JP3200241B2 - 日本芝(Zoisiajaponica)における病害防除剤 - Google Patents

日本芝(Zoisiajaponica)における病害防除剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は日本芝(Zois
ia japonica)における病害防除剤に係り、
その目的は芝生内、特にゴルフ場のフェアウエイやグリ
ーンにおいて多発しやすいリゾクトニア・ラージパッチ
や春はげ症などの芝病害に対して、優れた防除効果を発
揮することのできる日本芝(Zoisia japon
ica)における病害防除剤の提供にある。
【0002】
【従来の技術】我が国の芝生植生地としては、ゴルフ
場、サッカー場、運動グラウンド、公園、競技場などが
例示されるが、病害の発生が問題となるのはゴルフ場や
サッカー場等に限られている。その理由として、ゴルフ
場やサッカー場では、芝の生育が強度の刈り込みや踏圧
など苛酷な条件下にあること、及び他所とは比較になら
ない程の芝面の高度な均質性が要求されることが挙げら
れている。一般に、農作物の病害対策では、なるべく病
害の出にくい環境を保つ栽培体系を採ることが必要であ
るが、ゴルフ場やサッカー場においては、プレーの条件
が優先して病害防除のための環境条件の改良が二次的と
されている。すなわち、強度の芝の刈り込みは病原菌の
侵入を容易にし、伝播を助け、そして、その刈りかすは
病原菌増殖の温床となる。
【0003】ゴルフ場において生育されている芝として
は、寒地型のベントグラス(洋シバ)と暖地型のコウラ
イシバ(Zoisia tenuifolia)、ノシバ等の日本シバが大
部分を占めている。この両者とも、発生する主要病害は
土壌生息性の糸状菌によるものが圧倒的に多く、中でも
リゾクトニア菌、ピシウム菌によるものが殆どである。
この具体例を示すと、Rhizoctonia solani [AG-Q] が主
因菌とされる春はげ症、Rhizoctonia solani [AG-2-2(I
V)] が主因菌とされるリゾクトニア・ラージパッチ(葉
腐れ病)、Pythium periplocumが主因菌とされるピシウ
ムブライト等が挙げられる。中でも、リゾクトニア・ラ
ージパッチは、侵害される芝が、ヒメコウライシバ、コ
ウライシバ、ノシバなどの日本芝(Zoisia ja
ponica)に限られ、関東地方の一部、関西一円、
九州北部、中四国で発生が認められており、日本芝では
最も被害が深刻化されている重要な病害の一つとされて
いる。
【0004】ゴルフ場での芝の病害防対策としては、農
薬の予防散布が主流とされている。使用される農薬とし
ては、メプロニル水和剤(商品名:バシタック、クミア
イ化学株式会社製)、トルクロホスメチル水和剤(商品
名:グランサー水和剤、住友化学株式会社製)、ペンシ
クロン水和剤(商品名:モンセレン、日本バイエルアグ
ロケム製)、チラウム・ペンシクロン水和剤(商品名:
ティービック水和剤、日本バイエルアグロケム製)等の
殺菌剤が例示され、これら殺菌剤を発病初期に施用する
ことにより、前記病害をほぼ完全に防除することが可能
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ゴルフ場で
農薬を施用する範囲は数万m にも及ぶため、空中散
布等の手段が採用されているが、空中散布された農薬に
よる環境汚染が、近年、非常に問題視されるようになっ
てきている。すなわち、芝や土壌に付着した農薬が雨水
によって洗い流され、周辺の河川に流出してしまうこと
による水道水原水の悪化、または魚類への影響、さら
に、散布された農薬が大気中に蔓延することによる周辺
住民への影響、土壌への残留毒性の問題等が、非常に大
きく世論で報道されるようになり、農薬の使用そのもの
が危険視されるようになってきている。
【0006】折しも、地球環境保護問題が世界的に重要
視されてくるようになり、我が国においても、厚生省か
らはゴルフ場使用農薬についての水道水での当面の許容
濃度を示した暫定的水質目標が発表され、環境庁からは
ゴルフ場使用農薬に係る暫定の指導指針として、ゴルフ
場から排出される水についての指導指針が発表され、さ
らには農林水産省からはゴルフ場における農薬使用適正
化指導指針が発表されるなど、必要最小限の農薬を安全
且つ適正に使用するよう指導の徹底が図られるようにな
ってきている。これを受けて全国の都道府県でも、ゴル
フ場での農薬の使用による環境汚染の防止を目的として
指導要綱や指導指針が発表されるなど、全国的にゴルフ
場における農薬使用の適正化が図られるようになってい
る。
【0007】そこで、このような実情に鑑みて、残留毒
性等の安全面に問題があり、人畜や周辺環境に害を与
え、環境汚染を引き起こす恐れのある農薬の使用を極力
軽減させるとともに、この農薬の使用を軽減しても、ゴ
ルフ場やサッカー場等の芝において発生しやすいリゾク
トニア・ラージパッチや春はげ症等の病害を効果的に防
除することのできる優れた病害防除剤の創出が望まれて
いた。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明では原料キトサ
ンを有機酸溶液中にて溶解後、脱水処理して得られたキ
トサン水溶性粉末と殺菌剤とが混合された水溶液からな
ることを特徴とする日本芝(Zoisia japon
ica)における病害防除剤であって、前記原料キトサ
ンの分子量が100000以上の高分子量キトサンであること
を特徴とする日本芝(Zoisia japonic
a)における病害防除剤と、原料キトサンを有機酸溶液
中にて溶解後、脱水処理して得られたキトサンと殺菌剤
とが混合されてなることを特徴とする日本芝(Zois
ia japonica)における病害防除剤であっ
て、前記原料キトサンが分子量100000未満の低分子量キ
トサンと分子量100000以上の高分子量キトサンとの混合
物であることを特徴とする日本芝(Zoisia ja
ponica)における病害防除剤を提供することによ
り、上記従来の課題を悉く解消する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る日本芝(Z
oisia japonica)の病害防除剤の構成に
ついて詳述する。この発明では必須成分の一つとして、
原料キトサンを有機酸溶液中にて溶解後、脱水処理して
得られたキトサン水溶性粉末が使用される。キトサンと
は、菌界、植物界、動物界にわたって広く存在している
キチン〔N−アセチル−D−グルコサミン残基が多数結
合した多糖〕の脱アセチル化物である。キトサンを調製
するには、まずエビやカニのクチクラ(甲殻)や微生物
の細胞壁等を2%程度のアルカリ溶液(水酸化ナトリウ
ム等)により除タンパクした後、4%程度の塩酸中に溶
解させて脱カルシウム処理してキチンを単離し、このキ
チンを次いで50%前後の濃アルカリ溶液中で加熱して脱
アセチル化することによって原料キトサンを得ることが
できる。
【0010】得られる原料キトサンの分子量は、原料キ
チン単離の際の塩酸処理条件や、キトサン調製の際の脱
アセチル化反応条件によって、ある程度設定することが
できる。すなわち、キトサンの分子量低下は、脱アセチ
ル化反応を窒素雰囲気下で行なうことによってある程度
緩和され、また同濃度のアルカリ溶液を使用する場合で
は、低温で長時間処理した方が、高温で短時間処理した
ときよりも分子量の高いキトサンを得ることができる。
【0011】この発明では、前記したような調製法によ
って得られる原料キトサンが特に限定されることなく好
適に使用されるが、特に、その分子量が100000未満の低
分子量キトサンと、分子量が100000以上の高分子量キト
サンとをそれぞれ分別して使用することもできる。ここ
で、特に高分子量キトサン、低分子量キトサンとそれぞ
れ限定して使用する理由は、このように分子量を限定し
た原料キトサンを使用することによって、日本芝におい
て被害が深刻化されているリゾクトニア・ラージパッチ
を、ほぼ完全に防除することが可能であるとの、この発
明者らの実験的知得に基づくからである。また、分子量
100000未満の低分子量キトサンと、分子量が100000以上
の高分子量キトサンとの混合物も、この発明では好適に
使用することができる。混合比率としては、特に限定は
されないが、低分子量キトサンと高分子量キトサンとの
等量混合物が望ましく使用できる。
【0012】この発明では、前記した原料キトサンを有
機酸溶液中にて溶解後、脱水処理して得られたキトサン
水溶性粉末が必須成分の一つとして使用される。使用さ
れる有機酸としては、酢酸、乳酸、クエン酸等が好適に
例示されるが特に限定はされない。この有機酸溶液への
原料キトサンの溶解条件は、用いる有機酸の種類によっ
ても異なるが、例えば乳酸を使用する場合には、キトサ
ン粉末 100gに対して、約2倍容量の乳酸(約20%濃
度)の中に、12〜24時間溶解させればよい。有機酸溶液
へ溶解した後は、アセトン・アルコール等にて約16時間
処理して脱水を行い、この発明の必須成分の一つである
キトサン水溶性粉末を得る。
【0013】この発明では、前記したキトサン水溶性粉
末とともに、殺菌剤も必須成分の一つとして使用され
る。ここで、殺菌剤としては、ゴルフ場に使用される農
薬として登録を受けた公知の芝用の殺菌剤が特に限定さ
れることなくいずれのものも好適に使用され、具体的に
はペンシクロン剤、トルクロホスメチル剤、イソプロチ
オラン・フルトニル水和剤、メプロニル剤、ポリオキシ
ン剤等の芝用殺菌剤として公知のものが好適に使用され
る。この発明において、キトサン水溶性粉末と殺菌剤と
が混合されて日本芝の病害防除剤とされる。施用形態と
しては、特に限定はされないが、前記混合物を水中に溶
解させた水溶液形態で施用することが、使用の面から望
ましい。この発明において、キトサン水溶性粉末と殺菌
剤とは、キトサン水溶性粉末1重量部に対して、殺菌剤
が10〜10000重量部程度混合されればよく、望ま
しくは100〜1000重量部とするのが好ましい。ま
た、水溶液の形態を採用する場合には、キトサン水溶性
粉末1gを水100リットル中に溶解させて使用すれば
よい。すなわち、水溶液形態とする場合では、水溶液中
にキトサン水溶性粉末が0.01〜0.0001%、よ
り好ましくは0.001%程度の濃度となるように、ま
た殺菌剤は適宜種類や使用状態に応じて必要濃度で混合
すればよい。また、このような防除剤の施用方法として
も、特に限定はされず、噴霧機等を用いて散布すればよ
い。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係る日本芝(Zoisia
japonica)の病害防除剤の効果を実施例を挙
げて、一層明確に説明する。尚、この発明は以下の実施
例により、何ら限定されることはない。
【0015】(実施例1) 乳酸〔純度50%、建栄製薬株式会社製〕100.8 g を3倍
容量の水にて希釈し、この乳酸溶液中にキトサン〔三栄
工業株式会社製、分子量100000以上のもの〕100gを溶解
させた。この溶液を12〜24時間放置させて、キトサン溶
液がゲル状を呈するようになった後、ゲル状キトサン溶
液に250 〜260cc のアセトン〔山田薬品株式会社製〕を
添加し、攪拌した後、約16〜18時間放置して、上澄みの
アセトン、水を除去して脱水を行い、風乾後、高分子量
のキトサン水溶性粉末を得た。この高分子量のキトサン
水溶性粉末を水にて50,000倍希釈してキトサン水溶液と
した。殺菌剤としてメプロニル75%水和剤〔商品名:バ
シタック水和剤、クミアイ化学株式会社製〕の1000倍希
釈液を用い、この希釈液に前記キトサン水溶液を等量混
合して、実施例1の病害防除剤を調製した。
【0016】(実施例2) 乳酸〔純度90%、建栄製薬株式会社製〕56g を3倍容量
の水にて希釈し、この乳酸溶液中にキトサン〔三栄工業
株式会社製、分子量30,000 〜100,000未満のもの〕100
gを溶解させた。この溶液を12〜24時間放置させて、キ
トサン溶液がゲル状を呈するようになった後、ゲル状キ
トサン溶液の2〜3倍容量のアセトン〔山田薬品株式会
社製〕を添加し、攪拌した後、約16〜18時間放置して、
上澄みのアセトン、水を除去して脱水を行い、風乾後、
低分子量のキトサン水溶性粉末を得た。この低分子量の
キトサン水溶性粉末を水にて50,000倍希釈してキトサン
水溶液とし、前記実施例1と同様の殺菌剤〔メプロニル
75%水和剤(1000倍希釈液〕と等量混合して実施例2の
病害防除剤を調製した。
【0017】(実施例3) 殺菌剤としてトルクロホスメチル水和剤〔商品名:リゾ
レックス水和剤、株式会社アグロス製〕の1000倍希釈液
を用いた以外は実施例1と同様の実施例3の病害防除剤
を調製した。 (実施例4) 殺菌剤としてトルクロホスメチル水和剤〔商品名:リゾ
レックス水和剤、株式会社アグロス製〕の1000倍希釈液
を用いた以外は実施例2と同様の実施例4の病害防除剤
を調製した。
【0018】(実施例5) 殺菌剤としてジクロメジン水和剤〔商品名:モンガード
水和剤、三共製薬株式会社製〕の1000倍希釈液を用いた
以外は実施例1と同様の実施例5の病害防除剤を調製し
た。 (実施例6) 殺菌剤としてジクロメジン水和剤〔商品名:モンガード
水和剤、三共製薬株式会社製〕の1000倍希釈液を用いた
以外は実施例2と同様の実施例6の病害防除剤を調製し
た。 (実施例7) 実施例1で調製された高分子量のキトサン水溶性粉末
と、実施例2で調製された低分子量のキトサン水溶性粉
末との等量混合物を水にて50,000倍希釈してキトサン水
溶液とし、前記実施例1と同様の殺菌剤〔メプロニル75
%水和剤(1000倍希釈液〕と等量混合して実施例7の病
害防除剤を調製した。
【0019】(比較例1) メプロニル75%水和剤〔商品名:バシタック水和剤、ク
ミアイ化学株式会社製〕を 500倍希釈したものを比較例
1の病害防除剤とした。 (比較例2) トルクロホスメチル水和剤〔商品名:リゾレックス水和
剤、株式会社アグロス製〕を 500倍希釈したものを比較
例2の病害防除剤とした。 (比較例3) ジクロメジン水和剤〔商品名:モンガード水和剤、三共
製薬株式会社製〕を 500倍希釈したものを比較例3の病
害防除剤とした。
【0020】
【試験例】鳥取県西伯郡会見町、グリーンパーク大山ゴ
ルフクラブ(標高約 200m)のフェアウエイ〔No1, No1
5 (ノシバ)〕のうち、春季にリゾクトニア・ラージパ
ッチが著しく認められた場所 100m (5×20m)を
一区の試験区とし、2区の試験区について、前記実施例
1〜6及び比較例1〜3で調製された病害防除剤をそれ
ぞれ1m 毎に0.5 リットルずつ動力噴霧器で散布し
た(試験日時:1992年9月16日)。散布後49日経過後
に、各試験区での病斑数及び病斑面積を調査した。尚、
対照区として、病害防除剤無施用区を設け、この対照区
についても同様に調査した。この結果を表1に示す。
【表1】
【0021】病害防除剤無施用の対照区では、10月上旬
から病斑の発生が認められ、その後急激に病斑の増加と
拡大が認められていたが、表1の結果から明らかな如
く、実施例、比較例の病害防除剤を散布した試験区で
は、病斑面積、病斑数共に対照区に較べてその発生が激
減しているのが判る。さらに、実施例の病害防除剤を散
布した試験区では、比較例の病害防除剤と較べて、使用
殺菌剤の濃度が低いにもかかわらず、病斑が全く認めら
れていないことが判る。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明は原料キト
サンを有機酸溶液中にて溶解後、脱水処理して得られた
キトサン水溶性粉末と殺菌剤とが混合された水溶液から
なることを特徴とする日本芝(Zoisia japo
nica)における病害防除剤であって、前記原料キト
サンの分子量が100000以上の高分子量キトサンであるこ
とを特徴とする日本芝(Zoisia japonic
a)における病害防除剤、及び原料キトサンを有機酸溶
液中にて溶解後、脱水処理して得られたキトサン水溶性
粉末と殺菌剤とが混合されてなることを特徴とする日本
芝(Zoisiajaponica)における病害防除
剤であって、前記原料キトサンが分子量100000未満の低
分子量キトサンと分子量100000以上の高分子量キトサン
との混合物であることを特徴とする日本芝(Zoisi
a japonica)における病害防除剤であるか
ら、日本国内のゴルフ場やサッカー場等に植生された芝
に多発しやすいリゾクトニア・ラージパッチや春はげ症
等の芝病害に対して極めて優れた防除効果を発揮するこ
とができ、しかも、河川への流出や人畜、土壌に対する
安全性が問題視されてきている殺菌剤(農薬)の使用濃
度を従来の半分以下に軽減させることができるため、地
球環境保全に貢献できる次世代型の病害防除剤として優
れたものであるという効果を奏する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−360806(JP,A) 特開 平4−69305(JP,A) 特開 平4−253901(JP,A) 特開 平5−137463(JP,A) 特開 平5−39207(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 63/00 A01N 37/24 101 A01N 43/58 A01N 57/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料キトサンを有機酸溶液中にて溶解
    後、脱水処理して得られたキトサン水溶性粉末と殺菌剤
    とが混合されてなることを特徴とする日本芝(Zois
    ia japonica)における病害防除剤であっ
    て、前記原料キトサンの分子量が100000以上の高分子量
    キトサンであることを特徴とする日本芝(Zoisia
    japonica)における病害防除剤。
  2. 【請求項2】 原料キトサンを有機酸溶液中にて溶解
    後、脱水処理して得られたキトサン水溶性粉末と殺菌剤
    とが混合されてなることを特徴とする日本芝(Zois
    ia japonica)における病害防除剤であっ
    て、前記原料キトサンが分子量100000未満の低分子量キ
    トサンと分子量100000以上の高分子量キトサンとの混合
    物であることを特徴とする日本芝(Zoisia ja
    ponica)における病害防除剤。
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