JP3201726U - 折畳式組立沈殿槽 - Google Patents
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Abstract
【課題】組み立てと解体及び運搬が容易で、狭所での持ち運びに対応できる折畳式であり、かつ、流入管の設置にも変形が少なく、沈殿物の回収も簡易にできる折畳式組立沈殿槽を提供する。【解決手段】略長方形状をなす可撓性防水シート部材よりなる底壁1と、底壁1の両長辺に接続され、内壁3と外壁4とにより形成され内部に中空部5が設けられた可撓性防水シート部材よりなる両長手側壁9と、底壁1の両短辺に接続され、内壁3と外壁4とにより形成され内部に中空部5が設けられた可撓性防水シート部材よりなる前壁6及び後壁と、を有して形成された略箱ケース状をなす沈殿槽本体と、各々の中空部5内に挿入される補強板8と、両長手側壁9間を繋いで仕切る可撓性防水シートよりなる支持シート10とを備え、補強板8を挿入しない使用前のときには折り畳んで平面状になしえ、補強板8を挿入しての使用時には略箱ケース状に自立させて使用できることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本考案は、折畳式組立沈殿槽に関するものである。
従来、建設現場等において発生する泥水は下水道等へ排水できるように処理しなければならない。
そこで、泥水に浮遊している泥などを段階的に堆積させて分離排水させるべく、仕切り板を複数枚内部に設置した金属製沈殿槽が一般的に使用されている。
しかしながら、この種の沈殿槽は質量が大きいため運搬に不便であることから、樹脂製の小型軽量沈殿槽が提案され、便宜に供されるに至っている。
ただ、樹脂製の沈殿槽の中でも特に小型の沈殿槽(参考:質量40kg、寸法:幅730mm、長さ930mm、高さ850mm、容量約500リットル、ポリエチレン製)であっても、移動設置には少なくとも二名の人手を必要とするものとなり、また、狭小な作業環境によっては、作業場所間の移動や搬出等が困難となるとの制約を受けることがあった。
また、建設現場等で泥水を処理する際、前記の金属製、あるいは樹脂製の沈殿槽の他に、主に防水性のシートで構成される折畳式水槽も使用される。しかし、従来の折畳式水槽においては、特に泥などの量が多く、比重の高い泥水を、水と泥などの固形物とに分離する目的で使用した際、使用条件によっては側壁面の大きな変形や流入管設置時での水槽壁の変形等が起き、溢水が起きていた。
かくして本考案は、上記従来の課題に対処すべく案出されたものであって、組み立てと解体及び運搬が容易で、狭所での持ち運びに対応できる折畳式であり、かつ、流入管の設置にも変形が少なく、沈殿物の回収も簡易にできる折畳式組立沈殿槽を提供することを目的とするものである。
本考案は、
略長方形状をなす可撓性防水シート部材よりなる底壁と、該底壁の両長辺に接続され、内壁と外壁とにより形成され内部に中空部が設けられた可撓性防水シート部材よりなる両長手側壁と、前記底壁の両短辺に接続され、内壁と外壁とにより形成され内部に中空部が設けられた可撓性防水シート部材よりなる前壁及び後壁と、前記各々の中空部内に挿入される補強板と、前記両長手側壁間を繋いで仕切る可撓性防水シートよりなる支持シートとを備え、
前記補強板を挿入しない使用前のときには、折り畳んで平面状になしえ、補強板を挿入しての使用時には、箱状に自立させて使用できる、
ことを特徴とし、
または、
前記略箱ケース状に形成された沈殿槽本体の四隅部上部に設けられ、沈殿槽本体内へ向けて先端を挿入させた状態で流入管を保持する運搬用取っ手部が設けられた、
ことを特徴とし、
または、
前記支持シートは、前記沈殿槽本体内で複数の室に仕切るべく複数個取り付け可能とされた
ことを特徴とするものである。
略長方形状をなす可撓性防水シート部材よりなる底壁と、該底壁の両長辺に接続され、内壁と外壁とにより形成され内部に中空部が設けられた可撓性防水シート部材よりなる両長手側壁と、前記底壁の両短辺に接続され、内壁と外壁とにより形成され内部に中空部が設けられた可撓性防水シート部材よりなる前壁及び後壁と、前記各々の中空部内に挿入される補強板と、前記両長手側壁間を繋いで仕切る可撓性防水シートよりなる支持シートとを備え、
前記補強板を挿入しない使用前のときには、折り畳んで平面状になしえ、補強板を挿入しての使用時には、箱状に自立させて使用できる、
ことを特徴とし、
または、
前記略箱ケース状に形成された沈殿槽本体の四隅部上部に設けられ、沈殿槽本体内へ向けて先端を挿入させた状態で流入管を保持する運搬用取っ手部が設けられた、
ことを特徴とし、
または、
前記支持シートは、前記沈殿槽本体内で複数の室に仕切るべく複数個取り付け可能とされた
ことを特徴とするものである。
可撓性防水シートを使用して、底壁と弾性変形可能な外周壁とからなる平面視略矩形の側壁とを備えた折り畳める沈殿槽本体を形成し、この沈殿槽本体の相対する長手方向側壁面間と底壁とを接続する側壁の支持と沈殿槽本体を複数の室に仕切る仕切りとを兼用する複数の支持シートにより、長手方向側壁面を貯留した水による内側からの水圧(内水圧ともいう)と均衡させて同壁を起立可能とし、当該相対する両長手方向側壁面に直角に接続し、内水圧を受け相対する短手方向側壁面(即ち、前壁及び後壁)を内水圧と均衡させて同壁を起立可能とし、(同内水圧により剛性の高い板の外側に向けられる力により直角に接合された長手方向側壁面に張力を与えて長手方向側壁面の剛性を上げ、)側壁面は防水シートを二重構造とし長手方向側壁面は、発泡樹脂製の板に例示される軽量の板材を挿入し、短手方向側壁面は剛性の高い板等を挿入し、沈殿槽本体四隅下部を含む防水シートの溶着加工部分にキャップ付ドレン抜きを設け、沈殿槽本体四隅上部の防水シートの溶着加工部分にコーナーロープを設置し、沈殿槽本体隅上部を含む防水シートの溶着加工部分に一個または複数個の排水用孔を設けて構成されたものである。
本考案によれば、組み立てと解体及び運搬が容易で、狭所での持ち運びに対応できる折畳式であり、かつ、流入管を設置しても変形が少なく、沈殿物の回収も簡易にできる折畳式組立沈殿槽を提供できるという優れた効果を奏する。
すなわち、本考案によれば、軽量で且つコンパクトに折り畳むことができ、作業者一人で持ち運びができるだけでなく、配送に関しては、乗用車・軽乗用車のみならず、自転車・二輪車等においても搬送可能であり、宅配便での対応も可能である。
また、側壁面が複数に分割された袋状になっているため、使用中の内外の損傷に対して漏水が起こりにくい。
本考案に係る折畳式組立沈殿槽の実施例につき、添付図面を参照に以下詳細に説明する。
まず、本考案に係る折畳式組立沈殿槽は、略長方形状をなす可撓性防水シート部材よりなる底壁1と、該底壁1の両長辺に接続され、内壁3と外壁4とにより形成され内部に中空部5が設けられた可撓性防水シート部材よりなる両長手側壁9と、前記底壁1の両短辺に接続され、内壁3と外壁4とにより形成され内部に中空部5が設けられた可撓性防水シート部材よりなる前壁6及び後壁7とよって、略箱ケース状をなす沈殿槽本体21が形成されるものとなる。
更に、前記各々の中空部5内に挿入される補強板8と、前記両長手側壁間を繋いで仕切る可撓性防水シートよりなる支持シート10とを備えて構成される。
ここで、前記略箱ケース状をなす沈殿槽本体21は、補強板8を挿入しない使用前のときには、折り畳んで平面状にすることができ、その収納を便利なものとしている。
また、補強板8を挿入しての使用時には、箱状(ケース状)に自立させて使用できる構造にしてある。
尚、前記箱状に形成された沈殿槽本体21の四隅部は、例えば高周波ウエルダーなどの溶着加工などにより結合されてあらかじめ略箱ケース状に構成したものである。
ここで、第1図、第2図及び第3図は、本考案による折畳式組立沈殿槽の一実例を示す概略図である。
前述した底壁1、長手側壁9、前壁6及び後壁7は、例えば可撓性防水シート部材として織物の両面に熱可塑性の合成樹脂フィルムをラミネートしたターポリンや織物に熱可塑性の合成樹脂をコーティングした防水帆布などを使用して構成することができる。熱可塑性の合成樹脂からなる防水層があることで、溶着加工によって形成された接続部から漏水することなく、沈殿槽としての防水性を持たせることができる。また、このような織物を補強材として内包した可撓性防水シートであれば、合成樹脂だけからなる合成樹脂シートに比べて引張り強度や引裂き強度に優れるため耐久性が高く、長期間にわたって繰り返して使用するうえで好ましい。
また、長手側壁9、前壁6及び後壁7は、例えば、その長さ方向において略中間位置で二重折りにし、上部を開放し、もって、内壁3と外壁4とに構成してある。
そして、内壁3の上部側と外壁4の上部に、例えばベルベット式ファスナー(面ファスナー)などで構成された係止部材11を取り付け、これらを互いに噛み合わせて係止させ、図1に示すように内壁3と外壁4とを上部において結合できるように構成してある。
また、略箱ケース状をなす沈殿槽本体21内で、相対する両長手側壁9と底壁1とが、仕切りの働きを持たせた支持シート10で繋がれており、その接続は一般的に溶着により行われる。ただし、当該接続は溶着に限定されるものではなく、接着剤等で接合して接続させてもよい。
本実施例の折畳式組立沈殿槽では、2枚の支持シート10により相対する長手側壁9間を繋げられ、沈殿槽本体21内を3室に仕切られて構成されている。
尚、支持シート10の材質については、可撓性を有する防水性のシートであればよく、何ら限定されるものではないが、前記底壁1、長手側壁9に使用する、織物を補強材として内包した可撓性防水シート部材を使用することが、溶着加工で接合でき、引張り強度や引裂き強度に優れるためより好ましい。
沈殿槽本体21内において第1室12と第2室13とを仕切る支持シート10には、下方に第1室12と第2室とを連通する下部貫通孔19が設けられ、第2室と第3室を仕切る支持シート10にはその上方部に上部貫通孔20が設けられている。この構造を採用することによって、たとえば泥水を流入させたとき、比重の重い泥などは、第1室12並びに下部貫通孔19を介して第2室13に貯留し、比重の軽い水などの液体部分は、上部貫通孔20を介して第3室15に貯留する。
次に、本実施例の折畳式組立沈殿槽の使用につき説明する。
まず使用に当たっては、図2のように組み立てる。すなわち、長手側壁9に設けられた中空部5内に補強板8を挿入する。ここで、前記補強板8の材質については何ら限定されないが、例えば、発泡樹脂製の板に例示される軽量の板材等で構成された補強板を使用するものとする。
また、前壁6及び後壁7の中空部5内には、剛性の高い合板や樹脂板等で形成された補強板8を使用し、これを挿入して補強する。
これによってあらかじめ略箱ケース状に形成されている沈殿槽本体21が、自立した形での略箱ケース状の形状となる。
次に、後述する第1室12側の取っ手16に流入管の先端部を挿入して保持させたうえで、処理したい泥水などを流入させる。
泥水をなど流入させる初期段階では、第1室12と第2室13の間を仕切る支持シート10の下部貫通孔19を通して第1室と第2室の両方に同時に泥水など等が貯留されると共に比重の重い泥や比較的粒径の大きい固形物が第1室と第2室の底に堆積する。
このとき、第2室13と第3室15の間を仕切る支持シート10は一時的に第3室の側に膨出した形状となる。
その後、貯留された泥水などの水位が第2室13と第3室15の間を仕切る支持シート10の上部貫通孔20の高さに達すると、第2室で浄化された処理水が前記上部貫通孔20を通して第3室15へ溢流しつつ第3室における水位が上昇すると共に、前記膨出した第2室と第3室の間を仕切る支持シート10は膨出した状態が収まり元の平面形状に戻る。
やがて、第3室15へ流入した処理水の水位が後述する排水用孔18の高さに達し、排水用孔18から排水される溢水は第3室15に貯留された処理水の上澄みであるため浄化処理されたものとして排水できる。第3室の底には、第2室で除去しきれなかった比較的粒径の小さい泥などの固形物が堆積する。
第3室15が満水となった後は、定常状態で泥水などの沈殿による浄化処理を継続して行なうことができる。
尚、沈殿槽の撤去時は、後述するキャップ付ドレン抜き17から排水した後に、前記手順と逆の順に解体することができる。各槽の底に堆積した泥などを取り除いた上で洗浄などを行ない、コンパクトに折り畳んで運搬や収納することができる。
沈殿槽の使用に際し、前記泥水流入初期段階において、貯留する第1室12とその第1室12の隣の第2室13の間を仕切る支持シート10は、下部貫通孔19によって第1室12と第2室13との内圧差によって生じる沈殿槽の変形や歪みの発生を防ぐように機能する。
さらに、この下部貫通孔19によって前記泥水流入初期段階での泥水などの流入がスムーズになり、沈殿槽に流入した泥水などは第1室12から第2室13にも行き渡り、もって第1室12と第2室13との内圧差によって生じる沈殿槽の変形や歪みの発生が防止できる。
また、第2室13と第3室15間を仕切る支持シート10には、その上部に上部貫通孔20が設けられ、該支持シート10の取り付け高さを確保すると共に、第3室15への泥水などの流入がスムーズに行える様企図されている。
次に、取っ手、キャップ付ドレン抜きおよび排水用孔について説明する。
組み立てた沈殿槽の移動や、使用の際において沈殿槽内に水を流入させる流入管(図示していない)を固定する目的で、沈殿槽四隅内側上部に、例えば紐(ロープ)等で構成された取っ手16が設けられている。
当該取っ手16と沈殿槽隅部との空間に流入管の先端部を挿入して保持することにより、前記流入管を容易に保持、取り付けることができる。
取っ手は補強板端部の近傍に設置するため、これを利用して流入管を固定するとき、水流の衝撃や流入管の自重等により沈殿槽に発生する歪がなく、貯留水の溢れを防ぐことができる。
さらに、沈殿槽の四隅部を含む側壁面の溶着加工面下部には、複数個のキャップ付ドレン抜き17が設置されている。尚、本実施例では、外部に向かっての張り出し箇所が少ないキャップを使用しており、沈殿槽の折り畳み後の収納に際しは、前記キャップにより他の構成素材を傷つけないとの利点がある。
また、符号18は、排水用孔であり、該排水用孔18は、本実施例の沈殿槽では最終室となる第3室15の隅部を含む溶着加工面に、支持シート10に設置された上部貫通孔20の設置高さより下がった位置に設けられている。
以上のような構成を採用することにより、可撓性防水シートとして塩化ビニル樹脂製ターポリン用いて製作した本実施例において、この折畳式組立沈殿槽(参考:質量17kg、寸法:幅800mm、長さ1170mm、高さ540mm、容量約500リットル)は、軽量で且つコンパクトに折り畳むことができ、作業者一人で容易に運搬でき、使用に際しての組み立ても簡単である。さらに、使用時の操作も簡単でスムーズに行える。
以上、本考案の要点を箇条書きにして整理し説明すると、
1.沈殿槽は、折り畳めるターポリンで構成されている。
ターポリンの他、防水帆布等を含む防水性の織物といった防水性のシート材料であれば構わない。
2.沈殿槽は、骨組み等を要しない構造になっている
3.沈殿槽は、相対する長手方向側壁面は、支持シートにより水圧に対抗しうる発泡樹脂製の板材を内包して壁面を起立させる構造になっている。
4.沈殿槽は、相対する短手方向側壁面は、剛性の高い補強板等を内包して水圧に対抗し壁面を起立させる構造になっている。
5.沈殿槽は、補強板に働く水圧が、補強板端部で接する長手方向側壁面に張力として働き、当該側壁面の起立を補肋する構造になっている。
6.沈殿槽は、流入管の設置を補強板端部で取っ手を利用して固定するため、水流の衝撃や流入管の自重等により沈殿槽に発生する歪がなく、貯留水の溢れを防ぐ。
7.沈殿槽は、側壁面が複数の袋状になっているため、内側または外側からの損傷に対し、破損時の漏水が起こりにくい。
8.沈殿槽の沈殿させるための室数は、必要に応じ増やすことができる。
実施例では、3室であるが、4室でも5室以上でも良い構造になっている。
1.沈殿槽は、折り畳めるターポリンで構成されている。
ターポリンの他、防水帆布等を含む防水性の織物といった防水性のシート材料であれば構わない。
2.沈殿槽は、骨組み等を要しない構造になっている
3.沈殿槽は、相対する長手方向側壁面は、支持シートにより水圧に対抗しうる発泡樹脂製の板材を内包して壁面を起立させる構造になっている。
4.沈殿槽は、相対する短手方向側壁面は、剛性の高い補強板等を内包して水圧に対抗し壁面を起立させる構造になっている。
5.沈殿槽は、補強板に働く水圧が、補強板端部で接する長手方向側壁面に張力として働き、当該側壁面の起立を補肋する構造になっている。
6.沈殿槽は、流入管の設置を補強板端部で取っ手を利用して固定するため、水流の衝撃や流入管の自重等により沈殿槽に発生する歪がなく、貯留水の溢れを防ぐ。
7.沈殿槽は、側壁面が複数の袋状になっているため、内側または外側からの損傷に対し、破損時の漏水が起こりにくい。
8.沈殿槽の沈殿させるための室数は、必要に応じ増やすことができる。
実施例では、3室であるが、4室でも5室以上でも良い構造になっている。
1 底壁
3 内壁
4 外壁
5 中空部
6 前壁
7 後壁
8 補強板
9 長手側壁
10 支持シート
11 係止部材
12 第1室
13 第2室
15 第3室
16 取っ手
17 キャップ付ドレン抜き
18 排水用孔
19 下部貫通孔
20 上部貫通孔
21 沈殿槽本体
3 内壁
4 外壁
5 中空部
6 前壁
7 後壁
8 補強板
9 長手側壁
10 支持シート
11 係止部材
12 第1室
13 第2室
15 第3室
16 取っ手
17 キャップ付ドレン抜き
18 排水用孔
19 下部貫通孔
20 上部貫通孔
21 沈殿槽本体
Claims (3)
- 略長方形状をなす可撓性防水シート部材よりなる底壁と、該底壁の両長辺に接続され、内壁と外壁とにより形成され内部に中空部が設けられた可撓性防水シート部材よりなる両長手側壁と、前記底壁の両短辺に接続され、内壁と外壁とにより形成され内部に中空部が設けられた可撓性防水シート部材よりなる前壁及び後壁と、を有して形成された略箱ケース状をなす沈殿槽本体と、
前記各々の中空部内に挿入される補強板と、前記両長手側壁間を繋いで仕切る可撓性防水シートよりなる支持シートとを備え、
前記補強板を挿入しない使用前のときには、折り畳んで平面状になしえ、補強板を挿入しての使用時には、略箱ケース状に自立させて使用できる、
ことを特徴とする折畳式組立沈殿槽。
- 前記略箱ケース状に形成された沈殿槽本体の四隅部上部に設けられ、沈殿槽本体内へ向けて先端を挿入させた状態で流入管を保持する運搬用取っ手部が設けられた、
ことを特徴とする請求項1記載の折畳式組立沈殿槽。
- 前記支持シートは、前記沈殿槽本体内で複数の室に仕切るべく複数個取り付け可能とされた
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の折畳式組立沈殿槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005163U JP3201726U (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 折畳式組立沈殿槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005163U JP3201726U (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 折畳式組立沈殿槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3201726U true JP3201726U (ja) | 2015-12-24 |
Family
ID=54933092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015005163U Active JP3201726U (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 折畳式組立沈殿槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201726U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018190006A1 (ja) * | 2017-04-13 | 2018-10-18 | 株式会社東芝 | 排水処理装置、パーティション、排水処理装置の製造方法、および排水処理装置の領域変更方法 |
JP2018167202A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 栗田工業株式会社 | 冷却塔ピットからのスラッジ排出方法及び装置 |
-
2015
- 2015-10-13 JP JP2015005163U patent/JP3201726U/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018167202A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 栗田工業株式会社 | 冷却塔ピットからのスラッジ排出方法及び装置 |
WO2018190006A1 (ja) * | 2017-04-13 | 2018-10-18 | 株式会社東芝 | 排水処理装置、パーティション、排水処理装置の製造方法、および排水処理装置の領域変更方法 |
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