JP3199894U - インソール及び履き物 - Google Patents
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Abstract
【課題】外反母趾の予防や矯正に有効であり、履き物としてのデザインの幅が広げることのできるインソールを提供する。【解決手段】足の土踏まず部が他の領域より厚いインソール底部2と、足の第2趾8と第3趾9の間に位置する底面部に設けられたスペーサー3と、足の最大幅を形成する左右側面部2a、2bのそれぞれとスペーサー3の間に設けられた伸縮自在バンド4とを備えている。【選択図】図3
Description
本考案は、外反母趾の防止または矯正に適したインソール及び履き物に関する。
従来の外反母趾予防・矯正に有効なインソール及び履き物は、踏み付け部がつま先部に向かって広くなっているものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
また、靴内部底面の先端近傍で、足の第2趾と第3趾の間に支持突起を設けて外反母趾を感じないようにした履き物も知られている。(例えば、特許文献2参照)
また、靴内部底面の先端近傍で、足の第2趾と第3趾の間に支持突起を設けて外反母趾を感じないようにした履き物も知られている。(例えば、特許文献2参照)
特許文献1に記載のように、踏み付け部がつま先部に向かって広くなっているインソール及び履き物は、外反母趾にはなりたくないけれど、オシャレもしたいという特に女性にとって選択しにくい。
また、特許文献2のような構造では、履着時の痛みを感じないにしても、外反母趾の予防や矯正には不向きである。
本考案は、このような従来の外反母趾に有効なインソール及び履き物の問題を解決するものであり、外反母趾の予防、矯正が期待できると共に、足幅の引き締め効果、お洒落度アップを実現することを目的としている。
本考案のインソール及び履き物は、足の土踏まず部が他の領域より厚いインソール底部と、足の第2趾と第3趾の間に位置するインソール底部に設けられたスペーサーと、インソール底部の足の最大幅を形成する左右側面部のそれぞれとスペーサーとの間に設けられた伸縮自在のバンドとを備えている。
本考案によれば、足の第2趾と第3趾の間に位置するインソール底部に設けられたスペーサーと、インソール底部の足の最大幅を形成する左右側面部のそれぞれとスペーサーとの間に設けられた伸縮自在のバンドとにより、バランス良く足幅を引き締めてテーピング効果を期待できるとともに、これにより外反母趾の予防及び矯正が行える。また、足の土踏まず部が他の領域より厚いインソール底部を備えているので、インソール底部に接する足の位置がずれることなく、常に安定して外反母趾の予防及び矯正が行える。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1〜3に示すように、本実施の形態のインソール1は、足10の土踏まず部6が他の領域より厚いインソール底部2と、足10の第2趾8と第3趾9の間に位置するインソール底部2に設けられたスペーサー3と、インソール底部2の足10の最大幅を形成する右側面部2a、左側面図2bのそれぞれとスペーサー3との間に設けられた伸縮自在のバンド4から構成される。
インソール底部2は、素材として、例えば、熱可塑性ウレタン、合成樹脂などからなり、踏み付け部5及び踵部7には柔軟性を、土踏まず部6には弾力性をもたせている。土踏まず部6の厚さは、踏み付け部5及び踵部7よりも厚い。この構成により、足10がインソール底部2の上でずれて、移動することを抑えることができる。
スペーサー3は、足10のつま先部分である第2趾8と第3趾9の間に位置するインソール底部2に設けられている。スペーサー3は、布、ゴム、革などが使用でき、履き物11の材質に合わせて、例えば、ゴム、硬質合成樹脂板材などからなり、幅15mm、長さ20mm、高さ15mmの偏平状の柱状態であり、上部にバンド4を通す穴が設けられている。
バンド4は、伸縮自在の1本のベルトからなり、スペーサー3を介して、インソール底部2の、足10の最大幅を形成する右側面部2a、左側面部2bのそれぞれに、例えば縫い付けるなどして固定されている。バンド4は、伸縮自在であれば布、ゴム、革などが使用でき、履き物11の材質に合わせて選択できる。バンド4は1本でなくても、スペーサー3と右側面部2aを繋ぐバンドと、スペーサー3と左側面部2bを繋ぐバンドの2本で構成しても良い。
スペーサー3は、竹、プラスチック、革などを編んで偏平状の円筒状に形成し、その中に活性炭などの消臭剤を充填させても可能である。スペーサー3は、インソール底部2に接着剤やネジなどで固定される。
このようなインソール1は、図4に示すように、履き物11の内部に固定して、又は敷いて使用することができる。
上記実施の形態では、インソールについての説明をしたが、インソール1と同様の形態で、インソール底部2の厚さを厚くしてサンダル、ミュール、下駄などに使用することもできる。
以上、説明してきたように、本考案は、第2趾と第3趾の間にスペーサーを設けることにより、スペーサーがつま先部のほぼ真ん中に位置することになる。したがって、この位置から、インソール底部の足の最大幅を形成する左右側面両部のそれぞれに設けられた伸縮自在のバンドは、左右同等の幅と長さになるので、バランス良く足幅を引き締めてテーピング効果を期待できる。さらに、これによって、外反母趾の原因のひとつである開張足を予防し、足裏の横アーチの保持に有効である。
伸縮自在のバンドは、インソール底部の足の最大幅を形成する左右側面両部のそれぞれに設けられているので、このバンドの側面の位置は、例えば、すでに軽度の外反母趾で親指の付け根の関節が曲がり外に飛び出している位置と一致する。したがって、履着時にバンドがクッションとなり履き物にあたる時の痛みの緩和に有効である。
インソール底部の足の最大幅を形成する左右両側部に設けた伸縮自在のバンドの側面の位置は、従来の鼻緒等の位置(足の最大幅を形成する左右両側部より土踏まず側)よりつま先部に近くなるので、足のアッパー部のデザインの幅が広がる。
インソール底部の踵部に柔軟性、土踏まず部に弾力性をそれぞれ持たせることにより、履着時に踵部が下がるので、足の前滑りとスペーサーの食い込みを防げる。したがって、踵のある履き物にも有効である。また、つま先部にも柔軟性を持たせることにより、歩行時にしっかりと大地を掴みながら歩く感覚を保持し、アッパー部内とつま先上部の接触による圧迫感を減少させることができる。
1 インソール
2 インソール底部
2a 右側面部
2b 左側面部
3 スペーサー
4 バンド
5 踏み付け部
6 土踏まず部
7 踵部
8 第2趾
9 第3趾
10 足
11 履き物
2 インソール底部
2a 右側面部
2b 左側面部
3 スペーサー
4 バンド
5 踏み付け部
6 土踏まず部
7 踵部
8 第2趾
9 第3趾
10 足
11 履き物
Claims (2)
- 足の土踏まず部が他の領域より厚いインソール底部と、前記足の第2趾と第3趾の間に位置する前記インソール底部に設けられたスペーサーと、前記インソール底部の前記足の最大幅を形成する左右側面部のそれぞれと前記スペーサーとの間に設けられた伸縮自在のバンドとを備えたインソール。
- 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のインソールを内部に有する履き物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003380U JP3199894U (ja) | 2015-07-03 | 2015-07-03 | インソール及び履き物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003380U JP3199894U (ja) | 2015-07-03 | 2015-07-03 | インソール及び履き物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3199894U true JP3199894U (ja) | 2015-09-17 |
Family
ID=54192664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015003380U Expired - Fee Related JP3199894U (ja) | 2015-07-03 | 2015-07-03 | インソール及び履き物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3199894U (ja) |
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2015
- 2015-07-03 JP JP2015003380U patent/JP3199894U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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