JP3194421U - 食品用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器の底にくっつくような食材、あるいは逆に滑りやすい食材であっても、容易に箸等で挟持することが可能であり、また、食品を入れる際には台所の省スペース化に寄与し、持ち運び時には、食品が混合することを防止できる食品用容器を提供する。【解決手段】食品用容器の側面部2より容器内側方向に向かって立ち上がったスロープ4a,4c、または、食品用容器の内部に設けられた仕切り部3a,3bより立ち上がったスロープ4bを有する。【選択図】図1
Description
本考案は、弁当箱やカップ焼きそば用容器のように、食品を収納および運搬し、さらに喫食するための食品用容器に関する。
近年、デザインや機能に工夫を凝らした様々な弁当箱が提供されている。
例えば、弁当箱を立てて運搬した場合の飯やおかずの下方への移動による偏りを防止し、食べる際に蓋を開けた場合、内部に偏りによる隙間ができることを防止する弁当箱が提案されている(例えば、特許文献1)。
例えば、弁当箱を立てて運搬した場合の飯やおかずの下方への移動による偏りを防止し、食べる際に蓋を開けた場合、内部に偏りによる隙間ができることを防止する弁当箱が提案されている(例えば、特許文献1)。
弁当箱は、繰り返し使用できるものの他に、薄いプラスチック製の使い捨ての弁当箱や惣菜箱もコンビニエンスストアを中心に、広く用いられている。
しかしながら、食べやすさを追求した弁当箱はほとんど提供されていない。弁当箱の重要な機能は、食品を喫食することであり、その観点からも食べやすさを向上することは重要である。
本発明においては、食べやすさを追求した弁当箱を提供するものである。
本発明においては、食べやすさを追求した弁当箱を提供するものである。
そして、食べやすさだけでは無く、弁当の作りやすさや、持ちやすさ、あるいは、ごはんや惣菜が持ち運び時に混ざることを防止するといった様々な観点において、優れた特長を有する、弁当箱等の、食品を収納および運搬し、さらに喫食するための食品用容器を提供するものである。
本考案に係る食品用容器は、食品を収納および運搬し、且つ喫食するためのものであって、当該食品用容器の側面部より容器内側方向に向かって立ち上がったスロープを有し、または、上記食品用容器の内部に設けられた仕切り部より立ち上がったスロープを有することを特徴とする。
本考案に係る食品用容器は、油等により粘性が増大し、容器の底にくっつくような食材、あるいは逆に滑りやすい食材であっても、容易に箸等で挟持することが可能であり、また、食品を入れる際には台所の省スペース化に寄与し、持ち運び時には、食品が混合することを防止するといった様々な機能を有するものである。
本考案の食品用容器は、弁当箱やカップ焼きそば用容器のように、食品を収納および運搬し、さらに喫食するための容器である。以下において、弁当箱とカップ焼きそば用容器を例にし、構成、使用方法および特長について詳述する。実施の形態1においては弁当箱に関して、実施の形態2においてはカップ焼きそば用容器に関して、それぞれ説明する。
なお、以下の説明は本考案に関する良好な一例を開示するものであり、本考案が当該実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態において開示する考案品の材料や寸法等は、良好な一例を示すに過ぎず、その他の可能性を否定するものでは無い。
なお、以下の説明は本考案に関する良好な一例を開示するものであり、本考案が当該実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態において開示する考案品の材料や寸法等は、良好な一例を示すに過ぎず、その他の可能性を否定するものでは無い。
実施の形態1.
本考案の食品用容器の一例として、まず弁当箱を例に取り、図1および図2を用いて説明する。
なお、弁当箱としては、家庭で普通に用いる繰り返し使用可能な弁当箱や、コンビニエンスストア等で販売に用いられる薄いプラスチック製の使い捨てタイプの容器であっても良い。
本考案の食品用容器の一例として、まず弁当箱を例に取り、図1および図2を用いて説明する。
なお、弁当箱としては、家庭で普通に用いる繰り返し使用可能な弁当箱や、コンビニエンスストア等で販売に用いられる薄いプラスチック製の使い捨てタイプの容器であっても良い。
図1は、弁当箱容器1の斜視図である。弁当箱は、具材やごはん等の食品を入れる弁当箱容器1と、蓋から構成されるが、図においては蓋は記載していない。蓋については、弁当箱容器1の上部開口に着脱自在に固定でき、傾けても、中の食品がこぼれないようにできるものであれば、どのようなものであってもよい。
弁当箱容器1の内部は、弁当箱容器1の側面2と仕切り板3a、3bによって、3つの領域に分割されている。それぞれの領域には異なった食品を入れることで、食品が混ざることを防止できる。なお、図1で示した領域の分割の仕方は一例であり、その他のどのような分割を行っても良い。あるいは、仕切り板をいっさい用いずに、内部を分割しなくとも良い。
4a、4bおよび4cは、本考案の特徴部分であるスロープである。スロープ4aと4cは、それぞれ側面2に固定され、側面2から弁当箱容器1の内部且つ上方に向かって立ち上がっている。
スロープ4bは、仕切り板3aに固定され、仕切り板3aから斜め上方に向かって立ち上がっている。
なお、図1においては3つのスロープを設けた弁当箱容器1を示しているが、スロープの数についても特に問わない。
スロープ4bは、仕切り板3aに固定され、仕切り板3aから斜め上方に向かって立ち上がっている。
なお、図1においては3つのスロープを設けた弁当箱容器1を示しているが、スロープの数についても特に問わない。
スロープ4a、4bおよび4cの固定方向については特に問わないが、例えば、スロープ4aおよび4cは側面2と一体に、スロープ4bと仕切り板3aも一体に形成されていても良い。例えば、素材が樹脂であれば、一体成型で容易に形成できる。
あるいは、スロープ4a、4bおよび4cと、側面2や仕切り板3aとを別体とし、嵌めこみや接着により固定されていても良い。
なお、家庭で用いる樹脂製の弁当箱や、薄いプラスチック製の使い捨てタイプの容器であれば、側面2、仕切り板3a、3b、スロープ4a、4b、4cを含め、弁当箱容器1すべてを一体成型で形成することもできる。
あるいは、スロープ4a、4bおよび4cと、側面2や仕切り板3aとを別体とし、嵌めこみや接着により固定されていても良い。
なお、家庭で用いる樹脂製の弁当箱や、薄いプラスチック製の使い捨てタイプの容器であれば、側面2、仕切り板3a、3b、スロープ4a、4b、4cを含め、弁当箱容器1すべてを一体成型で形成することもできる。
このスロープの構成において大切なことは、側面2とスロープ4aと4cの立ち上がり部分に段差ができず、面一に形成されていることである。仕切り板3aとスロープ4bの立ち上がり部分についても同様である。
また、スロープ4a、4bおよび4cの上面は、側面2の上面とほぼ同じ高さになっている。したがって、蓋を閉めた際には、蓋の下面が、スロープ4a、4bおよび4cの上面、および側面2の上面と当接するか、わずかな間隔を持って対向する。
また、スロープ4a、4bおよび4cの上面は、側面2の上面とほぼ同じ高さになっている。したがって、蓋を閉めた際には、蓋の下面が、スロープ4a、4bおよび4cの上面、および側面2の上面と当接するか、わずかな間隔を持って対向する。
次に、この弁当箱の使用方法について説明する。
まず、家庭において、複数人分の弁当箱を作る際には、スロープを用いて、弁当箱を積み重ねることで、ごはんや具材を弁当箱に詰める際に必要なスペースを省スペース化できる。したがって、このような積み重ねを行う際には、安定に積み重ねができるように、スロープは複数個あった方が良い。
まず、家庭において、複数人分の弁当箱を作る際には、スロープを用いて、弁当箱を積み重ねることで、ごはんや具材を弁当箱に詰める際に必要なスペースを省スペース化できる。したがって、このような積み重ねを行う際には、安定に積み重ねができるように、スロープは複数個あった方が良い。
近年の住宅事情を考慮すると、十分に広いスペースを使用できる家庭は多くなく、省スペース化は重要である。この弁当箱の場合、ごはんや具材を入れた弁当箱を積み重ねても、上側の弁当箱容器1の底部が、下側の弁当箱容器1のスロープ4a、4bおよび4cの上面に支持されるため、下側の弁当箱容器1のごはんや具材が、上側の弁当箱容器1の底部に接触することなく衛生的である。また、上側の弁当箱容器1の底部が具材の汁等により汚れることも無い。
ごはんや具材を弁当箱に詰める際だけではなく、詰めてからごはん等を冷ます際にも、蓋を開けた状態で積み重ねておくことができる。なお、蓋を閉める前に、ごはん等を冷ますことは、予め熱を逃がし、ごはんや具材の腐敗を防ぐ目的であり、弁当を詰める際に一般に行われることである。
そして、ごはんや具材を詰めて蓋をした弁当箱を鞄等に入れて運ぶ。この際には、弁当箱が水平から傾いた状態になる場合が多いが、そういった傾いた状態でも、スロープがあることで、ごはんや具材の偏りをある程度緩和することができる。特に汁が多い具材に関しては、スロープを領域の一辺全体に渡るほど広くしておけば、汁が他の領域に移りにくい。
次に、喫食する際には、スロープ4a、4bおよび4cを用いれば、非常に食べやすくなる。これについて、図2を用いて説明する。図2においては、スロープ4a、4bあるいは4cの縦断面と具材等の食品5を示している。
例えば、油物や汁物は弁当箱容器1の底面にくっついて取りにくい。しかし、図2に示すように、箸やスプーン等で食品5をスロープに沿って点線矢印の方向に押し上げてやると、食品5には、白抜き矢印方向(鉛直下向き方向)に重力が働き、取れやすくなり、したがって、箸で挟持したり、スプーンに乗せたりすることが極めて容易になる。あるいは、逆に滑りやすい食材も、通常は箸で挟持したり、スプーンに乗せたりすることが難しいが、同様にスロープに沿って押し上げることで容易に食することができる。
弁当箱容器1内の各領域で具材等をソース等と混ぜる際にも、スロープ4a、4bおよび4cを用いれば、混ぜやすくなる。
例えば、油物や汁物は弁当箱容器1の底面にくっついて取りにくい。しかし、図2に示すように、箸やスプーン等で食品5をスロープに沿って点線矢印の方向に押し上げてやると、食品5には、白抜き矢印方向(鉛直下向き方向)に重力が働き、取れやすくなり、したがって、箸で挟持したり、スプーンに乗せたりすることが極めて容易になる。あるいは、逆に滑りやすい食材も、通常は箸で挟持したり、スプーンに乗せたりすることが難しいが、同様にスロープに沿って押し上げることで容易に食することができる。
弁当箱容器1内の各領域で具材等をソース等と混ぜる際にも、スロープ4a、4bおよび4cを用いれば、混ぜやすくなる。
また、お弁当は同僚や友人等と一緒に喫食することも多い。その際には、自分のお弁当の中身を人に見られることに抵抗感を持つ人もいるが、スロープ4a、4bおよび4cにより、他人の視界を遮ることができるので、そういった抵抗感を持つ人でも、落ち着いて喫食することが可能となる。
外で喫食する際には、埃や虫等が入りにくいという利点もある。弁当箱容器1を水平に保つことが難しくても、具材がこぼれにくいことや、弁当箱容器1を持って食べる際に、スロープが指置きとなり、安定して持つことができるというメリットも生じる。
また、調理後直ちにお弁当を提供する店の場合、スロープ4a、4bおよび4cが具材等を囲むため、保温性を強化できるという利点がある。
次に、お弁当箱の洗浄においては、洗浄後の乾燥過程において、スロープ4a等を利用して、弁当箱容器1を縦向きに干すことが可能となり、効率的な水切りが行え、乾燥が早くできる。
以上に示したように、本発明の食品用容器の一例である弁当箱はスロープを設けたことで多くの優れた機能、特長を有する。
まず、ごはんや具材等を詰める際、あるいは詰めた具材等を冷ます際には、スロープを利用して弁当箱容器を衛生的に積み重ねることができるので、流し等の作業スペースを省スペース化できる。
また、運搬時には、具材等が混ざることも防止あるいは緩和できる。
さらに、喫食する際には、具材等を食べやすく且つ混ぜやすいという大きな特長を発揮できる。
また、スロープが弁当箱の中身への他人の視線を遮断してくれるので、落ち着いて食事ができる。
屋外で喫食する際には虫等が弁当箱容器内に侵入することを緩和できるし、弁当箱容器を水平に保つことが難しくても、具材がこぼれにくく、弁当箱容器を持って食べる際に、スロープが指置きとなり、安定して持つことができる。
また、スロープが弁当箱の中身への他人の視線を遮断してくれるので、落ち着いて食事ができる。
屋外で喫食する際には虫等が弁当箱容器内に侵入することを緩和できるし、弁当箱容器を水平に保つことが難しくても、具材がこぼれにくく、弁当箱容器を持って食べる際に、スロープが指置きとなり、安定して持つことができる。
洗浄後は、スロープを利用して縦向きに干すことも可能となり、効率的な水切りにより乾燥が迅速に行える。
調理後の暖かなお弁当を提供する店においては、スロープが保温性を強化するというメリットがある。あるいは、スロープの上面に店名を記載したり、料理名を記載したりすることで、宣伝効果等も生じる。
実施の形態2.
本考案の食品用容器の次の一例として、カップ焼きそば用容器を例に取り、図3および図4を用いて説明する。
カップ焼きそばとは、一般に、乾燥麺や乾燥野菜等に熱湯を加えて所定時間待ち、その後に湯切りを行い、ソースや薬味等の調味料を混ぜることで調理を行うインスタント食品のことである。
なお、カップ焼きそばと同様に、インスタントのパスタ麺用の容器にも、本実施の形態は適用可能であり、湯切りを行うインスタント麺用容器全般に適用できる。
本考案の食品用容器の次の一例として、カップ焼きそば用容器を例に取り、図3および図4を用いて説明する。
カップ焼きそばとは、一般に、乾燥麺や乾燥野菜等に熱湯を加えて所定時間待ち、その後に湯切りを行い、ソースや薬味等の調味料を混ぜることで調理を行うインスタント食品のことである。
なお、カップ焼きそばと同様に、インスタントのパスタ麺用の容器にも、本実施の形態は適用可能であり、湯切りを行うインスタント麺用容器全般に適用できる。
図3はこのようなカップ焼きそばに用いる容器10の構成を示した図であり、(あ)が上面図、(い)が(あ)におけるA−A断面の断面図である。
カップ焼きそば容器10は、容器の側面20から容器内部方向上方に向かって立ち上がるスロープ40aおよび40bと、容器の上部開口を覆うシート60と、湯切り部70と有している。
カップ焼きそば容器10は、容器の側面20から容器内部方向上方に向かって立ち上がるスロープ40aおよび40bと、容器の上部開口を覆うシート60と、湯切り部70と有している。
スロープ40aおよび40bとは、上面から見た際に、対向する位置に配置されていることが望ましい。また、湯切り部70は、スロープ40aおよび40bと直交した位置に設けられることが望ましい。
湯切り部70は、シート60内に設けられている。シート60を2重シートとし、下部シートに湯切り部70を設け、湯きりの際に、上部シートを剥がして、湯切り部70が現れるようにしても良い。
なお、カップ焼きそば容器10は、図4に断面形状を示す各容器であっても良い。
例えば、図4(あ)に示す容器は、上面に湯切り用の取っ手部を設けたものである。
図4(い)は、容器側面の内側上部がスロープとなっている形状である。
また、図4(う)に示すような形状であっても良い。
例えば、図4(あ)に示す容器は、上面に湯切り用の取っ手部を設けたものである。
図4(い)は、容器側面の内側上部がスロープとなっている形状である。
また、図4(う)に示すような形状であっても良い。
次に、このカップ焼きそば容器10の使用方法について説明する。
まず、容器内に乾燥麺やキャベツ等の乾燥具材を入れ、さらに袋入りのソース等の調味料を入れ、シート60を貼り付けることで密閉する。
まず、容器内に乾燥麺やキャベツ等の乾燥具材を入れ、さらに袋入りのソース等の調味料を入れ、シート60を貼り付けることで密閉する。
出荷後の運搬時においては、スロープ40aおよび40bがあることで、弱い上面の強度を強化し、シート60が破れる等の破損を防止できる。
調理時には、図3(あ)に白抜き矢印で示す付近からシート60を半分程度剥がし、袋入りのソース等の調味料を取りだした後、剥がした個所から熱湯を注ぐ。そして、剥がしたシート60を閉めて、調理に要する所定時間待つ。
その後、湯切り部70から湯を切る。湯切りの際には、例えば、スロープ40aを左手の親指で押さえ、他の指は容器の下方を支える。右手も同様に、スロープ40bを親指で押さえ、他の指は容器の下方を支える。そして、湯切り部70が下方に来るように容器全体を傾けることで、安定した姿勢で適切に湯切りを行うことができる。また、湯切りの際に、容器内部の熱湯がシートを介して直接親指に接することが無いので、火傷をしたり熱く感じるといった心配が無い。
その後、湯切り部70から湯を切る。湯切りの際には、例えば、スロープ40aを左手の親指で押さえ、他の指は容器の下方を支える。右手も同様に、スロープ40bを親指で押さえ、他の指は容器の下方を支える。そして、湯切り部70が下方に来るように容器全体を傾けることで、安定した姿勢で適切に湯切りを行うことができる。また、湯切りの際に、容器内部の熱湯がシートを介して直接親指に接することが無いので、火傷をしたり熱く感じるといった心配が無い。
そして、シート60をすべて剥がし、調味料を混ぜ合わせることで調理が完了する。
麺や具材に調味料を混ぜ合わせる際には、スロープ40aや40bを利用することで、効率的に混ぜ合わせることができる。長い麺であっても、スロープ40aや40bに沿って押し上げることで、他の麺と容易に分離し、調味料と混ざりやすくなる。また、小さなキャベツ等の具材は、油を含むことから容器の底面に付着しやすいが、やはり、スロープ40aや40bに沿って押し上げることで、底面から麺の上に移動することが可能となり、調味料と混ざりやすくなる。
麺や具材に調味料を混ぜ合わせる際には、スロープ40aや40bを利用することで、効率的に混ぜ合わせることができる。長い麺であっても、スロープ40aや40bに沿って押し上げることで、他の麺と容易に分離し、調味料と混ざりやすくなる。また、小さなキャベツ等の具材は、油を含むことから容器の底面に付着しやすいが、やはり、スロープ40aや40bに沿って押し上げることで、底面から麺の上に移動することが可能となり、調味料と混ざりやすくなる。
喫食時には、底面に付着しやすい、あるいは滑りやすい具材を箸やフォークによりスロープ40aや40bに沿って押し上げることで、非常に食べやすくなるという本考案の大きな特長を発揮できる。
なお、スロープの個数は必ずしも2個に限ることは無い。また、湯切り部とスロープの位置関係も必ずしも図3に示す位置関係に限定するものでは無い。
以上に示したように、本発明の食品用容器の一例であるカップ焼きそば用容器、あるいは、より広義には湯切りを行うインスタント麺用容器は、スロープを設けたことで多くの優れた機能、特長を有する。
まず、出荷後の運搬時においては、スロープが上面を強化するので、シート60が破れる等の破損を防止できる。
まず、出荷後の運搬時においては、スロープが上面を強化するので、シート60が破れる等の破損を防止できる。
調理時には、スロープを指で押さえて容器を持つことで、湯切りを安定且つ安全に行うことができる。
また、スロープを用いて、麺や具材と調味料を効率よく混ぜ合わせることができる。
また、スロープを用いて、麺や具材と調味料を効率よく混ぜ合わせることができる。
喫食時には、底面に付着しやすい、あるいは滑りやすい具材を箸やフォークによりスロープに沿って押し上げることで、喫食を容易にするという大きな特長がある。
1 弁当箱容器
2 側面
3a、3b 仕切り板
4a、4b、4c スロープ
5 食品
10 カップ焼きそば容器
20 側面
40a、40b スロープ
60 シート
70 湯切り部
2 側面
3a、3b 仕切り板
4a、4b、4c スロープ
5 食品
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20 側面
40a、40b スロープ
60 シート
70 湯切り部
Claims (4)
- 食品を収納および運搬し、且つ喫食するための食品用容器であって、
当該食品用容器の側面部より容器内側方向に向かって立ち上がったスロープを有し、
または、上記食品用容器の内部に設けられた仕切り部より立ち上がったスロープを有する
ことを特徴とする食品用容器。 - 上記食品用容器は弁当箱である
請求項1に記載の食品用容器。 - 上記食品用容器は湯切りを行うインスタント麺用容器である
請求項1に記載の食品用容器。 - 上記スロープを複数個有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の食品用容器。
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JP2014004814U JP3194421U (ja) | 2014-09-09 | 2014-09-09 | 食品用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014004814U JP3194421U (ja) | 2014-09-09 | 2014-09-09 | 食品用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014004814U Expired - Lifetime JP3194421U (ja) | 2014-09-09 | 2014-09-09 | 食品用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3194421U (ja) |
-
2014
- 2014-09-09 JP JP2014004814U patent/JP3194421U/ja not_active Expired - Lifetime
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