JP3201884U - ゆで卵の殻むき用テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】ゆで卵の殻をきれいに且つ簡単に除去するためのゆで卵の殻むき用テープを提供する。【解決手段】ゆで卵の殻むき用テープ1は、鶏卵の鈍端部から鋭端部にかけて螺旋状に複数回周回させるに足る長さと概ね1.5cmの幅を有するテープ1の片面に粘着剤層を設け、粘着剤層に剥離紙を積層してなる。ゆで卵の卵殻E1にテープ1を数回巻き付けた状態で適度な衝撃を与え、耳部14を掴んでテープ1を剥がすと、細かく割れた卵殻F1が粘着剤に張り付き、卵殻F1に密着した卵殻膜F2も同時に白身E3から剥がれるので、ゆで卵の殻を簡単に除去することができる。【選択図】図3

Description

ゆで卵の殻をきれい且つ簡単に除去するための、ゆで卵の殻むき用テープに関する。
ゆで卵の殻を、見栄え良く且つ簡単に且つ楽しく取り去ることは、意外に熟練を要する。卵殻の裏側に付いている卵殻膜が白身から離れず、卵殻膜をむいた箇所の白身の一部が剥がれたようになって見栄えが悪くなったり、卵殻や卵殻膜(以下、卵殻と卵殻膜をあわせて「殻」ということもある)がテーブルや床の上に落ちて散らかったりすることが多い。
このような不便を解消するために、ゆで卵の殻をきれいに且つ簡単に取り去るためのアイデアが先行文献1〜4に開示されている。
特許文献1には、ゆで卵体に広告宣伝解説などが印刷されたシールを粘着したゆで卵が開示されている。
特許文献2には、ゆで卵の中間部分に周回させて殻をむくための卵殻剥離用テープが開示されている。
特許文献3には、裏面に接着剤が塗布されたシートでゆで卵を被覆するゆで卵の殻むき具が開示されている。
特許文献4には、ゆで卵の殻むきをきれいにするために卵の表面に貼り付ける粘着シートが開示されている。
実開昭49−43584号公報 実開昭62−57692号公報 実開平2−44993号公報 実開平7−11196号公報
特許文献1〜4に記載の考案は、いずれもゆで卵の殻の表面を、粘着剤が塗布されたシートやテープで覆い、その状態でゆで卵に適度な衝撃を与えて殻にひびを入れ、表面を覆ったシートやテープを除去すると、粘着剤に細かく割れた殻が付着することにより、殻がきれいに除去されるものである。
しかし、特許文献1及び2は、卵の尖頭部と底面部との中間に粘着テープを水平に一重に巻き、このテープを取り除くと、卵の中間部の殻だけが除去される。尖頭部と底面部に残った殻はピスタチオナッツの殻むきの要領で取り除く。短いテープを1回周回させるだけなので、卵に貼り付ける手間がかからず便利ではあるが、面白みにかける。
特許文献3は、側端部が波状あるいは三角状のシートで卵の殻全体を覆うので、シートを貼り付けるのに手間がかかり、殻をむくときはシートを剥がすような操作をするので、やはり面白みにかける。
特許文献4は、粘着シートがカヌー型の部分からなるので、粘着剤層から剥離可能なシートを剥がすのも卵の表面に貼り付けるのも手間がかかる。また、殻を取り去る為のつまみも複数ある(図1のA〜F)ので、粘着シートを除去するのにも手間がかかる。
このような問題点に鑑み、本考案は、簡単にゆで卵に貼り付けることができ、簡単且つきれいに殻を除去することができる殻むき用のテープを提供することを目的とする。
更に以下の点も強調したい。ゆで卵は子供が遠足やハイキングに行く時のお弁当に定番として入れられる食材であり、型崩れ防止や衛生面の配慮から殻のついたままでお弁当に入れられることが多い。だから、子どもが自分で殻を散らさずに簡単に殻がむけた方が良い。そのためには、楽しく行えた方が良いのである。
上記の目的を達成するために、本考案のゆで卵の殻むき用テープは、
鶏卵の鈍端部から鋭端部にかけて螺旋状に複数回周回させるに足る長さと概ね1.5cmの幅を有するテープの片面に粘着剤層を設け、該粘着剤層に剥離紙を積層してなることを特徴とする。
このように、ゆで卵の殻のほぼ全体をテープでぐるぐる巻きにするので、除去した卵殻と卵殻膜が殻むき用テープ裏面の粘着剤層に付着し、細かく割れた殻が散らかることはない。
本考案のゆで卵の殻むき用テープは、一方の端部が粘着剤を塗布していない耳部であり、該耳部からゆで卵の卵殻に巻き始められることが好ましい。
これはゆで卵に巻いた後にテープを取り除いていく際に、耳部から取り除いていくためである。
本考案のゆで卵の殻むき用テープは、密閉した容器に任意本数が入れられて販売され、保管されることが好ましい。
密閉した容器とは、例えばチャック付きの袋である。食品に用いる雑貨なので衛生的であることは何より大切である。
本考案のゆで卵の殻むき用テープを入れる容器には、該殻むき用テープの利用方法を説明した文章や図が表面に印刷され、あるいは利用方法に関する説明文や図が内部に封入されていることが好ましい。
本考案の殻むき用テープは、卵の表面に螺旋状に且つテープが重ならないように巻き付け、巻き付けた開始位置からテープを剥がしていくことを想定している。そのため、使用者に適切な使用法を説明することが望ましい。
本考案のゆで卵の殻むき用テープを使えば、きれいに簡単に且つ楽しくゆで卵の殻を除去でき、細かく割れた卵殻の後始末も簡単になる。
実施の形態のゆで卵の殻むき用テープの(1)平面図と(2)側面図である。 実施の形態のゆで卵に殻むき用テープを(1)巻く前と(2)巻いた後の状態を示す図である。 実施の形態のゆで卵に巻いた殻むき用テープを剥がす状態を説明する図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態のゆで卵の殻むき用テープ(以下、「テープ」という)1について説明する。
図1に示すようにテープ1は、テープ表面11の裏側に粘着剤が塗布された粘着剤層12が形成され、剥離可能な剥離紙13が粘着剤層12を覆っている。また、テープ1の一方の端部には粘着剤を塗布していない耳部14を形成している。耳部14は、ゆで卵に貼り付けたテープ1を剥がすときに指でつまむ部分である。
なお、テープの材質は、布、紙、樹脂など何でもよいが、食品に用いるので衛生的であること、子供も使うので安全であることが不可欠である。
ゆで卵Eは、図2の(1)に示すように、卵殻E1と、その内側に密着した卵殻膜E2と、内側の黄身を包む白身E3からなる。卵殻膜E2は、ゆで卵Eの鈍端部E4付近において卵殻E1に密着せず離れている。これが気室E5である。また、卵殻E1の厚さは、鈍端部E4付近が鋭端部E6付近よりも一般に薄くなっている。
ゆで卵の大きさは、鈍端部E4から鋭端部E6までが約5.5cm、最も径の大きい箇所の円周が約14cmである。そこで、テープ1の幅Wは1.5cm、長さLは30cmくらいであれば、ゆで卵Eのほぼ全体を覆うことができる。
このテープ1の使用方法は次のとおりである。
まずテープ1から剥離紙13を除去し、ゆで卵Eの鈍端部E4付近に耳部14をあてがい、螺旋状に卵殻E1の表面を3回ほど周回させる。ここで注意することはテープ同士を重ねないように周回させることである(図2の(2)を参照)。
殻を除去するときは、テープ1が巻かれた状態のゆで卵Eに適度な衝撃を与える。例えば、テーブルのように硬いものの上や角でゆで卵Eを回しながら軽くたたくと卵殻E1に細かいヒビが入る。あるいは平坦な台の上を卵殻E1にヒビが入る程度の力を加えながら転がしても良い。そして、鈍端部E4近くの耳部14を掴み、テープ1を剥がしていくと、図3に示すようにテープ裏面の粘着剤層12に細かく割れた卵殻F1が付着し、それに伴い卵殻F1の裏側に密着した卵殻膜E2の一部分F2が白身E3から剥がれる。テープ1を除去すると、卵殻E1及び卵殻膜E2がきれいにとれた白身E3が取り出せる。殻が付着したテープ1は、殻ごとゴミとして捨てればよい。このように、テープ1を使うとゆで卵Eの殻が簡単に且つきれいに剥けるだけでなく、後始末も簡単である。さらに、ゆで卵Eの殻をりんごや梨の皮のように剥くことができ、意外性があって楽しい。特に、子供に面白がられることは想像に難くない。
鈍端部E4側から巻き始め、鈍端部E4側から剥がし始める理由は次のとおりである。
鈍端部E4付近には気室E5があり、この気室E5では卵殻膜E2が卵殻E1と離れているので、鈍端部E4付近から剥がし始めると最初は卵殻E1のみが剥がれ、続いて卵殻膜E2も剥がれやすくなるからである。また、鈍端部E4は鋭端部E6に比べると卵殻E1が薄いので、卵殻E1を除去しやすいからである。
なお、本考案者はいろいろな箇所での実験をして、鈍端部E4が最適ポイントであることを確認済である。
このテープ1は、食品に用いるものである。しかも、殻を剥いた後の白身E3を素手で持って食べるものである。そのため、衛生面には注意が必要であり、販売したり家庭で保管したりする際、密閉した袋(図示せず)に入れておくことが望ましい。たとえば、チャック付きの袋である。使用の都度袋からテープ1を取り出し、余った分のテープ1は、再び密閉して保管するとよい。
このテープ1は、鈍端部E4側から螺旋状に重ならないように卵殻E1の表面に巻いていくことで本来の効果が得られる。そのため、望ましい使用方法を任意本数のテープ1を収納した袋の表面に印刷したり、使用方法を印刷した紙を袋の内部に封入したりするとよい。
このテープ1は、専ら家庭用であり、特に小学生や幼稚園児のいる家庭にとって次のような意義がある。
料理が得意な母親の間でキャラ弁と呼ばれる手の込んだお弁当がちょっとしたブームとなっており、キャラ弁のレシピがインターネット上で多数紹介されている。しかし、仕事を持っている母親は、朝の忙しいときに手の込んだお弁当を作りたくても作れない人も多い。そのような母親にとって、子供の喜びそうな図柄のテープを巻いたゆで卵を1個入れるだけでもよい。子供はゆで卵の殻をりんごや梨の皮のように剥くのであるが、これはキャラ弁を眺めるのとはまた違う楽しみである。もし、想像力の豊かな子供であれば、ゆで卵を食べるという一つのことによっても色々な工夫ができることに気づき、身近な場面で創意工夫をするきっかけになり得るかもしれない。
さらに、テープ1の表面に文字が書けるのであれば、学校の定期試験や入学試験の際に持たせるお弁当に、「午後の試験もがんばってね!!」といった簡単なメッセージをテープ1の表面に記してもよい。
このテープ1は、表面に色々な図柄やメッセージを印刷することもできる。クリスマス、お正月、ひな祭り、ハロウィンなどの各種行事のために、ふさわしい図柄のテープをセットにして販売すると、パーティ用等のグッズになる。子供の誕生日に同級生を呼んでパーティを開く場合、サンドイッチや鶏のから揚げを大皿に盛りつけることがあるが、色彩的に白や茶色と地味な色になりがちである。色々な色や図柄のテープ1を巻いたゆで卵をカゴに山盛りにするだけでも、ワクワク感を演出できる。
喫茶店によっては、ゆで卵を添えたモーニングサービスを提供するところもある。このテープ1を巻いて出すと、面白がってリピータ客になる人もいるかもしれない。
子供のためのお弁当を作ったり、ホームパーティを開いたり、ピクニックに行ったりすることの多い家庭の便利グッズとしての需要が期待できる。また、弁当業者や飲食店による利用も考えうる。
1:ゆで卵の殻むき用テープ
11:表面の層
12:粘着剤層
13:剥離紙
14:耳部
E:ゆで卵
E1: 卵殻
F1:細かく割れた卵殻
E2: 卵殻膜
F2:割れた卵殻に密着し、白身から剥がれた卵殻膜
E3: 白身
E4: 鈍端部
E5: 気室
E6: 鋭端部

Claims (4)

  1. 鶏卵の鈍端部から鋭端部にかけて螺旋状に複数回周回させるに足る長さと概ね1.5cmの幅を有するテープの片面に粘着剤層を設け、該粘着剤層に剥離紙を積層してなることを特徴とするゆで卵の殻むき用テープ。
  2. 一方の端部が粘着剤を塗布していない耳部であり、該耳部からゆで卵の卵殻に巻き始められることを特徴とする請求項1に記載のゆで卵の殻むき用テープ。
  3. 密閉した容器に任意本数が入れられて販売され、保管されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のゆで卵の殻むき用テープ。
  4. 前記容器には、該殻むき用テープの利用方法を説明した文章や図が表面に印刷され、あるいは利用方法に関する説明文や図が内部に封入されていることを特徴とする請求項3に記載のゆで卵の殻むき用テープ。
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