JP3198695U - 根菜類の除毛装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転体への取付け、交換を容易に行うことができ、さらに、根菜類の太さに応じて、環状弾性体と根菜類の接触圧を最適な状態にすることができる根菜類の除毛装置を提供する。【解決手段】根菜類の除毛装置1であって、所定の間隔を置いて並設された一対の回転除毛部4と、前記一対の回転除毛部4のそれぞれに、所定の間隔を置いて対向して配設された一対の回転体6と、前記回転体6の外周部に設けられた環状弾性体掛止手段7と、該環状弾性体掛止手段7に掛止されて、前記一対の回転体6間に張架された環状弾性体9と、を備え、前記環状弾性体掛止手段7には、前記環状弾性体9が掛止される位置を選択的に調整できる掛止位置調整部が形成されていることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、牛蒡、大根等の根菜類の除毛装置に関するものである。
従来、牛蒡、大根等の根菜類の除毛装置として、特許文献1〜3に示す装置がある。特許文献1に記載の根菜類の根毛および付着土除去装置は、回転軸と一体に回転する左右一対の円形体の周部間に、伸縮性に富む帯と非伸縮性の紐とを適当間隔毎に張ってなる回転体と、この回転体を所定の回転数を保って回転駆動する動力装置とを備えて構成されており、この回転体の上にごぼう等の根菜類を載せるのみで、遠心力で外方に膨出状に張り出す伸縮性に富む帯と非伸縮性の紐とで主根部の表面を擦り、もって、根毛は主として伸縮性に富む帯による摩擦むしり作用により、効率よく確実に除去することができる、さらに、付着土は伸縮性に富む帯による衝撃作用に加えて非伸縮性の紐による非衝撃性の適度な摩擦作用により、主根部の表面を傷つけることなく、叩き落とすように払拭して、完全に除去することができるものである。
特許文献2に記載の根毛切除機は、一対の円板を適宜間隔を置いて対設し、これら円板間に一定のたるみを持たせて強靱な糸条の両端を結着し、これら円板を回転軸に装着した回転切除部を2組準備し、これら回転切除部を間隔を置いて設置して成り、これら回転切除部の回転によって遠心力で張られる前記糸条間に根毛を除去すべき根菜類を挿入してこれら切除糸条により根毛を切除させるものであり、根毛類をまっすぐに挿入する一回の動作だけで、前記糸条により一挙に根毛の除去を行うことが可能であって、根菜類を手でひねる等の特別な動作を要しないものである。
特許文献3に記載の根菜類の毛根取り装置は、駆動装置によって回転される回転軸を中心部に挿着した回転体の外周には回転方向に間隔をおいて平行となる軸方向のてぐすを両端緊着により多数張架し、前記回転体の前後には大根等の根菜類をまたがらせて載置し移動させることができるロールを架設して構成され、各てぐすを張架した回転体駆動装置により回転させるとともに、両ロールにまたがらせて移動させる根菜類をてぐすに接触させることにより根菜類の毛根を良好に取ることができ、全体を小形にして容易に持ち運びができるようにすることもでき、簡単な構造にして好適に実施できるものである。
しかしながら、上記特許文献1には、伸縮性に富む帯4をどのようにして一対の円形体3,3に取り付けるのか明記されておらず、第1図及び第3図からは、帯4を円形体3,3の周部や輻に巻回して取り付けられているものと推量され、例えば、帯4が切断した際の交換は、帯4の残った巻回部分を取り外し、交換用の帯4を巻回して取り付けなければならず、交換作業が面倒である。
上記特許文献3には、「各てぐす(2)の両端部(2a)(2b)を円板(8)(8)の外周側に緊着し、各てぐす(2)を取替えてそれぞれ張架できるように装設して構成する」とあるが、「緊着」、つまり、ぴったりとくっつけられた各てぐす(2)の両端部(2a)(2b)を取り替えることは、非常に手間がかかるものと推量される。てぐす(2)が切断した際の交換作業も、同様に、非常に手間がかかるものと推量される。
これに対し、上記特許文献2には、「前記糸条3が切断した際に交換が容易であるように、この糸条3には両端部においてループ状の端部3’を形成し、これら端部3’を円板1,2の周縁部に形成したフック部(図示せず)に引掛けるようにすることが望ましい」と記載されており、交換作業は、特許文献1及び3に比べ簡単であるが、専用の「両端部においてループ状の端部3’を形成した糸条3」を作成しなければならず、その分経費がかかる。
ところで、回転体に張架された糸状部材を用いて根菜類の根毛を除去する装置は、糸状部材と根菜類の接触圧に応じて除毛の効果が異なる、つまり、接触圧が強ければ除毛の効果が大きくなり、接触圧が弱ければ除毛の効果が小さくなる。同じ接触圧の場合、根菜類が太い場合は接触圧が強くなり、根菜類が細い場合は接触圧が弱くなる。したがって、根菜類の太さに応じて、最大の除毛効果を得るために接触圧の調整が必要となるが、上記特許文献1〜3には、接触圧の調整については何ら考慮されていない。
上記の特許文献1において、接触圧を調整するには、帯4の緩みを調整すればよいが、そのためには巻回部分を一旦解いて帯4の長さを調整してまた巻回し直さなければならず、作業に手間がかかる。上記の特許文献2については、糸条3の長さを調整し直してループ状の端部3‘を再形成するか、フック部の取付け位置を変更するかしなければならず、作業に手間がかかる。上記の特許文献3においては、てぐす(2)の円板(8)(8)の緊着部の取付け位置を変更することは現実的に困難である。
本考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、回転体に張架する糸状部材として、例えば汎用品の輪ゴムのような環状弾性体を用いることで、回転体への取付け、交換を容易に行うことができ、さらに、根菜類の太さに応じて、環状弾性体の回転体への取付位置を選択的に調整することで、環状弾性体と根菜類の接触圧を最適な状態にすることができる根菜類の除毛装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、根菜類の除毛装置であって、所定の間隔を置いて並設された一対の回転除毛部と、前記一対の回転除毛部のそれぞれに、所定の間隔を置いて対向して配設された一対の回転体と、前記回転体の外周部に設けられた環状弾性体掛止手段と、該環状弾性体掛止手段に掛止されて、前記一対の回転体間に張架された環状弾性体と、を備え、前記環状弾性体掛止手段には、前記環状弾性体が掛止される位置を選択的に調整できる掛止位置調整部が形成されていることを第1の特徴とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、前記根菜類の除毛装置であって、前記一対の回転体を回転駆動する回転軸を備え、前記環状弾性体の張架された方向が、前記回転軸の軸方向に対して所定の傾斜角度を形成するように、前記環状弾性体が前記環状弾性体掛止手段に掛止されていることを第2の特徴とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、前記根菜類の除毛装置であって、前記掛止位置調整部は、前記環状弾性体掛止手段に形成された複数の掛止溝で構成され、前記環状弾性体は、前記複数の掛止溝の少なくともいずれか一つの掛止溝に掛止されていることを第3の特徴とする。
本考案によれば、牛蒡、大根等の根菜類の除毛装置において、回転体に張架する糸状部材として、例えば汎用品の輪ゴムのような安価な環状弾性体を用いることで、回転体への取付け、交換を容易に行うことができ、さらに、根菜類の太さに応じて、環状弾性体の回転体への取付位置を選択的に調整することで、環状弾性体と根菜類の接触圧を最適な状態にして最大の除毛効果を得ることができるので、根菜類の除毛の作業効率の向上、品質の向上、経費節減という効果を奏する。
以下、本考案の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、下記の実施形態は、本考案を具現化したに過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
図1〜図5に示すように、本考案の実施形態の根菜類の除毛装置1は、フレーム2と、電動機3と、並設された一対の回転除毛部4,4とから概ね構成されている。電動機3はフレーム2に固定的に螺設されているが、一対の回転除毛部4,4は、互いの離間距離を可変することができるようにフレーム2に螺設されている。
一対の回転除毛部4,4は、同じ構成であるので、一方の回転除毛部4について説明すると、回転除毛部4は、回転軸5と一体回転する一対の円形回転体6,6が所定の間隔を置いて対向して配設され、それぞれの円形回転体6の外周部には、複数の環状弾性体掛止手段7が放射状に突出して設けられている。環状弾性体掛止手段7には、環状弾性体9の掛止位置を選択的に調整できる掛止位置調整部が設けられており、この掛止位置調整部は、環状弾性体掛止手段7の突出方向に沿って異なる位置に形成された複数の掛止溝8で構成されている。本実施形態では、環状弾性体掛止手段7として、汎用の螺子が、円形回転体6の外周に螺挿されている。螺子は、ビス、ボルト等でもよく、螺子、ビス、ボルト等のネジ部に螺旋状に設けられている「ねじ溝」が掛止溝8として機能する。掛止溝8は、螺子頭部直下から、回転体に螺挿されているネジ部末端(不図示)まで螺旋状に形成されている。この螺旋状の溝に代えて、複数の環状の溝を有する環状弾性体掛止手段を設けてもよい。この掛止溝8各々に汎用の輪ゴム等の環状弾性体9が掛止されることで、一対の円形回転体6,6間に複数の環状弾性体9が張架される構成となっている。なお、一つの環状弾性体掛止手段7に掛止される環状弾性体9の数は少なくとも一つ以上であればよい。
この環状弾性体9は、回転軸5の軸方向と平行に張架されている。言い換えれば、環状弾性体9の張架された方向は、図2に矢印a1で示す根菜類Bの挿入方向と直交している。回転軸5は、一対の軸受け部10,10に回転自在に支承されている。なお、円形回転体6,6間の離間距離も可変できるように構成してもよい。
本実施例において、回転体としての円形回転体6は、直径の異なる二つの鍔状回転体が一体形成された構成をなしているが、特に形状は限定されず、例えば、一つの鍔状回転体であってもよい。
電動機3と円形回転体6は、円形回転体6と軸受け部10との間に回転軸5と一体回転するように設けられた駆動プーリー11を介して、伝動ベルト12によって連動され、電動機3が駆動されると、伝動ベルト12によって駆動プーリー11が回転し、同時に回転軸5及び円形回転体6も駆動プーリー11と一体的に回転する。逆回転にすることも可能である。円形回転体6の回転数は、電動機3によって制御され所定の回転数に保たれており、この回転数は、電動機3にインバータを接続することで所望の回転数に可変である。駆動プーリー11,11間には、ガイドプーリー13が設けられている。
軸受け部10は、汎用のピロー軸受けユニット、又は、ベアリングユニット等で容易に構成され、この軸受け部10の螺設部を所定の位置に変更することでも、回転除毛部4、4の離間距離を調整する、つまり、張架された環状弾性体9と根菜類Bとの接触圧を調整することができる。
伝動ベルト12は、駆動プーリー11,11が互いに逆回転するように巻架されている。したがって、電動機3側に配設されている駆動プーリー11と一体回転する一対の円形回転体6,6と、前記プーリー11に対設されているプーリー11と一体回転する一対の円形回転体6,6とは、通常の除毛作業時は、除毛された根菜類Bの根毛が除毛装置1の下方に落下するように、図2,図4に矢印a2,a3で示す回転方向に回転される。
このように構成された根菜類の除毛装置1において、電動機3を駆動し、一方の回転除毛部4の円形回転体6,6と、他方の回転除毛部4の円形回転体6,6とが、互いに内側方向(図2,図4に矢印a2,a3で示す方向)に逆向きに回転している状態、つまり、一方の回転除毛部4の円形回転体6,6間に張架された環状弾性体9と、他方の回転除毛部4の円形回転体6,6間に張架された環状弾性体9とが、互いに内側方向(図2,図4に矢印a2,a3で示す方向)に逆向きに回転している状態で、牛蒡、大根等の根菜類Bを除毛装置1の上方から図2に矢印a1で示す方向に沿って挿入すると、円形回転体6,6間に張架された環状弾性体9と挿入された根菜類Bとが接触し、接触圧によって根菜類の根毛が除去、すなわち除毛されることになる。なお、この接触圧は、環状弾性体9の張力や、環状弾性体9と根菜類との表面摩擦力にも関係している。つまり、接触圧が大きくなるように調整すれば、張力も大きくなり、表面摩擦力も大きくなるし、接触圧が小さくなるように調整すれば、張力も小さくなり、表面摩擦力も小さくなる。
ここで、上述したように、除毛する根菜類の太さによって、環状弾性体9の接触圧が変わるので、最大の除毛効果を得るためには、接触圧の調整が必要であるが、本実施形態において、環状弾性体9として汎用の輪ゴムを使用することで、この調整は、環状弾性体9が掛止される環状弾性体掛止手段7の掛止溝8の位置を変えるだけで容易に行うことができる。そして、輪ゴムが切れた際の交換作業も極めて容易に行うことができる。また、安価な輪ゴムを用いることで、経費節減の効果も奏する。なお、環状弾性体9が掛止される掛止溝8の位置を変更する代わりに、環状弾性体9と掛止溝8の掛止位置は一定のままで、環状弾性体掛止手段7の螺挿位置、つまり、環状弾性体掛止手段7を円形回転体6に螺挿する深さ(ねじ深さ)を変更しても、効果は同じである。また、接触圧を掛止位置や螺挿位置で調整できない場合は、環状弾性体掛止手段7の長さ自体を変更してもよい。さらに輪ゴムの太さを変えて、接触圧を調整してもよい。なお、環状弾性体9の構成材料は輪ゴムに限定されず、環状に形成された高弾性限界・低弾性率の弾性材料であればよい。
ここで、除毛作業においては、除毛される根菜類は、根菜の種類毎あるいは一定の範囲の太さ毎に複数のグループに分けられ、各グループ毎に接触圧が調整されることで、作業効率が向上する。
ここで、除毛作業においては、除毛される根菜類は、根菜の種類毎あるいは一定の範囲の太さ毎に複数のグループに分けられ、各グループ毎に接触圧が調整されることで、作業効率が向上する。
(第1変形例)
図6は、除毛装置の第1の変形例を示す全体斜視図である。本変形例では、根菜類除毛装置20は、上述した根菜類除毛装置1のフレーム2の天面全体に矩形上の木製板14を取り付け、根菜類が挿入可能なように、回転除毛部4,4の上方部分の木製板14に矩形状の開口部15を形成し、開口部15に根菜類の挿入ガイド板16を取付けたものである。このように構成することで、木製板14上に載置した未処理の根菜類を、開口部15から順次挿入することで、根菜類の除毛作業の効率が向上する。なお。このとき、フレーム2の下部に除毛した根毛の受け部を設けるとよい。また、フレーム2の側面には、図示するように安全のため透明の樹脂板17を設け、伝導ベルト12、環状弾性体9等の内部構成の状態が視認できるようにするとよい。また、木製板14がフレーム2から外れたときは、電動機3が停止するように構成してもよい。なお、挿入ガイド板16も透明の方が、内部が視認できるので安全である。
図6は、除毛装置の第1の変形例を示す全体斜視図である。本変形例では、根菜類除毛装置20は、上述した根菜類除毛装置1のフレーム2の天面全体に矩形上の木製板14を取り付け、根菜類が挿入可能なように、回転除毛部4,4の上方部分の木製板14に矩形状の開口部15を形成し、開口部15に根菜類の挿入ガイド板16を取付けたものである。このように構成することで、木製板14上に載置した未処理の根菜類を、開口部15から順次挿入することで、根菜類の除毛作業の効率が向上する。なお。このとき、フレーム2の下部に除毛した根毛の受け部を設けるとよい。また、フレーム2の側面には、図示するように安全のため透明の樹脂板17を設け、伝導ベルト12、環状弾性体9等の内部構成の状態が視認できるようにするとよい。また、木製板14がフレーム2から外れたときは、電動機3が停止するように構成してもよい。なお、挿入ガイド板16も透明の方が、内部が視認できるので安全である。
(第2変形例)
図7は、除毛装置の第2の変形例を示す要部拡大図である。本変形例の回転除毛部40が、回転除毛部4と異なる点は、環状弾性体49の張架された方向が、回転軸5の軸方向に対して所定の傾斜角度を有するように、環状弾性体49が掛止溝8に掛止されている点である。本発明者は、このように環状弾性体49を張架することで、除毛の効果が向上することを見いだした。なお、隣接する環状弾性体49を交差させるように張架してもよい。
図7は、除毛装置の第2の変形例を示す要部拡大図である。本変形例の回転除毛部40が、回転除毛部4と異なる点は、環状弾性体49の張架された方向が、回転軸5の軸方向に対して所定の傾斜角度を有するように、環状弾性体49が掛止溝8に掛止されている点である。本発明者は、このように環状弾性体49を張架することで、除毛の効果が向上することを見いだした。なお、隣接する環状弾性体49を交差させるように張架してもよい。
なお、以下のような変形例であってもよい。
(1)接触圧の調整のために、環状弾性体としての輪ゴムの太さを適宜変更する。
(2)フレームの下部にキャスターを設け、除毛装置の移動が容易にできるようにする。
(3)安全のため、除毛装置の緊急停止手段を設ける。
(4)安全のため、作業クラッチを設け、電動機が回転しているときに円形回転体の回転を止めるようにする。
(1)接触圧の調整のために、環状弾性体としての輪ゴムの太さを適宜変更する。
(2)フレームの下部にキャスターを設け、除毛装置の移動が容易にできるようにする。
(3)安全のため、除毛装置の緊急停止手段を設ける。
(4)安全のため、作業クラッチを設け、電動機が回転しているときに円形回転体の回転を止めるようにする。
1,20 根菜類の除毛装置
2 フレーム
3 電動機
4,40 回転除毛部
5 回転軸
6 円形回転体
7 環状弾性体掛止手段
8 掛止溝
9、49 環状弾性体
10 軸受け部
11 駆動プーリー
12 伝動ベルト
13 ガイドプーリー
14 木製板
15 開口部
16 挿入ガイド板
17 樹脂板
2 フレーム
3 電動機
4,40 回転除毛部
5 回転軸
6 円形回転体
7 環状弾性体掛止手段
8 掛止溝
9、49 環状弾性体
10 軸受け部
11 駆動プーリー
12 伝動ベルト
13 ガイドプーリー
14 木製板
15 開口部
16 挿入ガイド板
17 樹脂板
Claims (3)
- 所定の間隔を置いて並設された一対の回転除毛部と、
前記一対の回転除毛部のそれぞれに、所定の間隔を置いて対向して配設された一対の回転体と、
前記回転体の外周部に設けられた環状弾性体掛止手段と、
該環状弾性体掛止手段に掛止されて、前記一対の回転体間に張架された環状弾性体と、
を備え、
前記環状弾性体掛止手段には、前記環状弾性体が掛止される位置を選択的に調整できる掛止位置調整部が形成されている
ことを特徴とする根菜類の除毛装置。 - 前記一対の回転体を回転駆動する回転軸を備え、
前記環状弾性体の張架された方向が、前記回転軸の軸方向に対して所定の傾斜角度を形成するように、前記環状弾性体が前記環状弾性体掛止手段に掛止されている
ことを特徴とする請求項1に記載の根菜類の除毛装置。 - 前記掛止位置調整部は、前記環状弾性体掛止手段に形成された複数の掛止溝で構成され、
前記環状弾性体は、前記複数の掛止溝の少なくともいずれか一つの掛止溝に掛止されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の根菜類の除毛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002202U JP3198695U (ja) | 2015-05-01 | 2015-05-01 | 根菜類の除毛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015002202U JP3198695U (ja) | 2015-05-01 | 2015-05-01 | 根菜類の除毛装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3198695U true JP3198695U (ja) | 2015-07-16 |
Family
ID=53673621
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3198695U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7142996B1 (ja) * | 2022-03-16 | 2022-09-28 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 葉茎菜類の下葉処理機 |
CN117484563A (zh) * | 2023-11-15 | 2024-02-02 | 临沂市农业科学院 | 一种可调式丹参切段粉碎装置 |
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2015
- 2015-05-01 JP JP2015002202U patent/JP3198695U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
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CN117484563A (zh) * | 2023-11-15 | 2024-02-02 | 临沂市农业科学院 | 一种可调式丹参切段粉碎装置 |
CN117484563B (zh) * | 2023-11-15 | 2024-05-03 | 临沂市农业科学院 | 一种可调式丹参切段粉碎装置 |
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