JP3200222U - 乾燥剤入り容器 - Google Patents

乾燥剤入り容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3200222U
JP3200222U JP2015003677U JP2015003677U JP3200222U JP 3200222 U JP3200222 U JP 3200222U JP 2015003677 U JP2015003677 U JP 2015003677U JP 2015003677 U JP2015003677 U JP 2015003677U JP 3200222 U JP3200222 U JP 3200222U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
desiccant
container
lower lid
holding
container body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015003677U
Other languages
English (en)
Inventor
茂博 栗木
Original Assignee
茂博 栗木
Filing date
Publication date
Application filed by 茂博 栗木 filed Critical 茂博 栗木
Application granted granted Critical
Publication of JP3200222U publication Critical patent/JP3200222U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】乾燥効果が高く、利便性に優れた乾燥剤入り容器を提供すること。
【解決手段】乾燥剤入り容器1は、上方及び下方に開口する筒状をなし、内部に粒状の調味料4が収容される容器本体10であって、その上方の開口12に調味料4が取り出される取出口16Aが設けられ、その下方の開口14から調味料4が補充される容器本体10と、容器本体10の上方の開口12を閉塞する上蓋20と、容器本体10の下方の開口14を閉塞する下蓋30と、乾燥剤を保持する保持部40と、を備え、保持部40が下蓋30の内面から容器本体10の上方に向かって立設されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、乾燥剤入り容器に関する。
従来、食塩や胡椒等の粒状の収容物が収容される筒状の容器において、上方及び下方に開口することで下方の開口から収容物を補充でき、さらに容器内の底部に収容物の吸湿を抑制するための乾燥剤が配されるものが知られている。例えば、下記特許文献1には、上方及び下方に開口する筒状体からなり、容器の底部に乾燥剤が配される顆粒体用容器が開示されている。また、下記特許文献2には、上方及び下方に開口する容器本体の主室に粉体状の保存物を収容可能とされ、容器本体の底部に乾燥剤等の保存剤が配される密閉容器が開示されている。
登録実用新案第3059413号公報 特開2002−193262号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される顆粒体容器及び上記特許文献2に開示される密閉容器は、いずれも容器の下方の開口が内側の蓋と外側の蓋とによって閉じられる、いわゆる二重底構造とされており、内側の蓋に通気孔が形成されるとともに、内側の蓋と外側の蓋との間に形成される空間(小空間、副室)に乾燥剤が配される構成となっている。このため、容器内のうち容器の底部から離れた位置では、乾燥剤による収容物の乾燥効果を十分に得られない虞があった。また、容器の下方の開口から容器内に収容物を補充する際、外側の蓋だけでなく内側の蓋を取り外す必要があり、利便性に欠けるものであった。
本考案は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、乾燥効果が高く、利便性に優れた乾燥剤入り容器を提供することを目的とする。
本考案の乾燥剤入り容器は、上方及び下方に開口する筒状をなし、内部に粒状の収容物が収容される容器本体であって、その上方の開口に前記収容物が取り出される取出口が設けられ、その下方の開口から前記収容物が補充される容器本体と、前記容器本体の前記上方の開口を閉塞する上蓋と、前記容器本体の前記下方の開口を閉塞する下蓋と、乾燥剤を保持する保持部と、を備え、前記保持部が前記下蓋の内面から前記容器本体の上方に向かって立設されていることを特徴とする。なお、本明細書でいう「粒状」には、粉状や小片状のものも含むものとする。
上記の乾燥剤入り容器では、乾燥剤を保持する保持部が下蓋の内面から容器本体の上方に向かって立設されているため、容器本体内において乾燥剤が保持部の高さ位置と略等しい高さ位置まで配された状態とされる。このため、例えば下蓋の近傍に乾燥剤が配された従来の構成と比べて、容器本体内に収容された収容物が全体に亘って乾燥剤と近接し、収容物の乾燥効果を高めることができる。
さらに、上記の乾燥剤入り容器では、下蓋の内面に乾燥剤を保持する保持部が直接配されるため、容器本体から下蓋を取り外すのみで下蓋と共に乾燥剤を容器本体から取り外すことができ、その後に収容物を容器本体の下方の開口から容器本体内に補充することができる。このため、例えば容器本体の下方の開口が二重底構造とされた構成と比べて収容物の補充を手早く行うことができる。このように上記の乾燥剤入り容器は、乾燥効果が高く、利便性に優れている。
上記の乾燥剤入り容器において、前記保持部は、クリップ状の部材とされ、前記乾燥剤が内包された乾燥剤袋を挟み込むことで該袋を前記下蓋の内面上に立てられた状態で保持してもよい。
この構成によると、乾燥剤が内包された乾燥剤袋を保持部から取り出すことで、乾燥剤を容易に交換することができる。
上記の乾燥剤入り容器において、前記保持部は、籠状の部材とされ、平面視においてその外周が円形状をなすとともに内部に前記乾燥剤が収容されていてもよい。
この構成によると、保持部の平面視における外周が円形状をなすため、下蓋を保持部と共に回転させても、容器本体内の収容物が保持部と共に回転し難い。このため、下蓋がネジ締め式である場合、容器本体内に収容物を補充した後、容器本体の下方の開口に下蓋を締める際に、下蓋を締め易くすることができる。
上記の乾燥剤入り容器において、前記保持部は弾性を有し、前記下蓋の内面側に、前記保持部が弾性変形されて取り付けられる取付部が設けられていてもよい。
この構成によると、保持部を弾性変形させることで、保持部を下蓋の内面側に対して着脱可能とすることができ、乾燥剤を交換し易くすることができる。
上記の乾燥剤入り容器は、前記下蓋の内面側に該下蓋に対して相対的に回転可能に支持された円板状の円板部材をさらに備え、前記取付部が前記円板部材に設けられていてもよい。
この構成によると、容器本体の下方の開口に下蓋を締める際、保持部が収容物の影響を受け、保持部が取り付けられた取付部を有する円板部材が回転し難くなるため、円板部材が下蓋と同時には回転せず、下蓋が円板部材に対して相対的に回転する。このため、下蓋を締める際に、下蓋と共に保持部が回転することによって収容物が撹拌されることを抑制することができる。また、下蓋を回転させる際に収容物の影響を受け難くなるため、下蓋を回転し易くすることができる。
本考案によれば、乾燥効果が高く、利便性に優れた乾燥剤入り容器を提供することができる。
実施形態1に係る乾燥剤入り容器の断面図 乾燥剤入り容器の分解斜視図 取付部が設けられた下蓋の斜視図 乾燥剤袋を保持部に保持させる態様を示す斜視図 実施形態1の変形例に係る乾燥剤入り容器の断面図 下蓋及び円板部材の斜視図 実施形態2に係る乾燥剤入り容器の断面図 保持部及び取付部の斜視図 取付部が設けられた下蓋を上方から視た平面図
<実施形態1>
図1から図4を参照して実施形態1を説明する。本実施形態では、図1に示す乾燥剤入り容器1を例示する。乾燥剤入り容器1は、食塩や胡椒等の粒状(粉状、小片状)の調味料(収容物の一例)4が収容される食卓用の容器であって、内部に乾燥剤が内包された乾燥剤袋8が入れられている。以下では、図1における上側を乾燥剤入り容器1の上方とし、図1における下側を乾燥剤入り容器1の下方とする。
乾燥剤入り容器1は、図1及び図2に示すように、上方及び下方に開口する略円筒状の容器本体10と、容器本体10の上方の開口12を閉塞する上蓋20と、容器本体10の下方の開口14を閉塞する下蓋30と、乾燥剤が内包された乾燥剤袋8が保持され、容器本体10内に配された保持部40と、を備えている。容器本体10は、ガラス瓶であり、下方の開口14が上方の開口12より大きくなっている。
容器本体10の上方の開口12には、図1及び図2に示すように、その上面に容器本体10内に収容された調味料4が取り出される複数の取出口16Aが設けられた取出部16が取り付けられている。上方の開口12の外周面には、雄ネジ12Aが形成されている。容器本体10の下方の開口14からは、調味料4を補充できるようになっている。下方の開口14の外周面には、雄ネジ14Aが形成されている。
上蓋20は、図1及び図2に示すように、その内周面に雌ネジ20Aが形成されており、上方の開口12の雄ネジ12Aに螺着されることで上方の開口12を閉塞する。この上蓋20の内面側には、防水のための図示しないパッキンが配されている。下蓋30は、その内周面に雌ネジ30Aが形成されており、下方の開口14の雄ネジ14Aに螺着されることで下方の開口14を閉塞する。下蓋30の下面は平坦面とされ、乾燥剤入り容器1を例えば食卓用テーブル上に安定して載置できるようになっている。
下蓋30の内面には、図3に示すように、後述する保持部40が取り付けられる一対の取付部32が設けられている。一対の取付部32は、それぞれ下蓋30の内面から垂直に立ち上がるとともに一方向に延在する立壁状をなしており、所定の間隔を空けて平行に対向した形で配されている。各取付部32の内面には、図3に示すように、その延在方向に沿って溝状をなす断面視略U字状の溝部32Aが設けられている。また、各取付部32の内面のうち溝部32Aより上方の部分は、上方から下方に向かって内側に傾斜する傾斜面となっている。
次に、上記取付部32に取り付けられる保持部40について詳しく説明する。なお、保持部40には、乾燥剤が内包された乾燥剤袋8が保持される。この乾燥剤袋8は、図1及び図4に示すように、矩形状をなし、その四方が高周波ミシン閉じ又は糊閉じによって閉じられている。乾燥剤袋8に内包される乾燥剤としては、例えばシリカゲルや生石灰が挙げられる。
保持部40は、弾性を有する合成樹脂製の部材であり、図4に示すように、その上端部が屈曲する屈曲部40Aとされ、屈曲部40Aを介して連なる2つの部分が互いに対向する対向部40Bとされた略クリップ状をなしている。保持部40は、下蓋30の取付部32に取り付けられることで、下蓋30の内面から容器本体10の上方に向かって立設された状態とされる。
保持部40は、図4に示すように、上端部及び下端部を除く部分が略格子状の骨格をなしており、これにより軽量化及び通気性の向上が図られている。保持部40のうち略格子状の骨格をなす部分には、図1及び図4に示すように、異なる高さ位置から保持部40の内側に向かって水平に迫り出す2つの迫り出し部42がそれぞれ設けられている。2つの迫り出し部42は、各対向部40Bから互い違い状となるように迫り出している。
保持部40の各対向部40Bの下端部には、図1及び図4に示すように、保持部40の外側に向かって水平に鍔状に突出する鍔部44がそれぞれ設けられている。各鍔部44は、その突出する先端部が曲面状となっており、下蓋30の各取付部32に設けられた溝部32Aに嵌合可能な大きさで設けられている。
以上のような構成とされた保持部40には、乾燥剤が内包された乾燥剤袋8を次のようにして保持させることができる。即ち、クリップ状の保持部40の両対向部40Bを外側に開き、両対向部40Bの間に乾燥剤袋8を立てた状態で挟み込んで両対向部40Bを閉じる。すると、図1に示すように、乾燥剤袋8の一部が各迫り出し部42に押圧されて各迫り出し部42に引っ掛かった状態となり、両対向部40Bの間に挟み込まれた乾燥剤袋8が両対向部40Bの間で保持される。
乾燥剤袋8が保持された保持部40を下蓋30の取付部32に取り付ける場合には、保持部40を把持することで保持部40の各対向部40Bの下端部を内側に弾性変形させ、保持部40の下端部を下蓋30の両取付部32の間に押し込む。これにより、保持部40の下端が両取付部32の傾斜面に沿って下方に案内され、保持部40の下端を両取付部32の間に入り込ませることができる。
そして、保持部40の両鍔部44が各取付部32の溝部32Aと同じ高さ位置となるまで保持部40が押し込まれると、保持部40が弾性復帰して各鍔部44が各溝部32Aに嵌合され、これにより保持部40が取付部32に取り付けられる。一方、保持部40を取付部32から取り外す場合には、保持部40の下端部を押圧して内側に弾性変形させることで各鍔部44が各溝部32Aから抜けるので、そのまま保持部40を上方へ持ち上げることで、保持部40を取付部32から容易に取り外すことができる。
さて、以上説明したように本実施形態の乾燥剤入り容器1では、乾燥剤袋8を保持する保持部40が下蓋30の取付部32に取り付けられることで、保持部40が下蓋30の内面から容器本体10の上方に向かって立設され、図1に示すように、容器本体10内において乾燥剤袋8が保持部40の高さ位置と略等しい高さ位置まで配された状態とされる。このため、例えば下蓋の近傍に乾燥剤(乾燥剤袋)が配された従来の構成や下方の開口が二重底構造とされた従来の構成と比べて、容器本体10内に収容された調味料4が全体に亘って乾燥剤袋8と近接し、調味料4の乾燥効果を高めることができる。
さらに、本実施形態の乾燥剤入り容器1では、下蓋30の内面に乾燥剤袋8を保持する保持部40が直接配されるため、容器本体10から下蓋30を取り外すのみで下蓋30と共に乾燥剤袋8を容器本体10から取り外すことができ、その後に調味料4を容器本体10の下方の開口14から容器本体10内に補充することができる。このため、例えば容器本体の下方の開口が二重底構造とされた構成と比べて調味料4の補充を手早く行うことができる。以上のように本実施形態の乾燥剤入り容器1は、乾燥効果が高く、利便性に優れている。
また、本実施形態の乾燥剤入り容器1では、保持部40が乾燥剤袋8を挟み込み可能なクリップ状の部材とされており、保持部40を弾性変形させることで下蓋30の取付部32に取り付けることができる。このため、保持部40を下蓋30の内面に対して着脱可能とすることができ、取付部32から取り外された保持部40から乾燥剤袋8を取り出すことで、乾燥剤袋8を容易に交換することができる。
<実施形態1の変形例>
続いて図5及び図6を参照して実施形態1の変形例を説明する。本変形例に係る乾燥剤入り容器51は、下蓋31の内面側に支持された円板部材60を備える点で、実施形態1のものと異なっている。乾燥剤入り容器51のその他の構成については、実施形態1の乾燥剤入り容器1と同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。
本変形例に係る乾燥剤入り容器51では、図5に示すように、下蓋31の内面側に支持された円板部材60を備えている。円板部材60は、図6に示すように、薄い円板状とされ、その内面に取付部32が設けられている。一方、下蓋31の内周面には、当該下蓋31の内面の近傍に雌ネジ31Aとは異なる円形溝31Bが形成されている。この円形溝31Bは、下蓋31の内周端に沿った円形の溝状をなしている。そして、円板部材60は、その外周端が上記円形溝31Bに嵌り込んだ状態で配されており、これにより、下蓋31の内面側において当該下蓋31に対して相対的に回転可能に支持されている。
本変形例に係る乾燥剤入り容器51が上記のような構成とされていることで、容器本体10の下方の開口14に下蓋31を締める際、保持部40が調味料4の影響を受け、保持部40が取り付けられた取付部32を有する円板部材60が回転し難くなるため、円板部材60が下蓋31と同時には回転せず、下蓋31が円板部材60に対して相対的に回転する。このため、下蓋31を締める際に、下蓋31と共に保持部40が回転することによって調味料4が撹拌されることを抑制することができる。また、下蓋31を回転させる際に調味料4の影響を受け難くなるため、下蓋31を回転し易くすることができる。
<実施形態2>
図7から図9を参照して実施形態2を説明する。本実施形態の乾燥剤入り容器101は、下蓋130に設けられた取付部132の構成及び乾燥剤108を保持する保持部140の構成が実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。
実施形態2に係る乾燥剤入り容器101では、図7から図9に示すように、下蓋130の内面の略中央部に略円柱状をなす取付部132が設けられている。取付部132の上面には円形状の開口132Aが設けられており、その内部に当該開口132Aの開口径よりも内径が大きな空間132Bが設けられている(図9参照)。
保持部140は、弾性を有する合成樹脂製の部材であり、図7及び図8に示すように、その上部が先窄み状とされた籠状(弾丸状)の部材とされる。このため、保持部140は、平面視においてその外周が円形状をなしている。保持部140は、下蓋130の取付部132に取り付けられることで、下蓋130の内面から容器本体10の上方に向かって立設された状態とされる。
保持部140には、微細な網目をなす網によって囲まれた収容空間140Aが保持部140の上端部から上下方向に3つ並んで設けられている。そして、これらの各収容空間140A内には、シリカゲル等の乾燥剤108が複数収容されている(図7参照)。また、保持部140の下端部には、図8に示すように、内側に向かって弾性変形可能な3つの弾性片142が保持部140の中心軸周りに等間隔で設けられている。
保持部140の下端部に設けられた各弾性片142は、その先端部(最下部)が外側に突出する爪状をなしており、この爪状をなす部分が下蓋130の取付部132に設けられた空間132B内に収容可能な大きさで設けられている。以上のような構成とされた本実施形態の乾燥剤入り容器101では、各収容空間140A内に乾燥剤108が収容された保持部140を保持部140ごと交換することで、乾燥剤108を交換することができる。
保持部140を下蓋130の取付部132に取り付ける場合には、保持部140の下端部を押圧することで各弾性片142を内側に弾性変形させ、各弾性片142の爪状の部位を取付部132の開口132Aから取付部132の空間132B内に収容する。そして、各弾性片142の爪状の部位が空間132B内に収容されると、各弾性片142が弾性復帰して各弾性片142の爪状の部位が空間132B内において開口132Aの開口縁に引っ掛かり、これにより保持部140が取付部132に取り付けられる。
一方、保持部140を取付部132から取り外す場合には、保持部140の下端部を押圧することで各弾性片142を内側に弾性変形させ、そのまま保持部140を上方へ持ち上げることで、保持部140を取付部132の開口132Aから容易に取り外すことができる。
以上説明したように本実施形態の乾燥剤入り容器101では、乾燥剤108が収容された保持部140が下蓋130の取付部132に取り付けられることで、実施形態1と同様に、容器本体10内において乾燥剤108が保持部140の高さ位置と略等しい高さ位置まで配された状態とされる。このため、容器本体10内に収容された調味料4が全体に亘って乾燥剤108と近接し、調味料4の乾燥効果を高めることができる。
また、本実施形態の乾燥剤入り容器101では、保持部140の平面視における外周が円形状をなすため、取付部132に保持部140が取り付けられた下蓋130を容器本体10の下方の開口14に螺着する際、下蓋130を保持部140と共に回転させても、容器本体10内に収容された調味料4が保持部140と共に回転し難い。このため、容器本体10内に調味料4を補充した後、容器本体10の下方の開口14に下蓋130を螺着する際に、下蓋130を螺着し易くすることができ、乾燥剤108の補充作業の作業性を高めることができる。
上記の各実施形態の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の各実施形態では、乾燥剤の一例としてシリカゲルや生石灰を例示したが、その他の固体状の乾燥剤についても適用可能である。
(2)上記の各実施形態では、容器本体がガラス瓶とされた構成を例示したが、容器本体の材質や形状、大きさ等は限定されない。
(3)上記の各実施形態では、乾燥剤入り容器に収容される収容物の一例として塩等の粒状の調味料を例示したが、乾燥剤入り容器に収容される収容物については、粉状や小片状のものであってもよく、調味料以外のものであってもよい。小片状の収容物の一例としては、刻まれた海藻類や漢方薬、細かく砕かれた菓子類等を挙げることができる。また、収容物の大きさに応じて、容器本体の上方に取出部を備えない構成とすることもできる。
1、51、101…乾燥剤入り容器
4…調味料
8…乾燥剤袋
10…容器本体
12…上方の開口
14…下方の開口
16…取出部
16A…取出口
20…上蓋
30、31、130…下蓋
32、132…取付部
40、140…保持部
40A…屈曲部
40B…対向部
42…迫り出し部
44…鍔部
60…円形部材
108…乾燥剤
140A…収容空間
142…弾性片

Claims (5)

  1. 上方及び下方に開口する筒状をなし、内部に粒状の収容物が収容される容器本体であって、その上方の開口に前記収容物が取り出される取出口が設けられ、その下方の開口から前記収容物が補充される容器本体と、
    前記容器本体の前記上方の開口を閉塞する上蓋と、
    前記容器本体の前記下方の開口を閉塞する下蓋と、
    乾燥剤を保持する保持部と、を備え、
    前記保持部が前記下蓋の内面から前記容器本体の上方に向かって立設されていることを特徴とする乾燥剤入り容器。
  2. 前記保持部は、クリップ状の部材とされ、前記乾燥剤が内包された乾燥剤袋を挟み込むことで該袋を前記下蓋の内面上に立てられた状態で保持する、請求項1に記載の乾燥剤入り容器。
  3. 前記保持部は、籠状の部材とされ、平面視においてその外周が円形状をなすとともに内部に前記乾燥剤が収容されている、請求項1に記載の乾燥剤入り容器。
  4. 前記保持部は弾性を有し、
    前記下蓋の内面側に、前記保持部が弾性変形されて取り付けられる取付部が設けられている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乾燥剤入り容器。
  5. 前記下蓋の内面側に該下蓋に対して相対的に回転可能に支持された円板状の円板部材をさらに備え、
    前記取付部が前記円板部材に設けられている、請求項4に記載の乾燥剤入り容器。
JP2015003677U 2015-07-22 乾燥剤入り容器 Active JP3200222U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3200222U true JP3200222U (ja) 2015-10-08

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021528198A (ja) * 2018-06-26 2021-10-21 アッヴィ・インコーポレイテッド 医薬容器、容器の組立方法及び容器の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021528198A (ja) * 2018-06-26 2021-10-21 アッヴィ・インコーポレイテッド 医薬容器、容器の組立方法及び容器の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2359909C (en) Loose powder sifter
JP6382631B2 (ja) 包装用容器、包装用容器の蓋及び蓋付き包装用容器
RU2655150C2 (ru) Конструкция упаковки для хранения и распределения насыпного продукта
RU2017123028A (ru) Удерживающий корпус для изготовления капсулы для приготовления напитков и способ изготовления капсул с разными количествами порошкового пищевого вещества с помощью одного типа удерживающего корпуса
RU2018115686A (ru) Выполненная с возможностью повторного запечатывания емкость, содержащая вставку
US20160304264A1 (en) Storage container for holding desiccant and insert to convert standardized storage container to hold desiccant
JP3200222U (ja) 乾燥剤入り容器
JP5567267B2 (ja) 密封装置
KR101614461B1 (ko) 음료용기용 마개
KR102034693B1 (ko) 식품 숙성 용기
KR101483069B1 (ko) 제습용기
CN205633435U (zh) 一种多容腔茶叶盒
US9635964B1 (en) Dispensing closure for jars that stores the jar magnetically
CN102512050A (zh) 零食盛装盒
CN108177869B (zh) 一种可过滤茶叶残渣的茶叶盒
CN202244711U (zh) 微粒植物种子贮藏罐
US9580231B2 (en) Container
JP7432987B2 (ja) 粉体吐出容器
CN201102697Y (zh) 一种调料瓶用双层瓶盖
CN204548949U (zh) 分配装置
TWM493333U (zh) 具有分裝結構的杯子
CN205548333U (zh) 一种冲奶机的奶粉盒
CN205240189U (zh) 一种茶饼控湿保藏盒
KR101479301B1 (ko) 용기캡 및 그 사용 방법
JP3196757U (ja) 化粧品ケース