JP3200308U - 取り出しガイド付きファイル - Google Patents

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【課題】背幅調節可能であって、脱落防止構造を有効に利用して、見出しとしても機能する取り出しガイドを容易に形成する取り出しガイド付きファイルを提供する。【解決手段】表裏一対の表紙を備え、一方の表紙1の側端部側には、背表紙3が連設され、他方の表紙2には、背表紙3の側端部側を差し込み可能な開口部4が設けられている取り出しガイド付きファイルであって、開口部4は、開口部4の側端部を折り曲げて形成された脱落防止係止部5を備え、背表紙3の側端部側は、その側端部3aを折り曲げて形成し、脱落防止係止部5と係合可能な脱落防止片6を備え、さらに、脱落防止係止部5の一部を、折り返し、突出させて取り出しガイド7とする。【選択図】図2

Description

本考案は、書類等を綴じ込む背幅調節可能なファイルであって、その綴じ込む書類の内容等を表示し、当該ファイルの取り出しを補助する取り出しガイドを備えた取り出しガイド付きファイルに関する。
従来から、背幅調節可能なファイルは様々なものが知られているが、例えば、特許文献1に開示されている背幅調節可能なファイルは、表裏一対の表紙を備え、一方の表紙の側端部側には背表紙が連設され、他方の表紙には前記背表紙の側端部側を差し込み可能な開口部が設けられている。そして、この開口部に差し込まれる背表紙の側端部側の長さを調節することで、ファイルの背幅を調節することができる。
さらに、この背幅調節可能なファイルは、背表紙が開口部から引き出されすぎた場合に、背表紙の側端部側が開口部から脱落してしまうのを防止するための脱落防止構造を備えている。この脱落防止構造は、一方の表紙側の背表紙の側端部に設けられた脱落防止係止部に、他方の表紙側に設けられた脱落防止片が係止することで、背表紙の側端部側の脱落を防ぐというものである。
また、綴じ込む書類の内容等を表示する見出し片を備えた見出し付きファイルとして、例えば、特許文献2に開示されているファイルは、表紙の一部に切り込みを設けて、当該部分を、背表紙から突出させて見出し片とするものである。
しかし、上述したように、従来から背幅調節可能なファイルと見出し付きファイルは、個々には存在するものの、両者を組み合わせたファイルは今までになかった。さらに、背幅調節可能なファイル特有の脱落防止構造を利用して、容易に見出し片を形成するものはなかった。また、書類棚等に収納されたファイルは取り出しにくいため、このように形成された見出し片を、ファイルの取り出しを容易にする取り出しガイドとして利用したものもなかった。
特開2008−80575号公報 特開平8−310175号公報
そこで、本考案は、上記問題に鑑み、背幅調節可能であって、脱落防止構造を有効に利用して、見出しとしても機能する取り出しガイドを容易に形成する取り出しガイド付きファイルを提供するものである。
上記課題を解決するために、本考案の取り出しガイド付きファイルは、表裏一対の表紙を備え、一方の表紙の側端部側には、背表紙が連設され、他方の表紙には、前記背表紙の側端部側を差し込み可能な開口部が設けられている取り出しガイド付きファイルであって、前記開口部は、該開口部の側端部を折り曲げて形成された脱落防止係止部を備え、前記背表紙の側端部側は、その側端部を折り曲げて形成し、前記脱落防止係止部と係合可能な脱落防止片を備え、さらに、前記脱落防止係止部の一部を、折り返し、突出させて取り出しガイドとすることを特徴としている。
上記特徴によれば、背幅調節可能なファイル特有の脱落防止構造である脱落防止係止部の一部を折り返して突出させることで、背表紙の側端部の脱落を防止しつつ、容易に取り出しガイドを形成することができる。従来、脱落防止係止部は、開口部内側に折り返されて、脱落防止片と係止するために用いられるものであった。しかし、脱落防止係止部の一部を折り返して突出させることで、見出しとしても機能する取り出しガイドとして有効に利用することが可能となる。
さらに、前記取り出しガイドは、前記脱落防止係止部を形成する際にできる折り曲げ線にて、折り返して突出させたことを特徴としている。
上記特徴により、取り出しガイドは、折り曲げ線にて開口部の内側及び外側のいずれにも、自由に屈曲することができる。従って、取り出しガイドに人の指が強く接触しても、取り出しガイドは屈曲するので、人の指が傷つかず安全である。
本考案の取り出しガイド付きファイルは、背幅調節可能であって、脱落防止構造を有効に利用して、見出しとしても機能する取り出しガイドを容易に形成することができる。
本考案の取り出しガイド付きファイルの全体斜視図である。 本考案の取り出しガイド付きファイルを分解した図である。 本考案の取り出しガイド付きファイルの表紙を展開した図である。 本考案の取り出しガイド付きファイルの拡大断面図である。 本考案の取り出しガイド付きファイルの実施形態の一例である。
1 表紙
2 表紙
3 背表紙
4 開口部
5 脱落防止係止部
6 脱落防止片
7 取り出しガイド
8 綴じ具
10 取り出しガイド付きファイル
以下に、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本考案の取り出しガイド付きファイル10の全体斜視図である。取り出しガイド付きファイル10は、表裏一対の表紙1及び表紙2と、表紙1と表紙2を連結する背表紙3とからなる。この背表紙3の背幅は、取り出しガイド付きファイル10に綴じこむ書類等の厚さに応じて調節することができる。また、綴じ込む書類の内容等が表示された取り出しガイド7は、背表紙3より外側へ突出させて、目につきやすくしている。この取り出しガイド7は、見出しとして機能するだけでなく、取り出しガイド付きファイル10を取り出す際の取手部としても機能する。
では、次に、この取り出しガイド付きファイル10を分解した状態を図2に示す。表紙1の側端部側には、背表紙3が連設されている。この表紙1と背表紙3は、一枚の紙製のシート材を折り曲げて一体形成されている。さらに、表紙1と背表紙3の間には、このシート材を山折りにして綴じ代1fを形成し、当該部分に綴じ具8の綴じ足8aを通す貫通孔1gを設けている。また、背表紙3の側端部3aを、折り曲げ線3bにて下方へ折り曲げることで、脱落防止片6が形成される。なお、この背表紙3の側端部3aの両側は、面取りされており、開口部4に差し込み易くなっている。
一方、表紙2には、背表紙3の側端部3a側を差し込み可能な開口部4が設けられている。この開口部4の下側には、脱落防止係止部5及び取り出しガイド7が形成されている。また、開口部4の上側には、綴じ代2fが設けられており、この綴じ代2fに綴じ具8の綴じ足8aが取り付けられている。なお、この脱落防止係止部5、取り出しガイド7、及び綴じ代2fも、一枚の紙製のシート材を折り曲げて一体形成されている。
ここで背幅調節について説明する。背表紙3の側端部3a側は、開口部4に差し込み可能になっており、開口部4内で差し込み方向の前後へ自由にスライドさせることできる。そして、開口部4に差し込まれない残りの背表紙3の部分の幅が、取り出しガイド付きファイル10の背幅となる。したがって、側端部3aをスライドさせることで、任意に、取り出しガイド付きファイル10の背幅を調節することができる。また、背表紙3には複数の折り込み線3cが設けられており、任意に背幅が調節されても取り出しガイド付きファイル10を閉じやすくなっている。
なお、説明の都合上、開口部4を見やすくするために、開口部4を大きく開口させて強調させている。また、このシート材は、比較的硬質の紙や、その他、柔軟な樹脂により形成されたものであってもよい。
次に、表紙2を展開し、その構成について図3の(a)で詳しく説明する。表紙2は、一枚の紙製のシート材から構成されており、表紙片2a及び2bと、糊代部2c、綴じ代2fを備えている。この表紙片2aは折り曲げ線2eで内側へ谷折りされ、糊代部2cは折り曲げ線2dで内側へ谷折りされる。そして、この糊代部2cに接着材等を付着させることで、表紙片2aが表紙片2bへ接着され、表紙2は袋状となる。したがって、表紙2には、図面上で左側に開口した開口部4が形成されることになる。
では、次に、この開口部4の側端部4aを加工して、脱落防止係止部5及び取り出しガイド7を形成することについて説明する。この側端部4aを折り曲げ線5aで開口部内側に折り曲げると、当該部分が脱落防止係止部5となる。さらに、脱落防止係止部5には、取り出しガイド7を形成するために切り込み7aが入れてある。したがって、脱落防止係止部5の一部である取り出しガイド7を、折り曲げ線5aにて、反対側に折り返すと、図3の(b)に示すように、取り出しガイド7が突出することになる。
また、取り出しガイド7を折り返して突出させる際に、その折り返し位置を、既に脱落防止係止部5を形成する際にできる折り曲げ線5aとすることで、取り出しガイド7を反対側へ折り返しやすくなる。また、取り出しガイド7は、その開口部4から突出するように形成されるので、開口部4の内側及び外側の両方に屈曲することができる(図4の(a)の取り出しガイド7の矢印の方向を参照)。したがって、取り出しガイド7に人の指が強く接触しても、取り出しガイド7は屈曲するので、指に傷が付かず安全である。
このように、本来なら、側端部4aの全ての部分が内側に折り曲げられて、脱落防止係止部5となるが、図3の(b)に示すように、その一部を折り返して突出させることで取り出しガイド7として有効利用することできる。さらに、取り出しガイド7は、表紙2の表紙片2bと一体形成されているので、別途、取り出しガイド7を取り付ける必要がない。なお、取り出しガイドとして使用することを望まない場合には、取り出しガイド7は、開口部4内側に折り返されて開口部4内に収容可能である。
次に、図4の(a)では、図2のA−A断面を拡大して示している。脱落防止片6は、側端部3aを折り曲げ線3bにて下方に折り曲げられて形成されている。また、脱落防止係止部5は、表紙片2b側の開口部4の側端部4aを折り曲げ線5aにて上方に折り曲げられて形成されている。取り出しガイド7は、開口部4から突出しており、折り曲げ線5aを基点として、開口部4の内側及び外側(図では、矢印の方向)へ、自由に屈曲することが出来る。
では、次に、表紙2の開口部4へ背表紙3の側端部3a側を差し込んだ様子を図4の(b)に示す。差し込まれた背表紙3は、開口部4内で差し込み方向の前後へスライドすることができるので、綴じ込む書類の厚さに応じて、取り出しガイド付きファイル10の背幅を調節することができる。不図示であるが、綴じ込む書類は、当該書類に空けられた孔に綴じ足8aを通し、綴じ代1f及び綴じ代2fの間に綴じられて、綴じ具8により固定される。なお、綴じ具8は、一般的な様々の種類のものを用いることができる。
ここで、背表紙3の側端部3aが開口部4から引き出され過ぎると、背表紙3の側端部3aが開口部4から抜け出して脱落してしまう虞がある。しかし、図4(b)から分かるように、脱落防止片6は脱落防止係止部5と係合可能なので、背表紙3が引き出され過ぎたとしても、脱落防止片6が脱落防止係止部5に係止して、それ以上引き出すことができなくなる。その結果、背表紙3の側端部3aの脱落を防止することができるのである。
次に、この取り出しガイド付きファイル10を、書類棚X等に収納した実施例を図5に示す。この取り出しガイド付きファイル10を複数使用すると、互いの間に隙間がなくなるので、隙間に指を差し込むことが出来ず、取り出しガイド付きファイル10を取り出すことが困難となる。また、ファイルを取り出すために、ファイルの背表紙上部に指を掛けて引き出そうとすると、当該背表紙上部が傷んでしまう。しかし、取り出しガイド7は、当該部分を摘んでファイル10を引き出す取手部としても利用できるので、取り出しが容易となり、背表紙上部が傷むこともない。この取り出しガイド付きファイル10によれば、収納する書類棚の高さや横幅に余裕がなくても、取り出しガイド7を摘んで容易に取り出すことが出来る。また、各取り出しガイド付きファイル10の取り出しガイド7を、少しずつずらして配置することで、互いの取り出しガイド7が隠れることもない。
なお、本考案の取り出しガイド付きファイルは、上記の実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。
本考案の取り出しガイド付きファイルは、背幅調節可能であって、脱落防止構造を有効に利用して、見出しとしても機能する取り出しガイドを容易に形成することが要請される産業分野に利用することができる。

Claims (2)

  1. 表裏一対の表紙を備え、
    一方の表紙の側端部側には、背表紙が連設され、
    他方の表紙には、前記背表紙の側端部側を差し込み可能な開口部が設けられている取り出しガイド付きファイルであって、
    前記開口部は、該開口部の側端部を折り曲げて形成された脱落防止係止部を備え、
    前記背表紙の側端部側は、その側端部を折り曲げて形成し、前記脱落防止係止部と係合可能な脱落防止片を備え、
    さらに、前記脱落防止係止部の一部を、折り返し、突出させて取り出しガイドとすることを特徴とする取り出しガイド付きファイル。
  2. 前記取り出しガイドは、前記脱落防止係止部を形成する際にできる折り曲げ線にて、折り返して突出させたことを特徴とする請求項1に記載の取り出しガイド付きファイル。
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