JP3200931U - エアシャワー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡易かつ低コスト化が可能なエアシャワー装置を提供する。【解決手段】アーチ状に形成された複数のエアシャワーパイプ12A〜12Eと、エアシャワーパイプの両端部に接続される一対のチャンバパイプ14と、チャンバパイプ内に噴出空気を送風する送風手段16と、を備え、複数のエアシャワーパイプは、チャンバパイプの長手方向に沿って並列に配置されると共に、チャンバパイプとエアシャワーパイプの内部空間が連通されており、エアシャワーパイプは、直線部とアーチ部とから構成され、直線部には、対向する直線部に向けてエアを噴出する下部噴出口が設けられ、アーチ部には、円弧の中心に向けてエアが噴出される上部噴出口が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、エアシャワー装置に係り、特に、建設現場等において身体や衣服に付着した粉塵を落とす簡易なエアシャワー装置に関する。
一般的にエアシャワー装置は、クリーンルームなどへの入出に際し、塵埃等の持ち込み、持ち出しを防止するために設けられている。このため、装置自体も大型で、クリーンルームとは別の部屋や通路を封止して、衣服等の除塵が行われる。
これに対し、建設現場や工事現場では、クリーンルームほど厳密な除塵を必要としていないが、衣服についた塵埃の払拭程度は行いたいという要望がある。また、複数名の作業員が、素早く塵埃の払拭を行いたいという要望がある。このため、簡易な除塵設備として、特許文献1や特許文献2に開示されているような、移動式のエアシャワー装置が開発されている。
例えば特許文献1に開示されているエアシャワー装置は、コンテナ等を改造することで、構成することができる複合型移動装置であり、エアシャワーの他、洗濯、洗顔設備や更衣室等も備えている。
そして、特許文献2に開示されているエアシャワー装置は、簡易的に外界領域と隔離可能なボックスと、このボックス上部に取り付けられた送風装置とを主体として構成されるものである。このような構成の装置では、ボックス下部に車輪を付ける事で、エアシャワー装置そのものを移動可能な構成としている。
特開2007−126812号公報 特開2002−168493号公報
上記特許文献に開示されているエアシャワー装置は、いずれも移動可能な構成とされ、様々な現場に対応させることができる。しかし、いずれの文献に開示されているエアシャワー装置も、比較的高度な除塵を目的としているため、エアシャワーを施す領域を外界領域から隔離した遮蔽空間を設けるようにしている。このため、装置が大型化し、装置自体の製造コストも増大することとなる。また、複数名に対して実施する場合、遮蔽空間では対応できない。
そこで本考案では、従来に比べて、より簡易的な除塵を目的とした、簡易かつ低コスト化が可能なエアシャワー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本考案に係るエアシャワー装置は、円弧状に形成されたアーチ部と、前記アーチ部の両端部に接続された直線部を有し、前記アーチ部には、円弧の中心に向けてエアを噴出する噴出口が設けられているエアシャワーパイプを備えていることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するエアシャワー装置では、複数の前記エアシャワーパイプと、前記エアシャワーパイプの端部に接続されるチャンバパイプと、前記チャンバパイプ内に噴出空気を送風する送風手段と、を備え、前記複数のエアシャワーパイプを前記チャンバパイプの長手方向に沿って並列に配置すると共に、前記チャンバパイプと前記エアシャワーパイプの内部空間を連通する構成とすると良い。
このような構成とすることで、エアシャワーによる払拭距離を増やすことができる。また、チャンバパイプを設ける事で、噴出エアの脈動を抑え、安定化を図ることができる。
また、上記のような特徴を有するエアシャワー装置では、並列配置したエアシャワーパイプのうち、チャンバパイプの端部側に配置した前記エアシャワーパイプにそれぞれに、前記送風手段の電力を制御する電源手段を備えるようにすると良い。
このような構成とすることで、複数のエアシャワーパイプを並列配置してトンネル状としたエアシャワー装置において、どちらを入口側、出口側として配置した場合であっても、使用することが可能となる。
さらに、上記のような特徴を有するエアシャワー装置では、前記エアシャワーパイプにおける前記チャンバパイプとの接続部近傍に、圧力調整バルブを備えるようにすることが望ましい。
このような構成とすることで、エアを供給するチャンバパイプの選択と、噴出エアの調整を行うことが可能となる。
上記のような特徴を有するエアシャワー装置によれば、従来に比べて、より簡易かつ低コストなエアシャワー装置とすることができる。また、軽量であるため、移設する際の容易性も向上する。さらに、複数名の作業員に付着した塵埃を素早く払拭することができる。
実施形態に係るエアシャワー装置の正面構成を示す図である。 実施形態に係るエアシャワー装置の右側面構成を示す図である。 エアシャワー装置の使用状態と風の流れを示す図である。 エアシャワーパイプに設けられた噴出口の一例を示す図である。
以下、本考案のエアシャワー装置に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、図1は、実施形態に係るエアシャワー装置の正面構成を示す図であり、図2は、同右側面の構成を示す図である。また、図3は、エアシャワー装置の使用状態を説明するための図であり、図4は、噴出口の具体的一例を示す図である。
本実施形態に係るエアシャワー装置10は、エアシャワーパイプ12(12A〜12E)とチャンバパイプ14、および送風手段16を基本として構成されている。エアシャワーパイプ12は、被粉塵払拭者に対してエアを噴出する役割を担うエア噴出パイプである。具体的な構成として、エアシャワーパイプは、図2に示すように、一対の直線部12aと、対を成す直線部12aを連結する円弧状のアーチ部12bとを組み合わせた逆U字状の体を成す、いわゆるアーチ状パイプとして形成されている。
噴出口12c(図4参照)は、直線部12aとアーチ部12bのそれぞれに設けられている。直線部12aには、対を成す直線部12aに向けてエアを噴出するように設けられた下部噴出口が備えられている。これに対し、アーチ部12bには、円弧の中心に向けてエアを噴出するように設けられた上部噴出口が備えられている。なお、下部噴出口、上部噴出口は共に、図4に示すように、エアシャワーパイプ12の側面に貫通孔を設けたもので良い。
チャンバパイプ14は、詳細を後述する送風手段16から供給されたエアを貯留し、エアシャワーパイプ12へと供給する役割を担う。チャンバパイプ14は、エアシャワーパイプ12の端部、すなわち直線部12aのそれぞれに接続される対を成すパイプである。そして、エアシャワーパイプ12は、対を成すチャンバパイプ14の長手方向に沿って複数(図1に示す形態では5つ)、並列に配置されている。チャンバパイプ14は、エアシャワーパイプ12へエアを供給する役割を担うため、チャンバパイプ14の内部空間とエアシャワーパイプ12の内部空間は、それぞれ連通されている。ここで、チャンバパイプ14の直径は、エアシャワーパイプ12の直径よりも大きいものとすると良い。
エアシャワーパイプ12よりも直径が大きいチャンバパイプ14を設けることにより、エアシャワーパイプ12には、チャンバパイプ14に一旦貯留されたエアが供給されることとなる。このため、エアシャワーパイプ12に供給されるエアには、噴出圧の変動による脈動等が生じ難く、噴出エアを安定させることが可能となる。また、複数のエアシャワーパイプ12を並列に配置し、その両端部をチャンバパイプ14で接続する構成を採ることで、エアシャワー装置10の設置安定性を得ることができる。
エアシャワーパイプ12の上部側には、複数のエアシャワーパイプ12を接続するつなぎ材18が設けられている。つなぎ材18を設けることで、エアシャワーパイプ12の撓みによる揺れを抑制することができる。
また、エアシャワーパイプ12におけるチャンバパイプ14との接続部近傍には、各エアシャワーパイプ12へ供給するエアの圧力を調整するための圧力調整バルブ20が備えられている。圧力調整バルブ20としては、例えばボールバルブなどであれば良い。チャンバパイプ14に供給されるエアの量は、送風手段16により定められるため、エアシャワーパイプ12に設けられた圧力調整バルブ20の開度を調整することにより、エアシャワーパイプ12へ供給されるエアの量、および圧力を変化させることができる。
例えば、エアシャワーパイプ12B,12Dにおける圧力調整バルブ20を閉塞状態とした場合、チャンバパイプ14からエアシャワーパイプ12へと供給されるエアの総量が少なくなり、チャンバパイプ14内の圧力が上昇する。これにより、圧力調整バルブ20が開放状態となっているエアシャワーパイプ12A,12C,12Dへ供給されるエアの圧力も高まり、噴出口12c(上部噴出口、および下部噴出口)から噴出されるエアの圧力が上昇する。これにより、密着度の高い塵埃であっても、エアの力で払拭することが可能となる。
送風手段16は、チャンバパイプ14にエアを供給する役割を担う。送風手段16とチャンバパイプ14とは、送風管16aにより接続されている。なお、送風手段16としては、コンプレッサやブロアなどであれば良い。
実施形態に係るエアシャワー装置10には、チャンバパイプ14の端部側に配置したエアシャワーパイプ12に、送風手段16に対する電力の供給を制御する、スイッチ22とリレー24から成る電源手段を設ける構成とした。スイッチ22としては、トンネル状に形成されたエアシャワー装置10の入口側にONスイッチ、出口側にOFFスイッチがあれば、エアシャワー装置10を使用する者が、入口側でスイッチ22をONにし、出口側でスイッチ22をOFFとすれば足りる。本実施形態では、トンネル状に形成されたエアシャワー装置10の両端部に位置するエアシャワーパイプ12のそれぞれに、ON・OFFスイッチを両方取り付ける構成としている。このような構成とすることで、エアシャワー装置10の配置形態をどちらの向きとした場合であっても、使用が可能となるからである。
リレー24は、スイッチ22がONになった際に、送風手段に電力を供給するものであれば良い。
図3は、実施形態に係るエアシャワー装置10の使用状態を示すものである。複数のエアシャワーパイプ12は、それぞれ直線部12aとアーチ部12bの組み合わせにより構成されているため、被粉塵払拭者の体型にもよるが、平均的な体型であれば、直線部12aからの噴出エアは、首から下の体部分に当てられ、アーチ部12bからの噴出エアは、頭部に当てられることとなる。なお、図3において、破線で示す矢印は、エアの流れを示すものである。
ここで、アーチ部12bは、円弧状の体を成し、その内側に噴出口12cが設けられていることより、噴出されたエアは、円弧の中心部(図3では被粉塵払拭者の頭部)に集中することとなる。このような作用により、粉塵の付着しやすい頭部や、上からのや横からのエアだけでは払拭されにくい顎部などに付着した粉塵も払拭しやすくなる。
このような構成のエアシャワー装置10では、外部領域との間に隔壁を設けず、単に身体に付着した塵埃を払拭することを目的としているため、簡易かつ安価に製造することができる。また、全体をパイプにより構成しているため、軽量となり、利用場所への移送が容易である。また、遮蔽空間としないトンネル構造であるため、複数の被粉塵払拭者(作業員等)に付着した塵埃を素早く短時間で払拭することも可能となる。
なお、上記実施形態では、スイッチ22について、押しボタン式のON・OFFスイッチを例に挙げて説明した。しかしながら、実施形態に係るエアシャワー装置10を構成するにあたっては、スイッチ22の形態は、これに限定されるものではない。例えば、スイッチ22を人感センサー等の非接触式のスイッチとしても良い。このような構成を採用した場合には、スイッチ22を押す手間が省けるため、被粉塵払拭者は、単に通り抜けるだけで塵埃払拭効果を得ることができる。よって、さらに素早い塵埃払を実現することが可能となる。
本願では、実施形態に係るエアシャワー装置10の設置場所として、建設現場等としていたが、花粉の季節などには、スーパーなどの商業施設の出入り口などに配置することで、施設内への花粉等の持ち込み量を減らすことが可能となる。
10………エアシャワー装置、12(12A〜12E)………エアシャワーパイプ、12a………直線部、12b………アーチ部、12c………噴出口、14………チャンバパイプ、16………送風手段、16a………送風管、18………つなぎ材、20………圧力調整バルブ、22………スイッチ、24………リレー。

Claims (4)

  1. 円弧状に形成されたアーチ部と、前記アーチ部の両端部に接続された直線部を有し、
    前記アーチ部には、円弧の中心に向けてエアを噴出する噴出口が設けられているエアシャワーパイプを備えていることを特徴とするエアシャワー装置。
  2. 複数の前記エアシャワーパイプと、
    前記エアシャワーパイプの端部に接続されるチャンバパイプと、
    前記チャンバパイプ内に噴出空気を送風する送風手段と、を備え、
    前記複数のエアシャワーパイプを前記チャンバパイプの長手方向に沿って並列に配置すると共に、前記チャンバパイプと前記エアシャワーパイプの内部空間を連通したことを特徴とする請求項1に記載のエアシャワー装置。
  3. 並列配置したエアシャワーパイプのうち、チャンバパイプの端部側に配置した前記エアシャワーパイプにそれぞれに、前記送風手段の電力を制御する電源手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のエアシャワー装置。
  4. 前記エアシャワーパイプにおける前記チャンバパイプとの接続部近傍に、圧力調整バルブを備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のエアシャワー装置。
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