JP3199072U - 写真用アルバム台紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】透明フィルムカバーに、反射防止機能を持たせると共に上面に筆記が行える機能を持たせた写真用アルバム台紙を提供する。【解決手段】写真用アルバム台紙10は、台紙本体2と透明フィルムカバー3とからなる。台紙本体には、平面部に粘着層20が形成され、透明フィルムカバーには、紫外線硬化型ワニス層に型フィルムを圧着し上面から紫外線を照射して型フィルムの凹凸を紫外線硬化型ワニス層に転写して文字6が書き込み可能なつや消し層が上面に形成される。また透明フィルムカバーの下面には、台紙本体の粘着層に剥離可能に粘り着く吸着面35が形成される。【選択図】図2
Description
本考案は、写真用アルバム台紙に関するものである。詳しくは、透明フィルムカバーの上面に細かい凹凸を設けてつや消し層とすることにより、反射防止機能を持たせると共に、透明フィルムカバー上面に筆記具による記載を行える機能を付加させた写真用アルバム台紙の改良に関するものである。
従来より、特許文献1に示されるように、透明フィルムの上面をつや消し層とすることにより、フィルム上面で光が反射せずに内部に収納された写真が見やすく、且つ、フィルム上面に筆記具で文字や図形等を描きやすくしたアルバム台紙が提供されていた。
特許文献1のアルバム台紙は、透明フィルムで光が反射することを防止し、且つ、透明フィルム上面が筆記性を有する構成とするために、透明フィルムに無機の微粒子を含有させたつや消し透明フィルムとしたものであった。
しかし、透明フィルムに無機の微粒子を含有させることは、フィルムが分厚くなってしまうという問題点や微粒子をフィルムに均等に含有させることが難しいといった問題点を有していた。そこで、近年では、サンドブラスト(粒砂)を使用して、フィルム表面を削ってつや消しを作るサンドブラスト製法を使用するのが一般的であったが、該方法もフィルム表面を削るのでフィルムに腰がなくなり、フィルムが弱くなるという問題点を有していた。
そこで、本考案は、第1に、文字等が書き込み可能なつや消し層を形成した透明フィルムカバーとして、サンドブラストで削った透明フィルムカバーを使用するのではなく、紫外線硬化凹凸面を上面に形成した透明フィルムカバーを使用することにより、透明フィルムカバーに腰がなくなり、弱くなるという課題を解決した写真用アルバム台紙を提供することを目的とする。
第2に、文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面を上面に形成した透明フィルムカバーを使用することにより、透明フィルムカバーに反射防止機能を持たせると共に、透明フィルムカバー上面に筆記具による筆記が行える機能を付加させた写真用アルバム台紙を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、第1の考案は、次の手段を採用した写真用アルバム台紙とする。
第1に、写真用アルバム台紙は、台紙本体と透明フィルムカバーとでなる。
第2に、台紙本体には、平面部に粘着層が形成される。
第3に、透明フィルムカバーには、塗布された紫外線硬化型ワニス層に文字等が書き込み可能なつや消し層を形成することができる微細な大きさの凹凸面を形成した紫外線透過の型フィルムの該凹凸面を圧着し前記型フィルム上面から紫外線を照射して前記型フィルムの凹凸を紫外線硬化型ワニス層に転写して文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面が上面に形成される。
第4に、透明フィルムカバーには、下面に台紙本体の平面部の粘着層に剥離可能に粘り着く吸着面が形成される。
第1に、写真用アルバム台紙は、台紙本体と透明フィルムカバーとでなる。
第2に、台紙本体には、平面部に粘着層が形成される。
第3に、透明フィルムカバーには、塗布された紫外線硬化型ワニス層に文字等が書き込み可能なつや消し層を形成することができる微細な大きさの凹凸面を形成した紫外線透過の型フィルムの該凹凸面を圧着し前記型フィルム上面から紫外線を照射して前記型フィルムの凹凸を紫外線硬化型ワニス層に転写して文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面が上面に形成される。
第4に、透明フィルムカバーには、下面に台紙本体の平面部の粘着層に剥離可能に粘り着く吸着面が形成される。
第2の考案は、第1の考案における粘着層が、上記透明フィルムカバーの剥離部分構成部を除いた上記台紙本体の平面部の全面に平面的に粘着剤を塗布されたものであることを付加した写真用アルバム台紙である。
第3の考案は、第1の考案における粘着層が、上記透明フィルムカバーの剥離部分構成部を除いた上記台紙本体の平面部に斜めの粘着剤のラインとして塗布されたものであることを付加した写真用アルバム台紙である。
本考案は、以下の効果を発揮する。
第1に、サンドブラスト加工を施した透明フィルムカバーを使用するのではなく、紫外線硬化凹凸面を上面に形成した透明フィルムカバーを使用したので、透明フィルムカバーに腰がなくなり、弱くなるという課題を解決した写真用アルバム台紙を提供することができた。
第1に、サンドブラスト加工を施した透明フィルムカバーを使用するのではなく、紫外線硬化凹凸面を上面に形成した透明フィルムカバーを使用したので、透明フィルムカバーに腰がなくなり、弱くなるという課題を解決した写真用アルバム台紙を提供することができた。
第2に、文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面を上面に形成した透明フィルムカバーを使用したので、透明フィルムカバーに反射防止機能を持たせると共に、透明フィルムカバー上面に筆記具による筆記が行える機能を付加させた写真用アルバム台紙を提供することができた。
第2の発明の効果ではあるが、粘着層が、台紙本体の平面部の全面に平面的に粘着剤が塗布されたものとすることにより、粘着層を薄くすることのできる写真用アルバム台紙となった。
第3の考案の効果であるが、粘着層を台紙本体の平面部に斜めの粘着剤のラインとして塗布したことで、透明フィルムカバーを台紙本体の平面部に粘着させる際に、透明フィルムカバーと台紙本体の間から空気が抜けやすく、写真を綺麗に貼付することができる写真用アルバム台紙を提供することができた。又、粘着剤をライン状に塗布することにより、使用する粘着剤の量を少なくすることができた。
以下、図面に従って、実施例と共に本考案を実施するための形態について説明する。
本考案は、写真用アルバム台紙である。図1は第1実施例に係る写真用アルバム台紙を示す平面図である。
本考案は、写真用アルバム台紙である。図1は第1実施例に係る写真用アルバム台紙を示す平面図である。
写真用アルバム台紙1は、図1に示されるように、台紙本体2と透明フィルムカバー3とによりなり、実施例では、透明フィルムカバー3を、他辺を開閉自在として、一辺を台紙本体2に固着したものである。透明フィルムカバー3は図中右辺で固着するもので、符号36が透明フィルムカバー3の台紙本体2への固着部である。尚、本発明ではこの固着部36を設けず、全辺より開閉自在とすることもできる。写真用アルバム台紙1は、使用される際には、製本しても良いし、バインダー形式で使用しても良い。
台紙本体2は、その平面部に粘着層20を有する。粘着層20の範囲は、台紙本体2の平面部で、透明フィルムカバー3の固着部36対応位置及び透明フィルムカバー3の剥離部分構成部21を除いた透明フィルムカバー3の当接面の範囲である。粘着層20は、上記範囲の台紙本体2の平面部の全面に平面的に粘着剤を塗布したものである。
透明フィルムカバー3は、上面に文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面34を形成し、下面に台紙本体2の平面部の粘着層20に剥離可能に粘り着く吸着面35を形成したものである。
以下に、透明フィルムカバー3の製作工程、即ち、上面に文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面34を形成する工程について、図3に従って説明する。
先ず、透明フィルム本体30表面に紫外線硬化型ワニスを塗り、紫外線硬化型ワニス層31を形成する。
次に、該紫外線硬化型ワニス層31に、文字等が書き込み可能なつや消し層を形成することができる微細な大きさの凹凸面を形成した紫外線透過の型フィルム32の該凹凸面を圧着する。図3(A)が紫外線硬化型ワニス層31に型フィルム32を圧着する際の図である。
更に、型フィルム32上面から紫外線照射装置33より紫外線を照射して型フィルム32の凹凸を紫外線硬化型ワニス層31に転写する。図3(B)がその状態を示す図である。
これにより、型フィルム32を剥離すると、文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面34が上面に形成される。図3(C)が紫外線硬化凹凸面34を上面に形成した透明フィルムカバー3を示す図である。
先ず、透明フィルム本体30表面に紫外線硬化型ワニスを塗り、紫外線硬化型ワニス層31を形成する。
次に、該紫外線硬化型ワニス層31に、文字等が書き込み可能なつや消し層を形成することができる微細な大きさの凹凸面を形成した紫外線透過の型フィルム32の該凹凸面を圧着する。図3(A)が紫外線硬化型ワニス層31に型フィルム32を圧着する際の図である。
更に、型フィルム32上面から紫外線照射装置33より紫外線を照射して型フィルム32の凹凸を紫外線硬化型ワニス層31に転写する。図3(B)がその状態を示す図である。
これにより、型フィルム32を剥離すると、文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面34が上面に形成される。図3(C)が紫外線硬化凹凸面34を上面に形成した透明フィルムカバー3を示す図である。
次に、第2実施例に係る写真用アルバム台紙10について説明する。
写真用アルバム台紙10は、図2に示されるように、粘着層20が、台紙本体2の平面部に斜めの粘着剤のラインとして塗布されたものであること以外は、第1実施例に係る写真用アルバム台紙1と同様のものである。
写真用アルバム台紙10は、図2に示されるように、粘着層20が、台紙本体2の平面部に斜めの粘着剤のラインとして塗布されたものであること以外は、第1実施例に係る写真用アルバム台紙1と同様のものである。
写真用アルバム台紙10は、粘着層20が台紙本体2の平面部に斜めの粘着剤のラインとして塗布されたものとすることにより、写真4を台紙本体2に貼り付ける際に透明フィルムカバー3から空気が抜けやすく、写真4を綺麗に貼付することができるものとなった。
以下に、写真用アルバム台紙の使用方法について説明する。写真用アルバム台紙1及び写真用アルバム用台紙10の使用方法は同様であるので、図2の写真用アルバム用台紙10に基づいて説明する。
先ず、剥離部分構成部21に位置する透明フィルムカバー3を引き上げ、透明フィルムカバー3を、台紙本体2の剥離部分構成部21側から剥離する。次に、所望の位置の台紙本体2の平面部の粘着層20上に写真4を載置する。続いて、透明フィルムカバー3を写真4の上をカバーしながら固着部36側から開放部側である剥離部分構成部21側に向けて貼り付けていく。これにより透明フィルムカバー3は、台紙本体2の粘着層20により粘着保持される。
その後、図2の下部に位置する写真4の画像5に対する説明等を、透明フィルムカバー3の上面に書き入れる。図2では、「○○年○○月○○日」の文字6、「○○山」の文字6、「山道」の文字6が、透明フィルムカバー3の上面に書き込まれている例が示されている。
1、10・・写真用アルバム台紙
2・・・・・台紙本体
3・・・・・透明フィルムカバー
4・・・・・写真
5・・・・・画像
6・・・・・文字
20・・・・粘着層
21・・・・剥離部分構成部
30・・・・透明フィルム本体
31・・・・紫外線硬化型ワニス層
32・・・・型フィルム
33・・・・紫外線照射装置
34・・・・紫外線硬化凹凸面
35・・・・吸着面
36・・・・固着部
2・・・・・台紙本体
3・・・・・透明フィルムカバー
4・・・・・写真
5・・・・・画像
6・・・・・文字
20・・・・粘着層
21・・・・剥離部分構成部
30・・・・透明フィルム本体
31・・・・紫外線硬化型ワニス層
32・・・・型フィルム
33・・・・紫外線照射装置
34・・・・紫外線硬化凹凸面
35・・・・吸着面
36・・・・固着部
Claims (3)
- 平面部に粘着層を形成した台紙本体と、塗布された紫外線硬化型ワニス層に、文字等が書き込み可能なつや消し層を形成することができる微細な大きさの凹凸面を形成した紫外線透過の型フィルムの該凹凸面を圧着し、前記型フィルム上面から紫外線を照射して前記型フィルムの凹凸を紫外線硬化型ワニス層に転写して、文字等が書き込み可能なつや消し層となる紫外線硬化凹凸面を上面に形成し、下面に台紙本体の平面部の粘着層に剥離可能に粘り着く吸着面を形成した透明フィルムカバーとでなる写真用アルバム台紙。
- 上記粘着層は、上記透明フィルムカバーの剥離部分構成部を除いた上記台紙本体の平面部の全面に平面的に粘着剤が塗布されたものであることを特徴とする請求項1に記載の写真用アルバム台紙。
- 上記粘着層は、上記透明フィルムカバーの剥離部分構成部を除いた上記台紙本体の平面部に斜めの粘着剤のラインとして塗布されたものであることを特徴とする請求項1に記載の写真用アルバム台紙。
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