JP3201923U - 逆止弁付き飲み口体 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲用時に、弁室内に残留した飲料水、空気、および唾液等が負圧容器内に逆流しないように構成するとともに、使用後に、分解しやすく、容易に洗浄できて衛生的であり、各部品の代替が容易な逆止弁付き飲み口体を提供する。【解決手段】負圧容器2のねじ口に着脱自在にねじ込まれるねじキャップ6と、このねじキャップ6を貫通する飲み口11と、キャップ6に開閉自在に設けられた飲み口11を覆うカバー8と、飲み口11と連通する開口11aを有するとともにこの飲み口11と連通する逆止弁ユニット10とを有してなり、この逆止弁ユニット10は、液密に結合される上ケース14と、下ケース17と、この下ケース17の弁座上に配置され、飲料水の飲み口11への流動時には上ケース14の内面の衝止部18によってその移動を制限され、上ケース14から飲み口11に飲用水を流通するようにした。【選択図】図3

Description

この考案は、逆止弁付き飲み口体に係り、特には、簡単な構造で分解しやすく衛生的な逆止弁付き飲み口体に関する。
いわゆるスポーツドリンクや清涼飲料水は、ペットボトルのような容器に封入されて販売されているものが飲用される場合が多い一方で、飲料水の種類によっては、断熱、遮光、密封等の特定の機能を有する専用の負圧容器、いわゆるマイボトルを用意し、飲料水サーバ装置から供給を受けてそのマイボトルに収容した飲料水を飲用する場合も多くなってきている。
特に、水素水のような機能性飲料水のようなものは、なるべく断熱性、遮光性を有し、しかも収容された飲料水の量に従って収容容積が変化して収容飲料水が極力空気に触れないようにした、通常は2重構造の専用の負圧容器を、マイボトルとして使用する場合も多い。
このようなマイボトルの場合は、自動販売機としての水素水サーバ装置にコインを投入して、その供給口から一定量の水素水をマイボトルに収容して飲用するもので、このマイボトル、すなわち、専用の負圧容器は、いわゆるペットボトルと同様に、ボトルネックとこれに着脱自在にねじ込まれるねじ式のキャップを有するが、飲用に便利であるように、逆止弁付きの飲み口体を設けたものも多い。
すなわち、そのような逆止弁付きの飲み口体は、頻繁な飲用に便利なように一端にボトルネックのねじ口に着脱自在にねじ込むことができるねじ式の接続口を有するとともに、その中央には吸い込み管が設けられ、他端には、この吸い込み管を開閉自在に覆うヒンジ式のカバーが設けられる。そしてそのキャップのボトルネック側には逆止弁が設けられて、逆止弁付き飲み口体を構成している。この逆止弁は、飲用時に、使用者が飲み込むのは容易に、しかし一旦それを通過した飲料がボトル内に逆流して、ボトル内飲料と混合されることを防止するようにしたものである。
しかしながら、従来の逆止弁付き飲み口体は、その用途は異なるものの特開2002−120855号公報に見られるように、逆止弁に関連する構造が複雑で、逆止弁自体の構造も固有のものであって、分解が必ずしも容易でなく、また分解できたしたとしても、それぞれの構成部品、特には逆止弁自体の構造が特殊の形状を有しているため、部品の交換が容易でないという不具合もあり、紛失時の補充がし難いという問題もあった。
特開2002−120855号公報
この考案は、飲用時に、弁室内に残留した飲料水、空気、および唾液等が負圧容器内に逆流しないように構成するとともに、使用後に、分解しやすく、容易に洗浄できて衛生的であり、各部品の代替が容易な逆止弁付き飲み口体を提供しようとするものである。
この考案は、飲用時に弁室内に残留した飲料水、空気、および唾液等が負圧容器内に逆流しない逆止弁付き飲み口体であって、負圧容器のねじ口に着脱自在にねじ込まれるねじキャップと、このねじキャップを貫通する飲み口と、前記キャップに開閉自在に設けられた前記飲み口を覆うカバーと、この飲み口と連通する逆止弁ユニットとを有してなり、この逆止弁ユニットは、上ケースと、Оリングを介してこの上ケースと液密に結合されるとともに底部に前記負圧容器内と連通する開口を備えて弁座を有するとともに前記上ケースと弁室を形成する下ケースと、この下ケースの弁座上に配置された円板状の弾性を有する逆止弁とからなる逆止弁付き飲み口体である。
この考案の逆止弁付き飲み口体は、飲用時に、弁室内に残留した飲料水や、空気、唾液等が負圧容器内に逆流しないことにより、負圧容器内の水素水が、空気に触れることによってその水素濃度が急速に低下することを防止するとともに、空気や唾液等によって不衛生になるのを防ぐことができ、さらに、使用後に、分解しやすく、しかも容易に洗浄できて衛生的であるとともに、各部品の代替が容易である。
図1は、この考案の逆止弁付き飲み口体を飲料水の負圧容器のねじ口に取付けた状態を示す斜視図である。 図2は、この考案の逆止弁付き飲み口体の拡大分解斜視図である。 図3は、同じくこの考案の逆止弁付き飲み口体の拡大分解縦断面図である。 図4は、同じく拡大分解斜視図である。 図5Aは、逆止弁ユニットにおける飲料水の飲用時の逆止弁の開放状態を示す縦断面図である。 図5Bは、同じく逆止弁ユニットにおける飲料水の飲用中断時の逆止弁の閉止状態を示す縦断面図である。
以下に、この考案を図示する実施例にしたがって説明する。
図1にその使用状態を示すように、この考案の逆止弁付き飲み口体1は、例えば、水素水のような機能性飲料水を収容した、ペットボトル程度の大きさの負圧容器2の上部のネック開口3のねじ部4に着脱自在にねじ込んで取付けられて使用される。
この逆止弁付き飲み口体1は、図2にその詳細を拡大して示すとともに図3にその縦断面図を示すように、負圧容器2の上端に設けられたネック開口3のねじ部4に着脱自在にねじ込まれるねじ部5を備えたキャップ6を有する。このキャップ6にはその頂部7を貫通して逆止弁ユニット10に連通する管状の飲み口11が開口しており、さらに、キャップ6にはその頂部7の一端に飲み口11を開閉自在に覆うカバー8がヒンジ部9を介して設けられる。
この逆止弁ユニット10は、図4に拡大分解斜視図を示すように、弁室12内に弁体、すなわち逆止弁13を内蔵して構成されており、この弁室12は、前記飲み口11に連通する開口11aを有する上ケース14と、この上ケース14とОリング15を介して液密に接続され、底部に下端に連通口16を開口する円錐状内面を有する下ケース17とで構成される。
上ケース14と下ケース17とは両者の外形、内径、および接続部分のテーパ等の寸法を適宜選択することによってそれだけで相互に液密に接続することもできるが、上ケース14と下ケース17とを機械的に結合できるようにして相互間にОリング15を介在して液密に接続するのが実用的である。
下ケース17の円錐状内面は、後述する逆止弁に対する弁座17aを構成する。また連通口16は、弁室12と負圧容器2とを連通する。
すなわち、逆止弁13は、シリコンゴムのような弾性を有する単純な円板状に形成され、前記弁室12内の弁座17aに載置して配置される。また上ケース14の上部内壁には、飲み口11の開口11aに臨んで放射状に起立して相互に間隙19を有して配置された、逆止弁13に対する複数の衝止部18が設けられる。
このように構成された弁室12内に配置された逆止弁13は、下ケース17の弁座17aを形成する円錐状底部に載置して位置されているが、後述するように飲用時に飲料水が飲み口11から吸い飲まれると飲料水とともに飲み口11の開口側に吸い込まれ、上ケース14の衝止部18によってそれ以上の移動を阻止される。したがって、飲料水は、衝止部18の間隙19を通って開口11aを経て飲み口11から吸い飲まれる。一方、吸い飲みを終了すると弁室12の飲料水は連通口16を介して負圧容器2内に戻ろうとするが、飲料水の負圧によって逆止弁13が下ケース17側に引かれて弁座17aに密接して連通口16を閉鎖する。この状態は飲料水が弁室12内に存在する間継続される。
したがって、弁室12内の飲料水は負圧容器2内に逆流することなく、利用者の口を経て混入物が負圧容器2内の飲料水と混合されることがなく、衛生的である。
また、所定期間使用した逆止弁付き飲み口体1を洗浄する場合には、これを負圧容器2から捩じって外し、上ケース14および下ケース17を分解すると、その間のОリング15および逆止弁13も分解されて取り出すことができる。
そしてこれらを適宜洗浄した後は、下ケース17に逆止弁13を収容したのちОリング15を介して上ケース14を液密に接続して、逆止弁付き飲み口体1を再度組み立てることによって再使用することができる。
このような分解洗浄時に、万一、逆止弁13、またはОリング15等を紛失したり、変形等によって交換が必要になっても、それらは一般的に標準化された部品であったり、単純な形状であることから、容易に代替が可能である。
このように構成された逆止弁付き飲み口体について、使用者は、例えば、水素水の自動販売機から水素水を購入するに際して、負圧容器2からキャップ6を捩じって逆止弁付き飲み口体1を取り外し、ネック開口3から負圧容器2内に水素水を受けて内容積が増加してこれを収容する。この場合、負圧容器2の外形も一体的に膨張する。次いで、キャップ6をネック開口3にねじ込んで閉めて、負圧容器2を携行する。
ここで、飲用に当っては、使用者は、キャップ6のカバー8を開放して飲み口11を露出し、負圧容器2の飲み口11を介して負圧容器2内の水素水飲料水を吸い込んで飲用する。このとき、負圧容器2はその外形とともに、内容積も収縮して、負圧容器2内に万一たまっていた空気は一緒に排出され、弁室12内の逆止弁13は、負圧容器2からの飲料水によって連通口16を開放するとともに、飲料水の飲み口管への流動によって前記衝止部によってその移動を制限され、飲料水は衝止部18の間隙19を介して開口11aを経て飲み口11から引用される。
その後、飲用を停止して負圧容器2を通常の起立姿勢に戻すと、弁室12内の飲料水は連通口16を介して負圧容器2内に戻ろうとするが、逆止弁13が下ケース17側に負圧によって引かれ、弁座16aに密接して連通口16を閉鎖する。この状態は飲料水が弁室12内に存在する間継続され、その後の携行中は、飲用途中の飲料水は弁室12内に留められるので、負圧容器2内に流入して飲料水に混合されることなく衛生的である。
また、使用後、特に所定期間使用した後に、逆止弁付き飲み口体1を洗浄する場合には、キャップ6を捩じって負圧容器2から外し、逆止弁ユニット10の上ケース14および下ケース17を分解すると、その間のОリング15および逆止弁13も分解されて取り出すことができる。
そしてこれらを洗浄した後、下ケース17に逆止弁13を収容し、さらにОリング15を配置してこれに上ケース14を液密に接続して、逆止弁付き飲み口体1を再度組み立てることによって再使用することができる。
このような分解洗浄時に、万一、逆止弁13、またはОリング15等を紛失したり、変形等によって交換が必要になっても、それらは一般的に標準化された部品であったり、単純な形状であることから、容易に代替が可能である。
1…逆止弁付き飲み口体、 2…負圧容器、 3…ネック開口、 4…ねじ部、 5…ねじ部、 6…キャップ、 7…頂部、 8…カバー、 9…ヒンジ部、 10…逆止弁ユニット、 11…飲み口、 12…弁室、 13…逆止弁、 14…上ケース、 15…Oリング、 16…連通口、 17…下ケース、 18…衝止部、 19…間隙

Claims (3)

  1. 負圧容器のねじ口に着脱自在にねじ込まれるねじキャップと、このねじキャップを貫通する飲み口と、前記キャップに開閉自在に設けられた前記飲み口を覆うカバーと、この飲み口と連通する逆止弁ユニットとを有してなり、この逆止弁ユニットは、飲み口と連通する開口を有するとともにこの開口と連通する間隙を備えた衝止部を有する上ケースと、Оリングを介してこの上ケースと液密に結合されるとともに底部に前記負圧容器内と連通する開口を有する弁座を有する下ケースと、この下ケースの弁座上に配置され、飲料水の飲み口への流動時には前記衝止部によってその移動を制限される円板状の弾性を有する逆止弁とからなる逆止弁付き飲み口体。
  2. 前記下ケースの底部は、その底頂部に前記負圧容器内と連通する開口を有するとともに、その上面を弁座とする円錐形に形成されその上面が弁座である請求項1記載の逆止弁付き飲み口体。
  3. 前記上ケースは、前記下ケース内に配置されるОリングを介して液密に結合される請求項1記載の逆止弁付き飲み口体。
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JP2018111507A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 凸版印刷株式会社 注出口栓及び包装容器

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