JP3201297U - 神棚及び神棚作製キット - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトであり、かつ、収納した御札を確実に保持することができる神棚及び神棚作製キットを提供する。【解決手段】御札50を収納し得る大きさに形成され、背板部と、背板部の両端部に直交して接合された一対の側板部12、12と、一対の側板部12、12の下端部に接合された基板部13とを有し、下端部を基板部13上に載置して上端部を背板部に立て掛けて御札50を長さ方向に立てた状態で収納しうる開口収納部14と、開口収納部14の上部に連設され、開口収納部14を被覆しうる屋根部15とを備えた神棚10であって、一対の側板部12、12の上端部であって屋根部15の下方には側板部12、12の間に幅方向に沿って架け渡された梁部16が設けられている。【選択図】図3

Description

本考案は、神棚及び神棚作製キットに関するものである。
従来より、家や事務所等において神を祭るための神棚が広く知られている。特に多く見られるのは、宮型と呼ばれる神棚であり、小型の神社を模したものの中に神符・神札などを奉安するものである。
一般的に、神棚には神鏡や榊立て、灯明、注連縄等の神具を併せて設置することが多いため、神棚自体が比較的大きなものとなる。しかしながら、大きな神棚は製造コストが高く敬遠されやすいことに加えて、現在の住宅様式、住宅事情において、神棚を条件の整った場所に設置することが難しく、コンパクトな神棚が求められていた。
前記のような要望に応えるために、例えば特許文献1には、持参・移動にもかさばらず、取扱も容易で、御札を粗末にすることなく祀ることができる簡易神棚を提供することを課題として、対象とする御札の長さよりも若干大きめの寸法を有する背面部材と、該背面部材の基部を固定する固定溝および御札の下端を支持するための支持溝を備えた基礎部材と、前記背面部材の上端に固定する固定溝を備え、前方下がりに取付け可能な屋根部材と、から構成されることを特徴とする簡易神棚が開示されている。
特許文献1に開示された簡易神棚にあっては、御札の下端を支持溝に係合させ、御札の上部を背面部材に傾斜した状態で支持するように構成されている。しかしながら、実質的には御札を立てかけている状態にすぎないため、御札が手前方向又は横方向に倒れてしまうといった事態が生じていた。
特開平11−18920号公報
本考案は、以上のような従来からの不具合を解消するためのものであって、その課題は、コンパクトであり、かつ、収納した御札を確実に保持することができる神棚及び神棚作製キットを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の考案にあっては、御札を収納し得る大きさに形成され、背板部と、前記背板部の両端部に直交して接合された一対の側板部と、前記一対の側板部の下端部に接合された基板部とを有し、下端部を前記基板部上に載置して上端部を前記背板部に立て掛けて御札を長さ方向に立てた状態で収納しうる開口収納部と、前記開口収納部の上部に連設され、前記開口収納部を被覆しうる屋根部とを備えた神棚であって、前記一対の側板部の上端部であって前記屋根部の下方には前記側板部の間に幅方向に沿って架け渡された梁部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記開口収納部に収納した前記御札が前記背板部側から前方の開口部側へ倒れてきた場合には、前記御札の上端部が前記梁部に当接し、前記御札を長さ方向に立てた状態が保持される。
請求項2に記載の考案にあっては、前記梁部は、前記側板部の前端上に、上下方向に所定間隔をおいて配設された2本の棒状部材により形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案にあっては、前記基板部は、前記一対の側板部の間の間隔寸法よりも大きな長さ寸法を有する平面長方形板状に形成され、長さ方向両端部には夫々、脚部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記開口収納部に収納された前記御札の荷重は、前記基板部に設けられ、前記一対の側板部の間よりも大きな間隔寸法を有する一対の前記脚部によって支持される。
請求項4に記載の考案にあっては、前記開口収納部は、中央に配設された第一の開口収納部と、前記第一の開口収納部の両側に配設された第二の開口収納部及び第三の開口収納部とにより構成されると共に、前記屋根部は、前記第一の開口収納部を被覆する第一の屋根部と、前記第二の開口収納部を被覆する第二の屋根部と、前記第三の開口収納部を被覆する第三の屋根部とにより構成され、前記第二の開口収納部及び第三の開口収納部は、長方形状の基板部と、前記基板部の長さ方向両端部に夫々立設された一対の外方側板部と、前記第一の開口収納部を構成する一対の側板部と、前記基板部の幅方向後端部において、基板部、前記一対の外方側板部の端部及び前記一対の側板部の端部に接合された背板部とにより構成されていることを特徴とする。
従って、中央に配設された前記開口収納部に加え、前記第二の開口収納部及び第三の開口収納部に、夫々、御札を収納しうるように構成される。
請求項5に記載の考案にあっては、平面長方形状の御札を収納するための神棚を組み立てることができる神棚作製キットであって、背板部と、前記背板部の両端部に直交して接合された一対の側板部と、前記一対の側板部の下端部に接合された基板部とを有し、下端部を前記基板部上に載置して上端部を前記背板部に立て掛けて御札を長さ方向に立てた状態で収納しうる開口収納部と、前記開口収納部の上部に連設され、前記開口収納部を被覆しうる屋根部とを備え、前記一対の側板部の上端部であって前記屋根部の下方には前記側板部の間に幅方向に沿って架け渡された梁部が設けられていることを特徴とする。
従って、神棚を組み立てて、前記御札を前記開口収納部に収納することができると共に、前記開口収納部に収納した前記御札が前記背板部側から前方の開口部側へ倒れてきた場合には、前記御札の上端部が前記梁部に当接し、前記御札を長さ方向に立てた状態が保持される。
請求項1及び4に記載の神棚にあっては、御札を収納し得る大きさに形成された開口収納部を有し、前記開口収納部に収納した前記御札の上端部側が前記背板部側から前方の開口部側へ倒れてきた場合には、前記御札の上端部が前記梁部に当接し、前記御札を長さ方向に立てた状態が保持されるので、前記御札が前記開口収納部から脱落してしまうといった事態を防止することができる。
また、さらに、前記一対の側板部によって、前記御札の幅方向両端部が保持されるので、前記御札を安定した状態で保持することができる。その結果、コンパクトであり、かつ、収納した御札を確実に保持することができる神棚を提供することができる。
特に、請求項4に記載の神棚にあっては、中央に配設された前記開口収納部に加え、前記第二の開口収納部及び第三の開口収納部に、夫々、御札を収納することができる。
請求項2に記載の神棚にあっては、前記梁部は、前記側板部の前端上に、上下方向に所定間隔をおいて配設された2本の棒状部材により形成されているので、前記梁部が一般的な鳥居の笠木及び貫を模した外観となるので、神棚としての外観品質を向上することができ、使用者に高い満足感を抱かせることができる。
請求項3に記載の神棚にあっては、前記開口収納部に収納された前記御札の荷重は、前記基板部に設けられ、前記一対の側板部の間よりも大きな間隔寸法を有する一対の前記脚部によって支持されるので、前記御札を収納した請求項3に記載の神棚を安定して設置することができる。
請求項5に記載の神棚作製キットにあっては、神棚を組み立てて、前記御札を前記開口収納部に収納することができるので、組み立てるまではキットとしてコンパクトに保管することができる。また、請求項5に記載の神棚作製キットにあっては、部品数が少ないので簡単に組み立てることができる。
また、請求項5に記載の神棚作製キットから神棚を組み立てて、前記御札を前記開口収納部に収納し、前記開口収納部に収納した前記御札が前記背板部側から前方の開口部側へ倒れてきた場合には、前記御札の上端部が前記梁部に当接し、前記御札を長さ方向に立てた状態が保持されるので、前記御札が前記開口収納部から脱落してしまうといった事態を防止することができる。
また、さらに、前記一対の側板部によって、前記御札の幅方向両端部が保持されるので、前記御札を安定した状態で保持することができる。その結果、組み立てた後もコンパクトであり、かつ、収納した御札を確実に保持することができる神棚作製キットを提供することができる。
図1は、本考案に係る神棚の一実施の形態を示す正面側斜視図である。 図2は、本考案に係る神棚の一実施の形態を示す背面側斜視図である。 図3は、本考案に係る神棚の一実施の形態において、御札を収納した状態を示す正面側斜視図である。 図4は、本考案に係る神棚の第二の実施の形態を示す正面側斜視図である。 図5は、本考案に係る神棚作製キットの一実施の形態において、神棚作製キットを構成する部品を示す平面図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本考案の一実施の形態に係る神棚10は、全体木製であって、平面略長方形状の御札50の幅寸法及び高さ寸法よりわずかに大きい幅寸法L1及び高さ寸法L5を有する略長方形薄板状に形成された背板部材11と、背板部材11の両端部に直交して接合された、幅寸法L3を有する一対の側板部材12、12と、一対の側板部材12、12の下端部に接合された幅寸法L3の基板部材13とを有する開口収納部14と、開口収納部14の上部に連設され、開口収納部14を被覆しうる屋根部15とを備えている。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る神棚10は、一対の側板部材12、12の上端部であって屋根部15の下方には側板部材12、12の間に幅方向に沿って架け渡された梁部16が設けられている。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る梁部16は、側板部材12、12の前端22、22上に、上下方向に所定間隔をおいて配設された平面長方形細長板状に形成された2本の棒状部材17、17により構成されている。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る基板部材13は、一対の側板部材12、12の間の間隔寸法L1よりも大きな長さ寸法L2を有する平面長方形板状に形成され、一対の側板部材12、12の長さ方向両端部には夫々、側板部材12の幅寸法L3と同一の長さ寸法L4を有する平面長方形細長板状に形成された脚部材18、18が設けられている。
本実施の形態に係る神棚10の構成について、添付図面を用いてより詳細に説明する。
図1〜図3及び図5に示すように、本実施の形態に係る側板部材12は、先端部に2つの斜辺部19、19を有する平面細長五角形板状に形成されている。
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る屋根部15は、平面長方形板状に形成された一対の屋根部材20、20により構成されている。図1〜図3に示すように、一対の屋根部材20、20は、夫々、一対の側板部材12、12の斜辺部19、19の前端上に架け渡され、屋根部材20、20の長さ方向一端部を互いに突き合わせることによって固定され、全体として切妻屋根を形成している。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る屋根部15には、千木を模して、側面形状が長方形の一つの角を切り落とした台形である全体角形細長棒状に形成された装飾部材21、21、21、21が、屋根部材20、20の頂部に略V字状に突出して、互いに所定間隔離間して、一対に配設されている。
以上の構成を有する第一の実施の形態に係る神棚10は、御札を重ねて収納する一社宮を模して形成されている。一方で、図4に示す第二の実施の形態に係る神棚30は、三社宮を模して形成されている。第二の実施の形態に係る神棚30は、第一の実施の形態に係る神棚10と共通する構成に関し、第一の実施に形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、第二の実施の形態に係る神棚30の開口収納部は、中央に配設された第一の開口収納部14と、第一の開口収納部14の両側に配設された第二の開口収納部34a及び第三の開口収納部34bとにより構成されている。
図4に示すように、第二の実施の形態に係る神棚30の屋根部は、第一の開口収納部14を被覆する第一の屋根部15と、第二の開口収納部34aを被覆する第二の屋根部35aと、第三の開口収納部34bを被覆する第三の屋根部35bとにより構成されている。
図4に示すように、第二の実施の形態に係る第二の開口収納部34a及び第三の開口収納部34bは、長方形状の基板部材31と、基板部材31の長さ方向両端部に夫々立設された一対の外方側板部材33a、33bと、第一の開口収納部14を構成する一対の側板部材12a、12bと、基板部材31の幅方向後端部において、基板部材31、一対の外方側板部材33a、33bの端部及び一対の側板部材12a、12bの端部に接合された背板部材11、32a、32bとにより構成されている。
図4に示すように、背板部材11は一対の側板部材12a、12b間に、背板部材32a、32bは、夫々、外方側板部材33aと側板部材12a、外方側板部材33bと側板部材12bとの間に配設されている。
また、図4に示すように、第二の実施の形態に係る神棚30は、外方側板部材33a、33b及び一対の側板部材12a、12bの上端部であって第二の屋根部35a及び第三の屋根部35bの下方には、外方側板部材33aと側板部材12a及び外方側板部材33bと側板部材12bとの間に、幅方向に沿って架け渡された第二の梁部36、36が設けられている。
また、図4に示すように、本実施の形態に係る第二の梁部36、36は、夫々、一の外方側板部材33、一の側板部材12の前端37、37・・・上に、梁部16を構成する2本の棒状部材17、17と互い違いになるように、上下方向に所定間隔をおいて配設された平面長方形細長板状に形成された、夫々、2本の棒状部材38a、38bにより構成されている。
また、図4に示すように、第二の実施の形態に係る神棚30は、基板部材31が図1に示す第一の実施の形態に係る基板部材13の長さ寸法L2よりも大きい長さ寸法L6を有している。
図4に示すように、第二の実施の形態に係る背板部材32a、32bは、背板部材11と同一の幅寸法L1及び背板部材11よりも小さい高さ寸法L5を有する略長方形薄板状に形成されている。また、図4に示すように、第二の実施の形態に係る外方側板部材33a、33bは、側板部材12a、12bと同一の幅寸法L3及び側板部材12よりも小さい高さ寸法L5を有し、先端部に2つの斜辺部(図示せず)を有する平面細長五角形板状に形成されている。
図4に示すように、本実施の形態に係る第二の屋根部35a及び第三の屋根部35bは、夫々、平面長方形板状に形成された一対の屋根部材39、39により構成されている。図4に示すように、一対の屋根部材39、39は、夫々、外方側板部材33aの斜辺部の前端上と側板部材12aの上端部、外方側板部材33bの斜辺部の前端上と側板部材12bの上端部との間に架け渡され、屋根部材39、39の長さ方向一端部を互いに突き合わせることによって固定され、全体として切妻屋根を形成している。
その結果、第二の実施の形態に係る神棚30は、中央に配設された第一の屋根部15の高さ寸法が大きく、両側の第二の屋根部35及び第三の屋根部35の高さ寸法が小さい、屋根違い三社として構成されている。他の構成は第一の実施の形態に係る神棚10と同一である。
図5に示すように、本実施の形態に係る神棚作製キット40は、全体木製であって、平面略長方形状の幅寸法L1及び高さ寸法L5を有する略長方形薄板状に形成された1枚の背板部材11と、幅寸法がL3であって、先端部に2つの斜辺部19、19を有する平面細長五角形板状に形成された2枚の側板部材12、12と、長さ寸法L2を有する平面長方形板状に形成された1枚の基板部材13と、平面長方形細長板状に形成された2本の棒状部材17、17と、平面長方形細長板状に形成された2本の脚部材18、18と、平面長方形板状に形成された2枚の屋根部材20、20と、側面形状が長方形の一つの角を切り落とした台形である全体角形細長棒状に形成された4本の装飾部材21、21、21、21とにより構成されている。
本実施の形態に係る神棚10は、神棚作製キット40から以下の手順で組み立てることができる。
図1〜図3、及び図5に示すように、本実施の形態に係る神棚作製キット40において、背板部材11の幅方向両端部に直交して、一対の側板部材12、12を幅方向両端部において夫々接着剤により接合し、さらに一対の側板部材12、12の下端部に基板部材13を接着剤により接合することによって、開口収納部14を形成する。
続いて、図1〜図3、及び図5に示すように、一対の側板部材12、12の斜辺部19、19の前端上に掛け渡して接着剤により固定し、さらに屋根部材20、20の長さ方向一端部を互いに突き合わせて接着剤により固定することによって、屋根部15を形成する。
さらに、図1〜図3、及び図5に示すように、2本の棒状部材17、17を一対の側板部材12、12の上端部であって屋根部15の下方において、側板部材12、12の前端22、22上に上下方向に所定間隔をおいて、側板部材12、12の間に幅方向に沿って架け渡して接着剤により固定することで梁部16を形成する。
またさらに、図1〜図3、及び図5に示すように、一対の側板部材12、12の長さ方向両端部に夫々、脚部材18、18を長さ方向両端部に接着剤により固定すると共に、装飾部材21、21、21、21を屋根部材20、20の表面上に所定間隔離間して、夫々、一対ずつ接着剤によりV字状に配設固定することで、神棚10が完成する。
以下、本実施の形態に係る神棚10、30及び神棚作製キット40の作用について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る神棚10は、平面略長方形状の御札50の幅寸法及び高さ寸法よりわずかに大きい幅寸法L1及び高さ寸法L5を有する略長方形薄板状に形成された背板部材11と、背板部材11の両端部に直交して接合された、幅寸法L3を有する一対の側板部材12、12と、一対の側板部材12、12の下端部に接合された幅寸法L3の基板部材13とを有する開口収納部14が設けられているので、御札50の下端部51を基板部材13上に載置して上端部52を背板部材11に立て掛けて御札50を長さ方向に立てた状態で収納することができる。
この際、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る神棚10は、一対の側板部材12、12の上端部であって屋根部15の下方には側板部材12、12の間に幅方向に沿って架け渡された2本の梁部16が設けられているので、開口収納部14に収納した御札50の上端部52側が背板部材11側から前方の開口部側へ倒れてきた場合には、御札50の上端部52が梁部16に当接し、御札50を長さ方向に立てた状態が保持される。その結果、御札50が開口収納部14から脱落してしまうといった事態を防止することができる。
また、さらに、一対の側板部材12、12によって、御札50の幅方向両端部が保持されるので、御札50を安定した状態で保持することができる。その結果、コンパクトであり、かつ、収納した御札を確実に保持することができる神棚を提供することができる。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る神棚10にあっては、梁部16が、側板部材12、12の前端22、22上に、上下方向に所定間隔をおいて配設された平面長方形細長板状に形成された2本の棒状部材17、17により構成されている。
この際、梁部16が一般的な鳥居の笠木及び貫を模した外観となるので、神棚としての外観品質を向上することができ、使用者に高い満足感を抱かせることができる。
さらに、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る屋根部15には、千木を模した装飾部材21、21、21、21が設けられ、神社の拝殿の屋根を模しているので、神棚としての外観品質をさらに向上することができる。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る基板部材13は、一対の側板部材12、12の間の間隔寸法L1よりも大きな長さ寸法L2を有する平面長方形板状に形成され、一対の側板部材12、12の長さ方向両端部には夫々、側板部材12の幅寸法L3と同一の長さ寸法L4を有する平面長方形細長板状に形成された脚部材18、18が設けられている。
従って、本実施の形態に係る神棚10に御札50を収納した場合には、開口収納部14に収納された御札50の荷重は、基板部材13に設けられ、一対の側板部材12、12の間よりも大きな間隔寸法L2を有する一対の脚部18、18によって支持されるので、御札50を収納した神棚10を安定して設置することができる。
また、図4に示すように、第二の実施の形態に係る神棚30は、中央に配設された第一の開口収納部14に加え、第二の開口収納部34a及び第三の開口収納部34bに、夫々、御札(図示せず)を収納しうると共に、第二の開口収納部34及び第三の開口収納部34に収納した前記御札が背板部32、32側から前方の開口部側へ倒れてきた場合には、前記御札の上端部が第二の梁部36、36に当接し、前記御札を長さ方向に立てた状態が保持されるので、前記御札が第二の開口収納部34a及び第三の開口収納部34bから脱落してしまうといった事態を防止することができる。
また、さらに、側板部材12a、12b及び一対の外方側板部材33a、33bによって、前記御札の幅方向両端部が保持されるので、前記御札を安定した状態で保持することができる。
また、図5に示すように、本実施の形態に係る神棚作製キット40は、部品数が少ないので組み立てるまではキットとしてコンパクトに保管することができる。さらに、本実施の形態に係る神棚作製キット40から、接着剤を用いるのみで神棚10を組み立てることができ、また、組み立てた後もコンパクトであり、かつ、収納した御札を確実に保持することができる神棚10として使用することができる。
本実施の形態に係る梁部16、36は、側板部材12、12の前端22、22上に、上下方向に所定間隔をおいて配設された平面長方形細長板状に形成された2本の棒状部材17、17により構成されている場合を例に説明したが、前記構成に限定されるものではなく、開口収納部14に収納した御札50の上端部52側が背板部11側から前方の開口部側へ倒れてきた場合に、御札50の上端部52が梁部16に当接し、御札50を長さ方向に立てた状態が保持されるように構成されていればよい。
第二の実施の形態に係る神棚30は、中央に配設された第一の屋根部15の高さ寸法が大きく、両側の第二の屋根部35及び第三の屋根部35の高さ寸法が小さい、屋根違い三社として構成されている場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、第一の屋根部、第二の屋根部、及び、第三の屋根部の高さ寸法が同一で一体に形成された通し屋根三社として構成してもよい。
本考案は、神棚及び神棚作製キットに広く適用可能であり、産業上利用可能性を有している。
10、30:神棚
11、32a、32b:背板部材
12、12a、12b、33a、33b:側板部材
13、31:基板部材
14、34a、34b:開口収納部
15、35a、35b:屋根部
16、36:梁部
17、38a、38b:棒状部材
18:脚部材
19:斜辺部
20、39:屋根部材
21:装飾部材
22、37:側板部材の前端
40:神棚作製キット
50:御札
51:御札の下端部
52:御札の上端部
L1:側板部材間の間隔寸法
L2、L6:基板部材の長さ寸法
L3:側板部材の幅寸法
L4:脚部材の長さ寸法
L5、L7:背板部材の高さ寸法

Claims (5)

  1. 御札を収納し得る大きさに形成され、背板部と、前記背板部の両端部に直交して接合された一対の側板部と、前記一対の側板部の下端部に接合された基板部とを有し、下端部を前記基板部上に載置して上端部を前記背板部に立て掛けて御札を長さ方向に立てた状態で収納しうる開口収納部と、前記開口収納部の上部に連設され、前記開口収納部を被覆しうる屋根部とを備えた神棚であって、
    前記一対の側板部の上端部であって前記屋根部の下方には前記側板部の間に幅方向に沿って架け渡された梁部が設けられていることを特徴とする神棚。
  2. 前記梁部は、前記側板部の前端上に、上下方向に所定間隔をおいて配設された2本の棒状部材により形成されていることを特徴とする請求項1記載の神棚。
  3. 前記基板部は、前記一対の側板部の間の間隔寸法よりも大きな長さ寸法を有する平面長方形板状に形成され、長さ方向両端部には夫々、脚部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の神棚。
  4. 前記開口収納部は、中央に配設された第一の開口収納部と、前記第一の開口収納部の両側に配設された第二の開口収納部及び第三の開口収納部とにより構成されると共に、前記屋根部は、前記第一の開口収納部を被覆する第一の屋根部と、前記第二の開口収納部を被覆する第二の屋根部と、前記第三の開口収納部を被覆する第三の屋根部とにより構成され、
    前記第二の開口収納部及び第三の開口収納部は、長方形状の基板部と、前記基板部の長さ方向両端部に夫々立設された一対の外方側板部と、前記第一の開口収納部を構成する一対の側板部と、前記基板部の幅方向後端部において、基板部、前記一対の外方側板部の端部及び前記一対の側板部の端部に接合された背板部とにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の神棚。
  5. 平面長方形状の御札を収納するための神棚を組み立てることができる神棚作製キットであって、
    背板部と、前記背板部の両端部に直交して接合された一対の側板部と、前記一対の側板部の下端部に接合された基板部とを有し、下端部を前記基板部上に載置して上端部を前記背板部に立て掛けて御札を長さ方向に立てた状態で収納しうる開口収納部と、前記開口収納部の上部に連設され、前記開口収納部を被覆しうる屋根部とを備え、前記一対の側板部の上端部であって前記屋根部の下方には前記側板部の間に幅方向に沿って架け渡された梁部が設けられていることを特徴とする神棚作製キット。
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