JP3198604B2 - 継続スケジュール管理システム - Google Patents

継続スケジュール管理システム

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JP3198604B2
JP3198604B2 JP9787692A JP9787692A JP3198604B2 JP 3198604 B2 JP3198604 B2 JP 3198604B2 JP 9787692 A JP9787692 A JP 9787692A JP 9787692 A JP9787692 A JP 9787692A JP 3198604 B2 JP3198604 B2 JP 3198604B2
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケジュール管理シス
テムに関し、詳しくは種々のタスク(仕事)を資源(例
えば装置、場所、人など)に時間軸上の競合なく割り付
けるスケジューリングにおいて、以前に立案したスケジ
ュール案を管理し、次回の立案時に既割り付けスケジュ
ールの情報として利用できるようにした継続スケジュー
ル管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを援用し、種々のタスクを
時間軸上に割り付けるスケジュール管理システムはよく
知られている。さてこのようなシステムでのスケジュー
リング問題は、ある期間内において所定の開始時刻から
タスクを資源に割り付けるという問題である。このよう
な作業は通常スケジュール期間に応じて定常的に繰り返
し行なわれる。例えば図5に示すように複数のスケジュ
ールS1,S2,S3が互いに重複(この場合部分的に
重複)して存在するような場合において、スケジューリ
ング作業はスケジュールの重複部分を含む対象期間(
えば時刻Aから時刻Bまで)に対して行なわれるが、そ
の場合前回立案したスケジュール案での割り付け状態が
立案の初期状態として利用されることになる。また、ス
ケジュール開始時刻において資源の状態を設定すること
により、スケジュールの資源の状態をシミュレーション
したい場合がある。この場合初期値を推定することにな
るが、そのためにも前回までのスケジュール結果は必要
となる。このように、スケジューリング結果は継続スケ
ジューリング作業には欠かすことのできないものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムではこれらの情報を管理する機能を持っていな
いのが現状である。本発明の目的は、このような点に鑑
みてさなれたもので、繰り返し行なわれるスケジューリ
ング作業の結果を管理し、新規スケジュール立案の際に
タスク割り付け初期状態を生成すると共に、スケジュー
ル対象の資源のスケジュール開始時刻における状態をシ
ミュレーションにより推定することのできる機能を有す
る継続スケジュール管理システムを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、立案したスケジュール単位でスケ
ジュールデータを管理するが、時間的な整合性を保つた
めにスケジュールデータの登録および削除機能を有する
スケジュール管理部と、スケジュールデータのファイル
への登録および削除を行なうと共に、そのファイルから
スケジュール案を再構成する機能を有するファイル入出
力部と、タスク割り付け初期状態および開始時刻におけ
る初期状態の推定のために、ある期間のスケジュールの
切り出しを行なうと共に、個々のスケジュールからの切
り出しおよびマージの機能を有するスケジュール切り出
し部と、このスケジュール切り出し部からのスケジュー
ル情報と現在の資源の状態からシミュレーションにより
スケジュール開始時刻の初期値を推定する状態推定部を
備える。
【0005】
【作用】スケジュール管理部ではスケジュール単位でス
ケジュール開始時刻による世代管理を行なう。ファイル
へのスケジュールの登録および削除を必要とする場合は
ファイル入出力部を通して行なう。スケジュール切り出
し部では、タスク割り付け初期状態および開始時刻にお
ける初期状態の推定のために、ある期間のスケジュール
の切り出しを行なう。状態推定部では、スケジュール切
り出し部により切り出されたスケジュール情報および現
在の資源の状態から、シミュレーションにより開始時刻
の初期値を推定する。
【0006】
【実施例】以下本発明を詳細に説明する。本発明は、立
案したスケジュールを管理する機能と、それらの個々の
スケジュールのファイル入出力機能と、個々のスケジュ
ールから必要な期間のスケジュールを切り出す機能と、
新規スケジュールのスケジュール開始時刻の状態を推定
する機能を有する。図1は本発明に係る継続スケジュー
ル管理システムの機能ブロック構成例である。
【0007】図において、1はスケジュール管理部であ
り、立案したスケジュール単位でスケジュール開始時刻
による世代管理を行なう。開始時刻で昇順にソートさ
れ、その順で連続性が保証されている。2はファイル入
出力部である。スケジュール案はタスク間の複雑な関係
で構成されており、これらをファイルへ出力する機能
と、そのファイルからスケジュール案を再構成する機能
を有する。3はスケジュール切り出し部である。ここで
はタスク割り付け初期状態および開始時刻における初期
状態の推定のために、ある期間のスケジュールの切り出
しを行なう。そしてこの切り出し部は、個々のスケジュ
ールからの切り出しおよびマージする機能をも有する。
4は状態推定部であり、初期状態を推定する機能を有す
る。スケジュール切り出し部3により切り出されたスケ
ジュール情報すなわち各資源の状態情報のある時刻(例
えば現在:その状態は観測できる)からスケジュール開
始時刻までのスケジュール情報、および現在の資源の状
態から、シミュレーションにより開始時刻の初期値(例
えば、資源が貯蔵装置であれば、開始時刻における貯蔵
量など)を推定するものである。
【0008】このような構成における動作を次に説明す
る。スケジュール管理部1では、文字ファイルとして
録されている過去のスケジュールデータを管理する。時
間的な整合性を保つために新たにスケジュールデータを
登録する際には、その開始時刻以降の開始時刻のスケジ
ュールデータが登録されていないかをチェックする。ス
ケジュールの削除や登録は、ファイル入出力部2を通じ
て行なう。スケジュール管理部1での動作を更に詳しく
説明する。図2はスケジュール登録に係る動作フロー、
図3はスケジュール削除に係る動作フローである。スケ
ジュール登録については、次の通りである。確定スケ
ジュールファイルがあるかどうかをチェックし、ない場
合はそれを登録する。確定スケジュールファイルが
場合は、最新確定スケジュールの開始日時と登録スケ
ジュールの開始日時を比較し、登録スケジュールの開始
日時の方が最新であれば登録し、そうでない場合は登録
しない。
【0009】他方スケジュール削除は、最新のものか最
古のものに対してのみ行なわれ、次の通りである。 最新の場合は、スケジュールに含まれるタスクを未ス
ケジュールタスクとマージし、その後当該ファイルを削
除する。 最古のファイルであれば、無条件に削除する。
【0010】ファイル入出力部2では、スケジュールデ
ータと文字ファイルの相互変換を行なう。スケジュール
切り出し部3では、スケジュール管理部1を通じて関連
データを取り出し、期間に応じたスケジュールの切り出
しを行なう。切り出されたスケジュールは、図4に示す
ように状態推定シミュレーション用およびスケジュール
継続情報として出力される。更に詳しく説明すると次の
通りである。例えば図5のような関係にあるスケジュー
ルを例にとる。各世代のスケジュールには各々開始時刻
にかかる仕掛かりタスクを含むものとする。期間Aから
Bまでのスケジュールを切り出すためには、スケジュー
S1,S2,S3がその対象となる。まずスケジュー
ルS1を取り出し、期間Aより以前に終了するタスクを
スケジュールS1から削除する。更にスケジュールS2
の開始時刻以降、あるいはそれにかかっているタスクを
スケジュールS1から削除する。そしてスケジュールS
2についても同様に取り出す。すなわち、スケジュール
S2を取り出し、スケジュールS3の開始時刻以降ある
いはそれにかかっているタスクをスケジュールS2から
削除する。そして、期間A以前の不要なタスクと、スケ
ジュールS2と重複している期間で不要なタスクとを除
去したスケジュールS1に対して、スケジュールS3と
重複している期間で不要なタスクを除去したスケジュー
ルS2をマージする。マージに際しては、同一タスクを
含む場合の削除も行う。タスクの開始時刻が異なる場合
はマージする前のスケジュールに重複して存在する場合
があり、その場合はどちらかを削除する。その後更にス
ケジュールS3をマージし、かつ期間B以降に始まるタ
スクをマージしたスケジュールから除去する。以上の動
作を図6の具体例を用いて更に詳しく説明する。まず、
スケジュールS1を対象とし、同図(a)に示す期間A
より以前に終了するタスク(T1)をスケジュールS1
から削除する。更にスケジュールS2の開始時刻以降あ
るいはそれにかかっているタスク(T3,T5)をスケ
ジュールS1から削除する。次に、スケジュールS2を
取り出し、スケジュールS3の開始時刻以降あるいはそ
れにかかっているタスク(T6,T7)をスケジュール
S2から削除する。上記のようにして不要なタスクが除
去されたスケジュールS1(T2,T4が含まれる)に
対して、上記のようにして不要なタスクの除去されたス
ケジュールS2(T2,T3,T5が含まれる)をマー
ジする。マージに際しては、同一タスクを含む場合どち
らかのタスクを削除する。この場合はタスクT2が重複
しており、スケジュールS1のタスクT2を削除する。
マージ後のタスクはT2,T3,T4,T5となる。
の後更にスケジュールS3をマージし(マージ後のタス
クは、T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T
9,T10となる)、かつ期間B以降に始まるタスク
(T10)をこのスケジュールから除去する。以上のよ
うにして、同図(b)に示すように、タスクT2,T
3,T4,T5,T6,T7,T8,T9が切り出され
る。
【0011】このようにして対象期間内で重複のない、
すなわち時間軸上で競合しないスケジュールの切り出し
が行なわれる。状態推定部4では、その切り出されたス
ケジュールの情報と現在の資源の状態から、スケジュー
ル開始時刻の初期値をシミュレーションにより推定す
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スケジュール管理機能、ファイル入出力機能、スケジュ
ール切り出し機能、状態推定機能により、継続スケジュ
ールにおけるタスク割り付け初期状態の生成および開始
時刻における資源の初期推定値を容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る継続スケジュール管理システムの
機能構成の一例を示す構成図である。
【図2】スケジュール登録の動作フローを示す図であ
る。
【図3】スケジュール削除の動作フローを示す図であ
る。
【図4】切り出しスケジュール情報の出力先を示す説明
図である。
【図5】スケジュール切り出しを説明するための説明図
である。
【図6】スケジュール切り出しを説明するための具体的
説明図である。
【符号の説明】
1 スケジュール管理部 2 ファイル入出力部 3 スケジュール切り出し部 4 状態推定部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立案したスケジュール単位でスケジュール
    データを管理するものであって、時間的な整合性を保つ
    ためにスケジュールデータの登録および削除機能を有す
    るスケジュール管理部と、 前記スケジュールデータのファイルへの登録および削除
    を行なうと共に、そのファイルからスケジュール案を再
    構成する機能を有するファイル入出力部と、 タスク割り付け初期状態および開始時刻における初期状
    態の推定のために、ある期間のスケジュールの切り出し
    を行なうと共に、個々のスケジュールからの切り出しお
    よびマージの機能を有するスケジュール切り出し部と、 このスケジュール切り出し部からのスケジュール情報と
    現在の資源の状態からシミュレーションによりスケジュ
    ール開始時刻の初期値を推定する状態推定部を具備し、
    新規スケジュール立案の際にはタスク割り付け初期状態
    を生成すると共にスケジュール対象の資源のスケジュー
    ル開始時刻における状態をシミュレーションにより推定
    するようにしたことを特徴とする継続スケジュール管理
    システム。
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