JP3199541U - 四輪歩行車の減速機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】後輪に取り付けたダンパにより、四輪歩行車を減速させて安全性を高めることができる、車両減速の補助装置である四輪歩行車の減速機構を提供する。【解決手段】四輪歩行車の減速機構は、車両の後輪2に取り付けられるとともに、調節スライドブロック11、戻しスプリング12、少なくとも1つのダンパ13及び噛合部材14を備える。調節スライドブロック11は、後輪2の車輪片21に配設されるとともに、少なくとも1つの凹部111及び少なくとも1つの突当て部112を有する。調節スライドブロック11の一側には、連動ブロックが設けられる。連動ブロックには、ケーブル引張り調節ユニット3が接続される。戻しスプリング12は、後輪2の車輪片21に対応するように設けられるとともに、調節スライドブロック11の前端に位置する。ダンパ13は、車輪片21に配設される。噛合部材14は、後輪2の車輪軸22に配設される。【選択図】図2

Description

本考案は、四輪歩行車の減速機構に関し、特に、後輪に取り付けたダンパ(damper)により四輪歩行車を減速させて安全性を高める、車両減速の補助装置である四輪歩行車の減速機構に関する。
自動車事故、脳梗塞などの重い病気、怪我などにより下半身が麻痺したり、加齢により生理機能が低下して筋肉が衰え、自らの足では歩行が困難な身体が不自由な者は、車椅子、四輪歩行車などの補助器具を利用して移動するのが一般的である。身体が不自由な者は、日常生活における簡単な活動を行うために、車椅子、四輪歩行車を足代わりに使用することが多い。例えば車椅子の場合、自ら操作して走行することができる上、他人の助けを借りて前進、後退又は旋回させることができる。
車椅子及び歩行車はともに四輪車であり、実際に使用する際、身体が不自由な者の安全性を確保する必要がある。例えば、屋外の路面は高低差があったり傾いていたりして必ずしも平坦というわけではなく、自動車が近づいて来たり危険な状況に遭遇したときに減速して危険を回避し、安全性を確保することができる四輪歩行車が求められていた。
特許文献1の改良型ブレーキ装置を有する歩行車は、車体及び少なくとも1つのブレーキ装置を含む。車体は、支持フレームセットと、支持フレームセットの背部上方に取り付けられたハンドルユニットと、支持フレームセットの底部に取り付けられた少なくとも3つの車輪と、を含む。ハンドルユニットは、支持フレームセットに対して下圧位置と非下圧位置との間で枢着回転する。ブレーキ装置は、ハンドルユニットと接続されて支持フレームセットに固定される調節ケーブル巻取りユニットと、支持フレームセットに隣接した一車輪に固定され、調節ケーブル巻取りユニットに接続された制動器と、を含む。制動器は、支持フレームセットと連結固定するケースと、調節ケーブル巻取りユニットと接続してケース内で摺動する摺動部材と、摺動部材に隣接した車輪の一端に接続したストッパ部材と、車輪と同軸で固着されたラチェットと、を含む。ストッパ部材は、ラチェットから離れた自由位置と、ラチェットと係合されたブレーキ位置との間で移動する。ハンドルユニットは、非下圧位置から下圧位置に至り、調節ケーブル巻取りユニットを変位させて制動器を駆動し、ストッパ部材がブレーキ位置から自由位置へ移動する。ストッパ部材がラチェットから外れると車輪は自在に回転可能となる。ハンドルユニットは、下圧位置から非下圧位置へ回復し、調節ケーブル巻取りユニットが変位すると制動器が駆動され、ストッパ部材が自由位置からブレーキ位置へ移動する。ストッパ部材がラチェットと係合されると、車輪は回転しなくなる。
しかし、上述したような従来の構造は複雑であり、ユーザが調整しながら徐々に減速させる方式ではなく、短時間にブレーキ動作が行われるため急ブレーキとなり、元々身体が不自由なユーザは驚いてしまうことがあった。
台湾実用新案登録第424940号公報
本考案の目的は、後輪に取り付けたダンパにより、四輪歩行車を減速させて安全性を高めることができる、車両減速の補助装置である四輪歩行車の減速機構を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、車両の後輪に取り付けられるとともに、調節スライドブロック、戻しスプリング、少なくとも1つのダンパ及び噛合部材を備えた四輪歩行車の減速機構であって、前記調節スライドブロックは、前記後輪の車輪片に配設されるとともに、少なくとも1つの凹部及び少なくとも1つの突当て部を有し、前記調節スライドブロックの一側には、連動ブロックが設けられ、前記連動ブロックには、ケーブル引張り調節ユニットが接続され、前記戻しスプリングは、前記後輪の車輪片に対応するように設けられるとともに、前記調節スライドブロックの前端に位置し、前記ダンパは、前記車輪片に配設され、前記調節スライドブロックの凹部及び突当て部の作用を受けると前記車輪片上で変位するとともに、ダンパ歯車を有し、前記噛合部材は、前記後輪の車輪軸に配設され、前記ダンパの前記ダンパ歯車に対応することを特徴とする四輪歩行車の減速機構が提供される。
前記車輪片は、溝部を有し、前記溝部には、ダンパが嵌入され、前記溝部内には、弾性部材が配設され、前記弾性部材は、前記溝部と前記ダンパとの間に位置することが好ましい。
前記車輪片は、前記調節スライドブロックの前記連動ブロックが挿設される貫通孔を有し、前記ケーブル引張り調節ユニットが接続されることが好ましい。
本考案の四輪歩行車の減速機構は、従来技術と比べ、後輪に取り付けたダンパにより、道路状況に応じて四輪歩行車を減速させることができるため、ユーザは安全に歩行することができる。
本考案の一実施形態に係る四輪歩行車を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る四輪歩行車の減速機構を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態に係る四輪歩行車の減速機構を示す断面図である。 本考案の一実施形態に係る四輪歩行車の減速機構を示す断面図である。 本考案の一実施形態に係る四輪歩行者の減速機構の動作状態を示す説明図(1)である。 本考案の一実施形態に係る四輪歩行者の減速機構の動作状態を示す説明図(2)である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1〜図3を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る四輪歩行車を示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係る四輪歩行車の減速機構を示す分解斜視図である。図3は、本考案の一実施形態に係る四輪歩行車の減速機構を示す断面図である。図1〜図3に示すように、本考案の一実施形態に係る四輪歩行車の減速機構1は、車両の後輪2に取り付けられるとともに、少なくとも調節スライドブロック11、戻しスプリング12、少なくとも1つのダンパ13及び噛合部材14から構成されてなる。
調節スライドブロック11は、後輪2の車輪片21に配設される。調節スライドブロック11は、少なくとも1つの凹部111及び少なくとも1つの突当て部112を有する。調節スライドブロック11の一側には、連動ブロック113が設けられる。連動ブロック113は、ケーブル引張り調節ユニット3と連結される。
戻しスプリング12は、後輪2の車輪片21上に対応して設置され、調節スライドブロック11の前端に位置する。
ダンパ13は、車輪片21上に配設される。ダンパ13は、調節スライドブロック11の凹部111及び突当て部112の作用を受けると車輪片21上で変位する。ダンパ13には、ダンパ歯車131が配設される。
噛合部材14は、後輪2の車輪軸22上に配設され、ダンパ13のダンパ歯車131に対応する。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、実際に組立てて使用する際、減速機構1は四輪歩行車の後輪2に取り付けられる。後輪2内に配設された車輪軸22に噛合部材14を嵌合させてから、後輪2の車輪片21に調節スライドブロック11を取り付ける。車輪片21は、貫通孔211を有する。調節スライドブロック11の連動ブロック113は、貫通孔211に挿設され、ケーブル引張り調節ユニット3に接続される。車輪片21には溝部212が形成される。溝部212には、ダンパ13が嵌入され、溝部212内には弾性部材213が配設され、弾性部材213が溝部212とダンパ13との間に位置し、ダンパ13がまだ作動していないとき、調節スライドブロック11の凹部111に位置し、ダンパ13のダンパ歯車131が噛合部材14上に位置する。
図1〜図6に示すように、実際に組立てた四輪歩行車が良好でない路面(例えば、小さな坂道、凹凸な道など)を走行する場合、ユーザは歩く際にケーブル引張り調節ユニット3と接続したハンドルを押圧すると、ケーブル引張り調節ユニット3により調節スライドブロック11が変位し、戻しスプリング12が圧縮されるとともに、調節スライドブロック11の突当て部112によりダンパ13が押されて弾性部材213が下方へ圧縮され、ダンパ歯車131が後輪2の車輪軸22上の噛合部材14と噛合し、ダンパ歯車131が自由輪であるため、噛合部材14と噛合された後に後輪の速度を下げて四輪歩行車を減速させることができる。
また、配設する少なくとも1つのダンパ13は、必要な抵抗力の大きさに応じてその数を調整してもよく、調節スライドブロック11の凹部111及び突当て部112はダンパ13に応じて設けてもよい。ダンパ13が複数である場合、図5及び図6に示すように、ダンパ13が押下されるとダンパ歯車131が噛合部材14と噛合された後、もう一つのダンパ13が突当て部112により押圧されて押下される。
反対に、ケーブル引張り調節ユニット3が緩められると、戻しスプリング12により調節スライドブロック11が押されて復位し、ダンパ13が弾性部材213により調節スライドブロック11の凹部111へ復位し、ダンパ歯車131が噛合部材14から外れるため、後輪2の速度が押し動かす速度に戻る。
上述したことから分かるように、本考案の四輪歩行車の減速機構は、後輪に取り付けたダンパにより、路面の状況に応じてユーザが減速機構を使用して四輪歩行車を減速させ、走行の安全性を高めることができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 減速機構
2 後輪
3 ケーブル引張り調節ユニット
11 調節スライドブロック
12 戻しスプリング
13 ダンパ
14 噛合部材
21 車輪片
22 車輪軸
111 凹部
112 突当て部
113 連動ブロック
131 ダンパ歯車
211 貫通孔
212 溝部
213 弾性部材

Claims (3)

  1. 車両の後輪に取り付けられるとともに、調節スライドブロック、戻しスプリング、少なくとも1つのダンパ及び噛合部材を備えた四輪歩行車の減速機構であって、
    前記調節スライドブロックは、前記後輪の車輪片に配設されるとともに、少なくとも1つの凹部及び少なくとも1つの突当て部を有し、前記調節スライドブロックの一側には、連動ブロックが設けられ、前記連動ブロックには、ケーブル引張り調節ユニットが接続され、
    前記戻しスプリングは、前記後輪の車輪片に対応するように設けられるとともに、前記調節スライドブロックの前端に位置し、
    前記ダンパは、前記車輪片に配設され、前記調節スライドブロックの凹部及び突当て部の作用を受けると前記車輪片上で変位するとともに、ダンパ歯車を有し、
    前記噛合部材は、前記後輪の車輪軸に配設され、前記ダンパの前記ダンパ歯車に対応することを特徴とする、
    四輪歩行車の減速機構。
  2. 前記車輪片は、溝部を有し、前記溝部には、ダンパが嵌入され、前記溝部内には、弾性部材が配設され、前記弾性部材は、前記溝部と前記ダンパとの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の四輪歩行車の減速機構。
  3. 前記車輪片は、前記調節スライドブロックの前記連動ブロックが挿設される貫通孔を有し、前記ケーブル引張り調節ユニットが接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の四輪歩行車の減速機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018007784A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 東億 林 車輪付き歩行器の抵抗力制御構造

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