JP3199438U - 継手及び排水システム - Google Patents

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政治 河野
政治 河野
小野 信一
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Abstract

【課題】排水管をねじ込み式で接続できる利点を確保しつつ、ねじ込み式の接続作業が困難な接続箇所がある場合にも対応しやすい排水管用の継手を提供する。【解決手段】結合T字型継手70は、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70bを備えている。第1継手構成部70aの円筒部120及び130には排水管がねじ込まれる。第1継手構成部70aの円筒部140には第2継手構成部70bの円筒部210がはめ込まれる。第2継手構成部70bの円筒部220には排水管がねじ込まれる。円筒部140の内周面には凸状のはめ込み部145が、円筒部210の外周面には凸部が形成され、これらの凸部が互いに掛かり合う。円筒部210を円筒部140に対してスライド移動させることではめ込むことができる。【選択図】図2

Description

本考案は、地中に埋設される排水管用の継手及び排水システムに関する。
灌漑や排水等のために、例えば表面が開孔した円筒状の排水管を地中に埋める暗渠工法が知られている(特許文献1)。
特開2014−52015
施工場所の面積や形に応じて、排水管同士は継手を用いて接続されることが多い。特許文献1に記載された排水管は、円筒状の外表面が凸状の螺旋形状となっている。この螺旋形状に対応して、例えばねじ込み式の継手を用いることが考えられる。ねじ込み式の接続方法は、ねじ構造によって排水管を少しずつ継手の奥まで押し込んでいける。このため、瞬間的に大きな力をかけなくても排水管を着実に継手の奥まではめ込んでいくことができるという利点がある。
しかし、排水管の設置場所が地中であることから、接続箇所によっては、ねじ込み式によって作業を進めることが困難な場合がある。例えば、設置場所の状況や作業効率等のため、排水管を埋設するための穴を大きく採掘できない場合、継手と排水管を接続する空間を十分に確保できないおそれがある。このような狭い穴内で作業する場合には、下方へと腕を伸ばして作業しなければならず、継手と排水管をねじ込んではめ込むことが難しい。また、ねじ込み式の接続方法によると、継手と排水管を接続する場合、これらのいずれか一方を他方に対して回転させる必要がある。例えば、排水管を継手に対して回転させる必要がある場合、狭い穴内で長い排水管を回転させ続けることは重労働である。
本考案の目的は、排水管をねじ込み式で接続できる利点を確保しつつ、ねじ込み式の接続作業が困難な接続箇所がある場合にも対応しやすい継手及びかかる継手を用いた排水システムを提供することにある。
本考案の継手は、地中に埋設される排水管用の継手であって、排水が流通する流通路がそれぞれの内部に形成された第1継手構成部及び第2継手構成部を備え、前記第1継手構成部が、外周面に凸状の螺旋部が形成された排水管の前記螺旋部がねじ込まれる第1ねじ込み部が内周面に形成された第1接続部と、前記第2継手構成部がはめ込まれるはめ込み口が形成された第2接続部とを備え、前記第2継手構成部が、前記螺旋部がねじ込まれる第2ねじ込み部が内周面に形成された第3接続部と、前記第2接続部にはめ込まれる第4接続部とを備え、互いに掛かり合う一対のはめ込み部が、前記第2接続部に一方が形成され、前記第4接続部に他方が形成され、且つ、前記第4接続部を前記第2接続部に対して前記はめ込み口から前記第2接続部内に向かう方向に沿って相対的に平行移動させることではめ込むことができるように構成されている。
本考案によると、第2継手構成部の第4接続部を、はめ込み口から第1継手構成部の第2接続部内に向かう方向に沿って、相対的に平行移動(スライド)させてはめ込んで第1継手構成部と第2継手構成部を接続する。したがって、第2継手構成部を平行移動させて第1継手構成部と接続させることができるため、第1継手構成部及び第2継手構成部をねじ込んで接続しなくてもよい。
また、第1継手構成部及び第2継手構成部の2つの部品から継手が構成されている。そして、第1継手構成部の第1接続部及び第2継手構成部の第3接続部のそれぞれが排水管とねじ込み式で接続可能である。したがって、例えば、第1継手構成部及び第2継手構成部を互いに接続する前にそれぞれをねじ込み式で排水管に接続することができる。例えば、仮に継手の一方の接続部に排水管がつながれた状態で、他方の接続部に排水管をねじ込んで接続する場合、長い排水管を回転させなければならず、接続が比較的困難になる。これに対し、本考案では、例えば各継手構成部を互いに分離した状態で排水管と接続し、その後で継手構成部同士をスライドしてはめ込むことができる。したがって排水管を各継手構成部にねじ込む作業が比較的容易であると共に、継手構成部同士もスライドで互いにはめ込めるので、例えば作業場所が狭くても、比較的作業しやすい。
以上より、ねじ込み式の接続作業が困難な接続箇所において、本考案に係る継手を用いて排水管同士を接続することにより、継手と排水管の設置場所が比較的狭い地中でも排水管同士を接続しやすい。そこで、例えば、本考案の継手をねじ込み式が困難な接続箇所に選択的に用いると、排水管同士をねじ込み式で接続できる利点を損ないにくい。つまり、本考案によれば、排水管をねじ込み式で接続できる利点を確保しつつ、ねじ込み式の接続作業が困難な接続箇所がある場合にも対応しやすい。
また、本考案においては、前記一対のはめ込み部の一方が前記第2接続部の内周面に形成された凸部であり、他方が前記第4接続部の外周面に形成された凸部であることが好ましい。これによると、第4接続部の外周面に形成された凸部と第2接続部の内周面に形成された凸部とが掛かり合うように第4接続部を第2接続部にはめ込むことで、確実に第1継手構成部と第2継手構成部を接続させることができる。
また、本考案においては、前記第4接続部が前記第2接続部にはめ込まれた状態において、前記第4接続部が前記第2接続部に対して、前記第2ねじ込み部への前記螺旋部のねじ込みの回転方向に関して回転可能であるように前記一対のはめ込み部が形成されていることが好ましい。これによると、第4接続部が第2接続部にはめ込まれた状態であっても第4接続部が第2接続部に対してねじ込みの回転方向に回転する。このため、第4接続部が第2接続部にはめ込まれた状態のまま、螺旋部のねじ込みを締める方向に第2継手構成部全体を排水管に対して回転させることができる。したがって、排水管と第3接続部のねじ込みの接続が緩んでいる場合に、排水管を第2継手構成部に対して回転させなくても排水管と第3接続部のねじ込みの接続を締め直すことができる。なお、「ねじ込みの回転方向に関して回転可能である」とは、第4接続部が第2接続部にはめ込まれた状態で第4接続部が第2接続部に対してねじ込みと反対の回転方向(排水管を緩める方向)に回転するものも含む。
また、本考案においては、前記前記第1ねじ込み部と前記第2ねじ込み部の少なくともいずれか一方が、ねじ込まれた前記螺旋部を互いの間に挟持するように前記螺旋部のねじ込み経路に沿って延びた一対の螺旋部挟持部を構成していることが好ましい。これによると、凸状の螺旋部が形成された排水管を確実に接続させることができ、施工中及び施行後に排水管が継手から外れるのを防ぐことができる。
また、本考案においては、前記第1接続部と前記第2接続部の間及び前記第3接続部と前記第4接続部の間の少なくともいずれか一つが、前記流通路に沿って伸縮可能な蛇腹状であることが好ましい。これによると、施工場所で継手の角度を変更させる必要がある場合でも、蛇腹状の箇所を折り曲げることで対応できる。また、排水管と継手を接続した状態で全体を巻き取って保持することがあるが、この場合、継手に蛇腹状の箇所があることで、かかる箇所に曲げ応力を逃がすことができる。
また、本考案においては、前記第1継手構成部が、前記第1接続部を複数備えていることが好ましい。これによると、第1継手構成部が、T字、Y字、又は十字等の形状となり、施工場所に応じた排水に対応することができる。
本考案に係る排水システムは、複数本の排水管と排水管同士を繋ぐ複数個の継手とを有する、地中に埋設される排水システムであって、前記排水管の外周面に凸状の螺旋部が形成されており、前記継手における前記排水管との接続部に、前記螺旋部がねじ込まれるねじ込み部が形成されており、前記複数個の継手のうちの少なくともいずれか一つが、互いに接続された一対の継手構成部から構成されており、前記一対の継手構成部が、互いの接続部における排水の流通路に沿って互いに対して相対的に平行移動させることではめ込むことができるように構成されている。
本考案によると、外周面に凸状の螺旋部が形成された排水管をねじ込むことができるねじ込み部を有する複数個の継手がある。その継手の少なくとも一つが互いに接続された一対の継手構成部から構成されていることで、一対の継手構成部を互いの接続部における排水の流通路に沿って互いに対して相対的に平行移動させることではめ込むことが可能となっている。したがって、一方の継手構成部を他方の継手構成部にねじ込んで接続しなくてもよい。
また、各継手構成部のねじ込み部と排水管とは、ねじ込み式で接続可能である。したがって、例えば、各継手構成部を互いに接続する前にそれぞれをねじ込み式で排水管に接続することができる。例えば、仮に継手の一方の接続部に排水管がつながれた状態で、他方の接続部に排水管をねじ込んで接続する場合、長い排水管を回転させなければならず、接続が比較的困難になる。これに対し、本考案では排水管が接続されていない各継手構成部を単独で排水管に接続し、その上で継手構成部同士をスライドではめ込める。したがって継手構成部を単独で排水管にねじ込めるので、ねじ込みの作業が比較的容易である。
以上より、ねじ込み式の接続作業が困難な接続箇所において、複数の継手構成部から構成された継手を用いて排水管同士を接続することにより、継手と排水管の設置場所が比較的狭い地中でも排水管同士を接続しやすい。そこで、例えば、複数の継手構成部から構成された継手をねじ込み式が困難な接続箇所に選択的に用いると、排水管同士をねじ込み式で接続できる利点を損ないにくい。つまり、本考案によれば、排水管をねじ込み式で接続できる利点を確保しつつ、ねじ込み式の接続作業が困難な接続箇所がある場合にも対応しやすい。
図1は、本考案の一実施形態である排水システムの概略図である。 図2は、本考案の一実施形態である結合T字型継手の平面図である。 図3は、第2継手構成部と排水管の接続部付近における、図2のIII−III’断面に関する一部断面を含む部分拡大図である。 図4(a)は、第1継手構成部と第2継手構成部の接続部付近における図2のIII−III’断面の部分拡大図である。図4(b)は、図4(a)の部分拡大図である。 図5は、第1継手構成部と第2継手構成部の接続方法を示している。 図6、本実施形態に係る結合I字型継手の第1継手構成部と第2継手構成部の接続方法を示している。 図7は、本実施形態に係る一体型のI字型継手である。 図8は、本実施形態に係る一体型のT字型継手である。
本考案の一実施形態に係る排水システム1について、図1〜図8を参照しつつ説明する。なお、図2〜図5のA〜Dの矢印で示す各方向は、図2中の上下左右の各方向に対応する。以下、これらをA方向、B方向、C方向及びD方向とする。また、図2中の上下方向をAB方向とし、左右方向をCD方向とする。本実施形態に係る排水システム1は、灌漑や排水等のために必要な経路に沿って、地中に排水網を構築したものである。排水システム1は、図1に示すように、排水管50、並びに、T字型継手10(図8)、I字型継手20(図7)、十字型継手30、Y字型継手40、第1継手構成部60a及び第2継手構成部60bからなる結合I字型継手60、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70bからなる結合T字型継手70、第1継手構成部80a及び第2継手構成部80bからなる結合Y字型継手80等の各種継手から構成されている。
排水管50は円筒状の管であり、長さの異なる複数種類(例えば、4m〜70m)のものがある。排水管50は、図2に示すように、複数の細長い帯状の板状部材51を有している。板状部材51は円筒を構成するように並んでいる。かかる円筒の外表面には、円筒から外向きに突出した凸部である螺旋部52が固定されている。板状部材51及び螺旋部52の間には複数の開孔部53が形成されている。開孔部53を通じて排水管50内に地中の水が流入する。流入した水は、排水管50内を所定の排水場所へと流れていく。排水管50は、ポリエチレン等の合成樹脂で形成されている。
本実施形態の継手10〜80は、A種及びB種の2つの種類に分類される。A種の継手は、2つの継手構成部から構成された継手60〜80である。B種の継手は、全体が一体成型された継手10〜40である。
まず、A種の継手について、結合T字型継手70を中心に説明する。結合T字型継手70は、図1及び図2に示すように、3本の排水管50を互いに接続するために用いられる。結合T字型継手70は、図2及び図5に示すように、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70bから構成されている。第1継手構成部70aはT字型の構造をしている。第1継手構成部70aは、C方向に開口する開口部121を有した円筒部120(第1接続部)、D方向に開口する開口部131を有した円筒部130(第1接続部)、及びB方向に開口する開口部141(はめ込み口)を有した円筒部140(第2接続部)を有している。円筒部120、130及び140は胴体部150によって互いに接続されている。胴体部150内には空洞が形成されており、この空洞を介して円筒部120、130及び140同士が互いに連通している。胴体部150は、円筒部120、130、及び140に比べて、外径が一回り小さい。
円筒部120及び130には、それぞれ排水管50がねじ込まれている。開口部121付近の円筒部120の外表面には、円筒部120の周方向に沿った凸部122及び123が形成されている。同様に、開口部131付近の円筒部130の外表面には、円筒部130の周方向に沿った凸部132及び133が形成されている。円筒部120には、排水管50をねじ込むためのねじ込み部125(第1ねじ込み部)が合計で4つ形成されている。ねじ込み部125は、円筒部120の内表面に凸部として形成されていると共に、円筒部120の外表面には上記凸部に対応する凹部として表れている。ねじ込み部125は、AB方向に対して傾斜した方向に沿っている。ねじ込み部125の傾斜方向は、円筒部120にねじ込まれた螺旋部52が沿う方向である。円筒部130には、4つのねじ込み部135(第1ねじ込み部)が形成されている。円筒部130におけるねじ込み部135の構成は、円筒部120におけるねじ込み部125と同様であるため、説明を省略する。
円筒部120又は130に排水管50をねじ込む際には、開口部121又は131からCD方向に排水管50を円筒部120又は130に挿入し、ねじ入れていく。また、円筒部120又は130にねじ込まれた排水管50は、ねじ込みの際とは反対方向にねじることで円筒部120又は130から取り外すことが可能である。
開口部141付近の円筒部140の外表面には、円筒部140の周方向に沿った凸部142が形成されている。円筒部140には、図2、図4及び図5に示すように、第2継手構成部70b(における後述の円筒部210)がはめ込まれている。円筒部140には、第2継手構成部70bをはめ込むためのはめ込み部145が合計で10個形成されている。はめ込み部145は、円筒部140の内表面に凸部として形成されている(図4参照)と共に、円筒部140の外表面には上記凸部に対応する凹部として表れている。図2及び図5には5つのはめ込み部145が表れている。図2及び図5に表れた面の裏側には5つのはめ込み部145が同様に形成されている。5つのはめ込み部145のうちの4つは、AB方向に並んだ2つずつからなる2列を構成している。各列において、2つのはめ込み部145は、互いの間にAB方向に関して所定の間隔を挟んで離隔している。一方の列に属する2つのはめ込み部145は、他方の列に属する2つのはめ込み部145と、AB方向に関して同じ位置に配置されている。5つのはめ込み部145のうちの残り1つは、AB方向及びCD方向の両方向に関して上記4つのはめ込み部145の中央に配置されている。各はめ込み部145は、図4(b)に示すように、A方向を法線方向とする表面145aと、円筒部210に向かって、斜め右下方に面した表面145bとを有している。
第2継手構成部70bは、図2、図4及び図5に示すように、A方向に開口する開口部211を有した円筒部210(第4接続部)、B方向に開口する開口部221を有した円筒部220(第3接続部)、及び、内部に空洞を有し蛇腹の形状をした蛇腹部200から構成されている。なお、蛇腹部200の代わりに円筒状の胴体部が設けられてもよい。
円筒部210は、第1継手構成部70aの円筒部140にはめ込まれている。円筒部210の外表面には、周方向に沿って円筒部210の全周にわたって延びた凸部212、213、及び214(はめ込み部)が形成されている。凸部212〜214は、B方向を法線方向とする表面212a〜214aと、円筒部140に向かって、図4(a)及び図4(b)中、斜め左上方に面した表面212b〜214bとを有している。表面212b〜214bは、円筒部140の表面145bと対向しつつ近接している。凸部212と凸部213の間には凹部215が、凸部213と凸部214の間には凹部216が、凸部214と蛇腹部200の間には凹部217が形成されている。円筒部210が円筒部140にはめ込まれた状態において、円筒部140に形成された10個のはめ込み部145が凹部215〜217内に位置している。これにより、はめ込み部145と凸部212〜214が互いに掛かり合うことで、第1継手構成部70aと第2継手構成部70bとが互いにAB方向にずれるのが抑制されている。この状態では、互いに平行な表面145aと表面212a〜214aとが、AB方向に対向しつつ近接している。このため、第2継手構成部70bが第1継手構成部70aに対してB方向に抜けてしまうのが特に抑制されている。一方、表面145a及び表面212a〜214aは、いずれも円筒部140又は210の周方向に沿っている。したがって、円筒部210が円筒部140にはめ込まれた状態において、例えば円筒部210を円筒部140に対して周方向に回転させることが可能である。
第2継手構成部70bは、第1継手構成部70aに向けて、図5の矢印方向に沿って相対的に平行移動(スライド移動)させることにより、第1継手構成部70aにはめ込むことができる。図5の矢印方向は、開口部141から円筒部140内に向かう方向であって、円筒部140及び220における排水の流通路に沿った一方向に対応する。このとき、円筒部140と円筒部210が表面145b及び表面212b〜214bを互いに接触させつつ移動する。図4(b)に示すように、表面145bが円筒部210に向かって斜め方向に面していると共に、表面212b〜214bも円筒部140に向かって斜め方向に面していることで、表面145bと表面212b〜214bとの間の角度は比較的小さい角度となっている。また、表面145bと表面212b〜214bは、スライド方向に対して傾斜している。このため、表面145b及び表面212b〜214bが互いに接触しつつ円筒部140と円筒部210が移動しても、表面同士に生じる抵抗が比較的小さい。したがって、円筒部210を円筒部140に差し込みやすい。
開口部221付近の円筒部220の外表面には、円筒部210の周方向に沿った凸部225が形成されている。円筒部220には排水管50がねじ込まれている。円筒部220には、排水管50をねじ込むためのねじ込み部222(第2ねじ込み部)が合計で8つ形成されている。図2及び図5にはこのうち6つが表れている。ねじ込み部222は、円筒部220の内表面に凸部として形成されている(図3参照)と共に、円筒部220の表面には上記凸部に対応する凹部として表れている。ねじ込み部222は、螺旋部52のねじ込み経路に沿っている。8つのねじ込み部222は、2個ずつからなる4対のねじ込み対224(螺旋部挟持部)を構成している。各ねじ込み対224は、図3に示すように、AB方向に関して螺旋部52を挟み込んで支持している。ねじ込み対224が螺旋部52を挟持するので、排水管50が確実に円筒部220に接続されていると共に、円筒部220から排水管50が外れるのが防止される。
円筒部220に排水管50をねじ込む際には、開口部221からAB方向に排水管50を円筒部220に挿入し、ねじ入れていく。また、円筒部220にねじ込まれた排水管50は、ねじ込みの際とは反対方向にねじることで円筒部220から取り外すことが可能である。
結合T字型継手70以外のA種の継手について説明する。結合I字型継手60は、図1に示すように、2本の排水管50を互いに接続するために用いられる。結合I字型継手60は、図6に示すように、第1継手構成部60a及び第2継手構成部60bからなる。第1継手構成部60aは、円筒部220と同様な構成の円筒部310と、円筒部140と同様な構成の円筒部320からなる。第2継手構成部60bは、第2継手構成部70bと同一である。円筒部320の開口部321から第2継手構成部60b(70b)の円筒部210がはめ込まれる。第1継手構成部60aの円筒部310には、開口部311から排水管50がねじ込まれる。第2継手構成部60b(70b)の円筒部220には、開口部221から排水管50がねじ込まれる。
結合Y字型継手80は、図1に示すように、3本の排水管50を互いに接続するために用いられる。結合Y字型継手80は、互いに接続された第1継手構成部80a及び第2継手構成部80bからなる。第1継手構成部80aは第1継手構成部70aと、第2継手構成部80bは第2継手構成部70bと同一である。つまり、結合Y字型継手80は、結合T字型継手70と同様の構成を有している。一方、第2継手構成部80b(70b)の蛇腹部200は、図1に示すように、結合Y字型継手80全体がY字型になるように折り曲げられている。このように、結合Y字型継手80は、結合T字型継手70を変形させることでY字型の継手として使用したものである。
次に、B種の継手である継手10〜40について説明する。I字型継手20は、図1に示すように2本の排水管50を互いに接続するために用いられる。図7に示すように、I字型継手20は、円筒部120と同様な構成と機能を有する円筒部510及び520が一体成型されて構成されている。開口部511から円筒部510内に排水管50がねじ込まれると共に、開口部521から円筒部520内に排水管50がねじ込まれる。
T字型継手10は、図1に示すように3本の排水管50を互いに接続するために用いられる。図8に示すように、T字型継手10は、円筒部120と同様な構成と機能を有する円筒部610、620、及び630を有している。円筒部610、620及び630は、胴体部650によってT字型を構成するよう互いに接続されている。胴体部650内には空洞が形成されており、この空洞を介して円筒部610、620及び630同士が互いに連通している。
十字型継手30は、図1に示すように4本の排水管50を互いに接続するために用いられる。Y字型継手40は、3本の排水管50を互いに接続するために用いられる。詳細については図示していないが、円筒部120と同様な4つの円筒部が、十字型を形成するように空洞の胴体部によって互いに接続されることで、十字型継手30が構成されている。Y字型継手40も、同様に円筒部120と同様な3つの円筒部が、Y字型を形成するように空洞の胴体部によって互いに接続されることで構成されている。
以上説明した排水システム1において、A種の継手を使用すると、以下のような効果がある。上記のとおり、第1継手構成部70aと第2継手構成部70bとを互いに平行移動しつつはめ込むことで接続できる。したがって、ねじ込みの作業が困難な場所において、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70bをねじ込んで接続しなくてもよい。
排水管50を継手に接続する際は、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70bを互いに接続する前にそれぞれを排水管50にねじ込んで接続することができる。
一方、B種の継手に排水管50を接続する場合、例えば、T字型継手10の円筒部610〜630のいずれかに1本目の排水管50をねじ込んだ後は、2本目及び3本目のいずれの排水管50を接続する場合にも、すでに排水管50がつながれたT字型継手10を排水管50ごと回転させるか、新たにつなぐ排水管50を回転させなければならない。よって、長い排水管50を必ず回転させなければならず、接続が比較的困難になる。
これに対し、A種の継手を使用する場合、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70bを互いに分離した状態で排水管50と接続し、その後で第1継手構成部70a及び第2継手構成部70b同士をスライドしてはめ込むことができる。または、後述のとおり、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70b同士をはめ込んだ後でも、例えば、第2継手構成部70bを排水管50に対して回転させることができる。したがって排水管50を第1継手構成部70a及び第2継手構成部70bにねじ込む作業が比較的容易であると共に、第1継手構成部70a及び第2継手構成部70b同士もスライドで互いにはめ込めるので、例えば作業場所が狭くても、比較的作業しやすい。2つの継手構成部からなる結合I字型継手60及び結合Y字型継手80についても同様である。
以上のような特性を有するA種及びB種の継手を用いることで、排水管50を継手にねじ込む作業をしやすい接続箇所においてはB種の継手を用いると共に、排水管50を継手にねじ込む作業が困難な接続場所にはA種の継手を用いることができる。つまり、排水システム1においてねじ込み式が困難な接続箇所にA種の継手を選択的に用いることで、排水管50同士をねじ込み式で接続できる利点を損なうことなく、ねじ込み式が困難な場所にも対応することができる。
また、結合T字型継手70においては、第2継手構成部70bの円筒部210に形成された凸部212〜214と第1継手構成部70aの円筒部140に形成されたはめ込み部145とが掛かり合うように円筒部210を円筒部140にはめ込むことで、確実に第1継手構成部70aと第2継手構成部70bを接続させることができる。
また、第2継手構成部70bの円筒部210が第1継手構成部70aの円筒部140にはめ込まれた状態であっても、円筒部210が円筒部140に対して周方向(排水管50のねじ込みの回転方向)に回転する。このため、円筒部140が円筒部210にはめ込まれた状態のまま、排水管50と円筒部220のねじ込みを締める方向に第2継手構成部70bを排水管50に対して回転させることができる。したがって、排水管50と円筒部220のねじ込みの接続が緩んでいる場合に、排水管50を第2継手構成部70bに対して回転させなくても排水管50と円筒部220のねじ込みの接続を締め直すことができる。
結合T字型継手70の第2接手構成部70bにおいては、蛇腹形状の蛇腹部200を有している。これによると、施工場所で継手の角度を変更させる必要がある場合でも、蛇腹部200の箇所を折り曲げることで対応できる。さらに、排水管と継手を接続した状態で全体を巻き取って保持することがあるが、この場合、継手に蛇腹状の箇所があることで、かかる箇所に巻き取りによる曲げ応力を逃がすことができる。
(変形例)
以上は、本考案の好適な実施形態についての説明であるが、本考案は上述の実施形態に限られるものではなく、課題を解決するための手段に記載された範囲の限りにおいて様々な変更が可能なものである。以下、上述の実施形態に係る変形例について説明する。また、上述の実施形態と共通の部分については上述と同じ符号を用いると共に、説明を適宜省略する。
上述の実施形態では、円筒部120及び130のねじ込み部125及び135は、円筒部220と異なり、ねじ込み部125及び135が2個ずつからなるねじ込み対を形成していない。しかし、円筒部220のように、ねじ込み対を形成していてもよい。
上述の実施形態では、ねじ込み部125及び135は、円筒部120及び130に対して4つ形成されているが、5つ以上でもよいし、3つ以下でもよい。
上述の実施形態では、2つのねじ込み部222が螺旋部52をAB方向に挟み込むねじ込み対224を形成している。しかし、2つのねじ込み部222が螺旋部52をAB方向に挟み込むと共に、当該2つのねじ込み部222の一方との間にAB方向に螺旋部52を挟み込むねじ込み部222がさらに形成されていてもよい。また、ねじ込み対224を形成しないねじ込み部222が設けられてもよい。また、上述の実施形態では円筒部220に対して、ねじ込み部222が8つ形成されているが、9つ以上でもよいし、7つ以下でもよい。
上述の実施形態では、図2中、5つのはめ込み部145のうちの4つがAB方向に並んだ2つずつからなる2列を構成している。これについて、図2中、3列以上を構成するはめ込み部145が設けられてもよい。また、図2中、5つのはめ込み部145のうちの1つが列を構成していないが、すべてのはめ込み部145が列を構成するように形成されてもよい。
上述の実施形態では、A種の継手として、排水管50の接続部を2つ有する結合I字型継手60、並びに、3つ有する結合T字型継手70及び結合Y字型継手80が用いられている。しかし、A種の継手としては、排水管50の接続部を4つ有する十字型の継手や、5つ以上有する継手が用いられてもよい。排水管50の接続部としては、円筒部120や円筒部220と同じ構成が用いられればよい。
上述の実施形態では、結合T字型継手70の第2継手構成部70bの蛇腹部200を折り曲げることで、結合Y字型継手80を形成している。しかし、蛇腹部のような折り曲げ可能な構成の代わりに、はじめから折り曲げられて成型された胴体部が設けられてもよい。また、結合T字型継手70の第1継手構成部70aの胴体部150が蛇腹の構造を有していてもよい。
上述の実施形態では、円筒部140の内周面に凸部として形成されたはめ込み部145と、円筒部210の外周面に形成された凸部212〜214とが掛かり合うように、円筒部210が円筒部140にはめ込まれている。しかし、凸部が凹部に掛かり合うようにはめ込み部が形成されてもよい。例えば、円筒部140の内周面に凹部が形成され、円筒部210の外周面に形成された凸部が上記凹部と掛かり合うように円筒部140が円筒部210にはめ込まれてもよい。
上述の実施形態では、A種の継手が、互いに接続される2つの継手構成部からなる。そして、2つの継手構成部のそれぞれは一体成型された部品である。しかし、継手構成部のそれぞれがさらに複数の部品からなり、これらの部品を互いに固定したり接続したりすることで構成されていてもよい。例えば、結合T字型継手70において、胴体部150と円筒部120又は130と接続可能に構成されており、これらが互いに接続されることで第1継手構成部70aが構成されていてもよい。また別の例として、第1継手構成部70aにおける円筒部130の代わりに円筒部140が設けられており、この円筒部140に第2継手構成部70bが接続されていてもよい。つまり、胴体部150と1つの円筒部120及び2つの円筒部140とが一体成型されており、2つの円筒部140に2つの第2継手接続部70bがそれぞれ接続されることで継手が構成されてもよい。
1 排水システム、50 排水管、52 螺旋部、60 結合I字型継手、70 結合T字型継手、70a 第1継手構成部、70b 第2継手構成部、80 結合Y字型継手、120及び130 円筒部、125及び135 ねじ込み部、140 円筒部、141 開口部、145 はめ込み部、200 蛇腹部、210 円筒部、212〜214 凸部、220 円筒部、222 ねじ込み部、224 ねじ込み対

Claims (7)

  1. 地中に埋設される排水管用の継手であって、
    排水が流通する流通路がそれぞれの内部に形成された第1継手構成部及び第2継手構成部を備え、
    前記第1継手構成部が、
    外周面に凸状の螺旋部が形成された排水管の前記螺旋部がねじ込まれる第1ねじ込み部が内周面に形成された第1接続部と、
    前記第2継手構成部がはめ込まれるはめ込み口が形成された第2接続部とを備え、
    前記第2継手構成部が、
    前記螺旋部がねじ込まれる第2ねじ込み部が内周面に形成された第3接続部と、
    前記第2接続部にはめ込まれる第4接続部とを備え、
    互いに掛かり合う一対のはめ込み部が、前記第2接続部に一方が形成され、前記第4接続部に他方が形成され、且つ、前記第4接続部を前記第2接続部に対して前記はめ込み口から前記第2接続部内に向かう方向に沿って相対的に平行移動させることではめ込むことができるように構成されていることを特徴とする、地中に埋設される排水管用の継手。
  2. 前記一対のはめ込み部の一方が前記第2接続部の内周面に形成された凸部であり、他方が前記第4接続部の外周面に形成された凸部であることを特徴とする請求項1に記載の継手。
  3. 前記第4接続部が前記第2接続部にはめ込まれた状態において、前記第4接続部が前記第2接続部に対して、前記第2ねじ込み部への前記螺旋部のねじ込みの回転方向に関して回転可能であるように前記一対のはめ込み部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の継手。
  4. 前記第1ねじ込み部と前記第2ねじ込み部の少なくともいずれか一方が、ねじ込まれた前記螺旋部を互いの間に挟持するように前記螺旋部のねじ込み経路に沿って延びた一対の螺旋部挟持部を構成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の継手。
  5. 前記第1接続部と前記第2接続部の間の部分及び前記第3接続部と前記第4接続部の間の部分の少なくともいずれか一つが、前記流通路に沿って伸縮可能な蛇腹状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の継手。
  6. 前記第1継手構成部が、前記第1接続部を複数備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の継手。
  7. 複数本の排水管と排水管同士を繋ぐ複数個の継手とを有する、地中に埋設される排水システムであって、
    前記排水管の外周面に凸状の螺旋部が形成されており、
    前記継手における前記排水管との接続部に、前記螺旋部がねじ込まれるねじ込み部が形成されており、
    前記複数個の継手のうちの少なくともいずれか一つが、互いに接続された一対の継手構成部から構成されており、
    前記一対の継手構成部が、互いの接続部における排水の流通路に沿って互いに対して相対的に平行移動させることではめ込むことができるように構成されていることを特徴とする排水システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018204750A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 株式会社オンダ製作所 配管ガイド
JP2020112324A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 株式会社新富士空調 スパイラルダクト接続構造およびスパイラルダクト用継手

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