JP3198897U - 羊羹 - Google Patents

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理生 浅野
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Abstract

【課題】具材としてドライフルーツを入れ、味覚に優れ、切断したとき、視覚的に優れた羊羹を提供する。【解決手段】全粒形状のナッツ2と、酒類に浸潤させ刻まれていないドライフルーツ3a、3bとを羊羹生地1に含有させたことを特徴とする。液状の羊羹生地1を注入した羊羹舟4の下方にナッツ2を配し、上方にドライフルーツ3a、3bを配して寒天体1を固化させる。【選択図】図2

Description

本考案は、羊羹に関する。
羊羹は、餡の入った寒天体(羊羹生地)を略直方体状に形成したものであるが、寒天体に餡以外の具材も入れたものもある。例えば栗を入れた栗羊羹が広く知られている。
特許文献1には、砂糖の量を減らすために水で戻した乾燥果実(ドライフルーツ)を入れた羊羹が開示されている。しかし、水で戻したドライフルーツと餡の合わさったものが味覚的に優れているものではない。
また、フルーツを具材として含有させたパンが広く知られている。餡を入れた「あんぱん」も広く知られている。してみれば、フルーツと餡を含有する羊羹は、パンと合わせても美味である可能性がある。しかし、パンと合わせた際の味覚を考慮した羊羹は知られていなかった。
特開2002−084977号公報
本考案は、具材としてフルーツを入れた羊羹であって、味覚に優れたものを提供することを課題とする。味覚は、パンと合わせた時にも優れているものとする。副次的に、羊羹を食べる際に切断したとき、視覚的に優れたものを提供することも課題とする。
本考案の羊羹は、
全粒形状のナッツと、酒類に浸潤させ果実形状を保ったフルーツとを羊羹生地に含有させたことを特徴とする。
フルーツが果実形状を保ち刻まれていないので、フルーツ本来の味覚及び食感を感じることができる。酒類に浸潤させて戻されており、アルコールによって引き締まった味覚となる。ナッツの歯ごたえによってフルーツの味が引き立つ。
本考案の羊羹は、
前記フルーツがドライフルーツであることを特徴とする。
ドライフルーツは、乾燥によって成分が凝縮されている。フルーツの味覚が濃厚となり、強く感じることができる。
本考案の羊羹は、
前記フルーツがイチジク及びイチゴのいずれか一方又は両方であることを特徴とする。
イチジク及びイチゴは、いずれも、果実形状のまま刻まずに羊羹に入れるのに適した大きさのフルーツである。また、フルーツの香味を感じることができる。さらに、イチジクの白色系、イチゴの赤色系の果肉部分は、羊羹を食べる際に切断したときに茶色系の羊羹生地(餡)の中で目立ち、視覚的にも優れている。
本考案の羊羹は、
前記ナッツがクルミであることを特徴とする。
クルミは、ナッツの中では柔らかくて噛み切りやすく、羊羹生地及びフルーツと共に食して、羊羹生地の甘味及びフルーツの香味を引き立てる。
本考案の羊羹は、
前記羊羹生地に黒砂糖を含有することを特徴とする。
サトウキビ由来である黒砂糖の植物性の味覚が、フルーツとマッチする。
本考案の羊羹は、
前記酒類がラム酒であることを特徴とする。
ラム酒もサトウキビ由来であり、フルーツとマッチする。また、羊羹生地に黒砂糖を含む場合には、ラム酒に浸潤されたドライフルーツと黒砂糖を含む羊羹生地の味覚がマッチする。
本考案の羊羹は、
液状の前記羊羹生地を注入した羊羹舟の下方に前記ナッツを配し、上方に前記フルーツを配して、前記羊羹生地を固化したものであることを特徴とする。
一般に、ナッツの比重は羊羹生地よりも小さく、フルーツ(特にドライフルーツ)の比重は羊羹生地よりも大きい。ナッツには浮力が働き、フルーツが下方に移動して羊羹舟に接してしまうことをナッツが制止する。これにより、フルーツの表面が羊羹生地、ナッツ又は他のフルーツによって保護される。フルーツの食感が保たれる。
特に、ナッツとしてクルミを用いる場合には、クルミの不整形状により、クルミとフルーツとの間に羊羹生地が存在する。フルーツの表面が保護されるとともに、羊羹を食べる際に切断したときに視覚的により優れたものとなる。
具材としてフルーツを入れた羊羹であって、味覚に優れ、羊羹を食べる際に切断したときに視覚的に優れたものが提供される。
図1は、羊羹の作成手順を示す図である。 図2は、羊羹の内部を示す図である。 図3は、食べる際に切断された羊羹を示す図である。
以下、本考案の実施例を説明する。
図1は、羊羹の作成手順を示す図である。まず、フルーツを酒類(本実施例ではラム酒)に浸潤する(手順11)。フルーツは、生のフルーツであってもドライフルーツであってもよい。本実施例ではドライフルーツを用いる。
ドライフルーツは、オレンジ、マンゴー等であってもよいが、本実施例ではイチジクとイチゴを用いるものとする。
次に、羊羹舟の底部にナッツを配置する(手順12)。ナッツは、アーモンド、カシューナッツ等であってもよいが、本実施例では殻を剥いたクルミを用いるものとする。
その上に、ラム酒に浸潤したドライフルーツを、刻まずに配置する(手順13)。ドライフルーツの具体的な配置は任意に定めてよいが、本実施例ではクルミの直上にイチゴを、その上にイチジクを配するものとする。
羊羹生地1を作成する(手順14)。羊羹生地1は、水に寒天の素を溶かし、餡と甘味料(本実施例では黒砂糖)を加えたものである。さらに、ドライフルーツ3を浸潤したラム酒を加えてもよい。
なお、羊羹生地1の作成(手順14)は、クルミ2及びラム酒に浸潤したドライフルーツ3の配置(手順11〜13)と並行して行うことができる。手順14は、必ずしも手順11〜13の後に行わなくてもよい。
その後、羊羹生地1を羊羹舟に充填する(手順15)。
図2は、羊羹の内部を示す図である。上記の手順によって羊羹生地1、クルミ2、イチジク3a、イチゴ3bを羊羹舟4に入れた状態の断面図である。
羊羹生地1が羊羹舟4に充填され、クルミ2が下方に、ドライフルーツ3(イチジク3a及びイチゴ3b)が上方に配されている。
クルミ2の不整形状により、クルミ2とイチゴ3bとの間に羊羹生地1が流れ込む。
ドライフルーツ3は羊羹舟に接することが少なく、羊羹生地1を固化させた際に果汁及びラム酒があまり滲出せずに内部に残る。
その後、羊羹生地を冷却して固化させる(手順16)ことで、羊羹が完成する。
図3は、食べる際に切断された羊羹を示す図である。図2におけるC線の断面が露出している。羊羹舟4から取り出した状態であり、図2とは上下が逆である。ドライフルーツ3(イチジク3a及びイチゴ3b)とクルミ2とが大きな面積を占める。イチジク3aの白色系の果肉部分及びイチゴ3bの赤色系の果肉部分が、茶色系の羊羹生地(餡)の中で目立ち、視覚的に、テリーヌのように優れたものとなる。
ドライフルーツ3は、図で大きな面積を占めているように、羊羹生地に接していない果肉部が多い。果肉の食感、果汁及びラム酒の香味を感じることができる。
以上詳細に説明したように、本実施例の羊羹は、イチジク3a及びイチゴ3bが果実形状を保ち刻まれていないので、フルーツ本来の味覚を感じることができる。ラム酒に浸潤させて戻されており、アルコールによって引き締まった味覚となる。クルミ2の歯ごたえによってイチジク3a及びイチゴ3bの味が引き立つ。
イチジク3a及びイチゴ3bが、羊羹舟にあまり接することなく、羊羹全体の中で十分な大きさを占めており、フルーツとラム酒の香味を感じることができる。また、比較的柔らかくて噛み切りやすいクルミ2によって、歯ごたえを感じつつも、羊羹生地1の甘味及びドライフルーツ3の香味を堪能することができる。
サトウキビ由来である黒砂糖及びラム酒が使用されており、植物性の味覚が、ドライフルーツ果肉の味覚とマッチする。共にサトウキビ由来である黒砂糖及びラム酒によって、ドライフルーツ3と羊羹生地1の味覚がマッチする。
本考案の羊羹は、出願人が実験したところ、パンと合わせても美味であることが確認された。フルーツを具材として含有させたパン、クルミを具材として含有させたクルミパン、餡を中央に封入した「あんぱん」が広く知られていることから、妥当な結果である。
なお、出願人の実験によれば、黒砂糖に替えてブラウンシュガーを用いたものも、同様に美味であった。
更に、図3に示したとおり、カラフルで、視覚的にも優れたものである。
フルーツを入れた羊羹であって、味覚に優れ、かつ、羊羹を食べる際に切断したとき視覚的に優れたものである。多くの個人及び飲食店による利用が期待される。
1 羊羹生地
2 ナッツ(クルミ)
3 ドライフルーツ
3a イチジク
3b イチゴ
4 羊羹舟

Claims (7)

  1. 全粒形状のナッツと、酒類に浸潤させ刻まれていないフルーツとを羊羹生地に含有させたことを特徴とする、羊羹。
  2. 前記フルーツがドライフルーツであることを特徴とする、請求項1に記載の羊羹。
  3. 前記フルーツがイチジク及びイチゴのいずれか一方又は両方であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の羊羹。
  4. 前記ナッツがクルミであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の羊羹。
  5. 前記羊羹生地に黒砂糖を含有することを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項の記載の羊羹。
  6. 前記酒類がラム酒であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の羊羹。
  7. 液状の前記羊羹生地を注入した羊羹舟の下方に前記ナッツを配し、上方に前記ドライフルーツを配して、前記羊羹生地を固化したものであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の羊羹。
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