JP3199059B2 - ロボット装置及びその姿勢制御方法 - Google Patents

ロボット装置及びその姿勢制御方法

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JP3199059B2
JP3199059B2 JP16292399A JP16292399A JP3199059B2 JP 3199059 B2 JP3199059 B2 JP 3199059B2 JP 16292399 A JP16292399 A JP 16292399A JP 16292399 A JP16292399 A JP 16292399A JP 3199059 B2 JP3199059 B2 JP 3199059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転倒状態などの異
常な姿勢状態から通常の姿勢状態に自立的に姿勢復帰す
る機能を有するロボット装置及びその姿勢制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、タイヤの回転により自走する
タイヤ型ロボットや2足あるいは4足の自立型歩行ロボ
ットなど形式の異なる機構系を備える各種形態のロボッ
ト装置が提案されている。
【0003】この種のロボット装置は、所定の自由度を
持つアクチュエータ及び所定の物理量を検出するセンサ
などがそれぞれ所定位置に配置された機構系を備え、マ
イクロコンピュータを用いた制御部によって、各種セン
サの出力及び制御プログラムに従って各種アクチュエー
タを個別に駆動制御することにより自走しまた所定の動
作を行い得るようになされている。また、この種のロボ
ット装置は、例えば胴体部、脚部及び頭部などの各構成
ユニットがそれぞれ予め定められた相関関係をもつ状態
に結合されることにより所定の形に組み立てられてい
る。
【0004】2本あるいはそれ以上の複数本の足を有す
る多足歩行ロボットには、例えば猫や犬のような動物の
ような形態をしているものがある。このような形態の多
足歩行ロボットは、例えば4本の足を有しており、各足
は、所定の数の関節部を備えている。この種のロボット
の足の関節に対して制御を行う方法としては、位置情報
や速度情報を教示によって記録し再現する方法や、位置
情報や速度情報を運動モデルを用いて演算により生成実
行する方法がある。
【0005】従来のロボット装置における制御では、教
示による方法、運動モデルによる方法ともに、設計者の
予想される環境下での動作を前提としているため、これ
ら使用環境が異なる場合においては、装置の姿勢が意図
に反した状況になる場合が発生し、異常な姿勢により装
置の機能や構造に障害を与え、故障する、若しくは、使
用環境に生涯をもたらす可能性があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上述の如き従来のロボット装置の実情に鑑み、転倒
状態などの異常な姿勢状態での使用によるロボット装置
の故障や事故を防止することにある。
【0007】また、本発明の目的は、転倒状態などの異
常な姿勢状態から通常の姿勢状態に自立的に姿勢復帰す
ることができるロボット装置及びその姿勢制御方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロボット装
置は、少なくとも4本の脚部を備えた脚式の移動ロボッ
ト装置であり、装置本体の姿勢を認識し、認識結果を出
力する姿勢認識手段と、この姿勢認識手段の認識結果に
基づいて、装置本体が、少なくとも右方向転倒姿勢又は
左方向転倒姿勢のいずれかの転倒姿勢になったことを判
別する転倒判別手段と、転倒判別手段により、右方向転
倒姿勢又は左方向転倒姿勢と判別された場合に、その判
別結果に応じた転倒復帰動作を、上記脚部を動作させる
ことにより行い、少なくとも一度、転倒姿勢から伏臥姿
勢状態を経由して正常な姿勢へ復帰させる制御手段とを
有するものである。
【0009】さらに、本発明は、少なくとも4本の脚部
を備えたロボット装置の姿勢制御方法であり、この制御
方法は、ロボット装置本体の姿勢を認識する姿勢認識工
程と、姿勢認識工程の認識結果に基づいて、ロボット装
置本体が、少なくとも右方向転倒姿勢又は左方向転倒の
いずれかの転倒姿勢になったことを判別する転倒判別工
程と、転倒判別工程において、右方向転倒姿勢又は左方
向転倒姿勢と判別された場合に、その判別結果に応じた
転倒復帰動作を脚部を動作させることにより行い、少な
くとも一度、転倒姿勢から伏臥姿勢状態を経由して正常
な姿勢へ復帰させる工程とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】本発明は、例えば図1に示すような構成の
多足歩行ロボット1に適用される。
【0012】この多足歩行ロボット1は多関節型ロボッ
トであり、4本の足を有する動物の形をしており、多関
節型ロボット1は、本体2、右前足3、左前足4、右後
足5、左後足6、頭部7、胴体部8、尻尾9等を有して
いる。
【0013】この多関節型ロボット1は、右前足3、左
前足4、右後足5、左後足6等の関節部10,11,1
2,13には、ブレーキ機構30を備えている。このブ
レーキ機構30の作動を利用して、各右前足3、左前足
4、右後足5、左後足6の内の任意の動作部(脚)の相
対位置関係を、ダイレクトティーチング方式で操作者が
位置教示を行うことができるものである。
【0014】本体2は、右前足3、左前足4、右後足
5、左後足6用のブラケット20,21,22,23を
備えている。頭部7は、本体2の上の前部に設定されて
おり、胴体部8は頭部7よりは後側に位置されている。
尻尾9は胴体部8から上方に突出している。
【0015】本体2に対して設置されている各要素につ
いて順次説明する。
【0016】まず右前足3は、脚3a、脚3b、ブラケ
ット20、関節部10,10a、ブレーキ機構30、サ
ーボモータ3c,3d,3e等を有している。
【0017】脚3aの上端部はブラケット20に連結さ
れており、脚3aは中心軸CL1を中心として矢印R1
方向に回転可能になっている。脚3aと脚3bは、関節
部10により連結されている。サーボモータ3cは本体
2に内蔵されており、サーボモータ3cが作動すると、
ブラケット20が中心軸CL2を中心として矢印R2の
方向に回転することができる。サーボモータ3dが作動
すると、脚3aが中心軸CL1を中心として矢印R1方
向に回転することができる。サーボモータ3eが作動す
ると、脚3bが脚3aに対して中心軸CL3を中心とし
て矢印R3方向に回転することができる。
【0018】左前足4は、脚4a,4b、ブラケット2
1、関節部11,11a、ブレーキ機構30、サーボモ
ータ4c,4d,4eを有している。
【0019】脚4aはブラケット21に連結されてお
り、中心軸CL4を中心として矢印R4方向に回転でき
るようになっている。脚4bは、関節部11により脚4
aに対して連結されている。サーボモータ4cは、本体
2に内蔵されており、サーボモータ4cが作動すると、
ブラケット21が中心軸CL5を中心として矢印R5方
向に回転する。サーボモータ4dが作動すると、脚4a
がブラケット21に対して中心軸CL4を中心として矢
印R4方向に回転する。サーボモータ4eが作動する
と、脚4bが中心軸CL6を中心として矢印R6方向に
回転する。
【0020】次に、右後足5は、脚5a,5b、ブラケ
ット22、関節部12,12a、ブレーキ機構30、サ
ーボモータ5c,5d,5eを有している。
【0021】脚5aの上端部はブラケット22に連結さ
れている。サーボモータ5cが作動するとブラケット2
2は中心軸CL7を中心として矢印R7方向に回転する
ことができる。サーボモータ5dが作動すると、脚5a
が中心軸CL8を中心として矢印R8方向に回転するこ
とができる。サーボモータ5eが作動すると、脚5bは
中心軸CL9を中心として矢印R9方向に回転すること
ができる。
【0022】左後足6は、脚6a,6b、ブラケット2
3、関節部13,13a、ブレーキ機構30、サーボモ
ータ6c,6d,6eを有している。
【0023】サーボモータ6cが作動すると、ブラケッ
ト23が中心軸CL10を中心として矢印R10方向に
回転できる。サーボモータ6dが作動すると、脚6aが
中心軸CL11を中心として矢印R11方向に回転でき
る。サーボモータ6eが作動すると、脚6bは中心軸C
L12を中心として矢印R12方向に回転することがで
きる。
【0024】このように、各右前足3、左前足4、右後
足5、左後足6は、それぞれ3自由度で構成される脚部
品からなり、複数軸を中心としてサーボモータにより駆
動することができる。
【0025】頭部7は、サーボモータ7a,7b,7c
を有しており、サーボモータ7aが作動すると、中心軸
CL20を中心として矢印R20方向に揺動できる。サ
ーボモータ7bが作動すると、頭部7は中心軸CL21
を中心として矢印R21方向に揺動する。サーボモータ
7cが作動すると、頭部7は、中心軸CL22を中心と
して矢印R22方向に揺動することができる。すなわ
ち、この頭部7は、3自由度で構成されている。
【0026】胴体部8にはサーボモータ8aを有してお
り、このサーボモータ8aが作動すると、中心軸CL2
3を中心として尻尾9が矢印R23方向に揺動する。
【0027】また、この多関節型ロボット1は、図2に
示すように、本体2に3軸(x,y,z)の加速度セン
サ41を内蔵しており、任意の姿勢における本体2への
加速度及び角速度を検出できるようになっている。ま
た、頭部7には、CCDカメラ43とマイクロホン44
が配設されている。さらに、頭部、各脚先、腹部、喉
部、臀部、尻尾に接触センサ45が配設されている。各
センサによる検出出力は、図3に示すように、この多関
節型ロボット1の制御部100に設けられているCPU
(中央処理装置)102にバス103を介して与えられ
るようになっている。
【0028】ここで、図3は、この多関節型ロボット1
の制御部100と、右前足3、左前足4、右後足5、左
後足6、頭部7、尻尾9の各関節軸駆動用のそれぞれの
サーボモータ及び位置センサの接続関係例を示してい
る。
【0029】制御部100は、メモリ101とCPU
(中央処理装置)102を有しており、CPU102の
バス103は、上述した右前足3、左前足4、右後足
5、左後足6、頭部7、尻尾9の各要素に接続されてい
る。
【0030】右前足3は、サーボモータ3c,3d,3
eと、位置センサ3P1,3P2,3P3を有してい
る。サーボモータ3c,3d,3eはそれぞれドライバ
3Dに接続されているとともに位置センサ3P1,3P
2,3P3もドライバ3Dにそれぞれ接続されている。
各ドライバ3Dはバス103に接続されている。
【0031】同様にして、左前足4のサーボモータ4
c,4d,4e、位置センサ4P1,4P2,4P3
は、ドライバ4Dに接続されている。右後足5のサーボ
モータ5c,5d,5eと、位置センサ5P1,5P
2,5P3は、ドライバ5Dにそれぞれ接続されてい
る。左後足6のサーボモータ6c,6d,6eと、位置
センサ6P1,6P2,6P3は、ドライバ6Dに接続
されている。
【0032】頭部7のサーボモータ7a,7b,7c
と、位置センサ7P1,7P2,7P3は、ドライバ7
Dに接続されている。尻尾9のサーボモータ9aと位置
センサ9P1はドライバ9Dに接続されている。
【0033】右前足3の各位置センサ3P1,3P2,
3P3、左前足4の各位置センサ4P1,4P2,4P
3、右後足5の各位置センサ5P1,5P2,5P3及
び左後足6の各位置センサ6P1,6P2,6P3は、
それぞれの箇所における位置情報を得るものであり、例
えばこれらの位置センサとしては関節角度検出用のポテ
ンショメータなどの回転角センサを用いることができ
る。この回転角センサのような位置センサ3P1〜6P
3により得られる位置情報が、CPU102にフィード
バックされると、CPU102は、そのフィードバック
された位置情報に基づいて、各ドライバに指令を与え
る。これにより対応するドライバは対応するモータに対
してサーボ制御を行い、CPU102から与えられた指
令位置までサーボモータが回転するようになっている。
【0034】図4〜図7は、図1に示した多足歩行ロボ
ット1をより簡単化して示している。胴体部8には、頭
部7、右前足3、左前足4、右後足5、左後足6を有し
ている。各足3〜6にはそれぞれ関節部10,11,1
2,13,30,30,30,30がそれぞれ設けられ
ている。
【0035】図4に示す多足歩行ロボット1の姿勢は、
右前足3、左前足4、右後足5、左後足6が真っ直ぐに
なった基本姿勢である。図5は、図4の基本姿勢から左
前足4の関節部11と関節部30に動きを与えた状態を
示している。
【0036】図4に示す多足歩行ロボット1の右前足
3、左前足4、右後足5、左後足6は、4本とも接地面
300に接地している。図5の状態では左前足4の関節
部11,30に対して動きが与えられているので、左前
足4は前方に突き出したような姿勢になっている。
【0037】操作者が、このように多足歩行ロボット1
の左前足4の左前肘に当たる関節部11と、左前肩に対
応する関節部30に対して角度を決めようとする場合に
は、次のようにして多足歩行ロボットの動作パターンの
編集を実行する。
【0038】図4と図5に示す多足歩行ロボット1に対
してこのような関節部11,30に対して動きを与える
編集作業においては、図2に示した制御部100の外部
編集指示コンピュータ400のソフトウェア上で、図5
に示す多足歩行ロボット1の重心W0の位置を計算し、
その重心W0の位置から多足歩行ロボット1が転倒しな
いように、他の右前足3、右後足5、左後足6の少なく
とも1つの足の関節部の角度を自動的に設定することが
できるようになっている。この指示は上記外部編集指示
コンピュータ400から上記制御部のCPU102に対
して与えることにより、CPU102は対応する足のサ
ーボモータに対して動作指令を与えることができる。
【0039】この場合に、多足歩行ロボット1の各部の
重量、すなわち胴体部8と本体2の重量、右前足3、左
前足4、右後足5、左後足6、そして頭部7のそれぞれ
の重量などは、あらかじめ外部編集指示コンピュータ4
00のメモリ402にメモリされており、これらの重量
のデータに基づいて、図4に示す多足歩行ロボット1の
重心W0の位置を計算することができる。
【0040】次に、図8を参照して、多足歩行ロボット
の動作パターンの編集方法の一例を説明する。
【0041】まずステップS1において、上記多足歩行
ロボット1のメモリ101には、上記多足歩行ロボット
1の各構成要素の重量や形状などの情報が予めメモリさ
れている。すなわち本体2、胴体部8、頭部7、右前足
3、左前足4、右後足5、左後足6、尻尾9等のそれぞ
れの要素の重量や形状の情報がメモリされている。そし
てメモリ101から外部編集指示コンピュータ400の
メモリ402にその情報が移される。これがステップS
1における重量・形状などの情報入手である。
【0042】次にステップS2において、上記多足歩行
ロボット1に対して姿勢の編集を開始する。すなわち、
図4に示す基本姿勢から、図5に示すように左前足4を
前に突き出させるような姿勢を取らせる。この時に関節
部11と関節部30に対して動きを教示するのである
が、そのままであると、多足歩行ロボット1は図6に示
すように重心が左前足4側に移動してしまうので、左前
方に転倒してしまうことになる。
【0043】そこで、このような多足歩行ロボット1の
転倒を防ぐために、図5に示すように左前足4を前方に
折り曲げるように関節部11,30に対して動きを与え
た場合には、ステップS3において、図3に示した制御
部100の外部編集指示コンピュータ400は、多足歩
行ロボット1の重心W0を、図5のように本体2及び胴
体部8に関して後方Tに沿って新しい重心W1の計算を
行いそのデータを新しい計算上の重心の値とする。この
ように重心W0を新しい重心W1に移すためには、図7
に示すように右前足3、右後足5、左後足6の関節部1
0,12,13及び関節部30,30,30に対して動
きを与える。この動きを与えるのは外部編集指示コンピ
ュータ400である。
【0044】この場合に、多足歩行ロボット1のバラン
スを確実に取るために、各右前足3、右後足5、左後足
6の関節部10,12,13及び30,30,30に対
して与える動きは、ステップS4,S5のようにするの
が好ましい。すなわち、多足歩行ロボット1の新しい重
心W1の接地面300に対する投影点IMが、三角形状
の重心位置適正範囲AR内に位置していることである。
この適正範囲ARは、右前足3の接地点CP1と、右後
足5の接地点CP2及び左後足6の接地点CP3を結ん
で形成される三角形状の領域である。
【0045】この適正範囲AR内に常に重心W1の投影
点IMが入っていることにより、多足歩行ロボット1が
転倒しないようにして、各右前足3、右後足5、左後足
6における関節部10,12,13及び関節部30,3
0,30の動きを与えることができ、最も少ない動きで
このような安定した姿勢を選択することができる。
【0046】図5と図7を比較して明らかなように、左
前足4を前に突き出したような姿勢を操作者が多足歩行
ロボット1に対して加えると、自動的に重心がW0から
W1にずれて、多足歩行ロボット1としては全体的に後
側を低くした状態になる。このようにしてステップS3
における重心位置計算を行った後多足歩行ロボット1が
ステップS4において転倒するかどうかを見て、転倒し
そうであれば、外部編集指示コンピュータ400が他の
関節部の動き(角度の表)の計算や変更を行い、再度ス
テップS3において重心位置の計算を行う。
【0047】ステップS4において転倒しないことが明
らかであれば、ステップS6に移り外部編集指示コンピ
ュータ400は、多足歩行ロボット1の動作パターンの
編集を終了する。このように編集を終了した場合には、
外部編集指示コンピュータ400は、多足歩行ロボット
1のCPU102に対して動作パターンを正式に入力す
る(ステップS7)。
【0048】また、この多足歩行ロボット1は、本体2
に内蔵された3軸(x,y,z)の加速度センサ41に
より検出される各軸(x,y,z)方向の加速度情報A
ccXt,AccYt,AccZtに基づいて、上記制
御部100により転倒検出を行っており、転倒状態を検
出した場合には通常の姿勢状態への姿勢復帰を行うよう
になっている。
【0049】ここで、上記制御部100による転倒判別
のアルゴリズムを図9のフローチャートに示してある。
【0050】すなわち、上記制御部100は、上記加速
度センサ41により検出される各軸(x,y,z)方向
の加速度情報AccXt,AccYt,AccZtに基
づいて、次のようにして転倒検出を行う。
【0051】先ず、転倒判別処理では、先ず、ステップ
S11において、データバッファの最古の加速度情報A
ccXn,AccYn,AccZnを破棄して、データ
バッファのデータの時間タグを変更する。この多足歩行
ロボット1では、データバッファのバッファ量は各軸5
0である。
【0052】 AccXk→AccXk+1 (k=0〜n−1) (式1) AccYk→AccYk+1 (k=0〜n−1) (式2) AccZk→AccZk+1 (k=0〜n−1) (式3) 次のステップS12では、上記加速度センサ41により
測定された各軸(x,y,z)方向の加速度情報Acc
Xt,AccYt,AccZtをデータバッファに格納
する。このデータ更新の割合は、この多足歩行ロボット
1では10msである。
【0053】 AccXo→AccXt (式4) AccYo→AccYt (式5) AccZo→AccZt (式6) 次のステップS13では、データバッファのデータから
各軸(x,y,z)方向の時間平均加速度AccX,A
ccY,AccZを計算する。
【0054】 AccX=ΣAccXk/n (k=0〜n) (式7) AccY=ΣAccYk/n (k=0〜n) (式8) AccZ=ΣAccZk/n (k=0〜n) (式9) 次のステップS14では、平均加速度AccとY−Z平
面との偏角θ、平均加速度AccのY−Z平面への投影
成分とZ軸となす角φを求める(図10A及び図10B
参照)。
【0055】 Acc=(AccX2+AccY2+AccZ21/2(式10) θ=asin(AccY/((AccY2+AccZ21/2)) (式11) φ=asin(AccZ/Acc) (式12) 次のステップS15では、平均加速度(ユークリッド距
離)Accが許容誤差(ΔAcc)範囲内にあるか否か
の判定を行う。誤差範囲外の場合は、例えば持ち上げな
どによる外部から大きな力を受けているとして転倒判別
処理から抜ける。
【0056】 Acc>1.0+ΔAcc[G]又はAcc<1.0−ΔAcc[G] →処理例外 (式13) そして、次のステップS16では、平均加速度Accと
Y−Z平面との偏角θ、及び、平均加速度AccのY−
Z平面への投影成分とZ軸となす角φと、現在の姿勢状
態でのテンプレートデータである、平均加速度Accと
Y−Z平面とのテンプレート偏角θm、及び、平均加速
度AccのY−Z平面への投影成分とZ軸となすテンプ
レート角φmと比較し、それぞれの許容誤差(Δθm,
Δφm)範囲内であれば姿勢が正常とし、範囲外の場合
は転倒若しくは異常姿勢と判定する。歩行時において
は、θ=−π/2,φ=任意となる。
【0057】 θ>θm+Δθm or θ<θm−Δθm (式14) φ>φm+Δφm or φ<φm−Δφm (式15) ここで、転倒という現象は角速度のサンプリング周期に
対して非常に低周波な現象であるため、転倒検出のデー
タとしてデータバッファを用いてある時間の平均を取る
ことで瞬間的なノイズによる誤変別を軽減することがで
きる。この方法は、データの処理に際して、デジタルフ
ィルタなどによるローパス処理に比べて負荷が小さいと
いう利点がある。
【0058】そして、上記転倒判別処理により転倒が検
出された場合(ステップS17)には、転倒復帰ステッ
プS18に移り、次のようにして通常の姿勢へ姿勢遷移
を行う。
【0059】すなわち、姿勢遷移処理では、先ず、転倒
検出時に算出された平均加速度AccとY−Z平面との
偏角θ、平均加速度AccのY−Z投影成分のZ軸とな
す角φにより、転倒方向の判定を行う。この多足歩行ロ
ボット1では、形状による制約条件より歩行時の転倒で
は図11の(A),(B),(C),(D)に示す4方
向のみにしか転倒しないようになっており、 0<φ<(1/4)π又は−(1/4)π<φ<0 (式16) により、図12Aに示した前方転倒状態(Head Side Dow
n)にあるか否か判定し、 (1/4)π<φ<(3/4)π (式17) により、図12Bに示した右側転倒状態(Right Side Do
wn) にあるか否か判定し、 −(1/4)π>φ>−(3/4)π (式18) により、図12Cに示した左側転倒状態(Left Side Dow
n)にあるか否か判定し、さらに、 (3/4)π<φ or φ>−(3/4)π (式19) により、図12Dに示した後方転倒状態(Tail Side Dow
n)にあるか否か判定を判定する。
【0060】そして、予め作成しメモリ101に記憶さ
せてある上記4つの転倒状態(HeadSide Down,Right Si
de Down,Left Side Down,Tail Side Down) からの姿
勢復帰を行うため、軌道計画データを用いたプレイバッ
クによる正常な姿勢への復帰を行う。なお、上記転倒復
帰動作を実行中に転倒状態が変わるような場合が存在す
る。例えば、前面を下にして転倒した前方転倒状態(Hea
d Side Down)が、転倒復帰のための動作を開始した際
に、側面転倒状態に状況が変化した場合、このような場
合においては、現在の実行中の転倒復帰動作を速やかに
終了し、再度検出転倒復帰動作を実行することで転倒状
態からの復帰動作を速やかに実行することができる。
【0061】ここで、図13には、前方転倒状態(Head
Side Down)から正常な姿勢への復帰動作の経過を模式
的に示してある。
【0062】上記前方転倒状態からの姿勢復帰を行うた
めの軌道計画データは、この多関節型ロボット1の各右
前足3、左前足4、右後足5、左後足6の相対位置関係
を予め上述のダイレクトティーチング方式で操作者が位
置教示を行うことにより生成して上記メモリ101に記
憶させておくことができる。
【0063】ここで、この多関節型ロボット1の説明で
は、本体2に内蔵された3軸(x,y,z)の加速度セ
ンサ41による加速度情報に基づいて、上記制御部10
0により転倒判別を行って、上記4種類の転倒状態(Hea
d Side Down,Right Side Down,Left Side Down,Tail
Side Down) から正常な姿勢状態に復帰する復帰動作を
行うようにしたが、上記制御部100は、上記本体2に
内蔵される角速度センサや角加速度センサ、傾斜センサ
等の検出出力に基づいて転倒判別を行い、正常な姿勢状
態への復帰動作を行うようにしてもよい。また、上記制
御部100は、CCDカメラ43により得られる画像情
報や接触センサ45による検出出力に等に基づいて転倒
判別を行い、正常な姿勢状態への復帰動作を行うように
してもよい。さらに、上記制御部100は、各種センサ
による検出出力を複合的に用いて、転倒判別を行い、正
常な姿勢状態への復帰動作を行うようにすることもでき
る。
【0064】4脚型のロボット装置の場合、内部の姿勢
モデルと脚先や本体の各部に設置された接触センサの出
力の比較により異常姿勢を検出することができる。
【0065】すなわち、例えば、図14に示すような立
ち姿勢では、接触センサ45A,45B,45Cのうち
脚先の接触センサ45A,45B,のみが接触状態を検
出するが、図15に示すような座って手で何かをするよ
うな場合においては、後脚先端の接触センサ45Bと尻
部に設置された接触センサ45Cが接触状態を検出す
る。したがって、ロボット装置が実行している姿勢とそ
の際の接触センサ45の理想状態を装置本体内に記憶さ
せておき、姿勢実行中の接触センサ45の出力を比較す
ることで異常姿勢の検出を行うことができる。
【0066】また、画像入力装置を備えるロボット装置
では、路面を認識し、その位置と装置の現在意図する姿
勢との相関をとることで、異常姿勢として検出すること
ができる。
【0067】すなわち、上記多関節型ロボット1では、
図16に示すような立ち姿勢を正常な状態とした場合、
CCDカメラ43による撮像出力として、正常な姿勢時
には、図17Aに示すように床面Fが水平な状態の画像
が得られる得られるのに対し、異常姿勢時には、図17
Bに示すような床面Fの天地が逆転した画像や、図17
C、図17Dに示すような床面Fが傾斜した画像が得ら
れるので、上記CCDカメラ43による撮像出力として
得られる画像の床面Fの状態を判定することにより、異
常姿勢状態を検出することができる。
【0068】上記画像の床面Fの状態を判定するには、
例えば図18に示すように、画像の座標系におけるY方
向のエッジを検出する作業を繰り返し、求められた複数
の検出位置の座標から線分を求めることにより上記床面
Fの横方向のエッジを求め、同様にX方向のエッジを検
出する作業の結果得られる検出位置座標から上記床面F
の縦方向のエッジを求め、さらに、それらを組み合わせ
ることにことによって傾斜した床面Fの線分を検出すれ
ばよい。
【0069】さらに、車輪による移動機構を用いたタイ
ヤ型ロボット装置では、使用環境は車輪が路面に接触し
ている状態に限定されるので、次のようにして異常姿勢
検出を行えばよい。
【0070】すなわち、例えば、図19に示すように非
駆動軸に取り付けられた回転検出装置RDで観測される
回転状態が回転出力装置ROに要求している回転と異な
ることを検出することで、異常姿勢の検出を行うことが
できる。
【0071】あるいは、図20に示すように床面検出装
置FDを設置することで転倒などの際に異常姿勢として
検出することができる。上記床面検出装置FDとして
は、発光と受光部を持つ非接触型センサやマイクロスイ
ッチなどの接触式のセンサ装置を用いることができる。
【0072】ここで、転倒復帰動作をプレイバック方式
で行う場合、ロボット装置の形状により転倒状態から復
帰する動作がある特定の状態遷移に限定される。上記多
関節型ロボット1のような4脚型のロボット装置の場
合、上述の4種類の転倒状態(Head Side Down,Right S
ide Down,Left Side Down,Tail Side Down) と、背面
を床につけた背面転倒状態(Back Side Down)と腹面を床
に着けた伏臥状態(Stomach Side Down) を含む6種類の
状態が存在し、転倒状態から復帰は、必ず伏臥状態(Sto
mach Side Down) を経由することになる。また、背面転
倒状態(Back SideDown)の場合には、図21に示すよう
に、伏臥状態(Stomach Side Down) に至る前に、必ず上
記4種類の転倒状態(Head Side Down,Right Side Dow
n,Left Side Down,Tail Side Down) のいずれかの転
倒状態を経由しなければならない。この性質を利用する
ことにより、転倒が検出された場合、転倒の復帰動作を
細かく分けてプレーバックの動作データを作成し、転倒
状態の変化に合わせて再生する方法で、ロボット装置を
制御するようにすれば、予測できない外乱により転倒状
態が変化した場合に、即座に転倒復帰動作を切り換える
ことができる。また、このようにすれば、それぞれの復
帰動作を分割して、復帰動作データを作成することがで
き、動作データの作成が容易になる。
【0073】なお、このような方法を採用しない場合、
例えば背面転倒状態(Back Side Down)からの復帰動作を
1つの動作として、復帰動作データを作成し、再生する
場合 1.外部からの作業で正常な状態に強制的に姿勢を変更
された場合においても、 復帰動作を完了するまで次
の動作に遷移することができない。
【0074】2.上記復帰動作データが例えば左側転倒
状態(Left Side Down)を経由する状態で作成されていた
場合に、外部要因(例えば床面に突起がある等)でその
他の状態(例えば右側転倒状態(Right Side Down))にな
ってしまうと、復帰動作により復帰することができず、
無駄な作業を行うことになる。
【0075】3.これらの方法で、仮に転倒状態が変化
した際に、実行中の作業を停止し、動作を再度やり直す
ような取った場合、不連続な動作の発生により、関節部
に大きな負荷がかかってしまう。
【0076】
【0077】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、装置
本体の姿勢を認識し、認識結果を出力し、認識結果に基
づいて、装置本体が、少なくとも右方向転倒姿勢又は左
方向転倒姿勢のいずれかの転倒姿勢になったことを判別
し、右方向転倒姿勢又は左方向転倒姿勢と判別された場
合に、判別結果に応じた転倒復帰動作を脚部を動作させ
ることにより行い、少なくとも一度、転倒姿勢から伏臥
姿勢状態を経由して正常な姿勢へ復帰させることによ
り、例えば、異常な姿勢状態とされる右方向転倒姿勢又
は左方向転倒姿勢から正常な姿勢状態に自律的に復帰す
ることができる。
【0078】したがって、本発明によれば、転倒状態な
どの異常な姿勢状態から通常の姿勢状態に自律的に姿勢
復帰することができるロボット装置及びその姿勢制御方
法を提供することができる。これにより、ロボット装置
が異常な姿勢状態から正常な姿勢状態に自立的に復帰す
る機能を有するので、転倒状態などの異常な姿勢状態で
の使用によるロボット装置の故障や事故を防止すること
ができ、また、使用環境の破壊を防ぐことができ、さら
に、姿勢復帰のための作業等から使用者を解放すること
ができる。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した多足歩行ロボットの構造を
模式的に示す斜視図である。
【図2】 上記多足歩行ロボットの転倒状態の検出に用
いられる加速度センサ等の各種センサの設置状態を模式
的に示す斜視図である。
【図3】 上記多足歩行ロボットの制御系の構成を模式
的に示すブロック図である。
【図4】 上記多足歩行ロボットの基本姿勢を簡略的に
示す斜視図である。
【図5】 上記多足歩行ロボットの基本姿勢から左前脚
を上げた状態を簡略的に示す斜視図である。
【図6】 上記多足歩行ロボットの姿勢が崩れた状態を
簡略的に示す斜視図である。
【図7】 上記多足歩行ロボットの姿勢が崩れないよう
な状態を簡略的に示す斜視図である。
【図8】 上記多足歩行ロボットの行動パターンの編集
方法の一例を示すフローチャートである。
【図9】 上記多足歩行ロボットにおける制御部による
転倒判別のアルゴリズムの一例を示すフローチャートで
ある。
【図10】 上記転倒判別処理で求められる平均加速度
AccとY−Z平面との偏角θ、平均加速度AccのY
−Z平面への投影成分とZ軸となす角φの関係を模式的
に示す図である。
【図11】 上記多足歩行ロボットの形状による制約条
件より決まる歩行時の転倒方向と角φの関係を模式的に
示す図である。
【図12】 上記多足歩行ロボットの歩行時の各種転倒
状態を模式的に示す各側面図である。
【図13】 上記多足歩行ロボットの転倒状態から正常
な姿勢状態への復帰動作の過程を模式的に示す側面図で
ある。
【図14】 上記多足歩行ロボットの立ち姿勢における
接触センサによる接触検出状態を模式的に示す図であ
る。
【図15】 上記多足歩行ロボットの座った姿勢におけ
る接触センサによる接触検出状態を模式的に示す図であ
る。示す斜視図である。
【図16】 上記多足歩行ロボットの立ち姿勢でCCD
カメラにより画像情報を取り込む状態を模式的に示す図
である。
【図17】 正常姿勢及び異常姿勢の状態でCCDカメ
ラにより取り込まれる各画像情報を模式的に示す図であ
る。
【図18】 上記CCDカメラにより取り込まれる画像
情報に基づく床面の状態を判定方法を説明するための図
である。
【図19】 異常姿勢検出手段として回転検出装置を備
えたタイヤ型ロボット装置の模式的な斜視図である。
【図20】 異常姿勢検出手段として床面検出装置を備
えたタイヤ型ロボット装置の模式的な斜視図である。
【図21】 背面転倒状態からの復帰動作の状態遷移を
模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 ロボット装置、2 本体、3 右前足、4 左前
足、5 右後足、6 左後足、7 頭部、8 胴体部、
9 尻尾、41 加速度センサ、43 CCDカメラ、
44 マイクロホン、45 接触センサ、100 制御
部、101 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 13/08 B25J 5/00 B25J 19/06 B62D 57/032

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも4本の脚部を備えたロボット
    装置において、 装置本体の姿勢を認識し、認識結果を出力する姿勢認識
    手段と、上記姿勢認識手段の 認識結果に基づいて、上記装置本体
    が、少なくとも右方向転倒姿勢又は左方向転倒姿勢のい
    ずれかの転倒姿勢になったことを判別する転倒判別手段
    と、 上記転倒判別手段により、右方向転倒姿勢又は左方向転
    倒姿勢と判別された場合に、上記判別結果に応じた転倒
    復帰動作を上記脚部を動作させることにより行い、少な
    くとも一度、上記転倒姿勢から伏臥姿勢状態を経由して
    正常な姿勢へ復帰させる制御手段とを有することを特徴
    とするロボット装置。
  2. 【請求項2】 上記認識手段は、加速度センサであっ
    て、 上記転倒判別手段は、上記加速度センサによって得られ
    た加速度の大きさと方向に基づいて、上記転倒姿勢を判
    別することを特徴とする請求項1記載のロボット装置。
  3. 【請求項3】 転倒姿勢から伏臥姿勢状態を経由して正
    常な姿勢へ復帰させるための動作プログラムが記憶され
    た記憶手段を有し、 上記制御手段は、上記動作プログラムに基づいて上記正
    常な姿勢への復帰動作を行うことを特徴とする請求項2
    記載のロボット装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも4本の脚部を備えたロボット
    装置の姿勢制御方法において、 上記ロボット装置本体の姿勢を認識する姿勢認識工程
    と、 上記姿勢認識工程の認識結果に基づいて、上記ロボット
    装置本体が、少なくとも右方向転倒姿勢又は左方向転倒
    のいずれかの転倒姿勢になったことを判別する転倒判別
    工程と、 上記転倒判別工程において、右方向転倒姿勢又は左方向
    転倒姿勢と判別された場合に、上記判別結果に応じた転
    倒復帰動作を上記脚部を動作させることにより行い、少
    なくとも一度、上記転倒姿勢から伏臥姿勢状態を経由し
    て正常な姿勢へ復帰させる工程とを有することを特徴と
    する脚式移動ロボット装置の姿勢制御方法。
  5. 【請求項5】 加速度センサにより装置本体の姿勢を認
    識し、上記加速度センサによって得られた加速度の大き
    さと方向に基づいて、上記転倒姿勢を判別することを特
    徴とする請求項4記載の脚式移動ロボット装置の姿勢制
    御方法。
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