JP3200829U - 食品入り容器 - Google Patents

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宜利 辰巳
宜利 辰巳
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日本フードマテリアル株式会社
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Abstract

【課題】常温で長期保存可能な食品入り容器を提供する。【解決手段】食品入り容器1は、無菌化した食品2を収納したガスバリヤー性のある蓋付内成型容器5を備える。蓋付内成型容器5は、アルミパウチ外容器7内に収納する。蓋付内成型容器5内の食品2の賞味期限は、常温で5〜6年である。【選択図】図1

Description

本考案は、無菌化された食品が入った食品入り容器に関する。
従来、例えば特許文献1に記載された食品入り容器が知られている。
この従来の食品入り容器(調理済保存食品)は、無菌化された煮魚等の食品が内部の密閉空間に収納された蓋付容器のみによって構成されている。
そして、この従来の食品入り容器は、食品を蓋付容器にパック詰めした後に、加熱殺菌処理して常温の冷却工程を経て製造されたものであって、常温での流通販売が可能な商品である。
登録実用新案第3029899号公報(図1)
しかしながら、上記従来の食品入り容器では、蓋付容器内の食品の賞味期限は、常温で20日〜1年程度しかなく、常温での賞味期限がもっと長い長期保存可能なものが強く要望されている。
なお、常温での賞味期限が比較的長い商品(例えば防災食、備蓄食等)もあるが、これは平袋のアルミパウチ、または自立袋のアルミパウチに食品を充填した商品であり、食品を食する際に、平袋の場合は別の容器(例えば皿等)に食品を移すのに手間がかかり、自立袋の場合は自立袋を容器として使用することとなっているが、食べづらく、また魚の煮付やハンバーグ等のような食品の姿が要求されるメニューには、対応が難しい。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、常温で長期保存可能な食品入り容器を提供することを目的とする。
請求項1記載の食品入り容器は、無菌化された食品が入った食品入り容器であって、内部に密閉空間を有し、この密閉空間に無菌化された食品が収納されたガスバリヤー性のある蓋付内成型容器と、内部に密閉空間を有し、この密閉空間に前記蓋付内成型容器が収納されたアルミパウチ外容器とを備えるものである。
請求項2記載の食品入り容器は、請求項1記載の食品入り容器において、蓋付内成型容器の密閉空間のうち食品が収納されていない部分には、窒素ガスが充填されているものである。
請求項3記載の食品入り容器は、請求項1または2記載の食品入り容器において、アルミパウチ外容器の密閉空間のうち蓋付内成型容器が収納されていない部分には、窒素ガスが充填されているものである。
請求項4記載の食品入り容器は、請求項1ないし3のいずれか一記載の食品入り容器において、蓋付内成型容器内の食品の賞味期限は、常温で5〜6年であるものである。
本考案によれば、ガスバリヤー性のある蓋付内成型容器と、この蓋付内成型容器が収納されたアルミパウチ外容器とを備えた構成であるため、常温で長期保存可能であり、しかも、食品が蓋付内成型容器に収納されていることから、食品を食する際に別の容器に食品を移す必要がなく、食べやすくもあり、食品の姿が要求されるメニューにも容易に対応できる。
本考案の一実施の形態に係る食品入り容器の斜視図である。 同上食品入り容器の断面図である。 本考案の他の実施の形態に係る食品入り容器の断面図である。
本考案の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、1は無菌化された食品2が入った食品入り容器(長期保存食品)である。なお、食品2は、例えばご飯、お粥、弁当、惣菜、おつまみ、半生菓子、パスタ、スープ等である。
食品入り容器1は、内部に密閉空間4を有しこの密閉空間4に無菌化された食品2が収納された少なくともガスバリヤー性および耐熱性のあるプラスチック製の蓋付内成型容器(蓋付内耐熱性成型容器)5と、内部に密閉空間6を有しこの密閉空間6に蓋付内成型容器5が収納された袋状のアルミパウチ外容器7とを備えている。
つまり、この食品入り容器1は、無菌化された調理済みの食品2と、一定形状の内側容器である蓋付内成型容器5と、外側容器であるアルミパウチ外容器7とによって構成されたもので、食品2が入った蓋付内成型容器5をアルミパウチ外容器7内に収納した内外2重の容器構造からなるものである。
また、蓋付内成型容器5の密閉空間4のうち食品2が収納されていない部分には、例えば窒素ガスが密閉状態に充填されている。さらに、アルミパウチ外容器7の密閉空間6のうち蓋付内成型容器5が収納されていない部分には、例えば窒素ガスが密閉状態に充填されている。
ここで、蓋付内成型容器(蓋付内耐熱性成型容器)5は、上面開口した一定形状の深皿状の容器本体11と、この容器本体11の上面に取り外し可能に取り付けられ容器本体11の上面開口部13を閉じたフィルム状の蓋体12とを有している。
容器本体11は、例えばガスバリヤー性および耐熱性を有するプラスチック製の成型容器(エチレンビニルアルコール共重合体を用いた多層樹脂容器)からなるものである。容器本体11は、底板部15を有し、この底板部15の周端部には筒状の周壁部16が一体に立設され、この周壁部16の上端部には環状の鍔部17が外方に向かって一体に突設されている。
蓋体12は、例えばガスバリヤー性および耐熱性を有するプラスチック製の透明なフィルム(PETバルヤ層蒸着/Nylon/CPPのイージーオープンフィルム、またはPET/Al/Nylon/CPPのイージーオープンフィルム)からなるものである。
蓋体12は、容器本体11の鍔部17の上面に取り外し可能に取り付けられており、これら容器本体11と蓋体12とで囲まれた空間が密閉空間4となっている。そして、この密閉空間4に、食品2および窒素ガスが収納されている。なお、蓋体12の一部には、蓋体12を容器本体11の鍔部17の上面から取り外す際に手で摘む膨出状の摘み部19が形成されている。
アルミパウチ外容器7は、蓋付内成型容器5よりも一回り大きな外袋で、例えばガスバリヤー性、遮光性および耐熱性を有する柔軟なシート状部材20によって袋状に形成されている。
シート状部材20は、例えばアルミニウム箔層を中間に含んだ積層フィルムからなるものである。このため、このシート状部材20からなるアルミパウチ外容器7は、アルミニウム箔層によって完全なガスバリヤー性(酸素透過率がゼロの状態)を有するものである。
シート状部材20を構成する積層フィルムは、例えばNylon(ナイロン)、Al(アルミニウム)およびLLPE(直鎖状低密度ポリエチレン)からなる3層フィルムである。なお、シート状部材20を構成する積層フィルムは、PET(ポリエチレンテレフタラート)、Al、NylonおよびLLPEからなる4層フィルムや、PET、Al、NylonおよびCPP(無延伸ポリプロピレン)からなる4層フィルム等でもよい。
このアルミパウチ外容器7は、矩形状の上面シート部21と、この上面シート部21と同じ大きさの矩形状の下面シート部22とを有している。
そして、上面シート部21の周端部と下面シート部22の周端部とがヒートシールによって接合されており、これら上面シート部21と下面シート部22とで囲まれた空間が密閉空間6となっている。そして、この密閉空間6に、蓋付内成型容器5および窒素ガスが収納されている。
次に、食品入り容器1の製造方法について説明する。
食品入り容器1を製造する場合、まず、調理済みの食品2を容器本体11内に入れ、この容器本体11内の空気を窒素ガスに置換した後、蓋体12で容器本体11の上面開口部13を密封して蓋付内成型容器5を得る。
その後、その蓋付内成型容器5を加熱殺菌処理することによって、蓋付内成型容器5内の食品2を無菌化する。
次いで、無菌化された食品2が入った蓋付内成型容器5をアルミパウチ外容器7内に入れ、このアルミパウチ外容器7内の空気を窒素ガスに置換した後に密封して、食品入り容器1を得る。
そして、このようにして製造された食品入り容器1によれば、外部からの紫外線を遮断し、外部の空気中の酸素の侵入を断ち切ることで酸化からくる食品2の品質の劣化を防ぐことができ、よって、従来のものに比べて、食品2の品質を維持したまま、常温下で長期にわたって保存することができる。
すなわち、蓋付内成型容器5内の食品2の賞味期限は、常温で5年以上、例えば5〜6年であり、食品入り容器1は常温で長期保存可能である。
なお、食品入り容器1は、蓋付内成型容器5をアルミパウチ外容器7内に入れ、このアルミパウチ外容器7内の空気を窒素ガスに置換した後に密封する構成には限定されず、例えばアルミパウチ外容器7内に残存する酸素を吸収する脱酸素剤を入れた後に密封する構成等でもよい。
また、例えば図3に示すように、食品2を食する際に使用する食事用具30、例えばプラスチック製のスプーンをアルミパウチ外容器7内に収納してもよい。なお、食事用具は、スプーンには限定されず、例えばフォーク、ナイフ、箸等でもよく、それらの組合せでもよい。
さらに、蓋付内成型容器5の形状は任意であり、例えば浅皿状、トレイ状、椀状、箱状等でもよい。同様に、アルミパウチ外容器7の形状も任意であり、例えば自立可能な形状や、袋以外の形状等でもよい。
1 食品入り容器
2 食品
4 蓋付内成型容器の密閉空間
5 蓋付内成型容器
6 アルミパウチ外容器の密閉空間
7 アルミパウチ外容器

Claims (4)

  1. 無菌化された食品が入った食品入り容器であって、
    内部に密閉空間を有し、この密閉空間に無菌化された食品が収納されたガスバリヤー性のある蓋付内成型容器と、
    内部に密閉空間を有し、この密閉空間に前記蓋付内成型容器が収納されたアルミパウチ外容器と
    を備えることを特徴とする食品入り容器。
  2. 蓋付内成型容器の密閉空間のうち食品が収納されていない部分には、窒素ガスが充填されている
    ことを特徴とする請求項1記載の食品入り容器。
  3. アルミパウチ外容器の密閉空間のうち蓋付内成型容器が収納されていない部分には、窒素ガスが充填されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の食品入り容器。
  4. 蓋付内成型容器内の食品の賞味期限は、常温で5〜6年である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の食品入り容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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