桁要素40が第1の固定ステップとして同じものを通ってお互いにプラグ接続されることができるという共通の利点を有している。好適な別形によれば、側桁要素40の凹部26は、そのピボット回転軸に平行なエッジ48に溝状のへこみ50を有している。図7の例のように、溝状のへこみ50はフィレットの様に設計されることができる。へこみ50が無いと、階段の折畳み及び展開を可能にするために、ステップ20と側桁要素40の軸に平行なエッジ48との間に多くのあそびが必要とされるであろう。この多量のあそびが今度は、折畳み状態14において、ステップ20と側桁要素40との間に大きなギャップをもたらす結果となる。それゆえ、凹部の軸に平行なエッジ48のフィレット又は溝状のへこみ50は、ステップ20が側桁要素40の凹部26に実質的に積極的に受け止められることができるので、階段10の最も審美的な設計を可能にする。
図7に示された側桁要素40はさらに、凹部のコーナーエリアにフリーカット52を各々有している。フリーカット52は、ここでは溝状のへこみ50から直接的に引き続くことができる。フリーカット52は、側桁構造16、18の凹部26におけるステップ20の積極的な受け入れを可能にする。コーナーエリアにフリーカット52が無いと、階段20の内向き又は外向きのピボット回転を可能にするために、ステップ20と側桁構造16、18の側桁要素40との間に多量のあそびが必要とされるであろう。
ステップ20の実施形態の別形が、図8に上面図及び側面図で示されている。このように設計されたステップは、踏板エリア54よりも狭い2つの側桁の側端に踏板エリア54を有しており、端と踏板エリア54との間のコーナーエリアは、図7に示された例の場合に示されるように、球形の凹部56を有することができる。それらのより狭い端の設計のおかげで、ステップ20は、側桁要素40の凹部に積極的に挿入されることができる。
端と踏板エリア54との間のコーナーエリアの球状の凹部56は、折畳み状態14において、側桁要素40におけるステップ20の同じ高さでの受け入れを可能にする。コーナーエリアの球状の凹部56が無いと、階段20が内向き又は外向きにピボット回転することを許容するために、ステップ20と側桁要素40との間に多くのあそびが必要とされるであろう。この多量のあそびが今度は、折畳み状態14において、ステップ20の端と側桁要素40との間に容易に視認できるギャップをもたらす結果となる。それゆえ球形の凹部54は、ステップ20が実質的に完全に側桁要素40によって積極的に囲まれることができるので、階段20の審美的に最も満足させる設計を可能にする。
本発明は、上述された実施形態の一つに限定されるものではなく、複数の様式で使用されることができる。
建設的な詳細、空間的配置、及び方法ステップを含む特許請求項、明細書、及び図面から明らかな全ての特徴及び利点は、それら自身によって、ならびに様々な組み合わせで、本発明に対して関連したものとなることができる。
10 階段、11 手すり、12 展開状態、14 折畳み状態、16 第1の側桁構造、18 第2の側桁構造、20 ステップ、22 第1の軸、24 第2の軸、26 凹部、30 回転軸要素、32 中央回転要素、34 外側回転要素、35 シャフト、36 栓、38 ねじればね要素、40 側桁要素、42 中央要素、43 端要素、44 受入形状、46 挿入形状、48 エッジ、50 溝状のへこみ、52 フリーカット、54 踏板エリア、56 凹部、A 折畳み方向。

Claims (15)

  1. 第1の側桁構造(16)と第2の側桁構造(18)とを有する階段(10)であって、ステップ(20)が前記側桁構造(16、18)の間に配置され、前記第1の側桁構造(16)とは第1の軸(22)を介して且つ前記第2の側桁構造(18)とは第2の軸(24)を介してピボット回転可能に接続されており、
    前記軸(22、24)が、前記側桁構造(16、18)の凹部(26)に配置されており、
    前記第1の側桁構造(16)の前記凹部(26)は前記第1の軸(22)と垂直に上昇方向に開口するように設計され、前記第2の側桁構造(18)の前記凹部(26)は前記第2の軸(24)と垂直に下降方向に開口するように設計されていることを特徴とする、階段(10)。
  2. 前記軸(22、24)が少なくとも部分的に回転軸要素(30)によって形成されており、前記回転軸要素(30)が、前記それぞれのステップ(20)に堅固に結合されている中央回転要素(32)を有し、且つ前記それぞれの側桁構造に堅固に結合されている少なくとも一つの外側回転要素(32)を有し、前記中央回転要素(32)及び前記少なくとも一つの外側回転要素(32)がお互いに対して回転するように搭載されており、前記中央回転要素(32)と前記外側回転要素(32)との間にねじればね要素(38)が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の階段(10)。
  3. 前記凹部(26)が、少なくとも部分的に前記階段(10)の折畳み状態(14)にて前記ステップ(20)を受け入れて、前記ステップ(20)が、折畳み状態(14)では前記第1の側桁構造(16)及び前記第2の側桁構造(18)と一つの平面上に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の階段(10)。
  4. 前記ステップ(20)の側桁側の端が前記ステップ(20)の踏板エリア(54)よりも狭く、前記端と前記踏板エリア(54)との間のコーナーエリアが球状の凹部(56)を有していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の階段(10)。
  5. 前記中央回転要素(32)がその外周縁に長手方向のリブを有しており、これが前記ステップ(20)の材料と積極的に係合することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  6. 前記少なくとも一つの外側回転要素(34)が栓(36)及びシャフト(36)を有しており、前記栓(36)がその外周縁に長手方向のリブを有しており、これが前記側桁構造(16、18)の材料と積極的に係合することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  7. 前記シャフトが前記外側回転要素(34)の前記栓(36)に回転可能に受け止められ搭載されている、請求項6に記載の階段(10)。
  8. 前記シャフト(35)が前記中央回転要素(32)に回転可能に受け止められ搭載されている、請求項6又は7に記載の階段(10)。
  9. 前記少なくとも一つのねじればね要素がコイルばねであることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  10. 前記側桁構造(16、18)の少なくとも一つが側桁要素(40)から構成され、前記側桁要素(40)が中央要素(42)及び端要素(43)を含み、全ての中央要素(42)が実質的に同じ形状を有していることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  11. 前記側桁要素(40)が前記凹部(26)ならびに挿入形状(46)及び/又は受入形状(44)を有し、一つの側桁要素(40)の前記挿入形状(46)が他の側桁要素(40)の前記受入形状(44)に積極的にプラグ接続されることができることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  12. 前記凹部(26)がピボット回転軸に平行なエッジ(48)を各々有し、これが軸方向に沿って溝状のへこみ(50)を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  13. 前記凹部(26)がそれらのコーナーエリアにフリーカット(52)を各々有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  14. 前記第2の側桁構造(18)が少なくとも一つのハンドル及び/又は一つの手すり(11)を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
  15. 前記手すり(11)が前記第2の側桁構造(18)に移動可能に接続されていることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一つに記載の階段(10)。
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