JP3200253B2 - エアマット付きテント - Google Patents

エアマット付きテント

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JP3200253B2
JP3200253B2 JP21126393A JP21126393A JP3200253B2 JP 3200253 B2 JP3200253 B2 JP 3200253B2 JP 21126393 A JP21126393 A JP 21126393A JP 21126393 A JP21126393 A JP 21126393A JP 3200253 B2 JP3200253 B2 JP 3200253B2
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tent
ozone gas
air
mat
air mat
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衛 濱
豪彦 人見
富士夫 足立
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株式会社ミハマ
豪彦 人見
富士夫 足立
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオゾンガスを利用するエ
アマット付きテントに関する。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】オゾンガス
は強力な殺菌、脱臭作用を有することから、食品の殺菌
や室内の脱臭等に利用されているが、本出願人は先にオ
ゾンガスの利用法として、オゾンガスをエアマットに利
用することについて提案した(特公平4-78305 号) 。こ
のエアマット装置は外面を波形に形成したマットにオゾ
ンエアを所定圧力で送入し、マットに設けた微小な通気
孔からオゾンエアを僅かずつ吐出させるようにしたもの
である。
【0003】このオゾンガスを利用したマット装置はマ
ットから吐出されるオゾンガスの殺菌、脱臭作用によ
り、ベッド等に利用した際に清潔で清浄な環境を維持す
ることができるという効果がある。本出願人はオゾンガ
スの利用法、とくにオゾンガスを利用したマット装置の
利用法について検討した結果、その好適な利用例として
本発明に思到したものである。
【0004】すなわち、本出願はオゾンガスを利用した
エアマット付きテントに関し、その目的とするところ
は、オゾンガスの殺菌、脱臭作用を有効に利用し、快適
な環境が得られるエアマット付きテントを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、ント部と、該
テント一体に組み合わせてテント内を閉空間とする
とともに、円筒状に形成された複数のマット体が連接さ
れて互いに連通して設けられ、マット体の連接部分より
も上側の側面部分にテント部内で開口する通気孔が設け
られたエアマットと、該エアマットに接続され、エアマ
トに所定圧力でオゾンガスを送入してエアマットを膨
張状態に維持するとともにテント内にオゾンガスを送入
するオゾンガス発生装置とを備えることを特徴とする。
また、前記テント部にオゾンガスを外部に逃がす通気孔
を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】エアマットはオゾンガス発生装置によオゾン
ガスをマット体に送入することにより膨張してクッショ
ン性が得られ、テントの床面部分を構成する。オゾンガ
ス発生装置によってエアマットに送入されたオゾンガス
マット体に形成された通気孔からテント内に吐出され
る。テント内空間はオゾンエアの殺菌、脱臭作用によっ
て清潔環境に維持される。また、オゾンエアは虫除け作
用があり、屋外使用のテントとして好適に利用できる。
テント部に通気孔を設けた場合は、テント周囲での虫除
け作用を奏する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づき詳細に説明する。図1は本発明に係るエアマ
ット付きテントの一実施例の概略構成を示す。実施例の
エアマット付きテントはテント部10とテント内に敷く
エアマット12及びエアマット12にオゾンエアを供給
するオゾンガス発生装置14を有する。テント部10と
エアマット12とは一体に形成してもよいし、別体に形
成したものを組み合わせて使用してもよい。オゾンガス
発生装置14はテントの外あるいはテント内に置いて使
用し、エアチューブ16でエアマット12に接続して使
用する。
【0008】オゾンガス発生装置14は所定濃度のオゾ
ンガスを発生する装置で、オゾンガスの発生部とオゾン
ガスを所定圧力で送出する送出手段を備えている。な
お、オゾンガスの発生部は紫外線管を使用するもの等適
宜構成のものが使用できる。また、オゾンガス発生装置
14にはオゾンガス濃度の調節機構と送出エア量の調節
機構を設ける。
【0009】エアマット12はエアを所定圧力で送入し
てエアクッションによるマット部を構成するもので、実
際の設営にあたってはオゾンガス発生装置14からエア
を送入してマット状にする。テント部10は常法にした
がって支柱等で支持して組み立て、エアマット12とあ
わせてテントを設営する。エアマット12はオゾンガス
発生装置14を利用することで簡単に膨らませることが
でき、テント設営は容易にできる。
【0010】図2にエアマット12の構成を示す。エア
マット12はテントの床面部分を構成するものであるが
オゾンガス発生装置14から送入したオゾンガスを僅か
ずつテント内に吐出させる作用をなす。このため、図2
に示すようにエアマット12のマット面にオゾンガス吐
出用の通気孔18を穿設する。この通気孔18はオゾン
ガス発生装置14によってエアマット12内に送入され
たオゾンガスを少しずつテント内に吐出するための微小
孔として形成したものである。
【0011】図2に示す実施例ではエアマット12は円
筒状に形成したマット体を多数個並置して連接するとと
もに互いに連通させて形成している。前記通気孔18は
エアマット12を膨らませた際にマット体の連接部分よ
りも上側で頂部よりも若干下側の側面部分で開口するよ
うに設ける。このようにマット体の側面部分に通気孔1
8を設けるのは、エアマット12を使用する際に通気孔
18が塞がれないようにしてオゾンガスを吐出しやすく
するためである。
【0012】通気孔18からは上記のようにしてオゾン
ガスが吐出されるが、このオゾンガスの吐出量はごく僅
かであり、オゾンガス発生装置14による送風量をさほ
ど大きくする必要はなく、所定圧力でオゾンエアを送出
することによってエアマット12は常時膨張状態にあっ
て好適なエアクッション性を得ることができる。オゾン
ガスは一定濃度以上になると有害であり、テント内のよ
うな密閉空間であればごく微量でオゾンガスによる作用
を有効に発揮することができるから、エアマット12に
設ける通気孔18はさほど密に配置する必要はない。
【0013】オゾンガス発生装置14からエアマット1
2に送入されたオゾンガスは上記のように通気孔18か
らテント内に吐出され、オゾンガスの殺菌作用、脱出作
用によってテント内を清潔な環境に維持することがで
き、屋外に設営するテントで良好な住環境を得ることが
できるという大きな利点が得られる。テントの場合には
害虫も入り込みやすいが、オゾンガスの殺虫作用によっ
て虫除けになるという利点もある。なお、テント部10
にはオゾンガスを外部に逃がすための通気孔を設けるの
がよい。この通気孔はテント内のオゾンガスを少しずつ
外部に放出することによってテントの周囲にもオゾンガ
スの殺菌、殺虫作用を及ぼし、テント周辺での虫除けの
作用を奏させることができる。
【0014】もちろん、使用に際してはエアマット12
に送入するオゾンガス濃度、および送入エア圧等は適宜
設定して使用する。たとえばオゾンエアを送入する場合
も常時送入するのではなく、タイマ等で定時的に送入し
て使用するといった使い方も可能である。また、テント
等の形状は自由に設定できるものでありテント部および
エアマット等の形状は自由にデザインできる。たとえ
ば、実施例ではテント内にオゾンガスを吐出するためエ
アマット12の上面側に通気孔18を設けたがエアマッ
ト12の下面側に通気孔を設けるようにしてもよい。こ
の場合は、エアマット12外面での殺菌、殺虫をなすこ
とができる。また、エアマットも実施例のように円筒状
のものを連接したものの他、一定間隔で幅方向に仕切り
を設けて表面に波形形状を設けたもの等が利用できる。
なお、オゾンガスを使用する関係上、テント部10およ
びエアマット12は耐オゾンガス性の材料によって形成
する。
【0015】本発明に係るエアマット付きテントは前述
したようにオゾンガスの殺菌、脱臭、殺虫作用によって
屋外に設営するテントとして快適な環境空間を提供する
ことができ、きわめて使いやすいテントとして使用する
ことができる。オゾンガス発生装置もバッテリによって
作動させることで自由に移動して利用することができ
る。オゾンガスを利用したエアマット付きテントは上記
のように殺菌、脱臭等の作用が顕著であるから、一般に
使用するテントの他、屋外に設置する野戦病院などのよ
うにとくに清潔な環境が必要とされるような場合に使用
して格別に有効である。オゾンガスは病院などでの脱臭
用としても従来使用されており、その殺菌性能と相まっ
て有効活用ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るエアマット付きテントは、
上記のように、オゾンガス発生装置からオゾンガスをマ
ット体に送入することによってマット体を膨らませて、
エアマットのクッション性を得ることができるととも
に、マット体の側面部分に通気孔を設けることでテント
内に確実にオゾンエアを吐出することができ、オゾンエ
アによってテント内空間を清潔環境に維持することがで
きる。また、オゾンエアは虫除けに有効であることから
野外に設営するテントとしてきわめて有効に利用でき
る。また、テント部に通気孔を設けることによってテン
トの周囲での虫除け、殺菌作用を奏することができ、よ
り快適環境を得ることができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアマット付きテントの概略構成を示す説明図
である。
【図2】エアマット部分の構成を拡大して示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 テント部 12 エアマット 14 オゾンガス発生装置 16 エアチューブ 18 通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 人見 豪彦 大阪府高槻市玉川2丁目20−104 (72)発明者 足立 富士夫 岐阜県岐阜市加納朝日町3丁目1番地 (56)参考文献 特開 昭61−48361(JP,A) 実開 平2−147133(JP,U) 特公 平3−78305(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 15/00 - 15/64 A61H 33/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ント部と、 該テント一体に組み合わせてテント内を閉空間とす
    るとともに、円筒状に形成された複数のマット体が連接
    されて互いに連通して設けられ、マット体の連接部分よ
    りも上側の側面部分にテント部内で開口する通気孔が設
    けられたエアマットと、 該エアマットに接続され、エアマットに所定圧力でオゾ
    ンガスを送入してエアマットを膨張状態に維持するとと
    もにテント内にオゾンガスを送入するオゾンガス発生装
    置とを備えることを特徴とするエアマット付きテント。
  2. 【請求項2】 テント部にオゾンガスを外部に逃がす通
    気孔を設けたことを特徴とする請求項1記載のエアマッ
    ト付きテント。
JP21126393A 1993-08-26 1993-08-26 エアマット付きテント Expired - Lifetime JP3200253B2 (ja)

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