JP5930054B2 - 収納可能な車輪を有する3部構成の折り畳みスクーター - Google Patents

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本発明は、折り畳み体積を可能な限り小さい嵩になるまで縮小するための3部構成のベースおよび収納可能な車輪を備えた、折り畳みスクーターの構想に関する。
スクーターのなかには、主にスペースを節約するという目的で、手動、半自動または自動で折り畳めるものがあるが、スクーターの堅牢性がかなり損なわれていることが多い。
本発明によるスクーターは、以下の特徴を有する。
− 収納可能な車輪を備える唯一のスクーターである。
− 折り畳んだ後に得られる体積は、広げるとスクーターが大人にも子どもにも適した十分な長さを維持できる程度に可能な限り小さい。
本特許によるスクーターは、折り畳むと規則的な菱形に収まり、スクーターのベースは、およそ15センチメートル四方であり、スクーターの高さは約35cmである。完全に広げると、スクーターの全長はおよそ65から70cmであり、スクーターのハンドルバーは、地面から約1mの所に位置している(図14および図15/頁8)。ただし、ステアリングコラムは入れ子になっているため、ハンドルバーは地面から約65cmの所まで下げることができる。折り畳んだときのスクーターの体積は、子どものみを対象として使用する場合は大幅に縮小することもできる。実際、大人および子ども用に最も使用されるスクーターの車輪の直径は、10cmである。ただし、7〜8歳から12〜13歳の子どもの場合、通常使用される車輪の直径は、7.5cmである。この車輪の直径の場合、本特許によるスクーターは、折り畳むと長さが30cmよりも短くなる。
広げてロックした後、本発明によるスクーターの堅牢性により、あらゆる分野での使用が可能になり、特に曲芸の姿を実演できるとともに、自由にトランポリンでジャンプできることが極めて重要である。特許取得の有無にかかわらず、大量のスクーターの目録を調べると、ハンドルバー、ベース、後輪の嵩を限定できる装置はかなり少数であることがわかる。このような装置には一般に、ステアリングコラム(入れ子式のもの)、ベース(中央のヒンジまたは長手方向のヒンジで2部に折り畳むもの、スライド式のものなど)、後輪(収納可能なもの)が関わっている。
ベースとステアリングコラムとの間を閉鎖したV字に折り畳むことは、高さの点で嵩を限定するために依然として最もよく知られた方法だが、長さは縮小されない。スクーターの幅広い使用法(静かな都市環境での移動手段になるだけでなく、娯楽、スポーツあるいは曲芸用の乗物にもなる)を求めて、設計者は前輪の支持体をできる限り強固にベースに固定していることが先行技術から想起されるが、これには以下の3つの欠点がある。
1)この鍵となる構想は、体積を大幅に縮小する可能性を即座に排除するものである。
2)前輪の支持体をベースに固定するには、依然として溶着による組み立てが必要であり、これによって必然的に製造が困難になる。なぜなら、強固であると同時に美しい溶着を実行することは容易ではなく、溶着には生産ライン上での専門家による手間のかかる作業が必要だからである。
3)現在知られているどの前輪装置も前方の衝撃防止手段を組み入れておらず、その結果、前輪および/または前輪のアクスルおよび/または前輪のヨークが、歩道、カーブ、段などの硬い障害物に当たって破損することが極めて多い。
本発明による3部構成のスクーター装置の全体を図1/頁1に示している。
ベース(a)、つまりスクーターの中央部は、長さ方向に、同じ寸法である2つの並んだ細長い中央開口部(m)および(n)を有し、この開口部はそれぞれ、前部(b)および後部(c)をそれぞれヒンジ(h)および(h’)によってベース(a)に平らに折り畳んだ(図2/頁2)後に(よって3部という用語である)、水平プレート(u)の中に垂直に組み込まれた前輪であって、(b)に回転可能に収まって保持されている操縦用前輪(r)を受け入れるとともに、径方向に作用するフットブレーキ(s)が構成されている後輪であって、公知の戻りバネ手段によって(c)に固定されている後輪(r’)を受け入れるようになっている。
このように設計すると、(r)および(r’)は、それぞれのベース(b)および(c)の厚み内に部分的に収納されていて、その後、ベース(a)の厚み内にも新たに収納され、(b)および(c)はこのベース(a)に対して平らに折り畳まれる。例えば、ベースの厚みが2cmで、車輪の直径が10cmの場合、両車輪は、収納後も引き続きベースから上下に計6cm突出する。
さらに詳細には、2つの直線状のヒンジ(h)および(h’)は、(b)および(c)と(a)との接合エッジの下側に設置され、その結果、この構成で、プレート(a)と両側部(b)および(c)との間に追加のロックが設けられていなくとも、使用者の体重によりスクーターが使用中にコンパクトな状態を維持する。
後方ヒンジ(h’)(図1、頁1)は、その中央部に、(a)と(c)との間で直径に沿ってまたがっている、中央の筒状の孔(t)の直径の値を挟んでいることに留意すべきであり、この孔の機能については後に説明する。
換言すれば、ヒンジ(h’)は、(a)と(c)との間のヒンジラインが(t)の直径と一致するように、2つの直線上で、かつ貫通した孔(t)の中心に対して対称な部分で動作する。
孔の機能を最適にすることを目的に、この中央の孔を細長くして、(a)側および(c)側の2つの大きさが等しい状態で長手方向に位置決めされ、(a)と(c)との接合線と一致する中央幅に対して対称に設けてもよいことに留意すべきであり、これについては後に説明する。
一方では(a)を(b)に、もう一方では(a)を(c)に同一面でロックする(図1)動作は、(a)と(b)との間にある2つのトグル(z1)および(z2)ならびに(a)と(c)との間にある2つのトグル(z3)および(z4)によってそれぞれ実現される。
(z1)および(z2)は同じものであり、(a)を長手方向に切断する中央線に対して対称であり、ベース(a)の反対側にある(z3)および(z4)についても同様である。これらのトグルの全4つの傾斜機構が中央のベース(a)に設置され、ロックは、厳密に言えば、両側のベース(b)および(c)で対向しているノッチ(z0)(図1/頁1)内部で行われる。
全体的に簡易化することが好ましいという理由で、本特許の4つのトグルは同じものである。
図9/頁6は、具体的にトグル(z3)および(z4)が(a)と(c)とを同一面でロックするためにどのように傾斜するのかをさらに詳細に示している。
この同じ図では、ゴム、ネオプレン、または別の特定の材料でできたサイレントブロック(w’)であって、(a)もしくは(c)のエッジに、または(a)と(c)との間でヒンジ(h’)に沿って形成され、このヒンジと同じく孔(t)を間に挟み、選択した方のエッジに接着またはクリッピングすることで(a)または(c)に固定されるサイレントブロックが、(z3)および(z4)を緊張状態でロックして維持し、これによって、極めて短い範囲での緩衝効果により同一面のアセンブリをいっそう柔軟にするとともに、スクーターの使用中に(a)と(c)との間に起こる一切の摩擦音を最小に抑えようとする。
(a)と(b)との間には(図10/頁6)、(z1)および(z2)をロックした後に、同じ目的で単一部品である同じサイレントブロック(w)がある。
図1bis/頁1は、一方では(z1)と(z2)とを接合し、もう一方では(z3)と(z4)とを接合する2つの同じ接合装置を示している。この2つの装置j)およびj’)は、ベース(a)内で嵌合し、上面が同一平面であり、単純に(z1)および(z2)のレバー、ならびに(Z3)および(z4)のレバーをそれぞれ連結する2つの連結部材からなる。
この2つの装置は、1回の動きで(z1)および(z2)、ならびに(z3)および(z4)を一緒にロックまたはアンロックすることができ、アンロックは、各々の連結レバーの中央部の下に滑り込ませた指を使って、車輪用の細長い開口部の端部であって、レバーの端がある端部に入れて、前記連結レバーを1つずつ順に持ち上げるという選択肢によって、より簡単になる。j)および(j’)のサイズは、前述したスクーターを折り畳む第1の段階で、車輪をこの開口部に位置決めするのに邪魔にならないように設定する。
前方および後方のロックは、使用するためにスクーターを開いて地面に置くと、足の前部または踵でレバー(j)および(j’)を押し込む/クリッピングすることで容易に実現できる。好ましくは、(b)および(c)を理論上(a)と同じ厚みにすることに留意すべきである。
図2/頁2に示したように(b)および(c)を(a)に平らに折り畳むと、前輪および後輪(r)および(r’)はそれぞれ開口部(m)および(n)内に収容され、スクーターを折り畳む第1のステップが実行される。
第2の折り畳みステップ(図3/頁2)は、内向きにねじが切られた2つのスリーブ(o)および(o’)であって、ステアリング部である支持台(d)(垂直な2つのアームの間にある水平な連結部(d’)で補強されている)を回転プレート(u)に、車輪(r)の両側に対称に取り付けるスリーブを弛めることからなる。単一部品の支持台(d)は、スクーターのステアリングコラムの下部を構成する。ステアリングコラムは、固定部材(e)および(e)の中に入るスライド部材(f)で作られた筒状の入れ子部を介して、ハンドルバー(g)に取り付けられ、このハンドルバーまで垂直に延びている(図1/頁1)。
支持台(d)は、以下で定義する手段を用いて回転プレート(u)(図1/頁1)を駆動し、回転プレートは、均衡を保つ理由から、好ましくはベース(b)の半円円弧部(i)の周縁と同心に、円弧部の超中心に設置され、水平方向に動作する機械的積層であって、ベース(b)に収まり回転する同心の円形部材で作製され、ベアリングケージの役割を果たす円形開口部の厚み全体にわたって形成される積層を構成し、この積層の基本的な部材は、360°にわたり動作する2つの対向するボールベアリングシステム(またはボール以外の手段)でできた筒状アセンブリであって、同じスカートの2つの面(E)および(F)(図8/頁5)に対称に構成され、(b)の円形開口部の厚みの半分の所に形成される。回転プレート(u)は、とりわけ主要な機能として、前輪(r)とその水平な回転軸(G)を、回転プレートの体積の中心部に固定式または可動式に収めて垂直方向に組み入れる機能を有する。
同じ図8/頁5は、前輪(r)が所望通りに360°動けるように積層された様々な部材の形で回転プレート(u)を詳細に示している。ベアリングまたは摩擦を制限するその他の回転手段を異なる形で構成した、その他の様々な円形部品の積層でも同等の結果が得られる。
図8/頁5では、(E)および(F)は、厚い円形スカートの2つの面であり、前方ベース(b)の集合体の肩部に水平に、このベースの半分の厚みの所に組み込まれる。(E)および(F)は、(b)に収まる回転プレート(u)を支持し、回転プレート自体は、合致する2つの同じアセンブリで作られ、アセンブリは円形で、対称に収容されたベアリング手段によって回転し、1つはスカートの下部(F)に当接し、もう1つはスカートの上部(E)に当接している。
第1のアセンブリは、前輪(r)が通るための細長い中央開口部が長手方向に構成された円形部材(A)を備え、この開口部自体には、横に、2つの凹状の車軸支持部(H)が、半円筒状で中央に対面して設けられている。
(A)は、周縁の環状部にある肩部を有し、水平方向に働く機能を備えるとともに一方向または双方向に作用するボールを有するベアリング(B)と合致する形で、このベアリングを支持する。(図8/頁5の(B)および(D)は、ボールベアリングが一方向に水平に作用するものとして示されている。)
合致したアセンブリ(A)+(B)は、肩部を有するスカートの表面(F)に、(b)の半分の厚みの所で回転式に収まるように位置決めされる。
同じように、プレート(C)およびこのプレートに合致するベアリング(D)は、周縁の環状部に肩部を有して第1のアセンブリと同じ第2のアセンブリを形成し、この第2のアセンブリは、同じスカートの表面(E)(表面(F)の反対側)に回転式に収まるように位置決めされ、第1のアセンブリと対称になる。(u)を作り上げている様々な積層部材の直径および厚みの計算は、以下のようになるように研究しなければならない。
− ベアリング(B)および(D)が自由に回り、好ましくは、スカートの2つの対向する表面(E)および(F)に形成される2つの対称な円形の溝であって、(b)の半分の厚みの所に組み込まれた溝(溝は図示せず)内で回り、2つの垂直な円筒の壁であって、それぞれがスカートの2つの対向する面(E)および(F)の各外径に突き当たる壁に対する何らかの径方向の摩擦を回避する。
− (A)の上面が(C)の下面と当接した状態で同じ表面と合致し、前輪(r)を(A)および(C)に通すための細長い開口部が完全に一致し、実際に前輪が通って開口部も一致し、2つの対向する筒状ハウジングが向かい合い、このハウジングの機能は前輪アクスル(r)の2つの端部(G)を挿入することであり、この2つのハウジングは、すでに記載したように、4つの同じ中空の半円筒(H)で作製され、直径に沿って2つずつ向かい合った状態で、(A)と(C)との間の中央接触平面に対して対称に、車輪(r)が通る開口部の両側に構成される。
上記の全部材を、サンドイッチ状に、ベアリングが(E)および(F)に支持されて回転可能に収まり、すなわち肩部を有するスカートの両面に、(b)の半分の厚みの所に収まり、車輪およびこの車輪の軸を組み入れて提案した積層状態に保持するために、2つの高強度の長いねじ(S1)および(S2)であって、好ましくは六角穴付の皿頭または六角穴付の筒状頭のタイプで、(A)から(C)までの連続した厚みを通って奥まで垂直に貫通し、それぞれが支持台(d)の2本のアームそれぞれの端部で、車輪の両側で対称に、車輪の水平軸上で垂直に保持されるねじを使用する。
(S1)および(S2)のねじ締め/ブロックを行い、2つの平行な設置点で、車輪(r)を支持している回転プレート(u)を支持台(d)のアームに、ステアリングコラムの足元に水平に取り付けると、ねじの頭部は、好ましくは(A)の外面に埋め込まれてこの外面と同一平面になるべきである。
2つのスリーブ(o)および(o’)(図3/頁2)は、水平な補強連結部(d’)の下で、支持台(d)の下部から上向きにねじを弛められ、それぞれが、支持台よりも下で、2つの筒状のシングルカルダンジョイント(k)および(k’)を解放し、各カルダンジョイントは、2つの対称な筒状の連結部で作製され、各々が外側にねじを切られて、これに対応するスリーブ(o)および(o’)の内側のねじ山と協働する。
(k)および(k’)は、それぞれこのカルダンジョイントの2つの下連結部の2つの足元で、ねじ(S1)および(S2)によって回転プレート(u)(該プレートを貫通して)にねじ締め/ブロックされている。
(o)および(o’)はそれぞれ、上連結部の外側のねじ山でねじを締めることで(k)および(k’)の上に取り付けられて、プレート(u)から距離を置いた状態になり、これによって支持台がスクーターのベース(b)の外側に向かって、実際に(c)、(a)および(b)を長手方向に連続して通る中央線の延長上に傾斜するのを妨げないようにすることができる。この傾斜は、筒状のシングルカルダンジョイント(k)および(k’)の連結部を解放する手段によって可能になる。支持台を折り畳み終えると(図3bis/頁2)、この支持台は、(a)に平行な水平位置で、部分(b)および(c)の下面に対して平らになり、両部分は既に、第1の折り畳み段階で(a)の下面に対して平らに下向きに折り畳まれている。支持台は、角の部分で、ブレーキの上に載って開口部(n)に部分的に収容されているスクーターの後輪(r’)にかぶさる(図2、図3および図3bis/頁1、2)。
図7/頁4は、筒状のシングルカルダンジョイント(k)((k’)と同じ)の動作を詳細に示し、このジョイントは、2つの対称な筒状の軸沿い連結部で作製され、垂直線から90°曲がることができ、各々に下方外側のねじ山(l)および上方外側のねじ山(l’)が設けられ、両ねじ山は、スリーブ(o)の内側のねじ山全体と協働し、スリーブは、カルダンジョイントの2つの対称な連結部を、この連結部を一緒に包み込んでいるスリーブを完全にねじ締めすることによって一直線上にブロックして保持するとともに、連結部を解放して動作させるようにした後に、スリーブをカルダンジョイントの連結部の上にしっかりとねじ締めして保持するようになっている。
同一のカルダンジョイント(p)および(p’)ならびにこのジョイントのそれぞれのスリーブ(q)および(q’)(図4/頁3)は(これについては次の段落で考察していく)、同じ条件で別々に動作する。
図3/頁2は、支持台(d)の中央から垂直方向に一体的に、ステアリングコラムの続きのセグメント(e)が延びているのを示し、このセグメントは、その足元に2つの連続するねじを切ったスリーブ(q)および(q’)を備え、このスリーブは同一のものだが、(o)および(o’)よりも直径が大きい。
このスリーブ(q)および(q’)(図4/頁3)は、内部で完全にねじを切られていて、それぞれが一直線にしっかりと、(k)および(k’)と同じ設計の2つの筒状のシングルカルダンジョイント(p)および(p’)を覆って保持する。この2つのカルダンジョイント(P)および(p’)はそれぞれ、2つの対称な筒状の連結部であって、各端部にスリーブの内側のねじ山と協働する外側のねじ山を備えている連結部で作製され、固定された筒状部(v)(図2/頁2)によって互いに連結され、スクーターを折り畳む第3の段階および最終段階の実行を以下のように調整する。
シングルカルダンジョイント(p)は、支持台(d)の上かつ中央で、ステアリングコラムの下部にねじ締めしてブロックすることによって、このジョイントの下方連結部でしっかりと垂直に固定される。
シングルカルダンジョイント(p)の2つの連結部は、内側にねじを切ったスリーブ(q)を弛めることで解放され、するとこのスリーブは、ハンドルバーへ向かって上がり、(p)と(p’)との間の中間筒状部(v)の上でねじを切った状態で固定されたままになる。
図4/頁3は、解放されて直角に位置決めされたシングルカルダン(p)を示し、中間筒状部(v)を覆っているスリーブ(q)であって、(P)の上連結部で内側のねじ山によって固定されているスリーブは、この角度をなした状態で、(c)を(a)に平らに折り畳んだ後に得られる半筒状の凹部(t’)の厚みを、その体積の半分で垂直に占有し、この凹部は、下向きに折り畳む前の(c)と(a)との間の中央の孔(t)が、折り畳んだ後の凹部(t’)に変化する。図4/頁3に示したように、孔(t)は筒状で、スリーブ(q)は、凹部(t’)からはみ出し、すなわち半分の体積が必然的に凹部から突出している。すでに記載したように、垂直位置にあるスリーブ(q)は、凹部(t’)からはみ出すことなく細長い孔(t)(図1/頁1)と合致することができ、これは体積と美観の点において利点である。同じように、スリーブ(q’)を弛めることで、シングルカルダンジョイント(p’)が解放され、スリーブの内側のねじ山によって、カルダンジョイントの上で、カルダンジョイントの上連結部の外側のねじ山にねじ締めされた状態になり、2つのカルダンジョイントを超えて支持台(d)から垂直に延びるチューブ(e)からはみ出す。
カルダンジョイント(p’)の2つの連結部は、解放されると、直角に、(a)に下向きに折り畳んだベース(b)および(c)に平行に、チューブ(e)を傾斜させて、(a)の上平面からわずかに突出している車輪(r)および(r’)の上で、セグメント(f)を組み入れてスライドさせることができ、これによって第3および最終の折り畳みステップが終了する(図5/頁3)。そのため、折り畳んだスクーターの嵩を最小に抑えるには、ステアリングコラムの中央部のチューブ(e)の上端で、環状のグリップ固定具(x)(図1/頁1)を開けて入れ子部分(f)をチューブ内にスライドさせて、この入れ子部分をハンドルバー(g)の中央に固定すれば十分であり、ハンドルバーの対称で好ましくは筒状の端部(g’)および(g”)は、ボールストップなどの公知の手段によって(g)の両側に取り付けられ、それぞれをクリッピングすることで、ハンドルバー(g)の下に形成された2つの垂直なバネリング(y’)および(y”)(図6/頁3)へ撤去し、挿入することができる。
最終動作は、環状固定具(x)を締め付けて(f)を(e)内に収めることからなる(図1/頁1)。
本発明のスクーターを折り畳んでからコンパクトに維持するために、多くの公知の手段のなかから、単純かつ迅速にハンドルバーでクリッピングする手段を実行することができる。本発明のスクーターの独自の特徴の1つは、ステアリングコラムがベースの両面に位置決めされる2つの部分で折り畳まれるように構成されるという点であることに留意しなければならない。この特徴のために、スクーターを大人、青年および子どもが使用できるように、ステアリングコラムを十分高くしなければならない。この構成では、平行な部材を折り畳む4つの段階を実現する。つまり、ベース(b)および(c)を(a)に対して平らに下向きに折り畳むための2つの段階、および折り畳んだベースの両面でステアリングコラムを2つの部分に折り畳む2つの段階であり、一方では支持台(d)が角になり、もう一方では入れ子部分(e)+(f)+(g)になる(図3bis/頁2および図6/頁3)。本発明によるスクーターの場合、それでもその使用を7〜8歳から12〜13歳までの子どもに焦点を当てると、ステアリングコラムは、大人用のものよりも遙かに短くなり、図18および図19、頁10に示したように片側のみで折り畳むように構成してもよい。
これらの図では、以下のことがわかる。
− ステアリングコラム(図18/頁10)は、3つの入れ子式チューブ(d)、(e)および(f)で作製され(支持台(d)はこの場合、そのうちの最大チューブに構成される)、最後の(f)は、2つの収納可能なハンドル(g’)および(g”)の両側に延びるハンドルバー(g)の中心に端部があり、このハンドルバーに固定される。例えば、子どもが使用する特定の構成では、スクーターのベース(a)の長さが約30cmであれば、車輪の直径は10cmのままであり、3つの入れ子部分にあるステアリングコラムは、ハンドルバーを地面から約85cmの所まで持っていき、この高さによって7から13歳の子どもが使用する場合の範囲が大きく広がる。
− したがって、子ども用のステアリングコラムの構成では(図19/頁10)、平行部材を折り畳む3段階のみを必要とし、(a)に対して平らに折り畳んだベース(b)および(c)に対しては2段階だが、ハンドルバー(g)から延びる3つの入れ子部分(d)、(e)および(f)にあるステアリングコラムに対しては1段階である。
このように、本特許による子ども用のスクーターは、折り畳み後に嵩が極めて縮小され、スクーターをバックパックに入れて持ち運ぶことができ、今度はバックパックを普通のやり方でスクーターに引っかけて持ち運ぶことができる点が特徴である。
本発明のスクーターの堅牢性、安全性、快適性および美観を改善できるいくつかの手段もある。
本発明のスクーターの堅牢性は、回転プレート(u)の剛性と関係があることが明らかだが、この問題は、プレート(b)にその半分の高さに固定されている円形スカートの両面でベアリングケースをコンパクトに構成することで、適切な解決策が見い出される。スクーターの堅牢性は、主に使用中のヒンジ(h)および(h’)(図1/頁1)の強度に左右される。このヒンジを生産するために、各ベースの端部にあるヒンジピンの数、このヒンジピンの寸法、ヒンジピンの軸の直径を、選択した材料に関して算出することが不可欠である。なぜなら、機械強度が極限までかけられるあらゆる分野でスクーターを使用できるようにしなければならないからである。このほか、ヒンジラインも、存在し得る剪断応力および/または引っ張り応力というあらゆるリスクに対する追加手段を用いて防護する必要があり、特に使用者が垂直に落下させた場合、落下し終わると2つの車輪は実際には同時に水平面に到達し、これはヒンジが破損する主な原因になる。
実際、地面と接触した際に瞬時にベース(a)にかかる力が、使用者の体重に対する指数関数であり、多数のパラメータによって異なる複合式を用いて計算される場合、その式で最も重要なのは、使用者の体重、スクーターの速度、落下の高さ、2つの車軸間の長さ、2つの車輪が地面に衝突していた継続時間、および地面の性質である。
特にスクーターのベース(a)、(b)および(c)(図1/頁1)を製造するために使用する材料の最適な選択を考慮するのは重要なことだが、スクーターを硬い地面に(これが極めてよく起こる)垂直に、あるいは斜めに落下する際に、2つのヒンジライン(h)および(h’)(図1)に起こる引っ張り応力に対抗すると同時に剪断応力にも対抗して完全に防護することはない。
2つのヒンジライン(h)および(h’)は、このヒンジを作製している材料に対して許容できる動作の限界までその寸法を拡大することによって、いつでも強化することができる。特に、アクスルの直径は増大することができ、極めて耐性の高いスチールをこのようなアクスル用に選択してよく、技術試験で十分な堅牢性を確認できる。
ベース(a)と(b)との構成、および(a)と(c)との構成には、硬い地面に落下した際にベース(a)にかかる極めて大きな垂直力の大部分を吸収することで、剪断応力または引っ張り応力からヒンジを防護するための手段がある。この手段は、(a)の2つのヒンジのエッジおよび(a)の嵩の中に、ヒンジの上で(b)および(c)の対向するエッジと嵌合するようになっている突出部を構成することからなる。
図16および図17/頁9は、寸法が等しい4つの突出部、つまり(a)と(b)との間のヒンジ側で互いに対称である(L)および(L’)、ならびに(a)と(c)との間のヒンジ側で互いに対称である(R)および(R’)を示している。
スクーターを広げるとき、一方では(L)および(L’)が、もう一方では(R)および(R’)が、体積が等しい4つの雌型開口部であって、4つの突出部と対面して形成された開口部、つまり(b)にある(K)および(K’)、ならびに(c)にある(T)および(T’)に嵌合して合致する。(a)、(b)および(c)が、対応するトグルによって同一平面上で互いにロックされると、(a)からベース(b)内部への4つの双方向の嵌合により、ヒンジラインの上で、ヒンジを剪断応力および引っ張り応力から強力に防護する。
安全面では、前方ベース(b)(図1)の構成により、外側の円弧部(i’)のエッジ全長に、接着またはクリッピングによって、ゴム、ネオプレンまたは同じ使い方をするための別の柔軟で硬い材料でできた厚いストリップ(P)(図17/頁9)を設置することが可能になり、該ストリップはバンパの役割を果たす。
前輪を防護するためのこの手段は、本発明のスクーターの構想に限ったものであり、スクーターの前輪はすべて剥き出しになっていることに留意すべきである。
快適性に関して、まず想起することは、本発明のスクーターには、あらゆる安全要件を遵守した上で、大人も子どもも使用できるという重要な特徴があり、これは、スクーターの入れ子式ステアリングの高さを65cmから1mまで変化させることができるとともに、スクーターが容易に手動で極めて小さい体積に折り畳まれるという特定の特異性に起因することである。
この極めて小さい体積を達成するとともに、大人用の使用にも青年用の使用にも両方対応できる寸法を維持するためには、車輪の直径を約10cmにする必要がある。
その場合、スクーターは、その使用者にとって地面から約5cmの高さにある。この高さでは、足を動かすために腰が屈むリスクがほとんどないため、滑走が容易になり、快適である。
それでもなお、この5cmの地上高を最年少の使用者向けに短くすることもできる。そうするために、ベース(a)および(b)のエッジ平面どうしの間、ならびにベース(a)および(c)のエッジ平面どうしの間で、平らな断面の角度が数度(5°から7°)の値を両側で対称に取り除くことによって、2つの幅の対向するエッジでベース(a)を面取りする必要があるだけであり、この2つの平らな断面の角度は、好ましくは互いに等しく、各々の角度にはそれに対応する先端ラインへのヒンジラインがある。
この作業は、(a)と(b)との間、および(a)と(c)との間で接触している4つのエッジを、同じ断面の角度値(2.5°から3.5°)で面取りすることで最適にできる。
前記角度値についていずれかの作業をした結果、ベース(a)が地面から約3。5から4cmの所まで下がるとともに、ステアリングが使用者の方へ5°から7°傾斜する。図11、図12、図13/頁7はこの結果を示している。
例:ベース(a)が地面から3.5cmの所にあるとき、ハンドルバーが地面から1mの所にあれば、ハンドルバーは約10cm使用者の方へ前に出る。
快適にするためのさらに別の改善点は、アクティブな2周期の間で、使用者の動かす方の足を、小さい収納可能な水平の支持体であって、支持台(d)を作っている2つの垂直な支持体のうちの一方の厚みと同一平面に垂直に形成される支持体の上に、右利きの人には右に、左利きの人には左に置くという可能性にある。
このような支持体の端部は、アクティブな位置にあるとき、この支持体が位置しているベース(b)の平面を突出状態で超えてはいけない。この可能性は図示していない。美観に関しては、本発明のスクーターは(折り畳んだものも広げたものも)、実際に新規な機能形態を実現している。カーブと直線が連続したこれらの形態には、計り知れない設計の可能性があり、その可能性から以下の2つの使用を維持する。
1)ブレーキ(s)を備えた後輪(r’)を支持しているベース(c)が前輪(r)を支持している前ベース(b)と同じサイズ、あるいは同ベースと同じものであることを妨げるものはなく、これによって(b)および(c)が(a)に対して完全に対称になる。
2)スクーターが最後の入れ子部分で完全に折り畳まれていると考えれば、2つの筒状のスライドするステアリングチューブ(e)および(f)(図1)は、車輪の上の固定位置で1つがもう1つの内部にある。そのため、2つのチューブを1つに重ねて、車輪に垂直に2つの連続する長手開口部を構成して、凹部の幅が分割位置でこの開口部をちょうどカバーできるようにし、2つの車輪がボード(a)の上平面から出ている部分が実際には開口部を隠して見えなくすることを想像することが可能である。
長手方向に開口する2つのチューブの一方がもう一方の中にスライドするという方式のように、単一の開口部が両車輪にかぶさっているという方式では、入れ子セグメントが弱くなり、そのために、直径がさらに大きいものを使用するか、機械強度の高い金属を使用してその弱点を補う必要がある。
前述したような長手方向の開口部を形成する様子は図示していない。
最後に、ベース(a)の2つの細長い開口部は幅が狭く(車輪の幅よりもごくわずかに大きいだけである)、固定している足が通り抜けたり横から妨害される危険性はまったくないが、ベースの美観のために、スクーターを使用している際はこの開口部を隠すのが適当である可能性がある。そのためには、両開口部の肩部/平面に、2つのクリッピングしたカバーであって、同一寸法で、厚みが薄く、好ましくは射出成形で得られるプラスチック材料であるカバーを設置するだけでよい。
折り畳むとき、この2つのカバーは、開口部から解放され、ハンドルバー(g)の2つの取り外し可能な部分(g’)および(g”)に垂直に保管されてよい。
上に定義したカバーは、図面には見えない。
第二に、前記カバーは、このカバーの外面に、ベース(a)(図1/頁1)を滑らなくするために溝入りであってよく、このベースの方には、溝を連続させるために2つのカバーの間に溝をいれることができる。
ベース12、13および14には、スクーターをさらにいっそう素早く、実際に半自動で折り畳めるとともに広げられるようにする3つの選択肢がある。ステアリングコラムを素早く折り畳み、広げるためには、2つのシングルカルダン(q)および(q’)(図1/頁1)を、ある装置を用いてロックおよびアンロックが容易になる1つのヒンジに置き換える必要があり、この装置を「ボールフィンガ」(Dab)(図20および21/頁11)と呼ぶ。
この装置は、くり抜きのある筒体からなり、この筒体の一方の端部にはピストン/バネが動作し、筒体に収まって保持されている2つの対称に対向するボールを、筒体内部の装置を介して同時に作動させることによって強力なロックを起こすことができる。ピストン/バネが内部位置にあるとき(Pin)(図20/頁11)、2つのボール(Bin)は、突き出ることなくボールフィンガの筒体全体の外面と同一平面になる。ピストン/バネが外側位置にあるとき(Pex)(図21/頁11)、2つのボール(Bex)(図21/頁11)は、互いにブロックして筒体の壁の外面から突出して固定され、これによって、ボールフィンガに沿って、好ましくは2平面の(ワッシャタイプの)任意の機械部品であって、内部に開いている直径がボールフィンガの筒体の外径に等しい機械部品を捕捉できるとともに直径方向にも径方向にもロックでき、2つのボールは、ボールフィンガ内部に収まった/ブロックされたままになる。
ピストン/バネは、ロックまたはアンロック後も引き続き外部に残る。
迅速にあるいは自動で、ステアリングコラムを折り畳み、広げるために、ボールフィンガ(Dab)(図22/頁12)を設置して、ヒンジ(Cb2)の固定部分本体の中央に垂直に固定することで(図22/頁12)、ヒンジを閉鎖したままにすることができる。したがって、一直線にブロックされたステアリングコラム(図23/頁12)、直径上にある2つのボール(Bex)(図22/頁12)は、外側の位置にあって、ヒンジの可動部(Cb1)の適切な中央の円形開口部(Tr)(図22/頁12)にブロックされる。ボールフィンガのピストン/バネ(Pex)(図22/頁12)を単に押すだけで、ヒンジを自動でロックでき、ステアリングコラムの折り畳みがこれに続く。
好ましくは、折り畳む際に、ピストン/バネの圧力を自動で印加することができ、ステアリングコラム(e)の上筒状部で(図1/頁1)内部の入れ子チューブ(f)(図1/頁1)を動かすことによって、ステアリングコラムの2つの部材が共通ヒンジ(Cb1/Cb2)の両側で一直線に並ぶと、ヒンジの可動部(Cb1)で中央に固定されたボールフィンガのピストン/バネに当接し、これによって、入れ子チューブ(f)を収納し終えたときにヒンジを自動でアンロックすることができる。
2つの垂直な筒状アームでできた支持台(d)(図1/頁1)であって、アームが互いに連結し可動水平プレート(u)(図1/頁1)に端部がある支持台を素早く折り畳み、広げるために、図22/頁12のヒンジに匹敵し、図24/頁12に示した2つの同じヒンジのシステムを、各アームのベースに適応させて2つのシングルカルダン(k)および(k’)(図19/頁10)の代わりにする。
この図は、対称なシングルカルダン(k)および(k’)は、それぞれの立体的空間で、2つの対称なヒンジであって、2つの固定部(Fix)(図24/頁13)が可動水平プレート(u)の中に組み入れられ、固定部と協働する2つの可動部(Fm)(図24/頁13)が支持台(d)の2つの円形ベースに構成される、ヒンジに置き換えられている様子を示している。
この2つのヒンジのロックおよびアンロックは、2つの同じボールフィンガの作用によって同時に実現され、ボールフィンガの機能については、ステアリングコラムの折り畳みへの適用例で上に詳述した。図25/頁13も同じく、スクーターの中央ベース(a)に向かって前ベース(b)を折り畳む際に、2つのボールフィンガの2つのピストン(Pex)が自動的かつ同時に押され、その結果、2つのヒンジが自動的にアンロックされ、続いて支持台を折り畳むことを示している。
ボールフィンガの原理により、ボールを好ましくは筒状部材に置き換え、筒体によってボールよりも遙かに長く外側に突出させてさらに深く係合させ、ロックの機械強度を10倍にするという構想に至ることができる。
歯車を用いる挟持システムをボールフィンガと同心に構成して、ロック後のヒンジに一切の遊びを排除できるようにしてよい。
ステアリングコラムのヒンジも支持台の2つのヒンジも、安全上の理由から、前輪が衝突した場合にステアリングコラムの強度ができる限り高くなるように、それぞれの軸がスクーターの使用者の方を向いていなければならない。
ステアリングのこの全体構造により安全性が得られる。
中央ベース(a)を前方ベース(b)に同一面に固定してからスクーターを使用するように改善を施すこともできる。
この改善点は、図26および27/頁14に示したもので、厚い板バネ(RI)(図26/頁14)にあり、この板バネは、好ましくは可動水平プレート(u)に同心にベース(b)上に取り付けられるか、あるいはベース(b)の厚みの中に組み入れられ、(a)と(b)との間のヒンジに隣接するプレートの固定ベースの円弧部に対称になる。
この板バネ(R1)は、長手方向に戻ることによってタブの形態(L1)(図26/頁14)に形成され、このタブは、一定の角度をなして、見かけ上は(R1)の平面に対して垂直(デフォルトで)であることが特徴である。タブ(L1)は、ベース(b)の平面からわずかに突出して、(a)と(b)との間の連結軸に平行なベース(a)の長手溝(G1)(図26/頁14)にロックされるようになっている。
好ましくは回転するボール(Ab)(図26/頁14)が、ボールタイプのボールベアリングであり、可動水平プレート(u)の体積に一体的に取り付けられ、(スクーターで走行しているときに)車輪が通る経路の外側円弧部の前に中央に位置決めされ、適切な高さでプレートの上平面から突出しているため、ステアリングコラムを回転させてプレートを駆動することによって、「ボールがバネ外部にある」位置から「ボールがバネの下にある」位置(図26および27/頁14)へと動き、またこの逆に動いてバネ(R1)を浮かせることができる。
ボール(Ab)でバネ(R1)を持ち上げることで、ベース(a)に形成された溝であって、ベース(a)と(b)との間のヒンジラインに平行な溝(G1)(図26/頁14)に沿った溝内部のロック位置からタブ(L1)が自由になる。
(L1)および(G1)はこのように、ロック/アンロックにより互いに動作して、ベース(a)および(b)を固定したり、同一面にしたり、分離したりする。
ここで留意すべき重要なことは、スクーターを折り畳み、ハンドルバーを180°右または左へ回転させた後にのみ、ボールはバネ(R1)の下に位置決めされてタブ(L1)(図26および27/頁14)をロックし、これによってベース(a)と(b)とを分離するという点である。
したがって、スクーターの使用中は、ボールの位置は前輪の前にあり、その車輪は左右の回転限度が90°であるため、タブ(L1)をアンロックすることは不可能である。図26/頁14は、バネ(R1)のタブ(L1)がどのようにスクーターのベース(a)上でベース(b)の端部に長手方向に位置決めされているのかを示している。
タブ(L1)は、さらに良好に係合するために、頁14に示したタブよりも遙かに長く高くしてもよく、このようにすると、溝(G1)はそれに応じて同じ長さおよび深さになることになる。
理想としては、折り畳んだ後、タブ(L1)は、タブに平行なベース(a)と(b)との間の連結軸を超えてスクーターの構造をはみ出してはいけない。タブ(L1)がバネ(RI)の平面となす角度を見かけ上90°未満にすると、(a)と(b)とを同一面でのロックを強化した状態で、何らかの引っかかる可能性を回避することができる。つまり、タブ(L1)が(R1)の平面となす角度を90°未満にして何らかの引っかかる問題を回避しなければならない。

Claims (9)

  1. 収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーターであって、3部構成のベースで作製され、2つの連続した中央の細長い開口部(mn)が長手方向に形成された中央部(aが、
    第1の下側のヒンジ(h)を介して前側ベース(b)に連結され、該前側ベース(b)にはベアリングケージの役割を果たす円形開口部が形成され、該円形開口部には、前記前側ベース(b)の厚みの半分の所で水平に周縁に沿ってスカートが組み込まれ、該スカートの対向する環状部(Eは、回転可能に収まった平面接触している2つの同じ円形アセンブリを対称に支持し、各前記円形アセンブリは、水平方向への機能を有するベアリング上で前記スカートの対向する環状部(EF)上で回転し、前記2つの円形アセンブリは、両者の間に前輪(r)と該前輪のアクスル(G)を垂直に組み入れて、前記前輪(r)の両側で支持台(d)のアームを固定して支持するとともに、前記スクーターのステアリングコラの下部の上に中央かつ垂直にあるチューブであって、固定部(e)および該固定部(e)の中にスライドする入れ子部(f)でできたチューブを支持し、前記ステアリングコラムの中央部の上部は、中央で前記入れ子部(f)に固定されたハンドルバー(g)であり、前記固定部(e)は、下部に連続するねじを切った2つのスリーブ(q、q’)を備え、前記2つのスリーブ(q、q’)は、2つの筒状の連結部(p、p’)を覆って保持し、
    第2の 下側のヒンジ(h’)を介して後方側面部(c)に連結され、前記後方側面部(c)の後方部には、ブレーキ(s)とともに形成された後輪(r’)とそのアクスルを垂直に組み入れ、
    − 前記2つの細長い開口部(mn)は、前記中央部(a)の内面と同一平面になるようにヒンジによって前記前側ベース(b)および前記後方側面部(c)の下面を下向きに折り畳んだ際に、前記前輪(r)および前記後輪(r’)を部分的に収納するようになっていて、
    − 一方では前記中央部(a)および前記前側ベース(b)が、もう一方では前記中央部(a)および前記後方側面部(c)が一連の4つのトグルのうちの2つのトグル(z1、z2)ならびに他の2つのトグル(z3、z4)によって同一面に連結して固定した状態で維持され、前記2つのトグル(z1、z2)は、前記2つのトグル(z1、z2)に対して共通に作用する第1のレバー(j)によって連結され、前記他の2つのトグル(z3、z4)は、前記他の2つのトグル(z3、z4)に対して共通に作用する第2のレバー(j’)によって連結されることができ、
    − 前記第1の下側のヒンジ(h)および前記第2の下側のヒンジ(h’)は、前記中央部(aの前記2つのヒンジのエッジに第1の突出部(LL’)、ならびに第2の突出部(RR’)を設けることで剪断応力から防護され、前記突出部は、前記前側ベース(b)および前記後方側面部(c)のエッジにあるこれに対応する雌型開口部と嵌合し、
    − 一方では前記中央部(a)と前記前側ベース(b)との間、もう一方では前記中央部(a)と前記後方側面部(c)との間にある前記ヒンジのエッジのほか、これらのヒンジのエッジにある、前記第1の突出部(LL’)と嵌合するための前記雌型開口部は、サイレントブロックで形成され、該サイレントブロックによって摩擦音を除去するとともに前記ベース間の連結構造をさらに柔軟にすることが両方可能になる、
    ことを特徴とする、スクーター。
  2. − 前記ステアリングコラムの前記支持台(d)の下部は、該支持台の両アームによって回転プレート(u上で前記前側ベース(b)に垂直に固定され、前記回転プレート(u)は、回転可能に前記前側ベース(b)に収まって保持され、2つの同じ回転式の円形アセンブで作製され、各前記円形アセンブリは肩部付のベース、それぞれ円形部材(A)およびプレート(C)を有し、各ベースは周縁にれぞれ第1のベアリング(B)および第2のベアリング(D)を組み入れ、前記2つの円形アセンブリ(A)+(B)(C)+(D)は、ベアリングケージの役割を果たす前記前側ベース(b)の前記開口部の厚みにある肩部で水平に構成された前記スカートの対向する環状部(EF)にサンドイッチ状に対称に、かつ前記前側ベース(b)の2つの面に平行に挿入され、前記サンドイッチ構造には、前記車輪が通る2つの対向する開口部であって、同一で細長く、前記円形部材(A)および前記プレート(C)にそれぞれ形成された中央の開口部である開口部に垂直方向に前記前輪(r)を組み込み、記支持台(d)の前記各アームのねじを切った足元で、あるいは前記プレート(C)の上面に当接している筒状のシングルカルダンジョイント(kk’)の2つの下方連結部の各々の足元で、前記回転プレート(u)に垂直にねじ締めしてロックした後に内面どうしが接触することを特徴とする、
    請求項1に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
  3. 平な強化材(d’)とともに形成され前記ステアリングコラムの下部である前記支持台(dは、該支持台(d)の2つの各アームの端部で内部で垂直にねじ締めして、回転可能に前記前側ベース(b)に収まって保持され、2つの同じ回転式の円形アセンブリで作製される回転プレート(u)に垂直に、前記輪()の両側に対称に、2つの高強度のねじ(S1S2であって、外側にねじが切られ、円形部材(A)の外面を貫通するねじによって対称に連結され、該ねじが、前記2つの円形アセンブリ((A)+(B)(C)+(D)を、前記ベース(b)の前記開口部の厚み内に水平に構成された前記スカートの両面に回転可能に収めて保持し、前記支持台(d)はそれぞれ、該ねじを受け入れるために内部にねじを切ったシングルカルダンジョイント(kk’)の2つの下方連結部の足元で終わり;前記シングルカルダンジョイント(kk’)は、その外側のねじ山を包み込んでいる2つのそれぞれのスリーブ(oo’)をねじ締めすることによって垂直に保持されることができ、
    前記2つのそれぞれのスリーブ(oo’)を前記支持台(d)の足元からそれぞれ弛めて前記シングルカルダンジョイント(kk’)の連結部を解放することで、前記支持台(d)に固定されて前記支持台(d)とともに前記ステアリングコラムを形成している前記固定部(e)、前記入れ子部(f)およびハンドルバー(gが上に載っている前記支持台(d)を、前記前側ベース(bの外に向けて、かつ前記後方側面部(c)、前記中央部(a)および前記前側ベース(b)を長手方向に通る中央線の延長上に傾斜させることができ、
    − 前記前側ベース(b)および前記後方側面部(c)を下向きに折り畳んで前記中央部(a)上で平らにした後、前記輪(r)および前記後輪(r’)は、前記中央部(a)の前記2つの開口部(mn)の中に部分的に収納され;続いて前記後方側面部(c)の上面に向かって前記ステアリングコラム((d)+(e)+(f))を長手方向に傾斜させ、前記支持台(d)は、ブレーキ(sが上に載っている前記後輪(r’)の角と合致し;前記ステアリングコラの前記2つのスリーブ(qq’)を前記ハンドルバーの方へ弛めて前記連結部(pp’を解放し、これによって2回連続で直角に折り畳んで、前記中央部(a)の背面、および前記ステアリングコラムの前記ハンドルバー(g)に固定された前記入れ子部(f)を中心に組み入れてい前記固定部(e)を取り囲むことができ、前記固定部(e)は、前記支持台(d)の反対側で、前記中央部(a)から前記輪(r’)および前記前輪(r)が突出している部分よりも上で前記ベース(a)の外面に平行になることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
  4. 前記中央部(a)と前記前側ベース(b)との間、および前記中央部(a)と前記後方側面部(c)との間の前記ヒンジのエッジは、4つすべてが前記中央部(a)、前記前側ベース(b)および前記後方側面部(cの平面に対して垂直であるか、前記中央部(a)、前記前側ベース(b)、前記後方側面部(c)の外面どうしの間に開いているわずかな平面との角度に応じて4つすべてが2つずつ面取りされるかのいずれかであり、前記エッジの先端ラインはヒンジラインと一致し、角度を生み出したことで前記中央部(a)の高さを地面に対して下げことができることを特徴とする、
    請求項1に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
  5. − 筒状のたは孔(tが、前記中央部(a)と前記後方側面部(c)との間で中央に対称な所にあり、該孔(t)の直径たは細長い孔の中央幅前記中央部(a)と前記後方側面部(c)との接合線と一致し、これによって、前記後方側面部(c)を前記中央部(a)に平らに折り畳んだ後、前記孔(t)が筒状の場合は凹部(t’)からはみ出し、前記スリーブ(q)が前記細長い孔(t)に合致している場合ははみ出さない前記連結部(p)を解放してから、前記中央部(a)および前記後方側面部(c)の平面に対して垂直に前記スリーブ(q)を受け入れるようになっている半筒状の前記凹部(t’を実現することを特徴とする、
    請求項2または3に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
  6. − 前記前ベース(b)の垂直エッジ(i’)は、ほぼ全体にわたって、緩衝材を用いて接着またはクリッピングした厚いストリップ(Pであって、ゴム、またはネオプレン作製されたスリップが設けられることを特徴とする、
    請求項1に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
  7. 前記ステアリングコラムの2つの部分を迅速に折り畳み、広げる動作は、前記2つのスリーブ(qq’を、単一のヒンジであって、2つの部分、つまり固定部(Cb1)および可動部(Cb2を、前記ヒンジのいずれかの部分の本体中央部に垂直に固定された筒状のボールフィンガ(Dabを作用させてロックまたはアンロックできるヒンジに置き換えることで自動的に実現され、前記ボールフィンガは、一方の端部に位置するピストン/バネ(Pexによって作動させることができ、これによって、直径沿いのボールが部分的に外に出たロック位置(Bexで前記ヒンジをロックし、同じボールが同一平面にある位置(Binで前記ヒンジをアンロックすることができることを特徴とする、
    請求項1に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
  8. 2つの垂直な筒状アームで作製され、該アームの端部が、回転可能に前記前側ベース(b)に収まって保持され、2つの同じ回転式の円形アセンブリで作製される回転プレート(u上で垂直かつ対称にある支持台(dを迅速に折り畳み、広げる動作は、前記支持台(d)の下部に設けられる2つの対称なシングルカルダンジョイント(kk’を、2つの対称なヒンジであって、2つの部分(Fix前記回転プレート(u)の中に組み入れられ、2つの可動部(Fmがそれぞれ前記支持台(d)の各々の足元に固定されるヒンジに置き換えることで自動的に実現され、前記ヒンジのロックおよびアンロックは、2つの同じボールフィンガ(Dab2をそれぞれ前記2つのヒンジの前記2つの固定部(Fixまたは前記2つの可動部(Fimのいずれかの中央位置で垂直に固定するという動きを同時に行うことで、自動的に同時に実現され、前記2つのボールフィンガの前記2つのそれぞれのピストン/バネ(Pexによって、前記ボールフィンガを作用させてボールが部分的に外に出たロック位置(Bexで前記2つのヒンジをロックし、前記ボールが同一平面にある位置(Binで前記ヒンジをアンロックすることができることを特徴とする、
    請求項1または7に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
  9. 前記中央部(a)および前記前側ベース(bを同一面で固定し、前記中央部(a)および前記前側ベース(b)を分離する動作は、前記2つのトグル(z1z2の作用を、前記前側ベース(b)に固定された厚い板バネ(R1であって、一体化した長手タブ(L1)とともに形成された板バネが前記厚い板バネ(R1)の平面に対して見かけ上垂直に起こす作用に置き換えることで自動的に実現され、前記作用は、前記中央部(a)の厚み内に前記中央部(a)および前記前側ベース(b)の前記下側のヒンジ(hに平行に形成された長手溝(G1の中に、前記タブを挿入して前記中央部(a)および前記前側ベース(b)を同一面にロックして固定した状で働き、前記スクーターを折り畳むのに必要な前記中央部(a)と前記前側ベース(b)のアンロックは、回転可能に前記前側ベース(b)に収まって保持され、2つの同じ回転式の円形アセンブリで作製される回転プレート(uに取り付けられたボール(Abであって、前記スクーターが走行している状況においては、前記前輪の通路の前の中央に取り付けられ、前記厚い板バネ(R1)の下を通って該バネを持ち上げるように位置決めされたボールによって行われ、これによって前記タブ(L1)を前記溝(G1)から取り除き、これは、前記回転プレート(u)を駆動している前記ハンドルバーを回転させることによって実現されることを特徴とする、
    請求項1に記載の収納可能な車輪を備える3部構成の折り畳みスクーター。
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