JP3201283U - リハビリテーション用トレーニング機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】手足の動作が不自由な障害者あるいは動きが緩慢な老齢者などが適切な操作ポジションに位置することができない場合でも、機器が順応して快適に動作を行うことができるリハビリテーション用トレーニング機器を提供する。【解決手段】立方向のシャフト部材1および横方向シャフト部材2を多数本結合して立体状の基礎枠Aを構成すると共に、この基礎枠Aの上部に位置する横方向のシャフト部材2に滑車Bを備え、この滑車Bの一端に重錘Dを、他端に操作部材5を取りつけた索条Cを巻き掛けてなるトレーニング機器において、滑車Bを、横方向のシャフト部材2に対してスライド自在とした。一つの横方向のシャフト部材2に対して二つ以上の滑車Bを配設した。また重錘Dを、着脱自在の蓋体を備えた容器と、容器に収容した液体または粒状体によって構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、手足の機能に不具合をもつ障害者、動作の緩慢な老齢者などにとって効果的なリハビリテーション用トレーニング機器に関するものである。
健常者が体力増進のために使用するトレーニング機器として、従来より各種のものが提案されている。一例として、高所に位置する滑車に索条を巻き掛け、その一端に重錘を、他端に操作把手を取りつけた柔道用引き付け力鍛錬機が特許文献1に開示される。またこの種の鍛錬機器として特許文献2および特許文献3に提案されるものが公知である。
従来例に挙げた鍛錬機器は、何れも健常者が使用するものであり、自らが機器に合わせる形で好適なポジションに付くことができ、何ら不自由なく操作を適切に行うことができたものである。また鍛錬を目的とすることから、相当に大きな負荷が作用することになり、特に索条を巻き掛けた滑車の支持部には強固が要求される。しかし反面、不意な横スライドは危険を招くため、滑車は多少の範囲で換向動作するだけに留まっている。
本考案は、健常者と違って手足の不自由な障害者あるいは動きが緩慢な老齢者などに特化したリハビリテーション用トレーニング機器に関するものであり、これらの者が適切な操作ポジションに位置しない場合でも機器が順応して快適に操作を行なうことができるように改善したトレーニング機器を提供しようとするものである。
また本考案は、機器が順応するためのスライド動作を利用して別のリハビリメニューが得られるトレーニング機器を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために、本考案に係るハビリテーション用トレーニング機器は、横方向および立方向のシャフト部材を多数本結合して立体状の基礎枠を構成すると共に、この基礎枠の上部に位置する横方向のシャフト部材に滑車を備え、この滑車の一端に重錘を、他端に操作部材を取りつけた索条を巻き掛けてなるトレーニング機器において、上記滑車を、横方向のシャフト部材に対してスライド自在としたことを要旨とする。
また本考案に係るリハビリテーション用トレーニング機器は、請求項2において、一つの横方向のシャフト部材に対して二つ以上の滑車を配設したことを要旨としている。
また本考案に係るリハビリテーション用トレーニング機器は、請求項3において、重錘を、着脱自在の蓋体を備えた容器と、容器に収容した液体または粒状体によって構成したことを要旨としている。
また本考案に係るリハビリテーション用トレーニング機器は、請求項4において、横方向のシャフト部材に対してスライド自在とした移動部材を複数配設すると共に、この移動部材に一方に伸びる操作レバーと他方に伸びる支持レバーを設け、他方の支持レバーに重錘を取りつけたことを要旨している。
このように構成した課題解決手段によれば、使用者が適切なポジションに居なくても索条の引張り方向に応じて滑車が横方向にスライドして対応することができる。このため、手足の不自由な障害者、動作が緩慢な老齢者などでも扱いが容易でトレーニング機器として期待する効果を発揮することができる。
また請求項2ように構成したときには、両方の手を使っての操作を行なうことができることは勿論、同時に二人のものが違う方向から操作を行なうことができる。
また請求項3ように構成したときには、簡便にしかも大きなコスト負担を招くことなく負荷調整を行なうことができる。
また請求項4ように構成したときには立て方向の引き上げ運動は勿論のこと、横方向のスライド動作を行なうことができる。このため、簡便に別メニューのリハビリ運動を提供することができる。
以下、本考案の係るリハビリテーション用トレーニング機器を一実施例について説明する。
図1において、Aは本機器における基礎枠の全体を示すもので、この基礎枠Aは立方向の多数本(実施例では4本)のシャフト部材1と、これら立方向のシャフト部材1を上段部、中段部および下段部において連結した横方向の多数本のシャフト部材2によって構成する。これらシャフト部材1、2は鋼製の丸パイプまたは木製の丸棒によって製作する。
Bは上段部に位置するシャフト部材2にスライド自在に配設した滑車 この滑車Bは、図4のように円筒体の外周面端部に鍔縁3を突設してなり、一つの横方向のシャフト部材2に対して複数個を配設する。上記の滑車Bはシャフト部材2に対し回転自在であることは勿論である。
Cは上記の滑車Bに巻き掛けた長尺の索条 この索条Cの一端は、前記した基礎枠Aの内側に垂下し、他端は外側に垂下する。Dは索条Cの一端に引掛具4を介して取りつけた重錘 5は索条Cの他端に取りつけたリング状の操作部材である。
上記の重錘Dは、一例としてボトル状の容器6と上端の蓋体7および容器6に収容した液体または粒状体(図示省略)によって構成しており、容器ホルダ8を介して前記引掛具4に着脱可能に取りつける。重錘Dの重さは、液体などの量によって加減する。
図5において、Eは中段部における横方向のシャフト部材2に回転およびスライド自在に配設した一対の移動部材 この移動部材Eの外周面には、一方に伸びる操作レバー10と、他方に伸びる支持レバー11を突設し、支持レバー11には適宜の重さをもつ重錘12を取りつける。
本考案に係るリハビリテーション用トレーニング機器の一実施例は上記のように構成されており、次のようにして用いる。例えば手足の機能に不具合を持つ障害者、動作が緩慢な老齢者においては、機器の操作を常に最適なポジションで行えるとは限らない。
すなわち、足腰の弱い障害者が図1のように機器から離れた位置にある椅子に座ってリハビリ運動を行わなければならないことは往々にしてある。この場合、介護者が操作部材5を手渡して索条Cを操作することになるが、このとき索条Cは斜め方向に引っ張られることになる。
上記の場合、滑車Bに巻き掛けた索条Cが図4の矢印で示すスライド方向の力を作用することになり、滑車Bは安定位置に自動的に移動調整する。このため、滑車Bから索条Cを離脱させてしまうようなことがなく、スムーズに運動を行うことができる。また使用者が余計な気遣いしてストレスを起こすようなこともない。
また反対側に配設したものを使用すれば、両手でのリハビリトレーニングを行うことができることは図1に示す通りであり、さらに複数の者が同時に機器を使用することができることも勿論である。
次に中段部に配設した移動部材Eについて説明する。この場合は、図5のように機器に正対した位置において操作レバー10を持ち、重錘12に抗して操作レバー10を引き起こすように回動操作する。この運動によってリハビリ効果を上げることができるが、さらに回動状態において二つの移動部材Eを横方向にスライドすれば、より高度の両腕のトレーニングを行なうことができる。
上記の移動部材Eは、回動とは関係なく単独でスライドできるようになっているので、この運動に限って運動を行うようにしても良いことは勿論である。また重錘12によって決まる負荷の大きさは、障害度などに応じて介護者などが適宜に設定することは容易である。
A 基礎枠
1 立方向のシャフト部材
2 横方向のシャフト部材
B 滑車
3 鍔縁
C 索条
D 重錘
4 引掛具
5 操作部材
6 容器
7 蓋体
8 容器ホルダ
E 移動部材
10 操作レバー
11 支持レバー
12 重錘
1 立方向のシャフト部材
2 横方向のシャフト部材
B 滑車
3 鍔縁
C 索条
D 重錘
4 引掛具
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6 容器
7 蓋体
8 容器ホルダ
E 移動部材
10 操作レバー
11 支持レバー
12 重錘
Claims (4)
- 横方向および立方向のシャフト部材を多数本結合して立体状の基礎枠を構成すると共に、この基礎枠の上部に位置する横方向のシャフト部材に滑車を備え、この滑車の一端に重錘を、他端に操作部材を取りつけた索条を巻き掛けてなるトレーニング機器において、
上記滑車を、横方向のシャフト部材に対してスライド自在としたことを特徴とするリハビリテーション用トレーニング機器。 - 一つの横方向のシャフト部材に対して二つ以上の滑車を配設したことを特徴とする請求項1のリハビリテーション用トレーニング機器。
- 重錘を、着脱自在の蓋体を備えた容器と、容器に収容した液体または粒状体によって構成したことを特徴とするリハビリテーション用トレーニング機器。
- 横方向のシャフト部材に対してスライド自在とした移動部材を複数配設すると共に、この移動部材に一方に伸びる操作レバーと他方に伸びる支持レバーを設け、他方の支持レバーに重錘を取りつけたことを特徴とするリハビリテーション用トレーニング機器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004896U JP3201283U (ja) | 2015-09-04 | 2015-09-04 | リハビリテーション用トレーニング機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107970558A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-05-01 | 童慧 | 一种健身式康复器械及其使用方法 |
CN109224393A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-01-18 | 上海市东方医院 | 一种肘关节康复训练装置 |
TWI808583B (zh) * | 2021-08-16 | 2023-07-11 | 日商世翼企業股份有限公司 | 訓練器材的負載傳遞機構部及使用該機構部的訓練器材 |
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