JP3201224U - 波止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】製作にあたって、その内部に形成された弁座への加工を容易に行なうことのできる波止弁を提供する。【解決手段】船舶の排水管2等に装着されて、船外からの海水の浸入を防止するようにした波止弁1であって、排水管2等に接続されてその流路Aの一部を構成するケーシング3と、このケーシング3内に、流路Aを横切る面に沿うように形成された弁座3aと、ケーシング3内に揺動自在に装着され、弁座3aの開閉をなす弁体4を備え、弁座3aが、流路Aとほぼ直交する面に沿って形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、船舶の排水管等に装着されて、船外からの海水が前記排水管に浸入することを防止するようにした波止弁に関する。
前述した波止弁として、たとえば、特許文献1に示される構造のものが知られている。
この波止弁は、排水管等に装着されて、この排水管の管路の一部を構成するケーシングと、このケーシング内に、前記管路を横切る面に沿うように形成された弁座と、前記ケーシング内に揺動自在に装着され、前記弁座の開閉をなす弁体を備え、前記弁座が、前記管路に対して交差する斜面に沿って形成された構成となっている。
そして、前記波止弁は、海水等が浸入した際に、この海水の圧力を受けて前記弁体が閉弁方向に揺動させられることにより、前記弁体が弁座に着座させられて前記管路を閉止するようになっている。
実開昭61−114174号公報
ところで、波止弁における波止効果が、閉弁時における前記弁座と前記弁体との水密性に大きく依存する。
このために、前記弁座の平滑性を高めることが要求される。
一方、前記波止弁は、鋳造によって製作されることが殆どであるが、鋳造品の前記弁座は粗く、そのままでは十分な水密性を得ることができない。
したがって、前述した従来の波止弁のケーシングの加工は、接続フランジ部・カバー取り付け部および弁体取り付け軸部をマシニングセンタで、前記弁座部を、特殊加工を有する専用機械の2工程で実施する必要がある。
特殊加工を有する専用機械で前記弁座面の加工を実施しようとすると、次のような不具合が生じる。
前記弁座面の加工には、特殊な回転工具が用いられ、この回転工具は、その回転軸と直交する面内で回転させられる加工具を備え、この加工具を回転させつつ前記弁座へ当接させることによって加工を行なうようになっている。
そして、前記加工に際して、前記回転工具を、その回転軸が前記管路の軸線とほぼ平行となるように前記ケーシング内に挿入し、前記加工具の回転によって形成される加工面を前記弁座に当接させる。
しかしながら、従来の波止弁にあっては、前記弁座が前記管路と交差する斜面に沿って形成されていることにより、前述した加工具の回転によって形成される加工面を、前記弁座に対して平行に対峙させることが難しい。
すなわち、前記加工具の回転によって形成される加工面を前記弁座に平行に対峙させるには、前記回転工具を、前記弁座と同様に、その回転軸を前記管路に対して傾斜させなければならない。
このように前記回転工具を傾斜させる場合、この回転工具が前記管路の内壁にぶつかることによりその傾斜角が制限され、前記加工具の加工面を前記弁座に平行に対峙させることが困難である。
この結果、前記弁座への後加工が煩雑なものとなり、あるいは、特殊な加工装置が必要となる。
本考案は、前述した従来の技術における問題点に鑑みてなされたもので、製作にあたって、その内部に形成された弁座部の加工を容易に行なうことのできる波止弁を提供することを解決すべき課題とする。
本考案の波止弁は、前述した課題を解決するために、船舶の排水管等に接続されてその管路の一部を構成するケーシングと、このケーシング内に、前記管路を横切る面に沿うように形成された弁座と、前記ケーシング内に揺動自在に装着され、前記弁座の開閉をなす弁体を備え、前記弁座が、前記管路とほぼ直交する面に沿って形成されていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、前記弁座の加工は、特殊加工を有する専用機械が不要で、市販のサイドカッタで容易に加工することができる。
この結果、ケーシング全ての加工部位をマシニングセンタによる同一工程での加工が可能となり、加工精度を高めることができる。
そして、これらの相乗作用により、十分な逆流防止機能を備えた波止弁を得ることができる。
本考案の波止弁によれば、ケーシング内に形成されている弁座の加工を容易かつ確実に行なうことができ、この弁座の平滑度を十分に確保することができる。
本考案の一実施形態を示す縦断面図である。 本考案の一実施形態を示すもので、作動を説明するための縦断面図である。 本考案の一実施形態を示すもので、作動を説明するための縦断面図である。 本考案の一実施形態を示すもので、加工の手順を示す要部の縦断面図である。
以下、本考案の一実施形態を図1ないし図4を参照して説明する。
これらの図において符号1は、本実施形態に係わる波止弁を示す。
この波止弁1は、船舶の排水管2等に接続されてその管路2aの一部を構成するケーシング3と、このケーシング3内に、前記管路2aを横切る面に沿うように形成された弁座3aと、前記ケーシング3内に揺動自在に装着され、前記弁座2aの開閉をなす弁体4を備え、前記弁座3aが、前記管路2aとほぼ直交する面に沿って形成された構成となっている。
前記ケーシング3内には、前記弁座3aを挟んだ両側に、この弁座3aの内側空間によって相互に連通させられるとともに、前記ケーシング3の外方へ開放された一対の流路Aが形成されている。
また、前記ケーシング3には、前記各流路Aが開放される部位を取り囲んで外方フランジ3bが連設されており、これらの外方フランジ3bを介して、前記ケーシング3に前記排水管2が接続されるようになっている。
そして、前記ケーシング3に前記排水管2が接続された状態において、前記各流路Aが、前記排水管2の管路2aの一部を構成するようになっている。
また、前記ケーシング3内で、前記流路Aの側部には、下流側に位置する前記流路Aに連続した副室Bが形成されている。
前記副室Bには、前記弁座3aを含む面と平行な面内に中心軸線を有するピボット軸5が装着されており、このピボット軸5には、前記弁座3aを含む面と直交する面に沿って揺動自在な揺動プレート6が、その長さ方向の中間部において装着されている。
前記揺動プレート6の一端部は、前記下流側の流路A内に突出するように形成され、その揺動によって、前記弁座3aに対峙させられるようになっており、この一端部に前記弁体4が装着されている。
前記揺動プレート6の他端部には、前記弁体4の重量によって発生させられる回転モーメントを減少させるように作用するカウンターウェイト7が一体に設けられている。
そして、通常時は、前記弁体4が、図1に示すように、閉位置に保持されるように前記カウンターウェイト7の重量が設定されている。
また、前記揺動プレート6の他端部には、前記副室Bの内壁に当接させられることにより、前記弁体4の開位置を規制する係止部6aが形成されている。
一方、前記副室Bは、前記ケーシング3の側部において外方へ開放されており、この開放部が、前記ケーシング3に装着されるカバー8によって閉じられている。
前記カバー8には、前記流路Aと略平行に配置され、かつ、前記揺動プレート6の他端部に対峙させられた閉止ロッド9が挿通されている。
この閉止ロッド9は、前記カバー8に取り付けられたガイド筒10に挿通されて支持されているとともに、このガイド筒10に対して螺合されており、軸線回りの正逆回転によって軸線方向に進退させられるようになっている。
そして、前記閉止ロッド9は、その先端が前記カバー8内に入り込むように移動させられた際に、その先端により前記揺動プレート6の他端部に当接してこの揺動プレート6を揺動させて、前記弁体4を前記弁座3aに当接させるようになっている。
このように構成された本実施形態の波止弁1は、通常時は、前記弁体4が、図1の実線および図2の破線で示すように、閉位置に位置させられる。
この状態において、前記排水管2において図1に矢印で示すように排水が開始されると、その液体が前記弁体4上に溜まり、その重量によって前記弁体4が開方向に回動させられて、排水が許容されるようになっている。
一方、前記排水管2に船外から海水等が浸入した際には、前述したように、前記弁体4が閉位置に位置させられていることにより、前記海水の止水がなされ、また、浸入する海水によって前記弁体4が押圧されてその密閉性が高められる。
これによって、前記波止弁1が閉塞されて、前記海水が前記排水管2を経て船内に入り込むことが防止される。
そして、たとえば、前記波止弁1に溜まった汚水を船外に排出したくない場合には、図3に示すように、前記閉止ロッド9によって前記弁体4を強制的に閉弁位置に位置させておくことができる。
一方、前記波止弁1は、鋳造によって製作されて、その内部に形成されている前記弁座3aが加工によって平滑化される。
このような加工には、たとえば、回転工具としてのサイドカッタ12が用いられる。
このサイドカッタ12は、図4に示すように、駆動軸11の先端に装着したもので、この駆動軸11を回転させて、前記サイドカッタ12を前記弁座3aに接触させつつ、図4に矢印で示すように前記弁座3aに沿って移動させることにより加工を行なう。
そして、前述した加工を行なう際に、前記サイドカッタ12を前記ケーシング3内に挿入して前記弁座3aに対峙させるが、この弁座3aが、前記流路Aと直交するように形成されていることから、前記駆動軸11を前記流路Aに沿うようにして挿入すると、前記サイドカッタ12が前記弁座3aに平行に対峙させられる。
したがって、前記流路Aの内壁に邪魔されることなく、容易に前記サイドカッタ12を前記弁座3aに平行に対峙させることができる。
これによって、前記弁座3aへの加工を容易かつ精度良く行なうことができる。
また、前記弁座3aが、ケーシング3のフランジ面等と平行となされていることにより、ケーシング全ての加工部位をマシニングセンタによる同一工程での加工が可能となり、加工精度を高めることができるとともに加工工数を削減することができる。
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって設計要求等に基づき種々変更可能である。
1 波止弁
2 排水管
2a 管路
3 ケーシング
3a 弁座
3b外方フランジ
4 弁体
5 ピボット軸
6 揺動プレート
6a 係止部
7 カウンターウェイト
8 カバー
9 閉止ロッド
10 ガイド筒
11 駆動軸
12 サイドカッタ
A 流路
B 副室

Claims (1)

  1. 船舶の排水管等に装着されて、船外からの海水の浸入を防止するようにした波止弁であって、前記排水管等に接続されてその管路の一部を構成するケーシングと、このケーシング内に、前記管路を横切る面に沿うように形成された弁座と、前記ケーシング内に揺動自在に装着され、前記弁座の開閉をなす弁体を備え、前記弁座が、前記管路とほぼ直交する面に沿って形成されていることを特徴とする波止弁。

JP2015004705U 2015-09-15 2015-09-15 波止弁 Active JP3201224U (ja)

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