JP3202002B2 - 不純物の導入装置及び不純物の導入方法 - Google Patents
不純物の導入装置及び不純物の導入方法Info
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Description
及び不純物の導入方法に関するものである。
い、MOSトランジスタのゲート絶縁膜も薄膜化の一途
をたどっている。ゲート絶縁膜の膜厚としては、0.5
μmデバイスでは10nm程度であったが、0.25μ
mデバイスでは5nm程度である。このように薄膜化し
たゲート絶縁膜においては、ゲート電極へのイオン注入
に起因するチャージアップ損傷に対して極めて敏感にな
ってきている。
ため及びスループットの向上を図るため、イオン注入装
置においては最大ビーム電流が増加してきている。この
ため、イオン注入時におけるビーム電流密度の増加に伴
って発生する、イオンビームに起因する正のチャージア
ップを抑制するべく、電子供給システムにおける電子の
供給能力の向上も要求されるようになってきた。
造を示しており、基板保持台10に保持されているウェ
ハ11と対向するようにガイドチューブ12が設けら
れ、該ガイドチューブ12には第1の電圧供給源13か
らチューブバイアスが印加されている。図示しないイオ
ンビーム発生手段において発生したイオンビーム14
は、ガイドチューブ12の内部を右側から左側に向かっ
て進行した後、ウェハ11の表面に照射される。
ンバー16が設けられ、該アクチャンバー16の内部に
はフィラメント17が設けられている。フィラメント1
7の両端部には第2の電圧供給源18からフィラメント
電圧が印加され、フィラメント17の一端部とアークチ
ャンバー16との間には第3の電圧供給源19からアー
ク電圧が印加され、アークチャンバー16には電流供給
源20からアーク電流が印加される。
入部21から例えばArガスが導入される。アークチャ
ンバー16の内部に例えばArガスを導入すると共に、
アークチャンバー16及びフィラメント17にそれぞれ
所定の電圧を印加すると、アークチャンバー16の内部
にプラズマが発生し、発生したプラズマに含まれる電子
は、或るエネルギー分布を持ってガイドチューブ12の
内部に供給される。
の電圧供給源13、アークチャンバー16、フィラメン
ト17、第2の電圧供給源18、第3の電圧供給源1
9、電流供給源20及びガス導入部21によって、ウェ
ハ11に照射される電子を供給する電子供給システム2
2が構成されており、アークチャンバー16からガイド
チューブ12の内部に供給された電子23は、正極性の
イオンビーム14に引き寄せられてイオンビーム14の
周辺に分布すると共に、イオンビーム14と一緒にウェ
ハ11に照射される。また、イオンビーム14の周辺に
取り込まれなかった電子も、ガイドチューブ12とウェ
ハ11との間に生じる電界によりウェハ11に引き寄せ
られ、ウェハ11に照射される。
らが、前記従来の不純物の導入装置を用いて、ウェハ1
1に形成されているゲート電極にイオン注入を行なった
ところ、ゲート酸化膜の膜厚が小さくなるにつれて、ゲ
ート酸化膜の破壊率が高くなるという問題に直面した。
純物の導入装置を用いて、アンテナ効果を有するMOS
トランジスタのゲート電極にイオン注入を行なったとき
のゲート酸化膜の膜厚と破壊率との関係を示している。
ここに、アンテナ効果とは、ゲート電極の面積を実際の
トランジスタに形成されるゲート電極の面積よりも大き
くすると、イオンの電荷及び電子がゲート酸化膜に与え
る電気的影響が実際よりも大きくなる現象を意味する。
尚、図11(a)は、p型の半導体基板にイオン注入を
行なった場合を示し、図11(b)は、n型の半導体基
板にイオン注入を行なった場合を示している。この場
合、イオン注入の条件は、イオン種:As + 、イオンの
加速エネルギー:20keV、イオンの注入量:5×1
015/cm 2 、ビーム電流量:10mAである。また、
MOSトランジスタの構造としては、ゲート絶縁膜の面
積は1×10-6mm2 であり、ゲート電極の面積は1×
10 -1mm2 であり、アンテナ比は1×105 である。
ゲート酸化膜の膜厚(Gate Oxide Thickness)を示し、
縦軸はアンテナ効果を有し且つゲート酸化膜の耐圧が8
MV/cm以下であるMOSトランジスタの破壊率(Pe
rcentage Of Breakdown )を示している。また、図11
(a)及び(b)は、電子供給システムによる電子の供
給量(Electron Flux )を変化させた場合の結果も示し
ており、電子の供給量(0.5 、1.0 、1.5 、2.0 )は、
標準条件における電子の供給量を1と規格化して示して
いる。 図11(a)及び(b)から、電子供給システ
ム22により供給される電子23の供給量が同じでも、
ゲート酸化膜の膜厚が小さくなるに伴って、ゲート酸化
膜の破壊率が大きくなることが分かる。
厚が小さくなっても、ゲート絶縁膜の破壊率が大きくな
らないようにすることを目的とする。
め、本発明に係る不純物の導入装置は、半導体基板又は
半導体基板上に形成された膜からなる被処理物に、電荷
を持つ不純物を導入する不純物導入手段と、被処理物に
不純物が持つ電荷を打ち消すための電子を供給する電子
供給手段と、電子供給手段により供給される電子の最大
エネルギーを所定値以下に制御する制御手段とを備えて
いる。
供給手段により供給される電子の最大エネルギーを所定
値以下に制御する制御手段を備えているため、被処理物
又は該被処理物が形成されている半導体基板における負
のチャージアップが防止される。
物導入手段は、不純物としてイオンを注入する手段であ
ることが好ましい。
体基板には、t(nm)の膜厚を持つ絶縁膜が形成され
ており、所定値は2t(eV)であることが好ましい。
段により供給される電子のエネルギーを測定するエネル
ギー測定手段をさらに備えていることが好ましい。
給手段により供給される電子の最大エネルギーを測定す
る手段を有していることが好ましい。
子のエネルギーに基づき、制御手段に、電子供給手段に
より供給される電子の最大エネルギーを所定値以下に制
御させることが好ましい。
基板又は半導体基板上に形成された膜からなる被処理物
に、電荷を持つ不純物を導入する不純物導入工程と、被
処理物に、不純物が持つ電荷を打ち消すための電子を供
給する電子供給工程とを備え、電子供給工程は、供給す
る電子の最大エネルギーを所定値以下に制御する工程を
含む。
供給工程は、供給する電子の最大エネルギーを所定値以
下に制御する工程を含むため、被処理物又は該被処理物
が形成されている半導体基板における負のチャージアッ
プが防止される。
物導入工程は、不純物としてイオンを注入する工程を含
むことが好ましい。
体基板には、t(nm)の膜厚を持つ絶縁膜が形成され
ており、所定値は2t(eV)であることが好ましい。
程において供給される電子のエネルギーを測定するエネ
ルギー測定工程をさらに備えていることが好ましい。
給工程において供給される電子の最大エネルギーを測定
する工程を含むことが好ましい。
子のエネルギーに基づき、電子供給工程において供給さ
れる電子の最大エネルギーを所定値以下に制御する工程
を含むことが好ましい。
不純物の導入装置について図1を参照しながら説明す
る。一実施形態に係る不純物導入装置は、基板保持台1
00に保持されているウェハ101に不純物を導入する
装置である。不純物導入装置が備える電子供給システム
の種類は問わないが、ここでは、プラズマから発生した
電子をイオンビームの軌道上に照射するシステム(Plas
ma Flood System )を備えている場合について説明す
る。
持されているウェハ101と対向するようにガイドチュ
ーブ102が設けられ、ガイドチューブ102には、該
ガイドチューブ102にチューブバイアス電圧を可変的
に供給する第1の電圧供給源103が接続されており、
該第1の電圧供給源103から供給されるチューブバイ
アス電圧の大きさは、チューブバイアスコントローラ1
04により制御される。
ャンバー105が設けられ、該アクチャンバー105の
内部にはフィラメント106が設けられている。フィラ
メント106の両端部には第2の電圧供給源107から
フィラメント電圧が印加され、フィラメント106の一
端部とアークチャンバー105との間には第3の電圧供
給源108からアーク電圧が印加される。
ャンバー105にアーク電流を可変的に印加する電流供
給源109が接続されており、該電流供給源109から
供給されるアーク電流の電流量は、アーク電流コントロ
ーラ110により制御される。
射される電子のエネルギー及び供給量を検出する電子パ
ラメータ検出手段111が設けられている。電子パラメ
ータ検出手段111は、基板保持台100ひいてはウェ
ハ101に、電圧値を変化させながら電圧を印加する電
圧可変電源112と、基板保持台100ひいてはウェハ
101に流れる電流量を検出する電流計113と、電圧
可変電源112から供給される電圧値及び電流計113
が検出する電流量に基づいて、電圧可変電源112から
供給される電圧値を制御するウェハ電圧コントローラ1
14とからなる。
導入部116から例えばArガスが導入される。アーク
チャンバー105の内部に例えばArガスを導入すると
共に、アークチャンバー105及びフィラメント106
にそれぞれ所定の電圧を印加すると、アークチャンバー
105の内部にプラズマが発生し、発生したプラズマに
含まれる電子は、或るエネルギー分布を持ってガイドチ
ューブ102の内部に供給される。
1の電圧供給源103、チューブバイアスコントローラ
104、アークチャンバー105、フィラメント10
6、第2の電圧供給源107、第3の電圧供給源10
8、電流供給源109、アーク電流コントローラ11
0、電子パラメータ検出手段111及びガス導入部11
6によって、電子供給システム117が構成されてお
り、アークチャンバー105からガイドチューブ102
の内部に供給された電子118は、正極性のイオンビー
ム119に引き寄せられイオンビーム119と一緒にウ
ェハ101に照射されると共に、イオンビーム119の
周辺に取り込まれなかった電子も、ガイドチューブ10
2とウェハ101との間に生じる電界によりウェハ10
1に引き寄せられ、ウェハ101に照射される。
ラメント106との間を流れるアーク電流が増加する
と、アークチャンバー105の内部に発生するプラズマ
の密度が高くなって、ガイドチューブ102に供給され
る電子118の量も多くなる。また、ガイドチューブ1
02に印加されるチューブバイアス電圧を高くすると、
ガイドチューブ102に供給される電子118のエネル
ギー分布は高エネルギー側にシフトする。
における電子のエネルギー分布を示し、図2(a)にお
いて、横軸は電子のエネルギー(Electron Enery)を表
わし、縦軸は電子の供給量(Electron Flux )を表わし
ている。また、矢印Aはアーク電流が0.5Aのときの
電子エネルギーの最大値を示し、矢印Bはアーク電流が
1Aのときの電子エネルギーの最大値を示し、矢印Cは
アーク電流が2Aのときの電子エネルギーの最大値を示
している。このように考えられる理由は、矢印A、B、
Cよりも右側の領域はノイズであると考えられるからで
ある。
を変化させた場合における電子のエネルギー分布を示
し、図2(b)において、横軸は電子のエネルギーを表
わし、縦軸は電子の供給量を表わしている。また、矢印
Aはチューブバイアス電圧が0Vのときの電子エネルギ
ーの最大値を示し、矢印Bはチューブバイアス電圧が−
5Vのときの電子エネルギーの最大値を示し、矢印Cは
チューブバイアス電圧が−10Vのときの電子エネルギ
ーの最大値を示している。このように考える理由は、矢
印A、B、Cよりも右側の領域はノイズであると考えら
れるからである。
が増加すると、電子の総供給量は増加すると共に電子エ
ネルギーの最大値は高エネルギー側にシフトする。ま
た、図2(b)から分かるように、チューブバイアス電
圧が低減(0Vよりも−10Vの方が低いとする。)す
ると、電子のエネルギーの最大値は高エネルギー側にシ
フトする。
ス電圧を変化させると、ウェハに照射される電子のエネ
ルギーの最大値及び電子の総供給量を変化させることが
できる。
給される電子のエネルギー及び供給量を測定する方法に
ついて、図3を参照しながら説明する。
ウェハ101に注入される電子の量と、アークチャンバ
ー105からガイドチューブ118に供給された後、ウ
ェハ101に導入される電子の量との合計量を測定す
る。
に印加される印加電圧を高くしていくと、該印加電圧よ
りも低いエネルギーを持つ電子は基板保持台100に到
達することができないため、電流計113が測定する電
流量は低減する。
加電圧を所定の間隔で高くしながら、電流計113に流
れる電流量を測定する。つまり、所定の印加電圧値と対
応する電流量を測定する。そして、所定の印加電圧値と
対応する電流量から、所定のエネルギー範囲と対応する
電子の量を算出することができる。
オン種:As+ 、イオンの加速エネルギー:20ke
V、ビーム電流量:10mA、アーク電流量:1Aを用
いて、チューブバイアス電圧を変化させながらイオン注
入を行なったときの電子のエネルギー(Electron Energ
y )と電子の供給量(Electron Flux )との関係を示し
ている。また、図4(b)は、イオン注入条件として、
イオン種:As+ 、イオンの注入エネルギー:20ke
V、ビーム電流量:10mA、チューブバイアス電圧
値:0Vを用いて、アーク電流量を変化させながらイオ
ン注入を行なったときの電子のエネルギーと電子の供給
量との関係を示している。
イアス電圧が低くなるに伴って、ピークエネルギー(電
子の供給量が最大となる電子エネルギー:縦軸の値が最
大となるときの電子のエネルギー)及び供給される電子
のエネルギーの最大値(エネルギー分布のグラフと横軸
との交点)は、いずれも高エネルギー側にシフトしてい
る。また、ピークエネルギーのときの電子の供給量はチ
ューブバイアス電圧が−5Vのときに最も高くなるが、
供給される電子の総量(電子量の積分値)はほぼ一定で
ある。
量が高くなるに伴って、最大エネルギー及び電子の総供
給量はいずれも増加する。
電圧を変化させて、ウェハに照射される電子のエネルギ
ーの最大値及び電子の総供給量を変化させながら、アン
テナ効果を有するMOSトランジスタのゲート電極に不
純物をイオン注入したときのゲート酸化膜の破壊率につ
いて検討する。イオン注入の条件としては、イオン種:
As+ 、イオンの加速エネルギー:20keV、イオン
の注入量:5×1015/cm2 、ビーム電流量:10m
Aである。また、イオン注入に用いたアンテナ効果を有
するMOSトランジスタとしては、基板がp型及びn型
であり、ゲート絶縁膜の面積は1×10-6mm2 であ
り、ゲート電極の面積は1×10-1mm2であり、アン
テナ比は1×105 である。
された5.0nmの膜厚を有するゲート酸化膜に、チュ
ーブバイアス電圧:0V、ビーム電流:10mAの条件
で、アーク電流を変化させながらイオン注入を行なった
ときのアーク電流(Arc Current )とゲート酸化膜の破
壊率(Percentage Of Breakdown )との関係を示してい
る。また、図5(b)は、n型の半導体基板上に形成さ
れた5.0nmの膜厚を有するゲート酸化膜に、チュー
ブバイアス電圧:0V、ビーム電流:10mAの条件
で、アーク電流を変化させながらイオン注入を行なった
ときのアーク電流とゲート酸化膜の破壊率との関係を示
している。
アーク電流が増加するに伴って、ゲート酸化膜の破壊率
が高くなっている。従って、この特性と、前述したアー
ク電流が増加すると、電子の総供給量が増加すると共に
電子のエネルギーの最大値が高エネルギー側にシフトす
るという特性とを合わせて考えると、電子の総供給量が
増加するか又は電子のエネルギーの最大値が高エネルギ
ー側にシフトすると、ゲート酸化膜の破壊率が高くなる
ことが分かる。
された5.0nmの膜厚を有するゲート酸化膜に、アー
ク電流:1A、ビーム電流:10mAの条件で、チュー
ブバイアス電圧を変化させながらイオン注入を行なった
ときのチューブバイアス(Tube Bias )とゲート酸化膜
の破壊率(Percentage Of Breakdown )との関係を示し
ている。また、図6(b)は、n型の半導体基板上に形
成された5.0nmの膜厚を有するゲート酸化膜に、ア
ーク電流:1A、ビーム電流:10mAの条件で、チュ
ーブバイアス電圧を変化させながらイオン注入を行なっ
たときのチューブバイアスとゲート酸化膜の破壊率との
関係を示している。
チューブバイアス電圧が低くなる(0Vよりも−15V
の方が低いとする。)に伴って、ゲート酸化膜の破壊率
が高くなっている。従って、この特性と、前述したチュ
ーブバイアス電圧が低くなるに伴って電子のエネルギー
の最大値が高エネルギー側にシフトするという特性とを
合わせて考えると、電子のエネルギーの最大値が高エネ
ルギー側にシフトすると、ゲート酸化膜の破壊率が高く
なることが分かる。
(a)及び(b)に基づいて説明したように、電子の総
供給量が増加するか又は電子のエネルギーの最大値が高
エネルギー側にシフトすると、ゲート酸化膜の破壊率が
高くなることが分かる。
酸化膜の破壊率との関係について検討する。
の場合及び5.0nmの場合において、電子供給システ
ムにより供給される電子のエネルギーの最大値(Max El
ectron Energy )と、ゲート酸化膜の破壊率(Percenta
ge Of Breakdown )との関係を示している。図7から分
かるように、電子のエネルギーの最大値が高くなるに伴
って、ゲート酸化膜の破壊率が高くなる。また、図7か
ら、ゲート酸化膜の膜厚が5.0nmの場合には、10
eVのエネルギーを持つ電子が照射されるとゲート酸化
膜が破壊すると共に、ゲート酸化膜の膜厚が3.5nm
の場合には、7eVのエネルギーを持つ電子が照射され
るとゲート酸化膜が破壊することが分かる。
絶縁膜の面積が1×10-6mm2 であり、ゲート電極の
面積が1×10-1mm2 であり、アンテナ比が1×10
5 であるアンテナ効果を有するMOSトランジスタのゲ
ート酸化膜に対して、ゲート酸化膜の膜厚を変化させな
がら、イオン種:As+ 、イオンの加速エネルギー:2
0keV、イオンの注入量:5×1015/cm2 、ビー
ム電流:10mAの条件でイオン注入を行なって、ゲー
ト酸化膜の膜厚と、ゲート酸化膜が破壊する電子のエネ
ルギーの最大値との関係を調べた。
Thickness)と、ゲート酸化膜が破壊する電子のエネル
ギーの最大値(Max Electron Energy )との関係を示し
ており、図8から、エネルギーの最大値が、ほぼ2(e
V/nm)×t(nm)=2t(eV)であるときにゲ
ート酸化膜が破壊すること、つまり、2t(eV)のエ
ネルギーを持つ電子がゲート酸化膜を破壊させることが
分かる。
酸化膜の負のチャージアップは、ゲート酸化膜に照射さ
れる電子の最大エネルギーに依存することが分かる。従
って、照射される電子の最大エネルギーを或る所定値以
下に制御すると、ゲート酸化膜のチャージアップを抑制
できることが分かる。
率との関係について検討する。つまり、電子供給システ
ムにより供給される電子の最大エネルギーを所定値以下
にすると共に、電子の供給量を変化させて、ゲート酸化
膜の破壊状態を調べた。
の面積が1×10-6mm2 であり、ゲート電極の面積が
1×10-1mm2 であり、アンテナ比が1×105 であ
るアンテナ効果を有するMOSトランジスタのゲート酸
化膜に対して、ゲート酸化膜の膜厚を変化させながら、
イオン種:As+ 、イオンの加速エネルギー:20ke
V、イオンの注入量:5×1015/cm2 、ビーム電
流:10mAの条件でイオン注入を行なって、電子の供
給量とゲート酸化膜の破壊率との関係を調べた。
と、ゲート酸化膜の破壊率(Percentage Of Breakdown
)との関係を示しており、横軸において、0、5、10、1
5、20、25、30は電子の供給量を示し、括弧中の数値
は、ウェハ上における見掛け上の電流量、つまり、電子
供給システムにより供給される電子の供給量とビーム電
流量との合計値(電流量を正の値とすると、電子の供給
量は負の値になるので、実際には、ビーム電流量−電子
の供給量となる。)を示している。図9から、電子の供
給量が少ないとき、つまり電子の供給量が10mA以下
のとき(見掛け上の電流量が0mA以上のとき)には、
ゲート絶縁膜の破壊が起こること、電子の供給量が10
mAを越えるとき(見掛け上の電流量が0mAよりも小
さいとき)には、ゲート酸化膜の破壊は殆ど起こらない
こと、及び、電子の供給量が30mAになっても、ゲー
ト酸化膜の破壊は殆ど起こらないことが分かる。
子の供給量とは関係がなく、イオンビームの正の電荷に
起因するチャージアップが原因であると考えられる。
ージアップはゲート酸化膜に照射される電子の最大エネ
ルギーに依存すること、(2) 電子の最大エネルギーが、
ほぼ2t(eV)以下であれば、ゲート酸化膜のチャー
ジアップは起こらないこと、(3) ビーム電流を中和する
程度の電子の供給があれば、ゲート酸化膜にチャージア
ップは起こらないこと、及び(4) ゲート酸化膜にチャー
ジアップを起こさせない程度の最大エネルギーを持つ電
子であれば、電子の供給量が増加してもゲート酸化膜に
チャージアップは発生しないことが分かる。
びガイドチューブのバイアス電圧を調整して、供給電子
の最大エネルギーをゲート酸化膜の膜厚によって決定さ
れる所定値以下に設定することにより、負のチャージア
ップに起因するゲート酸化膜の破壊を抑制することがで
きる。
いては、ゲート酸化膜の膜厚をt(nm)とすると、供
給される電子の最大エネルギーが、2(eV/nm)×
t(nm)=2t(eV)程度以下であれば、ゲート酸
化膜は負のチャージアップに起因する破壊を抑制でき
る。
ン注入が行なわれている間及びイオン注入の前後におけ
る、電子のエネルギー及び電子の供給量を測定する機能
を有していなかった。このため、イオン注入が行なわれ
ているときの電子のエネルギーを知ることができなかっ
た。また、電子のエネルギー及び供給量が分からなかっ
たので、イオン注入装置の状態の変化に起因して起こる
電子の供給量の変化に対応できなかったため、ゲート酸
化膜のチャージアップによる破壊が発生する可能性があ
った。
置によると、電圧可変電源112、電流計113及びウ
ェハ電圧コントローラ114からなる電子パラメータ検
出手段111と、第1の電圧供給源103から供給され
るチューブバイアス電圧の大きさを制御するチューブバ
イアスコントローラ104と、電流供給源109から供
給されるアーク電流の電流量を制御するアーク電流コン
トローラ110とを備えているため、電子供給システム
により供給される電子の最大エネルギーを所定値以下に
制御できるので、ゲート酸化膜のチャージアップによる
破壊を確実に防止することができる。
ューブバイアスコントローラ104及びアーク電流コン
トローラ110の各動作、並びに、本実施形態による
と、ゲート酸化膜の負のチャージアップによる破壊を確
実に防止できる理由について説明する。
入を行なうときの注入条件と同じ条件でイオンビーム及
び電子を基板保持台100に照射する。この場合、電圧
可変電源112から印加する印加電圧を上昇していく
と、印加電圧よりも低いエネルギーを持つ電子は基板保
持台100に到達できないため、電流計113が検出す
る電流値は低減していく。そこで、電圧可変電源112
から印加する印加電圧を所定間隔で上昇させながら電流
計113により電流値を測定することにより、各印加電
圧と対応する電流値を算出し、各印加電圧と対応する電
流値に基づいて各エネルギー範囲の電子の量を算出す
る。また、この際、各エネルギー範囲の電子の量の積分
値を計算することにより電子の総供給量を算出すると共
に、電子のエネルギーの最大値を算出する。
される電子の最大エネルギーが、イオン注入の対象とな
るデバイスのゲート酸化膜の膜厚によって決まる、ゲー
ト酸化膜が破壊される所定のエネルギーよりも高い場合
には、ウェハ電圧コントローラ114からチューブバイ
アスコントローラ104及びアーク電流コントローラ1
10に対して制御信号を出力して、第1の電圧供給源1
03から供給されるチューブバイアス電圧の大きさ及び
電流供給源109から供給されるアーク電流の電流値を
低減させる。
より供給される電子の最大エネルギーが、所定のエネル
ギー(ゲート酸化膜が破壊されない電子の最大エネルギ
ー)以下になるまで繰り返し行なうことにより、ゲート
酸化膜のチャージアップに起因する破壊を防止する。
が、イオン注入の対象となるデバイスのゲート酸化膜の
膜厚が入力される機能を備えていると、ウェハ電圧コン
トローラ114は、チューブバイアスコントローラ10
4及びアーク電流コントローラ110に対して、電子の
最大エネルギーが所定のエネルギー以下になるまで、制
御信号を繰り返し出力することができるので、ゲート酸
化膜のチャージアップに起因する破壊を自動的に防止す
ることができる。
入条件として、イオン種:As+ 、イオンの加速エネル
ギー:20keV、イオンの注入量:5×1015/cm
2 、ビーム電流値:10mAを採用したが、イオン注入
条件はこれらに限定されるものではなく、イオン種、イ
オンの加速エネルギー、イオンの注入量、ビーム電流値
については、適宜変更可能である。
ジアップによるゲート酸化膜の破壊率を測定するための
デバイスとして、アンテナ効果を有するMOSトランジ
スタを用いたが、ゲート電極を有する構造であれば、ト
ランジスタの構造は限定されるものではない。
電流及びチューブバイアス電圧のパラメータによって、
電子供給システムにより供給される電子のエネルギー及
び供給量を制御できる場合であったが、本発明は、アー
ク電流及びチューブバイアス電圧以外のパラメータによ
って電子供給システムにより供給される電子のエネルギ
ー及び供給量を制御できる場合にも適用できる。
マから発生した電子をイオンビームの軌道上に照射する
システム以外のものでも、電子のエネルギーを制御する
パラメータをコントロールできる電子供給システムであ
ればよい。
と、電子供給手段により供給される電子の最大エネルギ
ーを所定値以下に制御する制御手段を備えているため、
被処理物又は該被処理物が形成されている半導体基板に
おける負のチャージアップを防止することができる。
物導入手段が、不純物としてイオンを注入する手段であ
ると、イオン注入時における負のチャージアップを防止
することができる。
体基板にt(nm)の膜厚を持つ絶縁膜が形成されてお
り、所定値が2t(eV)であると、絶縁膜が負のチャ
ージアップにより破壊される事態を防止することができ
る。
定手段を備えていると、電子供給手段により供給される
電子のエネルギーを知ることができる。
給手段により供給される電子の最大エネルギーを測定す
る手段を有していると、電子供給手段により供給される
電子の最大エネルギーを所定値以下に制御することが容
易になる。
子のエネルギーに基づき、制御手段に、電子供給手段に
より供給される電子の最大エネルギーを所定値以下に制
御させると、電子供給手段により供給される電子の最大
エネルギーを自動的に所定値以下に制御することができ
る。
電子供給工程は、供給する電子の最大エネルギーを所定
値以下に制御する工程を含むため、被処理物又は該被処
理物が形成されている半導体基板における負のチャージ
アップを防止することができる。
物導入工程が、不純物としてイオンを注入する工程を含
むと、イオン注入工程における負のチャージアップを防
止することができる。
体基板にt(nm)の膜厚を持つ絶縁膜が形成されてお
り、所定値が2t(eV)であると、絶縁膜が負のチャ
ージアップにより破壊される事態を防止することができ
る。
定工程を備えていると、電子供給工程において供給され
る電子のエネルギーを知ることができる。
給工程において供給する電子の最大エネルギーを測定す
る工程を含むと、電子供給工程において供給する電子の
最大エネルギーを所定値以下に制御することが容易にな
る。
子のエネルギーに基づき、電子供給手段工程において供
給される電子の最大エネルギーを所定値以下に制御する
工程を含むと、電子供給工程において供給される電子の
最大エネルギーを自動的に所定値以下に制御することが
できる。
全体構成を示す図である。
電子のエネルギー分布を示す特性図であり、(b)はチ
ューブバイアス電圧を変化させた場合における電子のエ
ネルギー分布を示す特性図である。
ルギー及び供給量を測定する方法を説明する図である。
らイオン注入を行なったときの電子のエネルギーと電子
の供給量との関係を示す特性図であり、(b)はアーク
電流量を変化させながらイオン注入を行なったときの電
子のエネルギーと電子の供給量との関係を示す特性図で
ある。
入を行なったときのアーク電流量とゲート酸化膜の破壊
率との関係を示す特性図であり、(b)はアーク電流量
を変化させながらイオン注入を行なったときのアーク電
流量とゲート酸化膜の破壊率との関係を示す特性図であ
る。
らp型の半導体基板にイオン注入を行なったときのチュ
ーブバイアス電圧とゲート酸化膜の破壊率との関係を示
す特性図であり、(b)はチューブバイアス電圧を変化
させながらn型の半導体基板にイオン注入を行なったと
きのチューブバイアス電圧とゲート酸化膜の破壊率との
関係を示す特性図である。
ルギーの最大値と、ゲート酸化膜の破壊率との関係を示
す特性図である。
る電子のエネルギーの最大値との関係を示す特性図であ
る。
係を示す特性図である。
ある。
なったときのゲート絶縁膜の膜厚と破壊率との関係を示
す特性図であり、(b)はn型の半導体基板にイオン注
入を行なったときのゲート絶縁膜の膜厚と破壊率との関
係を示す特性図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体基板上に膜厚t(nm)の絶縁膜
を介して形成された膜からなる被処理物に、電荷を持つ
不純物を導入する不純物導入手段と、 前記被処理物に、前記不純物が持つ電荷を打ち消すため
の電子を供給する電子供給手段と、 前記電子供給手段により供給される電子の最大エネルギ
ーを0(eV)よりも大きく且つ2t(eV)以下に制
御する制御手段とを備えていることを特徴とする不純物
の導入装置。 - 【請求項2】 前記不純物導入手段は、前記不純物とし
てイオンを注入する手段であることを特徴とする請求項
1に記載の不純物の導入装置。 - 【請求項3】 前記電子供給手段により供給される電子
のエネルギーを測定するエネルギー測定手段をさらに備
えていることを特徴とする請求項1に記載の不純物の導
入装置。 - 【請求項4】 前記エネルギー測定手段は、前記電子供
給手段により供給される電子の最大エネルギーを測定す
る手段を有していることを特徴とする請求項3に記載の
不純物の導入装置。 - 【請求項5】 前記エネルギー測定手段は、測定した電
子のエネルギーに基づき、前記制御手段に、前記電子供
給手段により供給される電子の最大エネルギーを所定値
以下に制御させることを特徴とする請求項3に記載の不
純物の導入装置。 - 【請求項6】 半導体基板上に膜厚t(nm)の絶縁膜
を介して形成された膜からなる被処理物に、電荷を持つ
不純物を導入する不純物導入工程と、 前記被処理物に、前記不純物が持つ電荷を打ち消すため
の電子を供給する電子供給工程とを備え、 前記電子供給工程は、供給する電子の最大エネルギーを
0(eV)よりも大きく且つ2t(eV)以下に制御す
る工程を含むことを特徴とする不純物の導入方法。 - 【請求項7】 前記不純物導入工程は、前記不純物とし
てイオンを注入する工程を含むことを特徴とする請求項
6に記載の不純物の導入方法。 - 【請求項8】 前記電子供給工程において供給される電
子のエネルギーを測定するエネルギー測定工程をさらに
備えていることを特徴とする請求項6に記載の不純物の
導入方法。 - 【請求項9】 前記エネルギー測定工程は、前記電子供
給工程において供給される電子の最大エネルギーを測定
する工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の不純
物の導入方法。 - 【請求項10】 前記エネルギー測定工程は、測定した
電子のエネルギーに基づき、前記電子供給工程において
供給される電子の最大エネルギーを所定値以下に制御す
る工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の不純物
の導入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01792599A JP3202002B2 (ja) | 1998-02-18 | 1999-01-27 | 不純物の導入装置及び不純物の導入方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-35590 | 1998-02-18 | ||
JP3559098 | 1998-02-18 | ||
JP01792599A JP3202002B2 (ja) | 1998-02-18 | 1999-01-27 | 不純物の導入装置及び不純物の導入方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11307039A JPH11307039A (ja) | 1999-11-05 |
JP3202002B2 true JP3202002B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01792599A Expired - Fee Related JP3202002B2 (ja) | 1998-02-18 | 1999-01-27 | 不純物の導入装置及び不純物の導入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202002B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7638782B2 (en) | 2005-01-25 | 2009-12-29 | Panasonic Corporation | Semiconductor device manufacturing method and ion implanter used therein |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008166660A (ja) | 2007-01-05 | 2008-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体製造装置 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP01792599A patent/JP3202002B2/ja not_active Expired - Fee Related
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