JP3201417B2 - 内壜形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製ピースと、内外二重壜の成形方法および内外二重壜 - Google Patents
内壜形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製ピースと、内外二重壜の成形方法および内外二重壜Info
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- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0207—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばポンプ付きのク
リ−ム状物収納壜として使用できる、内外二重壜の内壜
形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製ピースと、その内外
二重壜の成形方法ならびに内外二重壜に関する。
リ−ム状物収納壜として使用できる、内外二重壜の内壜
形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製ピースと、その内外
二重壜の成形方法ならびに内外二重壜に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する内外二重壜、即ち内壜を
柔軟性に富む袋状に形成して、内壜内収納物をポンプで
吸い出しても内外容器間に外気を導入することができ、
外壜を負圧変形させることなく、内壜だけを負圧収縮さ
せるよう設けたいわゆるデラミボトルに比較的近い壜と
して、壜口部に装着させたポンプから壜内に垂下するシ
リンダに、クリームを収納させた袋口部を固着させ、ポ
ンプ操作で袋内のクリームを吐出できるよう設けたもの
が知られている。
柔軟性に富む袋状に形成して、内壜内収納物をポンプで
吸い出しても内外容器間に外気を導入することができ、
外壜を負圧変形させることなく、内壜だけを負圧収縮さ
せるよう設けたいわゆるデラミボトルに比較的近い壜と
して、壜口部に装着させたポンプから壜内に垂下するシ
リンダに、クリームを収納させた袋口部を固着させ、ポ
ンプ操作で袋内のクリームを吐出できるよう設けたもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の壜は、壜内
へ予め形成した袋を挿入させなければならない不便があ
った。
へ予め形成した袋を挿入させなければならない不便があ
った。
【0004】本発明は内外二重壜を極めて容易に成形で
きるようにしたもので、第1の発明は、外壜内へ挿入さ
せて、該外壜内壁面をキャビティとして二軸延伸するこ
とが可能とした、内壜成形用の合成樹脂製ピースを提案
するものであり、又第2の発明は、上記ピースを二軸延
伸して内外二重壜を成形する方法を提案するものであ
り、更に第3の発明は、その発明方法により成形した内
外二重壜を提案するものである。
きるようにしたもので、第1の発明は、外壜内へ挿入さ
せて、該外壜内壁面をキャビティとして二軸延伸するこ
とが可能とした、内壜成形用の合成樹脂製ピースを提案
するものであり、又第2の発明は、上記ピースを二軸延
伸して内外二重壜を成形する方法を提案するものであ
り、更に第3の発明は、その発明方法により成形した内
外二重壜を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】外壜と該外壜内面に接す
る柔軟性に富む袋状の内壜とからなり、収納物吐出によ
る内壜負圧化で内外壜間に外気が導入されて内壜が収縮
可能に設けた内外二重壜に使用する内壜形成用の合成樹
脂製ピースであって、有底かつ上端面開口の管部2上端
に、上記外壜の上端面へ係合可能な外向きフランジ3を
付設して該外向きフランジ下面に、径方向への複数の空
気流通溝4を穿設すると共に、上記管部の上端部外周に
複数の突条5を縦設して、これ等突条間に形成した溝状
凹部6と上記空気流通溝4とを連通させて排気路兼用の
外気導入路に形成し、該導入路を上記外壜内へ連通可能
に設けた。
る柔軟性に富む袋状の内壜とからなり、収納物吐出によ
る内壜負圧化で内外壜間に外気が導入されて内壜が収縮
可能に設けた内外二重壜に使用する内壜形成用の合成樹
脂製ピースであって、有底かつ上端面開口の管部2上端
に、上記外壜の上端面へ係合可能な外向きフランジ3を
付設して該外向きフランジ下面に、径方向への複数の空
気流通溝4を穿設すると共に、上記管部の上端部外周に
複数の突条5を縦設して、これ等突条間に形成した溝状
凹部6と上記空気流通溝4とを連通させて排気路兼用の
外気導入路に形成し、該導入路を上記外壜内へ連通可能
に設けた。
【0006】ピース1の管部を加熱した後、ピース1よ
りも長く設けた外壜11の第1口頸部12上端面へ上記
外向きフランジ3を載置させかつ突条5外面を第1口頸
部内面へ当接させて、管部2を外壜11内へ挿入させ、
上記突条が管部2の上端部外面と外壜11の第1口頸部
12内面との間に形成する、溝状凹部6と上記空気流通
溝4とを通って外壜内の空気を排出させながら二軸延伸
により、ピース1の管部2外面を外壜11内面に圧接さ
せて内壜16を形成した後、冷却により該内壜を収縮さ
せて、該内壜外面と外壜11内面との間に、上記溝状凹
部6および空気流通溝4と連通する外気流入用の小間隙
を形成する。
りも長く設けた外壜11の第1口頸部12上端面へ上記
外向きフランジ3を載置させかつ突条5外面を第1口頸
部内面へ当接させて、管部2を外壜11内へ挿入させ、
上記突条が管部2の上端部外面と外壜11の第1口頸部
12内面との間に形成する、溝状凹部6と上記空気流通
溝4とを通って外壜内の空気を排出させながら二軸延伸
により、ピース1の管部2外面を外壜11内面に圧接さ
せて内壜16を形成した後、冷却により該内壜を収縮さ
せて、該内壜外面と外壜11内面との間に、上記溝状凹
部6および空気流通溝4と連通する外気流入用の小間隙
を形成する。
【0007】
【実施例】1は内壜形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製
ピースである。該ピースは、予め射出成形したもので、
有底かつ上端面開口の管部2上端に外向きフランジ3を
付設している。又その外向きフランジ下面には径方向へ
の複数の空気流通溝4を穿設すると共に、上記管部の上
端部外周に複数の突条5を縦設して、これ等突条間に形
成した溝状凹部6と上記空気流通溝4とを連通させてい
る。
ピースである。該ピースは、予め射出成形したもので、
有底かつ上端面開口の管部2上端に外向きフランジ3を
付設している。又その外向きフランジ下面には径方向へ
の複数の空気流通溝4を穿設すると共に、上記管部の上
端部外周に複数の突条5を縦設して、これ等突条間に形
成した溝状凹部6と上記空気流通溝4とを連通させてい
る。
【0008】該ピースは、外壜11の第1口頸部12上端面
へ外向きフランジ3を載置させ、かつ突条5外面を第1
口頸部12内面へ当接させてその管部2を外壜内へ挿入さ
せるもので、その管部の長さはその二軸延伸のため外壜
の長さよりも短かく設けている。第1口頸部12内面への
当接のため、上記突条5の先端円は第1口頸部12内面と
ほゞ同径とする。ピース肉厚は約1〜2ミリ、長さは約
103ミリ、管部の最大外径は約18ミリ、最小外径は約12
ミリ程度とすればよい。
へ外向きフランジ3を載置させ、かつ突条5外面を第1
口頸部12内面へ当接させてその管部2を外壜内へ挿入さ
せるもので、その管部の長さはその二軸延伸のため外壜
の長さよりも短かく設けている。第1口頸部12内面への
当接のため、上記突条5の先端円は第1口頸部12内面と
ほゞ同径とする。ピース肉厚は約1〜2ミリ、長さは約
103ミリ、管部の最大外径は約18ミリ、最小外径は約12
ミリ程度とすればよい。
【0009】上記ピースを内壜16とするためには、まず
図3が示すようにピース1をヒータ21等でピース温度が
約 150℃〜165 ℃となるよう加熱する。該加熱を行うに
は、押下げ棒22を上下方向へ挿通させた圧縮空気管23下
部を、下向き段部を介して小外径化させておき、上記押
下げ棒を挿入させてピース1の上部を圧縮空気管23の下
部外面へ嵌合させ、該嵌合部分外面をホルダ24で挟持し
て行えばよい。
図3が示すようにピース1をヒータ21等でピース温度が
約 150℃〜165 ℃となるよう加熱する。該加熱を行うに
は、押下げ棒22を上下方向へ挿通させた圧縮空気管23下
部を、下向き段部を介して小外径化させておき、上記押
下げ棒を挿入させてピース1の上部を圧縮空気管23の下
部外面へ嵌合させ、該嵌合部分外面をホルダ24で挟持し
て行えばよい。
【0010】上記加熱後、図4が示すように上記ホルダ
を外し、圧縮空気管23に装着させたまゝピース管部を外
壜11内へ挿入し、外向きフランジ3を下向き段部下面と
外壜の第1口頸部上端面とで挟持させる。外壜11の第1
口頸部12外面は第2ホルダ25で挟持させている。該状態
でピース温度は約 135℃から 145℃とする。該状態から
図6が示すように、圧縮空気管23からの圧縮空気吹込み
と同時に押下げ棒22を押下げすることで二軸延伸を行
い、図7が示すように内外二重壜19を形成する。尚ピー
ス1の二軸延伸に際して外壜11内の空気は、該外壜の第
1口頸部12内面と内壜16の第2口頸部17外面との間の既
述溝状凹部6と、第1口頸部12上端面へ載置させた外向
きフランジ3下面の空気流通溝4を通って排出される。
このようにして形成された内壜16の肩部および胴部外面
は、吹込み完了時において外壜11の内面へ圧接するが、
冷却により収縮してその外壜内面との間に小間隙を形成
することとなる。内壜胴部の肉厚は、 0.035ミリ程度と
することが出来、この程度まで肉薄とすることで該内壜
胴部は袋状の可撓性を有することとなる。
を外し、圧縮空気管23に装着させたまゝピース管部を外
壜11内へ挿入し、外向きフランジ3を下向き段部下面と
外壜の第1口頸部上端面とで挟持させる。外壜11の第1
口頸部12外面は第2ホルダ25で挟持させている。該状態
でピース温度は約 135℃から 145℃とする。該状態から
図6が示すように、圧縮空気管23からの圧縮空気吹込み
と同時に押下げ棒22を押下げすることで二軸延伸を行
い、図7が示すように内外二重壜19を形成する。尚ピー
ス1の二軸延伸に際して外壜11内の空気は、該外壜の第
1口頸部12内面と内壜16の第2口頸部17外面との間の既
述溝状凹部6と、第1口頸部12上端面へ載置させた外向
きフランジ3下面の空気流通溝4を通って排出される。
このようにして形成された内壜16の肩部および胴部外面
は、吹込み完了時において外壜11の内面へ圧接するが、
冷却により収縮してその外壜内面との間に小間隙を形成
することとなる。内壜胴部の肉厚は、 0.035ミリ程度と
することが出来、この程度まで肉薄とすることで該内壜
胴部は袋状の可撓性を有することとなる。
【0011】本発明は既述構成とするもので、請求項1
が示すようなピース1とすることで、該ピースを外壜1
1内へ挿入させて二軸延伸させ、もって該ピースを内壜
とするに際してその外壜内の空気排出を溝凹部6と空気
流通溝4とを介して行えるばかりか、内外両壜間への外
気流入もこれら溝凹部6と空気流通溝4とを介して行え
る便利があり、又請求項2が示すように、上記ピースを
外壜内へ挿入させてそのピースの外向きフランジ3を外
壜の第1口頸部12上端面へ載置させ、その外壜内面を
キャビティとして二軸延伸させればよいから、内外二重
壜の形成が容易であり、しかも内壜形成後、空気流通溝
4および溝状凹部6を残存させているため、単に冷却時
間を設けるだけで外気に連通可能な小間隙を内外両壜間
に形成することができ、更に請求項3が示すように形成
した内外二重壜は、外壜の第1口頸部12上端面へ載置
させた内壜16の外向きフランジ3下面の空気流通溝4
と、ピースの管部上端部の外周、つまり内壜の第2口頸
部17外面に縦設した突条5がその第2口頸部と外壜の
第1口頸部内面との間に形成する、溝状凹部6とを通っ
て内外両壜間の小間隙に外気が流入することとなるた
め、例えば内壜16内へクリーム等を充填させ、壜口部
に装着させたポンプのシリンダをその内壜内へ垂設して
上記ポンプ操作によりその内壜内のクリーム等を吸上げ
して吐出させる際に、その内壜内への外気置換を行うこ
となくその内壜胴部の収縮によってそのクリーム状物の
吐出が行われても、内外両壜間へ外気が流入することで
外壜負圧化による変形を防止することができる。又薬品
類のうちには壜内空気の酵素を吸収する等の理由で壜内
が負圧化して変形するものもあるが、このような場合も
内壜内へ収納物を充填させておくことで、外壜の変形を
防止できる。
が示すようなピース1とすることで、該ピースを外壜1
1内へ挿入させて二軸延伸させ、もって該ピースを内壜
とするに際してその外壜内の空気排出を溝凹部6と空気
流通溝4とを介して行えるばかりか、内外両壜間への外
気流入もこれら溝凹部6と空気流通溝4とを介して行え
る便利があり、又請求項2が示すように、上記ピースを
外壜内へ挿入させてそのピースの外向きフランジ3を外
壜の第1口頸部12上端面へ載置させ、その外壜内面を
キャビティとして二軸延伸させればよいから、内外二重
壜の形成が容易であり、しかも内壜形成後、空気流通溝
4および溝状凹部6を残存させているため、単に冷却時
間を設けるだけで外気に連通可能な小間隙を内外両壜間
に形成することができ、更に請求項3が示すように形成
した内外二重壜は、外壜の第1口頸部12上端面へ載置
させた内壜16の外向きフランジ3下面の空気流通溝4
と、ピースの管部上端部の外周、つまり内壜の第2口頸
部17外面に縦設した突条5がその第2口頸部と外壜の
第1口頸部内面との間に形成する、溝状凹部6とを通っ
て内外両壜間の小間隙に外気が流入することとなるた
め、例えば内壜16内へクリーム等を充填させ、壜口部
に装着させたポンプのシリンダをその内壜内へ垂設して
上記ポンプ操作によりその内壜内のクリーム等を吸上げ
して吐出させる際に、その内壜内への外気置換を行うこ
となくその内壜胴部の収縮によってそのクリーム状物の
吐出が行われても、内外両壜間へ外気が流入することで
外壜負圧化による変形を防止することができる。又薬品
類のうちには壜内空気の酵素を吸収する等の理由で壜内
が負圧化して変形するものもあるが、このような場合も
内壜内へ収納物を充填させておくことで、外壜の変形を
防止できる。
【図1】本発明に係る合成樹脂製ピースの断面図であ
る。
る。
【図2】上記ピース要部の拡大断面図である。
【図3】上記ピース加熱状態を示す断面図である。
【図4】上記ピースを外壜内へセットした状態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】図4要部の拡大断面図である。
【図6】上記ピースの二軸延伸状態を示す断面図であ
る。
る。
【図7】内外二重壜の断面図である。
1 ピース 4 空気流通溝 5 突条 6 溝状凹部 11 外壜 16 内壜 22 押下げ棒 23 圧縮空気管
Claims (3)
- 【請求項1】外壜と該外壜内面に接する柔軟性に富む袋
状の内壜とからなり、収納物吐出による内壜負圧化で内
外壜間に外気が導入されて内壜が収縮可能に設けた内外
二重壜に使用する内壜形成用の合成樹脂製ピースであっ
て、 有底かつ上端面開口の管部2上端に、上記外壜の上端面
へ係合可能な外向きフランジ3を付設して該外向きフラ
ンジ下面に、径方向への複数の空気流通溝4を穿設する
と共に、上記管部の上端部外周に複数の突条5を縦設し
て、これ等突条間に形成した溝状凹部6と上記空気流通
溝4とを連通させて排気路兼用の外気導入路に形成し、
該導入路を上記外壜内へ連通可能に設けたことを特徴と
する、内外二重壜に使用する内壜形成用の二軸延伸可能
な合成樹脂製ピース。 - 【請求項2】請求項1記載のピース1の管部を加熱した
後、ピース1よりも長く設けた外壜11の第1口頸部1
2上端面へ上記外向きフランジ3を載置させかつ突条5
外面を第1口頸部内面へ当接させて、管部2を外壜11
内へ挿入させ、上記突条が管部2の上端部外面と外壜1
1の第1口頸部12内面との間に形成する、溝状凹部6
と上記空気流通溝4とを通って外壜内の空気を排出させ
ながら二軸延伸により、ピース1の管部2外面を外壜1
1内面に圧接させて内壜16を形成した後、冷却により
該内壜を収縮させて、該内壜外面と外壜11内面との間
に、上記溝状凹部6および空気流通溝4と連通する外気
流入用の小間隙を形成することを特徴とする内外二重壜
の成形方法。 - 【請求項3】請求項2記載の成形方法により形成させた
内外二重壜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21007091A JP3201417B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 内壜形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製ピースと、内外二重壜の成形方法および内外二重壜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21007091A JP3201417B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 内壜形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製ピースと、内外二重壜の成形方法および内外二重壜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531790A JPH0531790A (ja) | 1993-02-09 |
JP3201417B2 true JP3201417B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=16583325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21007091A Expired - Fee Related JP3201417B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 内壜形成用の二軸延伸可能な合成樹脂製ピースと、内外二重壜の成形方法および内外二重壜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201417B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6392297B2 (en) | 1996-03-29 | 2002-05-21 | Tokin Corporation | Electronic circuit element of conductor/insulator stacked type using high machinability substrate and benzocyclobutene as insulator |
US20210380286A1 (en) * | 2019-02-21 | 2021-12-09 | Innerbottle Co.,Ltd. | Content filling apparatus and content filling method using same |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3595571B2 (ja) * | 1993-05-07 | 2004-12-02 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 二重壁ボトルとその成形方法及び装置 |
JP3750158B2 (ja) * | 1994-08-15 | 2006-03-01 | 東洋製罐株式会社 | 積層剥離ボトル及びその製造方法 |
IT1393959B1 (it) | 2009-04-30 | 2012-05-17 | Lumson Spa | Dispositivo di erogazione di sostanze fluide racchiuse a tenuta in un sacchetto a deformazione guidata |
IT1394925B1 (it) * | 2009-04-30 | 2012-07-27 | Patrini | Metodo per la realizzazione di un contenitore associabile a pompe airless |
IT1395126B1 (it) | 2009-07-30 | 2012-09-05 | Lumson Spa | "contenitore perfezionato associabile a pompe airless e metodo per la sua realizzazione" |
IT1397891B1 (it) | 2010-01-15 | 2013-02-04 | Lumson Spa | Contenitore decorato associabile a pompe airless e metodo per la sua realizzazione. |
IT1398945B1 (it) * | 2010-03-17 | 2013-03-28 | Lumson Spa | Metodo per la realizzazione di un contenitore da utilizzare con una pompa ermetica. |
ES2654389T3 (es) | 2014-12-24 | 2018-02-13 | Lumson S.P.A. | Dispositivo para contener y distribuir sustancias fluidas |
JP6850111B2 (ja) * | 2016-11-25 | 2021-03-31 | 北海製罐株式会社 | ブロー成形多重ボトル及びその製造方法 |
IT202100018116A1 (it) | 2021-07-09 | 2023-01-09 | Lumson Spa | Dispositivo di ricarica di sostanze fluide |
IT202100018110A1 (it) | 2021-07-09 | 2023-01-09 | Lumson Spa | Dispositivo per contenere ed erogare sostanze fluide |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP21007091A patent/JP3201417B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6392297B2 (en) | 1996-03-29 | 2002-05-21 | Tokin Corporation | Electronic circuit element of conductor/insulator stacked type using high machinability substrate and benzocyclobutene as insulator |
US20210380286A1 (en) * | 2019-02-21 | 2021-12-09 | Innerbottle Co.,Ltd. | Content filling apparatus and content filling method using same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531790A (ja) | 1993-02-09 |
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