JP3201693B2 - 小型無線受信機用アンテナ - Google Patents
小型無線受信機用アンテナInfo
- Publication number
- JP3201693B2 JP3201693B2 JP04060194A JP4060194A JP3201693B2 JP 3201693 B2 JP3201693 B2 JP 3201693B2 JP 04060194 A JP04060194 A JP 04060194A JP 4060194 A JP4060194 A JP 4060194A JP 3201693 B2 JP3201693 B2 JP 3201693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- shaped
- present
- wireless receiver
- small wireless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は小型無線機用アンテナに
関し、特に携帯用無線受信機のアンテナに関するもので
ある。
関し、特に携帯用無線受信機のアンテナに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】腰のベルトやポケットの中などにつけて
使用される小型無線受信機アンテナは、人体近傍で磁界
成分が強くなる電磁界性質を利用したループアンテナが
多く使用され、高感度特性が得られている。図５はその
１例を示すものである。
使用される小型無線受信機アンテナは、人体近傍で磁界
成分が強くなる電磁界性質を利用したループアンテナが
多く使用され、高感度特性が得られている。図５はその
１例を示すものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら無線受信
機は、ポケットの中などの人体近傍で使用される場合の
みでなく、バッグの中や車の中あるいは机の上等の自由
空間に近い状態でも使用される。磁界成分に感応するル
ープアンテナは、人体近傍では良好な特性を示すが、自
由空間での受信指向パターンは図６のような８の字状と
なり、無線機の使用状態によっては受信特性が極端に低
下する欠点を有している。
機は、ポケットの中などの人体近傍で使用される場合の
みでなく、バッグの中や車の中あるいは机の上等の自由
空間に近い状態でも使用される。磁界成分に感応するル
ープアンテナは、人体近傍では良好な特性を示すが、自
由空間での受信指向パターンは図６のような８の字状と
なり、無線機の使用状態によっては受信特性が極端に低
下する欠点を有している。
【０００４】本発明の目的は上記課題を解決するため、
アンテナが磁界，電界の両成分に感応するように構成
し、両成分の互いのパターンの合成により良好な受信パ
ターンが得られる小型無線受信機用アンテナを提供する
ものである。
アンテナが磁界，電界の両成分に感応するように構成
し、両成分の互いのパターンの合成により良好な受信パ
ターンが得られる小型無線受信機用アンテナを提供する
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の小型無線受信機
用アンテナは、板状あるいは棒状のアンテナ素子がＵ字
状又はＵ字状の両方の先端部分が内側に折れ曲がった形
状に形成され、そのＵ字状又は折れ曲がった先端部分の
２つの端部のうちの第１の端部は受信機入力回路に接続
され、第２の端部と受信機基準アースとの間に容量性リ
アクタンスが接続されたＵ字状ループアンテナであっ
て、前記第２の端部が延長されて、前記Ｕ字状のアンテ
ナ素子のループ面を含む平面に対してほぼ直角をなす方
向に延長部が設けられていることを特徴とするものであ
る。
用アンテナは、板状あるいは棒状のアンテナ素子がＵ字
状又はＵ字状の両方の先端部分が内側に折れ曲がった形
状に形成され、そのＵ字状又は折れ曲がった先端部分の
２つの端部のうちの第１の端部は受信機入力回路に接続
され、第２の端部と受信機基準アースとの間に容量性リ
アクタンスが接続されたＵ字状ループアンテナであっ
て、前記第２の端部が延長されて、前記Ｕ字状のアンテ
ナ素子のループ面を含む平面に対してほぼ直角をなす方
向に延長部が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【０００６】
【実施例】以下、本体の一実施例を図面と共に説明す
る。図１は本発明によるアンテナの基本形状を示す図で
あって、２０，２１は２つの端部であり、２３，２４は
無線周波数増幅器へ接続する受信機入力回路を構成する
容量リアクタンスであり、２２は端部２１と基準アース
間に接続された容量性リアクタンスである。２５は第２
の端部からの延長部である。次に動作について説明す
る。前記構成で第１の端部２０と第２の端部を含むアン
テナ導体部２６，２７，２８で磁界感応形のループアン
テナが構成され、延長部導体２５は微ダイポール素子と
して動作し、ループアンテナとダイポールアンテナとの
複合アンテナとなり、容量性リアクタンス２２を受信周
波数に共振させ動作させる。
る。図１は本発明によるアンテナの基本形状を示す図で
あって、２０，２１は２つの端部であり、２３，２４は
無線周波数増幅器へ接続する受信機入力回路を構成する
容量リアクタンスであり、２２は端部２１と基準アース
間に接続された容量性リアクタンスである。２５は第２
の端部からの延長部である。次に動作について説明す
る。前記構成で第１の端部２０と第２の端部を含むアン
テナ導体部２６，２７，２８で磁界感応形のループアン
テナが構成され、延長部導体２５は微ダイポール素子と
して動作し、ループアンテナとダイポールアンテナとの
複合アンテナとなり、容量性リアクタンス２２を受信周
波数に共振させ動作させる。
【０００７】次に図１に示したアンテナの指向性につい
て図２，図３より説明する。図２はアンテナがＸ−Ｙ面
に対して垂直に置かれた状態を示す図である。図３は垂
直偏波に対するＸ−Ｙ面の本アンテナの指向性を示す。
図６は図５に示す従来形ループアンテナの指向特性であ
る。図３に示すように本アンテナの構成によれば、全方
向に対して指向性の落ち込みの少ないアンテナが得られ
る。
て図２，図３より説明する。図２はアンテナがＸ−Ｙ面
に対して垂直に置かれた状態を示す図である。図３は垂
直偏波に対するＸ−Ｙ面の本アンテナの指向性を示す。
図６は図５に示す従来形ループアンテナの指向特性であ
る。図３に示すように本アンテナの構成によれば、全方
向に対して指向性の落ち込みの少ないアンテナが得られ
る。
【０００８】図４に示す他の実施例は端部２０，２１が
折れ曲がったアンテナ構成においても、同様の指向性が
得られることを確認した。
折れ曲がったアンテナ構成においても、同様の指向性が
得られることを確認した。
【０００９】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によれば小
型ループアンテナの端部を延長する簡単なアンテナ構成
によって磁界及び電界成分に感応する複合アンテナを構
成することができ、このため、指向性は全方向に対して
落ち込みの少ない良好な特性が得られる。従って、使用
上無指向性が求められる移動無線受信機のアンテナとし
ては、極めて有効なアンテナ構成である。
型ループアンテナの端部を延長する簡単なアンテナ構成
によって磁界及び電界成分に感応する複合アンテナを構
成することができ、このため、指向性は全方向に対して
落ち込みの少ない良好な特性が得られる。従って、使用
上無指向性が求められる移動無線受信機のアンテナとし
ては、極めて有効なアンテナ構成である。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明によるアンテナの指向性を説明するため
の図である。
の図である。
【図３】本発明によるアンテナの指向特性図である。
【図４】本発明の他の実施例を説明するための斜視図で
ある。
ある。
【図５】従来の小型無線機用アンテナの構造例を示す斜
視図である。
視図である。
【図６】図５のアンテナの指向特性図である。
２０，２１ アンテナの端部 ２２，２３，２４ 容量リアクタンス ２５ 延長部 ２６，２７，２８ アンテナ導体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01Q 1/24 H01Q 7/00
Claims (1)
- 【請求項１】 板状あるいは棒状のアンテナ素子がＵ字
状又はＵ字状の両方の先端部分が内側に折れ曲がった形
状に形成され、そのＵ字状又は折れ曲がった先端部分の
２つの端部のうちの第１の端部は受信機入力回路に接続
され、第２の端部と受信機基準アースとの間に容量性リ
アクタンスが接続されたＵ字状ループアンテナであっ
て、 前記第２の端部が延長されて、前記Ｕ字状のアンテナ素
子のループ面を含む平面に対してほぼ直角をなす方向に
延長部が設けられていることを特徴とする小型無線受信
機用アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04060194A JP3201693B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 小型無線受信機用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04060194A JP3201693B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 小型無線受信機用アンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07231213A JPH07231213A (ja) | 1995-08-29 |
| JP3201693B2 true JP3201693B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=12585041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04060194A Expired - Fee Related JP3201693B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 小型無線受信機用アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201693B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29620127U1 (de) * | 1996-11-19 | 1997-03-20 | Siemens AG, 80333 München | Kontaktierung einer innerhalb eines Mobilteils eines Kommunikationsendgerätes angeordneten Antenne |
| KR100295393B1 (ko) * | 1997-10-23 | 2001-07-12 | 박일근 | 루프안테나 |
| EP1973196A1 (en) * | 2007-03-22 | 2008-09-24 | Laird Technologies AB | Antenna device and portable radio communication device comprising such antenna device |
| CN105048090B (zh) * | 2015-08-05 | 2018-02-27 | 深圳市共进电子股份有限公司 | 双面偶极子天线 |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP04060194A patent/JP3201693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07231213A (ja) | 1995-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100346599B1 (ko) | 무선 통신 단말용 내장 안테나 및 무선 통신 단말용 다이버시티 안테나 | |
| US6922172B2 (en) | Broad-band antenna for mobile communication | |
| US7342539B2 (en) | Wideband loop antenna | |
| US6924769B2 (en) | Antenna for communication terminal apparatus | |
| JP2002043826A (ja) | アンテナ装置 | |
| JP2005518125A (ja) | オリエンテッドｐｉｆａ型装置およびこれを使用してｒｆ干渉を低減する方法 | |
| WO1985002719A1 (en) | Dual band transceiver antenna | |
| JPH0441841B2 (ja) | ||
| EP1154513A1 (en) | Built-in antenna of wireless communication terminal | |
| EP1416585B1 (en) | Wideband loop antenna | |
| JPH05110332A (ja) | スロツトアンテナ | |
| EP0670079A1 (en) | A y-antenna | |
| JP2000082913A (ja) | アンテナ装置およびこれを用いた無線受信装置 | |
| JP3201693B2 (ja) | 小型無線受信機用アンテナ | |
| JPH06188805A (ja) | 無線装置 | |
| KR20080046168A (ko) | 콤팩트 멀티밴드 안테나 | |
| JP2001085920A (ja) | 携帯無線端末 | |
| JP2559001B2 (ja) | アンテナ装置 | |
| JP3664666B2 (ja) | 携帯端末機 | |
| JPH05259725A (ja) | 携帯無線機用ダイバーシチアンテナ | |
| JPH0812970B2 (ja) | 携帯無線通信装置 | |
| KR100531624B1 (ko) | 초광대역 역 ｌ형 안테나 장치 | |
| JP5885011B1 (ja) | アンテナ装置及び通信機器 | |
| JP2003528521A (ja) | アンテナ配置 | |
| JP3518614B2 (ja) | ループアンテナ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |