JP3199435U - スパッツ - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者の脚を外側に開き、太股及び脹脛を絞り上げて引き締め、着用者が動作することで効果的なエクササイズを行なうことができるスパッツを提供する。【解決手段】スパッツ100は、ベース生地部1よりも伸縮抵抗が大きく編成され、正面視で内側面から外側面にかけて斜め上方に巻回すると共に背面視で外側面から内側面にかけて斜め上方に巻回する螺旋状の螺旋締付部31、32a、32bをレッグ部20及びパンティ部10に備える。【選択図】図1

Description

この考案は、スパッツに関するものである。
従来のスパッツにおいては、両脚を被う脚部では締付け力の弱い生地と締付け力の強い生地を螺旋状を成して縫製し、しかし脚が屈曲する膝部は締付け力の弱い生地で構成している(例えば、実用新案登録文献1参照)。
特開2007−138348号公報
従来のスパッツは、正面視において締付け力の強い生地を外側面から内側面にかけて斜め上向きに螺旋状に成しており、着用者の脚を内側に閉じる方向に力が働くことになり、着用者の脚を外側に開く方向に力が働くものではない。
また、従来のスパッツは、締付け力が互いに異なる複数生地を縫い付けたスパッツであり、製造工程が複雑であるという課題がある。
この考案は、上述のような課題を解決するためになされたもので、着用者の脚を外側に開き、太股及び脹脛を絞り上げて引き締め、着用者が動作することで効果的なエクササイズを行なうことができるスパッツを提供することを目的とする。
この考案に係るスパッツにおいては、筒状編地により編成され、レッグ部及びパンティ部を備え、ベース生地部よりも伸縮抵抗が大きく編成され、正面視で内側面から外側面にかけて斜め上方に巻回すると共に背面視で外側面から内側面にかけて斜め上方に巻回する螺旋状の螺旋締付部をレッグ部及びパンティ部に備える。
この考案に係るスパッツにおいては、着用者の脚を外側に開き、太股及び脹脛を絞り上げて引き締め、着用者が動作することで効果的なエクササイズを行なうことができる。
(a)は第1の実施形態におけるスパッツを示す正面図であり、(b)は図1(a)に示すスパッツの右側図である。 (a)は図1(a)に示すスパッツの平面図であり、(b)は図1(a)に示すスパッツの背面図であり、(c)は図1(a)に示すスパッツの底面図である。 (a)は図1に示すスパッツの使用状態を示す右側面図であり、(b)は図1に示すスパッツの使用状態を示す背面図である。 (a)はベース生地部の編組織を説明するための説明図であり、(b)はウエスト・バンドの編組織を説明するための説明図であり、(c)は股布の編組織を説明するための説明図である。 (a)は左脚側の第1螺旋締付部及び第2螺旋締付部の下部並びに右臀部側のV字締付部の編組織を説明するための説明図であり、(b)は右脚側の第1螺旋締付部及び第2螺旋締付部の下部並びに左臀部側のV字締付部の編組織を説明するための説明図である。 第2螺旋締付部の上部の編組織を説明するための説明図である。 (a)は内側締付部の編組織を説明するための説明図であり、(b)はU字締付部の編組織を説明するための説明図であり、(c)は外側締付部の編組織を説明するための説明図である。
(本考案の第1の実施形態)
スパッツ100は、筒状編地により編成され、図1〜図3に示すように、パンティ部10及びレッグ部20の二部に大別され、ベース生地部1に対して、異なる編組織を施した後述の各締付部により所望のテーピング効果を持たせている。
なお、スパッツ100は、既存の靴下編機により筒状に編んだ一対の編地を用いて、パンティ13に相当する部分に切れ目を入れて裁断縁同士を付き合わせて縫着して一体化したものである。
本実施形態に係るベース生地部1は、図4(a)に示すように、給糸口1F,3Fからの編糸による1ウェール毎にニット及びミスを交互に繰り返す1×1リブ編と給糸口2F,4Fからの編糸による連続するニットの平編とを1コース毎に交互に繰り返し、給糸口1Fからの編糸による1×1リブ編のニットの位置と給糸口3Fからの編糸による1×1リブ編のニットの位置とを1ウェール分ずらしているリブ編の変形の編組織(以下、「第1リブ編地」と称す)で編成されている。しかしながら、ベース生地部1は、後述する締付部の伸縮抵抗より伸縮抵抗が小さいのであれば、この編組織に限られるものではない。
パンティ部10は、上端である腰天11のゴムテープの部分であるウエスト・バンド12と、着用者の腰を覆う部分であるパンティ13と、着用者の股の添え生地である股布14と、を備え、腰天11から身部切替えまでの部分の総称である。
なお、ウエスト・バンド12は、筒状編地の端部を裏地面側に折り返して二重にし、当該端部を縫製して幅広に形成されることにより、着用者に心地よく、着用者の腹部及び腰部の形状に適合しながら、腹部周り及び腰部周りをすっきりとした輪郭で抑えることができる(図3(a)及び図3(b)の符号A参照)。また、ウエスト・バンド12は、コルセットのような強い締め付けではなく、着用者の皮膚の一部のように着用者の動きに応じて伸縮し、着用者に心地よいサポート力で腰部をしっかり支持することができる。
本実施形態に係るウエスト・バンド12は、図4(b)に示すように、給糸口1Fからの編糸による1ウェール毎にニット及びミスを交互に繰り返す1×1リブ編と給糸口2F,3F,4Fからの編糸による連続するニットの平編とを交互に繰り返す、リブ編の変形の編組織(以下、「第2リブ編地」と称す)で編成されている。
また、本実施形態に係る股布14は、図4(c)に示すように、給糸口1F,2F,3F,4Fからの編糸による連続するニットの平編の編組織で編成されている。
レッグ部20は、着用者の大腿(太股)に対応する部分である大腿部21と、着用者の膝に対応する部分である膝部22と、着用者の下腿に対応する部分である下腿部23と、レッグ部20の下端である裾24のゴムテープの部分である口ゴム25と、を備え、大腿部21から裾24までの部分の総称である。
スパッツ100は、ベース生地部1よりも伸縮抵抗が大きく編成され、図1(a)に示す正面視で内側面から外側面にかけて斜め上方に巻回すると共に図2(b)に示す背面視で外側面から内側面にかけて斜め上方に巻回する螺旋状の螺旋締付部30(第1螺旋締付部31、第2螺旋締付部32)をレッグ部20及びパンティ部10に備える。
螺旋締付部30は、着用者の股関節(脚の付け根)から爪先までの脚全体を外側に開かせ、左右の内腿を合わせ、臀部を引き締め、バレエの基本姿勢「アン・ドゥ・オール(en dehors)」のように着用者の姿勢を自然に導くことができる。
また、螺旋締付部30は、レッグ部20の内側面から始まり、後述するV字締付部40に股布14近傍で連結する第1螺旋締付部31と、レッグ部20の外側面から始まり、第1螺旋締付部31に離間して略平行に配設され、後述するV字締付部40に連結する第2螺旋締付部32(上部32a、下部32b)と、を備える。
螺旋締付部30の第1螺旋締付部31は、着用者の膝上から徐々に大腿の頂点に向かっており、大腿の内側を絞り上げ、連動して骨盤周りの筋肉へとその刺激を伝え、傾いた骨盤を正しい位置に自然に調整することができる。
螺旋締付部30の第2螺旋締付部32は、着用者の臀部を引き締め、腹部の奥の深層筋(インナーマッスル)を着用者に意識させると共に、着用者の骨盤を直立させ、着用者の姿勢を自然に正し、中半身(太腿から肋骨までの間の部分)を着用者に意識させることができる。
ここで、中半身は、骨盤と脚の骨をつなぐ重要な部分であり、バレリーナのような均整の取れた体を作るのために必要な多くの深層筋が集まっている。また、中半身には、脂肪を燃やすために必要な大きな筋肉(内転筋群、ハムストリング、腹直筋など)も存在するため、これらの筋肉を意識的に動かすだけで代謝が上がり、ボディーラインが整うと考えられる。なお、これらの筋肉を引き締めるには、以下の3つの意識が必要である。
第一に、バレエの基本姿勢「アン・ドゥ・オール(en dehors)」を心掛けることである。このように、股関節を外方向に開くように意識することで、内向きに硬くなった股関節の周りの筋肉が柔軟になり、骨盤周り及び体幹の筋肉が連動して刺激されると共に、股関節の可動域を広げることもできる。
第二に、「内股絞りからのお尻締め」を意識することである。このように、内腿及び大腿後面の筋肉を外側から内側に絞り上げ、内腿の頂点を両側から当接するように意識することで、骨盤を直立させ、中半身の体幹筋肉が連動して鍛えられ、脚全体からすっきりとした柔軟なボディーラインに整える。
第三に、「下腹をサスペンダーで引き上げる」を意識することである。このように、下腹を意識することで、丹田を刺激でき、背筋を自然に直立させ、きれいな姿勢作りを補助することができる。
すなわち、本実施形態に係るスパッツ100は、以上の3つの意識を着用者に認識させる強弱関係の編地が施されている。
本実施形態に係るスパッツ100は、着用者の膝蓋骨に対応する部分をベース生地部1に位置させ、着用者の膝蓋骨に対応する部分を第1螺旋締付部31及び第2螺旋締付部32で挟持することにより、着用者の膝を支持し、着用者の運動をサポートすることができる。
なお、本実施形態に係る第1螺旋締付部31は、左脚側(図1(a)の右側、図2(b)の左側)の編組織と右脚側(図1(a)の左側、図2(b)の右側)の編組織とは逆の編目となっている。
例えば、第1螺旋締付部31は、左脚側の編組織であれば、図5(a)に示すように、給糸口1F,3Fからの編糸による連続するニットの平編と、給糸口2F,4Fからの編糸による1つのニットの後に3つのミスが続く1×3リブ編とを1コース毎に交互に繰り返し、給糸口2Fからの編糸による1×3リブ編のニットの位置と給糸口4Fからの編糸による1×3リブ編のニットの位置とが1ウェールずつ左側にずらしているリブ編の変形の編組織(以下、「第3リブ編地」と称す)で編成されている。
また、第1螺旋締付部31は、右脚側の編組織であれば、図5(b)に示すように、給糸口1F,3Fからの編糸による連続するニットの平編と、給糸口2F,4Fからの編糸による1つのニットの後に3つのミスが続く1×3リブ編とを1コース毎に交互に繰り返し、給糸口2Fからの編糸による1×3リブ編のニットの位置と給糸口4Fからの編糸による1×3リブ編のニットの位置とが1ウェールずつ右側にずらしているリブ編の変形の編組織(以下、「第4リブ編地」と称す)で編成されている。
第2螺旋締付部32は、図1(b)に示すように、着用者の膝部の外側面を境界として、編地を異ならせており、第2螺旋締付部32の上部32aの伸縮抵抗が、第2螺旋締付部32の下部32b及び第1螺旋締付部31の伸縮抵抗より大きい。
第2螺旋締付部32の上部32aは、着用者の左右の内股の付け根の頂点を接触させるように力が働き、大腿を引き上げる感覚を着用者に意識させると共に、図3(a)の符号Bで示すように、内腿と大腿後面の筋肉を螺旋方向で内側から外側にかけて絞り上げて引き締めるように支持し、中半身を着用者に意識させながら大腿を引き上げることができる。
なお、本実施形態に係る第2螺旋締付部32の上部32aは、図6に示すように、給糸口1F,3Fからの編糸による1つのニットの後に5つのミスが続く1×5リブ編と、給糸口2F,4Fからの編糸による連続するニットの平編とを1コース毎に交互に繰り返すと共に、8コース分(1F〜4F、1F〜4F)を1ユニットとして、隣接するユニットで3ウェール分ずらしているリブ編の変形の編組織(以下、「第5リブ編地」と称す)で編成されている。
第2螺旋締付部32の下部32bは、図3(b)の符号Cに示すように、着用者の下腿を螺旋方向で外側から内側に絞り上げるように力が働き、下腿を引き締めることができる。
また、本実施形態に係る第2螺旋締付部32の下部32bは、第1螺旋締付部31と同様の編組織であり、左脚側(図1(a)の右側、図2(b)の左側)の編組織と右脚側(図1(a)の左側、図2(b)の右側)の編組織とは逆の編目となっている。
すなわち、第2螺旋締付部32の下部32bは、左脚側の編組織であれば、図5(a)に示すように、第3リブ編地で編成され、右脚側の編組織であれば、図5(b)に示すように、第4リブ編地で編成されている。
スパッツ100は、ベース生地部1よりも伸縮抵抗が大きく編成され、図2(b)に示すように、着用者の臀溝に対応する部分に配設される略V字状のV字締付部40をパンティ部10に備える。
なお、V字締付部40の幅は、第2螺旋締付部32の幅よりも広く設定している。
また、第1螺旋締付部31は、V字締付部40との連結により、図2(b)に示す背面視で略X字状(以下、「X字締付部50」と称す)をなしている。
また、図2(b)に示す背面視で略X字状をなす第1螺旋締付部31の一部の幅は、V字締付部40の幅と略同一であり、第1螺旋締付部31の他の幅よりも広く設定している。
X字締付部50は、着用者の臀部中央に向かう幅広のスパイラルテーピングにクロステーピングが加わり、臀部中央に臀部を引き寄せる力を働かせ、図3(b)の符号Dに示すように、自然に臀部を引き締めると共に、下方に弛んだ臀部のライン(臀溝)を引き締め、上向きに臀部の位置を上昇させ、脚高効果を得ることができる。
なお、本実施形態に係るV字締付部40は、第1螺旋締付部31と同様の編組織であり、右臀部側(図1(a)の右側、図2(b)の左側)の編組織と左臀部側(図1(a)の左側、図2(b)の右側)の編組織とは逆の編目となっている。
すなわち、V字締付部40は、右臀部側の編組織であれば、図5(a)に示すように、第3リブ編地で編成され、左臀部側の編組織であれば、図5(b)に示すように、第4リブ編地で編成されている。
スパッツ100は、ベース生地部1よりも伸縮抵抗が大きく編成され、図1(a)に示す正面視で股布14を包囲する内側締付部61と、内側締付部を包囲する略U字状のU字締付部62と、U字締付部62を包囲する外側締付部63と、を備える。
スパッツ100は、図3(a)の符号Eに示すように、U字締付部62が第2螺旋締付部32(着用者の下腹部)を上方に引き上げ、内側締付部61、U字締付部62及び外側締付部63が着用者の下腹部を押圧することにより、着用者の背筋を伸ばし、正しい姿勢を着用者に意識させることができる。
なお、本実施形態に係る内側締付部61は、図7(a)に示すように、給糸口1F,2F,3F,4Fからの編糸による1つのニットの後に1つのミスが続く1×1リブ編の4コース分(1F〜4F)を1ユニットとして、隣接するユニットで1ウェール分ずらしているリブ編の変形の編組織(以下、「第6リブ編地」と称す)で編成されている。
また、U字締付部62は、図7(b)に示すように、給糸口1F,3Fからの編糸による2つのニットの後に2つのミスが続く2×2リブ編と給糸口2F,4Fからの編糸による1つのニットの後に1つのタックが続く1×1タック編とを1コース毎に交互に繰り返し、給糸口2Fからの編糸による1×1タック編のタックの位置と給糸口4Fからの編糸による1×1タック編のタックの位置とを1ウェール分ずらしているリブ編の変形の編組織(以下、「第7リブ編地」と称す)で編成されている。
このように、U字締付部62は、タック編によるダッキング機能により、部分的に度目を小さくし、着用者の腹部における締付力を高めている。
また、外側締付部63は、図7(c)に示すように、給糸口1F,3Fからの編糸による1つのニットの後に2つのミスが続く1×2リブ編と給糸口2F,4Fからの編糸による連続するニットの平編とを1コース毎に交互に繰り返す、リブ編の変形の編組織(以下、「第8リブ編地」と称す)で編成されている。
なお、本実施形態に係るウエスト・バンド12は、給糸口1Fから給糸される表糸として、140デニールのポリウレタン弾性糸の芯糸に、40デニールの2本のナイロン糸(例えば、東レ株式会社製「キュープアクア」(登録商標))をカバーリングしたDCY(double covering yarn)を用いている(140×40×40 DCY)。
また、本実施形態に係るウエスト・バンド12は、給糸口1Fから給糸される裏糸として、20デニールのポリウレタン弾性糸の芯糸に、フィラメントカウントが10本である30デニールのナイロン糸(長繊維)をカバーリングしたFTY(Filament Twisted Yarn)を用いている(R20/30−10F FTY)。
また、本実施形態に係るウエスト・バンド12は、給糸口2F,3F,4Fから給糸される編糸として、フィラメントカウントが24本である70デニール双糸のウーリーナイロン糸を用いている(70/2−24F WN)。
さらに、本実施形態に係るウエスト・バンド12以外の編地(ベース生地部1、螺旋締付部30、V字締付部40、X字締付部50、内側締付部61、U字締付部62、外側締付部63)は、給糸口1F〜4Fから給糸される表糸として、50デニール双糸(50/2)のナイロン糸(例えば、東レ株式会社製「キュープアクア」(登録商標))を用いている。
また、本実施形態に係るウエスト・バンド12以外の編地(ベース生地部1、螺旋締付部30、V字締付部40、X字締付部50、内側締付部61、U字締付部62、外側締付部63)は、給糸口1F〜4Fから給糸される裏糸として、20デニールのポリウレタン弾性糸の芯糸に、フィラメントカウントが10本である30デニールのナイロン糸(長繊維)をカバーリングしたFTY(Filament Twisted Yarn)を用いている(R20/30−10F FTY)。
ここで、素材に伸長を与えない状態から一定の伸長を与えた場合の張力をFとし、レッグ部20の周方向Hにおけるベース生地部1の張力FH1、レッグ部20の周方向Hにおける各締付部(第1螺旋締付部31、第2螺旋締付部32、V字締付部40、内側締付部61、U字締付部62、外側締付部63)の張力FH2とすると、締付部がベース生地部1と比較して強い締め付け力を持つような、FH2>FH1という大小関係を持たせることが好ましい。
特に、レッグ部20の周方向Hにおける第1螺旋締付部31の張力FH31、レッグ部20の周方向Hにおける第2螺旋締付部32の上部32aの張力FH32a、レッグ部20の周方向Hにおける第2螺旋締付部32の下部32bの張力FH32bとすると、第2螺旋締付部32の上部32aが、第1螺旋締付部31及び第2螺旋締付部32の下部32bと比較して強い締め付け力を持ち、第1螺旋締付部31及び第2螺旋締付部32が略同一の締め付け力を持つような、FH32a>FH31=FH32>FH1という大小関係を持たせることがさらに好ましい。
以上のように、本実施形態に係るスパッツ100は、着用することにより、着用者の大腿、臀部、腹部及び背中の筋肉を意識して起立することができると共に、着用者が動作することにより、本発明に係る編組織により着用者の筋肉に負荷を掛け易く、効果的なエクササイズを行なうことできる。
特に、本実施形態に係るスパッツ100は、「内股絞りからのお尻締め」のバレエの基本姿勢に導く編組織が施されており、着用者の内股から臀部を介して肋骨までの「中半身」(体幹)を物理的に絞り、着用者のすっきりとした輪郭を作り、「内股絞りからのお尻締め」のバレエの基本姿勢を着用者の日常生活で体感することができる。
1 ベース生地部
10 パンティ部
11 腰天
12 ウエスト・バンド
13 パンティ
14 股布
20 レッグ部
21 大腿部
22 膝部
23 下腿部
24 裾
25 口ゴム
30 螺旋締付部
31 第1螺旋締付部
32 第2螺旋締付部
32a 上部
32b 下部
40 V字締付部
50 X字締付部
61 内側締付部
62 U字締付部
63 外側締付部
100 スパッツ

Claims (5)

  1. 筒状編地により編成され、レッグ部及びパンティ部を備えるスパッツにおいて、
    ベース生地部よりも伸縮抵抗が大きく編成され、正面視で内側面から外側面にかけて斜め上方に巻回すると共に背面視で外側面から内側面にかけて斜め上方に巻回する螺旋状の螺旋締付部を前記レッグ部及びパンティ部に備えることを特徴とするスパッツ。
  2. 請求項1に記載のスパッツにおいて、
    ベース生地部よりも伸縮抵抗が大きく編成され、着用者の臀溝に対応する部分に配設される略V字状のV字締付部を前記パンティ部に備えることを特徴とするスパッツ。
  3. 請求項2に記載のスパッツにおいて、
    前記螺旋締付部が、前記レッグ部の内側面から始まり、前記V字締付部に股布近傍で連結する第1螺旋締付部と、前記レッグ部の外側面から始まり、前記第1螺旋締付部に離間して略平行に配設され、前記略V字締付部に連結する第2螺旋締付部と、を備えることを特徴とするスパッツ。
  4. 請求項3に記載のスパッツにおいて、
    前記第2螺旋締付部が、着用者の膝部の外側面を境界として、編地を異ならせており、
    前記第2螺旋締付部の上部の伸縮抵抗が、前記第2螺旋締付部の下部及び前記第1螺旋締付部の伸縮抵抗より大きいことを特徴とするスパッツ。
  5. 請求項3又は4に記載のスパッツにおいて、
    前記V字締付部の幅が、第2螺旋締付部の幅よりも広く、
    前記第1螺旋締付部と前記V字締付部との連結により、背面視で略X字状をなし、
    背面視で略X字状をなす前記第1螺旋締付部の一部の幅が、前記V字締付部の幅と略同一であり、前記第1螺旋締付部の他の幅よりも広いことを特徴とするスパッツ。
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