JP3199005U - 消防設備点検操作支援用装置および消防設備点検操作支援用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】火災感知器の点検操作と火災受信盤の点検操作とを一人の点検操作員が行うことのできる消防設備点検操作支援用装置を提供する。【解決手段】火災受信盤の点検操作部を撮影し、撮影した画像を点検操作員の通信端末へ送信する監視用カメラ8を支持する支持部材10と、支持部材を火災受信盤に固定する固定部材20と、点検操作部に対して点検操作を代行するアクチュエータ30と、支持部材と固定部材とを連結するとともに点検操作部に対する支持部材の位置を決める第1アーム40と、支持部材とアクチュエータとを連結するとともに点検操作部に対するアクチュエータの位置を決める第2アーム50とを備え、第1アームおよび第2アームは、角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、アクチュエータは、点検操作員による通信端末からの指示に応じて点検操作を点検操作員の代わりに行う。【選択図】図1

Description

この考案は、消防設備点検操作支援用装置および消防設備点検操作支援用システムに関する。この考案はさらに詳しくは、火災感知器や火災受信盤などを含む消防設備における点検操作員による点検操作を支援するための消防設備点検操作支援用装置および消防設備点検操作支援用システムに関する。
従来、消防設備の一種である自動火災報知設備として、建物内の中央管理室や防災管理センターなどに設置された火災受信盤に内蔵された受信機が、その建物内における火災を監視・警戒すべき複数の所定区域に配置された複数個の火災感知器からの火災信号を受信して、火災の発生を上記区域ごとのランプ点灯やベル鳴動などによって管理者へ自動的に報知する1台の火災受信盤を備えたものが知られている。
このような自動火災報知設備は定期的に点検作業を行う必要がある。そして、その点検作業は一般に、複数個の火災感知器の点検作業と1台の火災受信盤の点検作業とを互いに連携して行うため、少なくとも二人の点検操作員によって行われる。
特開2009−162715号公報
上記点検作業が二人の点検操作員によって行われる場合について、説明する。すなわち、一人の点検操作員は、火災感知器が配置されているそれぞれの所定区域において、細長い支持棒とその先端に取り付けられたカップ状ヘッドとからなる加熱試験器を使用して疑似火災を発生させて、それぞれの火災感知器から所定の火災信号が発信されるかどうかの動作試験を行う。
一方、別の一人の点検操作員は、火災受信盤の前で待機し、その火災受信盤に設けられた点検操作部を見ながら、火災受信盤がそれぞれの火災感知器からの火災信号を受信して上記疑似火災の発生区域ごとのランプ点灯やベル鳴動などを正しく行うかどうかの動作確認を行う。また、その動作確認の後には、火災受信盤の点検操作部の復旧操作も行う。
これらの点検操作は、二人の点検操作員が業務用無線機を使用して情報を交換しながら互いに連携して行う必要がある。
この考案は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、火災感知器の点検操作と火災受信盤の点検操作とを一人の点検操作員によって行うことのできる消防設備点検操作支援用装置および消防設備点検操作支援用システムを提供することを目的とする。
この考案は1つの観点によれば、火災受信盤を含む消防設備の点検操作員による点検操作を支援する消防設備点検操作支援用装置であって、上記受信盤に設けられた点検操作部を撮影し、撮影した画像を上記点検操作員が所持する通信端末へ送信する監視用カメラを高さ調節可能に支持する支持部材と、この支持部材を上記受信盤に取り外し可能に固定する固定部材と、上記受信盤の上記点検操作部に対して上記点検操作を代行するアクチュエータと、上記支持部材と上記固定部材とを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記支持部材の位置を決める可撓性第1アームと、上記支持部材と上記アクチュエータとを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記アクチュエータの位置を決める可撓性第2アームとを備えてなり、上記第1アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記第2アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記アクチュエータは、上記点検操作員による上記通信端末からの指示に応じて作動し、上記点検操作を上記点検操作員の代わりに行う消防設備点検操作支援用装置が提供される。
この考案は別の観点によれば、火災受信盤を含む消防設備における点検操作員による点検操作を支援する消防設備点検操作支援用システムであって、上記受信盤に対して取り外し可能に設置される点検操作支援用装置と、上記受信盤に設けられた点検操作部を撮影し、撮影した画像を上記点検操作員が所持する通信端末へ送信する監視用カメラとを備えてなり、上記装置は、上記カメラを高さ調節可能に支持する支持部材と、この支持部材を上記受信盤に取り外し可能に固定する固定部材と、上記受信盤の上記点検操作部に対して上記点検操作を代行するアクチュエータと、上記支持部材と上記固定部材とを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記支持部材の位置を決める可撓性第1アームと、上記支持部材と上記アクチュエータとを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記アクチュエータの位置を決める可撓性第2アームとを備え、上記第1アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記第2アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記アクチュエータは、上記点検操作員による上記通信端末からの指示に応じて作動し、上記点検操作を上記点検操作員の代わりに行う消防設備点検操作支援用システムが提供される。
この考案の上記1つの観点による消防設備点検操作支援用装置は、上記のように構成されているので、2つの可撓性アームにより、点検操作部に対する支持部材およびアクチュエータの位置をそれぞれ細かく調節することができる。また、アクチュエータは、撮影された点検操作部の画像をカメラが点検操作部から離れた別の箇所にいる一人の点検操作員の所持する通信端末へ送信した後に、その点検操作員による通信端末からの指示に応じて作動し、点検操作部における必要な点検操作をその点検操作員の代わりに確実に行うことができる。従って、この消防設備点検操作支援用装置によれば、火災感知器の点検操作と火災受信盤の点検操作とを一人の点検操作員によって行うことが可能になる。
この考案の上記別の観点による消防設備点検操作支援用システムは、上記のように構成されているので、消防設備点検操作支援用装置における2つの可撓性アームにより、点検操作部に対する支持部材およびアクチュエータの位置をそれぞれ細かく調節することができる。また、同装置におけるアクチュエータは、撮影された点検操作部の画像をカメラが点検操作部から離れた別の箇所にいる一人の点検操作員の所持する通信端末へ送信した後に、その点検操作員による通信端末からの指示に応じて作動し、点検操作部における必要な点検操作をその点検操作員の代わりに確実に行うことができる。従って、この消防設備点検操作支援用システムによれば、火災感知器の点検操作と火災受信盤の点検操作とを一人の点検操作員によって行うことが可能になる。
この考案による消防設備点検操作支援用装置の実施の形態1に係る自動火災報知設備の点検操作支援用装置の全体を背面左側方から見た全体斜視図である。 図1の点検操作支援用装置の使用時における主要部分を背面右上方から見た部分拡大斜視図である。 図1の点検操作支援用装置の一部分を正面上方から見た部分拡大斜視図である。 この考案による消防設備点検操作支援用装置の実施の形態2に係る自動火災報知設備の点検操作支援用装置の一部分を背面上方から見た部分拡大斜視図である。 この考案による消防設備点検操作支援用装置の実施の形態3に係る自動火災報知設備の点検操作支援用装置の一部分を背面上方から見た部分拡大斜視図である。
以下、図面を用いてこの考案をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この考案を限定するものと解されるべきではない。
(実施の形態1)
図1および図2において、この考案の実施の形態1に係る自動火災報知設備の点検操作支援用装置D1は、建物内の中央管理室や防災管理センターなどに設置されて火災感知器や火災受信盤1などを含む消防設備における点検操作員による点検操作を支援するものである。
火災受信盤1は縦長の薄い箱型のものであり、その表面は薄い鋼板からなっている。この受信盤1には、消防設備について各種の点検を行うための点検操作部2が設けられている。点検操作部2には、火災感知器からの所定の信号を受信する受信機3、受信機3が受信した信号を受けて火災地区を点灯させるランプ4、主音響を鳴動させる主音響装置としてのメインブザー5、各種の点検操作を行うために押圧する操作用押しボタン6の他に、点灯したランプ4、鳴動したメインブザー5、あるいは押圧した押しボタン6を解除して元の監視状態に戻すための復旧用押しボタン7などが装備されている。
この装置D1は、支持部材10と、左右一対の固定部材20・20と、1つのアクチュエータ30と、2本の可撓性第1アーム40・40と、1本の可撓性第2アーム50とを備えてなる。
支持部材10は、火災受信盤1に設けられた点検操作部2を撮影し、撮影した画像を点検操作員が所持する通信端末としてのスマートフォン(図示略)へ送信する監視用カメラ8を高さ調節可能に支持する部材である。
ここで、カメラ8はこの装置D1の必須構成要素ではない。このカメラ8としては、火災受信盤1の点検操作部2を撮影しその撮影画像を点検操作員が所持するスマートフォンへ送信する機能を有しているものであれば、その種類、大きさ、性能などにかかわりなく採用することができる。
支持部材10は、カメラ8を支持する本体部11と、本体部11を高さ調節可能に支持する脚部12とを備えてなる。本体部11は平面形状が十字状の金属板である。脚部12は、本体部11を取り付けるための雲台部分12aと、雲台部分12aの下側に取り付けられた伸縮可能な3段式一脚部分12bと、一脚部分12bの下端に取り付けられた三又状基台部分12cとからなる。本体部11には、カメラ8の前後方向、左右方向、および/または上下方向の取り付け位置を調整するための位置調整部材13が設けられている。
一脚部分12bは、各段の下端に設けられたロック部材12d・12d・12dを操作することによって、所望の高さに調節することができる。本体部11と脚部12とは、本体部11の下面に設けられた雌ねじ穴に脚部12の雲台部分12aの上端に設けられた雄ねじをねじ合せることで、一体化することができる。
左右一対の固定部材20・20は、支持部材10を受信盤1に取り外し可能に固定するものであり、プラスチック製の薄い円形ディスク21・21と、ディスク21・21の受信盤1側の表面に張り付けられた円形マグネット板22・22とからなっている。固定部材20・20は、マグネット板22・22の磁力によって、受信盤1の前面における左側方部および右側方部に取り付けられる。
図1〜図3に示すように、アクチュエータ30は、受信盤1の点検操作部2に対して所定の点検操作を点検操作員に代わって行うための部材である。アクチュエータ30は、直方体状の筐体31と、筐体31の内部に前後移動可能に収容され、かつ、筐体31の前面に対して出没可能となるように設けられた作動用ロッド32と、ロッド32の前端に設けられた円筒状操作体33とからなっている。
ロッド32は、点検操作員が所持するスマートフォンからの指示信号を受けて操作体33を前方へ移動させることで、操作体33を受信盤1の点検操作部2の押しボタン6あるいは押しボタン7に押圧させる。ロッド32は一方において、同スマートフォンからの指示信号を受けて操作体33を後方へ移動させることで、操作体33による押しボタン6あるいは押しボタン7への押圧を解除する。
図1および図2に示すように、第1アーム40・40は、支持部材10と固定部材20とを連結するとともに、点検操作部2に対する支持部材10の位置を決める可撓性部材である。すなわち、それぞれの第1アーム40は、前後2本の丸棒状腕部41・42、後方腕部41と支持部材10の本体部11とを関節状に連結する後方関節部43、後方腕部41と前方腕部42とを関節状に連結する中間関節部44、および前方腕部42と固定部材20とを関節状に連結する前方関節部45とを備えてなり、全体として可撓性を有している。
第1アーム40の後方関節部43は、支持部材10の本体部11寄り箇所に、ねじ合せ・ねじ外し可能な2つの半体を有しており、これらの半体のねじ外しによって後方関節部43の一部分を緩めて所望の可撓角度にし、次いでこれらの半体のねじ合せによってその所望角度を固定することができる。第1アーム40の中間関節部44は、ねじ固定・ねじ緩め可能な把手を備えたものであり、把手によって関節ねじを緩めることで所望の可撓角度にし、次いで把手によってねじを固定することでその所望角度を固定することができる。第1アーム40の前方関節部45は、前方腕部42と固定部材20とを所望角度に位置決めして、その位置を維持することのできる凹凸嵌合構造にされている。
図1〜図3に示すように、第2アーム50は、支持部材10とアクチュエータ30とを連結するとともに、点検操作部2に対するアクチュエータ30の位置を決める可撓性部材である。すなわち、第2アーム50は、前後2本の丸棒状腕部51・52、後方腕部51と支持部材10の本体部11とを関節状に連結する後方関節部53、後方腕部51と前方腕部52とを関節状に連結する中間関節部54、前方腕部52とアクチュエータ30とを前方腕部52寄り箇所で関節状に連結する前方第1関節部55、および前方腕部52とアクチュエータ30とをアクチュエータ30寄り箇所で関節状に連結する前方第2関節部56を備えてなり、全体として可撓性を有している。
第2アーム50の後方関節部53は、後方腕部51と支持部材10の本体部11とを所望角度に位置決めして、その位置を維持することのできる凹凸嵌合構造にされている。第2アーム50の中間関節部54は、ねじ固定・ねじ緩め可能な把手を備えたものであり、把手によって関節ねじを緩めることで所望の可撓角度にし、次いで把手によってねじを固定することでその所望角度を固定することができる。
第2アーム50の前方第1関節部55は、前方腕部52寄り箇所、すなわちアクチュエータ30からより遠い箇所に設けられており、アクチュエータ30の位置を粗調整するために使用されるものである。また、第2アーム50の前方第2関節部56は、アクチュエータ30寄り箇所、すなわちアクチュエータ30により近い箇所に設けられており、アクチュエータ30の位置を微調整するために使用されるものである。
上記のように構成されたこの考案の実施の形態1に係る自動火災報知設備の点検操作支援用装置D1について、以下、その実際の使用状況を説明する。
初めに、一人の点検操作員が、建物内の中央管理室や防災管理センターなどに設置された火災受信盤1に、装置D1の支持部材10および固定部材20を使用して、装置D1を最適な高さおよび最適な位置で固定する。そして、監視用カメラ8を、支持部材10の本体部11における位置調整部材13を介して、支持部材10の本体部11に取り付ける。次いで、この点検操作員は、装置D1のアクチュエータ30を、その操作体33が受信盤1の点検操作部2における復旧用押しボタン7に所定間隔を置いて対向するように、位置決めする。このときのアクチュエータ30の位置の粗調整および微調整は、上記のように、前方第1関節部55および前方第2関節部56を利用して行うことができる。
この点検操作員は、装置D1の受信盤1への固定、位置調整が終わると、カメラ8の電源を入れて、カメラ8による点検操作部2の撮影と、撮影した画像の上記スマートフォンへの送信とを開始させる。
その後、この点検操作員は、受信盤1を離れて、火災を監視・警戒すべき複数の所定区域に配置された複数個(第1〜第N)の火災感知器のそれぞれの箇所に順次移動する。そして、それぞれの火災感知器について、加熱試験器を使用して疑似火災を発生させ、それぞれの火災感知器から所定の火災信号が発信されるかどうかの動作試験を行う。
ここで、加熱試験器は、細長い支持棒とその先端に取り付けられたカップ状ヘッドとからなるものである。その支持棒は、上記所定箇所の天井などに設置された火災感知器を下方から覆うようにヘッドを位置させるためのものである。そのヘッドは、内部に熱発生部が備わっており、熱発生部を利用して所定温度の熱を発生させ、疑似火災を発生させることができる。
この点検操作員はまず、第1火災感知器の下方に位置し、加熱試験器を使用してそのヘッドで火災感知器を下方から覆った後、熱発生部によって疑似火災を発生させて、その第1火災感知器から所定の火災信号が発信されるかどうかの動作試験を行う。このとき、装置D1に取り付けられた監視用カメラ8による点検操作部2の撮影画像が点検操作員の所持するスマートフォンへすでに送信されている。従って、点検操作員は、スマートフォンでその撮影画像を目視して、第1火災感知器から所定の火災信号が発信されて点検操作部2における対応する第1ランプ4が正常に点灯していることの確認を行う。
この点検操作員は、次いで、第2火災感知器の下方へ移動し、上記と同様に、加熱試験器の使用、スマートフォンによる上記撮影画像の目視により、第2火災感知器に対応する第1ランプ4が点灯していることの確認を行う。その後、点検操作員は同様に、第3〜第Nの火災感知器の下方へ移動し、同様の確認を行う。
すべての火災感知器の動作試験を行った結果、異常を発見しなかった点検操作員は、スマートフォンからアクチュエータ30へ指示信号を送信して、アクチュエータ30の操作体33を前方へ移動させる。その結果、操作体33の前方移動によって復旧用押しボタン7が押し込まれて、点検操作部2は元の監視状態に戻る。以上のように、この装置D1を使用すれば、火災感知器の点検操作と火災受信盤1の点検操作とを一人の点検操作員によって行うことが可能になる。
なお、監視用カメラ8による点検操作部2の撮影画像を目視した結果、第1〜第Nの火災感知器のいずれかの動作に異常があった場合には、点検操作員は、受信盤1へ移動して、その後の所定の点検操作、修理、復旧などの処理を行う。
(実施の形態2)
図4において、この考案の実施の形態2に係る自動火災報知設備の点検操作支援用装置D2は、建物内の中央管理室や防災管理センターなどに設置されて火災感知器や火災受信盤100などを含む消防設備における点検操作員による点検操作を支援するものである。
火災受信盤100は縦長の薄い箱型のものである。受信盤100には、消防設備について各種の点検を行うための点検操作部200が設けられている。点検操作部200には、火災感知器からの所定の信号を受信する受信機300、受信機300が受信した信号を受けて火災地区を点灯/点灯解除させる点灯/点灯解除用スイッチノブ201・201、主音響を鳴動/鳴動解除させるメインブザー鳴動/鳴動解除用スイッチノブ202・202、元の監視状態に戻すための復旧用スイッチノブ203・203などが装備されている。
この装置D2は、実施の形態1の上記装置D1と同様な支持部材、左右一対の固定部材、2本の可撓性第1アーム、1本の可撓性第2アーム50の他に、1つのアクチュエータ400を備えてなる。
アクチュエータ400は、上記装置D1のアクチュエータ30に代わるものであり、受信盤100の点検操作部200に対して所定の点検操作を点検操作員に代わって行うための部材である。アクチュエータ400は、直方体状の筐体401と、筐体401の内部に前後移動可能に収容され、かつ、筐体401の上面に対して出没可能となるように設けられた作動用ロッド402と、作動用ロッド402の上端に設けられた円筒状連結体403と、連結体403に接続部材404を介して連結状に取り付けられた操作体405とからなっている。
接続部材404は、L字板状継手404aと、継手404aに、ロッド402に対して直角をなすように取り付けられた接続用ロッド404bとを備えてなる。操作体405は、接続用ロッド404bの先端に取り付けられたU字板状支持部405aと、支持部405aの内側に所定間隔を置いて対向状に取り付けられた一対の操作部405b・405bとを備えてなる。
操作体405は、受信盤100の点検操作部200に装備された各種のスイッチノブ201・202・203に対してその往動および復動の操作を行うためのものである。従って、操作体405の操作部405b・405bどうしの間隔は、スイッチノブ201・202・203の突出部を覆った状態でスイッチノブ201・202・203を操作することができる寸法にされている。
この装置D2における他の部分の構成は、上記装置D1と同一である。
この装置D2は、上記のように構成されているので、この装置D2を使用すれば、上記装置D1と同様に、火災感知器の点検操作と火災受信盤100の点検操作とを一人の点検操作員によって行うことが可能になる。
(実施の形態3)
図5において、この考案の実施の形態3に係る自動火災報知設備の点検操作支援用装置D3は、建物内の中央管理室や防災管理センターなどに設置されて火災感知器や火災受信盤などを含む消防設備における点検操作員による点検操作を支援するものである。
この装置D3は、実施の形態1の上記装置D1と同様な支持部材10、左右一対の固定部材、2本の可撓性第1アーム40・40の他に、左右2本の可撓性第2アーム50・50、および左右2つのアクチュエータ30・400を備えてなる。
2本の第2アーム50・50のそれぞれの構成は、装置D1の第2アーム50と同一である。また、2つのアクチュエータ30・400のうちの右側の構成は、装置D1のアクチュエータ30と同一であり、左側の構成は、実施の形態2の上記装置D2のアクチュエータ400と同一である。
この装置D3における他の部分の構成は、上記装置D1と同一である。
この装置D3は、上記のように構成されているので、この装置D3を使用すれば、上記装置D1および上記装置2と同様に、火災感知器の点検操作と火災受信盤の点検操作とを一人の点検操作員によって行うことが可能になる。
この考案は以上に述べたようなものである。
(i)この考案による消防設備点検操作支援用装置は、火災受信盤を含む消防設備の点検操作員による点検操作を支援する消防設備点検操作支援用装置であって、上記受信盤に設けられた点検操作部を撮影し、撮影した画像を上記点検操作員が所持する通信端末へ送信する監視用カメラを高さ調節可能に支持する支持部材と、この支持部材を上記受信盤に取り外し可能に固定する固定部材と、上記受信盤の上記点検操作部に対して上記点検操作を代行するアクチュエータと、上記支持部材と上記固定部材とを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記支持部材の位置を決める可撓性第1アームと、上記支持部材と上記アクチュエータとを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記アクチュエータの位置を決める可撓性第2アームとを備えてなり、上記第1アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記第2アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記アクチュエータは、上記点検操作員による上記通信端末からの指示に応じて作動し、上記点検操作を上記点検操作員の代わりに行う、ことを特徴とする。
この考案による消防設備点検操作支援用装置において、火災感知器は、建物内の所定区域、つまり火災を監視・警戒すべき部屋や廊下の天井などの所定区域に設置され、火災の熱、煙、炎を感知して、報知信号を火災受信盤に内蔵された受信機へ発信するものである。
火災感知器の具体的な態様は、例えば、熱感知器、煙感知器、炎感知器などがある。熱感知器としては、一定の温度以上になると作動する定温式感知器、短時間に温度が変化した場合に作動する差動式感知器などが使用される。煙感知器としては、光の乱反射を利用して煙を感知する光電式感知器、放射性物質の電離作用を利用して煙を感知するイオン化式感知器などが使用される。煙感知器は、防火シャッター、防火扉、防火ダンパーなどと連動して使用される場合もある。炎感知器としては、炎から放射される特定波長の紫外線を感知する紫外線式感知器、炎から放射される特定波長の赤外線を感知する赤外線式感知器などが使用される。
この考案による上記装置において、消防設備とは、建物内の所定区域に設置され、火災を感知し、消しまたは火災の発生あるいは延焼を防ぐための火災感知器、屋内消火栓、防火シャッター、防火扉、防火ダンパーなどの設備をいう。
この考案による上記装置において、火災受信盤は、建物内の中央管理室や防災管理センターなどに設置されて、火災感知器その他の消防設備を制御するものである。火災受信盤には一般に、火災感知器からの所定の信号を受信する受信機や、受信機が受信した信号を受けて火災地区を点灯させるランプや主音響を鳴動させる主音響装置(ブザー)などが装備されている。
この考案が対象にする消防設備には、上記の火災感知器および火災受信盤の他に、人間が火災を発見した場合に手動で火災信号を発信する発信機、建物内の所定箇所である各地区に配置され、受信機が受信した火災信号を受けて鳴動する地区音響装置(ベル)、屋内消火栓や発信機などの設置位置を示すために常時点灯する表示灯などが含まれる。
この考案による上記装置において、火災受信盤には、この火災受信盤が含まれる消防設備における点検操作を行うための点検操作部が設けられている。この点検操作部は、建物の種類や大きさ、消防設備の規模や機能などに応じて各種のものを採用することができる。一般には、火災信号を受けて火災地区を点灯表示した受信機を元の監視状態に復旧させる復旧用ボタン/スイッチと、鳴動した主音響・地区音響を解除する解除用ボタン/スイッチなどが備わっている。
この考案による上記装置において、支持部材は、監視用カメラを高さ調節可能に支持するものである。点検操作員は、この考案による上記装置を使用するために、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの通信端末を所持している。ここで、監視用カメラはこの考案による上記装置の必須構成要素ではない。このカメラとしては、火災受信盤に設けられた点検操作部を撮影しその撮影画像を点検操作員が所持する通信端末へ送信する機能を有しているものが、上記装置を作動させるために使用される。
ここで、支持部材は、上記カメラを支持する本体部と、この本体部を高さ調節可能に支持する脚部とを備えているものが好ましい。この場合、脚部は、伸縮可能あるいは展開・折り畳み可能なものとして設けられ、その伸縮あるいは展開・折り畳みによって、カメラを支持する本体部を高さ調節可能に支持することができる。
この考案による上記装置において、固定部材は、支持部材を火災受信盤に取り外し可能に固定するものである。この固定部材としては例えば、磁力、吸着力、粘着力、および/または挟持力の作用で火災受信盤の前面あるいは側面に取り外し可能に取り付けたり挟み留めたりすることのできるディスク状、プレート状あるいはクリップ状のものなどが好ましく使用される。
この考案による上記装置において、アクチュエータは、火災受信盤から離れた箇所にいる点検操作員が所持する上記通信端末からの指示に応じて作動し、火災受信盤の上記点検操作部に対して上記点検操作を点検操作員に代わって行うための部材である。
この考案による上記装置において、第1アームは、支持部材と固定部材とを連結するとともに、上記点検操作部に対する支持部材の位置を決める可撓性部材である。第1アームは例えば、複数の腕部とこれらの腕部どうしを関節状に連結する複数の関節部とを備えてなり、全体として可撓性を有している。第1アームの関節部は、腕部どうしの間における可撓角度の調節・固定が可能なものであり、例えば、支持部材寄りの少なくとも1箇所と固定部材寄りの少なくとも1箇所とに設けられる。
この考案による上記装置において、第2アームは、支持部材とアクチュエータとを連結するとともに、上記点検操作部に対するアクチュエータの位置を決める可撓性部材である。第2アームは例えば、複数の腕部とこれらの腕部どうしを関節状に連結する複数の関節部とを備えてなり、全体として可撓性を有している。第2アームの関節部は、腕部どうしの間における可撓角度の調節・固定が可能なものであり、例えば、支持部材寄りの少なくとも1箇所とアクチュエータ寄りの少なくとも1箇所とに設けられる。
ここで、第2アームの関節部は好ましくは、支持部材寄りの少なくとも1箇所とアクチュエータ寄りの少なくとも2箇所とに設けられる。この場合、アクチュエータ寄りの少なくとも2箇所に設けられる関節部は、アクチュエータからより遠い箇所に設けられるものがアクチュエータの位置を粗調整するために使用され、アクチュエータにより近い箇所に設けられるものがアクチュエータの位置を微調整するために使用される。
上記支持部材は、これに対するカメラの取り付け位置を調整する位置調整部材を介してカメラを支持するものであるのがさらに好ましい。この場合、位置調整部材は、カメラの前後方向、左右方向、および/または上下方向の取り付け位置を調整することのできるものが使用される。このような位置調整部材によって、上記受信盤の種類、大きさなどに応じてカメラの取り付け位置をより細かく調整することができる。
上記アクチュエータは例えば、火災受信盤の点検操作部に配置される押しボタンの押圧およびその解除またはスイッチノブの往動および復動の操作を行うものが好ましく使用される。この場合、火災受信盤の点検操作部に配置されるボタン/スイッチノブの種類や大きさなどに応じて、点検操作員が上記アクチュエータを作動させることで、ボタン/スイッチノブの切り換え操作を適切に行うことができる。
(ii)この考案による消防設備点検操作支援用システムは、火災受信盤を含む消防設備の点検操作員による点検操作を支援する消防設備点検操作支援用システムであって、上記受信盤に対して取り外し可能に設置される点検操作支援用装置と、上記受信盤に設けられた点検操作部を撮影し、撮影した画像を上記点検操作員が所持する通信端末へ送信する監視用カメラとを備えてなり、上記装置は、上記カメラを高さ調節可能に支持する支持部材と、この支持部材を上記受信盤に取り外し可能に固定する固定部材と、上記受信盤の上記点検操作部に対して上記点検操作を代行するアクチュエータと、上記支持部材と上記固定部材とを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記支持部材の位置を決める可撓性第1アームと、上記支持部材と上記アクチュエータとを連結するとともに、上記点検操作部に対する上記アクチュエータの位置を決める可撓性第2アームとを備え、上記第1アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記第2アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、上記アクチュエータは、上記点検操作員による上記通信端末からの指示に応じて作動し、上記点検操作を上記点検操作員の代わりに行う、ことを特徴とする。
この考案による消防設備点検操作支援用システムにおいて、火災受信盤に対して取り外し可能に設置される点検操作支援用装置は、この考案による上記の消防設備点検操作支援用装置と同一のものである。また、監視用カメラはこの考案によるシステムにおける必須構成要素である。このカメラとしては、火災受信盤に設けられた点検操作部を撮影しその撮影画像を点検操作員が所持する通信端末へ送信する機能を有しているものが使用される。
この考案の好ましい態様には、上述した複数の態様をいくつか組み合わせたものも含まれる。上述した実施の形態の他にも、この考案について種々の変形例があり得る。それらの変形例もこの考案の範囲に属すると解すべきである。この考案には、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および上記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:火災受信盤
2:点検操作部
6:押しボタン
7:押しボタン
8:カメラ
10:支持部材
13:位置調整部材
20:固定部材
30:アクチュエータ
40:第1アーム
43:関節部
44:関節部
45:関節部
50:第2アーム
53:関節部
54:関節部
55:関節部
56:関節部
100:火災受信盤
200:点検操作部
201:スイッチノブ
202:スイッチノブ
203:スイッチノブ
400:アクチュエータ

Claims (5)

  1. 火災受信盤を含む消防設備の点検操作員による点検操作を支援する消防設備点検操作支援用装置であって、
    前記受信盤に設けられた点検操作部を撮影し、撮影した画像を前記点検操作員が所持する通信端末へ送信する監視用カメラを高さ調節可能に支持する支持部材と、
    この支持部材を前記受信盤に取り外し可能に固定する固定部材と、
    前記受信盤の前記点検操作部に対して前記点検操作を代行するアクチュエータと、
    前記支持部材と前記固定部材とを連結するとともに、前記点検操作部に対する前記支持部材の位置を決める可撓性第1アームと、
    前記支持部材と前記アクチュエータとを連結するとともに、前記点検操作部に対する前記アクチュエータの位置を決める可撓性第2アームと
    を備えてなり、
    前記第1アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、
    前記第2アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、
    前記アクチュエータは、前記点検操作員による前記通信端末からの指示に応じて作動し、前記点検操作を前記点検操作員の代わりに行う消防設備点検操作支援用装置。
  2. 前記第2アームの前記関節部は、前記支持部材寄りの少なくとも1箇所と前記アクチュエータ寄りの少なくとも2箇所とに設けられている請求項1に記載の装置。
  3. 前記支持部材は、前記支持部材に対する前記カメラの取り付け位置を調整する位置調整部材を介して前記カメラを支持する請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記アクチュエータは、前記点検操作部に配置される押しボタンの押圧およびその解除またはスイッチノブの往動および復動の操作を行う請求項1〜3のいずれか1つに記載の装置。
  5. 火災受信盤を含む消防設備の点検操作員による点検操作を支援する消防設備点検操作支援用システムであって、
    前記受信盤に対して取り外し可能に設置される点検操作支援用装置と、
    前記受信盤に設けられた点検操作部を撮影し、撮影した画像を前記点検操作員が所持する通信端末へ送信する監視用カメラと
    を備えてなり、
    前記装置は、
    前記カメラを高さ調節可能に支持する支持部材と、
    この支持部材を前記受信盤に取り外し可能に固定する固定部材と、
    前記受信盤の前記点検操作部に対して前記点検操作を代行するアクチュエータと、
    前記支持部材と前記固定部材とを連結するとともに、前記点検操作部に対する前記支持部材の位置を決める可撓性第1アームと、
    前記支持部材と前記アクチュエータとを連結するとともに、前記点検操作部に対する前記アクチュエータの位置を決める可撓性第2アームと
    を備え、
    前記第1アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、
    前記第2アームは、可撓角度の調節・固定が可能な関節部を少なくとも2箇所に有し、
    前記アクチュエータは、前記点検操作員による前記通信端末からの指示に応じて作動し、前記点検操作を前記点検操作員の代わりに行う消防設備点検操作支援用システム。
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