JP3202176U - Led素子の形状を棒状又は円柱状にした光源 - Google Patents

Led素子の形状を棒状又は円柱状にした光源 Download PDF

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Abstract

【課題】車両のヘッドライトに用いる電球用の大電流LEDであって、硫化対策を考慮した上で、組み立ての容易な構造を有するLED素子及びそれを用いた電球を提供する。【解決手段】LEDの発光部分41を円筒形状のガラス管31で包み、当該ガラス管31の両端をセラミック放熱体22で封止する。リード線12がセラミック放熱体22のそれぞれの底面から外側に向かって延びる。LEDの発光部分41を四角柱体の形状または円柱体の形状で形成する。当該LED素子を駆動するために必要な回路も設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、車輌に用いる電球に適したLED素子及びそれを用いた電球に関する。とりわけ、ヘッドランプなどに用いる高電流タイプのLED素子及びそれを用いた電球に関する。
車両、特に作業用車両のヘッドランプなどに用いられる高輝度タイプの電球には、図3に示すように、発光部91の裏側に放熱部92を設けたチップ型LED素子が用いられる。発光部91は、半導体からなり、LEDを点灯するのに必要な回路が含まれる。たとえば、7Vの電圧、1Aの電流をかけて駆動する。
このように大電流を用いる高輝度タイプの電球に用いるチップ型LED素子には、硫化対策を施す必要がある。
ここで、硫化は、たとえば、放熱部92などの部分にエラストマーを用いる場合に、架橋剤として用いられている硫黄が高熱により、雰囲気中に影響を及ぼし、金属などを硫化させることである。
リード線を接合する金属メッキの部分が硫化すると、導電性が悪くなり接触抵抗の増加による不具合が生じる可能性がある。
また、発光した光を幾何光学的に反射する反射鏡として金属板を用いる場合には、当該金属板の表面が硫化することにより、黒ずんでしまい、反射鏡としての機能が失われてしまい、その結果として、発光した光の利用が不十分となる可能性がある。
したがって、なんらかの硫化対策を講じる必要がある。
硫化対策として、これまで、提案されているものは、4つほどある。
第1に、接合部分の金属メッキに用いる金属を選択することである。硫化が起こる心配のない金を用いる、または、硫化がされてしまう銀をさけてそれ以外の金属を用いることである。特許文献1にその例が記載されている。
第2に、エラストマー内の硫黄を雰囲気中に放出しないように、高熱とならないようにすることである。たとえば、放熱ファンを設けて空冷する。
第3に、メッキした部分や、反射鏡の機能をもつ金属板の表面に適切な化合物を塗布して皮膜を形成して保護し、硫化を防ぐことである。
第4に、発光部分をガラスで覆った密閉空間に閉じ込めることである。特許文献2にその例が記載されている。特許文献2には、半球状のレンズの内部に発光部を密閉することにより硫化対策を講じた発光モジュールが記載されている。
特開2014−209602号公報 特開2014−225620号公報
特許文献2に開示されている半球状のガラスは、加工上及び組み立て上の難しさという難点がある。
本考案が解決しようとする課題は、車両のヘッドライトに用いる光源用の大電流LEDであって、硫化対策を考慮した上で、組み立ての容易な構造を有するLED素子及びそれを用いた電球を提供することにある。
上記課題に鑑みて鋭意研究した結果、本考案者は、LED素子の発光部分を円筒状のガラス管内に収納し、そのガラス管の両端をセラミック放熱体により封止する。両セラミック放熱体には、ワイヤーを通す孔を設けて、リード線を通し、発光部分の端子に接合する。ガラス管内部の密閉空間は、硫黄(エラストマー)がまったく含まれない空間とする。このような構成を有するLED素子を新規に考案した。これにより、組み立てが容易でかつ硫化対策を施したLED素子を提供することができた。
そして、これを用いて光源を構成することにより、ヘッドライト用のLED電球を提供することが可能となった。
すなわち、本考案に係るLED素子は、LEDの発光部分を円筒形状のガラス管で包み、当該ガラス管の両端をセラミック放熱体で封止することを特徴とする。これにより、硫化対策を施した上で、組み立てが容易なLED素子を提供可能となる。
本考案に係るLED素子は、リード線が前記円筒形状のガラス管の両側に設けられた、セラミック放熱体のそれぞれの底面から延びることを特徴とする。これにより、リード線を端子に接合する作業効率が向上する。
本考案に係るLED素子は、LEDの発光部分を四角柱体の形状で形成することを特徴とする。これにより、ガラス管への収納を可能とする。
本考案に係るLED素子は、LEDの発光部分を円柱体の形状で形成することを特徴とする。これにより、ガラス管への収納を可能とする。
本考案に係る自動車用の電球は、上記いずれかのLED素子を用い、当該LED素子を駆動するために必要な回路をも設けた電球とすることを特徴とする。
これにより、従来のヘッドランプに流用可能な自動車用電球を提供可能となる。
以上説明したように、本考案のLED素子、電球により、硫化対策を施したLED電球を置き換えることが容易となる。また、組み立てが容易なものを提供できる。
円筒状のガラス管をもち、当該ガラス管の内部に発光部分を収容し、前記円筒の両側にセラミック放熱体を設けたLED素子の斜視図である。 図1に示すLED素子の組み立て方を説明する斜視図である。図2(a)は、リード線を構成するワイヤーを示す。図2(b)は、セラミック放熱体を示す。図2(c)は、ガラス管を示す。図2(d)は、発光部分を示す。 従来のフラット型LED素子を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案のを実施するための最良形態を詳細に説明する。図1及び図2は、本考案の実施の形態を例示する図であり、この図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成および機能は同じであるものとする。
図1は、円筒状のガラス管をもち、当該ガラス管の内部に発光部分を収容し、前記円筒の両側にセラミック放熱体を設けたLED素子の斜視図である。図2は、図1に示すLED素子の組み立て方を説明する斜視図である。
図1において、リード線11,12は、導電性を有するワイヤーである。発光部分41の端子にたとえば、金属メッキにより電気的に接合される。金属メッキは望ましくは、金メッキとする。リード線11、12は、極性の区別ができるように、たとえば色分けされる。
ガラス管31は、円筒形状で、かつ透明性が高いガラス管である。ガラス管31の両端には、セラミック放熱体21、22が嵌めこまれる。
セラミック放熱体21,22は、絶縁性のセラミックであり、硫黄を含まず、放熱性の高いもの、伝熱性の高いものから選ばれる。セラミック放熱体の円柱形状をしており、その中心軸の位置にリード線11,12が摺動可能な透孔が設けられる。
ガラス管31の内部に収容される発光部分41は、ガラス管31に収容される大きさ、形状であればよい。たとえば、四角柱の形状とし、半導体により形成可能である。端子が両端に位置するように設計することが望ましい。
発光部分41を、円柱形状としてもよい。たとえばカーボンナノチューブ(CNT)により、円柱形状の半導体を形成することが考えられる。
≪製造時の組み立て方≫
図2は、図1に示すLED素子の組み立て方を説明する斜視図である。図2(a)は、リード線11,12を構成するワイヤーを示す。図2(b)は、セラミック放熱体21、22を示す。図2(c)は、ガラス管31を示す。図2(d)は、発光部分41を示す。
組み立て方の一例を示すと、まずリード線11をセラミック放熱体21の透孔に通す。そして、リード線11を発光部分41の端子に金メッキにて接合する。その状態で、ガラス管31に発光部分31を収納する。
次に、リード線11をセラミック放熱体21の透孔に摺動させて、発光部分41の他端の端子がガラス管31の外に少し出るようにする。リード線12をセラミック放熱体22の透孔に通した状態で、ガラス管31から少し出ている発光部分41の端子に金メッキで接合する。
セラミック放熱体21,22をガラス管31に嵌め込んで固定する。セラミック放熱体21,22の透孔とリード線11,12との隙間を埋めるために接着剤を用いる場合には、硫黄を含まない接着剤を用いることが望ましい。
≪電球の構成≫
このように構成したLED素子に必要な駆動回路を加えたものを電球とすることができる。本考案のLED素子は、単純な形状をしているので、従来の電球形状を流用する電球とすることが容易である。
かかる構成により、照明機器の変更、特に幾何光学的設計の変更なしに、LED素子の電球(LED電球)への置き換えが可能となる。
本考案のは、として、自動車用の電球分野における産業の利用に供することができる。
11、12 リード線
21、22 セラミック放熱体
31 ガラス管
41 発光部分
91 発光部
92 放熱部

Claims (5)

  1. LEDの発光部分を円筒形状のガラス管で包み、当該ガラス管の両端をセラミック放熱体で封止することを特徴とするLED素子。
  2. リード線が前記セラミック放熱体のそれぞれの底面から外側に向かって延びることを特徴とする請求項1に記載のLED素子。
  3. 前記LEDの発光部分を四角柱体の形状で形成することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載のLED素子。
  4. 前記LEDの発光部分を円柱体の形状で形成することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載のLED素子。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載するLED素子を用い、当該LED素子を駆動するために必要な回路をも設けたことを特徴とする自動車用の電球。
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